JP2002148218A - X線回折装置 - Google Patents

X線回折装置

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JP2002148218A
JP2002148218A JP2000340933A JP2000340933A JP2002148218A JP 2002148218 A JP2002148218 A JP 2002148218A JP 2000340933 A JP2000340933 A JP 2000340933A JP 2000340933 A JP2000340933 A JP 2000340933A JP 2002148218 A JP2002148218 A JP 2002148218A
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monochromator
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ray
goniometer
rotation
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Ukyo Kaminaga
宇享 神長
Tomoo Hagiwara
友郎 萩原
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Mac Science Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モノクロメータとゴニオメータの位置関係の
調整の容易化を図る。 【解決手段】 X線源2と、試料5を回転させるゴニオ
メータ50と、X線検出器95と、モノクロメータ40
とを備えたX線回折装置において、モノクロメータを測
定に使用するときにモノクロメータの回転中心を位置合
わせする位置合わせ点200を設定し、この位置合わせ
点を回転軸線とする回動軸32を備えた支持アーム31
を設ける。支持アームの回動軸に回動可能にゴニオメー
タ50を取り付け、支持アームに、モノクロメータを測
定に使用するときにモノクロメータをX線の進路内に挿
入してモノクロメータの回転中心を前記位置合わせ点に
位置合わせし、且つ、モノクロメータを測定に使用しな
いときにモノクロメータをX線の進路内から退避させる
モノクロメータ位置調整機構42を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線源で発生した
X線を試料に照射し、この試料から放出される回折X線
を測定することにより、試料に含まれる物質の成分の種
類や量、あるいは成分の結晶面間隔等を分析するX線回
折装置に係り、特に、ゴニオメータにより試料を水平に
近い状態で保持して水平な試料軸の回りに回転させなが
ら測定する縦型のX線回折装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は縦型のX線回折装置の従来例を示
している。図において、1はX線管、2はX線源、Fは
X線、5は試料、110はゴニオメータである。X線源
2から出射されたX線Fは、ゴニオメータ110に保持
された試料5に照射される。
【0003】ゴニオメータ110は、ゴニオメータ本体
110Aの下部に設けられた複数のアジャスタボルト1
11を介してX線管1と同じ基準面100に設置され、
これらのアジャスタボルト111を連携しながら回すこ
とで、試料5に対するX線Fの入射点を微妙に調節する
ことができるようにしている。
【0004】このゴニオメータ110には、回転板11
5の回転軸線として水平な試料軸Aが設けられており、
試料5はこの試料軸Aの回りに鉛直面内で角速度θで回
転させられ、試料5に対するX線Fの入射角度を変化さ
せられるようになっている。また、ゴニオメータ110
には、試料軸Aを中心として試料5の回転角速度θの2
倍の回転角速度2θで回転させられる検出器アーム12
0が設けられており、この検出器アーム120に、試料
5から放出された回折X線を検出するX線検出器125
が設けられている。また、試料5とX線検出器125と
の間には、散乱スリット121、ソーラスリット12
2、受光スリット123がこの順に設けられ、X線源2
と試料5との間には、入射光学要素として、試料5に照
射するX線Fの面積を制限する発散スリット130が設
けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のX
線回折装置では、測定内容によって、入射光学系に使用
する光学要素やその組み合わせを交換することがしばし
ばある。例えば、入射光学要素として発散スリット13
0を使用し、発散スリット130を通過したX線を直接
試料5に照射して測定する場合と、入射光学要素として
モノクロメータを使用し、モノクロメータで回折された
X線を試料5に照射して測定する場合とがある。
【0006】このようにモノクロメータをX線の進路に
挿入して測定する場合と、挿入しないで測定する場合と
では、試料に入射するX線の進路が変わることがある
が、従来では、そのようなX線の進路の変化に対応した
調整を、ゴニオメータ110全体をアジャスタボルト1
11で動かすことにより行っており、そのため操作が面
倒であるうえ、精度が出せないという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、モノクロメ
ータを使用する場合と使用しない場合とでのゴニオメー
タの調整の簡略化及び精度の向上を図れるようにしたX
線回折装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、試料
に対しX線を照射するX線源と、水平な試料軸を中心に
試料を回転させることで試料に対するX線の入射角度を
変化させると共に検出器アームを前記試料軸を中心とし
て前記試料の回転角速度の2倍の回転角速度で回転させ
るゴニオメータと、前記検出器アームに配されて試料か
ら放出される回折X線を検出するX線検出器と、前記X
線源と試料との間に配されるモノクロメータとを備えた
X線回折装置において、前記X線源と試料との間に、前
記モノクロメータを測定に使用するときに当該モノクロ
メータの回転中心を位置合わせする位置合わせ点を設定
すると共に、この位置合わせ点を回転軸線とする回動軸
を備えた支持アームを設け、この支持アームの回動軸
に、前記回転軸線を中心にして回動可能に且つ回動角度
を調整可能にゴニオメータを取り付けると共に、前記支
持アームに、モノクロメータを測定に使用するときには
モノクロメータをX線の進路内に挿入してモノクロメー
タの回転中心を前記位置合わせ点に位置合わせし、且
つ、モノクロメータを測定に使用しないときにはモノク
ロメータをX線の進路内から退避させるモノクロメータ
位置調整機構を設けたことを特徴としている。
【0009】この請求項1の発明のX線回折装置では、
ゴニオメータを、測定に使用する位置にセットしたモノ
クロメータの回転中心と同軸に回動させることができ
る。従って、モノクロメータの回転に合わせたゴニオメ
ータの調整が簡単にできると共に、モノクロメータを測
定に使用しないときとモノクロメータを測定に使用する
ときとのX線の進路の変更に伴うゴニオメータの調整が
簡単にできる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、前
記X線源から出射されるX線の進路に対して平行なガイ
ドレールを設け、このガイドレール上に該ガイドレール
に沿ってスライド自在にスライド台を設け、該スライド
台に前記支持アームを設けると共に、前記スライド台の
上に、前記支持アームの回動軸に取り付けられたゴニオ
メータを、回動角度調整機構を介して載置したことを特
徴とする。
【0011】この請求項2の発明のX線回折装置では、
光学系に影響することなく、容易かつ自在にゴニオメー
タ半径を変更することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1(a)は実施形態のX線回折装
置の平面図、(b)は側面図ある。このX線回折装置
は、X線発生装置としてのX線管1と、試料5を保持し
て回転させるゴニオメータ50と、ゴニオメータ50を
載せてゴニオメータ50の高さ方向の位置調整を可能と
する高さ調節台7と、ゴニオメータ半径の調節を可能に
するスライド台30と、ゴニオメータ50を回動可能に
支持すると共にモノクロメータ40を支持する支持アー
ム31とを備えている。
【0013】X線管1のターゲット上に設定されたX線
源2からは、ゴニオメータ50によって略水平に保持さ
れた試料5の表面(上面)に向けてX線Fが出射され
る。出射されたX線Fは、ゴニオメータ50の中心部に
設定された水平な試料軸A上の試料表面に入射し、試料
5からは回折X線が放射される。ゴニオメータ50で試
料5を回転させることにより、試料5に対するX線Fの
入射角度が変化し、試料5から放出される回折X線の進
路はその2倍の角度変化する。
【0014】ゴニオメータ50は、試料軸Aを中心軸線
として鉛直面内で回転するθ回転板51を有しており、
この回転板51に試料テーブル52が突き出した形で設
けられ、この試料テーブル52の上に試料5が保持され
ている。また、ゴニオメータ50は、θ回転板51と同
軸に、つまり、試料軸Aを中心軸線として鉛直面内で回
転する2θ回転板55を有している。θ回転板51と2
θ回転板55は、θ回転板51が角速度θで回転すると
き、2θ回転板55がその2倍の角速度2θで回転する
ように構成されている。ゴニオメータ本体50Aの内部
には、そのように回転駆動制御する図示略の機構が含ま
れている。
【0015】2θ回転板55には、X線管1のある側と
反対側に突出する検出器アーム56が一体に設けられて
おり、この検出器アーム56の上に、受光側光学系ユニ
ット90とX線検出器95とが搭載されている。受光側
光学系ユニット90は、試料5からの回折X線の進路に
沿って順番に散乱スリット、ソーラスリット、受光スリ
ット等のユニットを並べたものであり、この受光側光学
系ユニット90を通過した回折X線がX線検出器95に
入射するようになっている。
【0016】ゴニオメータ本体50AのX線管1側に
は、入射光学系アーム57が一体に設けられている。入
射光学系アーム57の上部には入射光学系ユニット60
が取り付けられている。
【0017】前記高さ調節台7は、X線管1と同じ基準
面100の上にアジャスタボルト11を介して支持され
たベース10と、該ベース10の上方に配され上下動ガ
イド13によって案内されながら昇降自在とされたプレ
ート状の昇降台20と、ウェッジ式の昇降駆動機構8と
によって構成されている。
【0018】上下動ガイド13は、ベース10の上面
の、昇降台20を安定ガイドできる複数個所に配されて
おり、ベース10の上面に軸線を鉛直方向を向けて固定
されたガイド筒13Aと、昇降台20の下面に固定され
ガイド筒13Aに対して上下スライド可能に嵌入された
ロッド13Bとからなる。このように上下動ガイド13
を介して昇降台20が支持されていることにより、昇降
台20は上下方向にしか移動できないように拘束されて
いる。
【0019】ウェッジ式の昇降駆動機構8は、前記ベー
ス10と昇降台20の間に配されて互いに重なり合うこ
とで昇降台20を支持する固定ウェッジ板16と可動ウ
ェッジ板15とを有している。固定ウェッジ板16は昇
降台20の下面に固定され、自身の下面が傾斜面16a
とされたものである。可動ウェッジ板15は、ベース1
0の上面に沿ってスライド自在に設けられ、上面に、固
定ウェッジ板16の傾斜面16aと摺接する傾斜面15
aを有するものである。
【0020】可動ウェッジ板15の側部には、ベース1
0に軸受18で支持された送りネジ17の先端がナット
14を介して連結されており、ハンドル19を回して送
りネジ18により可動ウェッジ板15を水平方向にスラ
イドさせることで、可動ウェッジ板15と固定ウェッジ
板16の傾斜面15a、16a同士を摺動させて、それ
により、可動ウェッジ板15に加えた水平変位を昇降台
20の垂直変位に変換できるようになっている。
【0021】また、昇降台20の上には、X線源2から
出射されるX線Fの進路に対して平行なガイドレール2
1が複数本設けられており、ゴニオメータ50を載せた
スライド台30が、リニアガイド22を介してこれらガ
イドレール21に滑動自在に取り付けられている。スラ
イド台30の下面にはナット23が設けられており、昇
降台20に軸受25で支持された送りネジ24がそのナ
ット23に螺合している。従って、ハンドル26を操作
して送りネジ24を回すことにより、スライド台30上
に載ったゴニオメータ50を、X線ビームと平行に移動
させることができるようになっている。
【0022】ゴニオメータ50を回動自在に支持する支
持アーム31は、スライド台30の前端部に、互いに間
隔をおいて左右一対立設されている。片方の支持アーム
31の上端部には、X線源2と試料5との間に配される
モノクロメータ40を測定に使用するときに、当該モノ
クロメータ40の回転中心を位置合わせする位置合わせ
点200が設定されており、この位置合わせ点200を
回転軸線として、左右の支持アーム31間には回動軸3
2が設けられている。そして、この回動軸32に、ゴニ
オメータ50の入射光学系アーム57の上端部57aが
連結されることにより、ゴニオメータ50が、支持アー
ム31上の位置合わせ点200を中心に回動できるよう
になっている。即ち、支持アーム31上の位置合わせ点
200にモノクロメータ40の回転中心を正確に位置合
わせした状態では、モノクロメータ40の回転中心と同
軸に、ゴニオメータ50を回動させることができるよう
になっている。
【0023】ゴニオメータ本体50Aは、一端がこのよ
うに入射光学系アーム57を介して支持アーム31の上
端に回動可能に支持されており、他端がアジャスタボル
ト35を介してスライド台30の上に載っている。従っ
て、アジャスタボルト35を回して、ゴニオメータ本体
50Aとスライド台30との間の距離を変えることによ
り、ゴニオメータ50の回動角度を調節できるようにな
っている。ここでは、アジャスタボルト35が回動角度
調整機構の役割をなす。なお、ゴニオメータ50の回動
角度を調整するに従い、アジャスタボルト35の下端と
スライド台30との当たり角度が変わるので、スライド
台30とアジャスタボルト35の下端との間には、当た
り角度の変化を吸収する受座36が設けられている。
【0024】また、モノクロメータ40が取り付けられ
た支持アーム31の上端には、モノクロメータ40を測
定に使用するときに当該モノクロメータ40をX線Fの
進路内に挿入してモノクロメータ40の回転中心を前記
位置合わせ点200に位置合わせし、且つ、モノクロメ
ータ40を測定に使用しないときに当該モノクロメータ
40をX線Fの進路内から退避させるモノクロメータ位
置調整機構42が設けられている。
【0025】次に作用を説明する。このX線回折装置で
は、モノクロメータ40を測定に使用する場合と測定に
使用しない場合の切り換えを簡単に行うことができる。
即ち、モノクロメータ40を測定に使用する場合には、
モノクロメータ位置調整機構42を操作して、モノクロ
メータ40をX線Fの進路内に挿入し、モノクロメータ
40の回転中心を、支持アーム31上の位置合わせ点2
00に位置合わせする。
【0026】同時に、モノクロメータ基台50Aの端部
に螺合したアジャスタボルト35を操作することによ
り、ゴニオメータ50を回動させ、モノクロメータ40
から出射するX線が、入射光学系60を介して、ゴニオ
メータ50に保持された試料5の所定位置に入射するよ
うに調整する。この場合、ゴニオメータ50は、モノク
ロメータ40の回転中心と同軸に回動操作できるので、
モノクロメータ40の回転に合わせたゴニオメータ50
の調整が簡単にできる。
【0027】また、モノクロメータ40を測定に使用し
ない場合には、モノクロメータ位置調整機構42を操作
して、モノクロメータ40をX線Fの進路から退避させ
る。同時に、モノクロメータ基台50Aの端部に螺合し
たアジャスタボルト35を操作することにより、ゴニオ
メータ50を回動させ、モノクロメータ40を通過しな
いX線が、入射光学系60を介して、ゴニオメータ50
に保持された試料5の所定位置に入射するように調整す
る。
【0028】このように、モノクロメータ40を測定に
使用しないときとモノクロメータ40を測定に使用する
ときとのX線の進路の変更に伴うゴニオメータ50の調
整が簡単にできるので、特別な熟練を必要としない。
【0029】また、入射光学系ユニット60の光学要素
の変更などによって、ゴニオメータ50の高さ調整の必
要が生じてくるが、そのような場合には、ハンドル19
を操作し、可動ウェッジ板15を図1の左右方向へ水平
にスライドさせる。そうすると、昇降台20を上下に変
位させることができるので、それによって昇降台20の
上のゴニオメータ50の高さ調整を行うことができる。
【0030】この場合、可動ウェッジ板15と固定ウェ
ッジ板16の傾斜面15a、16aの角度によって、可
動ウェッジ板15の水平変位量に対する昇降台20の垂
直変位量を決めることができるので、傾斜角度を非常に
小さくすることによって、小さな操作力にて、極めて微
小なゴニオメータ50の高さ調節を行うことが可能とな
る。例えば、昇降台20の変動量を、送りネジ17のピ
ッチの数分の一とすることができるため、精密な高さ調
節を容易に行うことができる。
【0031】また、このX線回折装置では、ハンドル2
6を回すことで、X線ビームの進路に沿って、光学系を
搭載したゴニオメータ50全体及びモノクロメータ40
を一緒に移動することができる。従って、X線ビームと
の関係を維持しながら、光学系に影響を及ぼすことな
く、ゴニオメータ半径を容易且つ自在に変更することが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ゴニオメータをモノクロメータの回転中心と同
軸に回動させることができるので、モノクロメータの回
転に合わせたゴニオメータの調整が簡単にできると共
に、モノクロメータを測定に使用しないときとモノクロ
メータを測定に使用するときとのX線の進路の変更に伴
うゴニオメータの調整が簡単にでき、調整精度の向上も
図れる。
【0033】請求項2の発明によれば、X線源から出射
されるX線の進路に対して平行にゴニオメータを動かす
ことができるようにしたので、光学系に影響することな
く、容易かつ自在にゴニオメータ半径を変更することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のX線回折装置の平面図
(a)及び側面図(b)である。
【図2】従来のX線回折装置の側面図である。
【符号の説明】
F X線 A 試料軸 2 X線源 5 試料 21 ガイドレール 30 スライド台 31 支持アーム 32 回動軸 35 アジャスタボルト(回動角度調整機構) 40 モノクロメータ 42 モノクロメータ位置調整機構 50 ゴニオメータ 50A ゴニオメータ本体 60 入射光学系ユニット 95 X線検出器 200 位置合わせ点
フロントページの続き Fターム(参考) 2G001 AA01 BA18 CA01 DA02 EA01 GA01 GA13 JA08 JA11 KA08 PA12 SA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料に対しX線を照射するX線源と、水
    平な試料軸を中心に試料を回転させることで試料に対す
    るX線の入射角度を変化させると共に検出器アームを前
    記試料軸を中心として前記試料の回転角速度の2倍の回
    転角速度で回転させるゴニオメータと、前記検出器アー
    ムに配されて試料から放出される回折X線を検出するX
    線検出器と、前記X線源と試料との間に配されるモノク
    ロメータとを備えたX線回折装置において、 前記X線源と試料との間に、前記モノクロメータを測定
    に使用するときに当該モノクロメータの回転中心を位置
    合わせする位置合わせ点を設定すると共に、この位置合
    わせ点を回転軸線とする回動軸を備えた支持アームを設
    け、 この支持アームの回動軸に、前記回転軸線を中心にして
    回動可能に且つ回動角度を調整可能にゴニオメータを取
    り付けると共に、 前記支持アームに、モノクロメータを測定に使用すると
    きにモノクロメータをX線の進路内に挿入してモノクロ
    メータの回転中心を前記位置合わせ点に位置合わせし、
    且つ、モノクロメータを測定に使用しないときにモノク
    ロメータをX線の進路内から退避させるモノクロメータ
    位置調整機構を設けたことを特徴とするX線回折装置。
  2. 【請求項2】 前記X線源から出射されるX線の進路に
    対して平行なガイドレールを設け、このガイドレール上
    に該ガイドレールに沿ってスライド自在にスライド台を
    設け、該スライド台に前記支持アームを設けると共に、
    前記スライド台の上に、前記支持アームの回動軸に取り
    付けられたゴニオメータを、回動角度調整機構を介して
    載置したことを特徴とする請求項1記載のX線回折装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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