JP2002144162A - 生産装置および生産方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産中に部品の取り違いが生ずる虞れを防止
して、ロット毎に生産数量や仕様の異なる製品を誤るこ
となく効率よく生産すること。 【解決手段】 本発明では、顧客の注文毎に一義的に定
められる受注コード２１０を貼付した状態でパチンコ機
本体２００を本体供給ライン２１から供給するととも
に、このパチンコ機本体２００と組み合わせるための遊
技盤３００を上記受注コード２１０と同じ識別コード３
１０を貼付した状態で遊技盤供給ライン３１から供給
し、さらにパチンコ機本体２００に貼付した識別コード
２１０と遊技盤３００に貼付した識別コード３１０とを
照合手段１４，１９により照合し、両識別コード２１
０，３１０が相互に一致した場合にこれらパチンコ機本
体２００および遊技盤３００を製造・検査ライン１０に
おいて相互に組み付けるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ機
やパチスロ機などの遊技機のように、特にロット毎の生
産数量、生産仕様の変化が激しい受注生産品の量産に適
した生産装置および生産方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】この種の生産装置および生産方法に関す
る従来技術としては、例えば特開昭６０−２９１６７号
公報や特開平６−２０６１４８号公報に記載されたもの
がある。上述の各公報には、製造すべき製品の種類に対
応した識別データを被生産品に付しておき、その識別デ
ータを読み取ってそれに対応する生産手段で被生産品の
加工等を行う生産装置および生産方法が開示されてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
に開示されている従来の生産装置や生産方法において
は、各被生産品に部品等を組み付ける等して生産する場
合、その被生産品に合わせて決められた部品を決められ
た数量供給しなければならず、ロット毎に変わる部品を
間違えずに組み付けるためには生産作業者あるいは部品
供給作業者の注意力と熟練が必要であるという問題があ
った。

【０００４】本発明は、上記実状に鑑みて、生産中に部
品の取り違いが生ずる虞れを防止して、ロット毎に生産
数量や仕様の異なる製品を誤ることなく効率よく生産す
ることができる生産装置および生産方法を提供すること
を解決課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る生産装置では、それぞれ特定の識別コ
ードを付した状態で相互に組み付け可能な第１の部品お
よび第２の部品を個別に供給する第１の部品供給手段お
よび第２の部品供給手段と、これら第１の部品供給手段
によって供給された第１の部品の識別コードおよび第２
の部品供給手段によって供給された第２の部品の識別コ
ードを互いに照合し、両識別コードが相互に一致するも
のであった場合に、第１の部品および第２の部品相互の
組み付けを行う生産手段とを備えるようにしている。

【０００６】識別コードとしては、それぞれ文字または
数字の組み合わせを含むものやバーコードを含むもので
あってもよい。生産手段としては、識別コードを光学的
に読み取る装置を含むものを適用し、照合作業を自動化
することが好ましい。ここで、識別コードが文字または
数字の組み合わせを含むものである場合には、生産作業
者の目視による照合作業が可能になる。従って、例えば
照合作業を自動化した生産装置において当該照合作業を
行う機器が故障した場合であっても、生産作業を継続す
ることができるようになる。また、識別コードがバーコ
ードを含むようにすれば、上述した光学的読取手段とし
て文字や数字を認識するものに比べて安価なものを適用
することが可能になる。なお、上述した生産装置におい
ては、識別コードを付さない第３の部品、例えばすべて
の製品で共通となる部品を供給する第３の部品供給手段
を備えるようにしても構わない。

【０００７】また、本発明に係る生産方法では、それぞ
れ特定の識別コードを付した状態で相互に組み付け可能
な第１の部品および第２の部品を個別に供給する工程
と、供給された第１の部品の識別コードおよび供給され
た第２の部品の識別コードを互いに照合する工程と、照
合した識別コードが相互に一致するものであった場合
に、第１の部品および第２の部品相互の組み付けを行う
工程とを含むようにしている。

【０００８】さらに、本発明に係る生産装置では、顧客
の注文毎に互いに異なる受注コードを付した状態でパチ
ンコ機本体を供給する第１の供給手段と、対応するパチ
ンコ機本体と同一の受注コードを付した状態で遊技盤を
供給する第２の供給手段と、パチンコ機本体および遊技
機に付した受注コードを照合し、両受注コードが相互に
一致した場合に、これらパチンコ機本体および遊技盤相
互の組み付けを行う生産手段とを備えるようにしてい
る。

【０００９】受注コードとしては、それぞれ文字または
数字の組み合わせを含むものであってもよい。第１の供
給手段が、パチンコ機本体を顧客の注文毎の組にすると
ともに各組のパチンコ機本体に対して受注コードを有す
る識別表を付した状態で供給し、かつ前記第２の供給手
段が、遊技盤を顧客の注文毎の組にするとともに各組の
遊技盤に対して受注コードを有する識別表を付した状態
で供給するようにすれば、各部品毎に識別コードの照合
を実施する必要が無くなり、それだけ生産の手数が省
け、生産コストを下げることができる。この場合、識別
表として、それぞれ受注コードとともにその受注コード
に基づく数量を記したものを適用すれば、各組の数量チ
ェツクもこの識別表を基に行うことができるので、それ
だけ生産の手数が省け、生産コストを下げることができ
る。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、パチンコ機の生産を例にして図を参照しながら説明
する。

【００１１】図１は、本発明に係る生産装置の一実施形
態を示すもので、パチンコ機の生産工程の中にある一生
産装置の模式図である。図１の生産装置は、供給される
部品を組み立てつつ必要な検査を行うための生産手段と
して、生産・検査ライン１０を備えている。この生産・
検査ライン１０には、第１の部品供給ライン（以下「本
体供給ライン」と称す）２１がその上流側（図示左側）
に隣接して設けてある。本体供給ライン２１は、第１の
部品であるパチンコ機筐体（以下「パチンコ機本体」と
称す）２００をロット（組）毎に並べて順次生産・検査
ライン１０の上流側端部に供給するためのものである。
本体供給ライン２１によって供給されるパチンコ機本体
２００には、各パチンコ機に共通した機能を持つ部品、
例えば機構枠体、賞球・払出装置、打球ハンドル、玉受
け皿、本体制御装置等が予め組み付けてある。

【００１２】また、上記生産・検査ライン１０には、本
体供給ライン２１との合流位置１２の近傍に向かって第
２の部品供給ライン（以下「遊技盤供給ライン」と称
す）３１が設けてある。遊技盤供給ライン３１は、第２
の部品であるパチンコ遊技盤（以下「遊技盤」と称す）
３００をロット（組）毎に並べて順次生産・検査ライン
１０の上流側端部に供給するためのものである。遊技盤
供給ライン３１によって供給される遊技盤３００には、
各パチンコ機毎に異なるゲーム仕様に対応する部品、例
えば役物、飾り、制御装置等が予め組み付けてある。

【００１３】さらに、上記生産・検査ライン１０には、
その下流端部に向けて第３の部品供給ライン４１が設け
てある。第３の部品供給ライン４１は、各パチンコ機に
共通した付属部品、例えば弾球供給用の上皿４００や外
枠５００等を供給するものである。

【００１４】上記のような生産・検査ライン１０では、
本体供給ライン２１から供給されるパチンコ機本体２０
０と遊技盤供給ライン３１から供給される遊技盤３００
とを組み付けて半完成品３５０とし、さらに適正動作の
確認、第３の部品供給ライン４１から供給される付属部
品の組み付け、必要な最終動作確認等を順次行った後、
完成製品であるパチンコ機６００を次の生産工程である
梱包作業ライン５０に向けて送り出す構成となってい
る。

【００１５】本体供給ライン２１によって供給される各
パチンコ機本体２００および遊技盤供給ライン３１によ
って供給される各遊技盤３００には、それぞれ図２およ
び図３に示すように、光学的文字読取装置（ＯＣＲ）に
よるパターン認識、並びに人の目視による認識が可能な
コード形態で識別コード２１０，３１０が個別に貼付し
てある。これらの識別コード２１０，３１０は、担当支
店コード２１２，３１２と、その担当支店の受注番号２
１４，３１４とから構成された受注コードであり、顧客
の注文毎に互いに異なるように定めてある。そのため、
この識別コード２１０，３１０が貼付された部品は、そ
の製品を注文した顧客に対してのみ提供される特定のも
のとなる。この生産・検査ライン１０においては、各顧
客の注文仕様に合わせた部品構成によりその顧客の注文
に合わせた製品を生産することができる。

【００１６】図１に示す生産・検査ライン１０と、本体
供給ライン２１と、遊技盤供給ライン３１との合流位置
１２の近傍には、検知装置１４が設けてある。この検知
装置１４は、パチンコ機本体２００および遊技盤３００
に貼付されているそれぞれの識別コード２１０，３１０
を認識してこれらが相互に一致するか否かを照合するた
めのものである。

【００１７】図４は、識別コード２１０，３１０を検知
照合して生産・検査ライン１０を制御するための制御機
構を示すブロック図である。図４においてこの制御機構
は、検知装置１４と、この検知装置１４から出される照
合不一致信号により警報を発する警報器２２と、検知装
置１４から与えられた信号に基づいて生産・検査ライン
１０の動きを制御するためのライン制御装置２４と、こ
のライン制御装置２４によって駆動制御されるライン駆
動装置２６とを備えて構成してある。

【００１８】さらに検知装置１４は、パチンコ機本体２
００に貼付された識別コード２１０を撮像するための第
１撮像装置１５と、遊技盤３００に貼付された識別コー
ド３１０を撮像するための第２撮像装置１６と、第１撮
像装置１５によって撮像された画像を認識するための第
１認識装置１７と、第２撮像装置１６によって撮像され
た画像を認識するための第２認識装置１８と、第１認識
装置１７によって認識された画像情報と第２認識装置１
８によって認識された画像情報とが一致するか否かを照
合する照合装置１９とを備えて構成してある。

【００１９】次に上記構成を有する生産装置の動作を説
明する。

【００２０】図１に示す本体供給ライン２１には、パチ
ンコ機本体２００が生産計画に合わせた順番で並べてあ
る。これらのパチンコ機本体２００は、各機種に応じた
顧客の注文数毎に１ロットとなっている。各パチンコ機
本体２００には、顧客の注文に合わせて一義的に定まる
コード形態の識別コード２１０が貼付してある。

【００２１】一方、遊技盤供給ライン３１には、遊技盤
３００が生産計画に合わせた順番で並べてある。これら
の遊技盤３００も、パチンコ機本体２００と同様に、各
機種に応じた顧客の注文数毎に１ロットとなっている。
各遊技盤３００には、パチンコ機本体２００に貼付した
識別コード２１０と同一のコード形態での識別コード３
１０が貼付してある。

【００２２】両供給ライン２１，３１は、周知の搬送手
段によりパチンコ機本体２００および遊技盤３００をそ
れぞれ生産・検査ライン１０に向けて搬送する。両供給
ライン２１，３１を搬送されて生産・検査ライン１０の
手前にある合流位置１２にまで運ばれたパチンコ機本体
２００と遊技盤３００とは、それらに貼付された識別コ
ード２１０，３１０が検知装置１４によって照合され、
双方の識別コード２１０，３１０が同一か否かが判断さ
れる。

【００２３】検知装置１４による照合の結果、両識別コ
ード２１０，３１０が同一と判断された場合、例えば識
別コード２１０，３１０の担当支店コード２１２，３１
２がそれぞれ「東」で、しかもその受注番号２１４，３
１４がそれぞれ「１２３４」と同一であった場合には、
パチンコ機本体２００と遊技盤３００とが生産・検査ラ
イン１０に載せられて相互に組み付けられる。その後こ
の生産・検査ライン１０において弾球供給用の上皿４０
０等の付属部品が組み付けられ、適正動作の検査確認を
行った後に外枠５００が組み付けられる。外枠５００を
組み付けて完成品となったパチンコ機６００は、生産・
検査ライン１０から次の生産工程である梱包作業ライン
５０に向けて適宜の搬送手段により送られる。なお、こ
の生産・検査ライン１０において遊技ルールに影響がな
く、すべてのパチンコ機６００で共通となる上皿４００
や外枠５００等の付属部品に関しては、識別コードを貼
付することなく第３の部品供給ライン４１から適宜生産
・検査ライン１０に供給する。もちろん、これら付属部
品に関しても、外観や色彩等において顧客の注文により
差異がある場合には、組み付けに過誤のないように若干
の注意を要するが、これは生産・検査ライン１０で適宜
対応してもよいし、本体供給ライン２１や遊技盤供給ラ
イン３１と同様に、識別コードを貼付した状態で供給す
るようにしてもよい。

【００２４】次に識別コード２１０，３１０を照合する
検知装置１４および生産・検査ライン１０の制御動作に
ついて説明する。

【００２５】本体供給ライン２１と遊技盤供給ライン３
１との合流位置１２の近傍に設けた検知装置１４では、
まず、パチンコ機本体２００に貼付された識別コード２
１０を第１撮像装置１５によって撮像するとともに、遊
技盤３００に貼付された識別コード３１０を第２撮像装
置１６によって撮像する。第１撮像装置１５によって撮
像された識別コード２１０の画像情報は、第１認識装置
１７により認識され、一方、第２撮像装置１６によって
撮像された識別コード３１０の画像情報は、第２認識装
置１８により認識される。これらの画像情報を認識する
場合には、周知のパターン認識技術等、適宜の方法を適
用すればよい。

【００２６】第１認識装置１７および第２認識装置１８
によって認識された両画像情報は、照合装置１９によっ
て一致するか否かが照合される。この照合装置１９によ
る照合結果は、両画像情報の一致不一致を問わずライン
制御装置２４に送られる。

【００２７】ライン制御装置２４は、照合装置１９から
照合一致の信号が送られた場合、ライン駆動装置２６を
駆動すべく制御して仕掛品の搬送を続ける。この結果、
識別コード２１０，３１０が一致したパチンコ機本体２
００と遊技盤３００とが生産・検査ライン１０において
順次相互に組み付けられることになり、顧客の注文に応
じたパチンコ機６００が順次生産されることになる。

【００２８】一方、照合装置１９から照合不一致の信号
が送られた場合、つまり顧客の注文に対してパチンコ機
本体２００および遊技盤３００の組み合わせが誤ってい
る場合には、ライン制御装置２４によってライン駆動装
置２６の駆動が停止され、生産・検査ライン１０におい
て仕掛品の搬送が停止する。また、照合装置１９からは
警報器２２に対して駆動信号が与えられ、当該警報器２
２から音、光等の適宜な警報が発せられるようになる。
この結果、顧客の注文に対して誤った組み合わせである
パチンコ機本体２００と遊技盤３３０とが相互に組み付
けられる事態を未然に防止することができるようにな
る。

【００２９】なお、検知装置１４が故障等により使用で
きなくなった場合、ライン制御装置２４は、照合装置１
９からの信号とは無関係にマニュアル操作に基づきライ
ン駆動装置２６を駆動する。この場合も本実施形態の生
産方法によれば、識別コード２１０，３１０として人の
目視による認識が可能なコード形態を適用しているた
め、生産作業者の目視確認により生産を続行することが
できる。ただし、識別コード２１０，３１０としては、
必ずしも文字や数字等のように人の目視による認識が可
能なコード形態のものを適用する必要はなく、例えば検
知装置１４の故障を想定する必要がなければ、文字や数
字に代えてバーコードを用いてもよいし、両者を共に用
いるようにしてもよい。この場合、第１認識装置１７お
よび第２認識装置１８については、バーコードのみを認
識するバーコードリーダを適用すれば、文字や数字を認
識するものに比べて安価となる。

【００３０】また、上記実施形態では、パチンコ機本体
２００や遊技盤３００に対して個々に識別コード２１
０，３１０を貼付しているが、例えば識別コードと各ロ
ットを構成する部品の数量を記載した識別表、例えば伝
票、カンバン、札等を適用すれば、各ロットの先頭にの
みこの識別表を貼付すればよく、照合作業を容易化する
ことが可能になる。この場合においても、識別コードと
部品の数量が人の目視によって認識可能なコード形態で
構成すれば、第一実施形態と同様に検知装置が故障等に
より使用できなくなった場合でも目視確認しながら生産
を続行することが可能になる。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
相互に組み付け可能な第１の部品および第２の部品にそ
れぞれ特定の識別コードを付し、これらの識別コードが
相互に一致するものであった場合に、第１の部品および
第２の部品相互の組み付けを行うようにしているため、
生産中に部品の取り違いが生ずる虞れがなく、ロット毎
に生産数量や仕様の異なる製品を正確、かつ効率よく生
産することができるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態を示す模式図である。

【図２】同例に供給される部品の一例を示す概念図であ
る。

【図３】同例に供給される部品の別の一例を示す概念図
である。

【図４】本発明の一実施形態に適用する制御機構の要部
を示すブロック図である。

【符号の説明】

１０ 生産・検査ライン １４ 検知装置 １９ 照合装置 ２１ 本体供給ライン ３１ 遊技盤供給ライン ２００ パチンコ機本体 ２１０，３１０ 識別コード ３００ 遊技盤

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 それぞれ特定の識別コードを付した状態
   で相互に組み付け可能な第１の部品および第２の部品を
   個別に供給する第１の部品供給手段および第２の部品供
   給手段と、 これら第１の部品供給手段によって供給された第１の部
   品の識別コードおよび第２の部品供給手段によって供給
   された第２の部品の識別コードを互いに照合し、両識別
   コードが相互に一致するものであった場合に、第１の部
   品および第２の部品相互の組み付けを行う生産手段とを
   備えたことを特徴とする生産装置。
2. 【請求項２】 前記識別コードはそれぞれ文字または数
   字の組み合わせを含む請求項１記載の生産装置。
3. 【請求項３】 前記識別コードはバーコードを含む請求
   項１または請求項２記載の生産装置。
4. 【請求項４】 前記生産手段は、前記識別コードを光学
   的に読み取る装置を含む請求項１から請求項３のいずれ
   か１項記載の生産装置。
5. 【請求項５】 それぞれ特定の識別コードを付した状態
   で相互に組み付け可能な第１の部品および第２の部品を
   個別に供給する工程と、 供給された第１の部品の識別コードおよび供給された第
   ２の部品の識別コードを互いに照合する工程と、 照合した識別コードが相互に一致するものであった場合
   に、第１の部品および第２の部品相互の組み付けを行う
   工程とを含むことを特徴とする生産方法。
6. 【請求項６】 顧客の注文毎に互いに異なる受注コード
   を付した状態でパチンコ機本体を供給する第１の供給手
   段と、 対応するパチンコ機本体と同一の受注コードを付した状
   態で遊技盤を供給する第２の供給手段と、 パチンコ機本体および遊技機に付した受注コードを照合
   し、両受注コードが相互に一致した場合に、これらパチ
   ンコ機本体および遊技盤相互の組み付けを行う生産手段
   とを備えたことを特徴とする生産装置。
7. 【請求項７】 前記受注コードはそれぞれ文字または数
   字の組み合わせを含む請求項６記載の生産装置。
8. 【請求項８】 前記第１の供給手段は、パチンコ機本体
   を顧客の注文毎の組にするとともに各組のパチンコ機本
   体に対して受注コードを有する識別表を付した状態で供
   給し、かつ前記第２の供給手段は、遊技盤を顧客の注文
   毎の組にするとともに各組の遊技盤に対して受注コード
   を有する識別表を付した状態で供給するものである請求
   項６記載の生産装置。
9. 【請求項９】 前記識別表は、それぞれ受注コードとと
   もにその受注コードに基づく数量を記したものである請
   求項８記載の生産装置。