JP2002143097A - 疾病発症予知通報システム及び方法 - Google Patents

疾病発症予知通報システム及び方法

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JP2002143097A
JP2002143097A JP2000381064A JP2000381064A JP2002143097A JP 2002143097 A JP2002143097 A JP 2002143097A JP 2000381064 A JP2000381064 A JP 2000381064A JP 2000381064 A JP2000381064 A JP 2000381064A JP 2002143097 A JP2002143097 A JP 2002143097A
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Kuniaki Otsuka
邦明 大塚
Shintaro Okazaki
眞太郎 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環器系疾病の発症の危険性を予知して利用
者に疾病発症の危険性を自覚せしめ、適切な行動や診療
を受けることを促して健全な社会生活を送ることができ
る疾病発症予知通報システムを提供する。 【解決手段】 利用者が装着したデータ計測部2により
計測された生体データはデータ通信部3よりヘルスケア
サービスセンター4へ送信され、ヘルスケアサービスセ
ンター4は送信された生体データを解析してスコアデー
タを算出し、予め生体データベース5に格納された判定
用スコアリングテーブルに蓄積された利用者の判定スコ
アデータと比較して判定した疾病予知レベルを利用者の
データ計測部2に通報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、利用者の生体現象
をデータとして計測しこれを連続モニタリングしなが
ら、予めスコア化された判定用スコアリングテーブルの
利用者固有の判定用スコアデータと比較して疾病発症予
知レベルを判定して該疾病発症予知レベルを利用者に通
報する疾病発症予知通報システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】循環器系疾患(心臓病、脳卒中)を中心
とする生活習慣病関連疾病は、わが国において死亡率が
30%を超える3大死因(がん、心臓病、脳卒中)に数
えられている。主に中高齢者を対象とする循環器系疾患
者は潜在的罹患者を含めて疾病発症(再発を含む)に至
るまで明確な自覚症状を得ることなく疾病発症の憂き目
を見ることが多い。
【0003】また、近年の少子高齢化の進行により一人
暮しの老人が増加しており、介護保険制度の導入、ホー
ムヘルパーの派遣を含む介護サービスの普及などと相俟
って、訪問看護、訪問診療を行うケースが増えてきてい
る。この社会状況下において、患者が在宅中若しくは外
出中に、体に異常が生じてから緊急通報したのでは、予
後不良となり異常発生前と同等な生活を送ることがかな
わないケースが多い。この場合の緊急通報システムは、
あくまで対処療法的措置の一環として採用される場合が
多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の少子高齢社会に
おいては、中高齢者を中心とする潜在的罹患者の循環器
系疾患の発症を未然に防ぐことによって全体として罹患
率を抑制し、生涯現役で健全な社会生活を送れることが
望ましい。また、有疾患者であっても、できる限り再発
を防止し、比較的軽度な症状を保つことで健常者と同等
な社会生活を送れることが望ましい。更に、中高齢者の
痴呆の早期発見が望まれる。
【0005】現在の医療の実態としては、病院における
その場だけの診察や検査だけでは、正確な診断ができな
いというジレンマを抱えており、患者個人の日常の状態
と比較して診療を行うフィールド時間医学(医療機関外
における日常的生活状態下の患者への医療に時間生物学
を取り入れた医学の一領域)を取り入れて予防的見地か
ら診療を行う必要性が高まっている。具体的には、中高
齢者を中心とする潜在的罹患者或いは有疾患者は予め健
康診断などを通じて自らの日常的健康状態に関する属性
データを所有している場合が多い。また、患者個人の生
体データ(特に心電図、圧脈波、精神的ストレスなど)
を常時腹壁に装着したセンサから計測することによりモ
ニタリングすることも可能であり、この時々刻々変化す
る生体データを一定期間収集して蓄積することにより、
患者個々の生体データベースを構築できる。また、心臓
病、脳卒中などの疾病発症には当該疾病の発症し易い時
間帯が存在することが時間生物学的に明らかにされてい
る。このような患者の日常的属性データやデータベース
化された日常的生体データを解析して疾病発症多発時間
帯に関する指標を加味してスコアリング化を行い、スコ
アリングデータを、患者の個々の診断に利用できれば迅
速に適切な診断が下せる上に、予防医学的見地から疾病
の発症予測を的確に行える。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、循環器系疾病の発症の危険性を予知して利用者に
疾病発症の危険性を自覚せしめ、適切な行動や診療を受
けることを促して健全な社会生活を送ることができる疾
病発症予知通報システム及び方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。即ち、疾病発症予知通
報システムの代表的な手段は、利用者の身体に装着し、
血圧変動・心拍変動などの生命予後に関する生体データ
を非観血的無拘束状態にて計測するデータ計測部と、計
測された生体データを含む各種データを送受信可能なデ
ータ通信部とを備えたデータ計測通信手段と、利用者本
人が有している危険因子・家族歴・生活習慣・既往症な
どの基礎的医学情報と、利用者の生体データを予め計測
して得られた時間生物学的情報とに基づいて解析されス
コア化された判定用スコアデータを利用者毎に記憶する
判定用スコアリングテーブルが格納された生体データベ
ースを有するヘルスケア情報サービス手段とを具備し、
データ計測通信手段より送信された利用者の生体データ
を、ヘルスケア情報サービス手段において連続モニタリ
ングし、当該送信された生体データを解析してスコアデ
ータを算出し、判定用スコアリングテーブルの判定用ス
コアデータと比較して判定した疾病発症予知レベルを前
記利用者のデータ計測通信手段へ通報することを特徴と
する。
【0008】また、疾病発症予知通報方法の代表的な手
段は、利用者の身体に装着したデータ計測部より、血圧
変動・心拍変動などの生命予後に関する生体データを計
測し、該計測された生体データをデータ通信部を通じて
ヘルスケア情報サービスセンターへ送信するステップ
と、ヘルスケア情報サービスセンターは、データ通信部
より送信された利用者の生体データを連続モニタリング
し、当該送信された生体データを解析してスコアデータ
を算出し、予め生体データベースの判定用スコアリング
テーブルに格納された、利用者本人が有している危険因
子・家族歴・生活習慣・既往症などの基礎的医学情報
と、利用者の生体データを予め計測して得られた時間生
物学的情報とに基づいて解析されスコア化された判定用
スコアデータと比較して疾病発症予知レベルを判定する
ステップと、疾病発症予知レベルをヘルスケア情報サー
ビスセンターより利用者のデータ通信部に通報するステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳述する。以下の各実施例で
は、疾病発症予知通報システム及び方法の一例として、
循環器系疾患(心臓病・脳卒中)の発症を予知して通報
するシステム及び方法について説明する。図1は疾病発
症予知通報システム全体の構成を示すブロック図、図2
は疾病発症予知通報システムの動作の流れを示すフロー
チャート、図3は心臓病スコアデータと判定用スコアデ
ータ、脳梗塞スコアデータと判定用スコアデータとを、
1時間単位で24時間にわたって比較した比較例を示す
サンプル図、図4は心臓病スコアデータと判定用スコア
データ、脳梗塞スコアデータと判定用スコアデータと
を、1日単位で1週間にわたって比較した比較例を示す
サンプル図である。
【0010】先ず、疾病発症予知通報システム全体の構
成について、図1を参照して説明する。1はデータ計測
通信手段である利用者装着端末であり、データ計測部
(センサ部)2とデータ通信部3とを備えている。デー
タ計測部(センサ部)2は利用者の身体(腹部、胸部、
手首、上腕、上腿など)に装着して使用し、血圧変動・
心拍変動などの生命予後に関する生体データを非観血的
無拘束状態にて連続して計測する。データ通信部3は、
計測された生体データを含む各種データを送受信可能に
なっている。尚、利用者は、主として40歳以上の中高
齢者を対象としているが、これに限定されるものではな
い。
【0011】データ計測部(センサ部)2は、主に心臓
病・脳卒中に関する生体データを計測する。心臓病関連
の生体データは心電図、脈拍・不整脈、心拍変動、血圧
・圧脈波などがあり、スコア化に際しては心電図、脈拍
・不整脈の計測データが主とされ、血圧などの計測デー
タが従とされる。脳卒中関連の生体データとしては血圧
・圧脈波、血圧変動、心電図、脈拍・不整脈などがあ
り、スコア化に際しては血圧・圧脈波の計測データが主
とされ、心電図などの計測データが従とされる。本実施
例では、データ計測部(センサ部)2を用いて、腹壁よ
り心電図及び血圧が計測される。血圧は連続モニタリン
グ可能になっているのが望ましく、将来的には圧脈波を
連続モニタリングすることが期待される。
【0012】また、利用者より生体データを計測する場
合、データ計測部(センサ部)2を例えば下着等の衣類
又はベルトなどに組み込んで身体に装着し、腹壁より心
電図関連データ、腹部の動脈より血圧関連データを計測
する。また、例えば、データ計測部(センサ部)2を帽
子、浴槽、便座などに組み込んで、心電図関連データ、
血圧関連データ、更には脳波などの脳機能活動を計測す
る。また、血圧関連データを在宅簡易型で計測する場合
には、毎日朝夜2回に分けて上腕部等に装着して計測す
るようにする。データ計測部(センサ部)2で計測され
た生体データ(心電図関連データ、血圧関連データな
ど)は、当該データ計測部(センサ部)2内のメモリに
一定量蓄積可能になっている。計測された生体データ
は、リアルタイム若しくは一定時間蓄積後微弱電波でデ
ータ通信部3へ転送される。
【0013】データ通信部3は、PHS、携帯電話など
の移動体通信端末が用いられる。PHS、携帯電話など
の移動体通信端末は、既存汎用型や、特定箇所とのデー
タの送受信を目的とする単目的型の何れも利用できる。
また、移動体通信端末は、携帯するタイプでも手首など
に装着するタイプの何れでも良い。また、データ通信部
3とデータ計測部2は分離して装着する(例えばデータ
通信部3を手首に、データ計測部2を腹部に装着する)
ようにしても良いが、これらを一体型として装着するよ
うにしても良い。また、データ通信部3には、ヘルスケ
ア情報サービス手段の一例であるヘルスケア情報サービ
スセンター4より通報された疾病発症予知レベルを音
声、文字、画像、点灯などにより出力する出力部を備え
ている。また、データ通信部3はPHS、携帯電話など
が用いられることから、ヘルスケア情報サービスセンタ
ー4と直接電話等により交信することも可能である。
【0014】尚、データ通信部3としてPHS、携帯電
話を利用した場合には、無線により各々の基地局を介し
てヘルスケア情報サービスセンター4へリアルタイムで
計測した生体データを送信することができる。また、ヘ
ルスケア情報サービスセンター4へ通信した各々の基地
局の受信範囲より利用者の位置をつき止めるために用い
ることも可能である。また、在宅型で健康管理を行う場
合には、データ通信部3と固定電話、パーソナルコンピ
ュータ又はデジタル放送対応のテレビジョンをつない
で、メモリに蓄積した生体データを電話回線(ISD
N)、CATV回線、又はインターネットを通じて確実
に送信することができる。
【0015】ヘルスケア情報サービスセンター4は、利
用者本人が有している危険因子・家族歴・生活習慣・既
往症などの基礎的医学情報と、利用者の生体データを予
め計測して得られた時間生物学的情報とに基づいて解析
されスコア化された判定用スコアデータを利用者毎に記
憶する判定用スコアリングテーブルが格納された生体デ
ータベース5を有する。スコア化は、利用者から得た年
齢、性別などの属性データを評価して点数化したり、生
体データに所定の係数を掛け合わせて点数化するなどス
コアリングプログラムにしたがって演算処理されてスコ
ア化が行われる。尚、生体データベース5には、利用者
が職場や家庭などで利用した健康診断や人間ドックなど
の定期検診の結果として得られた検診データや、利用者
が遠隔地にいる場合には通信回線を通じた遠隔診断によ
る診断データなどが随時蓄積されるようになっている。
また、ヘルスケア情報サービスセンター4は、前述した
データ通信部3との間で以下に述べるトランザクション
処理を行う。即ち、データ通信部3より送信された生体
データを解析してスコアデータを算出し、判定用スコア
リングテーブルの判定用スコアデータと比較して判定し
た疾病発症予知レベルをデータ通信部3へ通報する。
【0016】基礎的医学情報には、例えば利用者の年
齢、性別、肥満度、診療所血圧、コレステロール値、喫
煙の有無、職種、食生活等のデータが指標として用いら
れスコア化されている。このスコア化は、例えば年1回
実施された地域健康診断やアンケート調査を基に作成さ
れる。また、このスコアは、ヘルスケア情報サービスセ
ンター4において定期的にチェックされ、その都度スコ
アが更新される。時間生物学的情報には、データ計測部
2を利用者の身体に一定期間装着して得られた、血圧変
動・心拍変動などの生命予後に関する生体データをスコ
ア化した時間生物学的生命予後スコアと、生命現象の連
続モニタリングにより疾病発症のリズム性をスコア化し
た時間生物学的疾病発症リズムスコアとを含んでいる。
【0017】時間生物学的生命予後スコアは、例えば携
帯型記録計(ABPM)を用いて7日間連続(7day
/24hour)の血圧・脈拍数を1年に1回記録して
スコア化されたものである。過剰な血圧変動は脳梗塞発
症の、減弱した心拍変動は心筋梗塞発症を予測する有効
な指標となるからである。この時間生物学的生命予後ス
コアは、ヘルスケア情報サービスセンター4において定
期的にチェックされ、その都度スコアが更新される。時
間生物学的疾病発症リズムスコアは、利用者より計測さ
れた血圧変動・心拍変動・心電図・体温・身体活動・精
神ストレス等のデータを基にして、ヘルスケア情報サー
ビスセンター4側において、例えば5分毎・1時間毎・
24時間毎・1週間毎・1カ月毎・季節毎・1年毎に疾
病多発時間帯に関するリズム性を解析し、疾病発症リズ
ム性としてスコア化したものである。これは、心臓事故
・脳事故の発症にはリズム性があり、例えば1日のうち
では早朝に、1週間の中では月曜日、1カ月の中では第
1週、1年の中では冬に発症が多発することが明らかに
されている事実に基づく。
【0018】上述したスコア化された判定用スコアデー
タは、生体データベース5の判定用スコアリングテーブ
ルに格納されている。具体的には、例えば図3及び図4
の右側ゾーンに示すように、利用者個々の健康状態によ
り疾病発症予知レベルとして正常であることを示す健康
ゾーンI、循環器系疾患(心臓病や脳卒中)や痴呆の発
症を予知して生活スタイルの改善指導を促すケアゾーン
II、医師の診療を受けることを促すキュアゾーンII
Iとに各々区分して格納されている。これらの疾病発症
予知レベルは、利用者の年齢や利用者個人の健康状態
(一次予防群に該当する者か二次予防群に該当する者
か)などによって個別具体的に設定される。図3は心臓
病スコアデータと判定用スコアデータ、脳梗塞スコアデ
ータと判定用スコアデータとを、1時間単位で24時間
にわたって比較した比較例を示すサンプル図、図4は心
臓病スコアデータと判定用スコアデータ、脳梗塞スコア
データと判定用スコアデータとを、1日単位で1週間に
わたって比較した比較例を示すサンプル図である。この
他にもヘルスケア情報サービスセンター4は、心臓病ス
コアデータと判定用スコアデータ、脳梗塞スコアデータ
と判定用スコアデータとを、例えば月単位で1年間にわ
たって、年単位で複数年にわたって比較した比較例をサ
ンプル図として表示可能になっている。ヘルスケア情報
サービスセンター4は、データ通信部3より送信された
利用者の時々刻々変化する生体データを解析して得られ
たスコアデータ(図3、図4の棒グラフ)と、生体デー
タベース5より読み出された当該利用者の判定用スコア
データ(図3、図4の右側ゾーン)とを比較し、疾病発
症予知レベルを明示して利用者のデータ通信部3に通報
するトランザクション処理を行う。尚、図3、図4にお
いて心臓病スコア及び脳梗塞スコアを最下層から最上層
に向かって濃度が異なる棒グラフで示したが、該棒グラ
フの濃淡で表示された各エリアの持つ意味合いは、最下
層が基礎医学情報スコア、中間層が時間生物学的生命予
後スコア、最上層が時間生物学的疾病発症リズムスコア
を各々示すものである。また、ヘルスケア情報サービス
センター4は、痴呆発症レベルについても同様に痴呆ス
コアデータと判定用スコアデータとの比較例をサンプル
図として表示可能になっている。
【0019】ヘルスケア情報サービスセンター4は、利
用者のデータ通信部3に通報する疾病発症予知レベル
を、ケアゾーンIIに相当する場合には注意信号I、キ
ュアゾーンIIIに相当する場合には注意信号IIに分
けて通報する。疾病発症予知レベルを示す注意信号I、
IIの持つ意味合いは、利用者が、予防医学上の一次
予防群に該当する者(健常者及び糖尿病、高血圧などの
危険因子を有する者)、予防医学上の二次予防群に該
当する者(過去に循環器系疾患を発症した有疾患者)、
65歳以上の高齢者のうちいずれかによって異にす
る。即ち、利用者が一次予防群に該当する者の場合に
は、思いがけず脳梗塞・心筋梗塞を発症するのを未然に
防止するための注意信号I、IIである。利用者が二次
予防群に該当する者の場合には、脳梗塞・心筋梗塞の2
度目の発症を未然に防止するための注意信号I、IIで
ある。また、利用者が65歳以上の高齢者の場合には、
特に生体データの変動が捕捉し易いことから、脳梗塞・
心筋梗塞並びに痴呆の発症を早期に予知するための注意
信号I、IIである。
【0020】また、ヘルスケア情報サービスセンター4
は、利用者の疾病発症予知レベル(注意信号I、II)
に応じて利用者通信端末に自動通報する。この自動通報
は、ヘルスケア情報サービスセンター4から利用者通信
端末へ注意信号I、IIと共に利用者に注意を喚起する
ための定形文を音声、文字、画像、点灯などで伝える。
例えば、注意信号Iを通報する場合には、「健康状態に
変化が表れています。かかりつけの医師に生活指導を受
けてください。」という旨の案内情報を音声、文字、画
像、点灯などで通報する。また、注意信号IIの場合に
は、「健康状態に懸念のあるデータが出ております。で
きるけ早めにかかり付けの医師による診断をお勧めしま
す。」という旨の案内情報を音声、文字、画像、点灯な
どで通報する。
【0021】また、自動通報を受けた利用者からの電話
による問い合わせに対して、センター側の係員が直接会
話するようにしても良い。ヘルスケア情報サービスセン
ター4が確認した利用者の依頼又は指図に基づいて、病
院、警察署、消防署、介護サービス事業者、位置情報サ
ービス事業者6など救急救護サービスを行う関係各機関
に緊急通報をして利用者の救護を求めても良い。
【0022】ここで、疾病発症予知通報システムの利用
法について図2に示すフローチャートを参照して説明す
る。先ず前提としてヘルスケア情報サービスセンター4
に利用者固有の生体データベース5を構築する。即ち、
利用者個人の基礎的医学情報データ(健康診断、人間ド
ックなど)、遠隔診断データ(家庭血圧計等により測定
されたデータなど)を収集して基礎的医学情報スコアと
してスコア化する。時間生物学的観点から心拍変動・血
圧変動などの連続モニタリングを通じて時間生物学的生
命予後スコアとしてスコア化する。また、疾病発症のリ
ズム性を考慮した時間生物学的疾病発症リズムスコアと
してスコア化を行い、これらのスコアを基に、判定用ス
コアデータを利用者個別に作成して判定用スコアリング
テーブルに格納しておく。
【0023】利用者は、データ計測部2を身体に常時装
着して、非観血的無拘束にて生体データの連続モニタリ
ングを行う。具体的には、腹部の動脈より心電図及び血
圧(将来的には脈波)を計測する(ステップS1)。計
測された血圧変動・心拍変動などの生命予後に関する生
体データはリアルタイム若しくは一定時間メモリに蓄積
後、微弱電波で利用者が携帯する(装着する)データ通
信部3へ転送される。データ通信部3は、生体データを
無線通信若しくは地上回線(電話回線、CATV回線、
インターネット等)を通じてヘルスケア情報サービスセ
ンター4に送信する(ステップS2)。
【0024】ヘルスケア情報サービスセンター4は受信
した利用者の生体データを解析してスコアデータを算出
し(ステップS3)、予め生体データベース5に蓄えた
利用者本人が有している基礎的医学情報と時間生物学的
情報とに基づいてスコア化された判定用スコアリングテ
ーブルの判定用スコアデータと比較して疾病発症予知レ
ベルを判定する(ステップS4)。
【0025】そして、ヘルスケア情報サービスセンター
4より疾病発症予知レベルをケアゾーンIIに相当する
場合には注意信号I、キュアゾーンIIIに相当する場
合には注意信号IIに分けて利用者のデータ通信部3へ
自動通報する(ステップS5)。この結果、利用者は、
自らの健康状態が正常であるか、生活スタイルの改善指
導を要するのか、或いは診療を受けるのが望ましいのか
否かを視覚や音声により認知できる。
【0026】ここで、自動通報を受けた利用者より電話
による問い合わせがある場合か否かで、以下に述べるよ
うに手順が異なる(ステップS6)。即ち、自動通報を
受けた利用者より健康状態に関する問い合わせがない場
合には、ステップS1に戻って利用者装着端末1を利用
して引き続き生体データの連続モニタリングから同様の
手順を繰り返し行う(ステップS1〜S5)。また、自
動通報を受けた利用者より健康状態に関する問い合わせ
があった場合には、ステップS7に進行してヘルスケア
情報サービスセンター4の係員と直接会話することがで
きる。直接会話の結果、利用者より救護を求める依頼若
しくは指示の有無によって手順が異なる(ステップS
8)。即ち、利用者より救護を求める依頼若しくは指示
がない場合にはステップS1に戻って利用者装着端末1
を利用して引き続き生体データの連続モニタリングから
同様の手順を繰り返し行う(ステップS1〜S7)。ま
た、利用者より救護を求める依頼若しくは指示があった
場合には、ヘルスケア情報サービスセンター4は、病
院、警察署、消防署、介護サービス事業者、位置情報サ
ービス事業者6など救急救護サービスを行う関係各機関
に緊急通報をして利用者の救護を求める(ステップS
9)。
【0027】上述した疾病発症予知通報システム及び方
法を用いれば、ヘルスケア情報サービスセンター4は、
利用者から連続モニタリングした生体データを解析して
スコアデータに換算して、予め生体データベース5の判
定用スコアリングテーブルに格納された判定用スコアデ
ータと比較して疾病発症予知レベルを判定し、この判定
結果を利用者が携帯(装着)するデータ通信部3にケア
ゾーンIIに相当する場合には注意信号I、キュアゾー
ンIIIに相当する場合には注意信号IIに分けて通報
するトランザクション処理を行う。このトランザクショ
ン処理を行うことにより、利用者が一次予防群に該当
する者の場合には、思いがけず脳梗塞・心筋梗塞を発症
するのを未然に防止することができ、利用者が二次予
防群に該当する者の場合には、脳梗塞・心筋梗塞の2度
目の発症を未然に防止することができ、利用者が65
歳以上の高齢者の場合には、特に生体データの変動が捕
捉し易いことから、脳梗塞・心筋梗塞並びに痴呆の発症
を早期に予知することができる。よって、予防医学的見
地から利用者に疾病発症の危険性を予測して自覚せし
め、適正な診療を早期に受けることを促したりすること
ができる。
【0028】また、判定用スコアデータは、基礎的医学
情報、時間生物学的情報(時間生物学的生命予後スコ
ア、時間生物学的疾病発症リズムスコア)に基づいて利
用者個人の日常的生体データを収集・解析してスコア化
されたデータであるので、判定用データとしての信頼性
が高く、しかも連続モニタリングされた生体データを解
析して得られたスコアデータと比較することにより、利
用者個々の健康状態をより正確に把握でき、医師が診断
を行う上でもより適切に診断を行うことが可能となる。
また、判定用スコアデータは、ヘルスケア情報サービス
センター4において逐次更新されるので、判定時におけ
る判定データの精度水準は適正維持可能である。また、
生体データベース5は、予防医学分野及び時間生物学分
野などにおいても有意義に活用でき、利用者自身の健康
管理に有効である上に、様々な生活環境因子が身体に及
ぼす影響などを詳細に分析することで、疾病発症を予知
する観点からも有効活用できる。
【0029】尚、本発明は前述した実施例に限定される
ものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改
変を施し得るのはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る疾病発症予知通報システム
及び方法を用いれば、ヘルスケア情報サービス手段は、
利用者から連続モニタリングした生体データを解析して
スコアデータに換算して、予め生体データベースの判定
用スコアリングテーブルに格納された判定用スコアデー
タと比較して疾病発症予知レベルを判定し、この判定結
果を利用者が携帯(装着)するデータ通信部にケアゾー
ンIIに相当する場合には注意信号I、キュアゾーンI
IIに相当する場合には注意信号IIに分けて通報する
トランザクション処理を行う。このトランザクション処
理を行うことにより、予防医学的見地から利用者に疾病
発症の危険性を予測して自覚せしめ、適正な診療を早期
に受けることを促したりすることができる。また、判定
用スコアデータは、基礎的医学情報、時間生物学的情報
(時間生物学的生命予後スコア、時間生物学的疾病発症
リズムスコア)に基づいて利用者個人の日常的生体デー
タを収集・解析してスコア化されたデータであるので、
判定用データとしての信頼性が高く、しかも連続モニタ
リングされた生体データを解析して得られたスコアデー
タと比較することにより、利用者個々の健康状態をより
正確に把握でき、医師が診断を行う上でもより適切に診
断を行うことが可能となる。また、判定用スコアデータ
は、ヘルスケア情報サービス手段において逐次更新され
るので、判定時における判定用スコアデータの精度水準
は適正維持可能である。また、生体データベースは、予
防医学分野及び時間生物学分野などにおいても有意義に
活用でき、利用者自身の健康管理に有効である上に、様
々な生活環境因子が身体に及ぼす影響などを詳細に分析
することで、疾病発症を予知する観点からも有効活用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】疾病発症予知通報システム全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】疾病発症予知通報システムの動作の流れを示す
フローチャートである。
【図3】心臓病スコアデータと判定用スコアデータ、脳
梗塞スコアデータと判定用スコアデータとを、1時間単
位で24時間にわたって比較した比較例を示すサンプル
図である。
【図4】心臓病スコアデータと判定用スコアデータ、脳
梗塞スコアデータと判定用スコアデータとを、1日単位
で1週間にわたって比較した比較例を示すサンプル図で
ある。
【符号の説明】
1 利用者装着端末 2 データ計測部 3 データ通信部 4 ヘルスケア情報サービスセンター 5 生体データベース 6 位置情報サービス事業者

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の身体に装着し、血圧変動・心拍
    変動などの生命予後に関する生体データを非観血的無拘
    束状態にて連続して計測するデータ計測部と、計測され
    た生体データを含む各種データを送受信可能なデータ通
    信部とを備えたデータ計測通信手段と、 前記利用者本人が有している危険因子・家族歴・生活習
    慣・既往症などの基礎的医学情報と、利用者の生体デー
    タを予め計測して得られた時間生物学的情報とに基づい
    て解析されスコア化された判定用スコアデータを利用者
    毎に記憶する判定用スコアリングテーブルが格納された
    生体データベースを有するヘルスケア情報サービス手段
    とを具備し、 前記データ計測通信手段より送信された利用者の生体デ
    ータを、前記ヘルスケア情報サービス手段において連続
    モニタリングし、当該送信された生体データを解析して
    スコアデータを算出し、前記判定用スコアリングテーブ
    ルの判定用スコアデータと比較して判定した疾病発症予
    知レベルを前記利用者のデータ計測通信手段へ通報する
    ことを特徴とする疾病発症予知通報システム。
  2. 【請求項2】 前記基礎的医学情報には、利用者の年
    齢、性別、肥満度、診療所血圧、コレステロール値、喫
    煙の有無、職種、食生活等のデータがスコア化されてい
    ることを特徴とする、請求項1記載の疾病発症予知通報
    システム。
  3. 【請求項3】 前記時間生物学的情報には、前記データ
    計測通信手段を利用者の身体に一定期間装着して得られ
    た、血圧変動・心拍変動などの生命予後に関する生体デ
    ータをスコア化した時間生物学的生命予後スコアと、生
    命現象の連続モニタリングにより疾病発症のリズム性を
    スコア化した時間生物学的疾病発症リズムスコアとを含
    んでいることを特徴とする、請求項1記載の疾病発症予
    知通報システム。
  4. 【請求項4】 前記時間生物学的生命予後スコアは、主
    として血圧変動、心拍変動などの計測値を解析してスコ
    ア化されていることを特徴とする、請求項3記載の疾病
    発症予知通報システム。
  5. 【請求項5】 前記時間生物学的疾病発症リズムスコア
    は、利用者の血圧変動、心拍変動、心電図、体温、身体
    活動、精神ストレスなどを定期的に計測された計測値を
    解析してスコア化されていることを特徴とする、請求項
    3記載の疾病発症予知通報システム。
  6. 【請求項6】 前記判定用スコアリングテーブルには、
    利用者個々の健康状態により疾病発症予知レベルとして
    正常であることを示す健康ゾーン、循環器系疾患(心臓
    病や脳卒中)や痴呆の発症を予知して生活スタイルの改
    善指導を促すケアゾーン、医師の診療を受けることを促
    すキュアゾーンとを有する判定用スコアデータが格納さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載の疾病発症予
    知通報システム。
  7. 【請求項7】 前記データ計測部は、利用者の身体に装
    着したセンサにより心臓病関連データ(心電図、脈拍・
    不整脈、心拍変動、血圧・圧脈波など)や脳卒中関連デ
    ータ(血圧・圧脈波、血圧変動、心電図、脈拍・不整脈
    など)などの生体データを計測して当該データ計測部内
    のメモリに一定量蓄積可能になっており、計測された生
    体データはリアルタイム若しくは一定時間蓄積後に微弱
    電波により前記データ通信部へ転送され、該データ通信
    部より前記ヘルスケア情報サービス手段へ送信されるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の疾病発症予知通報シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記ヘルスケア情報サービス手段は、利
    用者に疾病発症予知レベルを音声、文字、画像、点灯な
    どで自動通報し、利用者からの問い合わせがあった場
    合、当該利用者の依頼若しくは指示に基づき関係機関に
    緊急通報を行うことを特徴とする、請求項1記載の疾病
    発症予知通報システム。
  9. 【請求項9】 利用者の身体に装着したデータ計測部よ
    り、血圧変動・心拍変動などの生命予後に関する生体デ
    ータを非観血的無拘束状態にて連続して計測し、該計測
    された生体データをデータ通信部を通じてヘルスケア情
    報サービス手段へ送信するステップと、 前記ヘルスケア情報サービス手段は、前記データ通信部
    より送信された利用者の生体データを連続モニタリング
    し、当該送信された生体データを解析してスコアデータ
    を算出し、予め生体データベースの判定用スコアリング
    テーブルに格納された、前記利用者本人が有している危
    険因子・家族歴・生活習慣・既往症などの基礎的医学情
    報と、利用者の生体データを予め計測して得られた時間
    生物学的情報とに基づいて解析されスコア化された判定
    用スコアデータと比較して疾病発症予知レベルを判定す
    るステップと、 前記疾病発症予知レベルを前記ヘルスケア情報サービス
    手段より前記利用者のデータ通信部に通報するステップ
    とを含むことを特徴とする疾病発症予知通報方法。
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