JP2011125396A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)に代表される遊技台に関し、遊技釘の角度調整を容易にする。
【解決手段】遊技球を遊技領域124に向けて発射する発射装置110と、遊技領域124に設けられ発射装置110から発射された遊技球の転動方向に変化を与える複数の遊技釘238a〜dと、複数の遊技釘238a〜dのうちの所定の遊技釘238aの近傍であり、かつ発射装置110から発射された遊技球が接触しない位置に配置された非接触釘260とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)に代表される遊技台に関する。
パチンコ機に代表される遊技台は、発射装置から遊技領域に向けて遊技球を発射し、その遊技領域に設けられた所定の進入口に遊技球が進入することで所定の利益を獲得できるように構成されている。このような遊技台では、遊技領域に向けて発射された遊技球の転動方向に変化を与える遊技釘が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−200302号公報
特許文献1に記載された遊技台では、遊技釘の遊技盤に対する角度を調整することで遊技球の転動方向に変化を与えている。しかし、特許文献1に記載の遊技台では遊技釘の角度を調整するための工夫がないため、調整担当者にとって調整が困難であるという問題がある。
本発明はこのような従来の問題点を解決するためになされたものであって、遊技釘の角度調整を容易にすることができる遊技台を提供することを目的とする。
遊技球が遊技領域に設けられた所定の進入口に進入したことに基づいて遊技者に所定の利益を付与する遊技台において、
遊技球を前記遊技領域に向けて発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられ前記発射装置から発射された遊技球の転動方向に変化を与える複数の遊技釘と、
前記複数の遊技釘のうちの所定の遊技釘の近傍であり、かつ前記発射装置から発射された遊技球が接触しない位置に配置された非接触釘とを備えたことを特徴とする。
本発明の遊技台によれば、遊技釘の角度調整を容易にすることができる。
パチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 パチンコ機100を背面側から見た外観図である。 遊技盤200を正面側から見た正面図である。 非接触釘260とその周辺を示す図である。 複数の遊技釘または非接触釘260の傾斜方向について説明するための概念図である。 第1変形例のパチンコ機における第1遊技釘238a、非接触釘260および遊技盤200を遊技台の側面から見た図である。 第2変形例のパチンコ機における非接触釘260とその周辺を正面側から見た正面図である。 第3変形例のパチンコ機における、非接触釘260が複数の遊技釘以外の部材に囲まれた状態を示した図である。 本発明を適用可能なスロットマシンを示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に1に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。また、前面枠扉106からパチンコ機100の背面側に向かって遊技者に視認可能な遊技領域124が区画形成されている。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面側に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部$600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部$300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部$300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部$400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部$400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部$500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部$600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部$630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源管理部$660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部$300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部$600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204と発射された遊技球が戻らないようにするための弁部材248と発射された遊技球の衝撃を吸収する緩衝部材250とを配設し、遊技者に視認可能な遊技領域124を区画形成している。つまり、遊技領域124は、外レール202と内レール204と弁部材248と緩衝部材250によって囲まれ、かつ、前面枠扉106からパチンコ機100の背面側に向かって遊技者に視認可能な領域である。
遊技盤200の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置および第2特図表示装置は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプは、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプおよび第2特図保留ランプは、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。なお、これら5つの入賞口または始動口は遊技領域124に設けられ、遊技球が進入すると遊技者に所定の利益を付与するか、付与する場合がある進入口である。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、第1遊技釘238aに代表される複数の遊技釘を配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。なお、アウト口240は遊技球が進入しても遊技者に所定の利益を付与することのない進入口である。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や複数の遊技釘等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。このようにワープ入口242aに遊技球が進入した場合はワープ入口242aに進入しなかった場合よりも第1特図始動口230への入球率が高くなるように設けられている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
仕切り部材252は演出装置206やステージ244に遊技球が進入しないように仕切る部材である。仕切り部材252は樹脂によって形成された壁部材であり、ワープ入口242aに対応する位置に開口部を持つ。なお、仕切り部材252は透明な部材である。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
第1遊技釘238aに代表される複数の遊技釘は、遊技領域124に設けられたものであり、発射装置110から発射された遊技球の転動方向に変化を与えるものである。すなわち、遊技球は複数の遊技釘のうちのいずれかの遊技釘に接触することによって転動方向が変化するものである。複数の遊技釘はそれぞれ遊技盤200に対して所定の角度で打ち込まれている。また、複数の遊技釘には、遊技盤200に打ち込まれて外部に露出していない非露出部分と、遊技盤200から露出した露出部分とがある。これらのうち遊技球と接触するのは露出部分であり、この露出部分が、遊技球の転動方向に変化を与える部分である。また、この露出部分が遊技盤200に対してどのような角度であるかによって遊技球の転動方向に与える変化の度合いが異なる。どのように変化の度合いが異なるかについては後述する。
また、遊技盤200には非接触釘260が設けられている。非接触釘260は、遊技領域124に設けられたものであるが、複数の遊技釘とは異なり発射装置110から発射された遊技球の転動方向に変化を与えるものではない。すなわち、遊技球の転動方向に変化を与えることがないように発射装置110から発射された遊技球と接触しない位置に配置されている。この非接触釘260は、1または複数の遊技釘の角度調整の基準とするために設けられたものであり、本実施形態においては第1遊技釘238aの角度調整の基準とするために設けられたものである。どのようにして基準となるかについては後述する。
なお、第1遊技釘238aのように非接触釘260を基準として角度調整される遊技釘を、非接触釘260を基準として角度調整されない他の遊技釘とは区別して調整対象遊技釘と称する場合がある。また、非接触釘260は第1遊技釘238aの近傍に設けられている。
図4は、非接触釘260とその周辺を示す図である。
図4(a)は遊技台出荷時における非接触釘260とその周辺を正面側から見た正面図であり、図4(b)は図4(a)の第1遊技釘238a、非接触釘260および遊技盤200を遊技台側面から見た図である。
図4(a)に示すように、非接触釘260は、発射装置110から発射された遊技球400に接触しないように、第1遊技釘238a、第2遊技釘238bおよび第3遊技釘238cに囲まれて設けられている。詳述すると、第1遊技釘238aおよび第2遊技釘238bの間の距離が遊技球400の直径未満であり、第2遊技釘238bおよび第3遊技釘238cの間の距離が遊技球400の直径未満であることからどちらの間からも遊技球が通過しないため、非接触釘260は遊技球400と接触しないように設けられている。
また、第1遊技釘238aおよび第4遊技釘238dの間の距離が第1の距離である場合は、第1の距離よりも短い距離である第2の距離である場合よりもワープ入口242aへの進入率が低くなる。なぜなら、第1遊技釘238aおよび第4遊技釘238dの間の距離が長ければ長いほど遊技球が第1遊技釘238aまたは第4遊技釘238dに接触し跳ね返ってワープ入口242aに進入する確率が低くなってしまうからである。前述したように、ワープ入口242aへの進入率は第1特図始動口230への進入率に影響を与える。このため、第1特図始動口230への進入率の調整担当者は第1遊技釘238aの、遊技盤に対する角度(以下、「遊技盤に対する角度」を単に「角度」と称する場合がある)を調整することでワープ入口242aへの進入率を変化させ、第1特図始動口230への進入率を調整する。
なお、この第1遊技釘238aは、遊技球の衝突方向や衝突速度によっては、遊技球をワープ入口242aに進入させる方向である第1特図始動口230に近づく方向に転動させるのではなく、第1遊技釘238aおよび第4遊技釘238dの間を通過する方向である第1特図始動口230に遠ざかる方向に転動させる場合がある。そして、第1遊技釘238aの角度を調整することにより、遊技球が近づく方向または遠ざかる方向に転動する確率を変化させることができる。
図4(b)に示すように、第1遊技釘238aの露出部分は、非接触釘260の露出部分と同じ角度である角度αとなるように遊技盤200に設けられている。この状態で遊技が開始されると、遊技球が第1遊技釘238aに衝突することによる衝撃で角度αが異なる角度に変化してしまう場合がある。これにより、第1遊技釘238aと第4遊技釘238dの間の距離が変化してしまい、ワープ入口242aへの進入率が意図した進入率とは異なる進入率となってしまうおそれがある。一方、非接触釘260は遊技球と接触しないためこのようなおそれはなく、角度αを維持することができる。このため、遊技店員は第1遊技釘238aが遊技球の接触により意図した角度とは異なった角度となってしまった場合に、非接触釘260を基準として調整することで第1遊技釘238aの角度を容易に修正することができる。
なお、遊技盤200は、その盤面が鉛直方向に平行または略平行に配置されたものである。この場合、遊技釘の角度は、遊技釘における露出部分の根元を通過する水平線からどれだけ上下に傾いているかを示す上下方向角度と、遊技釘における露出部分の根元を通過する鉛直線から遊技者側から見てどれだけ左右に傾いているかを示す左右方向角度とを合成した角度によって表わされる。図4(a)と図4(b)では、非接触釘260および遊技釘238aがともに、上下方向角度については下方向の角度が角度αであり、左右方向角度については左方向角度も右方向角度も90度(遊技盤200に対して直角)に設けられているため、合成した角度が一致する。
また、非接触釘260は第1遊技釘238aの近傍に設けられている。このため、非接触釘260と第1遊技釘238aの角度を比較しやすいようになっている。
図4(c)はワープ入口242aへの進入率を下げるように第1遊技釘238aの角度を調整した際の非接触釘260とその周辺を正面側から見た正面図であり、図4(d)は、図4(c)の第1遊技釘238a、非接触釘260および遊技盤200を遊技台側面から見た図である。
図4(c)に示すように、第1遊技釘238aは、出荷時である図4(a)よりも第1遊技釘238aと第4遊技釘238dとの間の距離が遠ざかるように角度を調整されている。また、非接触釘260は、第1遊技釘238aと同じ角度となるように角度を調整されている。このようにすることで、角度調整後の第1遊技釘238aの角度が遊技球の接触により変化した場合であっても、非接触釘260を基準として角度を調整することができる。
図4(d)に示すように、第1遊技釘238aの露出部分は、非接触釘260の露出部分と同じ角度である角度βとなるように遊技盤200に設けられている。この状態で遊技が開始されると、遊技球が第1遊技釘238aに衝突することによる衝撃で角度βが変化してしまう場合がある。これにより、第1遊技釘238aと第4遊技釘238dの間の距離が変化してしまい、ワープ入口242aへの進入率が意図した進入率とは異なる進入率となってしまうおそれがある。一方、非接触釘260は遊技球と接触しないためこのようなおそれはなく、角度βを維持することができる。このため、遊技店員は第1遊技釘238aが遊技球の接触により意図した角度とは異なった角度となってしまった場合に、非接触釘260を基準として調整することで第1遊技釘238aの角度を容易に修正することができる。
また、第1遊技釘238aの遊技盤200に対する角度βは、図4(b)の第1遊技釘238aの遊技盤200に対する角度αよりも大きい角度となっている。このため、図4(d)の状態のワープ入口242aへの進入率は図4(b)のワープ入口242aの進入率よりも低くなる。
図4(e)はワープ入口242aへの進入率を上げるように第1遊技釘238aの角度を調整した際の非接触釘260とその周辺を正面側から見た正面図であり、図4(f)は、図4(e)の第1遊技釘238a、非接触釘260および遊技盤200を遊技台側面から見た図である。
図4(e)に示すように、第1遊技釘238aは、出荷時である図4(a)よりも第1遊技釘238aと第4遊技釘238dとの間の距離が近づくように角度を調整されている。また、非接触釘260は、第1遊技釘238aと同じ角度となるように角度を調整されている。このようにすることで、角度調整後の第1遊技釘238aの角度が遊技球の接触により変化した場合であっても、非接触釘260を基準として角度調整をすることができる。
図4(f)に示すように、第1遊技釘238aの露出部分は、非接触釘260の露出部分と同じ角度である角度γとなるように遊技盤200に設けられている。この状態で遊技が開始されると、遊技球が第1遊技釘238aに衝突することによる衝撃で角度γが変化してしまう場合がある。これにより、第1遊技釘238aと第4遊技釘238dの間の距離が変化してしまい、ワープ入口242aへの進入率が意図した進入率とは異なる進入率となってしまうおそれがある。一方、非接触釘260は遊技球と接触しないためこのようなおそれはなく、角度γを維持することができる。このため、遊技店員は第1遊技釘238aが遊技球の接触により意図した角度とは異なった角度となってしまった場合に、非接触釘260を基準として調整することで第1遊技釘238aの角度を容易に修正することができる。
また、第1遊技釘238aの遊技盤200に対する角度γは、図4(b)の第1遊技釘238aの遊技盤200に対する角度αよりも小さい角度となっている。このため、図4(f)の状態のワープ入口242aの進入率は図4(b)のワープ入口242aの進入率よりも高くなる。
なお、第1遊技釘238aの代わりに第2遊技釘238bを調整対象遊技釘としてもよい。第2遊技釘238bも第1遊技釘238aと同様に、接触した遊技球を進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる遊技釘であるため、頻繁に調整されやすい遊技釘である。
ここで、複数の遊技釘および非接触釘260の傾斜方向について説明を行う。
図5は、複数の遊技釘または非接触釘260の傾斜方向について説明するための概念図である。
図5におけるX軸は遊技釘2000および非接触釘2001それぞれの遊技釘における露出部分の根元を通過する水平方向の仮想線を示し、Y軸は遊技釘2000および非接触釘2001それぞれの遊技釘における露出部分の根元を通過する鉛直方向の仮想線を示し、X軸とY軸の交差する点は遊技釘2000および非接触釘2001それぞれにおける露出部分の根元を示し、丸印は遊技釘2000および非接触釘2001それぞれの遊技釘の先端にある頭部を示している。
図5では、わかりやすいように角度を誇張して示しているが、遊技釘2000は上下方向角度のうち下方向角度が95度、左右方向角度のうち左方向角度が95度となるように遊技盤200に設けられている。また、非接触釘2001は上下方向角度のうち下方向角度が100度、左右方向角度のうち左方向角度が100度となるように遊技盤200に設けられている。
そして、遊技釘2000および非接触釘2001は、遊技盤200の正面から見て、遊技釘における露出部分の根元を原点として見た場合に、遊技釘の頭が位置する場所を原点から見た方向が、矢印方向に示すように一致している。別の表現をすれば、遊技釘2000および非接触釘2001は、上下方向角度と左右方向角度の比が両方とも1:1であるように一致している。このため、非接触釘2001は、遊技釘2000の傾斜方向と同一方向に傾斜している。角度的に見れば、非接触釘2001の方が遊技釘2000よりも大きく傾斜しているが、図5に示すように、両者(2001,2000)の傾斜方向は右上方向に傾斜していて一致している。
図4(a)では、上下方向角度および左右方向角度が一致しているため、傾斜方向も同一となっている。このため、第1遊技釘238aの角度調整をする際に、非接触釘260の角度および傾斜方向を基準として調整することで第1遊技釘238aの角度を容易に修正することができる。
続いて、他の実施形態のパチンコ機について説明する。以下の説明では、これまで説明したきた第1実施形態のパチンコ機100との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。また、これまで説明した構成要素と同じ構成要素には、これまで用いた符号と同じ符号を付して説明する。
図6は、第1変形例のパチンコ機における第1遊技釘238a、非接触釘260および遊技盤200を遊技台の側面から見た図である。
図6では、第1遊技釘238aの角度αが、非接触釘260の角度βとは異なる角度で設けられている点以外は第1実施形態と同じ構成である。このように第1遊技釘238aの角度αと非接触釘260の角度βとを異なる角度にした場合であっても、非接触釘260が発射装置110から発射された遊技球とは接触しないことは第1実施形態とは共通しているため、非接触釘260を第1遊技釘238aの角度調整の基準とできることに変わりははない。すなわち、本実施形態においては第1遊技釘238aに遊技球が衝突することにより角度αの角度が小さくなってしまったことを、角度αと角度βとの角度の差が出荷時や最終調整時よりも大きくなることにより認識することができる。この場合、近傍にある他の遊技釘では、遊技球の衝突により角度が変化している場合があるため基準にはできない。しかしながら、非接触釘260の場合は遊技球と接触することがないため、調整担当者は非接触釘260を基準として第1遊技釘238aの角度αを適正な角度に調整することができる。
なお、本実施形態においては第1遊技釘238aの角度αが非接触釘260の角度βよりも相対的に小さい角度であるため、角度αと角度βが同一である場合よりも第1遊技釘238aの角度が有利な角度であると遊技者に感じさせる場合がある。具体的には、遊技者はワープ入口242aの進入率に重要な影響を与える第1遊技釘238aの角度αが有利な角度か否かを判断する際に周囲に配置された釘の角度を参考にする場合がある。このとき、遊技者は近傍に配置された非接触釘260の角度βを認識し、それよりも小さな角度である角度αを有利な角度、すなわちワープ入口242aに進入しやすい角度として認識する場合がある。これにより、遊技釘の角度調整を容易にすることができることに加えて、遊技店の利益を損なうことなく遊技台の稼働率を上げることができる場合がある。
図7は、第2変形例のパチンコ機における非接触釘260とその周辺を正面側から見た正面図である。
図7(a)では、第1実施形態の図4(c)の状態から、さらに第3遊技釘238cの角度を非接触釘260の角度と同じ角度となるように調整したものである。すなわち、第1遊技釘238aに加えて、第3遊技釘238cを調整対象遊技釘としたものである。
第3遊技釘238cと第5遊技釘238eの関係は、第1遊技釘238aと遊技釘238dと同様の関係にある。すなわち、第3遊技釘238cと第5遊技釘238eの間の距離が第1の距離である場合は、第1の距離よりも短い距離である第2の距離の場合よりも普図始動口228への進入率が低くなる。なぜなら、第3遊技釘238cと第5遊技釘238eの間の距離が長ければ長いほど遊技球が第3遊技釘238cまたは第5遊技釘238eに接触し跳ね返って普図始動口228に進入する確率が低くなってしまうからである。このため、普図始動口228への進入率の調整担当者は第3遊技釘238cの角度を調整することで普図始動口228への進入率を調整する。
このとき、第1遊技釘238aおよび第3遊技釘238cは、発射装置110から発射された遊技球が衝突することで角度が変化してしまう場合がある。この場合に、非接触釘260は、発射装置110から発射された遊技球と衝突しないため、変化してしまった第1遊技釘238aおよび第3遊技釘238cの角度を調整する際の基準となる場合がある。すなわち、非接触釘260は、複数の遊技釘の角度調整の基準となる。これにより、スペースを極力とることなく複数の遊技釘の角度調整を容易にすることができる。
なお、この第3遊技釘238cは、遊技球の衝突方向や衝突速度によっては、遊技球を普図始動口228に近づく方向に転動させるのではなく、第3遊技釘238cおよび第5遊技釘238eの間を通過する方向に転動させる場合がある。すなわち、接触した遊技球を進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる場合がある。
図7(b)では、第1実施形態の図4(e)の状態から、さらに第3遊技釘238cの角度を非接触釘260の角度と同じ角度になるように調整したものである。
この場合も、図7(a)と同様に、1本の非接触釘260に対して第1遊技釘238aおよび第3遊技釘238cという複数の遊技釘の角度調整の基準とすることができる。これにより、スペースを極力とることなく遊技釘の角度調整を容易にすることができる。
図8は、第4変形例における非接触釘260とその周辺を示した図である。
図8(a)は、複数の遊技釘および非接触釘260の位置関係が第1実施形態とは異なっている。第4変形例における非接触釘260は、第6遊技釘238f、第7遊技釘238gおよび仕切り部材252に囲まれているため発射装置110から発射された遊技球400に接触しないように設けられている。詳述すると、第6遊技釘238fおよび第7遊技釘238gの間の距離が遊技球400の直径未満であり、第7遊技釘238gおよび仕切り部材252の間の距離が遊技球400の直径未満であることからどちらからも遊技球が通過しないため、非接触釘260は遊技球400と接触しないように設けられている。
このように、本実施形態においては非接触釘260が1または複数の遊技釘および所定の部材に囲まれることで発射装置110から発射された遊技球と非接触釘260は接触しないようにしている。このようにすることで、釘配置の自由度を向上させることができる場合がある。また、所定の部材を透明な部材や壁部材とすることで、非接触釘260が遊技球の当たらない釘であるということを目立たせなくすることができる場合がある。
なお、第6遊技釘238fと非接触釘260は略同一の角度かつ略同一の傾斜方向に傾斜している。
図8(b)はワープ入口242aへの進入率を下げた例である。第6遊技釘238fと第8遊技釘238hは、距離が第1の距離である場合は、第1の距離よりも長い距離である第2の距離である場合よりもワープ入口242aへの進入率が低くなる。なぜなら、この距離が短ければ短いほど遊技球が第6遊技釘238fまたは第8遊技釘238hに接触し跳ね返ってワープ入口242aに進入しない確率が高くなってしまうからである。図8(b)では、第6遊技釘238fの角度を調整することで図8(a)よりも第6遊技釘238fと第8遊技釘238hの間の距離を短くし、ワープ入口242aへの進入率を調整している。また、非接触釘260を第6遊技釘238fと同一の角度および傾斜方向とすることで、第6遊技釘238fが遊技球の衝突により角度が変化した場合に角度調整の基準とできるようにしている 。すなわち、第6遊技釘238fは調整対象遊技釘である。
図8(c)はワープ入口242aへの進入率を上げた例である。図8(c)では、第6遊技釘238fの角度を調整することで図8(a)よりも第6遊技釘238fと第8遊技釘238hの間の距離を長くし、ワープ入口242aへの進入率を調整している。また、非接触釘260を第6遊技釘238fと同一の角度および傾斜方向とすることで、第6遊技釘238fが遊技球の衝突により角度が変化した場合に角度調整の基準とすることができる。
以上説明したとおり、上記実施形態においては、遊技球が遊技領域124に設けられた所定の進入口に進入したことに基づいて遊技者に所定の利益を付与する遊技台において、遊技球を遊技領域124に向けて発射する発射装置110と、遊技領域124に設けられ発射装置110から発射された遊技球の転動方向に変化を与える複数の遊技釘238a〜238dと、複数の遊技釘238a〜238dのうちの所定の遊技釘の近傍であり、かつ発射装置110から発射された遊技球が接触しない位置に配置された非接触釘260とを備えた遊技台の説明がなされている。これにより、所定の遊技釘の角度を調整する場合に遊技球と接触しない非接触釘260を基準にすることができ、遊技釘の角度調整を容易にすることができる場合がある。
なお、遊技釘の角度調整が容易になることで、遊技店員の作業負担が軽減される場合がある。
また、所定の遊技釘の角度調整が容易になることで、その分、その他の遊技釘の調整に費やす時間を多くとることができ、全体として釘角度の調整をより正確に行うことができる場合がある。
また、上記実施形態では、遊技球の衝突により所定の遊技釘の角度が変化してしまった場合に、遊技店員が所定の遊技釘の角度を調整する際に非接触釘260を基準とする例を記載したがこれに限られない。たとえば、非接触釘260を所定の遊技釘の近傍に設けることで、針金等を遊技台に差し込んで所定の遊技釘を有利な方向に曲げる不正行為(いわゆる釘曲げゴト)を遊技店員が早期に発見することができる場合がある。不正行為者は素早く不正行為を完遂させたいと思うことから、遊技球と接触しない非接触釘260まで曲げることは少ないと考えられる。このため、遊技店員は、所定の遊技釘と非接触釘260の角度の相対的な差が意図した差とは異なることを認識することで、不正行為が行われたことを発見できる場合がある。
また、所定の遊技釘の近傍に非接触釘260を配置させたことで、所定の遊技釘の釘角度を調整する際に他の部材を守ることができる場合がある。遊技店員は釘角度の調整を行う際にトンカチ等を使用することが一般的である。このとき、打ち損じて別の遊技釘や装飾部材などの他の部材に傷をつけてしまう場合がある。別の遊技釘を傷つけた場合は微細な傷により遊技球の転動方向に影響を及ぼす場合がある。また、装飾部材を傷つけた場合は装飾性が損なわれ、遊技者の遊技の興趣が低下してしまう場合がある。しかし、非接触釘260は遊技球と接触しないため微細な傷ができたとしても遊技球の転動方向に影響を及ぼすことがなく、また装飾性がもともと低いため遊技者の遊技の興趣が低下してしまう可能性も低い。このため、非接触釘260を近傍に配置することで、トンカチ等の調整道具を打ち損じてしまった場合でも他の部材に接触する前に調整道具が非接触釘260に当たって止まれば、遊技釘や他の部材を守ることができるという効果がある。
また、遊技領域124の区画形成は本実施形態の構成に限られない。たとえば、弁部材248や緩衝部材250を設けず、単に外レール202と内レール204に囲まれた領域としてもよい。また、外レール202や内レール204を複数の部材で構成してもよい。また、遊技領域124は、遊技球が複数の方向に転動する可能性を持ってから、いずれかの進入口に到達するまでの間に遊技球が転動する可能性がある転動領域と、この転動領域に囲まれた領域(例えば、転動領域の中にある遊技球が転動しない領域)としてもよい。また、遊技領域は、外レール202と内レール204と弁部材248と緩衝部材250と前面枠扉106と遊技盤200とに囲まれた領域としてもよい。
また、本実施形態では、所定の進入口を、一般入賞口226、普図始動口228、第1特図始動口230、第2特図始動口232、可変入賞口234、アウト口240としたがこれらに限られない。
また、遊技者に付与する所定の利益は、賞球を受けることや、普図変動遊技の当選により羽根232aが開放することや、特図変動遊技の当選により扉部材234aが開放することなどであるがこれに限定されない。たとえば、所定の進入口に遊技球が進入した場合に抽選を経ることなく可変入賞口234の扉部材234aを所定回数開閉するようにしてもよいし、第2特図始動口232の羽根232aを所定回数開閉するようにしてもよい。
また、非接触釘260は所定の遊技釘の近傍に配置されるとしたが、ここでいう近傍に配置されるとは、所定の遊技釘に最も近い位置にある釘が非接触釘260となるように非接触釘260を配置することとしてもよい。所定の遊技釘から最も近い位置にある釘を調整の目安となる非接触釘260とすることで調整が行いやすくなるという効果がある。また、非接触釘260と所定の遊技釘の間の距離を遊技球が通過できない距離となるように配置することを近傍に配置されるとしてもよい。遊技球が通過できない距離は遊技球の通路となりえない距離であるため、遊技店員を含む当業者は遊技球が通過できない距離を近傍に配置されたと認識する傾向にあるからである。なお、複数のメーカーの遊技台に対して島設備から共通の遊技球が供給されることからも分かるように、遊技に使用される遊技球の大きさは現在統一されたものが使用されている。現状、11mmの大きさの遊技球が使用されているため、遊技球が通過できる距離を11mmとし、近傍に配置されるとは所定の遊技釘に対して非接触釘260が11mm未満の位置に配置されることであるとしてもよい。また、代表的な球通路としてタンクレール154があるが、近傍に配置されるとは、所定の遊技釘に対して非接触釘260が、遊技台に設けられた、遊技球が通過する通路(たとえばタンクレール154など)の幅(遊技球の進行方向と直交する方向の幅)未満の位置に配置されることであるとしてもよい。
また、非接触釘260は発射装置110から発射された遊技球が接触しない位置に配置されるとしたが、ここでいう遊技球が接触しない位置とは複数の遊技釘に非接触釘260が囲まれる位置に配置されることや、複数の遊技釘および所定の部材(たとえば仕切り部材252など)に囲まれる位置に配置されることや、1本の遊技釘および所定の部材に囲まれる位置に配置されることや、所定の部材のみに囲まれる位置に配置されることなどが挙げられるが、これらに限定されない。
次に、上記実施形態においては、所定の遊技釘を含む特定の複数の遊技釘は、発射装置110から発射された遊技球が進入しない間隔で配置されたものであって、非接触釘260が、前記特定の複数の遊技釘に囲まれた遊技台の説明がなされている。これにより、特定の複数の遊技釘の角度調整の際に非接触釘260を基準とすることができ、省スペースを実現しつつ、多くの遊技釘の角度調整を容易にすることができる。
なお、特定の複数の遊技釘それぞれが調整対象遊技釘であってもよい。さらに、非接触釘260と複数の調整対象遊技釘それぞれとの距離は等間隔であってもよい。これにより、等間隔でなくなった場合に特定の複数の遊技釘のうちいずれかの遊技釘の角度が変化したことを遊技店員が気付きやすくなるという効果がある。なお、非接触釘260と特定の複数の遊技釘それぞれとの間の距離は等間隔でなくてもよい。上記の効果は得られないが、等間隔にしないことで自由な釘配置を行うことができる場合がある。
次に、上記実施形態においては、所定の遊技釘が、接触した遊技球を前記進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる遊技台が説明されている。一般的に、接触した遊技球を所定の進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる遊技釘は、所定の進入口への進入率に大きな影響を与えるため調整される頻度が高い傾向にある。このような頻繁に調整される遊技釘の角度調整を容易にすることで、遊技釘の角度調整に要する時間を短縮することができる場合がある。
なお、ここでいう所定の遊技釘は、接触した遊技球を前記進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる遊技釘ではなく、所定の進入口への進入率が第1の進入率である方向および所定の進入口への進入率が第1の進入率よりも低い第2の進入率である方向のうちのいずれか一方の方向に遊技球を転動させる遊技釘であってもよい。また、接触した遊技球を前記進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる遊技釘であり、かつ、接触した遊技球を所定の進入口への進入率が第1の進入率である方向および所定の進入口への進入率が第1の進入率よりも低い第2の進入率である方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる遊技釘であってもよい。
また、所定の遊技釘が接触した遊技球を前記進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させる遊技釘である場合に、前記進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に非接触釘260を配置するようにしてもよい。この場合に、非接触釘260の角度を調整することで、遊技球が、近づく方向または遠ざかる方向に実際の確率よりも転動しやすいと遊技者に錯覚させることができる場合がある。たとえば、図4(a)に示すように非接触釘260を遊技球が遠ざかる方向に配置した場合に、第1の角度と、第1の角度よりも遊技球が転動する領域から遠ざかる方向に傾斜した第2の角度とでは、実際の入賞率は同じであるにも関わらず第2の角度のほうが入賞しやすいような錯覚を遊技者に覚えさせることができる。
次に、上記実施形態においては、非接触釘260が、所定の遊技釘の傾斜方向と同一方向あるいは略同一方向に傾斜している遊技台が説明されている。これにより、遊技釘の角度調整を容易にすることができることに加え、所定の遊技釘の角度に対する遊技者の認識力を低下させることができる場合がある。すなわち、所定の遊技釘と同一方向あるいは略同一方向に傾斜した非接触釘260があることにより、たとえば所定の遊技釘が大きく傾斜していた場合であっても目立つことを抑えることができる。このため、遊技釘の角度から所定の入賞口への入賞率を判断する中上級者の、釘角度に対する認識力を低下させることができる。これにより、初心者の遊技者と中上級者の遊技者の実力差を埋めることができ、新規の遊技者を増やすことができる場合がある。
次に、上記実施形態においては、非接触釘260が前記所定の遊技釘とは異なる角度で傾斜している遊技台が説明されている。これにより、所定の遊技釘の実際の角度に対する遊技者の認識力を低下させることができる場合がある。すなわち、非接触釘260と所定の遊技釘との角度差により、所定の遊技釘が遊技者にとって有利な方向に傾いていると認識したり、不利な方向に傾いていると認識したりさせることができる場合がある。
たとえば、非接触釘260を、所定の遊技釘の角度に対して同一方向あるいは略同一方向かつ所定の遊技釘よりも遊技盤200に近づく方向に傾斜させる。この場合、ある遊技者は所定の遊技釘の角度が非接触釘260よりも遊技盤に近づく方向に傾斜していないことから所定の遊技釘が所定の方向に対して実際の角度よりも小さく傾斜していると錯覚する。また、別の遊技者は非接触釘260と所定の遊技釘の角度が両方とも同一方向あるいは略同一方向に傾斜し、さらに非接触釘260が所定の遊技釘よりも遊技盤に近づく方向に傾斜していることから、非接触釘260が所定の遊技釘と同じ角度で傾斜している場合よりも大きく傾斜していると錯覚する。どちらと認識するかは遊技者の釘の角度から遊技球の軌道を予測する能力に依るが、一般的に、初心者は1本1本の釘角度に注目する能力に欠けるため、所定の遊技釘よりも大きく傾斜した非接触釘260の角度につられて所定の遊技釘が実際の角度よりも大きく傾斜していると錯覚する傾向にある。一方、遊技の中級者は遊技釘の相対的な角度を考慮して遊技球の軌道を予測するため、所定の遊技釘が非接触釘260よりも相対的に傾斜していないことから、所定の遊技釘が実際の角度よりも小さく傾斜していると錯覚する傾向にある。これらの傾向を利用して、遊技店員は客層に応じて非接触釘260の角度を調整することで、遊技店が優遇したい客層に対して出玉力をアピールすることができる。たとえば、所定の遊技釘が傾斜していればいるほど遊技者にとって有利となる方向(所定の進入口に近づく方向、所定の進入口への進入率が上がる方向など)に案内しやすくなるのであれば、所定の遊技釘を出玉力を高めた角度にした上で、非接触釘260を所定の遊技釘よりも大きく傾斜させることによって、出玉力を高めた所定の遊技釘を見抜く能力に劣る初心者に上述した錯覚効果により、出玉力を高めたこの遊技台を好んで遊技するようになり、結果として出玉力をアピールすることができる。一方、中級者は、出玉力を高めた所定の遊技釘を上述した錯覚効果により出玉力を高めていない通常の遊技釘と錯覚する。この結果、中級者は、出玉力を高めた遊技台であるにもかかわらず、この遊技台を避けるようになり、中級者が遊技をしないこの遊技台で遊技する機会を初心者に与えることができるようになる。
このように、非接触釘260と所定の遊技釘の角度を異ならせることで遊技者の認識力を低下させることができ、これにより特定の客層に出玉をアピールすことができる場合がある。なお、非接触釘260が所定の部材に囲まれていることで非接触となっている場合に、所定の部材は透明な部材または壁部材にすると一層効果的である。透明部材であれば透明であることで非接触釘が囲まれていないように見えるため非接触釘260を遊技釘と錯覚しやすく、壁部材であれば幅が小さいことで目立たないことから透明部材と同様に非接触釘が囲まれていないように見えるため非接触釘260を遊技釘と錯覚しやすいため、上記効果が上がりやすいからである。なお、所定の部材を透明な部材および壁部材とするとなお一層効果的である。
また、非接触釘260の傾斜方向は所定の遊技釘の傾斜方向とは異なる方向であってもよい。
また、発射装置110から発射された遊技球が接触しない位置に配置された非接触釘を複数備えてもよい。この場合、複数の非接触釘は1の遊技釘の調整の際の基準となるように配置してもよいし、複数の遊技釘の調整の際の基準となるように配置してもよい。
また、非接触釘260の近傍に複数の所定の遊技釘を備え、該複数の所定の遊技釘のうち第1の遊技釘は調整対象遊技釘であり、第2の遊技釘は調整対象遊技釘ではない遊技釘であるようにしてもよい。この場合に、第1の遊技釘の角度は非接触釘の角度と同じ角度にし、第2の遊技釘は非接触釘の角度とは異なる角度にしてもよい。このようにすることで、近傍に配置された遊技釘のうち、どの遊技釘が調整対象遊技釘であるかをわかりやすくすることができる。
また、非接触釘260と所定の遊技釘は同一の部材であってもよいし、異なる部材であってもよい。
以上、本発明をパチンコ機(弾球遊技機)に適用させた例について詳細に説明したが、本発明の遊技台は、これに限るものではなく、例えば、メダルや遊技球(パチンコ球)を使用する回胴遊技機(スロットマシン)にも適用可能である。
図9は、本発明を適用可能なスロットマシンの一例を示す図である。
本発明に係る遊技台は、図23に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール1002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー1004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン1006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理1008)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段1010を備え、この演出手段1010が、所定の遊技領域1012に球を発射する発射装置1014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口1016と、入賞口1016に入球した球を検知する検知手段1018と、検知手段1018が球を検知した場合に球を払出す払出手段1020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置1022と、可変表示装置1022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ1024と、所定動作態様で動作する可動体1026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置1022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置1010、であるスロットマシン1000」にも好適である。図23に示すスロットマシン1000では、演出手段1010で用いられる遊技球がその演出手段1010に封入されているが、演出手段1010で用いられる遊技球は、その演出手段1010に必ずしも封入されていなければならないわけではない。
100 パチンコ機
106 前面枠扉
110 発射装置
124 遊技領域
200 遊技盤
202 外レール
204 内レール
226 一般入賞口
228 普図始動口
230 第1特図始動口
238a 第1遊技釘
238b 第2遊技釘
238c 第3遊技釘
238d 第4遊技釘
238e 第5遊技釘
238f 第6遊技釘
238g 第7遊技釘
238h 第8遊技釘
234 可変入賞口
242a ワープ入口
248 弁部材
250 緩衝部材
252 仕切り部材
260 非接触釘
2000 遊技釘
2001 非接触釘

Claims (5)

  1. 遊技球が遊技領域に設けられた所定の進入口に進入したことに基づいて遊技者に所定の利益を付与する遊技台において、
    遊技球を前記遊技領域に向けて発射する発射装置と、
    前記遊技領域に設けられ前記発射装置から発射された遊技球の転動方向に変化を与える複数の遊技釘と、
    前記複数の遊技釘のうちの所定の遊技釘の近傍であり、かつ前記発射装置から発射された遊技球が接触しない位置に配置された非接触釘とを備えたことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台において、
    前記所定の遊技釘を含む特定の複数の遊技釘は、前記発射装置から発射された遊技球が進入しない間隔で配置されたものであって、
    前記非接触釘は、前記特定の複数の遊技釘に囲まれたものであることを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または請求項2に記載の遊技台において、
    前記所定の遊技釘は、接触した遊技球を前記進入口に近づく方向および遠ざかる方向のうちのいずれか一方の方向に転動させることを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技台において、
    前記非接触釘は、前記所定の遊技釘の傾斜方向と同一方向あるいは略同一方向に傾斜していることを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技台において、
    前記非接触釘は、前記所定の遊技釘とは異なる角度で傾斜していることを特徴とする遊技台。
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