JP2002147598A - レンジ切替駆動部のフェール判定装置及びフェール判定方法 - Google Patents

レンジ切替駆動部のフェール判定装置及びフェール判定方法

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JP2002147598A
JP2002147598A JP2000349725A JP2000349725A JP2002147598A JP 2002147598 A JP2002147598 A JP 2002147598A JP 2000349725 A JP2000349725 A JP 2000349725A JP 2000349725 A JP2000349725 A JP 2000349725A JP 2002147598 A JP2002147598 A JP 2002147598A
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range
switching
drive
control unit
motor
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JP2000349725A
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Iku Sato
幾 佐藤
Yoshitaka Murase
好隆 村瀬
Hirotoshi Nagashima
博敏 永島
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動モータに異常が発生していないにもかかわ
らず、フェール判定が行われることがなく、レンジの切
替えが中止されることがないようにする。 【解決手段】選択された目標レンジを検出し、レンジ信
号を発生させる目標レンジ検出手段と、各レンジに対応
した複数の切替位置に置かれる切替手段と、切替手段と
連結された駆動モータを駆動するモータ駆動制御部29
と、切替手段を目標レンジの切替位置に置くための駆動
指令を発生させ、駆動指令をモータ駆動制御部29に送
る切替処理手段91と、切替手段の切替位置を検出し、
切替位置に対応させて切替位置信号を発生させる切替位
置検出手段と、駆動指令がモータ駆動制御部29に送ら
れたときに、切替位置信号のセンサ出力が変位している
かどうかを判断し、センサ出力が変位していない場合、
駆動指令をモータ駆動制御部29に再び送るフェール判
定処理手段92とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンジ切替駆動部
のフェール判定装置及びフェール判定方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機を搭載した車両におい
ては、エンジンを駆動することによって発生させられた
回転を、変速機構に伝達し、該変速機構において変速を
行い、変速が行われた後の回転を駆動輪に伝達して車両
を走行させるようにしている。そのために、前記変速機
構には、複数の歯車要素を備えたプラネタリギヤユニッ
ト、及びクラッチ、ブレーキ等の摩擦係合要素が配設さ
れ、該摩擦係合要素を係脱させることによって、前記プ
ラネタリギヤユニットにおいて回転が入力される歯車要
素、及び回転が出力される歯車要素の組合せが変更され
る。
【0003】前記自動変速機においては、パーキング
(P)レンジ、後進(R)レンジ、ニュートラル(N)
レンジ、前進(D)レンジ、ロー(L)レンジ等の各レ
ンジが設定され、各レンジを切り替えるために、レンジ
切替装置が配設される。該レンジ切替装置においては、
運転者がシフトレバーを操作することによって所定のレ
ンジを選択することができるようになっている。すなわ
ち、運転者が、シフトレバーをPレンジ位置、Rレンジ
位置、Nレンジ位置、Dレンジ位置、Lレンジ位置等の
所定のレンジ位置に置くと、シフトレバーに隣接させて
配設されたシフトセンサによってシフト操作信号が発生
させられる。そして、該シフト操作信号に従って、運転
者によるシフト操作に基づいて選択された目標レンジが
検出され、目標レンジに対応させてレンジ信号が発生さ
せられ、該レンジ信号に従って駆動モータが駆動され
る。
【0004】また、該駆動モータと油圧回路に配設され
たマニュアルバルブとがディテント機構を介して連結さ
れ、前記駆動モータが駆動されると、駆動モータによっ
て発生させられた回転運動がディテント機構によって直
線運動に変換され、該直線運動が前記マニュアルバルブ
に伝達され、マニュアルバルブが切り替えられる。そし
て、該マニュアルバルブの切替えに伴って所定のレンジ
圧が発生させられ、所定のレンジ圧が前記油圧回路に配
設された油圧サーボに供給されて前記摩擦係合要素が選
択的に係合させられる。また、前記ディテント機構のデ
ィテントレバーに隣接させてポジションセンサが配設さ
れ、該ポジションセンサによってディテントレバーの位
置がマニュアルバルブの切替位置として検出されて切替
位置信号が発生させられる。
【0005】ところで、前記駆動モータを駆動するため
にシフト動作制御部が配設され、該シフト動作制御部
は、前記レンジ信号及び切替位置信号に基づいて、シフ
トレバーを操作する前の現在のレンジとシフトレバーを
操作した後の目標レンジとを比較し、マニュアルバルブ
を切り替えるために、駆動モータを正方向に駆動するか
逆方向に駆動するかを判定する。続いて、前記シフト動
作制御部は、モータ駆動制御部に駆動指令を送り、駆動
モータを判定された駆動方向に駆動するように指令す
る。
【0006】そして、前記各レンジを切り替えるに当た
り、駆動モータに異常が発生したかどうかを判断し、異
常が発生した場合にフェール判定を行うようにしてい
る。そのために、前記シフト動作制御部は、モータ駆動
制御部に前記駆動指令を送っている間に、前記切替位置
信号の信号レベル、すなわち、センサ出力を読み込み、
該センサ出力が変位しているかどうかを判断し、センサ
出力が変位していない場合、駆動モータに異常が発生し
たと判断し、フェール判定を行う。そして、前記シフト
動作制御部は、モータ駆動制御部に前記駆動指令を送る
のを停止させ、レンジの切替えを中止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレンジ切替装置においては、駆動モータとマニュア
ルバルブとの間に電磁クラッチ、減速装置、ディテント
機構等から成る伝動機構が配設されるので、該伝動機構
におけるあそび、バックラッシュ、油圧回路内の油の粘
性等によって、モータ駆動制御部に駆動指令が送られる
タイミングと切替位置が変化するタイミングとが完全に
は対応せず、駆動指令に対してセンサ出力の変位が遅れ
ることがある。
【0008】その場合、駆動モータに異常が発生してい
ないにもかかわらず、フェール判定が行われ、レンジの
切替えが中止されてしまう。
【0009】本発明は、前記従来のレンジ切替装置の問
題点を解決して、駆動モータに異常が発生していないに
もかかわらず、フェール判定が行われることがなく、レ
ンジの切替えが中止されることがないレンジ切替駆動部
のフェール判定装置及びフェール判定方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のレ
ンジ切替駆動部のフェール判定装置においては、運転者
によるシフト操作に基づいて選択された目標レンジを検
出し、検出された目標レンジに対応するレンジ信号を発
生させる目標レンジ検出手段と、各レンジに対応した複
数の切替位置に置かれる切替手段と、該切替手段と連結
された駆動モータを駆動するモータ駆動制御部と、前記
レンジ信号に基づいて、前記切替手段を前記目標レンジ
の切替位置に置くための駆動指令を発生させ、該駆動指
令をモータ駆動制御部に送る切替処理手段と、前記切替
手段の切替位置を検出し、該切替位置に対応させて切替
位置信号を発生させる切替位置検出手段と、前記駆動指
令がモータ駆動制御部に送られたときに、前記切替位置
信号のセンサ出力が変位しているかどうかを判断し、セ
ンサ出力が変位していない場合、設定された時間にわた
って前記駆動指令をモータ駆動制御部に再び送るフェー
ル判定処理手段とを有する。
【0011】本発明の他のレンジ切替駆動部のフェール
判定装置においては、さらに、前記レンジは、車両のパ
ーキング機構がロックされるパーキングレンジ、及び前
記パーキング機構が解除される少なくとも一つのレンジ
を含む。
【0012】本発明の更に他のレンジ切替駆動部のフェ
ール判定装置においては、さらに、前記切替手段は、切
替位置に対応させてレンジ圧を発生させる切替バルブで
ある。
【0013】本発明の更に他のレンジ切替駆動部のフェ
ール判定装置においては、さらに、前記フェール判定処
理手段は、前記センサ出力が変位していない場合に、前
記駆動指令をモータ駆動制御部に間欠的に複数回送る。
【0014】本発明のレンジ切替駆動部のフェール判定
方法においては、運転者によるシフト操作に基づいて選
択された目標レンジを検出し、検出された目標レンジに
対応するレンジ信号を発生させ、該レンジ信号に基づい
て、切替手段を前記目標レンジの切替位置に置くための
駆動指令を発生させ、該駆動指令をモータ駆動制御部に
送って駆動モータを駆動し、前記切替手段の切替位置を
検出し、切替位置信号を発生させ、前記駆動指令がモー
タ駆動制御部に送られたときに、前記切替位置信号のセ
ンサ出力が変位しているかどうかを判断し、センサ出力
が変位していない場合、設定された時間にわたって前記
駆動指令をモータ駆動制御部に再び送る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態におけるレンジ
切替駆動部のフェール判定装置の機能ブロック図であ
る。
【0017】図において、33は、運転者によるシフト
操作に基づいて選択された目標レンジを検出し、検出さ
れた目標レンジに対応するレンジ信号を発生させる目標
レンジ検出手段としてのレンジ検出部、12は、複数の
切替位置に置かれ、各切替位置に対応させてレンジ圧を
発生させる切替手段としてのマニュアルバルブ、29は
図示されない駆動モータを駆動するモータ駆動制御部、
91は、前記レンジ信号に基づいて、前記マニュアルバ
ルブ12を前記目標レンジの切替位置に置くための駆動
指令を発生させ、該駆動指令をモータ駆動制御部29に
送る切替処理手段、31は、前記マニュアルバルブ12
の切替位置を検出し、該切替位置に対応させて切替位置
信号を発生させる切替位置検出手段としてのポジション
センサ、92は、前記駆動指令がモータ駆動制御部29
に送られたときに、前記切替位置信号のセンサ出力が変
位しているかどうかを判断し、センサ出力が変位してい
ない場合、設定された時間にわたって前記駆動指令をモ
ータ駆動制御部29に再び送るフェール判定処理手段で
ある。
【0018】図2は本発明の実施の形態におけるレンジ
切替装置の概略図である。
【0019】図において、11はレンジ切替装置であ
り、12は切替手段及び切替バルブとしてのマニュアル
バルブ、13は油圧回路を形成するバルブボディ、15
はディテントレバーであり、前記マニュアルバルブ12
は、バルブボディ13に収納され、前記油圧回路の一部
を構成する。前記マニュアルバルブ12は移動自在に配
設されたスプール12aを備え、該スプール12aを前
記ディテントレバー15によって軸方向(矢印A、B方
向)に移動させると、マニュアルバルブ12は切り替え
られて所定の切替位置に置かれる。これに伴って、Rレ
ンジ圧、Dレンジ圧及びLレンジ圧の各レンジ圧が発生
させられ、所定のレンジ圧が、各種のバルブを介して所
定の油圧サーボに供給されて前記摩擦係合要素が選択的
に係合させられる。
【0020】また、マニュアルバルブ12の矢印A側の
先端には2枚の円板12bが配設され、前記ディテント
レバー15にアーム部15bが、該アーム部15bの先
端にピン15aが取り付けられ、前記各円板12bによ
って形成された係合溝12cとピン15aとが係合させ
られる。なお、前記ディテントレバー15及びピン15
aによってディテント機構が構成される。前記ディテン
トレバー15は板状の本体15cを備え、該本体15c
の上部には5個のレンジ係合溝15d〜15hが所定の
間隔で形成される。
【0021】そして、各レンジ係合溝15d〜15h
は、自動変速機のパーキングレンジ、後進レンジ、ニュ
ートラルレンジ、前進レンジ及びローレンジの各レンジ
に対応させて図における右方から左方に向けて順に形成
される。また、前記本体15cの図における右方にはア
ーム部15bが突出させて形成される。さらに、前記本
体15cの図における左方には、パーキングレンジが選
択されたときに、図示されないパーキング機構を駆動す
るためのパーキングロッド係合穴15iが形成される。
また、前記本体15cのほぼ中央の下方部には係合穴1
5jが形成される。
【0022】そして、前記バルブボディ13の上端に、
板ばねから成るディテントスプリング19の一端が固定
され、前記ディテントスプリング19の他端にローラ1
9aが回転自在に支持され、該ローラ19aと前記レン
ジ係合溝15d〜15hとが選択的に係合させられる。
なお、前記ディテントスプリング19は図における下方
に付勢された状態でバルブボディ13に取り付けられて
いるので、前記ローラ19aと前記レンジ係合溝15d
〜15hのうちの一つのレンジ係合溝とは常に係合させ
られる。また、前記レンジ制御軸17は前記係合穴15
jを貫通してディテントレバー15と一体的に配設され
る。
【0023】前記レンジ制御軸17の図における左端に
は、断面が長方形の形状を有する係合部17aが形成さ
れ、該係合部17aを介して前記レンジ制御軸17とレ
ンジ切替駆動部としてのバルブ駆動装置20とが接続さ
れる。該バルブ駆動装置20は箱状のケーシング21を
備え、該ケーシング21に駆動手段としての駆動モータ
22が装着され、該駆動モータ22の図示されない出力
軸にウォーム22aが取り付けられるとともに、電磁ク
ラッチ40が装着され、該電磁クラッチ40の図示され
ない円筒状の入力軸にウォームホイール23が取り付け
られる。そして、前記ウォーム22aと前記ウォームホ
イール23とが噛(し)合させられる。
【0024】また、前記電磁クラッチ40において、前
記入力軸の内部には出力軸40aが入力軸に対して入れ
子状に、かつ、同心状に配設されてケーシング21に対
して回転自在に支持される。
【0025】前記入力軸の一端に図示されない吸着ロー
タが、前記出力軸40aの一端に図示されない被吸着デ
ィスクが接続され、吸着ロータと被吸着ディスクとは互
いに対向させて配設され、図示されない励磁コイルを励
磁したり励磁を解除したりすることにより、吸着ロータ
によって被吸着ディスクを吸着したり解放したりするこ
とができる。
【0026】また、前記出力軸40aの他端には第1小
ギヤ45が取り付けられ、該第1小ギヤ45と、ケーシ
ング21に対して回転自在に支持された中間軸46に取
り付けられた大ギヤ46aとが噛合させられる。さら
に、前記中間軸46には図示されない第2小ギヤが取り
付けられ、該第2小ギヤと扇状に形成された出力ギヤ2
7とが噛合させられる。そして、該出力ギヤ27はケー
シング21に対して回転自在に支持され、出力ギヤ27
の中心部に長方形の形状を有する係合穴27aが形成さ
れ、該係合穴27aに前記係合部17aが嵌(かん)入
されることによって、出力ギヤ27とレンジ制御軸17
とが係合させられる。
【0027】また、35は選速手段としてのシフトレバ
ーであり、該シフトレバー35を操作してPレンジ位
置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ位置、Lレ
ンジ位置等のレンジ位置のうちの所定のレンジ位置に置
くことができる。なお、本実施の形態においては、選速
手段としてシフトレバー35を使用するようになってい
るが、該シフトレバー35に代えてシフトスイッチを使
用することもできる。
【0028】そして、前記シフトレバー35に隣接させ
てシフト操作信号発生手段としての図示されないシフト
センサが配設され、該シフトセンサによってシフト操作
信号S1が発生させられ、該シフト操作信号S1は目標
レンジ検出手段としてのレンジ検出部33に送られる。
該レンジ検出部33は前記シフト操作信号S1に従っ
て、運転者によるシフト操作に基づいて選択された目標
レンジを検出し、検出された目標レンジに対応するレン
ジ信号S2を発生させ、該レンジ信号S2をシフト動作
制御部30に送る。なお、選速手段としてシフトスイッ
チを使用する場合、該シフトスイッチはシフト操作信号
発生手段を兼ねる。
【0029】前記ディテントレバー15に隣接させて切
替位置検出手段としてのポジションセンサ31がケーシ
ング21に取り付けられ、ポジションセンサ31によっ
てディテントレバー15の位置をマニュアルバルブ12
の切替位置として検出し、該切替位置に対応させて切替
位置信号S3が発生させられる。そして、該切替位置信
号S3に基づいて、自動変速機を構成する変速機構にお
けるレンジの切替状態が判定される。
【0030】また、前記シフト動作制御部30には、前
記駆動モータ22を駆動するモータ駆動制御部29、及
び電磁クラッチ40を係脱させるためのクラッチ駆動制
御部32が接続される。前記レンジ信号S2及び切替位
置信号S3に基づいて駆動モータ22が駆動され、電磁
クラッチ40が係脱させられる。
【0031】前記構成のレンジ切替装置11において、
車両の運転中に、シフト動作制御部30は、レンジ検出
部33から送られるレンジ信号S2に基づいて、運転者
によるシフト操作によってシフトレバー35のレンジ位
置が変化したかどうかを判断する。そして、シフト動作
制御部30の切替処理手段91は、レンジ位置が変化し
たと判断すると、シフトレバー35を操作する前のレン
ジとシフトレバー35を操作した後の目標レンジとを比
較し、マニュアルバルブ12を切り替えるために、駆動
モータ22を正方向に駆動するか逆方向に駆動するかを
判定する。
【0032】このようにして、前記切替処理手段91
は、駆動モータ22の駆動方向を判定すると、クラッチ
駆動制御部32に係脱指令を送り、電磁クラッチ40の
係合を指令するとともに、モータ駆動制御部29に駆動
指令を送り、駆動モータ22を判定された駆動方向に駆
動するように指令する。
【0033】そして、前記クラッチ駆動制御部32は、
前記係脱指令に基づいて前記励磁コイルを励磁し、前記
吸着ロータによって被吸着ディスクを吸着することによ
り電磁クラッチ40を係脱させる。また、前記モータ駆
動制御部29は、前記駆動指令に基づいて駆動モータ2
2を判定された駆動方向に駆動する。これにより、駆動
モータ22の回転は、ウォーム22a、ウォームホイー
ル23、電磁クラッチ40の入力軸、吸着ロータ、被吸
着ディスク、出力軸40a、第1小ギヤ45、中間軸4
6、大ギヤ46a及び第2小ギヤを介して出力ギヤ27
に伝達され、レンジ制御軸17を所定の角度で矢印C、
D方向に回動させる。
【0034】そして、ディテントレバー15がアーム部
15bと共に矢印C、D方向に所定の角度回動させら
れ、ピン15aがアーム部15bと共に矢印C、D方向
に所定の角度回動させられ、これに伴って、ピン15a
の矢印A、B方向における位置が矢印C、D方向の回動
量に応じて変化する。したがって、スプール12aがピ
ン15aの矢印A、B方向における位置の変化量と等し
い量だけ移動させられる。
【0035】なお、前記ウォーム22a、ウォームホイ
ール23、電磁クラッチ40の入力軸、吸着ロータ、被
吸着ディスク、出力軸40a、第1小ギヤ45、中間軸
46、大ギヤ46a、第2小ギヤ、出力ギヤ27、レン
ジ制御軸17、ディテントレバー15、アーム部15
b、ピン15a等によって伝動機構が構成される。
【0036】このように、駆動モータ22を駆動するこ
とによって発生させられた回転運動は、前記ディテント
レバー15及びピン15aによって直線運動に変換さ
れ、該直線運動がマニュアルバルブ12に伝達されて、
マニュアルバルブ12の切替位置が切り替えられる。
【0037】前記切替処理手段91は、ポジションセン
サ31によって検出されたディテントレバー15の位置
に基づいて、ローラ19aと前記レンジ係合溝15d〜
15hのうちの目標レンジに対応するレンジ係合溝とが
係合したかどうかを判断し、ローラ19aと前記レンジ
係合溝15d〜15hのうちの目標レンジに対応するレ
ンジ係合溝とが係合した場合に、シフト動作制御部30
は、クラッチ駆動制御部32に対して電磁クラッチ40
の解放を指令するとともに、モータ駆動制御部29に対
して駆動モータ22の停止を指令する。
【0038】そして、クラッチ駆動制御部32は、直ち
に励磁コイルの励磁を解除することによって電磁クラッ
チ40を解放し、駆動モータ22からの駆動力が出力軸
40aに伝達されないようにするとともに、モータ駆動
制御部29は駆動モータ22を停止させる。このように
して、ローラ19aと前記レンジ係合溝15d〜15h
のうちの目標レンジに対応するレンジ係合溝とが係合し
た状態で、ディテントレバー15の位置決めが行われ
る。
【0039】また、シフト動作制御部30の図示されな
い切替状態判定処理手段は、切替状態判定処理を行い、
切替位置信号S3に基づいて、前記変速機構におけるレ
ンジの切替状態を判定する。そして、前記シフト動作制
御部30の図示されない表示処理手段は、表示処理を行
い、表示信号S4をドライバ50に送り、該ドライバ5
0は表示信号S4に基づいて表示装置としてのインジケ
ータ51を作動させる。該インジケータ51は、
「P」、「R」、「N」、「D」及び「L」の表示器5
2〜56を備え、各表示器52〜56を、駆動すること
によって、点灯させたり点滅させたりして前記各レンジ
の切替状態を表示する。
【0040】ところで、前記各レンジを切り替えるに当
たり、駆動モータ22に異常が発生したかどうかを判断
し、異常が発生した場合にフェール判定を行うようにし
ている。そのために、前記シフト動作制御部30にタイ
マ58及びカウンタ59が接続され、前記シフト動作制
御部30のフェール判定処理手段92は、前記切替処理
手段91がモータ駆動制御部29に送る駆動指令、前記
切替位置信号S3の信号レベル、すなわち、センサ出力
Vs、前記タイマ58によって計時されたタイマ値、及
び前記カウンタ59によってカウントされたカウント値
を読み込み、切替処理手段91がモータ駆動制御部29
に前記駆動指令を送っている間に、前記センサ出力V
s、タイマ値及びカウント値に基づいて、駆動モータ2
2に異常が発生したかどうかを判断する。
【0041】次に、前記レンジ切替装置11の動作につ
いて説明する。
【0042】図3は本発明の実施の形態におけるレンジ
切替装置の動作を示すフローチャート、図4は本発明の
実施の形態におけるレンジ切替装置の動作を示すタイム
チャートである。
【0043】まず、初期状態において、現在のレンジは
パーキングレンジであり、センサ出力Vsは比較基準値
(本実施の形態において、初期値は0(零)〔V〕であ
り、次の制御周期においては、前回のセンサ出力Vsの
値が比較基準値になる。)であり、タイマ58(図2)
のタイマ値TM、及びカウンタ59のカウント値CTは
クリアされている。
【0044】そして、タイミングt1で運転者が現在の
レンジであるパーキングレンジから目標レンジである前
進レンジに切り替えるために、シフトレバー35をPレ
ンジ位置からDレンジ位置に移動させると、レンジ検出
部33によって前進レンジが検出されてレンジ信号S2
が発生させられ、該レンジ信号S2がシフト動作制御部
30に送られる。該シフト動作制御部30の切替処理手
段91(図1)は、前記レンジ信号S2に基づいてレン
ジ位置が変化したと判断すると、シフトレバー35を操
作する前のパーキングレンジとシフトレバー35を操作
した後の前進レンジとを比較し、マニュアルバルブ12
を切り替えるために、駆動モータ22を正方向に駆動す
るか逆方向に駆動するかを判定する。
【0045】このようにして、前記切替処理手段91
は、駆動モータ22の駆動方向を判定すると、クラッチ
駆動制御部32に係脱指令を送り、電磁クラッチ40の
係合を指令するとともに、モータ駆動制御部29に駆動
指令を送り、駆動モータ22を判定された駆動方向に駆
動するように指令する。また、前記フェール判定処理手
段92は前記タイマ58をリセットし、これに伴ってタ
イマ58は計時を開始する。
【0046】続いて、タイミングt2で駆動モータ22
が駆動され、マニュアルバルブ12がP切替位置から移
動を開始する。このとき、ポジションセンサ31によっ
てマニュアルバルブ12の切替位置が検出されるので、
前記フェール判定処理手段92は、切替位置信号S3を
読み込み、センサ出力Vsと比較基準値とを比較し、セ
ンサ出力Vsが比較基準値に対して変位したかどうかを
判断する。そして、センサ出力Vsが比較基準値に対し
て変位した場合は、再びタイマ58をリセットし、制御
周期ごとにセンサ出力Vsが比較基準値に対して変位し
たかどうかを判断する。
【0047】駆動モータ22に異常が発生しない場合、
前記センサ出力Vsはタイミングt2で立ち上がり、図
4の破線で示されるように、時間が経過するのに伴って
大きくなり、その後、センサ出力VsがあらかじめD切
替位置に対応させて設定された値と等しくなると、マニ
ュアルバルブ12の切替位置がD切替位置に到達したこ
とが分かるので、前記切替処理手段91は駆動モータ2
2を停止させる。
【0048】ところが、タイミングt3で駆動モータ2
2に異常が発生し、前記センサ出力Vsがそれ以上高く
ならず、変化しないと、前記フェール判定処理手段92
は前記タイマ58をリセットすることなく、前記タイマ
値TMに基づいて、タイミングt3から時間T1が経過
したかどうかを判断する。そして、タイミングt4で、
タイミングt3から時間T1が経過すると、フェール判
定処理手段92は、カウント値CTをインクリメント
し、モータ駆動制御部29に駆動指令を送るのを停止さ
せ、タイマ58をリセットし、これに伴ってタイマ58
は再び計時を開始する。なお、このとき、電磁クラッチ
40は係合させられたままである。
【0049】その後、前記フェール判定処理手段92
は、前記タイマ値TMに基づいて、タイミングt4から
時間T2が経過したかどうかを判断する。そして、タイ
ミングt5で、タイミングt4から時間T2が経過する
と、フェール判定処理手段92は、モータ駆動制御部2
9に駆動指令を送り、前記タイマ58をリセットし、こ
れに伴ってタイマ58は再び計時を開始する。
【0050】続いて、前記フェール判定処理手段92
は、切替位置信号S3を読み込み、センサ出力Vsが比
較基準値に対して変位したかどうかを判断する。そし
て、センサ出力Vsが比較基準値に対して変位した場合
は、駆動モータ22が正常になったと考えられるので、
フェール判定処理手段92は、再びタイマ58をリセッ
トし、制御周期ごとにセンサ出力Vsが比較基準値に対
して変位したかどうかを判断する。そして、センサ出力
Vsが比較基準値に対して変位し続け、センサ出力Vs
があらかじめD切替位置に対応させて設定された値と等
しくなると、マニュアルバルブ12の切替位置がD切替
位置に到達したことが分かるので、前記切替処理手段9
1は駆動モータ22を停止させる。
【0051】これに対して、センサ出力Vsが比較基準
値に対して変位しない場合、フェール判定処理手段92
は、前記タイマ58をリセットすることなく、前記タイ
マ値TMに基づいて、タイミングt5から時間T1が経
過したかどうかを判断する。そして、タイミングt6
で、タイミングt5から時間T1が経過すると、フェー
ル判定処理手段92は、カウント値CTをインクリメン
トし、駆動モータ22を停止させ、タイマ58をリセッ
トし、これに伴ってタイマ58は再び計時を開始する。
なお、このとき、電磁クラッチ40は係合させられたま
まである。
【0052】続いて、前記フェール判定処理手段92
は、タイミングt6から時間T2が経過したかどうかを
判断し、タイミングt7で、タイミングt6から時間T
2が経過すると、モータ駆動制御部29に駆動指令を送
り、駆動モータ22を判定された駆動方向に駆動するよ
うに指令するとともに、前記タイマ58をリセットし、
センサ出力Vsが比較基準値に対して変位したかどうか
を判断する。そして、センサ出力Vsが比較基準値に対
して変位しない場合、フェール判定処理手段92は、タ
イミングt7から時間T1が経過したかどうかを判断
し、タイミングt8で、タイミングt7から時間T1が
経過すると、カウント値CTをインクリメントし、カウ
ント値CTが値nになると、フェールフラグに1をセッ
トし、フェール判定を行う。
【0053】また、フェール判定処理手段92は、モー
タ駆動制御部29に駆動指令を送るのを停止し、クラッ
チ駆動制御部32に係脱指令を送るのを停止するととも
に、タイマ58及びカウンタ59をクリアする。
【0054】このように、駆動モータ22に異常が発生
すると、モータ駆動制御部29に駆動指令を設定された
回数送ることによって駆動モータ22の駆動を試み、セ
ンサ出力Vsが比較基準値に対して変位したかどうかを
判断し、センサ出力Vsが比較基準値に対して変位した
場合は、フェール判定を行わず、センサ出力Vsが比較
基準値に対して変位しない場合は、フェール判定を行う
ようにしている。したがって、伝動機構におけるあそ
び、バックラッシュ、油圧回路内の油の粘性等によっ
て、モータ駆動制御部29に駆動指令が送られるタイミ
ングと切替位置が変化するタイミングとが完全には対応
しない場合、駆動指令に対してセンサ出力Vsの変位が
遅れるが、フェール判定は行われない。
【0055】その結果、駆動モータ22に異常が発生し
ていないにもかかわらず、フェール判定が行われること
がなく、レンジの切替えが中止されることがなくなる。
【0056】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 ポジションセンサ31の現在のセンサ出
力Vsoを記録し、駆動指令を送り、タイマ58をリセ
ットする。 ステップS2 設定された時間だけ駆動指令を送るため
に計時を行う。 ステップS3 ポジションセンサ31のセンサ出力Vs
がセンサ出力Vsoに対して所定の値ΔV以上変位した
かどうかを判断する。センサ出力Vsが変位した場合
は、駆動モータ22は正常であると判断し、ステップS
9に進み、変位しない場合はステップS4に進む。 ステップS4 時間T1が経過したかどうかを判断す
る。時間T1が経過した場合はステップS5に進み、経
過していない場合はステップS2に戻る。 ステップS5 カウント値CTをインクリメントする。 ステップS6 カウント値CTが値n以上であるかどう
かを判断する。カウント値CTが値n以上である場合は
ステップS7に、カウント値CTが値nより小さい場合
はステップS9に進む。 ステップS7 フェールフラグに1をセットする。 ステップS8 駆動指令を送るのを停止させ、タイマ5
8及びカウンタ59をクリアし、リターンする。 ステップS9 カウンタ59をクリアし、ステップS1
に戻る。 ステップS10 駆動指令を送るのを停止させ、タイマ
58をリセットする。 ステップS11 計時を行う。 ステップS12 時間T2が経過したかどうかを判断す
る。時間T2が経過した場合はステップS1に、経過し
ていない場合はステップS11に戻る。
【0057】前記実施の形態においては、ポテンショメ
ータの出力電圧の変化量を利用したボジションセンサ3
1によってフェール判定を行うようにしているが、ポテ
ンショメータ、適宜センサ等によって得られるマニュア
ルバルブの切替位置の変化量によってフェール判定を行
うこともできる。
【0058】また、前記実施の形態においては、自動変
速機を搭載した車両について説明しているが、本発明を
電気自動車、ハイブリッド型車両等の電動車両に適用す
ることもできる。その場合、パーキング機構をロックし
たり解除したりするための駆動手段として駆動モータが
配設される。
【0059】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、レンジ切替駆動部のフェール判定装置において
は、運転者によるシフト操作に基づいて選択された目標
レンジを検出し、検出された目標レンジに対応するレン
ジ信号を発生させる目標レンジ検出手段と、各レンジに
対応した複数の切替位置に置かれる切替手段と、該切替
手段と連結された駆動モータを駆動するモータ駆動制御
部と、前記レンジ信号に基づいて、前記切替手段を前記
目標レンジの切替位置に置くための駆動指令を発生さ
せ、該駆動指令をモータ駆動制御部に送る切替処理手段
と、前記切替手段の切替位置を検出し、該切替位置に対
応させて切替位置信号を発生させる切替位置検出手段
と、前記駆動指令がモータ駆動制御部に送られたとき
に、前記切替位置信号のセンサ出力が変位しているかど
うかを判断し、センサ出力が変位していない場合、設定
された時間にわたって前記駆動指令をモータ駆動制御部
に再び送るフェール判定処理手段とを有する。
【0061】この場合、駆動指令がモータ駆動制御部に
送られたときに、切替位置信号のセンサ出力が変位した
かどうかを判断し、センサ出力が変位していない場合
に、設定された時間にわたって前記駆動指令をモータ駆
動制御部に再び送るようになっている。したがって、伝
動機構におけるあそび、バックラッシュ、油圧回路内の
油の粘性等によって、モータ駆動制御部に駆動指令が送
られるタイミングと切替位置が変化するタイミングとが
完全には対応しない場合、駆動指令に対してセンサ出力
の変位が遅れるが、フェール判定は行われない。
【0062】その結果、駆動モータに異常が発生してい
ないにもかかわらず、フェール判定が行われることがな
く、レンジの切替えが中止されることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるレンジ切替駆動部
のフェール判定装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるレンジ切替装置の
概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるレンジ切替装置の
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態におけるレンジ切替装置の
動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
12 マニュアルバルブ 20 バルブ駆動装置 29 モータ駆動制御部 31 ポジションセンサ 33 レンジ検出部 91 切替処理手段 92 フェール判定処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永島 博敏 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3J067 AA02 AA21 AA24 AB23 AC12 BA58 CA31 CA40 DB18 DB32 FB42 FB45 FB76 GA01 3J552 MA02 NA01 NB01 PB02 PB10 QB07 RA19 SA07 VA62W VA76W VA80W VA80X

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者によるシフト操作に基づいて選択
    された目標レンジを検出し、検出された目標レンジに対
    応するレンジ信号を発生させる目標レンジ検出手段と、
    各レンジに対応した複数の切替位置に置かれる切替手段
    と、該切替手段と連結された駆動モータを駆動するモー
    タ駆動制御部と、前記レンジ信号に基づいて、前記切替
    手段を前記目標レンジの切替位置に置くための駆動指令
    を発生させ、該駆動指令をモータ駆動制御部に送る切替
    処理手段と、前記切替手段の切替位置を検出し、該切替
    位置に対応させて切替位置信号を発生させる切替位置検
    出手段と、前記駆動指令がモータ駆動制御部に送られた
    ときに、前記切替位置信号のセンサ出力が変位している
    かどうかを判断し、センサ出力が変位していない場合、
    設定された時間にわたって前記駆動指令をモータ駆動制
    御部に再び送るフェール判定処理手段とを有することを
    特徴とするレンジ切替駆動部のフェール判定装置。
  2. 【請求項2】 前記レンジは、車両のパーキング機構が
    ロックされるパーキングレンジ、及び前記パーキング機
    構が解除される少なくとも一つのレンジを含む請求項1
    に記載のレンジ切替駆動部のフェール判定装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段は、切替位置に対応させて
    レンジ圧を発生させる切替バルブである請求項1に記載
    のレンジ切替駆動部のフェール判定装置。
  4. 【請求項4】 前記フェール判定処理手段は、前記セン
    サ出力が変位していない場合に、前記駆動指令をモータ
    駆動制御部に間欠的に複数回送る請求項1に記載のレン
    ジ切替駆動部のフェール判定装置。
  5. 【請求項5】 運転者によるシフト操作に基づいて選択
    された目標レンジを検出し、検出された目標レンジに対
    応するレンジ信号を発生させ、該レンジ信号に基づい
    て、切替手段を前記目標レンジの切替位置に置くための
    駆動指令を発生させ、該駆動指令をモータ駆動制御部に
    送って駆動モータを駆動し、前記切替手段の切替位置を
    検出し、切替位置信号を発生させ、前記駆動指令がモー
    タ駆動制御部に送られたときに、前記切替位置信号のセ
    ンサ出力が変位しているかどうかを判断し、センサ出力
    が変位していない場合、設定された時間にわたって前記
    駆動指令をモータ駆動制御部に再び送ることを特徴とす
    るレンジ切替駆動部のフェール判定方法。
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