JP2002148604A - 液晶表示装置およびそれを用いた携帯型情報通信装置 - Google Patents
液晶表示装置およびそれを用いた携帯型情報通信装置Info
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/133391—Constructional arrangement for sub-divided displays
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型軽量、低コスト、低消費電力が要求され
る携帯電話等の携帯情報通信装置に最良に適用可能な液
晶表示装置を提供する。 【解決手段】 記号や簡易図形等の所定情報を常時表示
する第1表示領域部12と、映像や文字等の所望情報を
必要時に表示する第2表示領域部13とを同一パネル1
1面内に備え、第1表示領域部の透過率を第2表示領域
部の透過率よりも高くした。
る携帯電話等の携帯情報通信装置に最良に適用可能な液
晶表示装置を提供する。 【解決手段】 記号や簡易図形等の所定情報を常時表示
する第1表示領域部12と、映像や文字等の所望情報を
必要時に表示する第2表示領域部13とを同一パネル1
1面内に備え、第1表示領域部の透過率を第2表示領域
部の透過率よりも高くした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
型情報通信装置に適用するために、小型、軽量、低消費
電力が要求され、かつ、常時表示が必要であるが表示情
報量の小さいピクト表示領域と、必要時のみの表示であ
るが表示情報量が大きいドット表示領域を併せ持つアク
ティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
型情報通信装置に適用するために、小型、軽量、低消費
電力が要求され、かつ、常時表示が必要であるが表示情
報量の小さいピクト表示領域と、必要時のみの表示であ
るが表示情報量が大きいドット表示領域を併せ持つアク
ティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、微細加工技術、材料技術、及び高
密度実装技術などの進歩とマルチメディア機器の急速な
普及により、幅広い画面サイズで、またAV、OA、車
載、情報通信と様々な用途において液晶表示装置の占め
る割合は急速に拡大しており、CRTにかわるキーデバ
イスとしてエレクトロニクス業界全体の注目を集めてい
る。そのような中、液晶表示装置特有の薄型軽量をさら
に進化させ、CRTでは実現困難であった商品領域(例
えば、A4、B5サイズのノートPCからサブノートP
CやモバイルPC、DIN規格対応のカーナビゲーショ
ンシステム、モニタ一体型ビデオムービー等)にさらな
る展開を見せており、特に、通信インフラの急速な整備
により、携帯電話を筆頭とする小型携帯情報端末の普及
とさらなる機能向上が進んでいる。
密度実装技術などの進歩とマルチメディア機器の急速な
普及により、幅広い画面サイズで、またAV、OA、車
載、情報通信と様々な用途において液晶表示装置の占め
る割合は急速に拡大しており、CRTにかわるキーデバ
イスとしてエレクトロニクス業界全体の注目を集めてい
る。そのような中、液晶表示装置特有の薄型軽量をさら
に進化させ、CRTでは実現困難であった商品領域(例
えば、A4、B5サイズのノートPCからサブノートP
CやモバイルPC、DIN規格対応のカーナビゲーショ
ンシステム、モニタ一体型ビデオムービー等)にさらな
る展開を見せており、特に、通信インフラの急速な整備
により、携帯電話を筆頭とする小型携帯情報端末の普及
とさらなる機能向上が進んでいる。
【0003】まず、携帯電話を例にとって従来の液晶表
示装置について説明する。
示装置について説明する。
【0004】図7は、従来の携帯電話の外観を示す模式
図である。1は情報表示部であり、その拡大図を図8に
示す。
図である。1は情報表示部であり、その拡大図を図8に
示す。
【0005】図7において、従来の携帯電話の情報表示
部1は一般的にSTN液晶パネルが使用されることが多
く、表示される内容としては、図8に示すように、電池
残量や電波強度など図形を主とする所定情報を表示する
ピクト表示2と、送信(受信)相手の名前、電話番号、
送信(受信)時間など文字を主とする所望情報を表示す
るドット表示3が一枚の同一STN液晶パネル上に表示
されている。一枚の液晶パネルで表示させている理由
は、表示する内容は文字や簡易図形に限られているた
め、表示情報量が比較的小さいことに加えて、サイズや
消費電力、コストの制約から複数パネルの搭載が許され
ないことにある。
部1は一般的にSTN液晶パネルが使用されることが多
く、表示される内容としては、図8に示すように、電池
残量や電波強度など図形を主とする所定情報を表示する
ピクト表示2と、送信(受信)相手の名前、電話番号、
送信(受信)時間など文字を主とする所望情報を表示す
るドット表示3が一枚の同一STN液晶パネル上に表示
されている。一枚の液晶パネルで表示させている理由
は、表示する内容は文字や簡易図形に限られているた
め、表示情報量が比較的小さいことに加えて、サイズや
消費電力、コストの制約から複数パネルの搭載が許され
ないことにある。
【0006】一方、比較的表示情報量が多く、映像表示
も要求される携帯情報端末など(図示せず)では、常時
表示する情報、すなわちピクト表示は簡易なSTN液晶
パネルで表示し、映像を含めた高品位の情報表示をする
部分、すなわちドット表示は画質の優れたアクティブマ
トリクス液晶パネルで表示するというように、独立した
別個の液晶パネルでそれぞれの情報表示を行っていた。
も要求される携帯情報端末など(図示せず)では、常時
表示する情報、すなわちピクト表示は簡易なSTN液晶
パネルで表示し、映像を含めた高品位の情報表示をする
部分、すなわちドット表示は画質の優れたアクティブマ
トリクス液晶パネルで表示するというように、独立した
別個の液晶パネルでそれぞれの情報表示を行っていた。
【0007】携帯電話においても、2000年以降、従
来の電話音声やメールの文字情報に加えて、TV電話を
実現できる映像情報をも伝達するインフラが整備される
予定である。一方、小型軽量化の傾向も加速し、構成部
品の軽量化がさらに求められている。また、連続使用時
間の延長も必須であり、電池容量の拡大と消費電力の削
減の両面から取り組まなければならない。
来の電話音声やメールの文字情報に加えて、TV電話を
実現できる映像情報をも伝達するインフラが整備される
予定である。一方、小型軽量化の傾向も加速し、構成部
品の軽量化がさらに求められている。また、連続使用時
間の延長も必須であり、電池容量の拡大と消費電力の削
減の両面から取り組まなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶表示装置では、電池残量や電波強度など常時表示す
るピクト表示を低消費電力で、映像情報や文字情報など
必要時のみ表示するドット表示を高品位で混在実現する
ことが、単一のパネルでは困難であり、かかる液晶表示
装置が実装される携帯情報通信装置のサイズ、コスト、
連続使用時間に制約を与えることになる。
液晶表示装置では、電池残量や電波強度など常時表示す
るピクト表示を低消費電力で、映像情報や文字情報など
必要時のみ表示するドット表示を高品位で混在実現する
ことが、単一のパネルでは困難であり、かかる液晶表示
装置が実装される携帯情報通信装置のサイズ、コスト、
連続使用時間に制約を与えることになる。
【0009】本発明は、上記従来の課題を解決するた
め、小型軽量、低コスト、低消費電力が要求される携帯
電話等の携帯情報通信装置に最良に適用可能な液晶表示
装置を提供することを目的とする。
め、小型軽量、低コスト、低消費電力が要求される携帯
電話等の携帯情報通信装置に最良に適用可能な液晶表示
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1の液晶表示装置は、所定情報を表
示する第1表示領域部と、所望情報を表示する第2表示
領域部とを同一パネル面内に備え、第1表示領域部は、
第2表示領域部よりも高い透過率を有することを特徴と
する。
め、本発明に係る第1の液晶表示装置は、所定情報を表
示する第1表示領域部と、所望情報を表示する第2表示
領域部とを同一パネル面内に備え、第1表示領域部は、
第2表示領域部よりも高い透過率を有することを特徴と
する。
【0011】この第1の液晶表示装置によれば、記号や
簡易図形を主とする所定情報の表示(ピクト表示)を行
う第1表示領域部の画素透過率を、映像や文字を主とす
る所望情報の表示(ドット表示)を行う第2表示領域部
の画素透過率よりも大きくすることで、ピクト表示のみ
を行う場合には、バックライト光源の発光強度を小さく
することにより、消費電力を低減することができる。
簡易図形を主とする所定情報の表示(ピクト表示)を行
う第1表示領域部の画素透過率を、映像や文字を主とす
る所望情報の表示(ドット表示)を行う第2表示領域部
の画素透過率よりも大きくすることで、ピクト表示のみ
を行う場合には、バックライト光源の発光強度を小さく
することにより、消費電力を低減することができる。
【0012】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第2の液晶表示装置は、所定情報を表示する第1表示領
域部と、所望情報を表示する第2表示領域部とを同一パ
ネル面内に備え、第1表示領域部は反射性の画素電極を
有し、第2表示領域部は透過性の画素電極を有すること
を特徴とする。
第2の液晶表示装置は、所定情報を表示する第1表示領
域部と、所望情報を表示する第2表示領域部とを同一パ
ネル面内に備え、第1表示領域部は反射性の画素電極を
有し、第2表示領域部は透過性の画素電極を有すること
を特徴とする。
【0013】この第2の液晶表示装置によれば、記号や
簡易図形を主とする所定情報の表示(ピクト表示)を行
う第1表示領域部の画素電極を反射性とすることで、ピ
クト表示にバックライト光源が不要となり、ピクト表示
のみを行う場合には、バックライト光源への電源供給を
遮断することにより、大幅に消費電力を低減することが
できると共に、映像や文字を主とする所望情報の表示
(ドット表示)を行う第2表示領域部の画素電極が透過
性であるため、特に映像情報の表示品位を高く保つこと
ができる。
簡易図形を主とする所定情報の表示(ピクト表示)を行
う第1表示領域部の画素電極を反射性とすることで、ピ
クト表示にバックライト光源が不要となり、ピクト表示
のみを行う場合には、バックライト光源への電源供給を
遮断することにより、大幅に消費電力を低減することが
できると共に、映像や文字を主とする所望情報の表示
(ドット表示)を行う第2表示領域部の画素電極が透過
性であるため、特に映像情報の表示品位を高く保つこと
ができる。
【0014】前記第1および第2の液晶表示装置におい
て、第1表示領域部の画素に対応するカラーフィルタ層
の透過率が、第2表示領域部の画素に対応するカラーフ
ィルタ層の透過率より大きいことが好ましい。
て、第1表示領域部の画素に対応するカラーフィルタ層
の透過率が、第2表示領域部の画素に対応するカラーフ
ィルタ層の透過率より大きいことが好ましい。
【0015】この構成によれば、ピクト表示領域部のカ
ラーフィルタ層の透過率をドット表示領域部よりも高く
することで、ピクト表示領域部において、第1の液晶表
示装置では光透過率を、第2の液晶表示装置では光反射
率を向上させることができ、ピクト表示のみを行う場合
に、さらなる低消費電力化を図ることができる。また、
この低消費電力化は、高度な表示品位を要求されるドッ
ト表示部の色純度を落とさないとともに、基板側の構造
に依存せずに、ピクト表示領域部のカラーフィルタ層の
変更のみで対応することができる。
ラーフィルタ層の透過率をドット表示領域部よりも高く
することで、ピクト表示領域部において、第1の液晶表
示装置では光透過率を、第2の液晶表示装置では光反射
率を向上させることができ、ピクト表示のみを行う場合
に、さらなる低消費電力化を図ることができる。また、
この低消費電力化は、高度な表示品位を要求されるドッ
ト表示部の色純度を落とさないとともに、基板側の構造
に依存せずに、ピクト表示領域部のカラーフィルタ層の
変更のみで対応することができる。
【0016】また、前記第1および第2の液晶表示装置
において、第1表示領域部の画素配列がストライプ配列
であり、第2表示領域部の画素配列がデルタ配列である
ことが好ましい。
において、第1表示領域部の画素配列がストライプ配列
であり、第2表示領域部の画素配列がデルタ配列である
ことが好ましい。
【0017】この構成によれば、ピクト表示領域部の画
素配列がストライプ配列にすることで、デルタ配列のド
ット表示領域部に比較して画素開口率を向上させること
ができると共に、ピクト表示領域部に対しては、画素配
列を幾何学的な表示に有利なストライプ配列とし、ドッ
ト表示領域部に対しては、画素配列を映像表示に有利な
デルタ配列とすることで、表示内容に対して最適化した
表示品位を得ることができる。
素配列がストライプ配列にすることで、デルタ配列のド
ット表示領域部に比較して画素開口率を向上させること
ができると共に、ピクト表示領域部に対しては、画素配
列を幾何学的な表示に有利なストライプ配列とし、ドッ
ト表示領域部に対しては、画素配列を映像表示に有利な
デルタ配列とすることで、表示内容に対して最適化した
表示品位を得ることができる。
【0018】また、前記第1および第2の液晶表示装置
において、第1表示領域部の画素配列ピッチが、第2表
示領域部の画素配列ピッチよりも大きいことが好まし
い。
において、第1表示領域部の画素配列ピッチが、第2表
示領域部の画素配列ピッチよりも大きいことが好まし
い。
【0019】この構成によれば、低解像度で十分なピク
ト表示領域部の画素配列ピッチを、高解像度を必要とす
るドット表示領域部よりも大きくすることで、ピクト表
示領域部の画素開口率をより大きく確保することができ
ると共に、表示内容に適した解像度を有する表示領域部
を配置することができるので、表示品位と低消費電力を
両立させることが可能になる。
ト表示領域部の画素配列ピッチを、高解像度を必要とす
るドット表示領域部よりも大きくすることで、ピクト表
示領域部の画素開口率をより大きく確保することができ
ると共に、表示内容に適した解像度を有する表示領域部
を配置することができるので、表示品位と低消費電力を
両立させることが可能になる。
【0020】また、前記第1および第2の液晶表示装置
において、第1表示領域部は所定情報を常に表示し、第
2表示領域部は所望情報を必要に応じて表示し、第1表
示領域部に表示される所定情報は、第2表示領域部に表
示される所望情報よりも情報量が少ない。
において、第1表示領域部は所定情報を常に表示し、第
2表示領域部は所望情報を必要に応じて表示し、第1表
示領域部に表示される所定情報は、第2表示領域部に表
示される所望情報よりも情報量が少ない。
【0021】また、前記第1および第2の液晶表示装置
はアクティブマトリクス型液晶表示装置である。
はアクティブマトリクス型液晶表示装置である。
【0022】前記の目的を達成するため、本発明に係る
携帯型情報通信装置は、前記第1または第2の液晶表示
装置を用いたことを特徴とする。
携帯型情報通信装置は、前記第1または第2の液晶表示
装置を用いたことを特徴とする。
【0023】この携帯型情報通信装置によれば、小型軽
量、低コスト、低消費電力を実現することができる。
量、低コスト、低消費電力を実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。
1の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。
【0026】図1において、11は表示領域であり、電
源投入以降、常時、記号や簡易図形を主とする所定情報
の表示(ピクト表示)を行うピクト表示領域部12(第
1表示領域部)と、必要時のみ、文字や映像情報を主と
する所望情報の表示(ドット表示)を行うドット表示領
域部13(第2表示領域部)とで構成されている。
源投入以降、常時、記号や簡易図形を主とする所定情報
の表示(ピクト表示)を行うピクト表示領域部12(第
1表示領域部)と、必要時のみ、文字や映像情報を主と
する所望情報の表示(ドット表示)を行うドット表示領
域部13(第2表示領域部)とで構成されている。
【0027】表示領域11には、走査線駆動回路16か
ら水平方向に出力された走査線G1、G2、…、Gn
と、信号線駆動回路17から垂直方向に出力された信号
線S1、S2、…が交差するように配置されており、そ
れらの交差点には各々、スイッチング素子である薄膜ト
ランジスタ(TFT)14がマトリクス状に配置されて
いる。TFT14のドレイン電極に接続された画素電極
と対向電極18との間に液晶材料15が充填されてい
る。画素電極に書き込まれる表示信号電位と対向電極1
8に対向電極駆動回路19から印加される対向電位との
差によって、液晶材料15に電界がかかり、表示状態が
コントロールされる。
ら水平方向に出力された走査線G1、G2、…、Gn
と、信号線駆動回路17から垂直方向に出力された信号
線S1、S2、…が交差するように配置されており、そ
れらの交差点には各々、スイッチング素子である薄膜ト
ランジスタ(TFT)14がマトリクス状に配置されて
いる。TFT14のドレイン電極に接続された画素電極
と対向電極18との間に液晶材料15が充填されてい
る。画素電極に書き込まれる表示信号電位と対向電極1
8に対向電極駆動回路19から印加される対向電位との
差によって、液晶材料15に電界がかかり、表示状態が
コントロールされる。
【0028】カラー表示を行う場合、通常、対向電極1
8側の基板はRGBの色層を備えたカラーフィルタ基板
として構成されるのが一般的で、TFT14に対応する
ように各色のパターンが形成されている。これらカラー
フィルタ層の透過率は、カラーフィルタ層を着色する顔
料などの材料特性に大きく依存しており、RGB各色の
色純度を上げると透過率が低下し、逆に色純度を下げる
と透過率が向上する特性を持っている。また、材料が同
一の場合はカラーフィルタ層の厚みに依存し、厚ければ
色純度は良好だが透過率が低下し、薄ければ色純度は低
下するが透過率は向上する。
8側の基板はRGBの色層を備えたカラーフィルタ基板
として構成されるのが一般的で、TFT14に対応する
ように各色のパターンが形成されている。これらカラー
フィルタ層の透過率は、カラーフィルタ層を着色する顔
料などの材料特性に大きく依存しており、RGB各色の
色純度を上げると透過率が低下し、逆に色純度を下げる
と透過率が向上する特性を持っている。また、材料が同
一の場合はカラーフィルタ層の厚みに依存し、厚ければ
色純度は良好だが透過率が低下し、薄ければ色純度は低
下するが透過率は向上する。
【0029】これらカラーフィルタ層の色純度と透過率
の選択は、通常、表示する画像の用途に最適化して調整
している。例えば、屋外で使用するビデオムービー用の
液晶パネルでは透過率重視の設定に、屋内での使用が多
いテレビ用の液晶パネルでは色純度重視の設定にといっ
た具合にである。
の選択は、通常、表示する画像の用途に最適化して調整
している。例えば、屋外で使用するビデオムービー用の
液晶パネルでは透過率重視の設定に、屋内での使用が多
いテレビ用の液晶パネルでは色純度重視の設定にといっ
た具合にである。
【0030】本実施形態では、ピクト表示領域部12の
カラーフィルタ層の色純度をドット表示領域部13の色
純度よりも下げることで、ピクト表示領域部12の透過
率を向上させるものとする。別の方法として、カラーフ
ィルタ層の厚みに差を持たせることでも透過率を上げる
ことは可能であるが、それに伴って液晶層のギャップに
差が生じてしまうため、同一の液晶材料15を用いた場
合、透過特性を制御する電圧設定と得られる透過特性に
ずれを発生させることになる。
カラーフィルタ層の色純度をドット表示領域部13の色
純度よりも下げることで、ピクト表示領域部12の透過
率を向上させるものとする。別の方法として、カラーフ
ィルタ層の厚みに差を持たせることでも透過率を上げる
ことは可能であるが、それに伴って液晶層のギャップに
差が生じてしまうため、同一の液晶材料15を用いた場
合、透過特性を制御する電圧設定と得られる透過特性に
ずれを発生させることになる。
【0031】このように構成された液晶表示装置によれ
ば、ドット表示領域部13に文字や映像情報を表示する
必要の無い、電源投入後の待機状態の時には、記号や簡
易図形を常時表示させる必要のあるピクト表示領域部1
2のみを表示させ、バックライトの光強度をそれに同期
させて小さくすることができる。上記のようにピクト表
示領域部12の透過率を相対的に高めているため、バッ
クライトの光強度を低下させたことによる視認性の低下
は殆ど無い。液晶パネルにおけるバックライトの消費電
力割合は大きいため、バックライトの光強度を低下させ
ることで低消費電力化を図ることができ、その低消費電
力化が、ピクト表示領域部12において、アクティブマ
トリクス基板側に手を加えずにカラーフィルタ層側の色
純度を下げることで達成できる点で、本実施形態は優れ
ており、消費電力を低減した有効な液晶表示装置を得る
ことができる。
ば、ドット表示領域部13に文字や映像情報を表示する
必要の無い、電源投入後の待機状態の時には、記号や簡
易図形を常時表示させる必要のあるピクト表示領域部1
2のみを表示させ、バックライトの光強度をそれに同期
させて小さくすることができる。上記のようにピクト表
示領域部12の透過率を相対的に高めているため、バッ
クライトの光強度を低下させたことによる視認性の低下
は殆ど無い。液晶パネルにおけるバックライトの消費電
力割合は大きいため、バックライトの光強度を低下させ
ることで低消費電力化を図ることができ、その低消費電
力化が、ピクト表示領域部12において、アクティブマ
トリクス基板側に手を加えずにカラーフィルタ層側の色
純度を下げることで達成できる点で、本実施形態は優れ
ており、消費電力を低減した有効な液晶表示装置を得る
ことができる。
【0032】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。な
お、図2に示す本実施の形態による液晶表示装置は、基
本的には、図1に示した第1の実施の形態による液晶表
示装置と同じ構成であるので、同一部分には同一符号を
付してその詳細な説明を省略する。
2の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。な
お、図2に示す本実施の形態による液晶表示装置は、基
本的には、図1に示した第1の実施の形態による液晶表
示装置と同じ構成であるので、同一部分には同一符号を
付してその詳細な説明を省略する。
【0033】図2において、基本的な構成要素は、図1
と全く同様である。しかし、本実施形態の場合、ピクト
表示領域部12の画素電極構成を反射型とし、ドット表
示領域部13の画素電極構成を透過型とした点が異な
る。
と全く同様である。しかし、本実施形態の場合、ピクト
表示領域部12の画素電極構成を反射型とし、ドット表
示領域部13の画素電極構成を透過型とした点が異な
る。
【0034】ここで、反射型の液晶表示装置の場合、画
素電極に反射率の高いAlなどの金属を用い外光を反射
させることで画像表示を行い、透過型の液晶表示装置の
場合、画素電極に透明導電膜として酸化インジウムスズ
(ITO)膜などを用いバックライト光を透過させるこ
とで画像表示を行う。
素電極に反射率の高いAlなどの金属を用い外光を反射
させることで画像表示を行い、透過型の液晶表示装置の
場合、画素電極に透明導電膜として酸化インジウムスズ
(ITO)膜などを用いバックライト光を透過させるこ
とで画像表示を行う。
【0035】本実施の形態では、反射電極型のピクト表
示領域部12には、第一走査線Ga1、Ga2、Ga3
を介して第一走査線駆動回路16aが、第一信号線Sa
1、Sa2、…を介して第一信号線駆動回路17aが、
そして第一対向電極18aを介して第一対向電極駆動回
路19aが接続されている。一方、透過電極型のドット
表示領域部13には、第二走査線Gb1、Gb2、…、
Gnを介して第二走査線駆動回路16bが、第二信号線
Sb1、Sb2、…を介して第二信号線駆動回路17b
が、そして第二対向電極18bを介して第二対向電極駆
動回路19bが接続されている。このような構成をとる
のは、反射型液晶表示と透過型液晶表示では駆動信号が
異なるためである。なお、図示はしていないが、セルを
構成する液晶材料、配向膜、偏光板等の構成材料は、反
射型および透過型のそれぞれの領域に合わせて最適化し
選択していることは言うまでもない。
示領域部12には、第一走査線Ga1、Ga2、Ga3
を介して第一走査線駆動回路16aが、第一信号線Sa
1、Sa2、…を介して第一信号線駆動回路17aが、
そして第一対向電極18aを介して第一対向電極駆動回
路19aが接続されている。一方、透過電極型のドット
表示領域部13には、第二走査線Gb1、Gb2、…、
Gnを介して第二走査線駆動回路16bが、第二信号線
Sb1、Sb2、…を介して第二信号線駆動回路17b
が、そして第二対向電極18bを介して第二対向電極駆
動回路19bが接続されている。このような構成をとる
のは、反射型液晶表示と透過型液晶表示では駆動信号が
異なるためである。なお、図示はしていないが、セルを
構成する液晶材料、配向膜、偏光板等の構成材料は、反
射型および透過型のそれぞれの領域に合わせて最適化し
選択していることは言うまでもない。
【0036】このように構成された液晶表示装置によれ
ば、ドット表示領域部13に文字や映像情報を表示する
必要の無い、電源投入後の待機状態の時には、記号や簡
易図形を常時表示させる必要のあるピクト表示領域部1
2のみを表示させ、バックライトの電源をOFFにして
外光の反射のみで表示を得ることができる。ピクト表示
領域部12はバックライト光を透過しないので、外光の
みに切り替えても視認性に変化は全く無い。バックライ
トを完全にOFFできるため、消費電力低減効果の非常
に大きい液晶表示装置を得ることができる。
ば、ドット表示領域部13に文字や映像情報を表示する
必要の無い、電源投入後の待機状態の時には、記号や簡
易図形を常時表示させる必要のあるピクト表示領域部1
2のみを表示させ、バックライトの電源をOFFにして
外光の反射のみで表示を得ることができる。ピクト表示
領域部12はバックライト光を透過しないので、外光の
みに切り替えても視認性に変化は全く無い。バックライ
トを完全にOFFできるため、消費電力低減効果の非常
に大きい液晶表示装置を得ることができる。
【0037】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。な
お、図3に示す本実施の形態による液晶表示装置は、基
本的には、図1および図2にそれぞれ示した第1の実施
の形態および第2の実施の形態による液晶表示装置と同
じ構成であるので、同一部分には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
3の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。な
お、図3に示す本実施の形態による液晶表示装置は、基
本的には、図1および図2にそれぞれ示した第1の実施
の形態および第2の実施の形態による液晶表示装置と同
じ構成であるので、同一部分には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0038】図2において、基本的な構成要素は、図1
および図2と全く同様である。しかし、本実施の形態の
場合、ピクト表示領域部12の画素電極配列をストライ
プ配列とし、ドット表示領域部13の画素電極配列をデ
ルタ配列とした点が異なる。
および図2と全く同様である。しかし、本実施の形態の
場合、ピクト表示領域部12の画素電極配列をストライ
プ配列とし、ドット表示領域部13の画素電極配列をデ
ルタ配列とした点が異なる。
【0039】ここで、ストライプ配列の場合、カラーフ
ィルタのRGBは縦方向に同一色が一列に並ぶ配列で、
信号線を直線的に配置でき、開口率を大きく確保できる
画素レイアウト上のメリットを有している。一方、デル
タ配列の場合、ガラーフィルタのRGBは二等辺三角形
の頂点に並ぶような配列で、信号線の配置を屈曲させる
必要があり、開口率がストライプ配列に比較して相対的
に小さくなるデメリットを有している。しかし、ドット
数に制約のある小型の液晶表示装置では、見かけ上の水
平解像度の高さと自然映像のなめらかさで優位性のある
デルタ配列を採用することが多い。
ィルタのRGBは縦方向に同一色が一列に並ぶ配列で、
信号線を直線的に配置でき、開口率を大きく確保できる
画素レイアウト上のメリットを有している。一方、デル
タ配列の場合、ガラーフィルタのRGBは二等辺三角形
の頂点に並ぶような配列で、信号線の配置を屈曲させる
必要があり、開口率がストライプ配列に比較して相対的
に小さくなるデメリットを有している。しかし、ドット
数に制約のある小型の液晶表示装置では、見かけ上の水
平解像度の高さと自然映像のなめらかさで優位性のある
デルタ配列を採用することが多い。
【0040】また、ピクト表示領域部12とドット表示
領域部13とで、走査線駆動回路および信号線駆動回路
については、それぞれ、第一および第二走査線駆動回路
16a、16bとして、第一および第二信号線駆動回路
17a、17bとして別個に設け、対向電極駆動回路1
9は共用とした。ここで、対向電極駆動回路19のみを
共用としたのは、画素電極単位で考えた場合、ストライ
プ配列やデルタ配列によらず対向信号は同一で対応可能
なためである。
領域部13とで、走査線駆動回路および信号線駆動回路
については、それぞれ、第一および第二走査線駆動回路
16a、16bとして、第一および第二信号線駆動回路
17a、17bとして別個に設け、対向電極駆動回路1
9は共用とした。ここで、対向電極駆動回路19のみを
共用としたのは、画素電極単位で考えた場合、ストライ
プ配列やデルタ配列によらず対向信号は同一で対応可能
なためである。
【0041】このように構成された液晶表示装置によれ
ば、ドット表示領域部13に文字や映像情報を表示する
必要の無い、電源投入後の待機状態の時には、記号や簡
易図形を常時表示させる必要のあるピクト表示領域部1
2のみを表示させ、バックライトの光強度をそれに同期
させて小さくすることができる。ピクト表示領域部12
の透過率は、ストライプ配列であるが故の利点により、
相対的にドット表示領域部13よりも大きくできるた
め、ピクト表示領域部12における視認性の低下は殆ど
無い。バックライトの光強度を小さくできることは、液
晶パネルにおけるバックライトの消費電力割合が大きい
ことから、低消費電力化を達成する上で多大な効果を奏
する。
ば、ドット表示領域部13に文字や映像情報を表示する
必要の無い、電源投入後の待機状態の時には、記号や簡
易図形を常時表示させる必要のあるピクト表示領域部1
2のみを表示させ、バックライトの光強度をそれに同期
させて小さくすることができる。ピクト表示領域部12
の透過率は、ストライプ配列であるが故の利点により、
相対的にドット表示領域部13よりも大きくできるた
め、ピクト表示領域部12における視認性の低下は殆ど
無い。バックライトの光強度を小さくできることは、液
晶パネルにおけるバックライトの消費電力割合が大きい
ことから、低消費電力化を達成する上で多大な効果を奏
する。
【0042】さらに、幾何学的なキャラクタ表示の多い
ピクト表示領域部12においては、直線的な表示を得意
とするストライプ配列を採用し、人物や自然映像や細か
いテキスト表示の多いドット表示領域部13において
は、なめらかな表示を得意とするデルタ配列を採用する
ことは、表示内容に対して最適化されたさらに高品位な
液晶表示装置が得られることになる。
ピクト表示領域部12においては、直線的な表示を得意
とするストライプ配列を採用し、人物や自然映像や細か
いテキスト表示の多いドット表示領域部13において
は、なめらかな表示を得意とするデルタ配列を採用する
ことは、表示内容に対して最適化されたさらに高品位な
液晶表示装置が得られることになる。
【0043】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。な
お、図4に示す本実施の形態による液晶表示装置は、基
本的には、図1および図2にそれぞれ示した第1の実施
の形態および第2の実施の形態による液晶表示装置と同
じ構成であるので、同一部分には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
4の実施の形態による液晶表示装置の構成図である。な
お、図4に示す本実施の形態による液晶表示装置は、基
本的には、図1および図2にそれぞれ示した第1の実施
の形態および第2の実施の形態による液晶表示装置と同
じ構成であるので、同一部分には同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0044】図4において、基本的な構成要素は、図1
および図2と全く同様である。しかし、本実施の形態の
場合、ピクト表示領域部12とドット表示領域部13の
画素電極配列は同一のストライプ配列で、ピクト表示領
域部12の画素配列ピッチをドット表示領域部13の画
素配列ピッチに対して相対的に大きくした点が異なる。
および図2と全く同様である。しかし、本実施の形態の
場合、ピクト表示領域部12とドット表示領域部13の
画素電極配列は同一のストライプ配列で、ピクト表示領
域部12の画素配列ピッチをドット表示領域部13の画
素配列ピッチに対して相対的に大きくした点が異なる。
【0045】同一の画素配列の場合、画素配列ピッチが
大きいほど画素開口率が大きくなるのが一般的であり、
この場合も結果として、ピクト表示領域部12の画素開
口率はドット表示領域13のそれよりも相対的に大き
い。むろん、画素配列がデルタ配列であっても同様な傾
向があるのは言うまでもない。
大きいほど画素開口率が大きくなるのが一般的であり、
この場合も結果として、ピクト表示領域部12の画素開
口率はドット表示領域13のそれよりも相対的に大き
い。むろん、画素配列がデルタ配列であっても同様な傾
向があるのは言うまでもない。
【0046】また、ピクト表示領域部12とドット表示
領域部13とで、走査線駆動回路および信号線駆動回路
については、それぞれ、第一および第二走査線駆動回路
16a、16bとして、第一および第二信号線駆動回路
17a、17bとして別個に設け、対向電極駆動回路1
9は共用とした。対向電極駆動回路19のみを共用とし
たのは、画素電極単位で考えた場合、画素配列ピッチに
よらず対向信号は同一で対応可能であるからである。ま
た、走査線駆動回路と信号線駆動回路はピッチに応じて
信号タイミングを変える必要があるため個別にしてい
る。
領域部13とで、走査線駆動回路および信号線駆動回路
については、それぞれ、第一および第二走査線駆動回路
16a、16bとして、第一および第二信号線駆動回路
17a、17bとして別個に設け、対向電極駆動回路1
9は共用とした。対向電極駆動回路19のみを共用とし
たのは、画素電極単位で考えた場合、画素配列ピッチに
よらず対向信号は同一で対応可能であるからである。ま
た、走査線駆動回路と信号線駆動回路はピッチに応じて
信号タイミングを変える必要があるため個別にしてい
る。
【0047】次に、本実施の形態による液晶表示装置を
携帯型情報通信装置として携帯電話に適用した場合につ
いて説明する。
携帯型情報通信装置として携帯電話に適用した場合につ
いて説明する。
【0048】図5は、本実施の形態による液晶表示装置
が適用された携帯電話の外観を示す模式図である。21
は、本実施の形態による液晶表示装置が装着された情報
表示部であり、その拡大図を図6に示す。
が適用された携帯電話の外観を示す模式図である。21
は、本実施の形態による液晶表示装置が装着された情報
表示部であり、その拡大図を図6に示す。
【0049】図5において、情報表示部21は、表示性
能の良いアクテイブマトリクス型液晶表示装置を使用し
ており、拡大図である図6に示したように、電源投入時
に常時表示する電池残量や電波状態などの各種キャラク
タパターン(所定情報、符号22の点線で囲んだ内部)
を表示するピクト表示領域部22と、必要な時のみ人物
などの映像情報と電話番号や時間、名前などの文字情報
(所望情報)を混在させて表示するドット表示領域部2
3とが、それぞれ、同一パネル内で上下に配置されてい
る。
能の良いアクテイブマトリクス型液晶表示装置を使用し
ており、拡大図である図6に示したように、電源投入時
に常時表示する電池残量や電波状態などの各種キャラク
タパターン(所定情報、符号22の点線で囲んだ内部)
を表示するピクト表示領域部22と、必要な時のみ人物
などの映像情報と電話番号や時間、名前などの文字情報
(所望情報)を混在させて表示するドット表示領域部2
3とが、それぞれ、同一パネル内で上下に配置されてい
る。
【0050】このように構成された液晶表示装置および
携帯型情報通信装置によれば、ドット表示領域部23に
文字や映像情報を表示する必要の無い、電源投入後の待
機状態の時には、電池残量や電波状態などの各種キャラ
クタパターンを常時表示させる必要のあるピクト表示領
域部22のみを表示させ、バックライトの光強度をそれ
に同期させて小さくすることができ、消費電力を低減す
ることができる。
携帯型情報通信装置によれば、ドット表示領域部23に
文字や映像情報を表示する必要の無い、電源投入後の待
機状態の時には、電池残量や電波状態などの各種キャラ
クタパターンを常時表示させる必要のあるピクト表示領
域部22のみを表示させ、バックライトの光強度をそれ
に同期させて小さくすることができ、消費電力を低減す
ることができる。
【0051】また、図6に示したように、ピクト表示領
域部22に表示する内容は比較的粗いキャラクタパター
ンであり、例えば、第4実施形態による液晶表示装置を
適用した場合、画素配列ピッチを大きくすることによる
表示品質劣化は小さい。逆に言えば、高精細の表示を必
要とするドット表示領域部23と同様の画素配列ピッチ
は場合によってはオーバースペックとなる。
域部22に表示する内容は比較的粗いキャラクタパター
ンであり、例えば、第4実施形態による液晶表示装置を
適用した場合、画素配列ピッチを大きくすることによる
表示品質劣化は小さい。逆に言えば、高精細の表示を必
要とするドット表示領域部23と同様の画素配列ピッチ
は場合によってはオーバースペックとなる。
【0052】このように本実施の形態では、表示内容に
適した解像度を有する表示領域部を配置することがで
き、表示特性と低消費電力を両立させた優れた液晶表示
装置およびそれを適用した携帯型情報通信装置を得るこ
とができる。
適した解像度を有する表示領域部を配置することがで
き、表示特性と低消費電力を両立させた優れた液晶表示
装置およびそれを適用した携帯型情報通信装置を得るこ
とができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常時表示で視認性のよい消費電力が少ないピクト表示
と、必要時表示で解像度が高く表示品位の優れたドット
表示とを同一のパネル面内で実現した液晶表示装置およ
び携帯型情報通信装置を提供することが可能になるとい
う格別の効果を奏する。
常時表示で視認性のよい消費電力が少ないピクト表示
と、必要時表示で解像度が高く表示品位の優れたドット
表示とを同一のパネル面内で実現した液晶表示装置およ
び携帯型情報通信装置を提供することが可能になるとい
う格別の効果を奏する。
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示装
置の構成図
置の構成図
【図2】 本発明の第2の実施の形態に係る液晶表示装
置の構成図
置の構成図
【図3】 本発明の第3の実施の形態に係る液晶表示装
置の構成図
置の構成図
【図4】 本発明の第4の実施の形態に係る液晶表示装
置の構成図
置の構成図
【図5】 本発明の第4の実施の形態に係る液晶表示装
置を適用した携帯電話の外観を示す模式図
置を適用した携帯電話の外観を示す模式図
【図6】 図5に示す情報表示部21の拡大図
【図7】 従来の携帯電話の外観を示す模式図
【図8】 図7に示す情報表示部1の拡大図
11 表示領域 12、22 ピクト表示領域部(第1表示領域部) 13、23 ドット表示領域部(第2表示領域部) 14 TFT 15 液晶材料 16 走査線駆動回路 16a 第一走査線駆動回路 16b 第二走査線駆動回路 17 信号線駆動回路 17a 第一信号線駆動回路 17b 第二信号線駆動回路 18 対向電極 18a 第一対向電極 18b 第二対向電極 19 対向電極駆動回路 19a 第一対向電極駆動回路 19a 第二対向電極駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/40 301 G09F 9/40 301 5C094 G09G 3/20 611 G09G 3/20 611A 622 622L 623 623U 642 642K 680 680S 3/36 3/36 Fターム(参考) 2H091 FA02Y FA03Y FA41Z GA02 GA03 GA13 LA11 LA15 LA30 MA10 2H092 GA06 GA19 GA22 GA23 JA24 JB02 JB03 JB06 JB08 JB14 NA07 NA26 PA08 PA12 PA13 RA10 2H093 NA16 NA22 NA46 NA64 NC10 NC12 NC34 NC49 NC59 ND08 ND17 ND22 ND39 ND42 ND54 ND60 NE03 NE06 NG01 5C006 AA11 AC17 AC24 AF38 AF42 BB14 BB16 FA05 FA47 5C080 AA10 BB06 DD26 EE25 FF11 GG02 JJ01 JJ02 JJ06 KK47 5C094 AA15 AA22 AA44 BA03 BA43 CA19 DA02 DA08 EA04 EA05 EA06 EA07 EB02 EB04 HA10
Claims (9)
- 【請求項1】 所定情報を表示する第1表示領域部と、
所望情報を表示する第2表示領域部とを同一パネル面内
に備え、 前記第1表示領域部は、前記第2表示領域部よりも高い
透過率を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 所定情報を表示する第1表示領域部と、
所望情報を表示する第2表示領域部とを同一パネル面内
に備え、 前記第1表示領域部は反射性の画素電極を有し、前記第
2表示領域部は透過性の画素電極を有することを特徴と
する液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記第1表示領域部の画素に対応するカ
ラーフィルタ層の透過率が、前記第2表示領域部の画素
に対応するカラーフィルタ層の透過率より大きいことを
特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記第1表示領域部の画素配列がストラ
イプ配列であり、前記第2表示領域部の画素配列がデル
タ配列であることを特徴とする請求項1から3のいずれ
か一項記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記第1表示領域部の画素配列ピッチ
が、前記第2表示領域部の画素配列ピッチよりも大きい
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の
液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記第1表示領域部は前記所定情報を常
に表示し、前記第2表示領域部は前記所望情報を必要に
応じて表示することを特徴とする請求項1から5のいず
れか一項記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記第1表示領域部に表示される前記所
定情報は、前記第2表示領域部に表示される前記所望情
報よりも情報量が少ないことを特徴とする請求項1から
6のいずれか一項記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記液晶表示装置はアクティブマトリク
ス型液晶表示装置であることを特徴とする請求項1から
7のいずれか一項記載の液晶表示装置。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれか一項記載の液
晶表示装置を用いたことを特徴とする携帯型情報通信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338582A JP2002148604A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 液晶表示装置およびそれを用いた携帯型情報通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338582A JP2002148604A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 液晶表示装置およびそれを用いた携帯型情報通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002148604A true JP2002148604A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18813776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000338582A Pending JP2002148604A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 液晶表示装置およびそれを用いた携帯型情報通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002148604A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-11-07 JP JP2000338582A patent/JP2002148604A/ja active Pending
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