JP2002149202A - 監視制御装置の機器制御方法 - Google Patents

監視制御装置の機器制御方法

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JP2002149202A
JP2002149202A JP2000341486A JP2000341486A JP2002149202A JP 2002149202 A JP2002149202 A JP 2002149202A JP 2000341486 A JP2000341486 A JP 2000341486A JP 2000341486 A JP2000341486 A JP 2000341486A JP 2002149202 A JP2002149202 A JP 2002149202A
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mouse operation
mouse
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JP2000341486A
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Masayuki Taniguchi
雅之 谷口
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウスを用いた制御操作の「慣れ」等による
誤制御を確実に防止して監視制御装置の制御操作の信頼
性を向上する。 【解決手段】 監視制御装置(遠方監視制御装置1)に
より、マウス操作による設備7の被制御機器の選択及び
制御指令の入力を受付け、マイクロホン2fから音声入
力された制御指令を認識してマウス操作の制御指令と音
声入力の制御指令とが一致するか否かを判別し、マウス
操作による入力の受付けから所定の制限時間内にマウス
操作の制御指令と同一の制御指令の音声入力があったと
きにのみ、マウス操作により選択された被制御機器を同
一の制御指令によって制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の設備の監視
制御装置による機器制御方法に関し、詳しくは、マウス
を用いた制御操作の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力設備,水処理設備,道路設
備、更には種々のプラント設備やビル設備等において
は、遠方監視制御装置等の監視制御装置により、監視制
御対象設備の各所の遮断器,ポンプ,弁等の制御機器の
状態表示信号やセンサ等の情報を収集して設備の状態を
監視し、監視所(管理所)等の監視制御用のCRT,液
晶パネル等のモニタ表示装置に、各制御機器をシンボル
表示した設備の系統図等のグラフィック画面を、監視画
面として表示する。
【0003】そして、設備の各制御機器をオペレータに
より制御操作する場合、マウス操作により、まず、その
カーソルを前記グラフィック画面の所望の制御機器の位
置に移動してクリックし、その制御機器を被制御機器と
して選択する。
【0004】このクリックによる選択が、監視所等に設
けられた監視制御装置のコンピュータ構成の親局装置に
受付けられると、グラフィック画面の被制御機器の位置
に制御ボックスのウインドウ画面が表示される。
【0005】そして、この制御ボックスのウインドウ画
面は、入/切,運転/停止等のその被制御機器の制御指
令の選択画面であり、マウス操作により、制御ボックス
の所用の制御指令の項目をクリックすると、その制御指
令が親局装置に受付けられて入力される。
【0006】そして、監視所の親局装置から現場の子局
装置に、受付けた被制御機器の制御指令の情報が有線又
は無線で送られ、子局装置が、その被制御機器に対し
て、受信した制御指令の制御を行う。
【0007】なお、制御指令に基づく制御が実行される
と、被制御機器から子局装置を介して親局装置に返送さ
れた状態表示信号に基づき、前記のグラフィック画面の
被制御機器の色が変化し、この色の変化からオペレータ
又は制御の実行を確認する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の監視制御装
置の機器制御方法の場合、オペレータの制御操作がマウ
ス操作のみで行われるため、いわゆる「慣れ」により、
被制御機器の選択や制御指令の入力の確認がおろそかに
なって誤操作が生じ易く、重大な事故を引起こす問題点
がある。
【0009】本発明は、制御操作による制御指令の誤入
力を防止し、制御操作の信頼性を向上することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の監視制御装置の機器制御方法において
は、監視制御装置により、マウス操作による監視制御対
象設備の被制御機器の選択及び制御指令の入力を受付
け、マイクロホンから音声入力された制御指令を認識し
てマウス操作の制御指令と音声入力の制御指令とが一致
するか否かを判別し、マウス操作による前記入力の受付
けから所定の制限時間内に、マウス操作の制御指令と同
一の制御指令の音声入力があったときにのみ、選択され
た被制御機器を同一の制御指令によって制御する。
【0011】したがって、制御操作時、オペレータが、
マウス操作により被制御機器を選択してその制御指令を
入力しながら、マイクロホンによりその機器の制御指令
を音声入力すると、監視制御装置は、マウス操作で選択
された被制御機器及びその制御指令を受付けるととも
に、マイクロホンから入力された音声を認識処理して音
声入力された制御指令を認識する。
【0012】そして、マウス操作の受付けから所定の制
限時間内に、マウス操作で入力された制御指令と同一の
制御指令の音声入力があったときにのみ、換言すればマ
ウス操作の制御指令と音声入力の制御指令とが一致した
ときにのみ、選択された被制御機器にその制御指令の入
/切,運転/停止等の制御を行う。
【0013】そのため、マウス操作と音声入力とを組合
せた制御操作により二重に入力された制御指令が一致し
て制御指令が誤りなく入力されたときのみ、選択された
被制御機器に対してその制御が行われ、「慣れ」により
マウス操作で誤った制御指令を入力しても、マウス操作
の制御指令と音声入力の制御指令とが一致しない限り、
選択された被制御機器の制御が行われず、制御操作によ
る制御指令の誤入力が確実に防止され、この種の監視制
御装置の制御操作の信頼性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態につき、図
1〜図3を参照して説明する。図1は本発明が適用され
る遠方監視制御装置の全体構成を示し、破線で囲まれた
遠方監視制御装置1はイーサネット(登録商標)等のL
ANで構築されたオープンシステムに構築され、監視所
等に設けられた親局装置である、リアルタイム監視制御
用のCRT制御装置2は、システムバス3に接続され
る。
【0015】このシステムバス3は、CRT制御装置2
の他、通信用の伝送装置4及び図示省略されたシステム
内の管理用の制御装置や記録装置,印刷装置等が接続さ
れる。
【0016】さらに、伝送装置4に有線又は無線の伝送
路5を介して遠方の子局装置6が接続され、この子局装
置6は、CRT制御装置2からの指令等に基づき、監視
制御対象設備7の監視制御を実行する。
【0017】そして、監視制御対象設備7の各種センサ
の信号や状態表示の接点信号等の状態監視の各種信号
は、子局装置6に取込まれ、伝送路5を介して伝送装置
4に送られ、この伝送装置4の状態監視の各種信号がシ
ステムバス3を介してCRT制御装置2に取込まれる。
【0018】つぎに、制御装置2は図2に示すように形
成され、そのCPU,メモリ等を内蔵した本体処理部2
aは、監視制御のモニタ表示装置としてのCRT2b,
キーボード2c,マウス2dが接続され、外部音声信号
入力ボード2eが組込まれ、入力ボード2eのマイク入
力端子2e’にマイクロホン2fが接続される。
【0019】そして、監視所等のオペレータは、CRT
2bの表示画面をみながら、必要に応じてマウス2dを
移動,クリックし、マウス操作を行う。
【0020】また、本体処理部2aは、監視制御のソフ
トウェア(プログラム)が組込まれるとともに、フレキ
シブルディスク、CD等の記録媒体2gの音声認識処理
のソフトウェアがインストールされて組込まれ、例え
ば、ウインドウズ(Windows)を基本OSとして
それらのソフトウェアのプログラムを実行し、つぎに説
明する監視制御処理を行う。この監視制御処理は、例え
ば、表示処理,監視処理及び制御処理を組合せた処理で
ある。
【0021】そして、表示処理により、本体処理部2a
は、メモリ等に保持された設備7の全体系統図等のグラ
フィック画面の表示データを読出し、この表示データの
グラフィック画面をCRT2bに表示する。
【0022】このCRT2bのグラフィック画面には設
備7の遮断器、ポンプ,弁等の各制御機器がシンボル表
示され、それらのシンボル表示は、監視処理で把握され
た各制御機器の入/切や運転/停止等の時々刻々の状態
によって色が変わり、それらの色から、設備7の時々刻
々の運転状態が分かる。
【0023】また、監視処理により、本体処理部2a
は、伝送装置4の状態表示の各種信号から、設備7の各
制御機器の時々刻々の状態を把握し、例えば、制御に対
する被制御機器の応動の確認や、過電流,過電圧等の異
常(故障)の発生の検出等を行う。
【0024】なお、各制御機器の状態や応動及び異常の
発生の情報は、本体処理部2aからシステムバス3を介
して記録装置等に送られ、蓄積保持等される。
【0025】さらに、制御処理により、本体処理部2a
は監視制御のソフトウェアの一部である図3の機器制御
のプログラムを実行し、オペレータの制御操作を受付け
る。そして、図3のステップS1 により、まず、マウス
操作の機器選択を受付ける。
【0026】このとき、オペレータはマウス2dを操作
し、その表示カーソルをCRT2bの画面の所望の制御
機器のシンボル表示に重ねてクリックし、その制御機器
を被制御機器として選択する。
【0027】そして、この選択を受付けると、選択され
た被制御機器を示す機器選択情報がメモリ等に一時記憶
され、CRT2bの被制御機器の表示位置に、従来と同
様、制御ボックスのウインドウ画面が開かれる。
【0028】この制御ボックスのウインドウ画面は、例
えば、入/切又は運転/停止の制御指令の入力の選択画
面であり、オペレータが被制御機器の所用の制御指令を
選択し、画面のその項目の表示をクリックしてチェック
すると、その項目の制御指令の情報が前記のメモリ等に
一時記憶され、図3のステップS2 を肯定(YES)で
通過する。
【0029】さらに、このマウス操作の制御指令の入力
を受付けると、ステップS3,S4により、この受付けか
ら制御指令の音声入力を受付けるまでの時間を計る。
【0030】そして、マウス操作で制御指令を選択しな
がら、オペレータがマイクロホン2fにより制御指令を
音声入力すると、マイクロホン2fの入力音声の音声認
識処理を実行し、音声入力された制御指令を認識する。
【0031】この制御指令の音声入力を、マウス操作の
制御指令の受付けから所定の制限時間内,例えば5秒以
内に受けると、ステップS4からステップS5に移行し、
本体処理部2aは、マウス操作の制御指令と音声入力の
制御指令とが一致するか否かを判別する。
【0032】そして、選択された両制御指令が一致し、
マウス操作による制御指令の入力の受付けから制限時間
内(5秒以内)に、同一の制御指令の音声入力を受付け
たときにのみ、ステップS5からステップS6に移行し、
本体処理部2aは、選択された被制御機器の入力された
制御指令の情報を、システムバス3を介して伝送装置4
に送る。
【0033】さらに、この伝送装置4から伝送路5を介
して子局装置6に、選択された被制御機器の入力された
制御指令を送り、子局装置6により、設備7の選択され
た被制御機器に、その制御指令の制御を行う。
【0034】なお、この制御に基づく被制御機器の応動
は、CRT2bのグラフィック画面のシンボル表示の色
の変化から、オペレータが直接確認できる。
【0035】一方、前記の制限時間内に音声入力の制御
指令が受付けられないとき、又は、制限時間内に受付け
られた音声入力の制御指令とマウス操作の制御指令とが
不一致のときは、誤制御を防止するため、ステップS3
又はステップS5からステップS7 に移行する。
【0036】そして、選択された被制御機器の制御を行
わず、CRT2bの表示やブザー音等により、制御操作
が無効であることを、オペレータに報知する。
【0037】したがって、オペレータが「慣れ」により
マウス操作の制御指令の確認をおろそかにし、誤った制
御指令をマウス操作で入力しても、このマウス操作の制
御指令と、音声入力の制御指令とが一致しない限り、選
択された被制御機器の制御が行われず、誤制御が確実に
防止される。
【0038】その際、マウス操作の制御指令が入力され
てから、所定の制限時間内に音声入力の制御指令が入力
されることも条件とするため、例えば、複数の制御機器
を順次に制御操作する場合等に、前後の制御機器に対す
る制御指令の音声入力を誤認等することもなく、それら
の点でも、誤制御が確実に防止される。
【0039】そのため、マウス操作と音声入力とを組合
せた制御操作により、選択された被制御機器の誤制御が
確実に防止されて制御操作の信頼性が著しく向上する。
【0040】ところで、所定の制限時間は5秒に限られ
るものではなく、監視制御装置の用途等に応じて適当に
設定してよいのは勿論である。
【0041】また、CRT2bのグラフィック画面の表
示方法等はどのようであってもよく、マウス操作による
被制御機器の選択方法や制御指令の入力方法が前記実施
の形態と異なってもよいのは勿論である。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。監視制御対象設備7の被制御機器の制御操作時、マ
ウス操作と音声入力とを組合せた制御操作により、マウ
ス操作の制御指令と音声入力の制御指令とが一致し、制
御指令が誤りなく入力されたときにのみ、監視制御装置
1により、選択された被制御機器の制御が行われ、「慣
れ」によってマウス操作の確認をおろそかにしたり、誤
った制御指令を入力したときは、マウス操作の制御指令
と音声入力の制御指令とが一致せず、選択された被制御
機器の制御が行われず、設備7の誤制御の発生を確実に
防止し、この種の監視制御装置の制御操作の信頼性を著
しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の遠方監視制御装置のブ
ロック図である。
【図2】図1の一部の詳細なブロック図である。
【図3】図2の動作説明用のフローチャートである。
【符号の説明】
1 遠方監視制御装置 2d マウス 2f マイクロホン 7 監視制御対象設備

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視制御装置により、 マウス操作による監視制御対象設備の被制御機器の選択
    及び制御指令の入力を受付け、 マイクロホンから音声入力された制御指令を認識して前
    記マウス操作の制御指令と前記音声入力の制御指令とが
    一致するか否かを判別し、 前記マウス操作による前記入力の受付けから所定の制限
    時間内に、前記マウス操作の制御指令と同一の制御指令
    の前記音声入力があったときにのみ、選択された被制御
    機器を前記同一の制御指令によって制御することを特徴
    とする監視制御装置の機器制御方法。
JP2000341486A 2000-11-09 2000-11-09 監視制御装置の機器制御方法 Pending JP2002149202A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9731714B2 (en) 2014-06-25 2017-08-15 Fujitsu Ten Limited Vehicle apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9731714B2 (en) 2014-06-25 2017-08-15 Fujitsu Ten Limited Vehicle apparatus

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