JP2002144382A - ゲ−トの切断装置 - Google Patents

ゲ−トの切断装置

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JP2002144382A
JP2002144382A JP2000348956A JP2000348956A JP2002144382A JP 2002144382 A JP2002144382 A JP 2002144382A JP 2000348956 A JP2000348956 A JP 2000348956A JP 2000348956 A JP2000348956 A JP 2000348956A JP 2002144382 A JP2002144382 A JP 2002144382A
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JP
Japan
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axis
gate
drive source
cutting
cutting blade
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Pending
Application number
JP2000348956A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nomachi
哲雄 野町
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Yushin Precision Equipment Co Ltd
Yushin Seiki KK
Original Assignee
Yushin Precision Equipment Co Ltd
Yushin Seiki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Yushin Precision Equipment Co Ltd, Yushin Seiki KK filed Critical Yushin Precision Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形材に存在する多数のゲ−ト部を高精
度かつ迅速に切断して、切断作業能率を向上させること
ができるゲ−トの切断装置を提供する。 【解決手段】 制御手段70に入力されているプログラ
ムに基づいて、第1駆動源30と第2駆動源40を駆動
し、多数のゲ−ト部3を切断刃20の下側に順次対向さ
せ、対向したゲ−ト部3に投影平面上と投影立面上の傾
きがない場合には、第3駆動源50を駆動して切断す
る。また、前記対向したゲ−ト部3が投影平面上で傾い
ている場合は、第4駆動源60を駆動して、切断刃20
を投影平面上で傾かせたのち第3駆動源50を駆動して
切断する。さらに、前記対向したゲ−ト部3が投影立面
上で傾いている場合には、第3駆動源50に同期して、
第1駆動源30と第2駆動源40の少なくとも一方の駆
動を複合させて切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の樹脂成形品
とスプール・ランナおよびこれら樹脂成形品とスプール
・ランナとを連続させる多数のゲ−ト部を備えて、樹脂
成形機から取出された樹脂成形材の前記多数のゲ−ト部
を高精度かつ迅速に切断するのに好適なゲ−トの切断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話のテンキーやファンクションキ
ー、パーソナル・コンピューターや電卓などの打ち込み
キーあるいは自動車のインストルメントパネルに装備さ
れているキースイッチや家電製品のスイッチ類のような
小型の樹脂成形品は、セット取りと称される成形方法に
よって、1セットに必要な樹脂成形品の個数を最小単位
として成形することによって製造される。図15にセッ
ト取りと称される成形方法によって成形された携帯電話
のテンキーやファンクションキーが成形機の金型から取
り出された状態を示している。すなわち、複数個のテン
キーやファンクションキー(以下、樹脂成形品という)
1,1……と、これら樹脂成形品1,1……と複数のス
プール・ランナ2,2……とを連続させる複数のゲ−ト
部3,3……を備えた樹脂成形材4が成形機の金型から
取り出され、この樹脂成形材4における複数のゲ−ト部
3,3……を切断することで、樹脂成形材4から樹脂成
形品1,1……を切り離すことによって、1セット分の
樹脂成形品1,1……を得ることができる。
【0003】前記樹脂成形品1,1……は、図16に示
すように、携帯電話のケース5に設けた嵌合部6に矢印
方向への摺動を自在に嵌合した状態で使用に供される。
このため、各樹脂成形品1,1……は、嵌合部6との摺
動自在性の確保が可能な精度を保持して成形される。と
ころが、一つの樹脂成形品1の成形キャビティに対して
少なくとも二つのスプール・ランナ2,2から少なくと
も二つのゲ−トを通して樹脂を流し込むことによって、
樹脂の流動性をよくして、樹脂成形品1,1……の品質
を高めるようにしているので、樹脂成形材4における各
樹脂成形品1,1……には、少なくとも二つのゲ−ト部
3,3が連続して存在することになり、1セット分の樹
脂成形品1,1……に連続して存在するゲ−ト部3,3
……の数はきわめて多くなる。したがって、多数のゲ−
ト部3,3……が嵌合部6と摺動する位置に存在してい
れば、各樹脂成形品1,1……がいかに高精度で成形さ
れていても、多数のゲ−ト部3,3……のそれぞれを精
度よく切断しなければ、嵌合部6との良好な摺動自在性
の確保をすることができない。
【0004】一方、樹脂成形材4には、多数のゲ−ト部
3,3……が存在することにより、これらゲ−ト部3,
3……の切断には、前述した精度的な問題のみならず迅
速に切断して切断作業能率の向上を図ることが要求され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多数のゲ−ト部3,3
……が存在していても、切断作業能率の向上を満足させ
る切断方法として、1サイクルで多数のゲ−ト部3,3
……を一挙に切断できるプレスを用いた切断方法を挙げ
ることができる。ところが、多数のゲ−ト部3,3……
の投影平面上の傾きおよび投影立面上の傾きは一様では
ない。一例として、図17に示すように、実線で示す樹
脂成形品1に連続するゲ−ト部3(P1)は、投影平面
上のY軸に直交するX軸に平行でX軸に対する傾きは0
であるものの、ゲ−ト部3(P2)は、X1軸上にあっ
てX軸に対して傾いている。また、二点鎖線で示す樹脂
成形品1に連続するゲ−ト部3(P3)は、投影平面上
のY軸に対して傾きをもつY1軸上にあり、かつ図18
に示すように、投影立面上の垂直Z軸に平行でZ軸に対
する傾きは0であるものの、ゲ−ト部3(P4)は、図
17の投影平面上のY軸に対して傾きをもつY2軸上に
あり、かつ図18の投影立面上の垂直Z軸に傾いたZ1
軸上にある。
【0006】このように、多数のゲ−ト部3,3……の
投影平面上の傾きおよび投影立面上の傾きが一様でなく
ても、投影平面上の傾きには、プレスを用いた切断方法
でも対応することができる。しかし、投影立面上の傾き
には対応できない。このため、実際にプレスを用いた切
断方法は採用されておらず、ニッパなどの手動工具を使
用した人手による切断方法に委ねられている。
【0007】ところが、人手による切断方法では、作業
者の熟練度により切断精度および切断処理量にばらつき
が生じるばかりか、多数のゲ−ト部3,3……を迅速に
切断して、切断作業能率の向上を図ることが期待できな
い。
【0008】そこで、本発明は、樹脂成形機から取出さ
れた樹脂成形材に存在する多数のゲ−ト部を高精度かつ
迅速に切断して、切断作業能率を向上させることができ
るゲ−トの切断装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係るゲ−トの切断装置は、
基盤と、この基盤上に第1軸方向に進退移動可能に載置
された第1テーブルと、この第1テーブルに前記第1軸
方向に投影平面で直交する第2軸方向に進退移動可能に
載置されているとともに、複数個の成形品とこれら成形
品と複数のスプール・ランナとを連続させる複数のゲ−
ト部を有する成形材が位置決め載置される第2テーブル
とで構成される直交移動テーブルと、前記第1軸および
第2軸に投影立面で直交する第3軸方向に進退移動可能
かつ該第3軸の軸まわりの正逆回転を可能に前記直交移
動テーブルに対向して配置されたゲート切断刃と、前記
第1テーブルを前記第1軸方向に進退移動させる第1駆
動源と、前記第2テーブルを前記第2軸方向に進退移動
させる第2駆動源と、前記直交移動テーブルと前記ゲー
ト切断刃を前記第3軸方向に相対的に接近・離間させる
第3駆動源と、前記直交移動テーブルと前記ゲート切断
刃の少なくともいずれか一方を前記第3軸の軸まわりに
正逆回転させる第4駆動源とを備え、前記第2テーブル
に位置決め載置された前記成形材の複数のゲ−ト部の切
断プログラムに基づいて、前記ゲート切断刃の対向位置
に複数のゲ−ト部それぞれの投影平面上の位置を順次対
応させる切断位置設定信号を前記第1駆動源と第2駆動
源に出力し、前記複数のゲ−ト部それぞれの前記第1軸
または第2軸に対する投影平面上の傾きに応じて該第1
軸または第2軸に対する前記ゲート切断刃の投影平面上
の傾きを順次設定する傾き設定信号を前記第4駆動源に
出力し、かつ前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃
をスタート位置と切断位置にわたるストローク量で相対
的に接近・離間させる切断信号を前記第3駆動源に出力
する制御手段を備えていることを特徴としている。
【0010】前記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明に係るゲ−トの切断装置は、基盤と、この基盤
上に第1軸方向に進退移動可能に載置された第1テーブ
ルと、この第1テーブルに前記第1軸方向に投影平面で
直交する第2軸方向に進退移動可能に載置されていると
ともに、複数個の成形品とこれら成形品と複数のスプー
ル・ランナとを連続させる複数のゲ−ト部を有する成形
材が位置決め載置される第2テーブルとで構成される直
交移動テーブルと、前記第1軸および第2軸に投影立面
で直交する第3軸方向に進退移動可能かつ該第3軸の軸
まわりの正逆回転を可能に前記直交移動テーブルに対向
して配置されたゲート切断刃と、前記第1テーブルを前
記第1軸方向に進退移動させる第1駆動源と、前記第2
テーブルを前記第2軸方向に進退移動させる第2駆動源
と、前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃を前記第
3軸方向に相対的に接近・離間させる第3駆動源と、前
記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃の少なくともい
ずれか一方を前記第3軸の軸まわりに正逆回転させる第
4駆動源と、前記ゲート切断刃を前記第3軸に対して投
影立面上で平行または傾斜させる第5駆動源とを備え、
前記第2テーブルに位置決め載置された前記成形材の複
数のゲ−ト部の切断プログラムに基づいて、前記ゲート
切断刃の対向位置に複数のゲ−ト部それぞれの投影平面
上の位置を順次対応させる切断位置設定信号を前記第1
駆動源と第2駆動源に出力し、前記複数のゲ−ト部それ
ぞれの前記第1軸または第2軸に対する投影平面上の傾
きに応じて該第1軸または第2軸に対する前記ゲート切
断刃の投影平面上の傾きを順次設定する傾き設定信号を
前記第4駆動源に出力し、かつ前記直交移動テーブルと
前記ゲート切断刃をスタート位置と切断位置にわたるス
トローク量で相対的に接近・離間させる切断信号を前記
第3駆動源に出力するとともに、前記第3軸に対して前
記ゲート切断刃を投影立面上で平行または傾斜させる姿
勢制御信号を前記第5駆動源に出力する制御手段を備え
ていることを特徴としている。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、成形材の
複数のゲ−ト部の切断プログラムに基づいて、制御手段
から出力される切断位置設定信号により第1駆動源と第
2駆動源を駆動することで、直交移動テーブルにおける
第2テーブルに位置決め載置された成形材の複数のゲ−
ト部の中から選択した一つのゲ−ト部の投影平面上の位
置をゲート切断刃の対向位置に対応させ、前記制御手段
から出力される傾き設定信号により第4駆動源を駆動す
ることで、前記選択した一つのゲ−ト部の第1軸または
第2軸に対する投影平面上の傾きに応じて、第1軸また
は第2軸に対するゲート切断刃の投影平面上の傾きを設
定することができる。このように、前記一つのゲ−ト部
の投影平面上での切断位置の設定と傾きの設定がなさ
れ、かつこのゲ−ト部が第3軸に対して投影立面上で平
行であるならば、制御手段から出力される切断信号によ
り第3駆動源を駆動して、直交移動テーブルと切断刃を
切断位置まで第3軸方向に相対的に接近させることによ
り、前記選択した一つのゲ−ト部を切断することができ
る。このゲ−ト部の切断終了後において、制御手段から
出力される切断信号により第3駆動源を逆駆動して、直
交移動テーブルと切断刃をスタート位置まで第3軸方向
に相対的に離間させたのち、切断プログラムに基づいて
前記の作動を反復することにより、前記第2テーブルに
位置決め載置された樹脂成形材における複数の未切断ゲ
−ト部を順次切断することができる。
【0012】一方、第3軸に対して投影立面上で傾斜し
ているゲ−ト部を切断する場合には、前記ゲート切断刃
によるゲート部の切断に同期して、第1駆動源と第2駆
動源の少なくとも一方の駆動を複合させることにより、
第3軸に対して投影立面上で傾斜させた状態でゲート部
を切断することができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、成形材の
複数のゲ−ト部の切断プログラムに基づいて、制御手段
から出力される切断位置設定信号により第1駆動源と第
2駆動源を駆動することで、直交移動テーブルにおける
第2テーブルに位置決め載置された成形材の複数のゲ−
ト部の中から選択した一つのゲ−ト部の投影平面上の位
置をゲート切断刃の対向位置に対応させ、前記制御手段
から出力される傾き設定信号により第4駆動源を駆動す
ることで、前記選択した一つのゲ−ト部の第1軸または
第2軸に対する投影平面上の傾きに応じて、第1軸また
は第2軸に対するゲート切断刃の投影平面上の傾きを設
定することができる。このように、前記一つのゲ−ト部
の投影平面上での切断位置の設定と傾きの設定がなさ
れ、かつこのゲ−ト部が第3軸に対して投影立面上で平
行であるならば、制御手段から出力される切断信号によ
り第3駆動源を駆動して、直交移動テーブルと切断刃を
切断位置まで第3軸方向に相対的に接近させることによ
り、前記選択した一つのゲ−ト部を切断することができ
る。このゲ−ト部の切断終了後において、制御手段から
出力される切断信号により第3駆動源を逆駆動して、直
交移動テーブルと切断刃をスタート位置まで第3軸方向
に相対的に離間させたのち、切断プログラムに基づいて
前記の作動を反復することにより、前記第2テーブルに
位置決め載置された樹脂成形材における複数の未切断ゲ
−ト部を順次切断することができる。
【0014】一方、第3軸に対して投影立面上で傾斜し
ているゲ−ト部を切断する場合には、前記切断刃による
ゲート部の切断に同期して、制御手段から第5駆動源に
姿勢制御信号を出力して、第3軸に対してゲート切断刃
を投影立面上で傾斜させる姿勢制御を行なうことによ
り、第3軸に対して投影立面上で傾斜させた状態でゲー
ト部を切断することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は請求項1に記載の発明の
一実施の形態を示す全体正面図、図2は図1の右側面
図、図3は直交移動テーブルの平面図である。図1〜図
3において、10は直交移動テーブル、20はゲート切
断刃、30は第1駆動源、40は第2駆動源、50は第
3駆動源、60は第4駆動源、70は制御手段を示す。
【0016】直交移動テーブル10は、基盤11と、こ
の基盤11上にX軸方向(第1軸方向)に進退移動可能
に載置された第1テーブル12と、この第1テーブル1
2にX軸方向に投影平面で直交するY軸方向(第2軸方
向)に進退移動可能に載置されている第2テーブル13
とを備え、該第2テーブル13の上面は水平に形成され
ており、この水平な上面の所定位置にたとえば後述する
樹脂成形材4を載置し、図示していないクランプなどの
締結手段によって樹脂成形材4を第2テーブル13の上
面に締結固定する。なお、第1テーブル12は、X軸に
平行して基盤11上に設けた一対のガイドレール14,
14と、これらガイドレール14,14に摺動自在に跨
がるスライダー15とからなる直動案内16を介してX
軸方向に進退移動可能に基盤11に載置され、また第2
テーブル13は、Y軸に平行して第1テーブル12上に
設けた一対のガイドレール17,17と、これらガイド
レール17,17に摺動自在に跨がるスライダー18と
からなる直動案内19を介してY軸方向に進退移動可能
に第1テーブル12に載置されている。
【0017】ゲート切断刃20は、X軸およびY軸に投
影立面で直交するZ軸に平行な姿勢で切断刃取付ブロッ
ク21に着脱可能に取付けられ、後述するように、Z軸
方向(第3軸方向)に進退移動可能であるとともに、該
Z軸の軸まわりの正逆回転を可能に直交移動テーブル1
0の上側に対向して配置されている。
【0018】第1駆動源30は、第1テーブル12をX
軸方向に進退移動させるためのもので、エンコーダ31
と、電動サーボモーター32および電動サーボモーター
32の出力回転を減速する減速機33とを備え、X軸方
向に水平にのびて基盤11に回転自在に支持されている
ボールネジ34が減速機33の出力によって回転するよ
うに構成されている。また、ボールネジ34に螺合する
ボールネジナット35は、回転不能かつX軸方向の移動
を不能にボールネジナット収容ブロック36に収容さ
れ、このボールネジナット収容ブロック36が第1テー
ブル12の裏面に固着されて、基盤11と第1テーブル
12の間に介在している。
【0019】第2駆動源40は、第2テーブル13をY
軸方向に進退移動させるためのもので、エンコーダ41
と、電動サーボモーター42および電動サーボモーター
42の出力回転を減速する減速機43とを備え、Y軸方
向に水平にのびて第1テーブル12に回転自在に支持さ
れているボールネジ44が減速機33の出力によって回
転するように構成されている。また、ボールネジ44に
螺合するボールネジナット45は、回転不能かつY軸方
向の移動を不能にボールネジナット収容ブロック46に
収容され、このボールネジナット収容ブロック46が第
2テーブル13の裏面に固着されて、第1テーブル12
と第2テーブル13の間に介在している。
【0020】第3駆動源50は、ゲート切断刃20をZ
軸方向に進退移動させるためのもので、図1、図4、図
5、図6および図7に示すように、第3駆動源収容ブロ
ック51に収容されたコア付きリニアサーボモータによ
って構成されており、このコア付きリニアサーボモータ
は、Z軸に平行にのびて設けられたガイド52と、この
ガイド52の内側に対向し、かつZ軸方向にわたって多
数個取付けられた永久磁石53,53…と、これら永久
磁石53,53…に対応する電機子54とを備え、電機
子54は、コア55と、このコア55に設けた複数個の
スロット56に配置されている励磁コイル57とからな
り、この電機子54は、Z軸方向にのびるガイドロッド
58を案内にZ軸方向に進退移動するように構成されて
いるとともに、電気的に絶縁された下端部側を第3駆動
源収容ブロック51から導出させて切断刃取付ブロック
21に挿入して固定してある。なお、コアレス形リニア
サーボモータで第3駆動源50を構成してもよい。
【0021】図1および図2において、第4駆動源60
は、ゲート切断刃20をZ軸の軸まわりに正逆回転させ
るためのもので、エンコーダ61と、電動サーボモータ
ー62および電動サーボモーター62の出力回転を減速
する減速機63とを備え、これらはZ軸上に位置してコ
字状のフレーム7における水平な支持部7Aに支持され
ており、減速機63の出力軸64の下端部が第3駆動源
収容ブロック51の一側偏心位置に挿入固定されてい
る。なお、コ字状のフレーム7における水平な基部7B
の上面に直交移動テーブル10の基盤11が載置固定さ
れている。
【0022】制御手段70は、直交移動テーブル10の
第2テーブル13に後述する樹脂成形材4が位置決め載
置された場合、この樹脂成形材4の複数のゲ−ト部3,
3……の切断プログラムに基づいて、ゲート切断刃20
下側対向位置に複数のゲ−ト部3,3……それぞれの投
影平面上の位置を順次対応させる切断位置設定信号を第
1駆動源30と第2駆動源40に出力し、また、複数の
ゲ−ト部3,3……それぞれのX軸またはY軸に対する
投影平面上の傾きに応じて該X軸またはY軸に対するゲ
ート切断刃20の投影平面上の傾きを順次設定する傾き
設定信号を第4駆動源60に出力するとともに、ゲート
切断刃20を後述するスタート位置と切断位置にわたる
ストローク量で進退移動させる切断信号を第3駆動源5
0に出力する制御機能を備えている。
【0023】つぎに、前記構成のゲ−トの切断装置によ
る複数のゲ−ト部の切断の一例について説明する。図8
に示すように、複数個の樹脂成形品1,1……と、これ
ら樹脂成形品1,1……と複数のスプール・ランナ2,
2……とを連続させる多数のゲ−ト部3,3……を備え
た樹脂成形材4を直交移動テーブル10における第2テ
ーブル13に載置し、図示していないクランプなどの締
結手段によって樹脂成形材4を第2テーブル13の上面
に締結固定する。一方、この樹脂成形材4に存在してい
る多数のゲ−ト部3,3……それぞれの平面座標、各ゲ
−ト部3,3……個々の投影平面上の傾き、投影立面上
の傾きおよび切断順序などのデータを切断プログラムと
して予め制御手段70に入力しておく。
【0024】予め制御手段70に入力されている樹脂成
形材4における多数のゲ−ト部3,3……の切断プログ
ラムに基づいて、制御手段70から出力される切断位置
設定信号により第1駆動源30と第2駆動源40が駆動
される。これにより、図9に示すように、ゲ−ト部3
(P1)が破線で示すゲート切断刃20の下側対向位置
に対応する。ゲ−ト部3(P1)は、投影平面上のY軸
に直交するX軸に平行でX軸に対する傾きが0であると
ともに、Z軸に対して投影立面上で平行であるので、制
御手段70から出力される切断信号により第3駆動源5
0を駆動して、ゲート切断刃20を切断位置まで下降さ
せることにより、ゲ−ト部3(P1)を垂直に切断する
ことができる。このゲ−ト部3(P1)の切断終了後に
おいて、制御手段70から出力される切断信号により第
3駆動源50を逆駆動して、ゲート切断刃20をスター
ト位置まで上昇復帰させる。
【0025】つぎに、切断プログラムに基づいて、制御
手段70から出力される切断位置設定信号により第1駆
動源30と第2駆動源40を駆動するとともに、傾き設
定信号により第4駆動源60を駆動する。これにより、
ゲ−ト部3(P2)が一点鎖線で示すゲート切断刃2
0、つまり投影平面上の傾きを設定された切断刃20の
下側対向位置に対応することになる。ゲ−ト部3(P
2)は、X軸に対して傾いているX1軸上にあり、Z軸
に対して投影立面上で平行であるので、制御手段70か
ら出力される切断信号により第3駆動源50を駆動し
て、ゲート切断刃20を切断位置まで下降させることに
より、ゲ−ト部3(P2)は投影平面上の傾きを有して
垂直に切断されることになる。このゲ−ト部3(P2)
の切断終了後において、制御手段70から出力される切
断信号により第3駆動源50を逆駆動して、ゲート切断
刃20をスタート位置まで上昇復帰させる。
【0026】ついで、切断プログラムに基づいて、制御
手段70から出力される切断位置設定信号により第1駆
動源30と第2駆動源40を駆動するとともに、傾き設
定信号により第4駆動源60を駆動する。これにより、
図10に示すように、ゲ−ト部3(P3)が実線で示す
ゲート切断刃20、つまり投影平面上の傾きを設定され
た切断刃20の下側対向位置に対応することになる。ゲ
−ト部3(P3)は、投影平面上のY軸に対して傾きを
もつY1軸上にあり、かつ図11に示すように、投影立
面上の垂直Z軸に平行でZ軸に対する傾きは0であるか
ら、制御手段70から出力される切断信号により第3駆
動源50を駆動して、ゲート切断刃20を切断位置まで
下降させることにより、ゲ−ト部3(P3)は投影平面
上の傾きを有して垂直に切断されることになる。このゲ
−ト部3(P3)の切断終了後において、制御手段70
から出力される切断信号により第3駆動源50を逆駆動
して、ゲート切断刃20をスタート位置まで上昇復帰さ
せる。
【0027】つぎに、切断プログラムに基づいて、制御
手段70から出力される切断位置設定信号により第1駆
動源30と第2駆動源40を駆動するとともに、傾き設
定信号により第4駆動源60を駆動する。これにより、
図10に示すように、ゲ−ト部3(P4)が破線で示す
ゲート切断刃20、つまり投影平面上の傾きを設定され
た切断刃20の下側対向位置に対応することになる。ゲ
−ト部3(P4)は、投影平面上のY軸に対して傾きを
もつY2軸上にあり、かつ図11に示すように、投影立
面上の垂直Z軸に対して傾いたZ1軸上にある。したが
って、制御手段70から出力される切断信号により第3
駆動源50を駆動して、ゲート切断刃20を切断位置ま
で下降させる作動に同期して、第1駆動源30と第2駆
動源40の駆動を複合させることにより、ゲ−ト部3
(P4)は投影平面上の傾きと投影立面上の傾きを有し
て斜めに切断されることになる。
【0028】以下は、切断プログラムに基づいて前記い
ずれかの作動を反復することにより、第2テーブル13
に位置決め載置された樹脂成形材4における複数の未切
断ゲ−ト部3,3……を順次切断することができる。し
たがって、従来の人手による切断方法と比較して、多数
のゲ−ト部3,3……を高精度かつ迅速に切断して、切
断作業能率を大幅に向上させることができる。
【0029】つぎに、請求項2に記載の発明の一実施の
形態について説明する。なお、請求項2に記載の発明が
前記請求項1に記載の発明と相違する構成は、ゲート切
断刃20をZ軸に対して投影立面上で平行または傾斜さ
せる第5駆動源とを備えている点にあり、その他の構成
は請求項1に記載の発明と相違しないので、重複した構
造説明と作用説明および図示は省略し、相違している構
成のみについて説明する。
【0030】図12〜図14において、80は第5駆動
源を示す。この第5駆動源80は、ゲート切断刃20を
Z軸に対して投影立面上で平行または傾斜させる姿勢制
御を行なうためのもので、エンコーダ81と、電動サー
ボモータ82の出力回転を減速する減速機83とを備
え、水平軸線を有して切断刃取付ブロック21の側面に
取付けられている。また、減速機83の出力軸84は、
切断刃取付ブロック21の内部に挿入されて軸受85,
85により回転自在に支持されているとともに、軸受8
5,85の間でゲート切断刃取付ベース86を水平軸線
まわりに同時回転可能に固着している。この切断刃取付
ベース86の前面にゲート切断刃20が着脱可能に取付
けられている。
【0031】このような構成であれば、切断プログラム
に基づいて、制御手段70から出力される切断位置設定
信号により第1駆動源30と第2駆動源40を駆動する
とともに、傾き設定信号により第4駆動源60を駆動し
て、たとえば図10に示すように、ゲ−ト部3(P3)
を実線で示すゲート切断刃20、つまり投影平面上の傾
きが設定された切断刃20の下側対向位置に対応させる
とともに、制御手段70から出力される姿勢制御信号に
より第5駆動源80を駆動して、ゲート切断刃20の姿
勢をZ軸に対して投影立面上で平行に制御し、制御手段
70から出力される切断信号により第3駆動源50を駆
動して、ゲート切断刃20を切断位置まで下降させるこ
とにより、ゲ−ト部3(P3)は投影平面上の傾きを有
して垂直に切断されることになる。
【0032】一方、切断プログラムに基づいて、制御手
段70から出力される切断位置設定信号により第1駆動
源30と第2駆動源40を駆動するとともに、傾き設定
信号により第4駆動源60を駆動して、図10に示すよ
うに、ゲ−ト部3(P4)を破線で示すゲート切断刃2
0、つまり投影平面上の傾きが設定された切断刃20の
下側対向位置に対応させ、制御手段70から出力される
切断信号により第3駆動源50を駆動して、ゲート切断
刃20を切断位置まで下降させる作動に同期して、制御
手段70から出力される姿勢制御信号により第5駆動源
80を駆動して、ゲート切断刃20の姿勢をZ軸に対し
て投影立面上で傾斜させるように制御することで、ゲ−
ト部3(P4)は投影平面上の傾きと投影立面上の傾き
を有して斜めに切断されることになる。したがって、請
求項1に記載の発明と同様に、従来の人手による切断方
法と比較して、多数のゲ−ト部3,3……を高精度かつ
迅速に切断して、切断作業能率を大幅に向上させること
ができる。
【0033】なお、前記実施の形態では、樹脂成形材4
のゲート部3,3……を切断するゲ−トの切断装置とし
て説明しているが、本発明は、樹脂成形材4のゲート部
3,3……の切断のみに限定されるものではなく、金型
内に溶湯または半溶湯状態のアルミニウム合金、亜鉛合
金、すず合金、鉛合金、マグネシウム合金、銅合金など
の合金を、空気圧、水圧、油圧などを利用して鋳込む鋳
造機(成形機)によって成形された合金成形材のゲート
部を切断するゲ−トの切断装置としても適用可能であ
る。
【0034】また、第1テーブル12をY軸方向に、第
2テーブル13をX軸方向に進退移動させてもよい。さ
らに、第1駆動源30と第2駆動源40に使用されてい
るボールネジ34,44、ボールネジナット35,45
からなる動力伝達系をタイミングベルトとタイミングプ
ーリとを組合わせた動力伝達系またはチェィンとスプロ
ケットとを組合わせた動力伝達系にかえてもよい。
【0035】また、第3駆動源50によりゲート切断刃
20をZ軸方向に進退移動させて切断する構成で説明し
ているが、ゲート切断刃20に代えて直交移動テーブル
10をZ軸方向に進退移動させるかあるいはゲート切断
刃20と直交移動テーブル10の両者をZ軸方向に相対
的に接近・離間させるように構成してもよい。
【0036】さらに、水平に保持した直交移動テーブル
10の上側に対向してゲート切断刃20を配置した構成
で説明しているが、垂直に保持した直交移動テーブル1
0の前側に対向してゲート切断刃20を配置した構成で
あってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は構成され
ているので、以下のような格別な効果を奏する。
【0038】請求項1に記載の発明は、成形材の複数の
ゲ−ト部の切断プログラムに基づいて、制御手段から出
力される切断位置設定信号により第1駆動源と第2駆動
源を駆動することで、直交移動テーブルにおける第2テ
ーブルに位置決め載置された成形材の複数のゲ−ト部の
中から選択した一つのゲ−ト部の投影平面上の位置をゲ
ート切断刃の対向位置に対応させ、前記制御手段から出
力される傾き設定信号により第4駆動源を駆動すること
で、前記選択した一つのゲ−ト部の第1軸または第2軸
に対する投影平面上の傾きに応じて、第1軸または第2
軸に対するゲート切断刃の投影平面上の傾きを設定する
ことができる。このように、前記一つのゲ−ト部の投影
平面上での切断位置の設定と傾きの設定がなされ、かつ
このゲ−ト部が第3軸に対して投影立面上で平行である
ならば、制御手段から出力される切断信号により第3駆
動源を駆動して、直交移動テーブルと切断刃を切断位置
まで第3軸方向に相対的に接近させることにより、前記
選択した一つのゲ−ト部を切断することができる。この
ゲ−ト部の切断終了後において、制御手段から出力され
る切断信号により第3駆動源を逆駆動して、直交移動テ
ーブルと切断刃をスタート位置まで第3軸方向に相対的
に離間させたのち、切断プログラムに基づいて前記の作
動を反復することにより、前記第2テーブルに位置決め
載置された成形材における複数の未切断ゲ−ト部を順次
切断することができるばかりか、第3軸に対して投影立
面上で傾斜しているゲ−ト部を切断する場合には、前記
ゲート切断刃によるゲート部の切断に同期して、第1駆
動源と第2駆動源の少なくとも一方の駆動を複合させる
ことにより、第3軸に対して投影立面上で傾斜させた状
態でゲート部を切断することができるので、従来の人手
による切断方法と比較して、多数のゲ−ト部を高精度か
つ迅速に切断して、切断作業能率を大幅に向上させるこ
とができる。
【0039】請求項2に記載の発明は、成形材の複数の
ゲ−ト部の切断プログラムに基づいて、制御手段から出
力される切断位置設定信号により第1駆動源と第2駆動
源を駆動することで、直交移動テーブルにおける第2テ
ーブルに位置決め載置された成形材の複数のゲ−ト部の
中から選択した一つのゲ−ト部の投影平面上の位置をゲ
ート切断刃の対向位置に対応させ、前記制御手段から出
力される傾き設定信号により第4駆動源を駆動すること
で、前記選択した一つのゲ−ト部の第1軸または第2軸
に対する投影平面上の傾きに応じて、第1軸または第2
軸に対するゲート切断刃の投影平面上の傾きを設定する
ことができる。このように、前記一つのゲ−ト部の投影
平面上での切断位置の設定と傾きの設定がなされ、かつ
このゲ−ト部が第3軸に対して投影立面上で平行である
ならば、制御手段から出力される切断信号により第3駆
動源を駆動して、直交移動テーブルと切断刃を切断位置
まで第3軸方向に相対的に接近させることにより、前記
選択した一つのゲ−ト部を切断することができる。この
ゲ−ト部の切断終了後において、制御手段から出力され
る切断信号により第3駆動源を逆駆動して、直交移動テ
ーブルと切断刃をスタート位置まで第3軸方向に相対的
に離間させたのち、切断プログラムに基づいて前記の作
動を反復することにより、前記第2テーブルに位置決め
載置された成形材における複数の未切断ゲ−ト部を順次
切断することができるばかりか、第3軸に対して投影立
面上で傾斜しているゲ−ト部を切断する場合には、前記
切断刃によるゲート部の切断に同期して、制御手段から
第5駆動源に姿勢制御信号を出力して、第3軸に対して
ゲート切断刃を投影立面上で傾斜させる姿勢制御を行な
うことにより、第3軸に対して投影立面上で傾斜させた
状態でゲート部を切断することができるので、従来の人
手による切断方法と比較して、多数のゲ−ト部を高精度
かつ迅速に切断して、切断作業能率を大幅に向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態を示す正
面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】直交移動テーブルの平面図である。
【図4】第3駆動源の収容状態を示す正面図である。
【図5】第3駆動源の収容状態を示す縦断側面図であ
る。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図6のA−A矢視図である。
【図8】直交移動テーブルに樹脂成形材を載置した状態
を示す平面図である。
【図9】ゲート部とゲート切断刃との切断前段の対応例
を示す拡大平面図である。
【図10】ゲート部とゲート切断刃との切断前段の他の
対応例を示す拡大平面図である。
【図11】図10のゲート部と樹脂成形品を示す側面図
である。
【図12】請求項2に記載の発明の一実施の形態の要部
を示す正面図である。
【図13】図12の右側面図である。
【図14】図13のB−B矢視図である。
【図15】樹脂成形材の一例を示す平面図である。
【図16】樹脂成形品の使用状態の一例を示す縦断面図
である。
【図17】ゲート部と切断線との関係の一例を示す平面
図である。
【図18】ゲート部と切断線との関係の一例を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 樹脂成形品(成形品) 2 スプール・ランナ 3 ゲート部 4 樹脂成形材(成形材) 10 直交移動テーブル 11 基盤 12 第1テーブル 13 第2テーブル 20 ゲート切断刃 30 第1駆動源 40 第2駆動源 50 第3駆動源 60 第4駆動源 70 制御手段 80 第5駆動源 X軸 第1軸 Y軸 第2軸 Z軸 第3軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤と、この基盤上に第1軸方向に進退
    移動可能に載置された第1テーブルと、この第1テーブ
    ルに前記第1軸方向に投影平面で直交する第2軸方向に
    進退移動可能に載置されているとともに、複数個の成形
    品とこれら成形品と複数のスプール・ランナとを連続さ
    せる複数のゲ−ト部を有する成形材が位置決め載置され
    る第2テーブルとで構成される直交移動テーブルと、 前記第1軸および第2軸に投影立面で直交する第3軸方
    向に進退移動可能かつ該第3軸の軸まわりの正逆回転を
    可能に前記直交移動テーブルに対向して配置されたゲー
    ト切断刃と、 前記第1テーブルを前記第1軸方向に進退移動させる第
    1駆動源と、 前記第2テーブルを前記第2軸方向に進退移動させる第
    2駆動源と、 前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃を前記第3軸
    方向に相対的に接近・離間させる第3駆動源と、 前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃の少なくとも
    いずれか一方を前記第3軸の軸まわりに正逆回転させる
    第4駆動源とを備え、 前記第2テーブルに位置決め載置された前記成形材の複
    数のゲ−ト部の切断プログラムに基づいて、 前記ゲート切断刃の対向位置に複数のゲ−ト部それぞれ
    の投影平面上の位置を順次対応させる切断位置設定信号
    を前記第1駆動源と第2駆動源に出力し、 前記複数のゲ−ト部それぞれの前記第1軸または第2軸
    に対する投影平面上の傾きに応じて該第1軸または第2
    軸に対する前記ゲート切断刃の投影平面上の傾きを順次
    設定する傾き設定信号を前記第4駆動源に出力し、 かつ前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃をスター
    ト位置と切断位置にわたるストローク量で相対的に接近
    ・離間させる切断信号を前記第3駆動源に出力する制御
    手段を備えていることを特徴とするゲ−トの切断装置。
  2. 【請求項2】 基盤と、この基盤上に第1軸方向に進退
    移動可能に載置された第1テーブルと、この第1テーブ
    ルに前記第1軸方向に投影平面で直交する第2軸方向に
    進退移動可能に載置されているとともに、複数個の成形
    品とこれら成形品と複数のスプール・ランナとを連続さ
    せる複数のゲ−ト部を有する成形材が位置決め載置され
    る第2テーブルとで構成される直交移動テーブルと、 前記第1軸および第2軸に投影立面で直交する第3軸方
    向に進退移動可能かつ該第3軸の軸まわりの正逆回転を
    可能に前記直交移動テーブルに対向して配置されたゲー
    ト切断刃と、 前記第1テーブルを前記第1軸方向に進退移動させる第
    1駆動源と、 前記第2テーブルを前記第2軸方向に進退移動させる第
    2駆動源と、 前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃を前記第3軸
    方向に相対的に接近・離間させる第3駆動源と、 前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃の少なくとも
    いずれか一方を前記第3軸の軸まわりに正逆回転させる
    第4駆動源と、 前記ゲート切断刃を前記第3軸に対して投影立面上で平
    行または傾斜させる第5駆動源とを備え、 前記第2テーブルに位置決め載置された前記成形材の複
    数のゲ−ト部の切断プログラムに基づいて、 前記ゲート切断刃の対向位置に複数のゲ−ト部それぞれ
    の投影平面上の位置を順次対応させる切断位置設定信号
    を前記第1駆動源と第2駆動源に出力し、 前記複数のゲ−ト部それぞれの前記第1軸または第2軸
    に対する投影平面上の傾きに応じて該第1軸または第2
    軸に対する前記ゲート切断刃の投影平面上の傾きを順次
    設定する傾き設定信号を前記第4駆動源に出力し、 かつ前記直交移動テーブルと前記ゲート切断刃をスター
    ト位置と切断位置にわたるストローク量で相対的に接近
    ・離間させる切断信号を前記第3駆動源に出力するとと
    もに、 前記第3軸に対して前記ゲート切断刃を投影立面上で平
    行または傾斜させる姿勢制御信号を前記第5駆動源に出
    力する制御手段を備えていることを特徴とするゲ−トの
    切断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7699594B2 (en) 2005-07-21 2010-04-20 Star Seiki Co., Ltd. Method and apparatus for supplying label to pseudo-core in in-mold labeling system
WO2017140703A1 (en) * 2016-02-17 2017-08-24 Haas Food Equipment Gmbh Method and device for cutting dough output by an extrusion machine

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