JP2002147120A - 拘束装置 - Google Patents

拘束装置

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JP2002147120A
JP2002147120A JP2000378180A JP2000378180A JP2002147120A JP 2002147120 A JP2002147120 A JP 2002147120A JP 2000378180 A JP2000378180 A JP 2000378180A JP 2000378180 A JP2000378180 A JP 2000378180A JP 2002147120 A JP2002147120 A JP 2002147120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は店舗等の家屋内で犯行をした犯
人を拘束する装置に関するものである。 【解決手段】 家屋(1)に風除室(2)を設ける。
又、風除室(2)に通ずる内側ドア(3)及び外側ドア
(4)を設ける。又、内側ドア(3)を開閉させるため
のセンサー(a)(5)及びセンサー(b)(6)を設
ける。又、外側ドア(4)を開閉させるためのセンサー
(c)(7)及びセンサー(d)(8)を設ける。又、
センサー(b)(6)とセンサー(c)(7)及びセン
サー(d)(8)の動作を停止させるためのリレー回路
(9)を設ける様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は店舗等の家屋内で
犯行をした犯人を拘束する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】逃走する犯人に対して効果を発揮する装
置としては、犯人の体に塗料を付着させるカラーボール
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カラーボールの場合
は、これを犯人に命中させることにより犯人の特定がで
きる点で効果的である。しかし、現実に逃走する犯人に
向けてカラーボールを投げて命中させることは、投球に
慣れた者においても至難なことである。その理由として
は、動いている小さな的を狙うことには困難性があるこ
と、又、犯罪の現場での状況から、投球者は精神的な興
奮状態にあるため命中確率が低下するという点が考えら
れる。その他の問題点として、犯人に命中したとしても
これを拘束することまでは不可能であるということ、
又、命中した場合でも時間的な経過が長びけば証拠隠滅
が図られてしまうことが挙げられる。なお、犯人を木刀
等の道具で応戦すれば障害事件に発展してしまう危惧が
あり、咄嗟に素手で取りおさえようとすれば犯人の用意
した凶器等で被害を被ることも想定できる。上述のカラ
ーボールの場合でも、ボールを投げる行為自体が犯人を
逆上させるものであるから非常に危険である。つまり、
居住者の安全が確保された状況で犯人を傷付けることな
く拘束できる装置とすることがその課題となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】家屋1に風除室2を設け
る。又、風除室2に通ずる内側ドア3及び外側ドア4を
設ける。又、内側ドア3を開閉させるためのセンサー
(a)5及びセンサー(b)6を設ける。又、外側ドア
4を開閉させるためのセンサー(c)7及びセンサー
(d)8を設ける。又、センサー(b)6とセンサー
(c)7及びセンサー(d)8の動作を停止させるため
のリレー回路9を設ける様にする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に示すものは家屋内の見取り
図として金融機関を例に挙げ、本発明の構成のものを実
施する配置場所等を掲げたものである。なお、図1にお
いては施設名称を家屋として扱い、銀行等という具体的
な表記は控えている。図1に示す様に家屋1の玄関の手
前に風除室2を設け、又、風除室2に通ずる内側ドア3
及び外側ドア4を設けている。この内側ドア3は家屋1
内と風除室2とを往来するためのものであり、外側ドア
4は外界と風除室2とを往来するためのものであるとい
うことになる。内側ドア3及び外側ドア4は引き戸開閉
式の自動ドアの構成を備えているため、通行人を感知す
るためのセンサーを備えている。つまり、内側ドア3に
はセンサー(a)5とセンサー(b)6を設け、外側ド
ア4にはセンサー(c)7とセンサー(d)8を設けて
いる。センサー(a)5は通行人が家屋1内から風除室
2に向かう時に感知するものであり、センサー(b)6
は通行人が風除室2から家屋1内に向かう時に感知する
ものである。同様にセンサー(c)7は通行人が風除室
2から外界に向かう時に感知するものであり、センサー
(d)8は外界から風除室2に向かう時に感知するもの
である。この家屋1である金融機関が強盗の被害に遭遇
した状況を想定する。犯人は店内で金銭を奪い外界に逃
げ去るために内側ドア3方向に進むことになる。センサ
ー(a)5が通行人である犯人を感知して内側ドア3を
開放し、続いて風除室2を通過後、センサー(c)7が
犯人を感知して外側ドア3を開放することで逃走が可能
となる。そこで図1においてはセンサーの動作を制御す
るリレー回路9を設けている。センサー(a)5が犯人
を感知して内側ドア3を開放する時点までは通常の状況
と同じであるが、犯人が風除室2に入室した時点でリレ
ー回路9を動作させることで犯人を拘束する状況に変え
ることができる。つまり、犯人が風除室2に入室した時
点で居住者である行員がリモコン10上のスイッチ11
を押すことでフリップフロップ回路12をセットしてリ
レー回路9を動作させる。これによりセンサー(b)6
とセンサー(c)7及びセンサー(d)8の動作が停止
する。風除室2に入室した犯人は外側ドア4に向かう
が、センサー(c)7の動作が停止しているため、外側
ドア4は閉鎖されたままの状態である。そこで犯人は家
屋1内に戻ろうとした場合でもセンサー(b)6の動作
が停止しているため、内側ドア3は閉鎖されたままの状
態である。つまり、スイッチ11を押すことにより犯人
を風除室2内に拘束したことになるが、この拘束の手段
は上述で触れた、居住者の安全が確保された状況で犯人
を傷付けることなく拘束するという課題を解決したこと
になる。このリモコン10の設置場所は犯人が風除室2
に入室したことを確認し易いカウンター13近隣の他、
防犯カメラ14の映像を確認できるモニター室15が適
切である。つまり、犯人の威圧でカウンター13近隣の
行員がスイッチ11を押せない状況においても、犯人の
眼光が及ばないモニター室15内の行員が防犯カメラ1
4の映像を見ながら確実にスイッチ11を押すことによ
り犯人を拘束できることになる。なお、犯人を風除室2
に拘束した場合でも、その直後にこの強盗事件を知らな
い客が風除室2に入室することで、犯人がドアの開放の
一瞬をついて脱出してしまう懸念が発生する。そのため
リレー回路9の動作時にはセンサー(d)8の動作も停
止させて、来客が外側ドア4を開放して風除室2に入室
することを拒絶することができる。なお、センサー
(a)5はリレー回路9の動作の影響を受けない構成、
つまり、常に動作状態としたのには次の理由がある。強
盗事件を認識した店内の行員や客が犯人のいる風除室2
に入室する懸念はないというのも理由であるが、大きな
理由は風除室2に拘束した犯人を逮捕する際にメリット
があるためである。外側ドア4は閉鎖されているため、
駆けつけた警官は社用出入り口16から店内に入ること
になるが、その後警官は動作状態のセンサー(a)5に
感知されることで風除室2に入室して逮捕できることに
なる。つまり、犯人を拘束した状態で逮捕できることが
特徴となる。その点、リレー回路9によりセンサー
(a)5の動作を停止してしまうと、逮捕はスイッチ1
7によりフリップフロップ回路12をリセットしてから
になるため、犯人は隙を見て内側ドア3又は、外側ドア
4から逃走してしまう恐れがある。なお、逮捕を円滑に
行うためには風除室2に接する天井窓等からの閃光弾等
の投下により犯人の行動を緩慢にさせてから警官が入室
することも手段の一つである。
【0006】
【実施例】図2に示すものは本発明の構成を示すブロッ
ク図である。この図においてはリモコン10にスイッチ
18を設けている。犯人が風除室2に入室した時点でリ
レー回路9を動作させることで外界の来客を拒絶するこ
とができるが、その時点で来客が既に風除室2に入室し
ていた場合、つまり、風除室2内で犯人と来客が居合わ
せてしまった場合にスイッチ18を押して、これに対応
することになる。犯人は来客を人質に取ることになり危
険な状態であるが、スイッチ18を押すことによりフリ
ップフロップ回路19をセットしてセンサー(c)7の
み感知動作を復帰させる様にしたものである。なお、2
0はセンサー(c)の動作復帰状態に切り替えるための
リレー回路である。これにより外側ドア4が開放される
ことになるが、犯人は逃走に人質連れは煩わしいため来
客を解放して逃走することになる。つまり、犯人を逃す
ことにはなるが、来客の安全は確保できることになる。
なお、この場合はセンサー(b)6の動作復帰による内
側ドア3の開放は避けるべきである。それは拘束された
ことを知った犯人は逆上して店内の行員や客に危害を及
ぼすことも想定できるためである。なお、リモコン10
上のスイッチ17はフリップフロップ回路19のリセッ
トも兼用している。又、図2においては風除室2に拘束
させることの確実性を高めるための構成を備えている。
つまり、犯人を確実に拘束するためにはスイッチ11を
押すタイミングが適切であること、又、内側ドア3の閉
鎖時間が短縮できることが要点となる。スイッチ11の
押すタイミングの精度を高めるために、最適なタイミン
グをリモコン10上の発光ダイオードの点灯により知ら
せるモニター回路21を設けている。このモニター回路
21はセンサー(e)22が犯人を感知して動作するも
のであるが、このセンサー(e)22を配置する場所が
重要となる。センサー(e)22をセンサー(a)5の
近隣に設けた場合は、例えば犯人が風除室2に入る手前
で後退やもたつきの行為があると、風除室2に入室する
前にセンサー(d)8の動作停止により何か作為がある
のではないかと犯人に察知されてしまう恐れが生じるこ
ともある。つまり、犯人が風除室2に入室するまではド
ア開閉の動作異変を察知されない様にすることが必要で
あり、そのためセンサー(e)22は入室直後に感知で
きるセンサー(b)6の近隣に配置すべきである。実際
にはセンサー(e)22はセンサー(b)6を収めたケ
ースに組み込み、拘束装置の存在を知られない様にする
配慮が大切である。又、ドアが閉まるまではタイムラグ
があり、これが犯人を風除室2から抜け出る機会を与え
てしまうため、図2においては発行ダイオードの点灯を
確認後にスイッチ11を押すことで、リレー回路9の動
作によりモーター回路23が動作する様にする。このモ
ーター回路23はスイッチ11を押すことで内側ドア3
を閉鎖するためにモーターを逆回転に切り替えるために
ソレノイド等を動作させる回路である。このためセンサ
ー(e)22で感知後は即座に内側ドア3を閉鎖できる
ため、タイムラグによる脱出は不可能となる。このモー
ター回路23もスイッチ17を押すことで同時リセット
される。
【0007】
【発明の効果】警官が犯人を逮捕する際は内側ドア3か
ら入室するため、警官の入室時に犯人が隙を見て風除室
2から脱出した場合でも、社用出入り口16を閉鎖する
ことで外界への逃走を防止できる。なお、この場合は店
内の行員等が人質に取られることもあるので、犯人逮捕
時には事前に店内の人々を社用出入り口16から外界に
避難させておくことが必要である。又、スイッチ18を
押してリレー回路20を動作させることで犯人を逃して
しまうことになるが、それまでの拘束時間を稼げること
で外界での犯人逮捕の確率を高めることができる。又、
モーター回路23による内側ドア3の閉鎖時間の短縮に
より、事件に気付かない店内の客の風除室2への入室を
拒絶することが可能である。なお、金融機関の場合は社
用出入り口16においても拘束装置を設置する程の徹底
が必要である。又、この拘束装置は防犯カメラ14と連
動して有効活用が図られる他、風除室2等の既存の設備
を利用するため経済的である。なお、風除室2は一般に
普及しているものであり、外観上も風除室2そのもので
あるため、拘束装置の存在を悟られることはない。又、
この拘束装置は強盗等の犯罪における抑止効果も期待で
きるため、多くの家屋1内にセキュリティー装置として
設置することも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を配置した家屋1内の見取り図
【図2】本発明の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 は家屋 2 は風除室 3 は内側ドア 4
は外側ドア 5 はセンサー(a) 6 はセンサー(b) 7
はセンサー(c) 8 はセンサー(d) 9 はリレー回路 10
はリモコン 11 はスイッチ 12 はフリップフロップ回路
13 はカウンター 14 は防犯カメラ 15 はモニター室 16
は社用出入り口 17 はスイッチ 18 はスイッチ 19 はフ
リップフロップ回路 20 はリレー回路 21 はモニター回路 22
はセンサー(e) 23 はモーター回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月10日(2000.11.
10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋1に風除室2を設ける。又、風除室2
    に通ずる内側ドア3及び外側ドア4を設ける。又、内側
    ドア3を開閉させるためのセンサー(a)5及びセンサ
    ー(b)6を設ける。又、外側ドア4を開閉させるため
    のセンサー(c)7及びセンサー(d)8を設ける。
    又、センサー(b)6とセンサー(c)7及びセンサー
    (d)8の動作を停止させるためのリレー回路9を設け
    る。この構成の拘束装置により、家屋1内で犯行をした
    犯人を風除室2に拘束した状態で逮捕できることを特徴
    とした拘束装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107109855A (zh) * 2015-09-16 2017-08-29 宋锺沄 具有防护和安全功能的建筑物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107109855A (zh) * 2015-09-16 2017-08-29 宋锺沄 具有防护和安全功能的建筑物
JP2018502236A (ja) * 2015-09-16 2018-01-25 ソン、 ジョン ウンSONG, Jong Woon 防犯および安全機能を有する建築物

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