JP2004206539A - 防犯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】第1の目的は、侵入した者を警察官が到着するまでに簡単かつ確実に逃走させないようにできる防犯システムを提供することであり、第2の目的は、貴重品を収納する収納体に触れることができないようにする防犯システムを提供することである。
【解決手段】この防犯システムA1は、屋内の各部屋の内と外との相互間を出入り可能な全ての開口部12を塞ぐ常開式のシャッター13と、このシャッター13を開閉作動するシャッター駆動手段14と、開口部12から部屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段15と、部屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッター駆動手段14を駆動してシャッター13を作動して全ての開口部12を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込める制御手段16とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】この防犯システムA1は、屋内の各部屋の内と外との相互間を出入り可能な全ての開口部12を塞ぐ常開式のシャッター13と、このシャッター13を開閉作動するシャッター駆動手段14と、開口部12から部屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段15と、部屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッター駆動手段14を駆動してシャッター13を作動して全ての開口部12を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込める制御手段16とを備えている。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋内に侵入した侵入者に対しては犯行及び逃走を阻止可能とし、または貴重品が盗まれないようにする防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
屋内と屋外との相互間を出入りできるマンションやビルの開口部等には、開閉扉が設けられ、いちいち開閉扉を開いて出入りするドアであり、開店中は開放したままで出入り自由であるが、閉店後はシャッターで遮蔽して一切の出入りをシャットアウトするものがある。
【0003】
このようなドア式やシャッター式も鍵をかければ侵入阻止機能を働かせることができるものの、ガラスを割られたり鍵を壊されれば侵入阻止機能が失われてしまうので、完璧な防犯効果は期待できない。
【0004】
そこで夜間無人となる店舗や倉庫などでは、侵入が予想される殆どの窓や出入り口にセンサーを設置し、窓のガラスや出入り口のドア、シャッターなどが破られたり不審人物が侵入した場合、警報を発してそれを報知したり、警備会社や警察署にオンラインで通報するなどの防犯対策が施されている。
【0005】
ところで、通報があってから警備員や警察官が現場に到着するまでには数分を要するため、侵入者は警報が鳴ってもすぐに逃走せず、警備員や警察官が到着するまでの僅かな時間で金品を持ち去ってしまうことが多いため、侵入を未然に防止したり、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできるものがある(例えば特許文献1)。
【0006】
また、貴重品は金庫等に収納されているが、侵入者は金庫ごと持ちあげて運び出し、別の場所で破壊している。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−63962号公報(第1〜第4頁、図1〜図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1に記載のものは、第1の遮蔽体を常閉式、或いは開閉式とし、それに対して第2の遮蔽体を常時開放状態として、屋内にて侵入者を発見したり第1の遮蔽体に異常が生じた場合に第2の遮蔽体を閉塞動作可能としているが、第2の遮蔽体は破壊されやすく、逃走させないようにするには不十分であった。
【0009】
また、貴重品を収納する金庫等は持ち運べないように重量を重くしているが、重量を重くするにも限度があり、侵入者が持ち運べないようにすることができなかった。
【0010】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、第1の目的は、侵入した者を警察官が到着するまでに簡単かつ確実に逃走させないようにできる防犯システムを提供することであり、第2の目的は、貴重品を収納する収納体に触れることができないようにする防犯システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0012】
請求項1に記載の発明は、屋内の各部屋の内と外との相互間を出入り可能な全ての開口部を塞ぐ常開式のシャッターと、このシャッターを開閉作動するシャッター駆動手段と、前記開口部から前記部屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段と、前記部屋内への侵入者の検知情報に基づき前記シャッター駆動手段を駆動して前記シャッターを作動して前記全ての開口部を塞ぎ前記侵入者を前記部屋内に閉じ込める制御手段とを備えることを特徴とする防犯システムである。
【0013】
この請求項1に記載の発明によれば、ビルやマンション等の各部屋内へ侵入すると、この侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、屋内と屋外との相互間を出入り可能な全ての開口部を塞ぐ常開式のシャッターと、このシャッターを開閉作動するシャッター駆動手段と、前記開口部から前記屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段と、前記屋内への侵入者の検知情報に基づき前記シャッター駆動手段を駆動して前記シャッターを作動して前記全ての開口部を塞ぎ前記侵入者を前記屋内に閉じ込める制御手段とを備えることを特徴とする防犯システムである。
【0015】
この請求項2に記載の発明によれば、ビルやマンション等の玄関から侵入することがあると、この屋外から屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、前記シャッターは、外部から目視可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防犯システムである。
【0017】
この請求項3に記載の発明によれば、シャッターは、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、前記閉じ込めた侵入者を威嚇する威嚇手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防犯システムである。
【0019】
この請求項4に記載の発明によれば、閉じ込めた侵入者を威嚇することで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0020】
請求項5に記載の発明は、前記侵入者を検知すると警備センターに通報する通報手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防犯システムである。
【0021】
この請求項5に記載の発明によれば、侵入者を検知すると警備センターに通報することで、警備員や警察官に侵入者を引き渡すことができる。
【0022】
請求項6に記載の発明は、通電体に電圧を印加する威嚇手段と、前記威嚇手段の通電の設定と解除を行なう遠隔操作手段とを備え、
貴重品を収納する通電体を有する収納体に、前記威嚇手段が着脱可能であることを特徴とする防犯システムである。
【0023】
この請求項6に記載の発明によれば、侵入者が貴重品の収納体に触った瞬間に電気的に威嚇を与えることで、収納体に触れることができず、収納体を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、貴重品の盗難防止に有効である。
【0024】
請求項7に記載の発明は、貴重品を収納する通電体を有する収納体と、前記通電体に電圧を印加する威嚇手段と、前記威嚇手段の通電の設定解除を行なう遠隔操作手段とを備えることを特徴とする防犯システムである。
【0025】
この請求項7に記載の発明によれば、遠隔操作によって威嚇手段の通電の設定と解除を行なうことで、取扱が容易である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の防犯システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は家屋等の各部屋に設けられる防犯システムを示す図である。
【0028】
この防犯システムA1は、ビルやマンション、あるいは一個建ての家屋等の各部屋11の内と外との相互間を出入り可能な全ての開口部12を塞ぐ常開式のシャッター13と、このシャッター13を開閉作動するシャッター駆動手段14と、開口部12から部屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段15と、部屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッター駆動手段14を駆動してシャッター13を作動して全ての開口部12を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込める制御手段16とを備える。
【0029】
ビルやマンション等の各部屋11でも外出するときには、人の出入りは禁止されるために防犯システムA1が作動可能になり、玄関に備えられ、また室内の各部屋にも備えることができる。
【0030】
この防犯システムA1の開口部12を塞ぐ常開式のシャッター13は、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができるが、仮に、いずれかの開口部12のドア12aを破り、家屋11の屋内に侵入者が入ると、侵入者検知手段15が検知する。この侵入者検知手段15は、ドア12aを破ったことで検知してもよく、また光センサ等で侵入者を直接検知するようにしてもよい。
【0031】
この侵入者検知手段15が作動すると、この部屋11への侵入者の検知情報に基づき制御手段16は、シャッター駆動手段14を駆動して全ての開口部12に設けられる常開式のシャッター13を閉じ、全ての開口部12を塞ぐことで侵入者を部屋11に閉じ込める。
【0032】
この防犯システムA1には、通報手段17が備えられ、侵入者を検知すると制御手段16によって通報手段17が作動し、警備センター18に通報する。
【0033】
この防犯システムA1には、閉じ込めた侵入者を威嚇する威嚇手段Bが備えられている。この威嚇手段Bは、例えば胡椒や粘着性のある液体、あるいは水を閉じ込めた侵入者に噴射してかける噴射器20等で構成し、また明るい照明を行なう威嚇灯21等で構成し、侵入者の足止めを行なうことができる。
【0034】
図2はビルやマンション等に設けられる防犯システムを示す図である。
【0035】
この防犯システムA2は、ビル等の建物1の屋内と屋外との相互間を出入り可能な玄関等の全ての開口部2を塞ぐ常開式のシャッター3と、このシャッター3を開閉作動するシャッター駆動手段4と、開口部2から屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段5と、屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッター駆動手段4を駆動してシャッター3を作動して全ての開口部2を塞ぎ侵入者を屋内に閉じ込める制御手段6とを備える。
【0036】
昼間は、ビル等の建物1の屋内と屋外との相互間を出入り可能な玄関等の開口部2から人が出入りするが、夜間になると人の出入りは禁止されるために防犯システムAが作動可能になる。また、日曜日や祝日等の人の出入りは禁止される日でも防犯システムAが作動可能になる。
【0037】
開口部2を塞ぐ常開式のシャッター3は、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができるが、仮に、いずれかの開口部2のドア2aを破り、建物1の屋内に侵入者が入ると、侵入者検知手段5が検知する。この侵入者検知手段5は、ドア2aを破ったことで検知してもよく、また光センサ等で侵入者を直接検知するようにしてもよい。
【0038】
この侵入者検知手段5が作動すると、この屋内への侵入者の検知情報に基づき制御手段6は、シャッター駆動手段4を駆動して全ての開口部2に設けられる常開式のシャッター3を閉じ、全ての開口部2を塞ぐことで侵入者を建物1の屋内に閉じ込める。
【0039】
この防犯システムA2には、通報手段7が備えられ、侵入者を検知すると制御手段6によって通報手段7が作動し、警備センター8に通報する。この侵入者を検知すると警備センター8に通報することで、警備員や警察官に侵入者を引き渡すことができる。
【0040】
図3は電気的に威嚇する防犯システムの実施の形態を示す図である。この電気的に威嚇する防犯システムA3は、図2に示すように、通電体に電圧を印加する威嚇手段Cと、この威嚇手段Cの通電の設定と解除を行なう遠隔操作手段Dとを備え、威嚇手段Cは貴重品30を収納する通電体を有する収納体31に着脱可能である。遠隔操作手段Dは、通電時間を設定する設定ボタンD1と通電を強制的に解除する解除ボタンD2を有する。
【0041】
例えば、収納体31が鉄製の金庫であり、金庫の内部に貴重品30を入れて外出するときや夜間には、遠隔操作手段Dの設定ボタンD1の操作で通電時間を設定して金庫に威嚇手段Cによって高電圧を印加する。威嚇手段Cは、バッテリC1と変圧器C2を有し、バッテリC1の電圧を変圧器C2で高電圧に昇圧して金庫に印加しておき、侵入者が貴重品30の金庫に触った瞬間に感電する。このように、電気的に威嚇を与えることで、収納体31に触れることができず、収納体31を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、貴重品30の盗難防止に有効である。
【0042】
また、遠隔操作手段Dの遠隔操作で、威嚇手段Cの通電の設定と解除を行なうことで、取扱が容易である。
【0043】
この電気的に威嚇する防犯システムA3は、図3に示すように、収納体31として宝石店等のショーケース40等があり、このショーケース40等が金属で製造されていると、ショーケース40等の内側に威嚇手段Cを取り付ける。宝石店等が閉店すると、遠隔操作手段Dの遠隔操作で威嚇手段Cの通電を所定時間に設定する。
【0044】
例え、宝石店等に侵入者が入った場合でもショーケース40等に触った瞬間に感電する。このように、電気的に威嚇を与えることで、ショーケース40等に触れることができず、ショーケース40等を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、宝石41等の貴重品の盗難防止に有効である。
【0045】
【発明の効果】
前記したように、請求項1に記載の発明では、ビルやマンション等の各部屋内へ侵入すると、この侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0046】
請求項2に記載の発明では、ビルやマンション等の玄関から侵入することがあると、この屋外から屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0047】
請求項3に記載の発明では、シャッターは、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができる。
【0048】
請求項4に記載の発明では、閉じ込めた侵入者を威嚇することで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0049】
請求項5に記載の発明では、侵入者を検知すると警備センターに通報することで、警備員や警察官に侵入者を引き渡すことができる。
【0050】
請求項6に記載の発明では、侵入者が貴重品の収納体に触った瞬間に電気的に威嚇を与えることで、収納体に触れることができず、収納体を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、貴重品の盗難防止に有効である。
【0051】
請求項7に記載の発明では、遠隔操作によって威嚇手段の通電の設定と解除を行なうことで、取扱が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】家屋等の各部屋に設けられる防犯システムを示す図である。
【図2】ビル等に設けられる防犯システムを示す図である。
【図3】貴重品の収納体に威嚇手段を備える防犯システムの実施の形態を示す図である。
【図4】貴重品の収納体に威嚇手段を備える防犯システムの他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
A1,A2,A3 防犯システム
B 威嚇手段
C 威嚇手段
D 遠隔操作手段
1,11 ビル等の建物
2,12 開口部
3,13 シャッター
4,14 シャッター駆動手段
5,15 侵入者検知手段
6,16 制御手段
7,17 通報手段
8,18 警備センター
30 貴重品
31 収納体
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋内に侵入した侵入者に対しては犯行及び逃走を阻止可能とし、または貴重品が盗まれないようにする防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
屋内と屋外との相互間を出入りできるマンションやビルの開口部等には、開閉扉が設けられ、いちいち開閉扉を開いて出入りするドアであり、開店中は開放したままで出入り自由であるが、閉店後はシャッターで遮蔽して一切の出入りをシャットアウトするものがある。
【0003】
このようなドア式やシャッター式も鍵をかければ侵入阻止機能を働かせることができるものの、ガラスを割られたり鍵を壊されれば侵入阻止機能が失われてしまうので、完璧な防犯効果は期待できない。
【0004】
そこで夜間無人となる店舗や倉庫などでは、侵入が予想される殆どの窓や出入り口にセンサーを設置し、窓のガラスや出入り口のドア、シャッターなどが破られたり不審人物が侵入した場合、警報を発してそれを報知したり、警備会社や警察署にオンラインで通報するなどの防犯対策が施されている。
【0005】
ところで、通報があってから警備員や警察官が現場に到着するまでには数分を要するため、侵入者は警報が鳴ってもすぐに逃走せず、警備員や警察官が到着するまでの僅かな時間で金品を持ち去ってしまうことが多いため、侵入を未然に防止したり、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできるものがある(例えば特許文献1)。
【0006】
また、貴重品は金庫等に収納されているが、侵入者は金庫ごと持ちあげて運び出し、別の場所で破壊している。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−63962号公報(第1〜第4頁、図1〜図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1に記載のものは、第1の遮蔽体を常閉式、或いは開閉式とし、それに対して第2の遮蔽体を常時開放状態として、屋内にて侵入者を発見したり第1の遮蔽体に異常が生じた場合に第2の遮蔽体を閉塞動作可能としているが、第2の遮蔽体は破壊されやすく、逃走させないようにするには不十分であった。
【0009】
また、貴重品を収納する金庫等は持ち運べないように重量を重くしているが、重量を重くするにも限度があり、侵入者が持ち運べないようにすることができなかった。
【0010】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、第1の目的は、侵入した者を警察官が到着するまでに簡単かつ確実に逃走させないようにできる防犯システムを提供することであり、第2の目的は、貴重品を収納する収納体に触れることができないようにする防犯システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0012】
請求項1に記載の発明は、屋内の各部屋の内と外との相互間を出入り可能な全ての開口部を塞ぐ常開式のシャッターと、このシャッターを開閉作動するシャッター駆動手段と、前記開口部から前記部屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段と、前記部屋内への侵入者の検知情報に基づき前記シャッター駆動手段を駆動して前記シャッターを作動して前記全ての開口部を塞ぎ前記侵入者を前記部屋内に閉じ込める制御手段とを備えることを特徴とする防犯システムである。
【0013】
この請求項1に記載の発明によれば、ビルやマンション等の各部屋内へ侵入すると、この侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、屋内と屋外との相互間を出入り可能な全ての開口部を塞ぐ常開式のシャッターと、このシャッターを開閉作動するシャッター駆動手段と、前記開口部から前記屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段と、前記屋内への侵入者の検知情報に基づき前記シャッター駆動手段を駆動して前記シャッターを作動して前記全ての開口部を塞ぎ前記侵入者を前記屋内に閉じ込める制御手段とを備えることを特徴とする防犯システムである。
【0015】
この請求項2に記載の発明によれば、ビルやマンション等の玄関から侵入することがあると、この屋外から屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、前記シャッターは、外部から目視可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防犯システムである。
【0017】
この請求項3に記載の発明によれば、シャッターは、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、前記閉じ込めた侵入者を威嚇する威嚇手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防犯システムである。
【0019】
この請求項4に記載の発明によれば、閉じ込めた侵入者を威嚇することで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0020】
請求項5に記載の発明は、前記侵入者を検知すると警備センターに通報する通報手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防犯システムである。
【0021】
この請求項5に記載の発明によれば、侵入者を検知すると警備センターに通報することで、警備員や警察官に侵入者を引き渡すことができる。
【0022】
請求項6に記載の発明は、通電体に電圧を印加する威嚇手段と、前記威嚇手段の通電の設定と解除を行なう遠隔操作手段とを備え、
貴重品を収納する通電体を有する収納体に、前記威嚇手段が着脱可能であることを特徴とする防犯システムである。
【0023】
この請求項6に記載の発明によれば、侵入者が貴重品の収納体に触った瞬間に電気的に威嚇を与えることで、収納体に触れることができず、収納体を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、貴重品の盗難防止に有効である。
【0024】
請求項7に記載の発明は、貴重品を収納する通電体を有する収納体と、前記通電体に電圧を印加する威嚇手段と、前記威嚇手段の通電の設定解除を行なう遠隔操作手段とを備えることを特徴とする防犯システムである。
【0025】
この請求項7に記載の発明によれば、遠隔操作によって威嚇手段の通電の設定と解除を行なうことで、取扱が容易である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の防犯システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は家屋等の各部屋に設けられる防犯システムを示す図である。
【0028】
この防犯システムA1は、ビルやマンション、あるいは一個建ての家屋等の各部屋11の内と外との相互間を出入り可能な全ての開口部12を塞ぐ常開式のシャッター13と、このシャッター13を開閉作動するシャッター駆動手段14と、開口部12から部屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段15と、部屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッター駆動手段14を駆動してシャッター13を作動して全ての開口部12を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込める制御手段16とを備える。
【0029】
ビルやマンション等の各部屋11でも外出するときには、人の出入りは禁止されるために防犯システムA1が作動可能になり、玄関に備えられ、また室内の各部屋にも備えることができる。
【0030】
この防犯システムA1の開口部12を塞ぐ常開式のシャッター13は、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができるが、仮に、いずれかの開口部12のドア12aを破り、家屋11の屋内に侵入者が入ると、侵入者検知手段15が検知する。この侵入者検知手段15は、ドア12aを破ったことで検知してもよく、また光センサ等で侵入者を直接検知するようにしてもよい。
【0031】
この侵入者検知手段15が作動すると、この部屋11への侵入者の検知情報に基づき制御手段16は、シャッター駆動手段14を駆動して全ての開口部12に設けられる常開式のシャッター13を閉じ、全ての開口部12を塞ぐことで侵入者を部屋11に閉じ込める。
【0032】
この防犯システムA1には、通報手段17が備えられ、侵入者を検知すると制御手段16によって通報手段17が作動し、警備センター18に通報する。
【0033】
この防犯システムA1には、閉じ込めた侵入者を威嚇する威嚇手段Bが備えられている。この威嚇手段Bは、例えば胡椒や粘着性のある液体、あるいは水を閉じ込めた侵入者に噴射してかける噴射器20等で構成し、また明るい照明を行なう威嚇灯21等で構成し、侵入者の足止めを行なうことができる。
【0034】
図2はビルやマンション等に設けられる防犯システムを示す図である。
【0035】
この防犯システムA2は、ビル等の建物1の屋内と屋外との相互間を出入り可能な玄関等の全ての開口部2を塞ぐ常開式のシャッター3と、このシャッター3を開閉作動するシャッター駆動手段4と、開口部2から屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段5と、屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッター駆動手段4を駆動してシャッター3を作動して全ての開口部2を塞ぎ侵入者を屋内に閉じ込める制御手段6とを備える。
【0036】
昼間は、ビル等の建物1の屋内と屋外との相互間を出入り可能な玄関等の開口部2から人が出入りするが、夜間になると人の出入りは禁止されるために防犯システムAが作動可能になる。また、日曜日や祝日等の人の出入りは禁止される日でも防犯システムAが作動可能になる。
【0037】
開口部2を塞ぐ常開式のシャッター3は、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができるが、仮に、いずれかの開口部2のドア2aを破り、建物1の屋内に侵入者が入ると、侵入者検知手段5が検知する。この侵入者検知手段5は、ドア2aを破ったことで検知してもよく、また光センサ等で侵入者を直接検知するようにしてもよい。
【0038】
この侵入者検知手段5が作動すると、この屋内への侵入者の検知情報に基づき制御手段6は、シャッター駆動手段4を駆動して全ての開口部2に設けられる常開式のシャッター3を閉じ、全ての開口部2を塞ぐことで侵入者を建物1の屋内に閉じ込める。
【0039】
この防犯システムA2には、通報手段7が備えられ、侵入者を検知すると制御手段6によって通報手段7が作動し、警備センター8に通報する。この侵入者を検知すると警備センター8に通報することで、警備員や警察官に侵入者を引き渡すことができる。
【0040】
図3は電気的に威嚇する防犯システムの実施の形態を示す図である。この電気的に威嚇する防犯システムA3は、図2に示すように、通電体に電圧を印加する威嚇手段Cと、この威嚇手段Cの通電の設定と解除を行なう遠隔操作手段Dとを備え、威嚇手段Cは貴重品30を収納する通電体を有する収納体31に着脱可能である。遠隔操作手段Dは、通電時間を設定する設定ボタンD1と通電を強制的に解除する解除ボタンD2を有する。
【0041】
例えば、収納体31が鉄製の金庫であり、金庫の内部に貴重品30を入れて外出するときや夜間には、遠隔操作手段Dの設定ボタンD1の操作で通電時間を設定して金庫に威嚇手段Cによって高電圧を印加する。威嚇手段Cは、バッテリC1と変圧器C2を有し、バッテリC1の電圧を変圧器C2で高電圧に昇圧して金庫に印加しておき、侵入者が貴重品30の金庫に触った瞬間に感電する。このように、電気的に威嚇を与えることで、収納体31に触れることができず、収納体31を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、貴重品30の盗難防止に有効である。
【0042】
また、遠隔操作手段Dの遠隔操作で、威嚇手段Cの通電の設定と解除を行なうことで、取扱が容易である。
【0043】
この電気的に威嚇する防犯システムA3は、図3に示すように、収納体31として宝石店等のショーケース40等があり、このショーケース40等が金属で製造されていると、ショーケース40等の内側に威嚇手段Cを取り付ける。宝石店等が閉店すると、遠隔操作手段Dの遠隔操作で威嚇手段Cの通電を所定時間に設定する。
【0044】
例え、宝石店等に侵入者が入った場合でもショーケース40等に触った瞬間に感電する。このように、電気的に威嚇を与えることで、ショーケース40等に触れることができず、ショーケース40等を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、宝石41等の貴重品の盗難防止に有効である。
【0045】
【発明の効果】
前記したように、請求項1に記載の発明では、ビルやマンション等の各部屋内へ侵入すると、この侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を部屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0046】
請求項2に記載の発明では、ビルやマンション等の玄関から侵入することがあると、この屋外から屋内への侵入者の検知情報に基づきシャッターを作動して全ての開口部を塞ぎ侵入者を屋内に閉じ込めることで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0047】
請求項3に記載の発明では、シャッターは、外部から目視可能であり、外観から侵入しようとする者に威圧感を与え、侵入を未然に防止することができる。
【0048】
請求項4に記載の発明では、閉じ込めた侵入者を威嚇することで、侵入した者を警察官が到着するまでに逃走させないようにできる。
【0049】
請求項5に記載の発明では、侵入者を検知すると警備センターに通報することで、警備員や警察官に侵入者を引き渡すことができる。
【0050】
請求項6に記載の発明では、侵入者が貴重品の収納体に触った瞬間に電気的に威嚇を与えることで、収納体に触れることができず、収納体を壊したり、持ちあげて運ぶことができなくなり、貴重品の盗難防止に有効である。
【0051】
請求項7に記載の発明では、遠隔操作によって威嚇手段の通電の設定と解除を行なうことで、取扱が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】家屋等の各部屋に設けられる防犯システムを示す図である。
【図2】ビル等に設けられる防犯システムを示す図である。
【図3】貴重品の収納体に威嚇手段を備える防犯システムの実施の形態を示す図である。
【図4】貴重品の収納体に威嚇手段を備える防犯システムの他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
A1,A2,A3 防犯システム
B 威嚇手段
C 威嚇手段
D 遠隔操作手段
1,11 ビル等の建物
2,12 開口部
3,13 シャッター
4,14 シャッター駆動手段
5,15 侵入者検知手段
6,16 制御手段
7,17 通報手段
8,18 警備センター
30 貴重品
31 収納体
Claims (7)
- 屋内の各部屋の内と外との相互間を出入り可能な全ての開口部を塞ぐ常開式のシャッターと、このシャッターを開閉作動するシャッター駆動手段と、前記開口部から前記部屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段と、前記部屋内への侵入者の検知情報に基づき前記シャッター駆動手段を駆動して前記シャッターを作動して前記全ての開口部を塞ぎ前記侵入者を前記部屋内に閉じ込める制御手段とを備えることを特徴とする防犯システム。
- 屋内と屋外との相互間を出入り可能な全ての開口部を塞ぐ常開式のシャッターと、このシャッターを開閉作動するシャッター駆動手段と、前記開口部から前記屋内へ侵入した侵入者を検知する侵入者検知手段と、前記屋内への侵入者の検知情報に基づき前記シャッター駆動手段を駆動して前記シャッターを作動して前記全ての開口部を塞ぎ前記侵入者を前記屋内に閉じ込める制御手段とを備えることを特徴とする防犯システム。
- 前記シャッターは、外部から目視可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防犯システム。
- 前記閉じ込めた侵入者を威嚇する威嚇手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防犯システム。
- 前記侵入者を検知すると警備センターに通報する通報手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防犯システム。
- 通電体に電圧を印加する威嚇手段と、前記威嚇手段の通電の設定と解除を行なう遠隔操作手段とを備え、
貴重品を収納する通電体を有する収納体に、前記威嚇手段が着脱可能であることを特徴とする防犯システム。 - 貴重品を収納する通電体を有する収納体と、前記通電体に電圧を印加する威嚇手段と、前記威嚇手段の通電の設定解除を行なう遠隔操作手段とを備えることを特徴とする防犯システム。
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KR101013463B1 (ko) * | 2009-02-25 | 2011-02-14 | 현대로템 주식회사 | 보안 장치 |
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-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002376517A patent/JP2004206539A/ja active Pending
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