JP2002147145A - シャッターユニット取付装置 - Google Patents
シャッターユニット取付装置Info
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Abstract
にできるようにする。 【解決手段】 シャッターボックスの側壁10の上辺に
係止用切欠15を設けるとともに、シャッターユニット
30のブラケット20には手前側において他のブラケッ
ト方向に突出する手掛け部21と、その外側に突出する
フック22とを設け、シャッターユニットを水平状態に
して側壁の前方からその側壁の間に移動し、両フックを
両切欠に嵌合係止して、側壁間に固定するようにした。
Description
シャッターユニットを建物に固定されたシャッターボッ
クスの側壁に取付けるシャッターユニットの取付装置に
関する。
装置を簡略に示す分解斜視図である。1はシャッターボ
ックスを構成する側壁であり、2はそのシャッターボッ
クスを構成するカバーであり、3はシャッターユニット
である。側壁1は建物開口部の上方において躯体又は壁
構成部材に固定され、その間にシャッターユニット3を
収容する空間を形成する。カバー2は、側壁1の間にシ
ャッターユニット3を取付けた後に、側壁1に連結され
て、シャッターユニット3を隠蔽する。シャッターユニ
ット3は、周知の構造を有するものであり、中空の巻胴
31と、その巻胴に貫通され、巻胴を回転自在に支持す
るシャフト32と、シャフト32に巻回され、両端がそ
れぞれ巻胴とシャフトに結合された重量バランス用コイ
ルバネ(不図示)と、シャフト32の両端部に固着され
たブラケット33と、横長帯板状の多数のスラット34
aを互いに屈曲自在に順次連結してなり、上端部が巻胴
に結合されて、巻胴に巻取られ又は巻戻されるシャッタ
ーカーテン34とを備えている。
上方に取付ける時は、シャッターユニット3を水平状態
にして、建物に固定されている両側の側壁1の間に挿入
し、水平状態を保持したままブラケット33の内側から
ビス等を側壁1にねじ込むことにより固定していた。
1及びブラケット33のいずれも単純な板状に形成され
ていて、ねじのねじ込みにより固着するので、ねじ込み
作業が終了するまで、シャッターユニット3を手で水平
状態に保持する必要があった。シャッターユニット3
は、とくにシャッターカーテン34のスラット34aが
鋼板製である場合は、相当の重量を有するので、シャッ
ターユニット3の持ち上げ、水平状態での支持を容易に
するため、両ブラケットの間に連結棒35を掛け渡し、
複数人の作業者がこれを支持しながら、固定作業をして
いた。従って、シャッターカーテン34の幅と等しい長
さの連結棒35と、その取り付けとを必要としたので、
シャッターカーテン34の幅の種類に応ずる数の連結棒
35を用意する必要があり、材料コストが掛り、部品管
理が複雑である。さらに、連結棒35を用いても、側壁
1への固着作業が終了するまで、作業者の手が長時間奪
われ、また、支持安定性が低いためにねじのねじ込み作
業能率に難点があり、さらに、ややもすれば、シャッタ
ーユニット3の落下事故を起こす恐れがあった。
であり、その課題は、シャッターユニットの取付けを簡
単な作業により迅速かつ確実に行うことができようにす
ることにある。
め、本発明は、多数のスラットを互いに屈曲自在に連結
してなるシャッターカーテンの上端部を巻胴に結合し、
その巻胴にシャフトを回転自在に挿入し、シャフトの両
端部にブラケットを固着してなるシャッターユニット
を、開口部の上方に取付けられるシャッターボックスの
両側の側壁に固定するシャッターユニット取付装置にお
いて、ブラケットにはその手前側において他のブラケッ
ト方向に突出する手掛け部を設けるとともに、シャッタ
ーボックスの側壁とブラケットとに、シャッターユニッ
トを前記手掛け部を持って水平状態に保持して前記側壁
の前方からその側壁の間に移動する際に、陥落して互い
に嵌合係止する係止手段を設けたことを特徴としてい
る。上記構成により、シャッターユニットを取付ける際
は、両側の手掛け部を持って安全確実にシャッターユニ
ットを開口部の上方に持ち上げて側壁間に移動すると、
シャッターボックスの側壁に設けられた係止手段がブラ
ケットに設けられた係止手段に陥落して互いに嵌合係止
する。そのため、シャッターユニットを簡単迅速に取付
けることができる。
図面を参照して説明する。図1は、一実施例の主たる構
成要素の構成を示す要部斜視図、図2は図1のブラケッ
トのみを反対側から見た斜視図である。
スを構成する側壁である。この側壁10は、鋼板製であ
るが、好ましくは強度増大のため波形に加工されてい
る。好ましくは、下端部内側に前方(図1においては左
方)及び上方に開口された横溝11が形成されている。
また、側壁10の後端部は外側に直角に屈曲され、その
屈曲部12の背面に取付け板13が溶着その他の方法で
一体的に接合されている。好ましくは、取付け板13の
内側端部は前方に直角に屈曲されて、側壁10との間に
前方及び上方に開口し、かつ、横溝11と直角に連通す
るほぼ等幅の縦溝14が形成されている。
0の上辺のほぼ中央に上方及び内外方向に開放された切
欠15が形成してある。そして、好ましい実施例では、
側壁10の上辺の切欠15よりも手前側の部分16に、
切欠15の上端面にかけて滑らかに上り傾斜して連続す
る案内部16ガ形成されていて、その案内部16の前端
は、切欠15の底と等しい高さとされている。
壁しか示されていないが、この側壁と左右対称形の右側
の側壁が用意されている。そして、これらの側壁10
は、取付け板13に形成された孔17に貫通した木ねじ
18を建物の躯体又は壁にねじ込むことにより、建物開
口部の上方部位に固定される。
一部を構成するブラケットである。シャッターユニット
30は、ブラケット20を除けば、他の構成部材、すな
わち、シャフト、巻胴31、重量バランス用コイルバネ
及びシャッターカーテン34は、従来品と異ならないの
で、図1には一部の図示を省略してある。なお、図1の
40は、開口部の両側に設けられ、シャッターカーテン
の幅方向両端部を昇降自在に案内するガイドレールであ
る。ブラケット20は、好ましくは軽量化と必要な強度
を備えるため、硬質プラスチックでほぼ矩形ブロック状
に成形されている。このブラケットの厚さは、側壁10
の横溝11及び縦溝14の幅とほぼ等しくされている。
素として、ブラケット20の手前側の上部に、すなわ
ち、シャッターユニットを両側壁の間に取付ける際に作
業者が位置する側(図1においては左側)の上部に、他
のブラケット方向に延出する手掛け部21が一体に成形
されている。手掛け部21を金属製としてブラケット2
0とは別体に形成し、これをブラケット20に固着して
も良い。また、手掛け部を設ける位置は、ブラケットの
手前側であれば、その上部に限られるものではない。中
間部又は下部にしても良い。
一つの新規な構成要素として、ブラケットの上部から外
側に、すなわち、他のブラケットと反対側に突出するフ
ック(鉤状の係止片)22が設けられている。このフッ
ク22は前記側壁10の切欠15に陥落して嵌合係止さ
れるように、直角下方に屈曲されている。この場合、左
右のフック22間の距離は、左右の側壁10の切欠15
間の距離と一致させてある。
た、できるだけ肉薄にするため、薄鋼板で形成されてい
る。図示の好ましい実施例では、同じ薄鋼板でフック2
2とシャフトの軸受部材23とを断面7字形となるよう
に一体に形成することにより、フック22と軸受部材2
3をブラケット20に対してねじ24により容易に取付
けられるようにしてある。しかし、フックの形状、取付
け構造は図示の例に限定されるものではない。
な構成により、シャッターユニット30を建物に取付け
る場合は、両側の手掛け部21を持ってシャッターユニ
ット30を安全かつ確実に水平状態に持ち上げることが
できる。そして、左右のフック22を左右の側壁の上辺
の前端部に位置合わせし、そのままシャッターユニット
30を両側壁10の間に押し込む。その際に、フック2
2を側壁10の上辺の案内部16に嵌合させて押し込む
ことにより、フック22を切欠15に向けて容易に案内
誘導することができる。そして、シャッターユニット3
0が所定の位置まで移動されると、ブラケット20の先
端部は縦溝14に嵌合され、フック22は切欠15に合
致してこれに陥落し嵌合して係止される。この時、側壁
10の上辺の案内部16の前端の高さと切欠5の底の高
さとを同じにしてあるので、フック22が切欠15に陥
落した時には、ブラケット20の底部は側壁の横溝11
に嵌合する。なお、側壁10の上辺の上り傾斜する案内
部16は、これを設けることにより、フック22をその
案内部に嵌合させて移動する際にブラケットの底部が横
溝11の底部に接触しないので、移動を容易にできる利
点があるが、側壁10の上辺は水平にしてもよい。
嵌合係止した時は、ブラケット20はフック22と側壁
の切欠15との係合、ブラケット20と横溝11及び縦
溝14との嵌合により、非常に安定して堅固に固定され
る。従って、従来と異なり、ブラケットを側壁にねじ止
めする必要がない。側壁10が薄鋼板製の場合は、上記
のように溝構造とすることが加工数が少ないので好まし
いが、ブラケットを同様に堅固に固定するためには、横
溝及び縦溝との嵌合に代えて、他の形状の係止手段を用
いることもできる。
30を手掛け部21を持って安全確実に持ち上げと移動
ができ、しかも、フック22を切欠15に嵌合係止する
だけの簡単な作業で、シャッターユニット30が堅固に
固定されるので、従来のように不安定で面倒な支持作業
及びねじ締め作業が不要となり、施工能率が非常に高く
なる。
は、側壁10及びブラケット20に設けられる係止手段
の一例に過ぎない。係止手段は、ブラケットを両側の側
壁の間に移動して嵌合する際に、一方が他方に陥落して
嵌合係止する他の任意の形状として、かつ、任意の位置
に設けることもできる。ブラケット20は側壁の横溝1
1及び縦溝14に嵌合して、左右方向にガタ付かないよ
うに固定されるので、例えば、側壁の上辺と横溝を形成
する内側立上がり壁とに切欠を形成し、ブラケットの外
面の上下に突設した軸を前記上下の切欠に陥落により嵌
合係止するようにしてもよい。また、側壁10の対向面
に軸を突設するともとに、ブラケットの外面に横転L字
形の溝を形成し、前記軸をその溝の水平部分に移動させ
た後、垂直部分において陥落させて嵌合係止することに
より、固定する構造とすることもできる。
ブラケットに係止手段を設け、ブラケットに手掛け部を
設けるだけの簡単な構成の付加により、シャッターユニ
ットを容易に水平状態にして両側の側壁の間に移動する
ことにより、取付けを安全迅速かつ確実に行うことがで
きる。
に形成した切欠とブラケットに設けたフックの簡単な構
成とすることができる。
図。
分解斜視図。
側壁 11 横溝 14 縦溝 15 切欠(係止手段) 20 ブラケット 21 手掛け部 22 フック(係止手段) 30 シャッターユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 多数のスラットを互いに屈曲自在に連結
してなるシャッターカーテンの上端部を巻胴に結合し、
その巻胴にシャフトを回転自在に挿入し、前記シャフト
の両端部にブラケットを固着してなるシャッターユニッ
トを、開口部の上方に取付けられるシャッターボックス
の両側の側壁に固定するシャッターユニット取付装置に
おいて、前記ブラケットにはその手前側において他のブ
ラケット方向に突出する手掛け部を設けるとともに、前
記シャッターボックスの側壁と前記ブラケットとに、前
記シャッターユニットを前記手掛け部を持って水平状態
に保持して前記側壁の前方からその側壁の間に移動する
際に、陥落して互いに嵌合係止する係止手段を設けたこ
とを特徴とするシャッターユニット取付装置。 - 【請求項2】 シャッターボックスの側壁に設けられる
係止手段は、その側壁の上辺の中間部において形成され
た係止用切欠であり、ブラケットに設けられる係止手段
は、そのブラケットの上辺において外側に突設され、前
記係止用切欠に嵌合係止されるフックであることを特徴
とする請求項1に記載されたシャッターユニット取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341968A JP3574398B2 (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | シャッターユニット取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000341968A JP3574398B2 (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | シャッターユニット取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147145A true JP2002147145A (ja) | 2002-05-22 |
JP3574398B2 JP3574398B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=18816612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3574398B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021167571A (ja) * | 2017-10-31 | 2021-10-21 | 文化シヤッター株式会社 | 建物用シャッター |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000341968A patent/JP3574398B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021167571A (ja) * | 2017-10-31 | 2021-10-21 | 文化シヤッター株式会社 | 建物用シャッター |
JP7078786B2 (ja) | 2017-10-31 | 2022-05-31 | 文化シヤッター株式会社 | 建物用シャッター |
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