JP2002143418A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2002143418A
JP2002143418A JP2000341665A JP2000341665A JP2002143418A JP 2002143418 A JP2002143418 A JP 2002143418A JP 2000341665 A JP2000341665 A JP 2000341665A JP 2000341665 A JP2000341665 A JP 2000341665A JP 2002143418 A JP2002143418 A JP 2002143418A
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JP2000341665A
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Shigeo Nomura
茂雄 野村
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘調整が容易で、かつ、台毎の釘調整の程度
に差が生じないパチンコ遊技機を得る。 【解決手段】 パチンコ遊技機の始動入賞口24の上方
には一対の釘32が設けられており、釘32の頭部32
Aの遊技盤面12や他の釘32に対する位置を調整する
ことで始動入賞口24への遊技球の入賞の程度が調整さ
れる。遊技盤面12の釘32先端部打ち込み位置近傍に
は、調整後の釘32の頭部32Aを遊技盤面12に対し
て垂直方向から投影した位置及び形状に対応する基準模
様36が設けられ、基準模様36は釘調整が必要な分だ
け上記打ち込み位置からオフセットされている。基準模
様36を基準として釘調整を行うことで調整具の使用が
不要となり、釘調整が容易で、パチンコ遊技機毎の釘調
整の程度に差が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に複数設
けられた釘頭部の遊技盤面や他の釘に対する位置を調整
することで、遊技球の入賞の程度を変更するパチンコ遊
技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機は、遊技盤面の始動入賞
口や大当たり入賞口を含む各種入賞口廻りに遊技球を案
内するための複数の釘を備えており、これら各釘の先端
は遊技盤面の所定位置に打ち込まれている。このような
パチンコ遊技機では、営業方法によって、例えば、始動
入賞口や大当たり入賞口の廻りに配置された釘頭部の間
隔や遊技盤面に対する釘頭部の位置(取付角度等)を調
整し、上記の始動入賞口や大当たり入賞口への遊技球の
入賞の程度を調整(以下、「釘調整」という)すること
が行われている。
【0003】すなわち、釘先端の打ち込み位置は上記の
所定の位置であるが、釘頭部の遊技盤面や他の釘に対す
る位置を調整(変更)することで、釘が遊技盤面や他の
釘に対して傾けられ、または、釘自体が曲げられ、釘間
の遊技球の通過し易さの程度や複数の釘が形成する案内
路が遊技球を案内する方向(例えば、案内路入口部で遊
技球が跳ねる方向や案内路出口部で遊技球が落下する方
向)が変更される。
【0004】このような釘調整にあたっては、遊技球の
寸法形状に対応した球ゲージや遊技球の径寸法に近い各
種幅寸法を備えた板ゲージ等の調整具が使用され、釘調
整者の調整作業によって所定の調整程度が得られるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の釘調整方法では、調整する釘間のピッチが小
さい(上記の調整具で対処できるピッチである)場合に
は有効であるが、調整する釘間のピッチが離れている場
合には上記の遊技球の寸法形状に対応した調整具による
調整が不可能となる。すなわち、従来の釘調整方法で
は、1つの入賞口廻りにおける相対的な釘調整は行うこ
とができるが、遊技盤面上における絶対的(全体的)な
釘調整が困難であるという問題があった。
【0006】このため、上記のような調整する釘間のピ
ッチが大きい場合における釘調整は釘調整者の見た目の
感覚に依存することとなり、パチンコ遊技機毎(台毎)
に釘調整の程度に差が出る原因となっている。特に、釘
調整者の熟練度が低い場合には、台毎の釘調整程度の差
が大きくなる。
【0007】また、パチンコ遊技機によっては調整程度
の異なる複数の調整箇所があるため、大きさの異なる複
数の調整具が必要となり、釘調整作業が煩雑であるとい
う問題があった。
【0008】本発明は、上記事実を考慮して、釘調整が
容易で、かつ、台毎の釘調整の程度に差が生じないパチ
ンコ遊技機を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤
面に複数設けられた釘の頭部の前記遊技盤面または他の
釘に対する位置を調整することで、遊技球の入賞の程度
を変更するパチンコ遊技機において、前記遊技盤面に前
記釘頭部の所定の方向からの投影位置に対応して設けら
れ、前記調整の基準となる基準模様を備えた、ことを特
徴としている。
【0010】請求項1記載のパチンコ遊技機では、例え
ば、遊技盤面に設けられた始動入賞口や大当たり入賞口
廻りに複数配置された釘頭部の遊技盤面または他の釘に
対する位置(釘の取付角度や曲げ具合)が調整され、遊
技球の始動入賞口や大当たり入賞口への入賞の程度が変
更(以下、「釘調整」という)される。
【0011】ここで、遊技盤面には釘頭部の所定の方向
からの投影位置に対応した基準模様が設けられ、この基
準模様が釘調整の基準となるため、釘調整にあたって従
来の如き球ゲージや板ゲージ等の調整具の使用が不要と
なる。すなわち、釘調整者が調整する釘頭部を所定の方
向(例えば、遊技盤面に対して垂直な方向)から目視し
つつ、基準模様に対する釘頭部の位置を調整(変更)す
ることで、釘頭部が所定の位置(所定の釘取付角度等)
に調整される。なお、基準模様は、釘調整の基準となれ
ば足り、その形状は釘頭部に対応した略円形であること
に限られず、例えば、直線状や曲線状、格子状であって
も良いことは言うまでもない。
【0012】このため、例えば、調整する釘間の距離が
大きい場合においても基準模様を基準とした釘調整を行
うことができ、台(パチンコ遊技機)毎の釘調整の程度
の差がなくなり、営業方法に応じて各種入賞口への遊技
球の入賞程度が台毎のバラツキなく調整される。特に、
初めて釘調整を行う機種に対しても遊技盤面に予め設け
られた基準模様を基準とすることで台毎の釘調整の程度
に差を生じない。
【0013】また、調整具の使用が不要であるため、調
整する釘間のピッチや釘調整程度に依らず釘調整が容易
となる。この釘調整作業の容易化に伴って、釘調整の初
心者にとっては基準模様が釘調整の基準となって効率良
く経験を積むことができる一方、熟練者にとっては単位
時間当りの釘調整量(処理量)の増大を図ることができ
る。
【0014】なお、遊技者によっては基準模様を基準に
釘調整の程度の判断を試みることが考えられるが、遊技
盤面に設けられた釘頭部を常時一定の方向から見ること
は困難であるため、微妙な釘調整の程度が遊技者に認識
される恐れはない。
【0015】このように、請求項1記載のパチンコ遊技
機では、釘調整が容易で、かつ、台毎の釘調整の程度に
差が生じない。
【0016】請求項2記載の発明に係るパチンコ遊技機
は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、前記基準
模様は、前記調整後の前記釘頭部の投影位置及び形状に
一致して設けられた、ことを特徴としている。
【0017】請求項2記載のパチンコ遊技機では、基準
模様が釘調整後における釘頭部の所定の方向からの投影
位置及び形状に一致して設けられているため、釘調整者
が調整する釘頭部を所定の方向から目視しつつ、この釘
の頭部を基準模様に一致させることで、釘頭部が所定の
位置に調整される。
【0018】このように、釘調整が一層容易となり、台
毎の釘調整の程度に差が生じることが確実に防止され
る。
【0019】請求項3記載の発明に係るパチンコ遊技機
は、請求項1または請求項2記載のパチンコ遊技機にお
いて、前記基準模様は、前記遊技盤面に描かれる模様の
一部を構成する、ことを特徴としている。
【0020】請求項3記載のパチンコ遊技機では、基準
模様が遊技盤面に描かれる模様の一部を構成しているた
め、この基準模様は全体的な遊技盤面のデザインと一体
感を有してこのデザイン中にさりげなくとけ込み、遊技
者に対して釘調整用の模様として認識させ難くできる。
【0021】このため、釘先端の打ち込み位置近傍に設
けられた基準模様が遊技者に違和感を与えることがなく
なると共に、遊技者が基準模様を目視して釘調整の程度
の判断を試みること自体を防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るパチン
コ遊技機について図1乃至図4に基づいて説明する。
【0023】図1にはパチンコ遊技機10の全体構成が
正面図にて示されており、図2にはパチンコ遊技機10
の遊技盤面12の一部拡大図が斜視図にて示されてい
る。
【0024】図1に示される如く、パチンコ遊技機10
は、正面上部に略円形の遊技盤面12を備えており、正
面視で右下方に配置されたハンドルグリップ14を操作
することで図示しない発射装置より発射された遊技球が
遊技盤面12に供給されるようになっている。
【0025】この遊技盤面12は、パチンコ遊技機10
の本体部に着脱可能なゲージ盤表面に接着されたセル板
上に形成されている。遊技盤面12は正面視で下端部か
ら左方上部にかけて内バンド16及び外バンド18を備
えており、この内バンド16及び外バンド18が上記の
発射装置から供給された遊技球を遊技盤面12上に案内
するようになっている。
【0026】また、遊技盤面12の適宜位置には、電動
役物ユニット20、大当たり入賞口22、始動入賞口2
4、通常入賞口26、風車28、照明装置30等が配置
されている。これらの電動役物ユニット20、大当たり
入賞口22、始動入賞口24、各種入賞口26、風車2
8の廻りには、適正量の遊技球を入賞させるように、或
いは、遊技球を遊技者の予想外の方向へ分配する(弾
く)ための複数の釘32が設けられている。
【0027】この釘32は、その先端部が遊技盤面12
にそれぞれ打ち込まれており、例えば、始動入賞口24
の入口上流に2本一対で配置されこの一対の釘間を通過
した遊技球のみを入賞させたり、直線または曲線に沿っ
て連続的に配置され(案内路を形成し)遊技球を所定の
方向に案内したり、単独或いは複数の組で配置され所定
の方向への遊技球の移動を制限したり予想外の方向へ遊
技球を分配する(弾く)ように、営業方法に応じて適宜
調整されている。すなわち、釘32の先端部の打ち込み
位置は一定であるが、釘32の頭部32Aの遊技盤面1
2や他の釘32に対する位置を調整することで、釘32
を遊技盤面12や他の釘32に対して傾斜させ、また
は、釘32自体を曲げ、例えば、一対の釘32間への遊
技球の通過し易さの程度(一対の釘32の間隔)や複数
の釘32が形成する案内路により遊技球が案内される方
向が調整(以下、「釘調整」という)されている。
【0028】さらに、図2に示される如く、遊技盤面1
2には、絵柄や模様から成るセルデザイン34が施され
ており、遊技者の趣味趣向を換気させるようになってい
る。このセルデザイン34の一部(図2では、星、サイ
コロの目、山の灯り、果実を表す絵柄や模様)は、上記
調整後の釘32の頭部32Aを遊技盤面12に対して垂
直方向から投影した位置及び形状に対応(一致)して描
かれており、この絵柄や模様が釘調整の基準となる基準
模様36とされている。すなわち、図3にも示される如
く、基準模様36は、釘32の先端部の打ち込み位置に
対して釘調整を必要とする分(図3において左右一対の
釘32の頭部32Aを先端部の打ち込み位置に対して矢
印A方向、矢印B方向へそれぞれ移動させる分)だけオ
フセットした位置に描かれている。
【0029】なお、図2では、説明の簡略化のために図
示しやすい(釘調整の必要性とは無関係に)一部の釘3
2に対応する基準模様36を示しているが、釘調整が必
要な全ての釘32(例えば、始動入賞口24入口の一対
の釘32等)に対応して基準模様36が設けられること
が望ましい。また、各基準模様36はセルデザイン34
の一部として適宜着色されている。
【0030】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0031】パチンコ遊技機10では、遊技者がハンド
ルグリップ14を操作して遊技球を発射させると、遊技
球は内バンド16と外バンド18との間を通って遊技盤
面12上へと案内される。遊技球が遊技盤面12上に案
内されると、この遊技球は重力により下方へ移動しつ
つ、適宜配置された釘32に弾かれ、或いは、案内され
て遊技が展開される。すなわち、遊技球が各種入賞口2
6へ入賞されると所定量の遊技球が払い戻される。ま
た、遊技球が始動入賞口24へ入賞すると電動役物ユニ
ット20が作動され、この電動役物ユニット20の表示
装置が表示する図柄(図2では数字)が大当たり図柄と
なる(例えば、数字「7」が3つ並んだ状態となる)と
特別の遊技価値が付与される所謂大当たり状態となる。
大当たり状態となると、開口部の大きい大当たり入賞口
22が所定時間だけ開放され、この大当たり入賞口22
に入賞した遊技球の数に応じた遊技球が遊技者に払い戻
される。
【0032】上記の始動入賞口24や大当たり入賞口2
2への遊技球の入賞のしやすさ(入賞の程度)は、釘調
整によって変更(調整)可能とされている。すなわち、
例えば、始動入賞口24の遊技球入口上方に配置された
一対の釘32の頭部32Aの間隔(ピッチ)を狭めるこ
とで遊技球は始動入賞口24へ入賞し難くなり、また、
例えば、遊技盤面12の上部に配置した釘32により始
動入賞口24以外の場所へ遊技球を案内しやすくすれ
ば、始動入賞口24廻りに案内される遊技球が減って結
局遊技球は始動入賞口24へ入賞し難くなる。このよう
な釘調整は、パチンコ店の営業方法に応じて行われ、遊
技球の大当たり入賞口22や始動入賞口24、各種入賞
口26への入賞の程度が決められる。
【0033】この釘調整にあたっては、基準模様36が
基準とされる。すなわち、図4(A)に示される如く、
遊技盤面12に対して垂直な方向から見て基準模様36
に対してオフセットされた位置にある釘32の頭部32
Aを矢印C方向へ移動させ、図4(B)に示される如
く、この釘32の頭部32Aを遊技盤面12に対して垂
直な方向から見て基準模様36に一致させることで釘3
2の頭部32Aが所定の位置(釘32の所定の取付角度
や曲げ具合)に調整される(釘調整が為される)。これ
により、釘調整者は、釘調整に際しては、調整する釘3
2の頭部32Aを遊技盤面12に対して垂直な方向から
目視しつつ、この釘32の頭部32Aを基準模様36に
一致させれば良い。
【0034】なお、この釘調整にあたって、釘32の頭
部32Aを遊技盤面12に対する垂直方向から正確に目
視するための垂直ゲージ等を用いると好適である。ま
た、遊技盤面12に対する垂直方向から光(直進光源が
望ましい)を照射し、この光を遮る釘32の頭部32A
の影を基準模様36に一致させても良い。また、釘調整
の程度によっては、釘32の頭部32Aを基準模様36
に対して適宜オフセットした状態を維持しても良いこと
は言うまでもない。
【0035】このため、例えば、調整する釘32の間隔
が大きい場合においても基準模様36を基準とした釘調
整を行うことができ、台(パチンコ遊技機10)毎の釘
調整の程度の差がなくなり、営業方法に応じて大当たり
入賞口22や始動入賞口24、各種入賞口26への遊技
球の入賞程度が台毎のバラツキなく調整される。特に、
初めて釘調整を行う機種に対しても遊技盤面12に予め
設けられた基準模様12を基準とすることで台毎の釘調
整の程度に差を生じない。
【0036】また、従来の如き球ゲージや板ゲージ等の
調整具の使用が不要であるため、調整する釘32の間隔
や釘調整の程度に依らず(各種寸法の調整具を使用する
必要がなく)釘調整が容易となる。この釘調整作業の容
易化に伴って、釘調整の初心者にとっては基準模様36
が釘調整の基準となって効率良く経験を積むことができ
る一方、熟練者にとっては単位時間当りの釘調整量(処
理量)の増大を図ることができる。
【0037】なお、遊技者によっては基準模様36を基
準に釘調整の程度の判断を試みることが考えられるが、
遊技盤面12に設けられた釘32の頭部32Aを常時一
定の方向(本実施の形態では遊技板面に対して垂直な方
向)から見ることは困難であるため、微妙な釘調整の程
度が遊技者に認識される恐れはない。
【0038】さらに、パチンコ遊技機10では、基準模
様36が遊技盤面12に描かれるセルデザイン34(図
柄を含む模様)の一部を構成しているため、この基準模
様36は全体的な遊技盤面12のデザイン(セルデザイ
ン34)と一体感を有してこのセルデザイン34中にさ
りげなくとけ込み、遊技者に対して釘調整用の模様とし
て認識させ難くできる。
【0039】このため、釘32先端部の打ち込み位置近
傍に描かれた基準模様36が遊技者に違和感を与えるこ
とがなくなると共に、遊技者が基準模様36を目視して
釘調整の程度の判断を試みること自体を防止できる。
【0040】このように、本実施の形態に係るパチンコ
遊技機10では、基準模様36を基準とすることで調整
具の使用が不要となり釘調整が容易で、かつ、台(複数
のパチンコ遊技機10)毎の同じ位置に基準模様36が
描かれているため台毎の釘調整の程度に差が生じない。
【0041】なお、上記の実施の形態では、基準模様3
6が釘調整を必要とする全ての釘32に対応して設けら
れた好ましい構成としたが、本発明はこれに限定され
ず、基準模様36が釘調整を必要とする一部の釘32の
みに対応して設けられていても良い。また、複数の釘3
2の配置が上記実施の形態に示した配置に限定されない
ことは言うまでもない。
【0042】また、上記の実施の形態では、基準模様3
6が釘32の頭部32Aに対応した略円形である構成と
したが、本発明はこれに限定されず、基準模様36は釘
調整の基準となれば足り、例えば、遊技盤面12に投影
された釘32の頭部32Aの像(影)が内接または外接
する四角形や三角形等の多角形状であっても良く、一層
の微調整を可能とする格子状であっても良い。また、釘
調整の方向が営業方法に応じて多方向に亘る場合は、基
準模様36は釘32先端部の打ち込み位置に対して多方
向にオフセットした部分を有する形状(例えば、星状や
花状等の放射状)としても良い。したがって、基準模様
36を構成する絵柄や模様は、上記実施の形態に示した
もの(星、サイコロの目、山の灯り、果実等)に限定さ
れないことは言うまでもない。
【0043】さらに、上記の実施の形態では、基準模様
36が釘調整後の釘32の頭部32Aの投影位置及び形
状に対応(一致)して設けられた構成としたが、本発明
はこれに限定されず、例えば、基準模様36が直線状や
曲線状に設けられ、所定の方向から遊技盤面12上に投
影した釘32の頭部32Aの周縁部をこの直線状や曲線
状の基準模様36と接するように釘調整を行う構成とし
ても良い。
【0044】さらにまた、上記の実施の形態では、基準
模様36が釘調整後の釘32の頭部32Aを遊技盤面1
2に対して垂直方向から投影した模様に対応して描かれ
た構成としたが、本発明はこれに限定されず、基準模様
36は、釘調整後の釘32の頭部32Aを任意の方向か
ら投影した模様に対応して描かれていても良い。この場
合、投影角度によっては基準模様36を釘32先端部の
打ち込み位置から離れた位置に配置する(描く)ことが
でき、基準模様36が釘調整用の模様であることを遊技
者に対して一層認識し難くすることができる。特に、上
記の投影方向を遊技者が通常遊技盤面を見る視線方向と
は異なる方向(例えば、斜め横方向等)に設定すれば、
遊技者が釘調整の程度の判断を試みることも確実に防止
でき、一層好適である。また、調整する釘の位置によっ
て上記投影方向が異なっていても良い(例えば、遊技盤
面12の上部の釘32に対応する基準模様36は斜め上
方が投影方向とされ、遊技盤面12の左部の釘32に対
応する基準模様36は斜め左方が投影方向とされた構成
としても良い)ことは言うまでもない。
【0045】また、上記の実施の形態では、基準模様3
6がセルデザイン34の一部として常時目視される構成
としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、特定波
長の光を照射した場合にのみ基準模様36が遊技盤面1
2上に現れる構成としても良い。
【0046】さらに、上記の実施の形態では、パチンコ
遊技機10が遊技盤面12を構成する部品として内バン
ド16、外バンド18、電動役物ユニット20、大当た
り入賞口22、始動入賞口24、各種入賞口26、風車
28、照明装置30を備えた構成としたが、本発明はこ
れに限定されず、遊技盤面12は上記各部品の一部のみ
を備えて構成されても良く、上記以外の部品を備えて構
成されても良い。また、上記各部品の数が上記の実施の
形態に示した数に限定されないことは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機は、釘調整が容易で、かつ、台毎の釘調整の程
度に差が生じないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の全
体構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を構
成する遊技盤面の一部を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を構
成する遊技盤面の一部を拡大した斜視図である。
【図4】(A)は本発明の実施の形態に係るパチンコ遊
技機を構成する釘の調整前の状態を示す正面図及び側面
図、(B)は本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機
を構成する釘の調整後の状態を示す正面図及び側面図で
ある。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 12 遊技盤面 32 釘 32A 頭部 34 セルデザイン(遊技盤面に描かれた模様) 36 基準模様

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に複数設けられた釘の頭部の前
    記遊技盤面または他の釘に対する位置を調整すること
    で、遊技球の入賞の程度を変更するパチンコ遊技機にお
    いて、 前記遊技盤面に前記釘頭部の所定の方向からの投影位置
    に対応して設けられ、前記調整の基準となる基準模様を
    備えた、 ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記基準模様は、前記調整後の前記釘頭
    部の投影位置及び形状に一致して設けられた、ことを特
    徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記基準模様は、前記遊技盤面に描かれ
    る模様の一部を構成する、ことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のパチンコ遊技機。
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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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