JP2002145135A - ゴム履帯 - Google Patents

ゴム履帯

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JP2002145135A JP2001126174A JP2001126174A JP2002145135A JP 2002145135 A JP2002145135 A JP 2002145135A JP 2001126174 A JP2001126174 A JP 2001126174A JP 2001126174 A JP2001126174 A JP 2001126174A JP 2002145135 A JP2002145135 A JP 2002145135A
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belt
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width
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Kazutoshi Hori
一俊 堀
Hiroaki Watanabe
裕明 渡邊
Masaki Tamaru
正毅 田丸
Kenzo Kimoto
健蔵 木元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り心地および性能の良いゴム履帯を提供す
る。 【解決手段】 走行体に巻き付けられる無端状のゴムベ
ルト(2) の、内周側の幅方向中央部の周方向に、起動輪
の歯に噛み合う駆動突起部(3) を所定の間隔で設け、外
周接地面側に周方向に切れ目無く波形状に一周して中央
ラグ部(5) を設ける。中央ラグ部(5) から所定の幅を持
って左右端部に向けて斜め後方に遠ざかり、周方向に駆
動突起部(3) と同一間隔で離間し、かつ、左右を駆動突
起部(3) の間隔の1/2ずらして分岐ラグ部(6) を配置
する。分岐ラグ部(6) の幅は中央部から端部に向けて徐
々に小さくなる。隣接する分岐ラグ部(6) の間に形成し
た溝部(7) の中央ラグ部(5) に接する端部(8) は、駆動
突起部(3) の投影面内に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴム履帯の構成に係
り、特にブルドーザや油圧ショベル等の建設機械をはじ
めとする装軌車両に装着され、内周に起動輪により駆動
される一体成形の駆動突起部を有し、外周にラグを有す
る無端状のゴム履帯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装軌車両のゴム履帯においては、
無端状のゴムベルトに一定間隔で金属芯金を埋設し、こ
の芯金に起動輪の歯を噛み合わせて駆動するものが用い
られてきた。しかしながら、磨耗等により交換し、古い
ものをリサイクルのために切断して輸送しようとすると
きに、芯金があるため切断困難でリサイクルが進まない
という問題があった。この問題を解決する方策としては
芯金なしのゴム履帯がある。その一例として特開平6−
24366号および特開2000−53037号に開示
されたものがある。
【0003】特開平6−24366号に開示されたもの
はポリエステルコードを芯体層として両面にゴムを積層
した、無端状のゴム履帯であり、スノーモービル用のも
のである。特開2000−52037号に開示されたも
のは、雪上車用ゴム履帯で、高張力合成繊維等よりなる
芯体材の両面にゴムを積層し、踏面側のラグのゴム硬度
を先端部を硬くと、順次軟らかくするものである。ラグ
パターンはいずれも左右方向に、所定の間隔で、並列に
駆動用突起を設けている。
【0004】図11は従来の建設車両などの走行体10
0及びゴム履帯20の模式的側面図である。走行体10
0は、起動輪22、誘導輪24、転輪30及びトラック
フレーム25を備えている。走行体100には、ゴム履
帯20のゴムベルト2が巻き付けられている。図10は
従来の建設車両等に用いられるゴム履帯20の構成を示
す側面図である。図10において、無端状のゴムベルト
2の内周側には所定の間隔で駆動突起部3が一体成形さ
れており、外周接地面側にはラグ21が設けられてい
る。起動輪22には外周部に駆動突起部と同一間隔の起
動ピン23が設けられており、起動ピン23は駆動突起
部3に係合し、駆動力をゴム履帯20に伝達する。図9
はゴム履帯20と転輪30との関係を示す正面一部断面
図である。図9において、転輪30はゴム履帯20の駆
動突起部3を跨いで設けられた一対のローラ31,31
を胴部32で結合して構成されており、転輪30の幅は
ゴムベルト2の全幅に近い。図10はゴムベルト2の外
周面に設けられたラグ21のパターンの一例を示してお
り、ラグ21をハ字形状に左右を半ピッチずらして配置
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平6−24
366号、および特開2000−53037号に開示さ
れたゴム履帯の構成においては、路面走行時に隣接する
ラグの間で下転輪が落ち込み、ガタついて乗り心地が悪
いという問題がある。また、ハ字形状のラグパターンの
ものは、ゴムベルトの幅方向の中央部のラグの端部がそ
れぞれ分離しているため、走行時にロッキングモーショ
ンを起こして振動が発生し、乗り心地が悪いという問題
がある。さらに、起動輪や誘導輪に巻き付けられたとき
にその端部に応力が集中し、破損するおそれがある。
【0006】本発明は上記の問題点に着目し、乗り心地
が良く、破損の恐れがなく、耐久性の高いゴム履帯を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用および効果】上記の
目的を達成するために、本発明に係るゴム履帯の第1発
明は、走行体に巻き付けられる無端状のゴムベルトの、
内周側の幅方向中央部の周方向に、起動輪の1ピッチご
とに噛み合う複数の駆動突起部を所定の間隔で設け、外
周接地面側に所定のパターンのラグを有し、ゴムベルト
内部に複数本の芯線を埋設してなるゴム履帯において、
前記ゴム履帯のラグパターンは、ゴムベルトの外周の、
幅方向の中央部を波形状に一周して設けられた中央ラグ
部と、この中央ラグ部から所定の幅を持って左右の端部
に向けて斜め周方向に遠ざかり、周方向に前記駆動突起
部と同一の間隔で離間し、かつ、左右を駆動突起部の間
隔の1/2ずらして配置された分岐ラグ部とよりなる構
成としている。
【0008】上記構成によれば、連続する中央ラグ部を
設けたために走行時のロッキングモーションの量が小さ
くなり、オペレータの振動が大幅に減る。また、ゴムベ
ルトの内周面上を転輪が進むにつれて路面との間に形成
されるラグと路面との接地部分の面積が常にほぼ一定と
なる。したがってゴムベルトの剛性がほぼ一定となって
転輪通過時の落ち込みが少なくなり、乗り心地が格段に
向上する。
【0009】第2発明は、第1発明の構成に基づき、前
記分岐ラグ部は、その幅が左右方向の中央部近傍から端
部に向けて徐々に小さくなる構成としている。
【0010】上記構成によれば、隣接する分岐ラグの間
の溝部は、その幅が左右方向の中央部近傍から端部に向
けて徐々に大きくなることとなり、剪断されて溝部につ
まった土が起動輪または誘導輪に巻き付くときに落下し
やすく、したがって再び接地するときに地面に食い込み
易く、スリップを防止するとともに牽引力の低下を防止
できる。
【0011】第3発明は、第1および第2発明の構成に
基づき、隣接する分岐ラグ部の間に形成される溝部の、
前記中央ラグ部に接する端部が、前記駆動突起部の外周
側投影面内に位置する構成としている。
【0012】上記構成によれば、ゴム履帯が起動輪また
は誘導輪に巻き付いて曲げ力が働いたときに、歪みが分
散されて巻き付き形状がより円形に近くなるとともに、
溝部の先端部の応力が低減され、履帯と起動輪との噛み
合い効率を向上するとともに、破損の恐れが少なくな
る。
【0013】第4発明は、第3発明の構成に基づき、ゴ
ムベルトの内周側の、駆動突起部からゴムベルトの幅方
向の端部に向け、外周側に設けられる前記溝部の内周側
投影面となる位置に凸条部を設けた構成としている。
【0014】上記構成によれば、転輪通過時に溝部での
落ち込みが少なくなり、乗り心地が向上する。また、ゴ
ムベルトの内周上にたまった泥土が排出されやすくな
り、起動輪との噛み合い部の泥土が減少して磨耗寿命が
向上する。
【0015】第5発明は、走行体に巻き付けられる無端
状のゴムベルトの、内周側の周方向に、起動輪の1ピッ
チごとに噛み合う複数の駆動突起部を設け、外周接地面
側にラグを有し、ゴムベルトのほぼ全幅にわたり複数本
の芯線を並列に埋設してなるゴム履帯において、前記芯
線は、幅方向の中央部の所定幅内に埋設される第1芯線
と、前記所定幅の左右両端部に埋設され、前記第1芯線
の線径より細い第2芯線を有する構成としている。
【0016】上記構成によれば、主として引っ張り力を
伝達する中央部の芯線の太さを太くしたため、ゴム履帯
の引っ張り強度が向上し、耐久性が向上するとともに、
左右両端部の芯線の太さを細くしたため、重量が低減
し、コストを低減することができる。
【0017】第6発明は、走行体に巻き付けられる無端
状のゴムベルトの、内周側の周方向に、起動輪の1ピッ
チごとに噛み合う複数駆動突起部を設け、外周接地面側
にラグを有し、ゴムベルトのほぼ全幅にわたり複数本の
芯線を並列に埋設してなるゴム履帯において、前記芯線
より内周側のゴム材は、硬度が70〜85IRHDのNR系
またはSBR系のものであり、前記芯線より外周ラグ側
のゴム材より硬い構成としている。
【0018】上記構成によれば、転輪に接する内周側の
ゴム硬度を70〜85IRHDの硬いNR系またはSBR系
のゴム材としたため、転輪走行による岩石の噛み込みに
よる亀裂の発生や磨耗が少なく寿命が長い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るゴム履帯の実
施形態について、図面を参照して詳述する。なお、起動
輪22、転輪30は図10および図11で説明した従来
のものと同一なので説明は省略する。
【0020】図1は本発明のゴム履帯1のラグパターン
を示す外周接地面の平面図であり、ラグの頂部にはハッ
チングを施してある。図1において、ゴムベルト2の内
周面の幅方向の中央部には、起動輪22の起動ピン23
に噛み合う駆動突起部3が周方向に所定の間隔で配置さ
れている。ゴムベルト2の外周接地面にはラグ4が設け
られている。ラグ4のパターンは、波形状にゴムベルト
2の幅方向の中央部を周方向に切目なく一周する中央ラ
グ部5と、中央ラグ部5から左右の端部に向けて配置さ
れた、複数個の分岐ラグ部6とから構成されている。分
岐ラグ部6は、所定の幅を持ち、中央ラグ部5から左右
両端部に向けて斜め後ろに遠ざかるように配置されてい
る。そして、周方向の間隔は駆動突起部3の間隔と同一
であり、かつ、左右の分岐ラグ部6,6は前後方向に駆
動突起部3の間隔の1/2ずれて千鳥状に配置されてい
る。分岐ラグ部6の後傾角度θは10°〜50°で所定
の接地面積を確保している。また、分岐ラグ部6の中央
部近傍の幅Aは、左右端部の幅Bに向けて徐々に小さく
なっている。隣接する分岐ラグ部6,6の間に形成され
る溝部7の、中央ラグ部5に接する端部8は、駆動突起
部3の投影面内に位置している。図2は図1のC−C断
面図である。図2に示すように、溝部7と中央ラグ部5
と接する部分には集中応力を低減するための丸みRが設
けられている。この丸みRは面取りであってもよい。
【0021】図3は一体成形ゴム履帯1の内周面の平面
図である。図3において、ゴムベルト2の幅方向の中央
部に所定の間隔で設けられた駆動突起部3から左右端部
に向けて、外周面に設けられた溝部7の内周側投影面の
ほぼ中央部に凸条部9を設けている。図4は図3のD−
D矢視図であり、凸条部9の断面形状を示している。
【0022】図5は図3のE−E矢視図である。図5に
おいて、ゴムベルト2には無端状の複数本の芯線10が
ゴムベルト2のほぼ全幅にわたって並列に埋設されてい
る。芯線10はスチールコードあるいはアラミド繊維で
あり、ゴムベルト2の周方向の引っ張り強度を強化して
いる。ゴムベルト2の幅方向の所定の範囲W内に配置さ
れた第1芯線11の太さは、両端部の第2芯線12,1
2の太さより太い。芯線10より内周側のゴムは、硬度
が70〜85IRHDのNR系またはSBR系であり、外周
ラグ側のゴム硬度より硬く設定されている。かかる構成
によれば、点輪に接する内周側のゴム硬度を70〜85
IRHDの硬いNR系またはSBR系のゴム材としたため、
転輪走行による岩石の噛み込みによる亀裂の発生や磨耗
が少なく、寿命が長い。尚、“ゴム硬度 70〜85IR
HD”は、1994年発行の国際規格“ISO 48”に
基づく硬度である。
【0023】本発明のゴム履帯は上記のような構成とし
たため、以下のような効果が得られる。 1)連続する中央ラグ部5を設けたために走行中に発生
するロッキングモーションの量が小さくなり、車体振動
が大幅に小さくなる。また、分岐ラグ部6を傾斜させ、
かつ、左右で1/2ピッチずらせたため、転輪30の進
行につれて移動するラグ4と路面との接地面積はほぼ一
定となり、ゴムの剛性もほぼ一定となって転輪30の落
ち込み量が少なくなり、乗り心地が格段に向上する。
尚,図6,図7に示すように連続するラグは同じ高さで
なくてもよく、一部の高低や切り欠きがあっても良い。
ここで言うラグとは、硬い路面のみならず軟らかい路面
でも、上下荷重を支え、かつ牽引力を発生させる突起の
ことである。 2)溝部7は中央部近傍から端部に向けて幅が徐々に大
きくなるため、起動輪または誘導輪に履帯が巻き付いた
ときの、溝部7につまった土の排出が容易である。これ
により土づまりによる牽引力低下を防止できる。 3)溝部7の中央ラグ部5との接点を駆動突起部3の投
影面内に位置させたため、履帯が図示しない起動輪や誘
導輪に巻き付く場合、駆動突起部3の剛性が緩和され、
歪みが分散されて円形に近い状態に巻き付く。そのため
起動輪との噛み合い効率が向上するとともに、履帯が滑
らかに移動し、バタツキが小さくなる。また、溝部7と
中央ラグ部5との接する部分に丸みRを設けたために応
力が分散され、亀裂の発生が低減される。 4)ゴムベルト2の内周の溝部7の内周側投影面のほぼ
中央部に凸条部9を設けたため、転輪30の溝部7への
落ち込み量が低減され、乗り心地が向上する。また、転
輪30が内周面を転動するときに、内周面上に溜まった
泥土を凸条部9に沿って左右に排出し、起動輪22との
噛み合い部に溜まる泥土が減少するため、この部分の磨
耗寿命が減少する。 5)ゴムベルト2の所定幅内の芯線の太さを太くしたた
め、強度の必要な中央部の第1芯線11の強度が大とな
り、耐久性が向上するとともに、両端部の第2芯線12
は細いため重量が低減され、コストも安くなる。また、
内周側のゴム硬度を硬くしてNR系またはSBR系のゴ
ム材としたため、転輪走行時の亀裂の発生が少なく、磨
耗寿命も長くなる。
【0024】なお、上記実施形態においては、芯線の太
さを2種類としたが、例えば芯線の太さを中央部から端
部に向けて徐々に細くする等、他の組み合わせであって
も良い。尚、実施例の図は一体成形ゴム履帯について記
載されているが、これに限らずラグまたは駆動突起部別
体で接着により形成されたゴム履帯であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴム履帯の外周側のラグパターンを示
す平面図である。
【図2】図1のC−C矢視図である。
【図3】本発明のゴム履帯の内周側の平面図である。
【図4】図3のD−D矢視図である。
【図5】図3のE−E矢視図である。
【図6】本発明の別形態ゴム履帯の外周側のラグパター
ンを示す平面図である。
【図7】図6のC’−C’矢視図である。
【図8】従来のゴム履帯と起動輪との関係を示す側面図
である。
【図9】従来のゴム履帯と転輪との関係を示す正面一部
断面図である。
【図10】従来のゴム履帯のラグパターンを示す平面図
である。
【図11】従来の建設車両の走行体及びゴム履帯の模式
的側面図である。
【符号の説明】
1:ゴム履帯、2:ゴムベルト、3:駆動突起部、4:
ラグ、5,5’:中央ラグ部、6:分岐ラグ部、7:溝
部、8:端部、9:凸条部、10:芯線、11:第1芯
線、12:第2芯線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木元 健蔵 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体に巻き付けられる無端状のゴムベ
    ルト(2) の、内周側の幅方向中央部の周方向に、起動輪
    の1ピッチごとに噛み合う複数の駆動突起部(3) を所定
    の間隔で設け、外周接地面側に所定のパターンのラグ
    (4) を有し、ゴムベルト(2) 内部に複数本の芯線を埋設
    してなるゴム履帯において、 前記ゴム履帯(1) のラグパターンは、ゴムベルト(2) の
    外周の、幅方向の中央部を波形状に一周して設けられた
    中央ラグ部(5) と、この中央ラグ部(5) から所定の幅を
    持って左右の端部に向けて斜め周方向に遠ざかり、周方
    向に前記駆動突起部(3) と同一の間隔で離間し、かつ、
    左右を駆動突起部(3) の間隔の1/2ずらして配置され
    た分岐ラグ部(6) とよりなることを特徴とするゴム履
    帯。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゴム履帯において、 前記分岐ラグ部(6) は、その幅が中央部近傍から左右方
    向の端部に向けて徐々に小さくなることを特徴とするゴ
    ム履帯。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のゴム履帯におい
    て、 隣接する分岐ラグ部(6) の間に形成された溝部(7) の、
    前記中央ラグ部(5) に接する端部(8) が、前記駆動突起
    部(3) の外周側投影面内に位置することを特徴とするゴ
    ム履帯。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のゴム履帯において、 前記ゴムベルト(2) の内周側の、駆動突起部(3) からゴ
    ムベルト(2) の幅方向の端部に向け、外周側に設けられ
    る前記溝部(7)の内周側投影面となる位置に凸条部(9)
    を設けたことを特徴とするゴム履帯。
  5. 【請求項5】 走行体に巻き付けられる無端状のゴムベ
    ルト(2) の、内周側の周方向に、起動輪の1ピッチごと
    に噛み合う複数の駆動突起部(3) を設け、外周接地面側
    にラグを有し、ゴムベルト(2) のほぼ全幅にわたり複数
    本の芯線を並列に埋設してなるゴム履帯において、 前記芯線(10)は、幅方向の中央部の所定幅内に埋設され
    る第1芯線(11)と、前記所定幅の左右両端部に埋設さ
    れ、前記第1芯線(11)の線径より細い第2芯線(12)とを
    有することを特徴とするゴム履帯。
  6. 【請求項6】 走行体に巻き付けられる無端状のゴムベ
    ルト(2) の、内周側の周方向に、起動輪の1ピッチごと
    に噛み合う複数の駆動突起部(3) を設け、外周接地面側
    にラグを有し、ゴムベルト(2) のほぼ全幅にわたり複数
    本の芯線を並列に埋設してなるゴム履帯において、 前記芯線(10)より内周側のゴム材は、硬度が70〜85
    IRHDのNR系またはSBR系のものであり、前記芯線よ
    り外周ラグ側のゴム材より硬いことを特徴とするゴム履
    帯。
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