JP2002144867A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2002144867A
JP2002144867A JP2000340252A JP2000340252A JP2002144867A JP 2002144867 A JP2002144867 A JP 2002144867A JP 2000340252 A JP2000340252 A JP 2000340252A JP 2000340252 A JP2000340252 A JP 2000340252A JP 2002144867 A JP2002144867 A JP 2002144867A
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JP
Japan
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sun visor
vehicle
light transmittance
opening
view
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Pending
Application number
JP2000340252A
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English (en)
Inventor
Tomoko Furuhashi
朋子 古橋
Naruaki Kazama
成晃 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化、低コスト及び透過率の設定を容易に
管理できる車両用サンバイザを提供する。 【解決手段】 サンバイザ本体1に開口部1cを設け、
開口部1cに編成されたネット体3から構成する光透過
部を形成し、パンチングプレートを用いずに構成するこ
とにより、軽量化、低コスト化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両用
サンバイザに関し、特にサンバイザ本体に光透過部を配
設して構成した車両用サンバイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用サンバイザとしては、前方
視認性を完全に無くして太陽光などを遮断できるように
なした透光性皆無のサンバイザと、太陽光などを遮断し
ながら前方視認性を確保できるように透過性を有する光
透過部を設けたものが知られている。
【0003】前者の透光性皆無の車両用サンバイザは、
自動車の薄暮走行のような場合に、夕日などの自動車前
方から投射される光を遮断すべく、自動車のウインドガ
ラス等を覆った場合、運転者の前方視界を一部妨げざる
を得なくなり、前方視界性の点で劣っている。
【0004】そこで、光透過部を設けた後者の車両用サ
ンバイザが開発されたのであるが、これによれば、例え
ば図7に示すように、サンバイザ本体aを合成樹脂より
なる枠体から構成してその中央部に開口部a1を形成
し、開口部a1に、合成樹脂板に多数の透孔を穿設して
透過部bを形成してなるパンチングプレートcを嵌め込
み、パンチングプレートcには、光の反射を防止するた
めに黒色に着色しており、さらにパンチングプレートc
の一部に、ミラーdが取付けられたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す自動車のサンバイザによれば、合成樹脂に多数の透
孔を穿設して透過部bを構成するパンチングプレートc
を使用するために、重量的に重くなったり、合成樹脂板
に穿設する透孔の数によって透過率をコントロールする
には限界があると共に、透孔の穿設作業によるコストア
ップを否めない。
【0006】本発明は、従来のかかる点に鑑み、透過部
をパンチングプレートを用いずに構成することによっ
て、軽量化、低コスト及び透過率の設定を容易に管理で
きるように工夫した車両用サンバイザを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、サンバイザ本体に開口部を設
け、開口部に、編成されたネット体から構成する光透過
部を形成したものである。
【0008】前記構成によれば、光透過部にパンチング
プレートを使用することなく、軽量化、低コスト化が達
成できる。
【0009】前記目的を達成するため請求項2に記載の
光透過部は、光透過率の高い部分と光透過率の低い部分
とを有するものである。
【0010】本発明によれば、太陽光等の斜め上方より
の光は、光透過率の低い部分で遮光し、前方視界は光透
過率の高い部分で確保することができる。
【0011】前記目的を達成するため請求項3に記載の
光透過部を、サンバイザ本体に対して上下部分に分割し
て、光透過率の高い部分を下方側に、光透過率の低い部
分を上方側に配置したものである。
【0012】本発明によれば、太陽光等の斜め上方より
の光は、上側の光透過率の低い部分で遮光し、前方視界
は光透過率の高い下側部分で確保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明におけ
る実施の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例における車両用
サンバイザを示す正面図,図2は図1のA−A線断面
図、図3は同車両用サンバイザの使用状態を示す縦断面
図である。ここで、1はサンバイザ本体で、合成樹脂等
で構成されている。また、サンバイザ本体1の中央部に
は、横長の長方形状に開口部1cが形成されている。
【0015】サンバイザ本体1は、発泡性合成樹脂を発
泡成形した樹脂芯材8と、この樹脂芯材8の表面を覆う
表皮材9とから構成されており、樹脂芯材8の剛性を高
め、保形性を持たせるためにワイヤーフレーム10がイ
ンサート成形してある。また、サンバイザ本体1は、樹
脂芯材8に埋設され、且つワイヤーフレーム10に固着
されたシャフト保持部(図示せず)に回転可能に保持さ
れた取付けシャフト2を有している。更に、取付けシャ
フト2の基端には、サンバイザ本体1を車体のルーフに
取付けるためのブラケット2aが配設されている。ま
た、ワイヤーフレーム10は、サンバイザ本体1の凹部
11内に表出している。
【0016】また、サンバイザ本体1の開口部1cに
は、編成したネット体3が取付けられている。ネット体
3は、開口部1cにカバー等で挟みこむようにして固定
されている。
【0017】次に、以上のように構成された車両用サン
バイザの使用方法について説明する。
【0018】図3に示すように車両の運転中に太陽光な
どが斜め上方から入射するときには、サンバイザ本体1
をほぼ鉛直となるように使用位置へ回動する。
【0019】これによって、斜め上方から太陽光などが
入射してもネット体3によって減光されるので、眩しさ
を軽減することができる。また、前方の視界は、ネット
体3の網目3aを通して確保できるため、サンバイザ本
体1を使用位置に回動した状態でも、車両の安全運転が
行えるようになる。
【0020】図4は、本発明の車両用サンバイザの第2
の実施例を示す正面図、図5はそのB−B線断面図であ
る。本実施例において、サンバイザ本体1及び取付けシ
ャフト2の構成は、第1の実施例と同様であるので、同
一番号を付して説明を省略する。本実施例では、ネット
体5は、光透過率の低い部分5aを上側に、光透過率の
高い部分5bを下側に配設して形成している。
【0021】ここで、光透過率の低い部分5aは、ネッ
トの編み込み密度が大きく、編目部分6が小さく形成さ
れている。また、光透過率の高い部分5bは、ネットの
編み込み密度が小さく、編目部分7が大きく形成されて
いる。ネット体5は、天然または、化学繊維を編んで作
られており、任意の光透過率に設定することができる。
【0022】以上のように構成した場合、図6に示すよ
うに斜め上方から太陽光などが入射してもネット体5の
光透過率の低い部分5aによって減光されるので、眩し
さを軽減することができる。また、前方の視界は、ネッ
ト体5の光透過率の高い部分5bの網目7を通して確保
できるため、サンバイザ本体1を使用位置に回動した状
態でも、車両の安全運転が行えるようになる。
【0023】なお、第2の実施例では、ネット体5を光
透過率の低い部分5aを上側に、光透過率の高い部分5
bを下側に2分割して配設した例について説明したが、
それぞれ光透過率の異なるネット体を3分割、4分割と
複数分割した開口部1cに順次並べて構成してもよい。
【0024】更に、ネット体の光透過率を低い部分から
高い部分へと順次変化させて形成してもよい。
【0025】以上のように構成した場合、斜め上方から
の太陽光などの入射角度が変化してもネット体の光透過
率が多数段階に渡って変化するので、きめこまかに眩し
さを軽減することができる。また、前方の視界は、光透
過率の高い部分の網目を通して確保できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、サンバイザ本体に開口
部を設け、開口部に、編成されたネット体から構成する
光透過部を形成したので、透過部をパンチングプレート
を用いずに構成することによって、軽量化、低コスト及
び透過率の設定を容易に管理できる。また、ネット体
は、衝撃吸収性に優れ、運転者、同乗者の安全性の向上
に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における車両用サンバイザを
示す正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】同車両用サンバイザの使用状態を示す縦断面図
である。
【図4】本発明の車両用サンバイザの第2の実施例を示
す正面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】同車両用サンバイザの使用状態を示す縦断面図
である。
【図7】従来の車両用サンバイザの一例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 サンバイザ本体 1c 開口部 2 取付けシャフト 2a ブラケット 3 ネット体 3a 網目 5 ネット体 5a 光透過率の低い部分 5b 光透過率の高い部分 6 編目部分 7 編目部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザ本体に開口部を設け、前記開
    口部に、編成されたネット体から構成する光透過部を形
    成したことを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 前記光透過部は、光透過率の高い部分と
    光透過率の低い部分とを有することを特徴とする請求項
    1に記載の車両用サンバイザ。
  3. 【請求項3】 前記光透過部を、前記サンバイザ本体に
    対して上下部分に分割して、光透過率の高い部分を下方
    側に、光透過率の低い部分を上方側に配置したことを特
    徴とする請求項2に記載の車両用サンバイザ。
JP2000340252A 2000-11-08 2000-11-08 車両用サンバイザ Pending JP2002144867A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006142915A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Shigeru Co Ltd 車両用サンバイザー
JP5818992B2 (ja) * 2012-07-24 2015-11-18 日産自動車株式会社 自動車用サンバイザ

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JP2006142915A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Shigeru Co Ltd 車両用サンバイザー
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