JP2008033834A - 生体情報測定装置、管理装置、および生体情報通信システム - Google Patents

生体情報測定装置、管理装置、および生体情報通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができる生体情報測定装置を提供する。
【解決手段】本発明の生体情報測定装置2は、測定対象者から生体情報を測定するものである。生体情報測定装置2は、生体情報の測定処理に関わる項目に割り当てた略式コードを利用して、必要な情報を生体情報管理装置1に要求するためのデータフレームを生成するデータフレーム生成部62と、生体情報管理装置1から受け付けた、応答用データフレームを解析する応答用データフレーム解析部63とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体から生体情報を測定するとともに、この測定処理において必要となる測定処理情報を管理する管理装置と通信を確立する生体情報測定装置、管理装置、および生体情報通信システム等に関するものである。
近年、医療費の高騰や高齢化社会を迎えて、健康維持に対して人々の関心が高まるとともに、疾病しないように、常日頃から自身の健康管理を行うことが望まれるようになっている。例えば、この健康管理としては、食事により摂取するカロリー量および栄養のバランスを調整したり、適度な運動を行って筋肉を動かしたりといったことが行われている。
また、健康管理をサポートするための機器として、体重計および体脂肪計、体温計、血圧計、または歩数計などの計測器が広く普及している。さらに、近年では、これらの各機器と、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置との間で通信を確立させ、該各機器にて計測した結果を該情報処理装置において記録し管理するようになってきている。
例えば、特許文献1では、このような各機器と情報処理装置との間で通信を確立させ、各機器で測定して得た測定データを該情報処理装置に送信する測定データ通信装置が開示されている。
すなわち、この特許文献1に示す測定データ通信装置は、任意のコード値と測定値とから測定データを生成する測定データ生成手段と、このコード値と測定名とから通信情報を生成する通信情報生成手段とを備え、情報処理装置(情報取得装置)に対して、上記測定データを送信する前に上記通信情報を先に送信する。
この測定データ通信装置では、測定された測定値の種別である測定名と、該測定名に対応するコード値との対応関係を、測定データを送信する前に情報処理装置に送信するため、該情報処理装置側において、測定データとして送信された測定値の測定名を把握することができる。
特開2005−333269号公報(2005年12月2日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、精度のよい生体情報を得ることができないという問題を生じる。
具体的には、体重計および身長計等の生体情報測定装置では、大きな記憶容量を有する記憶部を備えておらず大容量のデータを扱うことができない。すなわち、より精度よく生体情報を得るためには、過去に測定された測定結果や、他の生体情報測定装置にて測定された測定結果等を利用する必要がある。しかしながら、従来の構成では、これら過去に測定された測定結果や、他の生体情報測定装置にて測定した測定結果等を記憶可能とする記憶部を備えていないため、これらの情報を利用することができず、精度のよい生体情報を得ることができない。
また、ここで、従来の構成において、仮に大きな記憶容量を有する記憶部を備えるように構成した場合、生体情報測定装置の製造コストが向上するとともに、該生体情報測定装置の寸法が大きくなってしまうという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができる生体情報測定装置、管理装置、および生体情報通信システム等を実現することにある。
本発明に係る生体情報測定装置は、上記した課題を解決するために、生体から生体情報を測定するとともに、この測定処理において必要となる測定処理情報を管理する管理装置と通信する生体情報測定装置であって、上記生体情報の測定処理に関わる項目に対して任意に規定した識別符号が割り当てられており、上記識別符号を利用して、上記測定処理情報を上記管理装置に要求するための要求データを生成する要求データ生成手段と、上記要求データに応じて上記管理装置から受け付けた、上記識別符号を利用して示された応答データを解析する解析手段とを備えることを特徴とする。
ここで、上記生体情報とは、例えば、測定対象者が自身の健康管理に利用する情報であって、身長、体重または体脂肪、血圧、歩数、体温、または血中の酸素飽和度等が挙げられる。
また、測定処理情報とは、例えば、他の生体情報測定装置によって測定された測定値、測定対象者の年齢、性別等が挙げられる。
また、上記識別符号とは、例えば英数字等で示すコード値、または文字コード等などが挙げられる。
上記構成によると、要求データ生成手段を備えるため、生体情報の測定処理において必要な測定処理情報を管理装置に要求することができる。また、解析手段を備えているため、上記管理装置からの応答データを解析し、要求した測定処理情報を得ることができる。
すなわち、本発明に係る生体情報測定装置は、測定処理において必要となる測定処理情報を管理装置に要求し取得することができるため、該測定処理情報を保持するための、大きな記憶容量を有する記憶部を備える必要がない。
よって、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る生体情報測定装置は、上記した構成において、他の生体情報測定装置によって規定されている、上記測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す、他装置対応関係情報を記憶する他装置対応関係情報記憶部をさらに備え、上記応答データが、上記他の生体情報測定装置によって規定された識別符号によって示される情報を含んでいる場合、上記解析手段は、上記他装置対応関係情報記憶部に記憶した他装置対応関係情報を参照して、上記応答データを解析するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記他装置対応関係情報記憶部を備えているため、受信した応答データにおいて、他の生体情報測定装置において規定されている識別符号によって記述されている部分があったとしても、他装置対応関係情報を参照して解析することができる。
すなわち、本発明に係る生体情報測定装置は、他の生体情報測定装置において規定された識別符号により示された情報であっても利用することができる。
また、本発明に係る生体情報測定装置は、上記した構成において、上記応答データが、上記管理装置において管理されている上記測定処理情報の提供元となる、他の生体情報測定装置を示す装置情報を含む場合、上記解析手段は、上記応答データから上記装置情報を確認し、上記測定処理情報の提供元となる、他の生体情報測定装置それぞれが存在するか否かを示す存在情報を記録するように構成されていてもよい。
上記構成によると、応答データが上記装置情報を含む場合、上記解析手段が該装置情報を確認することができるため、管理装置が管理している測定処理情報の提供元となる他の生体情報測定装置を確認することができる。また、この確認結果を上記存在情報として記録することができるため、本発明に係る生体情報測定装置は、どの生体情報測定処理装置から提供された測定処理情報を利用できるか確認することができる。
また、本発明に係る生体情報測定装置は、上記した構成において、生体から測定した生体情報の測定結果に応じて生体情報を算出する算出手段を備え、上記応答データが、測定処理情報として、上記生体情報を算出するために必要となる、他の生体情報測定装置によって測定された測定値を含む場合、上記算出手段は、上記測定結果と、応答データが含む他の生体情報測定装置の測定値とに基づき、生体情報を算出するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、算出部を備えるため、上記生体から測定した生体情報の測定結果だけでは得られない生体情報の測定値を算出することができる。
また、本発明に係る生体情報測定装置は、上記した構成において、上記要求データおよび上記応答データは、これら要求データおよび応答データを送信する送信先装置に対して要求する処理目的を記述したヘッダ部と、上記識別符号で記述した、送信する情報の項目と該情報の項目に対応する値との組み合わせを含むデータフレーム部と、を有することが好ましい。
また、本発明に係る生体情報測定装置は、上記した構成において、上記項目に対応する値を要求する場合、上記データフレーム部では、該値を記述しないように設定されていてもよい。
また、本発明に係る生体情報測定装置は、上記した構成において、上記測定処理情報には利用可能な期間を示す有効期間が設定されており、上記管理装置から受け付けた応答データに、上記測定処理情報が含まれている場合、上記測定処理情報が有効期間内か否か判定する判定手段と、上記判定手段が、上記測定処理情報が有効期間外であると判定したとき、該測定処理情報の更新を指示する旨の情報を出力する測定装置出力部と、を備えるように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記判定手段を備えるため、測定処理情報が上記有効期間外か否か判定することができる。また、測定装置出力部を備えているため、上記測定処理情報を有効期間外であると判定した場合、測定処理情報の更新を指示する旨の情報を出力させることができる。このため、測定処理情報として信頼性の高い情報に更新させることができる。
また、本発明に係る管理装置は、上記した課題を解決するために、生体から生体情報を測定する生体情報測定装置による測定処理において必要となる測定処理情報を、該生体情報測定装置に提供する管理装置であって、上記生体情報測定装置において規定されている、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す、測定装置対応関係情報を記憶する測定装置対応関係情報記憶部と、上記測定処理情報を要求する要求データを、生体情報測定装置から受け付けた場合、上記測定装置対応関係情報を参照して、該要求データにより要求されている測定処理情報を確認するデータ確認手段と、上記データ確認手段によって確認された測定処理情報を探索する探索手段と、上記測定装置対応関係情報に基づき、上記識別符号を利用して、上記探索手段によって探索した測定処理情報を含む応答データを生成する応答データ生成手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によると、測定装置対応関係情報記憶部を備えているため、特定の生体情報測定装置において規定された、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を把握することができる。そして、データ確認手段を備えているため、生体情報測定装置によって要求されている測定処理情報を確認することができる。
また、探索手段および応答データ生成手段を備えるため、生体情報測定装置によって要求されている測定処理情報を適切に探索し、応答データとして該生体情報測定装置に送信することができる。
すなわち、生体情報測定装置から測定処理情報の要求が指示された場合、上記管理装置は、要求されている測定処理情報を生体情報測定装置に応答データとして提供することができる。
したがって、本発明に係る管理装置は、生体情報測定装置が、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるように測定処理情報を提供できるといった効果を奏する。
また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、上記測定処理情報を記憶する測定処理情報記憶部を備えるように構成されていてもよい。
また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、上記測定処理情報は、測定対象者に関する測定対象者情報と、各生体情報測定装置から受信した測定結果に関する測定結果情報とを含んでおり、上記測定処理情報記憶部は、上記測定対象者情報を記憶する測定対象者情報記憶部と、上記測定結果情報を記憶する測定結果情報記憶部とを有する構成であってもよい。
また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、上記測定処理情報を記憶するサーバ装置と通信を確立する通信部をさらに備え、上記探索手段は、上記通信部を介してサーバ装置から測定処理情報を探索し取得するように構成されていてもよい。
ところで、測定処理情報とは、例えば、他の測定処理装置によって測定された測定結果、測定対象者に関する情報等であり、管理する測定結果および測定対象者数が増加すればするほどデータ量が大きくなるものである。
上記構成によると、データ量が大きくなる測定処理情報のみをサーバ装置に保持させておき、生体情報測定装置からの要求に応じて、必要となる測定処理情報をサーバ装置から取得することができる。
このため、本発明に係る管理装置は、特に記憶容量が大きな記憶部を備える必要がなく小型化を図ることができるため、測定対象者が該管理装置を携帯することができる。
また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、測定対象者に対して情報を出力するための管理装置出力部をさらに備え、上記測定処理情報には利用可能な期間を示す有効期間が設定されており、上記探察手段は、探索した測定処理情報が上記有効期間内か否か判定し、有効期間外であると判定した場合、上記管理装置出力部において、該測定処理情報の更新を指示する旨の情報を出力させるように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記探察手段が探索した測定処理情報が上記有効期間であると判定した場合、測定処理情報の更新を指示する旨の情報を出力させることができる。このため、測定処理情報として信頼性の高い情報に更新させることができる。
また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、上記生体情報測定装置から、上記測定装置対応関係情報を受け付けた場合、上記測定装置対応関係情報を上記生体情報測定装置を特定する装置特定情報と対応づけて登録する登録手段をさらに備える構成であってもよい。
上記構成によると、上記登録手段を備えるため、測定装置対応関係情報を生体情報測定装置ごとに管理することができる。
また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、上記生体情報測定装置から、該生体情報測定装置により測定された生体情報を受け付けた場合、上記登録手段は上記生体情報を、測定処理情報として登録するように構成することが好ましい。
上記構成によると生体情報測定装置から、測定した生体情報を受け付け登録することができるため、測定処理情報に最新の情報を含めることができる。
本発明に係る生体情報通信システムは、上記した課題を解決するために、上記要求データ生成手段、上記解析手段、上記算出手段、および判定手段を備える生体情報測定装置と、上記データ確認手段、上記探索手段、上記応答データ生成手段、および上記登録手段を備える管理装置とを備えることを特徴とする。
したがって、生体情報測定装置は、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるという効果を奏する。
本発明に係る生体情報測定装置の制御方法は、上記した課題を解決するために、生体から生体情報を測定するとともに、この測定処理において必要となる測定処理情報を管理する管理装置と通信する生体情報測定装置の制御方法であって、上記生体情報の測定処理に関わる項目に対して任意に規定した識別符号が割り当てられており、上記識別符号を利用して、上記測定処理情報を上記管理装置に要求するための要求データを生成するステップと、上記要求データに応じて上記管理装置から受け付けた、上記識別符号を利用して示された応答データを解析するステップと、を含むことを特徴とする。
上記方法によると、要求データを生成するステップを含むため、生体情報の測定処理において必要な測定処理情報を管理装置に要求することができる。また、応答データを解析するステップを含むため、上記管理装置からの応答データを解析し、要求した測定処理情報を得ることができる。
すなわち、本発明に係る生体情報測定装置の制御方法は、測定処理において必要となる測定処理情報を管理装置に要求し取得することができるため、該測定処理情報を保持するための、大きな記憶容量を有する記憶部を備える必要がない。
よって、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるという効果を奏する。
本発明に係る管理装置の制御方法は、上記した課題を解決するために、生体から生体情報を測定する生体情報測定装置による測定処理において必要となる測定処理情報を該生体情報測定装置に提供する管理装置の制御方法であって、上記生体情報測定装置において規定されている、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す測定装置対応関係情報を記憶するステップと、上記測定処理情報を要求する要求データを、生体情報測定装置から受け付けた場合、上記測定装置対応関係情報を参照して、該要求データにより要求されている測定処理情報を確認するステップと、上記確認された測定処理情報を探索するステップと、上記測定装置対応関係情報に基づき、上記識別符号を利用して、上記探索した測定処理情報を含む応答データを生成するステップとを含むことを特徴とする。
上記方法では、測定装置対応関係情報を記憶するステップを含むため、特定の生体情報測定装置において規定された、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を把握することができる。そして、要求されている測定処理情報を確認するステップを含むため、生体情報測定装置によって要求されている測定処理情報を確認することができる。
また、確認された測定処理情報を探索するステップ、および探索した測定処理情報を含む応答データを生成するステップを含むため、生体情報測定装置によって要求されている測定処理情報を適切に探索し、応答データとして該生体情報測定装置に送信することができる。
すなわち、生体情報測定装置から測定処理情報の要求が指示された場合、上記管理装置の制御方法は、要求されている測定処理情報を生体情報測定装置に応答データとして提供することができる。
したがって、本発明に係る管理装置の制御方法は、生体情報測定装置が、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるように測定処理情報を提供できるといった効果を奏する。
なお、上記生体情報測定装置および管理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記生体情報測定装置および管理装置をコンピュータにて実現させる生体情報測定装置および管理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る生体情報測定装置は、以上のように、生体から生体情報を測定するとともに、この測定処理において必要となる測定処理情報を管理する管理装置と通信する生体情報測定装置であって、上記生体情報の測定処理に関わる項目に対して任意に規定した識別符号が割り当てられており、上記識別符号を利用して、上記測定処理情報を上記管理装置に要求するための要求データを生成する要求データ生成手段と、上記要求データに応じて上記管理装置から受け付けた、上記識別符号を利用して示された応答データを解析する解析手段とを備えることを特徴とする。
よって、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る管理装置は、以上のように、生体から生体情報を測定する生体情報測定装置による測定処理において必要となる測定処理情報を、該生体情報測定装置に提供する管理装置であって、上記生体情報測定装置において規定されている、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す、測定装置対応関係情報を記憶する測定装置対応関係情報記憶部と、上記測定処理情報を要求する要求データを、生体情報測定装置から受け付けた場合、上記測定装置対応関係情報を参照して、該要求データにより要求されている測定処理情報を確認するデータ確認手段と、上記データ確認手段によって確認された測定処理情報を探索する探索手段と、上記測定装置対応関係情報に基づき、上記識別符号を利用して、上記探索手段によって探索した測定処理情報を含む応答データを生成する応答データ生成手段と、を備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る管理装置は、生体情報測定装置が、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるように測定処理情報を提供できるといった効果を奏する。
本発明に係る生体情報通信システムは、以上のように、上記要求データ生成手段、上記解析手段、上記算出手段、および判定手段を備える生体情報測定装置と、上記データ確認手段、上記探索手段、上記応答データ生成手段、および上記登録手段を備える管理装置とを備えることを特徴とする。
したがって、生体情報測定装置は、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるという効果を奏する。
本発明に係る生体情報測定装置の制御方法は、以上のように、生体から生体情報を測定するとともに、この測定処理において必要となる測定処理情報を管理する管理装置と通信する生体情報測定装置の制御方法であって、上記生体情報の測定処理に関わる項目に対して任意に規定した識別符号が割り当てられており、上記識別符号を利用して、上記測定処理情報を上記管理装置に要求するための要求データを生成するステップと、上記要求データに応じて上記管理装置から受け付けた、上記識別符号を利用して示された応答データを解析するステップと、を含むことを特徴とする。
よって、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるという効果を奏する。
本発明に係る管理装置の制御方法は、以上のように、生体から生体情報を測定する生体情報測定装置による測定処理において必要となる測定処理情報を該生体情報測定装置に提供する管理装置の制御方法であって、上記生体情報測定装置において規定されている、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す測定装置対応関係情報を記憶するステップと、上記測定処理情報を要求する要求データを、生体情報測定装置から受け付けた場合、上記測定装置対応関係情報を参照して、該要求データにより要求されている測定処理情報を確認するステップと、上記確認された測定処理情報を探索するステップと、上記測定装置対応関係情報に基づき、上記識別符号を利用して、上記探索した測定処理情報を含む応答データを生成するステップとを含むことを特徴とする。
したがって、本発明に係る管理装置の制御方法は、生体情報測定装置が、特に大きな記憶容量を有する記憶部を備えることなく、精度のよい生体情報を得ることができるように測定処理情報を提供できるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図16に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施の形態に係る生体情報通信システム100は、生体情報測定装置2において測定された測定データを、生体情報管理装置1で記録し管理したり、該生体情報管理装置1において管理している測定データを、該生体情報測定装置に提供したりするシステムである。
上記生体情報通信システム100は、1以上の生体情報測定装置2と、生体情報管理装置1とを備え、生体情報測定装置2それぞれと生体情報管理装置1とが通信可能に接続されるようになっている。
上記生体情報測定装置2は、測定対象者(ユーザ)が自己の健康管理を目的として使用するための計測機器であり、例えば、体重計、身長計、血圧計、心拍計、尿糖計、血糖計、歩数計などが挙げられる。
なお、本実施の形態に係る生体情報通信システム100では、説明の便宜上、生体情報測定装置2a、生体情報測定装置2b、および生体情報測定装置2cを備えるものとし、生体情報測定装置2aをX社製の体重計、生体情報測定装置2bをY社製の身長計Y、生体情報測定装置2cをZ社製の身長計Zとする。この身長計Yと身長計Zとはともに同じ身長計であるが両者の間では測定精度に関する性能が異なるものとする。すなわち、本実施の形態では、身長計Yよりも身長計Zのほうが、測定精度が高いものとする。
なお、生体情報測定装置2a、生体情報測定装置2b、および生体情報測定装置2cそれぞれを特に区別する必要がない場合は、単に生体情報測定装置2と称する。
また、言うまでもないが、生体情報通信システム100が備える生体情報測定装置2は、上記した生体情報測定装置2a・2b・2cのみに限定されるものではなく、さらに他の生体情報測定装置2を備えていてもよい。すなわち、生体情報通信システム100において生体情報測定装置2は1以上備えられていればよい。
上記生体情報管理装置1は、上記生体情報測定装置2と通信を確立し、生体情報測定装置2から受信した測定データを記憶するものである、また、生体情報管理装置1は、生体情報測定装置2からの要求に応じて、該生体情報測定装置2が所望する情報を送信するものでもある。
この生体情報管理装置1としては、例えば、生体情報測定装置から受信した情報を管理する管理機能を有したパーソナルコンピュータ、携帯型通信装置等によって実現できる。
(生体情報測定装置の構成)
ここで、図2を参照して、本実施の形態に係る生体情報通信システム100が備える生体情報測定装置2の構成について説明する。なお、この図2は、本発明の実施形態を示すものであり、生体情報通信システム100の要部構成を示すブロック図である。
生体情報測定装置2は、図2に示すように、入力部21、提示部22、測定装置通信部23、計測部24、測定装置制御部25、および記憶部26を備えてなる構成である。なお、生体情報測定装置2a〜2cそれぞれの要部構成は同様であるため、図2では、生体情報測定装置2aのみ、その各部構成を示すものとする。
上記提示部22は、測定状況または測定結果等の情報をユーザに提示するものである。この提示部22は、情報を表示するための液晶表示部、LED発光部、および効果音を発するスピーカ等で構成されており、後述する測定装置制御部25からの指示に応じて測定状況あるいは測定結果を出力する。
例えば、上記生体情報測定装置2が、体重計X(生体情報測定装置2a)である場合、この提示部22は、ユーザの体重の測定状況または測定結果を出力したりする。また、上記生体情報測定装置2が、身長計Y(生体情報測定装置2b)または身長計Z(生体情報測定装置2)である場合は、この提示部22は、生体情報通信システム100の利用者〈ユーザ)の身長の測定状況または測定結果を出力したりする。なお、この測定状況とは、例えば、現在測定中であるのか否か、測定完了したか否か等測定処理に関する状態を示す情報である。さらにまた、この提示部22では、生体情報測定装置2が保持する自装置機器登録テーブル41を生体情報管理装置1に登録した際、登録完了等出力するものでもある。
計測部24は、測定装置制御部25からの制御指示に応じて、ユーザから生体情報の計測を行うものである。例えば、上記生体情報測定装置2が、体重計X(生体情報測定装置2a)である場合、この計測部24は、重量センサまたは生体の電気抵抗値を計測するセンサなどにより実現され、測定装置制御部25からの指示に応じて、ユーザの体重あるいは体脂肪の計測を行う。
また、上記生体情報測定装置2が、身長計Y(生体情報測定装置2b)または身長計Z(生体情報測定装置2c)である場合は、この計測部24は、長さを計測するセンサなどにより実現され、測定装置制御部25からの指示に応じて、ユーザの身長の計測を行う。
上記入力部21は、生体情報測定装置2に対する各種動作の開始、各種情報の登録、および各種情報の問い合わせを指示するためのものであり、例えば、各種指示に応じた操作ボタンを複数備えた構成であってもよいし、上記した指示を実現するための操作キー、テンキー、あるいはタッチパネル等であってもよい。
測定装置制御部25は、本実施の形態に係る生体情報測定装置2が備える各部の各種処理を制御するものであり、その詳細は後述する。
記憶部26は、読み書き可能な記録媒体であり、例えば、フラッシュEEPROM、ハードディスク等によって実現することができる。この記憶部26には、生体情報管理装置1へ登録するための自装置機器登録テーブル41、他装置機器登録テーブル42、およびフラグ情報43が記録される。
上記自装置機器登録テーブル41は、当該生体情報測定装置2において定義されている略式コードと、該略式コードによって示す情報の対応関係を示す機器登録テーブルである。より具体的には、この自装置機器登録テーブル41では、生体情報測定装置2を特定する機器名称(装置情報)、送受信する情報の種別(カテゴリ)を示す種別名称、各種別名称ごとに取り扱われる情報の単位を示す単位情報、および各種別名称を識別するための略式コードがそれぞれ対応づけられ管理されている。
例えば、生体情報測定装置2が体重計X(生体情報測定装置2a)である場合、上記自装置機器登録テーブル41には、図3(a)に示すように、機器名称として「体重計X」が記録されている。さらに、体重計Xが生体情報管理装置1とデータ交換を行う種別それぞれを識別する略式コードと、該種別の内容を示す種別名称と、各種別名称ごとに取り扱われる情報の値が利用する単位とが対応付けられている。なお、図3(a)は、本実施の形態に係る自装置機器登録テーブル41の一例を示す図である。
他装置機器登録テーブル42は、他の生体情報測定装置2(生体情報測定装置2bおよび生体情報測定装置2c)において定義されている略式コードと、該略式コードによって示す情報の対応関係を示す機器登録テーブルである。この他装置機器登録テーブル42は、他の生体情報測定装置2にて測定された測定値等を生体情報管理装置に問い合わせる場合に用いる情報である。すなわち、生体情報測定装置2は、この他装置機器登録テーブル42を参照して、他の生体情報測定装置2にて測定された測定値等を示す略式コードを指定することで、該他の生体情報測定装置2にて測定された測定値等を生体情報管理装置1に要求することができる。
より具体的には、図3(b)および図3(c)に示すように、生体情報測定装置2bに関する他装置機器登録テーブル42では、機器名称として「身長計Y」が記録されている。さらに、身長計Yが生体情報管理装置1とデータ交換を行う種別それぞれを識別する略式コードと、該種別の内容を示す種別名称と、各種別名称ごとに取り扱われる情報の値が利用する単位とが対応付けられている。一方、生体情報測定装置2cに関する他装置機器登録テーブル42では、機器名称として「身長計Z」が記録されている。さらに、身長計Zが生体情報管理装置1とデータ交換を行う種別それぞれを識別する略式コードと、該種別の内容を示す種別名称と、各種別名称ごとに取り扱われる情報の値が利用する単位とが対応付けられている。なお、図3(b)および図3(c)は本実施の形態に係る他装置機器登録テーブル42の一例を示す図である。
なお、本実施形態では、以上のように生体情報測定装置2が保持している機器登録テーブルのうち、自装置の機器登録テーブルを、自装置機器登録テーブル41とし、他装置の機器登録テーブルを、他装置機器登録テーブル42として区別している。
フラグ情報43は、生体情報管理装置1に他の生体情報測定装置2の機器登録テーブルが登録されているか否かを示す情報である。後述するが、生体情報測定装置2は、生体情報管理装置1に対して、該生体情報管理装置1が測定値等を登録している他の生体情報測定装置2について問い合わせることができる。この問い合わせの結果、所望する他の生体情報測定装置2の測定値等を生体情報管理装置1が保持している場合、生体情報測定装置2は、該他の生体情報測定装置2を示すフラグをONするように構成されている。
(測定装置制御部の構成)
次に、図1を参照して測定装置制御部の詳細な構成について説明する。なお、図1は、本発明に係る実施形態を示すものであり、生体情報測定装置2の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、測定装置制御部25は、機能ブロックとして要求確認部61、データフレーム作成部62、応答用データフレーム解析部63、および計測処理部64を備えてなる構成である。なお、これら各部は、測定装置制御部25が例えばCPU等によって実現できる場合、該CPUが、不図示のROMに記録されたプログラムをRAM等に読み出し実行することにより実現できる。
上記要求確認部61は、入力部21から入力されたユーザからの指示内容を確認するものである。例えば、ユーザからの指示内容が、自装置機器登録テーブル41の生体情報管理装置1への登録である場合、要求確認部61は、自装置機器登録テーブル41を読み出す。そして、生体情報管理装置1に送信するためのデータフレーム(要求データ)を作成するようにデータフレーム作成部62に指示する。また、この時、要求確認部61は、提示部22を指示して、生体情報管理装置1と通信中であるといった通知を出力させるものでもある。
また、例えば、ユーザからの指示内容が、生体情報管理装置1に対して、測定値が既に登録済みとなっている生体情報測定装置2の問い合わせを行うように指示するものである場合、要求確認部61は、この問い合わせを行うためのデータフレームを作成するように後述するデータフレーム作成部62に指示する。また、ユーザからの指示内容が、例えば体脂肪の計測を指示するものである場合、要求確認部61は、体脂肪率を計測するために必要となるユーザ情報を確認する。そして、必要となるユーザ情報の問い合わせを行うためのデータフレームを作成するように後述するデータフレーム作成部62に指示するものでもある。
上記データフレーム作成部62は、要求確認部61からの指示に応じて、自装置機器登録テーブル41を参照して、生体情報管理装置1に対して情報の登録、要求等各種処理を指示するためのデータフレームを作成するものである。データフレーム作成部62は、作成したデータフレームを、測定装置通信部23を制御して、生体情報管理装置1に送信させる。また、例えば、自装置機器登録テーブル41を生体情報管理装置1に登録する場合、データフレーム作成部62は、該指示内容を通知するためのデータフレームを作成するとともに、提示部22を制御して自装置機器登録テーブル41の、生体情報管理装置1への登録が完了した旨提示させるものでもある。
上記応答用データフレーム解析部63は、生体情報管理装置1から受信したデータフレームを解析するものである。また、応答用データフレーム解析部63は、生体情報管理装置1に登録済みの他の生体情報測定装置に関する問い合わせを行った場合、該問い合わせに応じて送信された応答用データフレーム(応答データ)を解析する。そして、その解析の結果、所望する他の生体情報測定装置2の測定値等が生体情報管理装置1に登録されている場合、該他の生体情報測定装置2に対応するフラグをONするものでもある。
上記計測処理部64は、計測部24によって得られたセンサ出力および生体情報管理装置1から取得した情報のうち少なくとも1つに基づき、体重、身長、あるいは体脂肪等を算出処理するものである。計測処理部64は、算出した結果を提示部22において出力したり、データフレーム作成部62に送信して、生体情報管理装置1に通知するためのデータフレームを作成するように指示したりする。
(生体情報管理装置の構成)
次に、再度図2を参照して生体情報管理装置1の構成について説明をする。この生体情報管理装置1は、図2に示すように提示部11、入力部12、管理装置通信部13、管理装置制御部14、および管理記憶部15を備えてなる構成である。
上記提示部11は、管理装置制御部14からの指示に応じて、自身が管理記憶部15に保持している情報を当該生体情報通信システム100の利用者(ユーザ)に提供するものであり、情報を表示するための液晶表示部、LED発光部、および効果音を発するスピーカ等で構成される。
上記入力部12は、管理記憶部15に記憶した情報の入力および編集するための入力手段であり、例えば、キーボード、上下キー、テンキー、マウスなどによって実現できる。
上記管理装置通信部13は、管理装置制御部14からの指示に応じて、生体情報測定装置2との間で通信を確立する。そして、管理装置通信部13は、計測結果(測定値)、および測定のために必要な情報等をこの生体情報測定装置2との間で送受信するものである。
上記管理装置制御部14は、生体情報管理装置1を構成する各部の各種制御を行うものであり、その詳細は後述する。
管理記憶部15は、読み書き可能な記録媒体であり、例えば、例えば、フラッシュEEPROM、ハードディスク等によって実現することができる。この管理記憶部15には、ユーザ情報テーブル3、生体情報テーブル4、登録機器テーブル5、およびユーザ計測情報テーブル6が記憶されている。
上記ユーザ情報テーブル3は、ユーザに関する情報を含むものであり、図5に示すようにユーザIDと、ユーザ名と、生年月日と、性別と、利用する生体情報の有効期限を規定する有効期間とを対応付けて記憶するテーブルである。なお、この図5は、本実施の形態に係るユーザ情報テーブル3の一例を示す図である。
ここで、上記ユーザIDとは、生体情報管理装置1において、各ユーザを特定するために設定した識別情報である。
また、上記有効期間とは、現時点から何日前までに測定された測定結果が有効となるか否かを決定する期間、すなわち、測定結果の有効性(信頼性)を保障できる期間である。本実施形態では、この有効期間を計測対象となるユーザの年齢に応じて設定している。つまり、例えば年齢が10代の前半のユーザと、30代のユーザとでは、前者は一定期間の間で大きな身長の変動を示すのに対して、後者はほとんど変動を示さない。このため、両者において一律に有効期間を決めた場合、前者と後者とでは、現時点における測定結果に対する信頼性が異なることとなる。
また、後述するが、管理装置制御部14は、生体情報測定装置2から測定値の提供を求められた場合、該測定値が有効期間外となるときは、再計測を促す出力を、提示部11を指示して行うように構成されている。
上記生体情報テーブル4は、各生体情報測定装置2から受信した測定結果(測定値)に関する情報を含むものであり、図6に示すように、各生体情報測定装置2に割り当てられている機器名称と、該生体情報測定装置2において規定されている機器内IDと、該生体情報測定装置2において規定されている略式コードと、測定値と、測定時刻との対応関係を示すテーブルである。なお、この図6は、本実施の形態に係る生体情報テーブル4の一例を示す図である。
ところで、本実施の形態に係る生体情報測定装置2では、当該生体情報測定装置2が複数人により共有される場合、この装置内でユーザごとに測定結果または測定に必要な情報を管理しておくことができるように構成されている。そこで、上記機器内でユーザごとの情報を管理できるように割り当てた識別情報が機器内IDである。
上記登録機器テーブル5は、各生体情報測定装置2から受信した自装置機器登録テーブル41を記録し管理するテーブルであって、各生体情報測定装置2にて定義された略式コードが示す情報を把握するために利用される情報である。すなわち、本実施形態では、上記したように生体情報測定装置2ごとの種別名称と略式コードとの対応関係を機器登録テーブルとし、これらの機器登録テーブルを、各測定装置の名称およびアドレスと対応付けて管理した情報を登録機器テーブル5として区別している。
具体的には、図7に示すように、この登録機器テーブル5は、機器名称、略式コード、種別名称、および単位それぞれが対応付けられた自装置機器登録テーブル41の情報に、該自装置機器登録テーブル41を送信した生体情報測定装置2を特定するアドレスを対応付けて記録している。なお、この図7は、本実施の形態に係る登録機器テーブル5の一例を示す図である。
本実施の形態に係る生体情報管理装置1では、同じアドレスから自装置機器登録テーブル41を受信する度に、管理装置制御部14は、この登録機器テーブル5を上書きするように構成されている。また新たな送信元(未登録のアドレス)から自装置機器登録テーブル41を受信した場合、管理装置制御部14は、この受信した自装置機器登録テーブル41を、この新たなアドレスと対応付けて登録機器テーブル5に追加するように構成されている。
なお、本実施の形態に係る生体情報管理装置1では、図7に示すように、既に体重計X、身長計Y、および身長計Zの自装置機器登録テーブル41をそれぞれ受信しており、登録機器テーブル5として記録しているものとする。
上記ユーザ計測情報テーブル6は、生体情報測定装置2からの問い合わせに対して、要求されている情報を検索するために利用する情報である。このユーザ計測情報テーブル6は、図8に示すように、ユーザIDと、該ユーザが利用する機器名称と、該機器において設定された機器内IDと、その機器において計測した種別を示す計測名称と、該計測名称に対応する略式コードとの対応関係を示す。なお、この図8は、本実施の形態に係るユーザ計測情報テーブル6の一例を示す図である。
以上のように、生体情報管理装置1は、通信を確立した生体情報測定装置2から自装置機器登録テーブル41を受信して、それぞれを登録機器テーブル5として記憶し管理することができる。
また、生体情報測定装置2それぞれにおいて、ユーザを識別するために用いている機器内IDと測定結果(測定値および測定時刻)とを対応付けた生体情報テーブル4を記録しているため、複数の生体情報測定装置2…で測定された測定データを、各ユーザ別に管理することが出来ようになっている。
また、生体情報管理装置1は、ユーザの性別や生年月日など生体情報測定装置2が測定に必要とする情報であるユーザ情報テーブル3を記憶しているため、各生体情報測定装置2からの問い合わせに応じて、ユーザに関する必要な情報の提供を行うことができる。
(管理装置制御部の構成)
次に、図4を参照して管理装置制御部14の詳細な構成について説明する。なお、この図4は、本発明の実施形態を示す図であり、生体情報管理装置1の要部構成を示すブロック図である。図4に示すように、管理装置制御部14は、機能ブロックとしてデータフレーム解析部51、登録部52、探索部53、および応答用データフレーム作成部54を備えてなる構成である。なお、これら各部は、管理装置制御部14が例えばCPU等によって実現できる場合、該CPUが、不図示のROMに記録されたプログラムをRAM等に読み出し実行することにより実現できる。
上記データフレーム解析部51は、生体情報測定装置2から受信したデータフレームを解析するものである。具体的には、このデータフレーム解析部51は、受信したデータフレームからサービス識別子を読み出し確認する。そして、このサービス識別子に設定されている内容が「登録」であると確認した場合、データフレーム解析部51は、データフレームから自装置機器登録テーブル41に関する情報を読み出し、後述する登録部52に送信する。そして、この読み出した情報を登録するように指示する。
また、データフレーム解析部51は、受信したデータフレームのサービス識別子に「照会」と設定されており、登録済み生体情報測定装置に関する問い合わせの場合、探索部53に対して、該登録済みの生体情報測定装置の探索を行うように指示する。また、例えば身長の計測値、年齢、生別等ユーザに関するユーザ情報についての問い合わせの場合、探索部53に、これら要求されているユーザ情報について探索を行うように指示する。
登録部52は、データフレーム解析部51からの指示に応じて登録が求められている情報を管理記憶部15に記憶するものである。
探索部53は、上記データフレーム解析部51からの指示に応じて、ユーザ情報テーブル3、生体情報テーブル4、登録機器テーブル5、およびユーザ計測情報テーブル6等を参照して、要求されている情報を探索するものである。探索部53は、探索した結果を応答用データフレーム作成部54に渡し、生体情報測定装置2に送信するためのデータフレームを作成するように指示する。
応答用データフレーム作成部54は、探索部53からの指示に応じて、生体情報測定装置2から送信が要求されている情報を含む応答用データフレーム(応答データ)を作成するものである。データフレームを作成すると、管理装置通信部13を制御して、生体情報測定装置2に送信させる。
(データフレーム構成)
続いて、図9〜図12を参照して、生体情報測定装置2と生体情報管理装置1との間で送受信される情報(データ)のフレーム構成を示す。
本実施の形態に係る生体情報通信システム100において、生体情報測定装置2と生体情報管理装置1との間ではフレーム単位で情報(データ)が送受信されており、図9に示すようにこのフレームはヘッダ部31とデータフレーム部32とから構成される。なお、この図9は、本実施の形態に係るデータフレームのデータ構造の一例を示す図である。
上記ヘッダ部31には、送信するデータの目的が記述されており通信識別子33とサービス識別子34とを含んでいる。例えば、本実施の形態に係る生体情報通信システム100では、図10に示すように、通信識別子33として「要求」、「応答」、および「通知」のいずれかを設定することができるようになっている。この図10は、本実施の形態に係る通信識別子33として設定される文字データの一例を示す表である。
例えば「要求」は、送信先に何らかの情報を要求することを意味するものである。このため、なんらかの要求を行う情報を送信する際、該情報を含むデータフレームの通信識別子33には「要求」が設定される。
また、「応答」は、通信識別子33として「要求」を含む情報を受信した場合、該「要求」に応じた返答であることを意味するものである。このため、通信識別子33に「要求」を含むデータフレームに応じて返信する場合、この返信するデータフレームの通信識別子33には「応答」が設定される。
上記「通知」は、送信先に何らかの情報を知らせることを意味するものである。例えば、生体情報測定装置2から生体情報管理装置1に、自装置機器登録テーブル41または測定値を通知する場合、この通知する情報を含むデータフレームの通信識別子33には「通知」が設定される。
一方、図11に示すようにサービス識別子34としては、「登録」、「測定」、および「照会」のいずれかが設定される。上記「登録」は、登録を求める情報を送信する場合に、設定される識別子である。なお、図11は、本実施の形態に係るサービス識別子34として設定される文字データの一例を示す表である。
例えば、生体情報測定装置2が保持する自装置機器登録テーブル41を生体情報管理装置1に登録する場合、該自装置機器登録テーブル41の情報を含めて送信するデータフレームのサービス識別子34には「登録」が設定される。また、「測定」は、測定値に関する情報を送信する場合に設定される識別子であり、上記「照会」は、情報に対する照会を行う場合に設定される識別子である。
上記データフレーム部32は、図9に示すようにデータフィールド35と呼ばれるデータの単位の繰り返しにより構成されている。また、このデータフィールド35は、図12に示すように略式コードと該略式コードに対応するデータとを組み合わせた構成となっている。なお、この図12は、本実施の形態に係るデータフィールド35のデータ構造の一例を示す図である。
例えば、サービス識別子34が「測定」の場合、データフィールド35に含まれるデータには、略式コードにより示される計測名称の測定値が格納される。
また、サービス識別子34が「照会」の場合、データフィールド35に含まれるデータには略式コードにより示される計測名称のみを示し、該計測名称に対応する測定値は空のままとし、その測定値を問い合わせる。なお、本実施の形態に係る生体情報管理装置1は、サービス識別子34が「照会」の場合であって、データが空のデータフィールド35を含むデータフレームを受信し、この照会に対する応答を送信する場合、この空のデータに、問い合わせを受けているデータ値を格納し返信するように設定されている。
また、サービス識別子34が「登録」の場合では、データフィールド35を所定形式で記述し、登録先に送信する。
(生体情報測定装置側の処理フロー)
ここで、生体情報測定装置2側の処理フローとして図13〜図15を参照して説明する。
なお、ここでは説明の便宜上、生体情報管理装置1と通信を確立する生体情報測定装置2を体重計X(生体情報測定装置2a)として処理フローを示す。
(登録処理)
まず、生体情報測定装置2aが保持する自装置機器登録テーブル41を、生体情報管理装置1に登録するための登録処理について図13を参照して説明する。なお、この図13は、本実施の形態に係る生体情報通信システム100における登録処理の一例を示すフローチャートである。
すなわち、生体情報管理装置1と生体情報測定装置2aとの間においてデータフレームの送受信を実現させるためには、まず、生体情報測定装置2が保持する自装置機器登録テーブル41の情報を生体情報管理装置1に送信し、登録機器テーブル5として登録させる必要がある。これは、生体情報管理装置1において、生体情報測定装置2で定義されている、略式コードとその略式コードによって示す種別との関係を把握させる必要があるからである。
このように、予め生体情報測定装置2の自装置機器登録テーブル41を生体情報管理装置1に登録させておくことで、該生体情報測定装置2と生体情報管理装置1との間において互いに、略式コードを利用して必要な測定データを問い合わせたり、送信したりすることができる。
まずユーザが、生体情報測定装置(体重計X)2aの入力部21における操作ボタンを押下し、生体情報管理装置1に対して、該生体情報測定装置(体重計X)2aが保持する自装置機器登録テーブル41の登録を指示する(ステップS11、これ以降ではS11のように称する)。
このように入力部21からユーザの指示が入力されると、生体情報測定装置2aでは、測定装置制御部25における要求確認部61が、該指示の内容を確認する(S12)。ここで、ユーザからの入力が、自装置機器登録テーブル41の生体情報管理装置1への登録を指示するものであると確認した場合、要求確認部61は、記憶部26から自装置機器登録テーブル41を読み出す(S13)。そして、要求確認部61は、提示部22に指示して、該提示部22における液晶表示部(不図示)に、生体情報管理装置1と通信中である旨表示させる。この測定装置制御部25における要求確認部61からの指示に応じて、提示部22は、「通信中」である旨表示する(S14)。
次に測定装置制御部25では、要求確認部61が、データフレーム作成部62に指示して、生体情報管理装置1に、自装置機器登録テーブル41を登録するためのデータフレームを作成させる。この要求確認部61からの指示に応じて、データフレーム作成部62は、以下のようなデータフレームを作成する(S15)。
すなわち、データフレーム作成部62は、記憶部26から読み出した自装置機器登録テーブル41の内容を、送信するデータフレームにおけるデータフレーム部に設定するとともに、ヘッダ部に設定する通信識別子を「通知」、サービス識別子を「登録」とする。
このようにデータフレームを作成すると、データフレーム作成部62は、測定装置通信部を制御して、このデータフレームを生体情報管理装置1に送信し登録するように指示する(S16)。
また、データフレーム作成部62は、上記のように作成したデータフレームを生体情報管理装置1に送信すると、提示部22を制御して自装置機器登録テーブル41の、生体情報管理装置1への登録が完了した旨提示させる(S17)。
一方、生体情報管理装置1では、上記データフレームを、管理装置通信部13を通じて受信すると、データフレーム解析部51が、該データフレームを解析し、このデータフレーム内に格納された情報を確認する(S21)。
具体的には、このデータフレーム解析部51は、受信したデータフレームからサービス識別子34を読み出し確認する。そして、このサービス識別子34に設定されている内容が「登録」であると確認すると、データフレーム解析部51は、データフレーム部32に格納された自装置機器登録テーブル41に関する情報を読み出し、登録部52に送信するとともに、該読み出した情報を登録するように指示する。
登録部52は、データフレーム解析部51からの指示に応じて、受信した自装置機器登録テーブル41の情報と送信元の生体情報測定装置2aのアドレスとを対応付けて、登録機器テーブル5に追加して記憶する(S22)。
以上のようにして生体情報測定装置2aが保持する自装置機器登録テーブル41を生体情報管理装置1に送信し登録させることができる。
このように、本実施の形態に係る生体情報測定装置2aでは、自装置にて保持している自装置機器登録テーブル41を生体情報管理装置1に登録することができるため、この登録後では、略式コードによって示した各種情報を生体情報管理装置1に送信したり、該略式コードにて記述した情報を受信したりすることができる。すなわち、生体情報測定装置2aにて定義した略式コードを使って、生体情報管理装置1との間で各種情報を送受信することができる。
(登録済み生体情報測定装置の確認処理)
次に、生体情報管理装置1において、他の生体情報測定装置2(身長計Yまたは身長計Z)の測定値が既に登録済みとなっているか否か確認するための処理(登録済み生体情報測定装置の確認処理)について図14を参照して説明する。この図14は、本実施の形態に係る生体情報通信システム100における、登録済み生体情報測定装置の確認処理の一例を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、説明の便宜上、生体情報測定装置(体重計X)2aが、生体情報管理装置1に対して、測定値が登録されている生体情報測定装置2について問い合わせる。そして、その問い合わせの結果、身長計Z(生体情報測定装置2c)の測定値が、生体情報管理装置1に登録されているか否か判断するものとする。
まず、ユーザが、生体情報測定装置2a(体重計X)の入力部21における操作ボタンを押下し、生体情報管理装置1に対して、測定値が既に登録済みとなっている生体情報測定装置2の問い合わせを行うように指示する(S31)。
このように入力部21から、ユーザの指示が入力されると、生体情報測定装置2aでは、測定装置制御部25における要求確認部61が、該指示の内容を確認する(S32)。ここで、ユーザから入力された指示が、測定値が既に登録済みとなっている生体情報測定装置2の問い合わせを行うものであると確認した場合、要求確認部61は、この問い合わせを行うためのデータフレームを作成するようにデータフレーム作成部62に指示する。
この要求確認部61からの指示に応じて、データフレーム作成部62は、上記問い合わせを行うために、ヘッダ部31の通信識別子33に「要求」、サービス識別子34に「照会」と設定する。そして、「登録機器名称」に対応する略式コード「0x08」をデータフィールド35に格納してデータフレームを作成する。このようにして、データフレーム作成部62は、測定値が既に登録済みとなった生体情報測定装置2を示す機器名称の問い合わせを行うためのデータフレーム(機器名称問い合わせ用データフレーム)を作成する(S33)。
機器名称問い合わせ用データフレームを作成すると、データフレーム作成部62は、測定装置通信部23を制御して生体情報管理装置1に対して、この作成したデータフレームを送信する(S34)。
一方、生体情報管理装置1は、生体情報測定装置2から機器名称問い合わせ用データフレームを受信すると、データフレーム解析部51が、このデータフレームの送信元を示すアドレスと一致する、生体情報測定装置2の登録機器テーブル5を参照する。そして、受信したデータフレームに格納されている、略式コードで記述された情報を解析し、確認する(S41)。
ここで、データフレーム解析部51が、受信したデータフレームからサービス識別子34を読み出し、該サービス識別子34に設定されている内容が「照会」であると確認したとする。この場合、データフレーム解析部51は、探索部53に指示して、生体情報管理装置1において既に測定値が登録されている生体情報測定装置2を探索させる。このデータフレーム解析部51からの指示に応じて探索部53が、登録機器テーブル5を参照して生体情報管理装置1において既に測定値が登録されている生体情報測定装置2を探索する。そして、探索部53は、この探索結果を応答用データフレーム作成部54に送信するとともに、問い合わせのあった生体情報測定装置2aに該探索結果を通知するように指示する。
そして、応答用データフレーム作成部54が、探索部53からの指示に応じて、上記問い合わせに対する応答用データフレーム(機器名称応答用データフレーム)を作成する(S42)。より具体的には、応答用データフレーム作成部54は、以下の内容を含む機器名称応答用データフレームを作成する。
すなわち、本実施形態では、図7に示すように、生体情報管理装置1が保持する登録機器テーブル5において、体重計X、身長計Y、身長計Z(生体情報測定装置2a〜2c)が記憶されている。このため、生体情報管理装置1は、生体情報測定装置2a(体重計X)からの問い合わせに対する機器名称応答用データフレームとして、これら3つの機器名称を、生体情報測定装置(体重計X)2aに通知するためのデータフレームを作成する。
つまり、応答用データフレーム作成部54は、このデータフレームにおけるヘッダ部31の通信識別子33に「応答」、サービス識別子34に「照会」をそれぞれ設定する。また、データフレーム部32では、略式コードが「0x08」であり、データが「体重計X」であるデータフィールド35と、略式コード「0x08」であり、データが「身長計Y」となるデータフィールド35と、略式コード「0x08」であり、データが「身長計Z」のデータフィールド35とを設定する。
生体情報管理装置1では、応答用データフレーム作成部54が、このようにデータフレームを作成すると、管理装置通信部13を制御して生体情報測定装置2aに送信する(S43)。
生体情報管理装置1から上記機器名称応答用データフレームを受信すると、生体情報測定装置2aでは、応答用データフレーム解析部63が、このデータフレームを解析し(S35)、各データフィールド35に格納された機器名称を確認する。そして、応答用データフレーム解析部63は、生体情報管理装置1において、生体情報測定装置2c(身長計Z)の測定値が既に登録済みとなっているか否か判定する(S36)。
このステップS36の判定処理において、生体情報管理装置1において、生体情報測定装置2c(身長計Z)の測定値が既に登録済みとなっている場合(S36において「YES」)、身長計Zに対応するフラグをONして、このフラグ情報43を記憶部26に記憶しておく(S37)。
一方、このステップS36の判定処理において「NO」の場合、身長計Zに対応するフラグをOFFして、このフラグ情報43を記憶部26に記憶しておく(S38)。
以上のように、本実施の形態に係る生体情報測定装置2aは、フラグ情報43として生体情報管理装置1において既に測定値が登録されている他の生体情報測定装置2cを記録することができる。このため、生体情報測定装置2aは、情報の取得先として利用できる他の生体情報測定装置2cの、存在の有無を把握しておくことができる。
また、以上のように、本実施の形態に係る生体情報測定装置2aでは、情報の取得先として利用できる他の生体情報測定装置(身長計Z)2cをフラグ情報で管理するように構成されていた。
ここで、生体情報測定装置2aは、上記生体情報測定装置2cの機器登録テーブル(他装置機器登録テーブル42)を保持していない場合、上記した「登録済み生体情報測定装置の確認処理」において、この機器登録テーブルも合わせて生体情報管理装置1から受信するように構成されていることが好ましい。
すなわち、上記生体情報測定装置2cによる測定結果(測定値)を利用できるように、ステップS43において生体情報管理装置1から受信する機器名称応答用データフレームに、さらに他の生体情報測定装置2cの機器登録テーブルも含めることが好適である。
(ユーザ情報問い合わせ処理)
次に、生体情報測定装置(体重計X)2aを利用して特定のユーザの体脂肪率を計測する処理を例に挙げ、生体情報管理装置1に対してユーザ情報を問い合わせる処理(ユーザ情報問い合わせ処理)について図15を参照して説明する。なお、この図15は、本実施の形態に係る生体情報通信システム100におけるユーザ情報問い合わせ処理の一例を示すフローチャートである。
まず、生体情報測定装置(体重計X)2aは、上記したように複数のユーザによって共有されており、各ユーザの計測値をそれぞれ記憶できるように、当該体重計Xにおいて各ユーザに識別子(機器内ID)を割り当てることができる構成となっている。
そこで、特定のユーザに対して、この機器内IDとして「d」が割り当てられているものとして「ユーザ情報問い合わせ処理」について説明する。
まず、生体情報測定装置(体重計X)2aにおいて、特定のユーザが入力部21における操作ボタンを押下して(S51)、自身の機器内IDを示すとともに、体脂肪率計測を指示する旨の入力を行う。
このように、操作ボタンが押下されると、生体情報測定装置2aでは、測定装置制御部25における要求確認部61が、ユーザからの指示の内容を確認する(S52)。ここで、ユーザから入力された指示が体脂肪の計測を指示するものであると確認した場合要求確認部61は、体脂肪率を計測するために必要となるユーザ情報を確認する。すなわち、本実施の形態に係る生体情報測定装置(体重計X)では、上記ユーザの身長、生年月日、生別等体脂肪率測定に必要となる情報を保持していない。特に身長の測定値については、必要に応じて他の生体情報測定装置2bまたは2cのいずれかから取得して利用するように構成されている。
そこで、要求確認部61は、上記ユーザからの体脂肪の計測指示に応じて、これら必要となる情報を特定し、該情報を問い合わせるためのデータフレーム(ユーザ情報問い合わせ用データフレーム)を作成するように、データフレーム作成部62に指示する。
そして、上記データフレーム作成部62は、上記要求確認部61からの指示に応じて、生体情報管理装置1に問い合わせるための、ユーザ情報問い合わせ用データフレームを生成する(S53)。
ここで、上記したように本実施形態ではユーザの機器内IDを「d」とし、該ユーザに関する性別と生年月日と身長とを生体情報管理装置1に問い合わせるものとする。また、記憶部26におけるフラグ情報において、身長計Zから該ユーザの身長の測定値を取得できることが示されているものとし、このため、該身長計Zによって測定された測定値を問い合わせるものとする。
そこで、測定装置制御部25におけるデータフレーム作成部62では以下のようにユーザ情報問い合わせ用データフレームを作成する。
すなわち、データフレーム作成部62は、上記ユーザ情報問い合わせ用データフレームにおいて、ヘッダ部31の通信識別子33に「要求」、サービス識別子34に「照会」を設定する。このヘッダ部31の設定によって生体情報測定装置2aから生体情報管理装置1に送信するデータフレームは、何らかの情報の照会を要求するものである旨示すことができる。
そして、データフレーム作成部62は、データフレーム部32における第1のデータフィールド35に略式コード「0x01」とそれに対応するデータ「d」とを格納する。つまり、略式コード「0x01」が、機器内IDであることを示すコードであるため、これら略式コードとデータとにより機器内IDは「d」であることを示すことができる。
また、第2のデータフィールド35に略式コード「0x05」とそれに対応するデータ「空」とを格納する。つまり、略式コード「0x05」によって、性別を示し、この略式コードに対応データが「空」であるため性別に関する情報を要求していることを示すことができる。
また、第3のデータフィールド35に略式コード「0x06」とそれに対応するデータ「空」とを格納する。つまり、略式コード「0x06」によって、生年月日を示し、その略式コードに対応するデータが「空」であるため生年月日に関する情報を要求していることを示すことができる。
また、第4のデータフィールド35に略式コード「0x08」とそれに対応するデータ「身長計Z」とを格納する。つまり、略式コード「0x08」によって、すでに測定値が登録されている機器を示す登録機器名称を表し、その略式コードに対応するデータが「身長計Z」であるため、身長計Zが保持する情報を要求していることを示すことができる。
また、第5のデータフィールド35に略式コード「0xb2」とそれに対応するデータ「空」とを格納する。つまり、略式コード「0xb2」によって身長計Zにおいて定義されている「身長」を示し、その略式コードに対応するデータが「空」であるため、身長計Zで計測された身長の測定値を要求していることを示すことができる。
データフレーム作成部62は、このようにしてユーザ情報問い合わせ用データフレームを作成すると、測定装置通信部23を制御して生体情報管理装置1に送信する(S54)。
一方、生体情報管理装置1では、生体情報測定装置2aから上記ユーザ情報問い合わせ用データフレームを受信すると、データフレーム解析部51は、該データフレームの送信元アドレスに一致する生体情報測定装置2aの登録機器テーブル5を参照する。そして、受信したこのデータフレームに格納されている、略式コードで記述された情報を解析し、確認する(S71)。
ここで、上記データフレームの送信元アドレスと一致する生体情報測定装置は、生体情報測定装置(体重計X)2aであるため、上記データフレーム解析部51は、生体情報測定装置(体重計X)2aにおいて規定された略式コードを示す、登録機器テーブル5を参照する。そして、データフレーム解析部51は、各データフィールド35に格納されている情報を解釈する。
より具体的には、データフレーム解析部51は、第1のデータフィールド35に格納された情報から機器内IDが「d」のユーザに関する問い合わせであることが分かる。また、第2のデータフィールド35に格納された情報から性別に関する問い合わせが示されており、第3のデータフィールド35から生年月日に関する問い合わせが示されている。さらに、第4のデータフィールド35に格納された情報から、これ以降のデータフィールド35に格納された情報は、身長計Zにおいて規定された略式コードで規定されることを示す。そして、第5のデータフィールド35は、身長計Zの身長の値を問い合わせていることを知る。
このように、データフレーム解析部51が、受信したデータフレームから要求されている各情報を把握すると、探索部53を制御して各情報を探索するように指示する。ここで、図8に示すユーザ計測情報テーブル6から、生体情報測定装置(体重計X)2aの機器内ID「d」とは、生体情報管理装置1において割り当てたユーザID「4」に対応することが分かる。そこで、探索部53は、ユーザIDが「4」となるユーザの性別および生年月日を、図5に示すユーザ情報テーブル3から探索する。そして、その探索した結果、ユーザIDが「4」となるユーザの性別および生年月日は、「女」で「1988年、09月、01日」であることが分かる。また、探索部53は、図6に示す生体情報テーブル4を参照すると、体重計Xの機器内ID「d」に対応するユーザに関する身長計Zの測定値(略式コード0xb2)は、測定時刻2006年、06月02日、18:30の測定値と、測定時刻2006年07月02日、18:44の測定値との2つが記録されている。
ここで、本実施の形態に係る生体情報測定装置(体重計X)2aから受信したユーザ情報問い合わせ用データフレームには、測定値に関して測定時刻の指定はない。このように特に測定値が指定されていない場合、生体情報管理装置1では、測定時刻が最も新しい測定値を選択し、生体情報測定装置2aに送信するように構成されている。
以上のようにして、生体情報管理装置1では、生体情報測定装置(体重計X)2aから上記ユーザ情報問い合わせ用データフレームを受信すると、探索部53は、該データフレームによって問い合わせが要求されている情報を探索する。そして、探索部53は、この探索した情報を、応答用データフレーム作成部54に送信し、応答用データフレームを作成するように指示する。応答用データフレーム作成部54は、この探索部53からの指示に応じて、上記応答用データフレームを作成する(S72)。
より具体的には、応答用データフレーム作成部54は、登録機器テーブル5を参照して、この送信する応答用データフレームを、以下のように作成する。すなわち、応答用データフレーム作成部54は、データフレームにおけるヘッダ部31の通信識別子33には「応答」を設定し、サービス識別子34には、「照会」を設定する。この設定によって、この応答用データフレームは、照会に対する応答であることを示すことができる。
また、応答用データフレーム作成部54は、データフレーム部32における第1のデータフィールド35には、送信先となる生体情報測定装置2aにおいて規定されている略式コードとして「0x01」と、この略式コードに対応するデータとして「d」を設定する。すなわち、この第1のデータフィールド35により、体重計Xにおける機器内IDが「d」となるユーザに関するデータであることを示すことができる。
また、第2のデータフィールド35には、上記略式コードとして「0x05」と、この略式コードに対応するデータとして「女」を設定する。すなわち、この第2のデータフィールド35により、体重計Xにおける機器内IDが「d」となるユーザの性別が「女」であることを示すことができる。
また、第3のデータフィールド35には、上記略式コードとして「0x06」と、この略式コードに対応するデータとして「1988年09月01日」を設定する。すなわち、この第3のデータフィールド35により、体重計Xにおける機器内IDが「d」となるユーザの生年月日が「1988年09月01日」であることを示すことができる。
また、第4のデータフィールド35には、上記略式コードとして「0x08」と、この略式コードに対応するデータとして「身長計Z」を設定する。すなわち、この第4のデータフィールド35により、登録機器名称が「身長計Z」の情報であることを示すことができる。そして、第5のデータフィールド35において、上記略式コードとして「0xb2」と、この略式コードに対応するデータとして「155.6」を設定する。すなわち、この第5のデータフィールド35により、身長計Zにて計測された値が「155.6」であることを示すことができる。
ところで、本実施の形態に係る生体情報管理装置1では、上記したように、ユーザ情報テーブル3において、利用する生体情報の有効期間を規定している。そこで、探索部53は、上記したように応答用データフレームの作成を、応答用データフレーム作成部54に指示するとともに、送信する測定値が有効期間内か否かについて確認する(S73)。
ここで、本実施の形態に係る生体情報管理装置1から送信する測定値は、測定日時が2006年07月02日、18:44の値であり、現在の日時が2006年9月2日であったとする。この場合、この送信する測定値は、測定日時から現在まで30日以上経過していることとなる。このため、本実施の形態に係る生体情報管理装置1では、ユーザ情報テーブル3において規定されている生体情報の有効期間を超過しており、ステップS73での判定は「NO」となる。
このように、ステップS73において「NO」となる場合、探索部53は、ユーザに対して再測定するように促す旨の出力を、提示部11を制御しておこなう(S74)。この出力例としては、「身長計Zで身長を再測定してください」など文字列を表示させたり、LEDを点滅させたり、スピーカから警告音を表示させたりする。
このように送信する測定値が有効期間外である旨を示す提示を行うことで、ユーザは体重計Xで計測を開始する前に、身長計Zで身長を測るべきことを知ることができる。
生体情報測定装置2aに送信する測定値が有効期間外となる場合、その旨を示す提示を行うと、応答用データフレーム作成部54は、管理装置通信部13を制御して、生成した応答用データフレームを通信アドレス178.23(体重計X)宛てに送信する(S75)。なお、上記ステップS73において「YES」の場合は、特に提示を行うことなく、応答用データフレーム作成部54が管理装置通信部13を制御して、作成したユーザ情報応答用データフレームを生体情報測定装置2aに送信する。
一方、生体情報管理装置1から測定装置通信部23を介して、上記応答用データフレームを受信すると、生体情報測定装置(体重計X)2aでは、応答用データフレーム解析部63が、該応答用データフレームを解析する(S55)。そして、自装置機器登録テーブル41と、身長計Zの他装置機器登録テーブル42とを参照し、データの読み出しをおこなう。この読み出しの結果、生体情報測定装置2aでは、体脂肪の計測を所望されているユーザは、女性でかつ、生年月日が1988年09月01日であり、身長が155.6cmであることを把握することができる。
以上のようにして、体脂肪測定において必要となる情報を生体情報管理装置1から取得すると、生体情報測定装置(体重計X)2aでは、応答用データフレーム解析部63が提示部22を制御して、計測準備が整った旨通知するために、「測定開始」等の表示を行う(S56)。また、応答用データフレーム解析部63は、取得した情報を計測処理部64に送信する。
このように、測定を促す表示が提示部22においてなされると、ユーザは計測位置に移動し計測を開始する。ユーザが計測位置に移動すると、計測部24によって得られたセンサ出力と、生体情報管理装置1から取得した情報とに基づき、計測処理部64は、体重と体脂肪の値を計算する(S57)。ここで、この計算の結果、ユーザの体重が51.2kg、体脂肪率が23%という値を得られたとすると、計測処理部64は、提示部22を制御してこの計測結果を「51.2kg−23%」と表示させる(S58)。
また、上記のようにして、ユーザの体重および体脂肪率を計測すると、計測処理部64は、この測定結果を生体情報管理装置1に通知するためのデータフレームを作成するようにデータフレーム作成部62に指示する。この指示に応じて、データフレーム作成部62は、体重および体脂肪率の測定結果を通知するデータフレーム(測定結果通知データフレーム)を作成する(S59)。例えば、上記した測定結果を2006年07月03日19時20分に得られたものとすると、データフレームにおけるヘッダ部31の通信識別子33には「通知」を設定し、サービス識別子34には「測定」を設定する。このヘッダ部31の設定によって、測定結果の通知であることを示すことができる。
さらに、データフレーム部32の第1のデータフィールド35には、略式コードとして「0x01」、該略式コードに対応するデータとして「d」を設定する。この第1のデータフィールド35によって体重計Xにおける機器内IDが「d」のユーザに関する情報であることを示すことができる。
また、第2のデータフィールド35には、略式コードとして「0x02」、該略式コードに対応するデータとして「2006年07月03日19時20分」を設定する。この第2のデータフィールド35によって、測定時刻が「2006年07月03日19時20分」のデータであることを示すことができる。
また、第3のデータフィールド35には、略式コードとして「0x03」、該略式コードに対応するデータとして「51.2」を設定する。この第3のデータフィールド35によって、計測された体重が「51.2」kgであることを示すことができる。
また、第4のデータフィールド35には、略式コードとして「0x04」、該略式コードに対応するデータとして「23」を設定する。この第4のデータフィールド35によって、計測された体脂肪率が「23」%であることを示すことができる。
以上のようにして、生体情報測定装置(体重計X)2aでは、データフレーム作成部62が自装置機器登録テーブル41で規定している略式コードを使って、測定結果を通知するためのデータフレームを作成する。そして、測定装置通信部23を制御してこの作成したデータフレームを生体情報管理装置1に送信する(S60)。
また、このように測定結果の送信が完了すると、データフレーム作成部62は、提示部22に、測定結果の送信が完了したことをユーザに知らせるための表示を指示する。このデータフレーム作成部62からの指示に応じて、提示部22は、液晶表示部に「計測結果送信完了」等の文字列を数秒間表示させる(S61)。このように、計測結果の送信完了をユーザに提示すると、生体情報測定装置2aでは、主電源をOFFし、ユーザからの次回の入力操作を待ち受ける。
一方、生体情報管理装置1では、上記データフレームを、管理装置通信部13を通じて受信すると、データフレーム解析部51が該データフレームを解析し、ヘッダ部31のサービス識別子34を読み出し確認する(S76)。ここで、サービス識別子34に設定されている内容が「測定」であると確認すると、データフレーム解析部51は、データフレームの各データフィールド35に格納された各情報を読み出し、登録機器テーブル5を参照して、生体情報測定装置2aにおける測定結果を確認する。そして、上記したように第1のデータフィールド35〜第4のデータフィールド35に格納された各情報を読み出した結果、データフレーム解析部51は、管理記憶部15に格納する情報は、下記の2種類であることを把握する。
すなわち、機器名称が「体重計X」、機器内IDが「d」、体重の測定値が「51.2」kg、測定時刻が「2006年07月03日19時20分」と、機器名称が「体重計X」、機器内IDが「d」、体脂肪の測定値が「23」%、測定時刻が「2006年07月03日19時20分」との2つの情報である。
このように管理記憶部15に登録する情報を確認すると、データフレーム解析部51は、これらの情報を登録部52に通知し管理記憶部15に記憶するようい指示する。このデータフレーム解析部51からの指示に応じて、登録部52は登録用データを生成し、生体情報テーブル4に追加して記憶する(S77)。
さらにまた、本実施の形態に係る生体情報通信システム100では、生体情報の測定精度を向上させるために、上記した「ユーザ情報問い合わせ処理」において、過去のいくつかの時点での、ユーザの身長の測定値を問い合わせるように構成されていてもよい。すなわち、過去のいくつかの時点での複数の測定値を考慮することにより、より正確な測定結果を知ることができる。
そこで、例えば、「2006年05月03日18:00」、「2006年06月03日18:00」、および「2006年07月03日18:00」と1カ月おきの測定値を所望する場合、図15に示すステップS53において、データフレーム作成部62は以下のようなデータフレームを作成する。
具体的には、データフレーム作成部62は、ヘッダ部31の通信識別子33に「要求」、サービス識別子34に「照会」を設定する。そして、データフレーム部32の第1のデータフィールド35において、略式コードとして「0x01」を、その略式コードに対応するデータとして「d」を格納する。第2のデータフィールド35では、略式コードとして「0x02」を、その略式コードに対応するデータとして「2006年05月03日18:00」を格納する。第3のデータフィールド35では、略式コードとして「0x07」を、その略式コードに対応するデータは「空」とする。第4のデータフィールド35では、略式コードとして「0x02」、その略式コードに対応するデータとして「2006年06月03日18:00」を格納する。第5のデータフィールド35では、略式コードとして「0x07」、その略式コードに対応するデータは「空」とする。第6のデータフィールド35では、略式コードとして「0x02」、その略式コードに対応するデータとして「2006年07月03日18:00」を格納する。第7のデータフィールド35では、略式コードとして「0x07」、その略式コードに対応するデータは「空」とする。
このように、データフレーム作成部62は、問い合わせたいデータフィールド35(データが「空」となるデータフィールド35)の直前に、測定時刻の値の入ったデータフィールド35を記述する。このため、生体情報管理装置1では、該測定時刻に応じた測定値を要求されていることを把握することができる。
以上のデータ構造によってデータフレームを作成すると、データフレーム作成部62は、該データフレームを、測定装置通信部23を制御して生体情報管理装置1に送信する(S54)。
一方、生体情報管理装置1では、このデータフレームを生体情報測定装置(体重計X)2aから受信すると、データフレーム解析部51が、該データフレームを解析し指示内容を確認する(S71)。すなわち、データフレーム解析部51は、登録機器テーブル5を参照して、受信したデータフレームは、時刻指定で身長の測定値を問い合わせていることを把握する。そして、次にユーザ計測情報テーブル6を参照して、データフレームに含まれていた機器内ID「d」から測定対象となるユーザのユーザIDが「4」であることを確認する。ここでユーザID「4」に対応する、計測名称「身長」の略式コードは、身長計Yの場合、略式コード「0xa2」となり、身長計Zの場合、略式コード「0xb2」となる。
このように、ユーザID「4」に対応する、計測名称「身長」の略式コードそれぞれを把握すると、データフレーム解析部51は、上記指定された時刻における、ユーザID「4」として識別されるユーザの身長の値を探索するように探索部53に指示する。
このデータフレーム解析部51からの指示に応じて、探索部53は、生体情報テーブル4を参照し、身長計Y、Zの2種類で計測した測定値のうち指定時刻に最も近い過去の測定値を探索する。
本実施形態では、「2006年05月03日18:00」に最も近い身長の測定値は、「2006年05月02日18:44」に、身長計Yにより測定された測定値「155.4」cmとなる。また、「2006年06月03日18:00」に最も近い身長の測定値は、「2006年06月02日18:30」に身長計Zにより測定された測定値「155.4」cmとなる。また、「2006年07月03日18:00」に最も近い身長の測定値は、「2006年07月02日18:44」に身長計Zにより測定された測定値「155.6」cmが探索される。
このように、探索部53が、要求された測定時刻に応じた測定値を探索すると、該探索結果に基づき、応答用データフレーム作成部54は、ユーザ情報応答用データフレームとして以下に示す構造を有するデータフレームを作成する(S72)。
すなわち、応答用データフレーム作成部54は、ヘッダ部31の通信識別子33に「応答」を、サービス識別子34に「照会」を設定する。また、データフレーム部32の第1のデータフィールド35において、略式コードとして「0x01」を、該略式コードに対応するデータとして「d」を格納する。第2のデータフィールド35では、略式コードとして「0x02」を、該略式コードに対応するデータとして「2006年05月02日18:44」を格納する。また、第3のデータフィールド35では、略式コードとして「0x07」を、該略式コードに対応するデータとして「155.4」cmを格納する。また、第4のデータフィールド35では、略式コードとして「0x02」を、該略式コードに対応するデータとして「2006年06月02日18:30」を格納する。また、第5のデータフィールド35では、略式コードとして「0x07」を、該略式コードに対応するデータとして「155.4」cmを格納する。また、第6のデータフィールド35では、略式コードとして「0x02」を、該略式コードに対応するデータとして「2006年07月02日18:44」を格納する。また、第7のデータフィールド35では、略式コードとして「0x07」を、該略式コードに対応するデータとして「155.6」cmを格納する。
ここで、現在の日時が「2006年07月03日18:00」であったとすると、上記送信する身長の測定値において、該測定値の測定時刻から現在までの期間が、30日を超過しているものが含まれている。すなわち、ユーザIDが「4」となるユーザにおいて割り当てている有効期間(=30日)を超えた測定値(2006年05月02日に測定された測定値、および2006年06月02日に測定された測定値)が含まれている。
本実施の形態に係る生体情報管理装置1では、上記したように、探索部53は、応答用データフレームの作成を、応答用データフレーム作成部54に指示するとともに、送信する測定値が有効期間内か否かについて確認する(S73)。
そして、このステップS73における確認において、生体情報測定装置2aに送信する測定値の中に有効期間を超過したものがあるため(S73において「NO」)、探索部53は、提示部11を制御して、ユーザに対して再測定するように促す旨の出力をおこなう(S74)。
以上のように、送信する測定値の中に有効期間外となるものが含まれている場合、再測定指示の提示を行い、ステップS72において作成した応答用データフレームを生体情報測定装置2aに送信する(S75)。
このようにして、過去のいくつかの時点での、ユーザの身長の測定値を生体情報測定装置2aから生体情報管理装置1に問い合わせることができる。また、この問い合わせに対する応答を、生体情報管理装置1から生体情報測定装置2aが受信することができる。
以上のように、本実施の形態に係る生体情報測定装置2aは、生体情報の測定処理において必要となる情報を管理装置から取得することができるため、該情報を記憶するための大きな記憶容量を有する記憶部を備える必要がなく、精度のよい生体情報の測定を行うことができる。
現段階では、一般のユーザが日々健康管理をするために計測する生体情報としては、体重、体脂肪率、身長、歩数、体温、または血圧などが挙げられるが、今後健康分野のビジネスが拡大していくにつれて、これら生体情報として扱われる種類はどんどん増加することが予想される。また、医療の現場で利用されている生体情報も利用する機会が増大することも予想される。
このため、要求する情報の種類が増し、該情報をそれぞれ通信先に示すだけで膨大なデータ量が必要となる。
そこで、本実施の形態に係る生体情報通信システム100のように、送受信する情報を略式コードにより示すことができる方が、通信時におけるデータ量を低減させることができるため、取り扱う生体情報の種類が増大してもそれほど大きなデータ量とならない。
また、本実施の形態に係る生体情報測定装置2は、上記略式コードを自装置において定義できるため、生体情報通信システム100における他の生体情報測定装置2と略式コードを一致させなければならないといった煩わしさが生じることがない。
なお、本実施の形態に係る生体情報管理装置1では、測定時刻が更新期間を過ぎているかどうかを判断するために、探索部53がユーザ情報テーブル3に記録された有効期間を参照する構成であった。そして、このユーザ情報テーブル3では、ユーザIDごとにこの有効期間が割り当てられていた。しかしながら、この有効期間の設定方法はこれに限定されるものではなく、ユーザ情報テーブル3において、さらに生体情報測定装置2a〜2cごとに有効期間が設定されていてもよい。
すなわち、各生体情報測定装置2が、それぞれの測定において必要とする各種条件を管理しており、例えば、上記各種条件として有効期間に関する情報を各生体情報測定装置2の自装置機器登録テーブル41に含めておく。例えば、図3(a)に示す自装置機器登録テーブル41において、略式コード「0x07」(種別名称「身長」)の属性として、単位とともに有効期間の値を記録しておく。
そして、自装置機器登録テーブル41の「登録処理」の際に、この有効期間に関する情報も含めて生体情報管理装置1に登録させる。
なお、上記各種条件として、上記した有効期間に限定されるものではなく、この他、各生体情報測定装置2がそれぞれの測定において利用できる、身長または体重等の測定値の精度、または測定条件を設定できるようにしても良い。
また、本実施の形態に係る生体情報通信システム100では、有効期間外となる測定値が存在する場合、生体情報管理装置1が備える提示部11に、再測定指示の提示を行う構成であった。しかしながら、上記したように、有効期間を各生体情報測定装置2が有する自装置機器登録テーブル41において管理する構成の場合、生体情報測定装置2側において、該自装置機器登録テーブル41を参照して、生体情報管理装置1から受信した測定値が有効期間内か否かを判断する構成であってもよい。そして、上記測定値が有効期間外となる場合、再測定指示の提示を提示部22において行う構成であってもよい。
このように構成される場合、生体情報測定装置2は、図1に示す構成において、生体情報管理装置1が備える探索部53と同様な、有効期間内に測定された測定値であるか否かを判定する判定手段(不図示)をさらに備える。そして、この判定手段は、応答用データフレーム解析部63の解析結果に基づき、現在の日時と受信した測定値の測定時刻とを比較し、該測定値が有効期間内か否かを確認する。さらにまた、この判定手段は、有効期間外となる測定値があると判定した場合、提示部22を制御して再測定指示の提示を行う。
あるいは、測定値が有効期間内に測定されたものであるか否かの判定を生体情報管理装置1で行い、この判定の結果を、測定値とともに生体情報測定装置2に送信する。そして、この判定結果に基づき、生体情報測定装置2が備える提示部22において、再測定の提示を行う構成であってもよい。このように構成する場合、生体情報測定装置2から生体情報管理装置1に登録する自装置機器登録テーブル41において、例えば、略式コード「0x09」、種別名称「有効期間」、単位「なし」という項目がさらに追加されており、生体情報測定装置2と生体情報管理装置1との間で送受信されるデータフレームは、以下の内容を含むものとなる。
まず、下記データを含むデータフレームを生体情報測定装置2から生体情報管理装置1に送信することによって、例えば身長の測定値と、該測定値が有効期間内に測定されたものであるか否かを問い合わせることができる。
すなわち、このデータフレームにおけるヘッダ部31の通信識別子33において、「要求」を設定し、サービス識別子34に「照会」を設定する。また、データフレーム部32の第1のデータフィールド35では、略式コードとして「0x01」が、該略式コードに対応するデータとして「d」が格納される。また、第2のデータフィールド35では、略式コードとして「0x09」が、該略式コードに対応するデータは「空」とする。また、第3のデータフィールド35では、略式コードとして「0x07」が、該略式コードに対応するデータは「空」とする。
このように問い合わせたいデータフィールド35(第3のデータフィールド35)の直前のデータフィールド35を、有効期間を問い合わせるものとする。
生体情報管理装置1では、このデータフレームを生体情報測定装置2aから受信すると、データフレーム解析部51が、登録機器テーブル5を参照して、上記データフレームを解析する。そして、この解析の結果、データフレーム解析部51は、身長の測定値とともに、該測定値が測定された期間が有効期間内か否かについて問い合わせられていることを把握する。
具体的には、データフレーム解析部51は、さらにユーザ計測情報テーブル6を参照して、次のことを把握する。すなわち、機器内ID「d」はユーザID「4」に対応し、計測名称“身長”は身長計Yによる計測の場合、略式コードは「0xa2」となり、身長計Zによる計測の場合、略式コードは「0xb2」となることを知る。
次に、探索部53は、生体情報テーブル4から、2種類の身長計Yおよび身長計Zにて計測した測定値のうち最新のものを探索した結果、測定値として、「2006年07月02日18:44」に測定した「155.6」cmを得ることができる。
ここで、探索部53は、現在の日時が2006年9月であるとすると、ユーザ情報テーブル3を参照してユーザIDが「4」として識別されるユーザに割り当てられている有効期間を確認する。そして、このユーザに割り当てられている有効期間が30日であるため、身長が測定された測定日時は該有効期間を超過していると判定する。
このように探索部53が判定すると、この判定結果とともに、測定値を送信するように応答用データフレーム作成部54に指示する。この応答用データフレーム作成部54は、以下のようなデータフレームを生成し、生体情報測定装置2に送信する。
すなわち、応答用データフレーム作成部54は、ヘッダ部31の通信識別子33に「応答」を、サービス識別子34に「照会」を設定する。またデータフレーム部32の第1のデータフィールド35において、略式コードとして「0x01」を格納し、該略式コードに対応するデータとして「d」を格納する。また、第2のデータフィールド35において、略式コードとして「0x09」を格納し、該略式コードに対応するデータとして「必要」を格納する。また、第3のデータフィールド35において、略式コードとして「0x07」を格納し、該略式コードに対応するデータとして「155.4」を格納する。
このようなデータフレームを、測定装置通信部23を通じて受信すると、生体情報測定装置2では、応答用データフレーム解析部63が、略式コード「0x09」から、測定値の再測定が必要であると判断する。このため、応答用データフレーム解析部63は、提示部22を制御して、身長の再測定指示を促す。
また、本実施の形態に係る生体情報管理装置1は、図16に示すように、管理記憶部15に記憶している情報のうち、ユーザ情報テーブル3および生体情報テーブル4を生体情報管理サーバ7に記憶させ、必要に応じて該生体情報管理サーバ7から取得する構成としてもよい。この図16は、本発明の別の実施形態を示すものであり、生体情報管理装置1の要部構成を示すブロック図である。
すなわち、図2に示す生体情報管理装置1を、図16に示すように、生体情報管理装置1と生体情報管理サーバ7とのシステムによって実現させてもよい。
なお、図16に示す生体情報管理装置1は、図2に示す生体情報管理装置1と比較して、生体情報管理サーバ7と通信を確立するための管理装置第2通信部16をさらに備え、管理記憶部15には、登録機器テーブル5とユーザ計測情報テーブル6とのみを記憶している点で異なる。
一方、上記生体情報管理サーバ7は、生体情報管理装置1からの要求に応じて必要な情報を提供するものである。この生体情報管理サーバ7は、生体情報管理装置1と通信を確立するためのサーバ通信部17と、生体情報管理サーバ7の各部の各種制御を行うためのサーバ制御部18と、ユーザ情報テーブル3および生体情報テーブル4を保持するためのサーバ記憶部19とを備えてなる構成である。
上記サーバ制御部18は、例えば、CPU等によって実現でき、生体情報管理装置1からの要求に応じて必要となる情報をサーバ記憶部19から探索し、サーバ通信部17を制御して送信したり、生体情報管理装置1から受信した情報を、ユーザ情報テーブル3または生体情報テーブル4に記憶させたりする。
ところで、登録機器テーブル5およびユーザ計測情報テーブル6は、生体情報測定装置2から受信した情報を把握するために利用したり、要求されている情報を探索したりするために利用される情報であると言える。一方、ユーザ情報テーブル3および生体情報テーブル4は、ユーザ自身に関する情報および該ユーザから測定した生体情報であって、測定処理等に利用される情報であると言える。後者は、ユーザから体重または身長等の生体情報を測定するたびに情報が増えることとなり前者に比べてデータ量が大きくなる。
そこで、図16に示すように、データ量が大きくなるユーザ情報テーブル3および生体情報テーブル4を生体情報管理サーバ7に保持させておき、生体情報管理装置1は、必要に応じてこれらの情報を取得できるように構成する。このように構成することで、生体情報管理装置1が保持するデータ量を低減させることができ、当該生体情報管理装置1自身の装置構成を小さくすることができる。このため、生体情報管理装置1を携帯型の装置としてユーザに所持されるものとすることができる。
上記したように、本実施の形態に係る生体情報管理装置1では、生体情報測定装置2に送信する測定値が、有効期間外に測定されたものである場合、提示部11において、該測定値の再測定を指示する提示を行う構成であった。
そこで、生体情報管理装置1を上記のように携帯型装置として構成することで、生体情報管理サーバ7と離れた場所で生体情報測定装置2によって生体情報を測定しようとする場合であっても、この所持している生体情報管理装置1によって上記再測定の指示をユーザが確認することができる。
つまり、上記した測定値の再測定の指示は、生体情報管理装置1が図16に示す構成を有し、ユーザに所持される場合において、特に効果的となる。
また、本実施の形態に係る生体情報通信システム100では、上記した「登録処理」に示すように、各生体情報測定装置2において、自装置機器登録テーブル41を、生体情報管理装置1に送信し登録するように構成されていた。しかしながら、生体情報管理装置1は、各生体情報測定装置2の自装置機器登録テーブル41を、例えば、ユーザが入力部12を操作して入力し、登録する構成であってもよい。このように構成する場合、入力部12によって入力された自装置機器登録テーブル41を、登録部52が受信し、該登録部52が管理記憶部15に登録機器テーブル5として記録する。
あるいは、生体情報管理装置1が、通信ネットワークに通信可能に接続できる通信インターフェース(不図示)を備える構成の場合、該通信インターフェースを介して、各生体情報測定装置2の自装置機器登録テーブル41を、不図示の外部装置から取得する。そして、登録部52が、取得した自装置機器登録テーブル41を、登録機器テーブル5として管理記憶部15に登録する構成であってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、生体情報測定装置2、ならびに生体情報管理装置1の各ブロック、特に要求確認部61、データフレーム作成部62、応答用データフレーム解析部63、計測処理部64、データフレーム解析部51、登録部52、探索部53、および応答用データフレーム作成部54それぞれは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、生体情報測定装置2および生体情報管理装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである生体情報測定装置2または生体情報管理装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記生体情報測定装置2または生体情報管理装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、生体情報測定装置2あるいは生体情報管理装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本実施の形態に係る生体情報測定装置2は、データフレーム作成部62および応答用データフレーム解析部63を備えるため、略式コードで記述したデータフレームを利用して、測定処理において必要となる情報を生体情報管理装置1に要求し取得することができる。このため、本実施の形態に係る生体情報測定装置2のように、活用できるリソースが小さい装置において、他装置で得られた情報を共有する必要がある場合などにおいて有効に適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、生体情報測定装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、生体情報通信システムの要部構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る機器登録テーブルの一例を示す図であり、同図(a)は、自装置機器登録テーブルの一例を示し、同図(b)および(c)は、他装置機器登録テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示す図であり、生体情報管理装置の要部構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態に係る生体情報テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態に係る登録機器テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ計測情報テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態に係るデータフレームのデータ構造の一例を示す図である。 本実施の形態に係る通信識別子33として設定される文字データの一例を示す表である。 本実施の形態に係るサービス識別子として設定される文字データの一例を示す表である。 本実施の形態に係るデータフィールドのデータ構造の一例を示す図である。 本実施の形態に係る生体情報通信システムにおける登録処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る生体情報通信システムにおける、登録済み生体情報測定装置の確認処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る生体情報通信システムにおけるユーザ情報問い合わせ処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態を示すものであり、生体情報管理装置の要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 生体情報管理装置(管理装置)
2 生体情報測定装置
2a生体情報測定装置
2b生体情報測定装置
2c生体情報測定装置
3 ユーザ情報テーブル(測定処理情報・測定対象者情報)
4 生体情報テーブル(測定処理情報・測定結果情報)
5 登録機器テーブル(測定装置対応関係情報)
6 ユーザ計測情報テーブル
7 生体情報管理サーバ(サーバ装置)
11 提示部(管理装置出力部)
14 管理装置制御部
15 管理記憶部(測定装置対応関係情報記憶部・測定処理情報記憶部)
16 管理装置第2通信部(通信部)
17 サーバ通信部
21 入力部
22 提示部(測定装置出力部)
24 計測部
25 測定装置制御部
26 記憶部(他装置対応関係情報記憶部)
31 ヘッダ部
32 データフレーム部
33 通信識別子
34 サービス識別子
35 データフィールド
41 自装置機器登録テーブル
42 他装置機器登録テーブル(他装置対応関係情報)
43 フラグ情報(存在情報)
51 データフレーム解析部(データ確認手段)
52 登録部(登録手段)
53 探索部(探索手段)
54 応答用データフレーム作成部(応答データ生成手段)
62 データフレーム作成部(要求データ生成手段)
63 応答用データフレーム解析部(解析手段)
64 計測処理部(算出手段)
100 生体情報通信システム

Claims (21)

  1. 生体から生体情報を測定するとともに、この測定処理において必要となる測定処理情報を管理する管理装置と通信する生体情報測定装置であって、
    上記生体情報の測定処理に関わる項目に対して任意に規定した識別符号が割り当てられており、
    上記識別符号を利用して、上記測定処理情報を上記管理装置に要求するための要求データを生成する要求データ生成手段と、
    上記要求データに応じて上記管理装置から受け付けた、上記識別符号を利用して示された応答データを解析する解析手段とを備えることを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 他の生体情報測定装置によって規定されている、上記測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す、他装置対応関係情報を記憶する他装置対応関係情報記憶部をさらに備え、
    上記応答データが、上記他の生体情報測定装置によって規定された識別符号によって示される情報を含んでいる場合、
    上記解析手段は、上記他装置対応関係情報記憶部に記憶した他装置対応関係情報を参照して、上記応答データを解析することを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 上記応答データが、上記管理装置において管理されている上記測定処理情報の提供元となる、他の生体情報測定装置を示す装置情報を含む場合、
    上記解析手段は、上記応答データから上記装置情報を確認し、上記測定処理情報の提供元となる、他の生体情報測定装置それぞれが存在するか否かを示す存在情報を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の生体情報測定装置。
  4. 生体から測定した生体情報の測定結果に応じて生体情報を算出する算出手段を備え、
    上記応答データが、測定処理情報として、上記生体情報を算出するために必要となる、他の生体情報測定装置によって測定された測定値を含む場合、
    上記算出手段は、上記測定結果と、応答データが含む他の生体情報測定装置の測定値とに基づき、生体情報を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の生体情報測定装置。
  5. 上記要求データおよび上記応答データは、これら要求データおよび応答データを送信する送信先装置に対して要求する処理目的を記述したヘッダ部と、上記識別符号で記述した、送信する情報の項目と該情報の項目に対応する値との組み合わせを含むデータフレーム部と、を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の生体情報測定装置。
  6. 上記項目に対応する値を要求する場合、上記データフレーム部では、該値を記述しないことを特徴とする請求項5に記載の生体情報測定装置。
  7. 上記測定処理情報には利用可能な期間を示す有効期間が設定されており、
    上記管理装置から受け付けた応答データに、上記測定処理情報が含まれている場合、
    上記測定処理情報が有効期間内か否か判定する判定手段と、
    上記判定手段が、上記測定処理情報が有効期間外であると判定したとき、該測定処理情報の更新を指示する旨の情報を出力する測定装置出力部と、を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の生体情報測定装置。
  8. 生体から生体情報を測定する生体情報測定装置による測定処理において必要となる測定処理情報を、該生体情報測定装置に提供する管理装置であって、
    上記生体情報測定装置において規定されている、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す、測定装置対応関係情報を記憶する測定装置対応関係情報記憶部と、
    上記測定処理情報を要求する要求データを、生体情報測定装置から受け付けた場合、上記測定装置対応関係情報を参照して、該要求データにより要求されている測定処理情報を確認するデータ確認手段と、
    上記データ確認手段によって確認された測定処理情報を探索する探索手段と、
    上記測定装置対応関係情報に基づき、上記識別符号を利用して、上記探索手段によって探索した測定処理情報を含む応答データを生成する応答データ生成手段と、を備えることを特徴とする管理装置。
  9. 上記測定処理情報を記憶する測定処理情報記憶部を備えることを特徴とする請求項8に記載の管理装置。
  10. 上記測定処理情報は、測定対象者に関する測定対象者情報と、各生体情報測定装置から受信した測定結果に関する測定結果情報とを含んでおり、
    上記測定処理情報記憶部は、上記測定対象者情報を記憶する測定対象者情報記憶部と、上記測定結果情報を記憶する測定結果情報記憶部とを有することを特徴とする請求項9に記載の管理装置。
  11. 上記測定処理情報を記憶するサーバ装置と通信を確立する通信部をさらに備え、
    上記探索手段は、上記通信部を介してサーバ装置から測定処理情報を探索し取得することを特徴とする請求項8に記載の管理装置。
  12. 測定対象者に対して情報を出力するための管理装置出力部をさらに備え、
    上記測定処理情報には利用可能な期間を示す有効期間が設定されており、
    上記探察手段は、探索した測定処理情報が上記有効期間内か否か判定し、有効期間外であると判定した場合、上記管理装置出力部において、該測定処理情報の更新を指示する旨の情報を出力させることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の管理装置。
  13. 上記生体情報測定装置から、上記測定装置対応関係情報を受け付けた場合、
    上記測定装置対応関係情報を上記生体情報測定装置を特定する装置特定情報と対応づけて登録する登録手段をさらに備えることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の管理装置。
  14. 上記生体情報測定装置から、該生体情報測定装置により測定された生体情報を受け付けた場合、
    上記登録手段は上記生体情報を、測定処理情報として登録することを特徴とする請求項13に記載の管理装置。
  15. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の生体情報測定装置と、請求項8〜14のいずれか1項に記載の管理装置とを備えることを特徴とする生体情報通信システム。
  16. 生体から生体情報を測定するとともに、この測定処理において必要となる測定処理情報を管理する管理装置と通信する生体情報測定装置の制御方法であって、
    上記生体情報の測定処理に関わる項目に対して任意に規定した識別符号が割り当てられており、
    上記識別符号を利用して、上記測定処理情報を上記管理装置に要求するための要求データを生成するステップと、
    上記要求データに応じて上記管理装置から受け付けた、上記識別符号を利用して示された応答データを解析するステップと、を含むことを特徴とする生体情報測定装置の制御方法。
  17. 生体から生体情報を測定する生体情報測定装置による測定処理において必要となる測定処理情報を該生体情報測定装置に提供する管理装置の制御方法であって、
    上記生体情報測定装置において規定されている、測定処理に関わる項目と識別符号との対応関係を示す測定装置対応関係情報を記憶するステップと、
    上記測定処理情報を要求する要求データを、生体情報測定装置から受け付けた場合、上記測定装置対応関係情報を参照して、該要求データにより要求されている測定処理情報を確認するステップと、
    上記確認された測定処理情報を探索するステップと、
    上記測定装置対応関係情報に基づき、上記識別符号を利用して、上記探索した測定処理情報を含む応答データを生成するステップとを含むことを特徴とする管理装置の制御方法。
  18. 請求項1から7のいずれか1項に記載の生体情報測定装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための生体情報測定装置の制御プログラム。
  19. 請求項8から14のいずれか1項に記載の管理装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための管理装置の制御プログラム。
  20. 請求項18に記載の生体情報測定装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 請求項19に記載の管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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