JP2002146078A - シリコーンゴムスポンジ組成物及びこれを用いたシリコーンゴムスポンジ - Google Patents

シリコーンゴムスポンジ組成物及びこれを用いたシリコーンゴムスポンジ

Info

Publication number
JP2002146078A
JP2002146078A JP2000348593A JP2000348593A JP2002146078A JP 2002146078 A JP2002146078 A JP 2002146078A JP 2000348593 A JP2000348593 A JP 2000348593A JP 2000348593 A JP2000348593 A JP 2000348593A JP 2002146078 A JP2002146078 A JP 2002146078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone rubber
rubber sponge
group
parts
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000348593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3705349B2 (ja
Inventor
Atsushi Yaginuma
篤 柳沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2000348593A priority Critical patent/JP3705349B2/ja
Priority to US09/987,665 priority patent/US6387971B1/en
Publication of JP2002146078A publication Critical patent/JP2002146078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3705349B2 publication Critical patent/JP3705349B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/04Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
    • C08J9/06Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a chemical blowing agent
    • C08J9/10Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a chemical blowing agent developing nitrogen, the blowing agent being a compound containing a nitrogen-to-nitrogen bond
    • C08J9/102Azo-compounds
    • C08J9/103Azodicarbonamide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/0066Use of inorganic compounding ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2383/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
    • C08J2383/04Polysiloxanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)下記平均組成式(1) R1 aSiO(4-a)/2 (1) (式中、R1は同一又は異種の非置換又は置換一価炭化
水素基、aは1.95〜2.04の正数である。) で表されるオルガノポリシロキサン100重量部、 (B)比表面積50m2/g以上のシリカ微粉末1〜1
00重量部、 (C)下記式(I)で表される有機アゾ化合物0.01
〜50重量部 【化1】 (式中、R2,R3は同一又は異種のアルキレン基を示
し、R4,R5は同一又は異種の水素原子又は非置換の一
価炭化水素基を示す。)を必須成分とすることを特徴と
するシリコーンゴムスポンジ組成物。 【効果】 本発明のシリコーンゴムスポンジ組成物は、
ノンシアノタイプの有機アゾ化合物である式(I)の有
機アゾ化合物を発泡剤として用いるため、長時間のポス
トキュアーを必要としなくても安全性が高く、かつ発泡
性に優れ、均一で微細なセルを有し、スキン層の表面が
平滑で粘着性のないシリコーンゴムスポンジを得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築ガスケット、
スポンジロール、断熱シート等に使用される硬化してシ
リコーンゴムスポンジを与えるシリコーンゴムスポンジ
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーンスポンジは、シリコーンゴム特有の物理特性を持っ
ており、耐熱性、耐寒性、電気絶縁性、難燃性、圧縮永
久ひずみ等に優れた性質を有している。このシリコーン
ゴムスポンジは、基本的に熱硬化性シリコーンゴム組成
物と硬化剤、発泡剤とを組み合わせ、加熱により発泡、
硬化させてスポンジを形成させるものであるが、その場
合、発泡性に優れ、均一で微細なセル構造を有し、スキ
ン層の表面が平滑で、粘着性がなく、しかも、シリコー
ンゴム特有の物理特性を損なわないことが重要である。
【0003】従来より使用されているシリコーンゴムス
ポンジ用の発泡剤は、アゾビスイソブチロニトリル(A
IBN)が一般的である。しかし、AIBNは、その分
解生成物中に有機シアン化合物を含むために、処理設備
が整った加硫装置で、十分なポストキュアーが必要とな
っている。
【0004】このため、有機発泡剤であるアゾジカルボ
ンアミド(ADCA)、p,p’−オキシビスベンゼン
スルホニルヒドラジド(OBSH)、ジニトロソペンタ
メチレンテトラミン(DPT)を使用する方法が提案さ
れているが、これらは、AIBNと比較して分解温度が
高く、シリコーンゴムスポンジの一般的な成形方法であ
る常圧熱気加硫では、ほとんど発泡せず、得られるスポ
ンジのセルも大きく不均一である。
【0005】また、特開平8−259816号公報に
は、分解生成物中の毒性を低減させた有機アゾ系発泡剤
が提案されているが、毒性の低減やセルの均一性等、十
分満足するものではなかった。
【0006】また、特開平8−123456号公報に記
載されている有機発泡剤1,1’−アゾ−ビス−(1−
アセトキシ−1−フェニル−エタン)は、分解時に酸化
合物独特の悪臭が発生するという欠点がある。
【0007】本発明は、上記問題を克服するためになさ
れたもので、シアノ基を有しない有機アゾ化合物の内、
特にシリコーンゴムスポンジの成形に適した温度で分解
し、悪臭を発生しない発泡剤としてニトリル基を含まな
い特定のアゾ化合物を使用することにより、ポストキュ
アー時間を短縮することができ、かつ発泡性に優れ、そ
の発泡硬化物が均一で微細なセル構造を有し、スキン層
の表面が平滑であるシリコーンゴムスポンジ組成物及び
これを発泡・硬化させてなるシリコーンゴムスポンジを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意検討を行っ
た結果、(A)下記平均組成式(1)で表されるオルガ
ノポリシロキサン、(B)比表面積50m2/g以上の
シリカ微粉末、(C)下記式(I)で表される有機アゾ
化合物、更に好ましくはジメチル−1,1’−アゾビス
(1−シクロヘキサンカルボキシレート)を必須成分と
するシリコーンゴムスポンジ組成物が、アゾビスイソブ
チロニトリルを発泡剤として使用しなくとも、均一で微
細なセル構造を有し、スキン層の表面が平滑で粘着性が
ないシリコーンゴムスポンジを与えることを見出し、本
発明をなすに至ったものである。
【0009】従って、本発明は、 (A)下記平均組成式(1) R1 aSiO(4-a)/2 (1) (式中、R1は同一又は異種の非置換又は置換一価炭化
水素基、aは1.95〜2.04の正数である。)で表
されるオルガノポリシロキサン100重量部、 (B)比表面積50m2/g以上のシリカ微粉末1〜1
00重量部、 (C)下記式(I)で表される有機アゾ化合物0.01
〜50重量部
【0010】
【化2】 (式中、R2,R3は同一又は異種のアルキレン基を示
し、R4,R5は同一又は異種の水素原子又は非置換の一
価炭化水素基を示す。)を必須成分とすることを特徴と
するシリコーンゴムスポンジ組成物、及びこのシリコー
ンゴムスポンジ組成物を発泡・硬化させてなることを特
徴とするシリコーンゴムスポンジを提供する。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】(A)成分のオルガノポリシロキサンは、
下記平均組成式(1) R1 aSiO(4-a)/2 (1) (式中、R1は同一又は異種の非置換又は置換一価炭化
水素基、aは1.95〜2.04の正数である。)で表
されるオルガノポリシロキサンである。
【0013】ここで、R1としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル基等
のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル
基、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ヘキセニル基等
のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール
基、ベンジル基、β−フェニルプロピル基等のアラルキ
ル基、又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の
一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換した
クロロメチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチ
ル基などから選択される同一又は異種の好ましくは炭素
数1〜12、より好ましくは炭素数1〜8の非置換又は
置換の一価炭化水素基である。具体的にはメチル基、フ
ェニル基、ビニル基、トリフルオロプロピル基が好まし
く、メチル基が50モル%以上、特に80モル%以上含
有することが好ましい。また、aは1.95〜2.04
の正数であり、好ましくは1.98〜2.02の正数で
ある。
【0014】この場合、このオルガノポリシロキサン
は、分子鎖末端がトリメチルシリル基、ジメチルビニル
シリル基、ジメチルヒドロキシシリル基、メチルジビニ
ルシリル基、トリビニルシリル基などで封鎖されたもの
とすることができるが、末端に少なくとも1つのアルケ
ニル基を含むことが好ましい。本発明において、このオ
ルガノポリシロキサンは、1分子中に少なくとも2個の
ケイ素原子に結合するアルケニル基を有することが好ま
しく、また、R1中のアルケニル基量が0.001〜5
モル%、特に0.01〜0.5モル%であることが好ま
しい。このR1中のアルケニル基としては、特にビニル
基であることが好ましい。
【0015】このようなオルガノポリシロキサンは、例
えば、オルガノハロゲノシランの1種又は2種以上を
(共)加水分解縮合することにより、或いは環状ポリシ
ロキサン(シロキサンの3量体或いは4量体など)をア
ルカリ性又は酸性の触媒を用いて開環重合することによ
って得ることができる。これらは基本的に直鎖状のジオ
ルガノポリシロキサンであるが、一部分岐していてもよ
い。また、分子構造や重合度の異なる2種又は3種以上
の混合物であってもよい。なお、上記オルガノポリシロ
キサンの25℃における粘度は、100センチストーク
ス(cs)以上が好ましく、特に好ましくは100,0
00〜100,000,000cs、中でも5,00
0,000〜20,000,000csである。オルガ
ノポリシロキサンの重合度は100以上が好ましく、特
に3,000以上が好ましく、その上限は100,00
0であることが好ましく、更に好ましくは20,000
である。
【0016】(B)成分のシリカ微粉末は、機械的強度
の優れたシリコーンゴムスポンジを得るために必須とさ
れるものであるが、この目的のためにはBET法比表面
積が50m2/g以上、好ましくは100〜400m2
gのシリカ微粉末が用いられる。このシリカ微粉末とし
ては、煙霧質シリカ(乾式シリカ)、沈殿シリカ(湿式
シリカ)などが例示され、煙霧質シリカ(乾式シリカ)
が好ましい。また、これらの表面を、オルガノポリシロ
キサン、オルガノポリシラザン、クロロシラン、アルコ
キシシラン等で疎水化処理したものを用いてもよい。こ
れらのシリカは1種単独でも2種以上を併用してもよ
い。また、煙霧質シリカと沈殿シリカを併用して用いて
もよい。
【0017】本発明に使用されるシリカ微粉末の添加量
は、(A)成分のオルガノポリシロキサン100重量部
に対し1重量部未満では少なすぎて十分な補強効果が得
られず、100重量部より多くすると加工性が悪くな
り、また、得られるシリコーンゴムの物理特性が低下す
るので、1〜100重量部、好ましくは5〜100重量
部、より好ましくは10〜90重量部、特に好ましくは
30〜80重量部である。
【0018】(C)成分の有機アゾ化合物は、本発明の
効果を付与するための特徴となる成分である。即ち、有
機アゾ化合物は、融点、分解温度が、シリコーンゴムス
ポンジの成形に適した特性を有し、これを用いたシリコ
ーンゴムスポンジは、常圧における熱風下においても、
発泡性に優れ、均一で微細なセル構造を有し、スキン層
の表面が平滑で粘着性がないスポンジを与える。また、
先に述べたようにアゾビスイソブチロニトリルは、長時
間のポストキュアーを必要としていたが、有機アゾ化合
物は、ポストキュアーを特に必要としない。
【0019】(C)成分の有機アゾ化合物は下記式
(I)で表されるものが使用される。
【0020】
【化3】
【0021】式中、R2,R3は同一あるいは異種のアル
キレン基であり、具体的にはメチレン基、エチレン基、
プロピレン基、ブチレン基、へキシレン基等の炭素数1
〜12、特に2〜8のものが挙げられる。また、R4
5は同一あるいは異種の水素原子あるいは非置換の一
価炭化水素基であり、具体的にはメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜12のアルキル基
が好ましく、特にメチル基が好ましい。
【0022】有機アゾ化合物として、具体的には、構造
式(II)で示されるジメチル−1,1’−アゾビス
(1−シクロヘキサンカルボキシレート)が例示され
る。
【0023】
【化4】
【0024】(C)成分の配合量は、(A)成分のオル
ガノポリシロキサン100重量部に対して0.01〜5
0重量部、好ましくは0.5〜10重量部である。0.
01重量部未満であると発泡性が不十分であり、50重
量部より多いとセルが不均一となり、スキン層も形成さ
れなくなる。
【0025】本発明のシリコーンゴムスポンジ組成物の
硬化剤は、ゴム状弾性体を得るための反応機構に応じて
適宜選択されるものである。その反応機構は特に制限さ
れないが、(1)有機過酸化物加硫剤による架橋反応、
(2)付加反応による架橋反応、(3)上記(1)と
(2)の架橋反応を併用した架橋反応から選ばれるもの
が好ましい。
【0026】(1)有機過酸化物加硫剤による架橋反応
を用いる場合の有機過酸化物加硫剤としては、ベンゾイ
ルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオ
キサイド、4−メチルベンゾイルパーオキサイド、2−
メチルベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジメチルベ
ンゾイルパーオキサイド、1,6−ビス(パラ−トルオ
イルパーオキシカルボニルオキシ)ブタン、1,6−ビ
ス(2,4−ジメチルベンゾイルパーオキシカルボニル
オキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−ビス(2,5−
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキ
シベンゾエート、ジクミルパーオキサイド、クミル−t
−ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物が用いられ
る。常圧熱気加硫を行う場合には、ベンゾイルパーオキ
サイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、
4−メチルベンゾイルパーオキサイド等のジアシル系有
機過酸化物を用いることが好ましく、この場合ジアシル
系有機過酸化物と他の有機過酸化物とを1:9〜9:
1、特に2:8〜8:2の配合比率で併用することが好
ましい。硬化剤としての有機過酸化物の配合量は、
(A)成分のオルガノポリシロキサン100重量部に対
して0.05〜15重量部が好ましく、より好ましくは
0.2〜5重量部である。0.05重量部より少ないと
架橋が不十分となる場合があり、15重量部を超えても
硬化速度の向上はなく、未反応物や分解残査の除去に長
時間が必要となるおそれがある。
【0027】上記(2)付加反応による架橋反応を用い
る場合、(A)成分に用いられるオルガノポリシロキサ
ンとしては、一分子中のケイ素原子に結合した有機基の
うち少なくとも2個がアルケニル基、特にビニル基であ
るオルガノポリシロキサンが用いられる。
【0028】付加反応触媒としては、従来より知られて
いるいずれのものでもよく、具体的には白金族の金属単
体及びその化合物を用いることができる。例えば、シリ
カ、アルミナ又はシリカゲルのような担体上に吸着され
た微粒子状白金金属、塩化第二白金、塩化白金酸、塩化
白金酸6水塩とオレフィン又はジビニルジメチルポリシ
ロキサンとの錯体、塩化白金酸6水塩のアルコール溶液
等の白金系触媒、パラジウム触媒、ロジウム触媒などが
挙げられる。これら触媒の添加量は触媒量であり、通
常、白金系金属量に換算して1〜1,000ppmの範
囲で使用されるが、好ましくは10〜500ppmの範
囲が適当である。1ppmより少ないと架橋反応が十分
促進されず、硬化が不十分となる場合があり、1,00
0ppmより多く加えても反応性に対する影響も少な
く、また不経済である。
【0029】付加反応用架橋剤としては、一分子中に2
個以上のSiH基を有するオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンが用いられ、このオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンとしては、直鎖状、環状、分枝状のいずれ
であってもよく、付加反応硬化型シリコーンゴム組成物
の硬化剤として公知なオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンを使用することができるが、通常、下記平均組成
式(2) R4 xySiO(4-x-y)/2 (2) (式中、R4は上記R1と同様の好ましくは炭素数1〜1
2、特に1〜8のアルキル基、アルケニル基、アリール
基、アラルキル基や、これらのハロゲン置換体、シアノ
基置換体などの非置換又は置換一価炭化水素基であり、
x,yは0≦x<3、0<y≦3、好ましくは1≦x≦
2.2、0.002≦y≦1で、1.002≦x+y≦
3を満たす正数である。)で示されるものを用いること
ができる。上記SiH基を1分子中に2個以上、好まし
くは3個以上有するが、これは分子鎖末端にあっても途
中にあってもよい。また、このオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンとしては、25℃における粘度が300
cs以下であることが好ましい。オルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンの配合量は、(A)成分のオルガノポ
リシロキサン100重量部に対して0.01〜20重量
部配合することが好ましい。特に(A)成分中のアルケ
ニル基1個に対し、ケイ素原子に結合した水素原子の割
合が0.5〜10個の範囲が好ましく、中でも1〜4個
となるような範囲が好ましい。0.5個より少ないと架
橋が十分でなく、十分な機械的強度が得られないことが
あり、また、10個より多いと硬化後の物理特性が低下
し、特に耐熱性と圧縮永久ひずみが著しく劣化すること
がある。
【0030】更に、この付加反応による架橋反応を用い
るシリコーンゴムスポンジ組成物には、ポリメチルビニ
ルシロキサン環状化合物、アセチレン基含有アルコール
等の公知の白金触媒抑制剤を添加するのが好ましい。
【0031】また、硬化剤としての有機過酸化物と、付
加反応による架橋反応に用いる付加反応用触媒と、オル
ガノハイドロジェンポリシロキサンを併用することも可
能である。この場合の配合割合としては上記と同様であ
る。
【0032】本発明のシリコーンゴムスポンジ組成物に
は、必要に応じて粉砕石英、珪藻土等の非補強性シリ
カ、アセチレンブラック、ファーネスブラック、チャン
ネルブラック等のカーボンブラック、炭酸カルシウム等
の充填剤、着色剤、耐熱向上剤、難燃性向上剤、受酸
剤、熱伝導向上剤等の添加剤や離型剤、アルコキシシラ
ン、ジフェニルシランジオール、カーボンファンクショ
ナルシラン、両末端シラノール基封鎖低分子シロキサン
等の分散剤などを添加してもよい。
【0033】本発明のシリコーンゴムスポンジ組成物
は、上記した成分を2本ロール、バンバリーミキサー、
ドウミキサー(ニーダー)などのゴム混練り機を用いて
均一に混合することにより得ることができる。
【0034】このようにして調製されたシリコーンゴム
スポンジ組成物は、加熱発泡硬化させることにより容易
にシリコーンゴムスポンジを得ることができる。その硬
化発泡方法は発泡の分解及びシリコーンゴムの加硫に十
分な熱をかけられる方法であればよく、またその成形法
も押出成形による連続加硫、プレス、インジェクション
による型成形等、特に制限されるものではないが、特に
本発明は常圧熱気加硫が好適に採用される。この場合、
加熱温度は100〜500℃、特に200〜400℃、
加熱時間は数秒〜1時間、特に10秒〜30分であるこ
とが好ましい。また、必要に応じて180〜250℃で
1〜10時間程度2次加硫してもよい。
【0035】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記の例において部は重量部を示
す。
【0036】[実施例1]ジメチルシロキサン単位9
9.825モル%、メチルビニルシロキサン単位0.1
5モル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.025モ
ル%からなり、平均重合度が約8000であるオルガノ
ポリシロキサン100部、比表面積が200m2/gで
あるヒュームドシリカ(アエロジル200(日本アエロ
ジル(株)製))45部、分散剤として両末端シラノー
ル基を有し、平均重合度13、25℃における粘度が1
5csであるジメチルポリシロキサン10部をニーダー
にて混練りし、180℃にて3時間熱処理して、コンパ
ウンド1を調製した。
【0037】上記コンパウンド1の100部に対してジ
メチル−1,1’−アゾビス(1−シクロヘキサンカル
ボキシレート)4部と4−メチルベンゾイルパーオキサ
イドの50%シリコーンオイルペースト1.0部とジク
ミルパーオキサイド0.6部を配合し、2本ロールを使
用して2mm厚のシートを作製し、これを250℃にて
10分間加熱した。得られたスポンジの発泡倍率は42
0%であり、着色がなく、セルの大きさは1mm以下で
均一であり、更に表面は粘着がなく平滑であった。
【0038】[実施例2]上記コンパウンド1の100
部に対して、ジメチル−1,1’−アゾビス(1−シク
ロヘキサンカルボキシレート)4部と1−メチルベンゾ
イルパーオキサイドの50%シリコーンオイルペースト
1.0部とジクミルパーオキサイド0.6部を配合し、
2本ロールを使用して2mm厚のシートを作製し、これ
を250℃にて10分間加熱した。得られたスポンジの
発泡倍率は400%であり、着色がなく、セルの大きさ
は1mm以下で均一であり、更に表面は粘着がなく平滑
であった。
【0039】[実施例3]上記コンパウンド1の100
部に対して、ジメチル−1,1’−アゾビス(1−シク
ロヘキサンカルボキシレート)4部と4−メチルベンゾ
イルパーオキサイドの50%シリコーンオイルペースト
1.0部、白金化合物のポリビニルシロキサン錯体0.
5部、1−エチニルシクロヘキサン−1−オール0.0
5部、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキ
サン/メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(Si
−H:0.007mol/g)1.0部を配合し、2本
ロールを使用して2mm厚のシートを作製し、これを2
50℃にて10分間加熱した。得られたスポンジの発泡
倍率は420%であり、着色がなく、セルの大きさは1
mm以下で均一であり、更に表面は粘着がなく平滑であ
った。
【0040】[実施例4]上記コンパウンド1の100
部に対して、ジメチル−1,1’−アゾビス(1−シク
ロヘキサンカルボキシレート)4部と白金化合物のポリ
ビニルシロキサン錯体0.5部、1−エチニルシクロヘ
キサン−1−オール0.05部、両末端トリメチルシロ
キシ基封鎖ジメチルシロキサン/メチルハイドロジェン
シロキサン共重合体(Si−H:0.007mol/
g)1.0部を配合し、2本ロールを使用して2mm厚
のシートを作製し、これを250℃にて10分間加熱し
た。得られたスポンジの発泡倍率は450%であり、着
色がなく、セルの大きさは1mm以下で均一であり、更
に表面は粘着がなく平滑であった。
【0041】[比較例1]上記コンパウンド1の100
部に対して、アゾビスイソブチロニトリル2部と4−メ
チルベンゾイルパーオキサイドの50%シリコーンオイ
ルペースト1.0部、ジクミルパーオキサイド0.6部
を配合し、2本ロールを使用して2mm厚のシートを作
製し、250℃にて10分間加熱処理した。得られたス
ポンジの発泡倍率は400%であり、着色がなく、セル
の大きさは1mm以下で均一であり、更に表面は粘着が
なく平滑であった。しかしながら、アゾビスイソブチル
ニトリルの分解生成物を取り除くためには、200℃で
4時間の2次加硫を必要とした。
【0042】[比較例2]上記コンパウンド1の100
部に対して、アゾビスイソブチルニトリル2部と白金化
合物のポリビニルシロキサン錯体0.5部、1−エチニ
ルシクロヘキサン−1−オール0.05部、両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン/メチルハイ
ドロジェンシロキサン共重合体(Si−H:0.007
mol/g)1.0部を配合し、2本ロールを使用して
2mm厚のシートを作製し、250℃にて10分間加熱
処理した。得られたスポンジの発泡倍率は150%であ
り、セルの大きさは1mm以上で不均一であった。
【0043】[比較例3]上記コンパウンド1の100
部に対して、1,1’−アゾビス−(1−アセトキシ−
1−フェニル−エタン)4部と、4−メチルベンゾイル
パーオキサイドの50%シリコーンオイルペースト1.
0部、ジクミルパーオキサイド0.6部を配合し、2本
ロールを使用して2mm厚のシートを作製し、250℃
にて10分間加熱処理した。得られたスポンジの発泡倍
率は300%であり、黄色く着色し、セルの大きさは1
mm以上で不均一であった。また、加硫時に刺激的な酢
酸臭がした。
【0044】[比較例4]上記コンパウンド1の100
部に対して、1,1’−アゾビス−(1−アセトキシ−
1−フェニル−エタン)4部と、白金化合物のポリビニ
ルシロキサン錯体0.5部、1−エチニルシクロヘキサ
ン−1−オール0.05部、両末端トリメチルシロキシ
基封鎖ジメチル/メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(Si−H:0.007mol/g)1.0部を配
合し、2本ロールを使用して2mm厚のシートを作製
し、250℃にて10分間加熱処理した。得られたスポ
ンジの発泡倍率は350%であったが、セルが1mm以
上と大きく不均一であった。また、加硫時に刺激的な酢
酸臭がした。
【0045】[比較例5]上記コンパウンド1の100
部に対して、アゾジカルボンアミド(ADCA)2部
と、4−メチルベンゾイルパーオキサイドの50%シリ
コーンオイルペースト1.0部、ジクミルパーオキサイ
ド0.6部を配合し、2本ロールを使用して2mm厚の
シートを作製し、250℃にて10分間加熱処理した。
得られたスポンジの発泡倍率は120%であり、発泡性
は悪かった。
【0046】[比較例6]上記コンパウンド1の100
部に対して、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレ
ート2部と、4−メチルベンゾイルパーオキサイドの5
0%シリコーンオイルペースト1.0部、ジクミルパー
オキサイド0.6部を配合し、2本ロールを使用して2
mm厚のシートを作製し、250℃にて10分間加熱処
理した。得られたスポンジの発泡倍率は300%であ
り、セルの大きさは1mm以上と大きく不均一であっ
た。また、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレー
トは、液体であり、配合時にコンパウンドがロールに粘
着し、作業性は著しく悪かった。
【0047】
【発明の効果】本発明のシリコーンゴムスポンジ組成物
は、ノンシアノタイプの有機アゾ化合物である式(I)
の有機アゾ化合物を発泡剤として用いるため、長時間の
ポストキュアーを必要としなくても安全性が高く、かつ
発泡性に優れ、均一で微細なセルを有し、スキン層の表
面が平滑で粘着性のないシリコーンゴムスポンジを得る
ことができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月9日(2001.11.
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、特開平8−123450号公報に記
載されている有機発泡剤1,1’−アゾ−ビス−(1−
アセトキシ−1−フェニル−エタン)は、分解時に酸化
合物独特の悪臭が発生するという欠点がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 DB01 FA24 FA31 FA51 FA71 GA77 HD01 HE02 LA09 MA02 MA04 3J103 FA15 FA30 GA02 GA52 HA03 HA18 HA22 HA53 4F074 AA90 BA12 BA20 BB02 BB12 BB22 BC05 CA29 CC07Y DA18 DA32 DA39 DA59 4J002 CP031 DJ016 FA110 FD320 GJ02 GL00 GQ00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記平均組成式(1) R1 aSiO(4-a)/2 (1) (式中、R1は同一又は異種の非置換又は置換一価炭化
    水素基、aは1.95〜2.04の正数である。)で表
    されるオルガノポリシロキサン100重量部、 (B)比表面積50m2/g以上のシリカ微粉末1〜1
    00重量部、 (C)下記式(I)で表される有機アゾ化合物0.01
    〜50重量部 【化1】 (式中、R2,R3は同一又は異種のアルキレン基を示
    し、R4,R5は同一又は異種の水素原子又は非置換の一
    価炭化水素基を示す。)を必須成分とすることを特徴と
    するシリコーンゴムスポンジ組成物。
  2. 【請求項2】 上記有機アゾ化合物が、ジメチル−1,
    1’−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボキシレー
    ト)であることを特徴とする請求項1記載のシリコーン
    ゴムスポンジ組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分のシリカ微粉末が煙霧質シリ
    カである請求項1又は2記載のシリコーンゴムスポンジ
    組成物。
  4. 【請求項4】 硬化剤として、有機過酸化物を含有する
    請求項1乃至3のいずれか1項記載のシリコーンゴムス
    ポンジ組成物。
  5. 【請求項5】 硬化剤として、ジアシル系有機過酸化物
    と、他の有機過酸化物を併用する請求項4記載のシリコ
    ーンゴムスポンジ組成物。
  6. 【請求項6】 硬化剤として、付加反応系硬化剤を含有
    する請求項1乃至3のいずれか1項記載のシリコーンゴ
    ムスポンジ組成物。
  7. 【請求項7】 硬化剤として、有機過酸化物と付加反応
    系硬化剤を含有する請求項1乃至3のいずれか1項記載
    のシリコーンゴムスポンジ組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項記載のシ
    リコーンゴムスポンジ組成物を発泡・硬化させてなるこ
    とを特徴とするシリコーンゴムスポンジ。
JP2000348593A 2000-11-15 2000-11-15 シリコーンゴムスポンジ組成物及びこれを用いたシリコーンゴムスポンジ Expired - Fee Related JP3705349B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000348593A JP3705349B2 (ja) 2000-11-15 2000-11-15 シリコーンゴムスポンジ組成物及びこれを用いたシリコーンゴムスポンジ
US09/987,665 US6387971B1 (en) 2000-11-15 2001-11-15 Silicone rubber sponge composition and silicone rubber sponge obtained therefrom

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000348593A JP3705349B2 (ja) 2000-11-15 2000-11-15 シリコーンゴムスポンジ組成物及びこれを用いたシリコーンゴムスポンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002146078A true JP2002146078A (ja) 2002-05-22
JP3705349B2 JP3705349B2 (ja) 2005-10-12

Family

ID=18822151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000348593A Expired - Fee Related JP3705349B2 (ja) 2000-11-15 2000-11-15 シリコーンゴムスポンジ組成物及びこれを用いたシリコーンゴムスポンジ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6387971B1 (ja)
JP (1) JP3705349B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077099A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Shin Etsu Chem Co Ltd 高連泡率シリコーンゴムスポンジ、その製造方法、及び該シリコーンゴムスポンジを用いた定着ロール
JP2006193609A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴムスポンジ組成物
JP2007302828A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジ
JP2007302829A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジ
JP2007302827A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 高連泡率シリコーンゴムスポンジ
JP2008214439A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Shin Etsu Chem Co Ltd 導電性シリコーンゴムスポンジ組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジの製造方法
JP2008214440A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴムスポンジ組成物
JP2017206624A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 富士高分子工業株式会社 常温熱伝導性かつ高温断熱性組成物

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0500986D0 (en) * 2005-01-18 2005-02-23 Zotefoams Plc Silicone foams, process to make them and applications thereof
CN103502337B (zh) 2011-12-09 2015-11-25 迈图高新材料日本合同公司 硅橡胶发泡体用组合物、硅橡胶发泡体的制造方法和硅橡胶发泡体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08259816A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 発泡性シリコーンゴム組成物

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3776885A (en) * 1971-10-28 1973-12-04 Pennwalt Corp Method of curing polymers with azo compounds
US4129531A (en) * 1977-12-14 1978-12-12 Pennwalt Corporation Crosslinking of polymers with azo-esters
US4460748A (en) * 1982-07-06 1984-07-17 Luperox Gmbh Process for crosslinking and, if desired, foaming natural or synthetic homo- and/or copolymers
US6096792A (en) 1994-11-04 2000-08-01 Toshiba Silicone Co., Ltd. Silicone rubber sponge composition and silicone rubber sponge using it

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08259816A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 発泡性シリコーンゴム組成物

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077099A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Shin Etsu Chem Co Ltd 高連泡率シリコーンゴムスポンジ、その製造方法、及び該シリコーンゴムスポンジを用いた定着ロール
JP2006193609A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴムスポンジ組成物
JP2007302828A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジ
JP2007302829A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジ
JP2007302827A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 高連泡率シリコーンゴムスポンジ
JP4762781B2 (ja) * 2006-05-12 2011-08-31 信越化学工業株式会社 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジ
JP2008214439A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Shin Etsu Chem Co Ltd 導電性シリコーンゴムスポンジ組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジの製造方法
JP2008214440A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴムスポンジ組成物
JP2017206624A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 富士高分子工業株式会社 常温熱伝導性かつ高温断熱性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3705349B2 (ja) 2005-10-12
US6387971B1 (en) 2002-05-14
US20020058719A1 (en) 2002-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100976761B1 (ko) 실리콘 고무 스폰지 조성물
JP3748025B2 (ja) シリコーンゴムの圧縮永久歪を低減させる方法
KR101979464B1 (ko) 실리콘 고무 발포체용 조성물, 실리콘 고무 발포체의 제조방법 및 실리콘 고무 발포체
JP4787068B2 (ja) 高連泡率シリコーンゴムスポンジ
JP4762781B2 (ja) 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴムスポンジ
JP2748215B2 (ja) シリコーンゴムロール
JP7371717B2 (ja) 付加硬化性液状シリコーンゴム組成物
JP3705349B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物及びこれを用いたシリコーンゴムスポンジ
JP2006193609A (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物
JP3419279B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物
JP4365769B2 (ja) スポンジ用シリコーンゴム組成物
JP3201284B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物
JP3611025B2 (ja) シリコーンゴム組成物
JP4061455B2 (ja) オレフィン系スポンジ組成物
JP2021038352A (ja) ミラブル型シリコーンゴム組成物及びその硬化物
JP2008115284A (ja) シリコーンゴム組成物およびそれを用いた臭いの少ないシリコーンゴムスポンジ
JP4168219B2 (ja) ゴムロール用ゴム組成物及びゴムロール
JP3277748B2 (ja) 発泡性シリコーンゴム組成物
JP3528595B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物
JP2002265784A (ja) シリカ含有ゴムコンパウンドの保管方法
JPH0662820B2 (ja) オレフィン系ゴムの製造方法
JP3487200B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物
JP2897632B2 (ja) シリコーンゴム組成物
JP3644486B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物
JP2000336270A (ja) 液状シリコーンゴムスポンジ組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3705349

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110805

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees