JP2005329111A - 生体情報管理システム、生体情報管理方法および生体情報管理用プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被測定者の身体に装着され、被測定者の生体情報を測定する生体情報測定装置100と、生体情報を蓄積し、この生体情報の概要を示す概要情報を作成するホームサーバ200と、概要情報を蓄積するセンタサーバ500と、概要情報および生体情報を取得する端末装置700とを備える生体情報管理システムとした。また、生体情報測定装置100は、生体情報測定装置100の無線通信部経由で、設置型生体情報測定装置300から送信された生体情報を受信し、この生体情報を記憶部から読み出した被測定者の識別情報とともにホームサーバ200へ送信するよう構成した。
【選択図】 図1
Description
1)脈拍等、測定センサが測定した生体情報はサーバへ送信するが、多数の患者等を管理する場合、ネットワークの通信負荷が大きくなる。また、サーバ側も各患者(被測定者)の生体情報を管理できるよう大容量のデータ記憶装置を用意する必要がある。
2)脈拍等、測定センサを身体に装着しやすいものは、システムの管理対象とすることができるが、尿糖値等、測定センサを身体に装着しにくいものは、特許文献1のシステムにおいては管理対象とすることができない。
なお、その他の構成については、後記する実施の形態で述べる。
また、センタサーバ側は、生体情報の概要情報を蓄積するので、被測定者の情報を記憶するための記憶媒体(ハードディスク等)の容量を少なくすることができる。
さらに、尿糖値の測定装置等、生体情報測定装置を身体に装着しにくい生体情報についても、本システムの管理対象とすることができる。
以下、本発明の生体情報管理システム等を実施するための最良の形態(以下「実施の形態」という)を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1を用いて、本発明の第1の実施の形態の概要について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の生体情報管理システムの概要を示した図である。
なお、本実施の形態では、生体情報測定装置100およびホームサーバ200は、被測定者1の居室10の中にあるものとして説明する。
また、生体情報測定装置100およびホームサーバ200は、無線通信手段を備え、無線通信により各種情報の送受信を行うものとする。
なお、ホームサーバ200、センタサーバ500および端末装置700は、例えば、PC(Personal Computer)により構成される。また、ネットワーク600は、例えば、インターネット網やIP網である。
併せて、ホームサーバ200は、受信した生体情報の概要を示す概要情報を作成し、この情報をセンタサーバ500へ送信する。センタサーバ500は、ホームサーバ200から送信された概要情報を受信し、概要情報記憶部541に記憶・蓄積する。
また、生体情報はホームサーバ200で蓄積し、センタサーバ500では生体情報の概要情報を蓄積するようにするので、センタサーバ500は自身で各被測定者1の生体情報を蓄積するよりも生体情報管理用の記憶媒体(ハードディスク等)のディスク容量を少なくすることができる。
また、ホームサーバ200がセンタサーバ500へ送信する情報は、主として概要情報であり、生体情報そのものについては端末装置700(センタサーバ500)からの取得要求があったときに送信すれば良いので、ネットワーク600の通信負荷を軽減することができる。
まず、生体情報測定装置100の説明をする。
生体情報測定装置100は、被測定者1に装着され、被測定者1の生体情報(脈拍等)を測定し、この生体情報を所定時間ごとにホームサーバ200へ送信する手段である。生体情報測定装置100は、図2に示すように、無線通信部110と、生体情報測定部120と、生体情報送信部130と、記憶部140と、表示制御部150と、応答入力制御部160とを含んで構成される。
なお、生体センサSは、脈拍の他に、被測定者1の歩いた歩数、血圧、血中酸素飽和度、体温、呼吸、眼球運動、脳波等を測定するセンサであっても良い。
なお、生体情報送信部130は、送信データを暗号化する手段をさらに備え、生体情報の送受信においてセキュリティを確保するようにしても良い。
表示制御部150は、表示部M(図3参照)への情報表示(被測定者1に服薬を促すメッセージの表示等)を制御する手段である。応答入力制御部160は、応答入力部R(図3参照)への入力を受け付ける手段である。
また、表示部Mを、液晶モニタ、ランプ、スピーカ、バイブレータ等で構成して、前記した各メッセージの他、被測定者1に応答入力部Rへの応答入力を促す光、音、振動等のアラームを出力するようにしても良い。
応答入力部Rは、例えばボタン等で構成される。応答入力制御部160は、被測定者1からの応答入力部Rへの応答入力を受け付けると(ボタンが押圧されると)、この応答に関する情報を無線通信部110(図2参照)に受け渡す。そして、この情報は無線通信部110からホームサーバ200へ送信される。
図2に戻り、ホームサーバ200の説明をする。
ホームサーバ200は、生体情報測定装置100から送信された生体情報を蓄積し、この生体情報の概要情報を作成する手段である。ホームサーバ200は、無線通信部211と、通信部212と、概要情報作成部220と、記憶部230と、概要情報送信部240と、生体情報提示部250とを含んで構成される。
なお、本実施の形態における概要情報とは、生体情報の概要を示す情報であり、例えば、生体情報が1分間の脈拍数の情報のとき、この情報に基づき算出した被測定者1の脈拍数(回/分)の1時間分の平均値が考えられる。
概要情報作成部220は生体情報に基づき概要情報を作成すると、この情報を概要情報送信部240(後記)へ受け渡す。
なお、記憶部230は、例えばハードディスク等で構成される。
表1に示すように、生体情報は、被測定者1のID(識別情報)ごとに、生体情報の取得日時と、生体情報の種類と、測定値とを示した情報である。
例えば、被測定者ID「aaa」のNo.1の生体情報は、「04/03/29 5:16」に取得した情報であり、「脈拍数」に関する情報であり、このときの測定値は「60.2(回/分)」であることを示している。
なお、生体情報の取得日時に関する情報は、ホームサーバ200が当該生体情報を受信した日時であっても良いし、生体情報測定装置100が当該生体情報を測定(取得)した日時であっても良い。
例えば、概要情報作成部220は、被測定者ID「aaa」の2004年3月29日5時00分から5時59分(1時間分)の脈拍数の概要情報を作成するとき、表1の被測定者ID「aaa」の生体情報のうち、2004年3月29日5時00分から5時59分の脈拍数の情報(No.1の「60.2(回/分)」、No.2の「62.6(回/分)」、No.4の「61.3(回/分)」等)を抽出し、これらの平均値を算出する。そして、概要情報作成部220は、この算出結果を概要情報として概要情報送信部240へ受け渡す。
ここで、生体情報提示部250による生体情報の検索は、被測定者1の識別情報(ID)、生体情報の種類、生体情報の取得日時に関する情報等をキーとして行われる。
すなわち、センタサーバ500は、生体情報の取得要求を送信するとき、この取得要求に被測定者1のID等、生体情報を特定するための情報を含めて送信する。そして、ホームサーバ200はこれら情報を含む取得要求を受信すると、生体情報提示部250で、被測定者1のID等をキーとして、生体情報記憶部231から当該生体情報を検索し、検索された生体情報をセンタサーバ500へ送信する。
端末装置700は、ネットワーク600経由で、センタサーバ500にアクセスし、生体情報および生体情報の概要情報を取得する手段である。
例えば、端末装置700は、PC(Personal Computer)、モニタ等の表示手段、マウス、キーボード等の入力手段により構成される。端末装置700は、センタサーバ500から概要情報を取得すると、取得した概要情報を表示手段に表示させ、入力手段からの情報入力に応じて、この概要情報のもととなった生体情報を取得し、表示手段に表示させる。
次に、適宜図1から図3を参照しつつ、図4を用いて、センタサーバ500の説明をする。図4は、図1のセンタサーバの構成を示すブロック図である。
センタサーバ500は、ネットワーク600(図2参照)経由でホームサーバ200から送信された概要情報を受信し、この情報を蓄積し、端末装置700からの要求に応じて、概要情報を提示(送信)する。併せて、端末装置700から生体情報の取得要求を受信したときには、ネットワーク600経由でホームサーバ200から当該生体情報を取得し、この情報を端末装置700へ提示(送信)する。
センタサーバ500は、通信部510と、表示情報作成部520と、概要情報提示部530と、記憶部540と、生体情報取得部550とを含んで構成される。また、センタサーバ500は、認証部560を含んでいても良い。
例えば、表示情報作成部520は、被測定者1の1週間分の概要情報(生体情報)をグラフ化した情報を作成したり、このグラフ化した情報に他の被測定者1の血圧値、運動量等の平均値を付加した表示情報を作成する。
なお、他の被測定者1の血圧値、運動量等の平均値は概要情報記憶部541の概要情報に基づいて作成するものとする。
概要情報記憶部541は、センタサーバ500がホームサーバ200から取得した被測定者1の生体情報の概要情報を、被測定者1の識別情報ごとに記憶・蓄積する手段である。記憶部540は、例えば、ハードディスク等から構成される。
表2に示すように、概要情報は、被測定者1のID(識別情報)ごとに、当該概要情報が、いつからいつまでの生体情報に基づき作成された情報かを示す情報と、概要情報の種類と、測定値とを示している。
なお、センタサーバ500の記憶部540は、ホームサーバ200の識別情報(IPアドレス等)ごとに、各ホームサーバ200が保持する生体情報(生体情報の持ち主である被測定者1のID)を示したテーブルを格納し、生体情報取得部550はこのテーブルを参照して、生体情報を取得すべきホームサーバ200を特定するものとする。
また、センタサーバ500は、被測定者1の情報について、概要情報(生体情報の合計データ量よりも少ない情報)で蓄積するので、生体情報そのものを蓄積するよりも記憶媒体(ハードディスク等)の容量を少なくすることができる。
次に、本実施の形態の生体情報管理システムの各構成要素の処理手順を説明する。
まず、図5を用いて、ホームサーバ200における生体情報の記憶(登録)手順およびセンタサーバ500における概要情報の記憶(登録)手順を説明する(適宜図1から図4参照)。図5は、図1の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示したフローチャートである。
生体情報測定装置100は、測定を開始してから所定時間(例えば、1分間)経過すると(ステップS502の“Yes”)、所定時間分の脈拍数と被測定者1のIDとを無線通信でホームサーバ200へ送信する(ステップS503)。
そして、ステップS511の処理を開始してから所定時間(例えば、1時間)経過すると(ステップS512の“Yes”)、概要情報作成部220が、被測定者1の1分間あたりの平均脈拍数を計算する(ステップS513)。
すなわち、概要情報作成部220は、生体情報測定装置100から受信した所定時間分(1時間分)の脈拍数/分のデータに基づき、被測定者1の生体情報の概要情報(平均脈拍数/分)を作成する。そして、この概要情報(平均脈拍数/分)を概要情報送信部240へ受け渡す。
以上のようにして、ホームサーバ200は被測定者1の概要情報を作成し、センタサーバ500はその概要情報を記憶・蓄積する。
次に、図6および図7を用いて、センタサーバ500が端末装置700へ概要情報を提示し、ホームサーバ200が端末装置700へ生体情報を提示する手順について説明する(適宜図1から図5参照)。
図6および図7は、図1の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示したフローチャートである。
なお、センタサーバ500は、予め記憶部230に確認者2のユーザID(ID)を記憶しているものとする。
このとき、センタサーバ500の生体情報取得部550は、ホームサーバ200から受信した生体情報をそのまま送信(転送)するようにしても良いし、脈拍数の推移のグラフ等、被測定者1が理解しやすい形に加工した情報を送信するようしても良い。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8および図9を用いて説明する(適宜図1から図7参照)。図8は、本発明の第2の実施の形態の生体情報管理システムの概要を示した図である。図9は、図8の生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。
まず、図8を用いて、本発明の第2の実施の形態の概要について説明する。なお、前記した第1の実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
設置型生体情報測定装置300は、生体情報測定部320で被測定者1の生体情報を測定し、この生体情報を無線通信で生体情報測定装置100へ送信する。そして、生体情報測定装置100は、この生体情報をホームサーバ200へ送信する。すなわち、本実施の形態では、被測定者1の生体情報を、設置型生体情報測定装置300→生体情報測定装置100→ホームサーバ200というように伝播させる。
なお、設置型生体情報測定装置300はホームサーバ200とLAN(Local Area Network )で接続するようにして、生体情報を、生体情報測定装置100→設置型生体情報測定装置300→ホームサーバ200というように伝播させるようにしても良い。
以下、図9を用いて、本実施の形態の設置型生体情報測定装置300について詳細に説明する。
図9に示すように、設置型生体情報測定装置300は、無線通信部310と、生体情報測定部320と、生体情報送信部330とを含んで構成される。
ここで、生体情報送信部330が、自身から所定距離内の生体情報測定装置100へ生体情報を送信するようにしたのは、設置型生体情報測定装置300の周辺に複数の被測定者1が居たときに、被測定者1の生体情報(測定データ)を、誤って他の被測定者1(生体情報測定装置100)へ送信してしまう可能性を低くするためである。
ちなみに、生体情報送信部330が送信する生体情報は、体重、血圧等の測定値の他、ヘッダ情報として生体情報の種類(体重、血圧等)に関する情報を含むものとする。
なお、生体情報測定部320および生体情報送信部330は、設置型生体情報測定装置300のCPU(図示せず)が、メモリ(図示せず)に記憶されたプログラムを実行することにより実現されるものとする。
次に、本実施の形態の生体情報測定装置100の特徴的構成である通信制御部170について説明する。
通信制御部170は、設置型生体情報測定装置300から生体情報を受信すると、生体情報送信部330にこの情報をホームサーバ200へ送信(転送)させる手段である。
このように、設置型生体情報測定装置300で被測定者1の血圧を測定することで、前記したリストバンド型の生体情報測定装置100で被測定者1の血圧を測定するよりも、正確な血圧を測定することができる。
以下、図10を用いて本実施の形態の生体情報管理システムの処理手順を説明する(適宜図1から図9参照)。図10は、図8の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示したフローチャートである。
生体情報の測定タイミングは、例えば、設置型生体情報測定装置300が体重を測定する装置の場合、生体センサS2で加重を検知したとき測定を開始するようにしても良い。また、設置型生体情報測定装置300に組み込まれたセンサ等(図示せず)で、被測定者1が所定距離内に近づいたことを検知したとき、測定を開始するようにしても良い。
そして、生体情報送信部330は、測定した生体情報を受け取ると、この情報を無線通信部310経由で生体情報測定装置100へ送信する(ステップS1002)。
このようにすることで、設置型生体情報測定装置300の付近に複数の被測定者1が居たときでも、設置型生体情報測定装置300が被測定者1の生体情報(測定データ)を、誤って他の被測定者1(生体情報測定装置100)へ送信してしまう可能性を低くすることができる。
すなわち、被測定者1bの生体情報測定装置100が、被測定者1aの生体情報を受信し、この情報に被測定者1bのIDを付加してホームサーバ200へ送信するのを防止することができる。
すなわち、設置型生体情報測定装置300で、被測定者1がトイレを利用したか、風呂を利用したか、所定の部屋への入室/退室をしたか、就寝したか等、被測定者1の生活イベントを取得し、ホームサーバ200(およびセンタサーバ500)へ送信するようにする。このようにすることで、センタサーバ500は被測定者1の生活イベント(安否情報)も管理対象とすることができる。つまり、確認者2は、被測定者1の状態をより詳細に把握できる。
次に、本発明の第3の実施の形態について、図11および図12を用いて説明する(適宜図1から図10参照)。図11は、本発明の第3の実施の形態の生体情報管理システムのセンタサーバの構成を示したブロック図である。
なお、前記した実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
具体的には、図11に示すように、センタサーバ500は、健康アドバイスデータベース(DB)部542と健康状態解析部570とをさらに含む構成となっている。
なお、システムの全体構成は、前記した実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
表示情報作成部520は、健康状態解析部570から被測定者1の健康アドバイスの情報を受け取ると、この健康アドバイスを含む表示情報を作成する。
次に、本発明の第4の実施の形態について、図13から図15を用いて説明する(適宜図1から図12参照)。図13は、本発明の第4の実施の形態の生体情報管理システムの構成を示した図である。図14は、図13のセンタサーバの構成を示した図である。図15は、図13の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示すフローチャートである。
なお、前記した実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
また、図14に示すように、センタサーバ500は、生体情報測定装置100からの応答を応答入力のあった日時とともに記憶する応答履歴記憶部543をさらに含む構成となっている。
各構成要素の詳細については、後記する処理手順の項で説明する。
図15を用いて、本実施の形態の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理プログラムの処理手順)について説明する(適宜図1から図14参照)。
まず、端末装置700は入力手段から、生体情報測定装置100(被測定者1)へのメッセージの内容およびメッセージの送信スケジュールの入力を受け付ける(ステップS1501)。
ここで入力されるメッセージの内容は、例えば、「血圧の薬を飲んで下さい」等の服薬を促すメッセージや、「血圧計で血圧を測定して下さい」等の生体情報の測定を促すメッセージ等が考えられる。また、送信スケジュールは、例えば、「3時間ごと」等の送信間隔を指定したものの他、「毎日12時(所定日時)」等の送信日時を指定したものが考えられる。
なお、メッセージ送信部260の送信タイミングは、ホームサーバ200のタイマ(図示せず)およびメッセージ情報記憶部232の送信スケジュールの情報を参照して判断されるものとする。
なお、応答履歴は、応答履歴記憶部543で記憶・格納するようにしたが、概要情報記憶部541の一部で記憶・格納するようにしても良い。
すなわち、例えば、確認者2が、端末装置700の入力手段で「食後に血圧の薬を飲んだ方が良い」というメッセージを入力し、確認者2が入力手段へメッセージの送信命令を入力(画面の送信ボタンのクリック等)したタイミングで、センタサーバ500からメッセージを送信するようにしても良い。
本発明は、前記した実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で応用可能である。
例えば、第3の実施の形態の実施の形態において、健康状態解析部570は、センタサーバ500に含まれる構成としたが、ホームサーバ200に含まれる構成であってもよい。
また、ホームサーバ200が健康状態解析部570に用いるプログラムについて、追加・修正するときには、センタサーバ500がネットワーク600経由でホームサーバ200へ送信するようにしても良い。
すなわち、ホームサーバ200がネットワーク600経由でセンタサーバ500からプログラムをダウンロードする機能や、センタサーバ500がネットワーク600経由でホームサーバ200へプログラムを配信する機能を備えていても良い。
ここでいうコンピュータシステムとは、OS(Operating System)等のソフトウェアや周辺機器等のハードウエアを含むものである。
2 確認者
10 居室
100 生体情報測定装置
110 無線通信部
120 生体情報測定部
130 生体情報送信部
140 記憶部
150 表示制御部
160 応答入力制御部
170 通信制御部
200 ホームサーバ
211 無線通信部
212 通信部
220 概要情報作成部
230 記憶部
231 生体情報記憶部
232 メッセージ情報記憶部
240 概要情報送信部
250 生体情報提示部
260 メッセージ送信部
300 設置型生体情報測定装置
310 無線通信部
320 生体情報測定部
330 生体情報送信部
400 表示手段
500 センタサーバ
510 通信部
520 表示情報作成部
530 概要情報提示部
540 記憶部
541 概要情報記憶部
542 健康アドバイスDB部
543 応答履歴記憶部
550 生体情報取得部
560 認証部
570 健康状態解析部
600 ネットワーク
700 端末装置
M 表示部
R 応答入力部
S 生体センサ
S2 生体センサ
Claims (5)
- 被測定者の身体に装着され、前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記生体情報を蓄積し、この生体情報の概要を示す概要情報を作成するホームサーバと、前記概要情報を蓄積するセンタサーバと、前記概要情報および前記生体情報を取得する端末装置とを備える生体情報管理システムであって、
前記生体情報測定装置は、
前記ホームサーバとの無線通信を行う無線通信部と、
生体センサで前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定部と、
前記被測定者の識別情報を記憶する記憶部と、
前記測定した生体情報を、前記記憶部から読み出した前記被測定者の識別情報とともに前記ホームサーバへ送信する生体情報送信部とを有し、
前記ホームサーバは、
前記生体情報測定装置との無線通信を行う無線通信部と、
ネットワーク経由で、各種情報の通信を行う通信部と、
前記生体情報測定装置から受信した前記生体情報を前記被測定者の識別情報ごとに記憶する生体情報記憶部と、
前記生体情報測定装置から受信した生体情報に基づいて、前記概要情報を作成する概要情報作成部と、
所定時間ごとに、前記ネットワーク経由で、前記作成した概要情報を前記センタサーバへ送信する概要情報送信部と、
前記センタサーバからの要求に応じて、前記生体情報記憶部から前記被測定者の生体情報を検索し、前記検索した生体情報を前記ネットワーク経由で前記センタサーバへ送信する生体情報提示部とを有し、
前記センタサーバは、
前記ネットワーク経由で、各種情報の通信を行う通信部と、
前記ホームサーバから受信した前記概要情報を前記被測定者の識別情報ごとに記憶する概要情報記憶部と、
前記端末装置からの要求に応じて、前記概要情報記憶部から前記被測定者の概要情報を検索し、前記検索した概要情報を、前記ネットワーク経由で前記端末装置へ送信する概要情報提示部と、
前記端末装置からの要求に応じて、前記概要情報のもととなった生体情報を、前記ネットワーク経由で、前記生体情報を保持するホームサーバから取得し、前記生体情報を前記端末装置へ送信する生体情報取得部とを有すること、
を特徴とする生体情報管理システム。 - 請求項1に記載の生体情報管理システムは、前記被測定者の居室に設置され前記生体情報測定装置との無線通信を行う設置型生体情報測定装置をさらに備え、
前記設置型生体情報測定装置は、
前記生体情報測定装置との無線通信を行う無線通信部と、
生体センサで前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定部と、
前記設置型生体情報測定装置から所定距離内の生体情報測定装置へ前記測定した生体情報を送信する生体情報送信部と、
を有し、
前記生体情報測定装置は、
前記生体情報測定装置の無線通信部経由で、前記設置型生体情報測定装置から生体情報を受信し、この生体情報を前記記憶部から読み出した前記被測定者の識別情報とともに前記ホームサーバへ送信するよう構成されていること、
を特徴とする生体情報管理システム。 - 被測定者の身体に装着され、前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記生体情報を蓄積し、この生体情報の概要を示す概要情報を作成するホームサーバと、前記概要情報を蓄積するセンタサーバと、前記概要情報および前記生体情報を取得する端末装置とを備える生体情報管理システムに用いられる生体情報管理方法であって、
前記生体情報測定装置が、
前記被測定者の生体情報を測定するステップと、
前記被測定者の識別情報を記憶する記憶部から前記被測定者の識別情報を読み出し、前記測定した生体情報を、前記被測定者の識別情報とともに、無線通信により、前記ホームサーバへ送信するステップと、
を実行し、
前記ホームサーバが、
無線通信により、前記生体情報測定装置から、前記被測定者の識別情報および前記生体情報を受信するステップと、
前記受信した生体情報の概要情報を作成するステップと、
前記作成した概要情報を、所定時間ごとに、前記ネットワーク経由で前記センタサーバへ送信するステップと、
前記センタサーバからの要求に応じて、前記被測定者の識別情報ごとの前記生体情報を記憶する生体情報記憶部から、前記被測定者の生体情報を検索し、前記検索した生体情報を前記センタサーバへ送信するステップと、
を実行し、
前記センタサーバが、
前記端末装置からの要求に応じて、前記被測定者の識別情報ごとの前記概要情報を記憶する概要情報記憶部から前記被測定者の概要情報を検索するステップと、
前記検索した概要情報を前記ネットワーク経由で前記端末装置へ送信するステップと、
前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワーク経由で、前記生体情報を保持するホームサーバから、前記概要情報のもととなった生体情報を取得するステップと、
前記取得した生体情報を、前記ネットワーク経由で、前記端末装置へ送信するステップと、
を実行することを特徴とする生体情報管理方法。 - 請求項3に記載の生体情報管理方法の生体情報管理システムは、前記被測定者の居室に設置され前記生体情報測定装置との無線通信を行う設置型生体情報測定装置をさらに備え、
前記設置型生体情報測定装置は、
前記被測定者の生体情報を測定するステップと、
前記測定した被測定者の生体情報を無線通信により、前記設置型生体情報測定装置から所定距離内の生体情報測定装置へ送信するステップと、
を実行し、
前記生体情報測定装置は、
前記設置型生体情報測定装置から、前記生体情報を無線通信により、受信するステップと、
前記被測定者の識別情報を記憶する記憶部から前記被測定者の識別情報を読み出し、無線通信により、前記設置型生体情報測定装置で測定した生体情報を、前記被測定者の識別情報とともに前記ホームサーバへ送信するステップと、
をさらに実行することを特徴とする生体情報管理方法。 - コンピュータに請求項3または請求項4に記載の生体情報管理方法を実行させることを特徴とする生体情報管理用プログラム。
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