JP2005329111A - 生体情報管理システム、生体情報管理方法および生体情報管理用プログラム - Google Patents

生体情報管理システム、生体情報管理方法および生体情報管理用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 遠隔地の被測定者の健康管理を行いやすくする。
【解決手段】 被測定者の身体に装着され、被測定者の生体情報を測定する生体情報測定装置100と、生体情報を蓄積し、この生体情報の概要を示す概要情報を作成するホームサーバ200と、概要情報を蓄積するセンタサーバ500と、概要情報および生体情報を取得する端末装置700とを備える生体情報管理システムとした。また、生体情報測定装置100は、生体情報測定装置100の無線通信部経由で、設置型生体情報測定装置300から送信された生体情報を受信し、この生体情報を記憶部から読み出した被測定者の識別情報とともにホームサーバ200へ送信するよう構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体情報管理システム、生体情報管理方法および生体情報管理用プログラムに関する。
従来から、遠隔地の患者に脈拍等を測定するセンサを装着し、患者の健康管理を行う技術がある(特許文献1参照)。
特開2002-224053号公報(請求項1等)
しかし、特許文献1に開示された技術には、以下の問題があった。
1)脈拍等、測定センサが測定した生体情報はサーバへ送信するが、多数の患者等を管理する場合、ネットワークの通信負荷が大きくなる。また、サーバ側も各患者(被測定者)の生体情報を管理できるよう大容量のデータ記憶装置を用意する必要がある。
2)脈拍等、測定センサを身体に装着しやすいものは、システムの管理対象とすることができるが、尿糖値等、測定センサを身体に装着しにくいものは、特許文献1のシステムにおいては管理対象とすることができない。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し遠隔地の被測定者の健康管理を行いやすくする生体情報管理システム等を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明の生体情報管理システムは、被測定者の身体に装着され、被測定者の生体情報を測定する生体情報測定装置と、生体情報を蓄積し、この生体情報の概要を示す概要情報を作成するホームサーバと、概要情報を蓄積するセンタサーバと、概要情報および生体情報を取得する端末装置とを備える生体情報管理システムであって、生体情報測定装置は、ホームサーバとの無線通信を行う無線通信部と、被測定者の生体情報を測定する生体情報測定部と、被測定者の識別情報を記憶する記憶部と、測定した生体情報を、記憶部から読み出した被測定者の識別情報とともにホームサーバへ送信する生体情報送信部とを有し、ホームサーバは、生体情報測定装置との無線通信を行う無線通信部と、ネットワーク経由で、各種情報の通信を行う通信部と、生体情報測定装置から送信された生体情報を被測定者の識別情報ごとに記憶する生体情報記憶部と、生体情報測定装置から受信した生体情報に基づいて、概要情報を作成する概要情報作成部と、所定時間ごとに、ネットワーク経由で、作成した概要情報をセンタサーバへ送信する概要情報送信部と、センタサーバからの要求に応じて、生体情報記憶部から被測定者の生体情報を検索し、検索した生体情報をセンタサーバへ送信する生体情報提示部とを有し、センタサーバは、ネットワーク経由で、各種情報の通信を行う通信部と、ホームサーバから送信された概要情報を被測定者の識別情報ごとに記憶する概要情報記憶部と、端末装置からの要求に応じて、概要情報記憶部から被測定者の概要情報を検索し、検索した概要情報を、ネットワーク経由で端末装置へ送信する概要情報提示部と、端末装置からの要求に応じて、概要情報のもととなった生体情報を、ネットワーク経由で、生体情報を保持するホームサーバから取得し、生体情報を端末装置へ送信する生体情報取得部とを有する構成とした。
なお、その他の構成については、後記する実施の形態で述べる。
本発明によれば、ホームサーバが、生体情報測定装置で測定された生体情報の概要情報を作成し、この概要情報をセンタサーバへ送信するので、ネットワークの通信負荷を軽減することができる。
また、センタサーバ側は、生体情報の概要情報を蓄積するので、被測定者の情報を記憶するための記憶媒体(ハードディスク等)の容量を少なくすることができる。
さらに、尿糖値の測定装置等、生体情報測定装置を身体に装着しにくい生体情報についても、本システムの管理対象とすることができる。
《第1の実施の形態》
以下、本発明の生体情報管理システム等を実施するための最良の形態(以下「実施の形態」という)を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1を用いて、本発明の第1の実施の形態の概要について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の生体情報管理システムの概要を示した図である。
第1の実施の形態の生体情報管理システムは、被測定者1の脈拍等、生体情報を測定する生体情報測定装置100と、生体情報を蓄積し、この生体情報の概要である概要情報を作成するホームサーバ200と、概要情報を蓄積するセンタサーバ500と、概要情報および生体情報を取得する端末装置700と、ホームサーバ200、センタサーバ500および端末装置700を接続するネットワーク600とを含んで構成される。
なお、本実施の形態では、生体情報測定装置100およびホームサーバ200は、被測定者1の居室10の中にあるものとして説明する。
被測定者1は、例えば、自宅療養している患者や、一人暮らしの老人等であり、確認者2は、例えば、医者や被測定者1の家族等が考えられる。
また、生体情報測定装置100およびホームサーバ200は、無線通信手段を備え、無線通信により各種情報の送受信を行うものとする。
なお、ホームサーバ200、センタサーバ500および端末装置700は、例えば、PC(Personal Computer)により構成される。また、ネットワーク600は、例えば、インターネット網やIP網である。
生体情報測定装置100は、被測定者1の身体に装着され、被測定者1の生体情報(脈拍等)を測定し、測定した生体情報を所定時間ごと(例えば、1分間ごと)にホームサーバ200へ送信する。ホームサーバ200は、この生体情報を受信し、生体情報記憶部231に記憶・蓄積する。
併せて、ホームサーバ200は、受信した生体情報の概要を示す概要情報を作成し、この情報をセンタサーバ500へ送信する。センタサーバ500は、ホームサーバ200から送信された概要情報を受信し、概要情報記憶部541に記憶・蓄積する。
また、センタサーバ500が、端末装置700(確認者2)から、被測定者1の生体情報の概要情報の取得要求を受けると、概要情報を記憶する概要情報記憶部541から当該概要情報を検索して端末装置700へ送信(提示)する。また、端末装置700から、この概要情報のもととなった生体情報の取得要求を受けたときには、ネットワーク600経由でホームサーバ200から当該生体情報を取得して、この情報を端末装置700へ送信(提示)する。
このようにすることで、確認者2は、被測定者1が遠隔地にいる場合でも、被測定者1の生体情報や概要情報を端末装置700で閲覧し、健康状態を把握することができる。
また、生体情報はホームサーバ200で蓄積し、センタサーバ500では生体情報の概要情報を蓄積するようにするので、センタサーバ500は自身で各被測定者1の生体情報を蓄積するよりも生体情報管理用の記憶媒体(ハードディスク等)のディスク容量を少なくすることができる。
また、ホームサーバ200がセンタサーバ500へ送信する情報は、主として概要情報であり、生体情報そのものについては端末装置700(センタサーバ500)からの取得要求があったときに送信すれば良いので、ネットワーク600の通信負荷を軽減することができる。
次に、図2を用いて、本実施の形態の生体情報管理システムの各構成要素について詳細に説明する。図2は、図1の生体情報管理システムの構成を示したブロック図である。図3は、リストバンド型の生体情報測定装置を例示した図である。
まず、生体情報測定装置100の説明をする。
(生体情報測定装置)
生体情報測定装置100は、被測定者1に装着され、被測定者1の生体情報(脈拍等)を測定し、この生体情報を所定時間ごとにホームサーバ200へ送信する手段である。生体情報測定装置100は、図2に示すように、無線通信部110と、生体情報測定部120と、生体情報送信部130と、記憶部140と、表示制御部150と、応答入力制御部160とを含んで構成される。
無線通信部110は、ホームサーバ200との無線通信を行うための手段であり、例えば、無線アンテナや送受信機で構成される。
生体情報測定部120は、被測定者1の生体情報を測定する手段である。生体情報とは、例えば、脈拍数等であり、生体情報測定部120は被測定者1の手首等身体の一部に装着してから脈拍等を測定する生体センサS(図3参照)等を備える。
なお、生体センサSは、脈拍の他に、被測定者1の歩いた歩数、血圧、血中酸素飽和度、体温、呼吸、眼球運動、脳波等を測定するセンサであっても良い。
記憶部140は、被測定者1を識別するための識別情報(ID)を記憶し、生体情報測定部120で測定した生体情報を一時的に記憶する手段である。
生体情報送信部130は、記憶部140から被測定者1の識別情報と生体情報測定部120で測定した被測定者1の生体情報とを読み出し、これらの情報を無線通信部110経由で、ホームサーバ200へ送信する手段である。
なお、生体情報送信部130は、送信データを暗号化する手段をさらに備え、生体情報の送受信においてセキュリティを確保するようにしても良い。
表示制御部150は、表示部M(図3参照)への情報表示(被測定者1に服薬を促すメッセージの表示等)を制御する手段である。応答入力制御部160は、応答入力部R(図3参照)への入力を受け付ける手段である。
この生体情報測定装置100の形状は、被測定者1の生体情報を測定しやすく、かつ被測定者1の身体に装着しやすい形状であることが好ましく、例えば、リストバンド型のものが考えられる。
例えば、図3に示すように、リストバンド型の生体情報測定装置100の生体センサSを被測定者1の手首側(内側)に組み込むようにする。このようにすることで、被測定者1が生体情報測定装置100を装着したときに、生体情報測定部120が脈拍等を正確に測定しやすくなる。
また、生体情報測定装置100は、図3に示すように、ネットワーク600およびホームサーバ200経由で受信した、確認者2からのメッセージを表示する表示部Mや、被測定者1からの応答の入力を受け付ける応答入力部Rを備える。
例えば、表示部Mは、確認者2からの被測定者1に薬の服用を促すメッセージや、健康に関するアドバイスを表示する。このような情報を表示することで、被測定者1は、確認者2からの健康管理に関するメッセージを目視等で確認しやすくなる。
また、表示部Mを、液晶モニタ、ランプ、スピーカ、バイブレータ等で構成して、前記した各メッセージの他、被測定者1に応答入力部Rへの応答入力を促す光、音、振動等のアラームを出力するようにしても良い。
応答入力部Rは、例えばボタン等で構成される。応答入力制御部160は、被測定者1からの応答入力部Rへの応答入力を受け付けると(ボタンが押圧されると)、この応答に関する情報を無線通信部110(図2参照)に受け渡す。そして、この情報は無線通信部110からホームサーバ200へ送信される。
この後、センタサーバ500が、生体情報測定装置100に入力された被測定者1からの応答をホームサーバ200経由で受け取り、記憶・蓄積することで、確認者2は被測定者1が指示された薬を飲んでいるか、被測定者1が生存しているか等を確認することができる。すなわち、確認者2が端末装置700でセンタサーバ500に蓄積された被測定者1の応答履歴を閲覧できるようにすることで、被測定者1がメッセージに応答しているか否かを把握できる。
なお、生体情報測定装置100の形状は、被測定者1の生体情報を測定しやすく、身体に装着しやすければ、リストバンド型の他、ペンダント型、指輪型等であっても良い。
ちなみに、生体情報測定部120、生体情報送信部130、表示制御部150および応答入力制御部160は、CPU(Central Processing Unit、図示せず)が記憶部140に格納された生体情報管理用プログラムをメモリ(図示せず)上にロードし、実行することにより実現される。
(ホームサーバ)
図2に戻り、ホームサーバ200の説明をする。
ホームサーバ200は、生体情報測定装置100から送信された生体情報を蓄積し、この生体情報の概要情報を作成する手段である。ホームサーバ200は、無線通信部211と、通信部212と、概要情報作成部220と、記憶部230と、概要情報送信部240と、生体情報提示部250とを含んで構成される。
無線通信部211は、生体情報測定装置100との無線通信を行う手段であり、例えば無線アンテナや送受信機によって構成される。
通信部212は、ネットワーク600経由で、センタサーバ500等と各種情報の送受信を行う手段である。
概要情報作成部220は、生体情報測定装置100から受信した生体情報に基づいて、概要情報を作成する手段である。
なお、本実施の形態における概要情報とは、生体情報の概要を示す情報であり、例えば、生体情報が1分間の脈拍数の情報のとき、この情報に基づき算出した被測定者1の脈拍数(回/分)の1時間分の平均値が考えられる。
概要情報作成部220は生体情報に基づき概要情報を作成すると、この情報を概要情報送信部240(後記)へ受け渡す。
記憶部230は、ホームサーバ200で生体情報管理を行うための生体情報管理用プログラムを格納し、所定領域に生体情報記憶部231を有する。生体情報記憶部231は、ホームサーバ200が生体情報測定装置100から受信したとき、被測定者1の識別情報ごとにこの生体情報を記憶・蓄積する手段である。
なお、記憶部230は、例えばハードディスク等で構成される。
以下の表1に、生体情報記憶部231に記憶・蓄積される生体情報を例示する。
表1に示すように、生体情報は、被測定者1のID(識別情報)ごとに、生体情報の取得日時と、生体情報の種類と、測定値とを示した情報である。
例えば、被測定者ID「aaa」のNo.1の生体情報は、「04/03/29 5:16」に取得した情報であり、「脈拍数」に関する情報であり、このときの測定値は「60.2(回/分)」であることを示している。
なお、生体情報の取得日時に関する情報は、ホームサーバ200が当該生体情報を受信した日時であっても良いし、生体情報測定装置100が当該生体情報を測定(取得)した日時であっても良い。
Figure 2005329111
概要情報作成部220は、生体情報記憶部231に記憶された生体情報を読み出して、概要情報を作成する。
例えば、概要情報作成部220は、被測定者ID「aaa」の2004年3月29日5時00分から5時59分(1時間分)の脈拍数の概要情報を作成するとき、表1の被測定者ID「aaa」の生体情報のうち、2004年3月29日5時00分から5時59分の脈拍数の情報(No.1の「60.2(回/分)」、No.2の「62.6(回/分)」、No.4の「61.3(回/分)」等)を抽出し、これらの平均値を算出する。そして、概要情報作成部220は、この算出結果を概要情報として概要情報送信部240へ受け渡す。
概要情報送信部240は、概要情報作成部220から概要情報を受け取ると、この概要情報を所定時間ごと(例えば、1時間ごと)に、ネットワーク600経由で、センタサーバ500へ送信する。
生体情報提示部250は、センタサーバ500からの要求に応じて、生体情報記憶部231から被測定者1の生体情報を検索し、この検索した生体情報をネットワーク600経由でセンタサーバ500へ送信する手段である。
ここで、生体情報提示部250による生体情報の検索は、被測定者1の識別情報(ID)、生体情報の種類、生体情報の取得日時に関する情報等をキーとして行われる。
すなわち、センタサーバ500は、生体情報の取得要求を送信するとき、この取得要求に被測定者1のID等、生体情報を特定するための情報を含めて送信する。そして、ホームサーバ200はこれら情報を含む取得要求を受信すると、生体情報提示部250で、被測定者1のID等をキーとして、生体情報記憶部231から当該生体情報を検索し、検索された生体情報をセンタサーバ500へ送信する。
ちなみに、概要情報作成部220、概要情報送信部240および生体情報提示部250は、ホームサーバ200のCPU(図示せず)が記憶部230に格納されたプログラムをメモリ(図示せず)にロードし、実行することにより実現される。
なお、ホームサーバ200は、テレビモニタ等の表示手段400を接続するようにしても良い。すなわち、前記した表示部M(図3参照)に表示されるメッセージを、表示手段400に出力・表示するようにしても良い。このように確認者2からのメッセージをテレビモニタ等に出力するようにすれば、被測定者1は確認者2からの健康管理に関するメッセージを確認しやすくなり、確認者2も被測定者1の健康管理を行いやすくなる。
(端末装置)
端末装置700は、ネットワーク600経由で、センタサーバ500にアクセスし、生体情報および生体情報の概要情報を取得する手段である。
例えば、端末装置700は、PC(Personal Computer)、モニタ等の表示手段、マウス、キーボード等の入力手段により構成される。端末装置700は、センタサーバ500から概要情報を取得すると、取得した概要情報を表示手段に表示させ、入力手段からの情報入力に応じて、この概要情報のもととなった生体情報を取得し、表示手段に表示させる。
なお、図2において、生体情報測定装置100、ホームサーバ200、センタサーバ500および端末装置700は、それぞれ1個ずつしか描いていないが、もちろん2個以上で構成されていても良い。これは、後記する実施の形態でも同様である。
(センタサーバ)
次に、適宜図1から図3を参照しつつ、図4を用いて、センタサーバ500の説明をする。図4は、図1のセンタサーバの構成を示すブロック図である。
センタサーバ500は、ネットワーク600(図2参照)経由でホームサーバ200から送信された概要情報を受信し、この情報を蓄積し、端末装置700からの要求に応じて、概要情報を提示(送信)する。併せて、端末装置700から生体情報の取得要求を受信したときには、ネットワーク600経由でホームサーバ200から当該生体情報を取得し、この情報を端末装置700へ提示(送信)する。
センタサーバ500は、通信部510と、表示情報作成部520と、概要情報提示部530と、記憶部540と、生体情報取得部550とを含んで構成される。また、センタサーバ500は、認証部560を含んでいても良い。
通信部510は、ネットワーク600経由で、ホームサーバ200および端末装置700との各種情報の通信を行うための手段である。
表示情報作成部520は、端末装置700からの要求に応じて、端末装置700へ送信する概要情報や生体情報(表示情報)を作成する手段である。
例えば、表示情報作成部520は、被測定者1の1週間分の概要情報(生体情報)をグラフ化した情報を作成したり、このグラフ化した情報に他の被測定者1の血圧値、運動量等の平均値を付加した表示情報を作成する。
なお、他の被測定者1の血圧値、運動量等の平均値は概要情報記憶部541の概要情報に基づいて作成するものとする。
記憶部540は、センタサーバ500が生体情報管理を行うための生体情報管理用プログラムを格納し、所定領域に概要情報記憶部541を有する。
概要情報記憶部541は、センタサーバ500がホームサーバ200から取得した被測定者1の生体情報の概要情報を、被測定者1の識別情報ごとに記憶・蓄積する手段である。記憶部540は、例えば、ハードディスク等から構成される。
以下の表2に、概要情報記憶部541に記憶・蓄積される概要情報を例示する。
表2に示すように、概要情報は、被測定者1のID(識別情報)ごとに、当該概要情報が、いつからいつまでの生体情報に基づき作成された情報かを示す情報と、概要情報の種類と、測定値とを示している。
例えば、被測定者1のID「aaa」のNo.1の概要情報は、「04/03/29 5:00」から「04/03/29 5:00」までの生体情報に基づいて作成された「脈拍数」に関する情報であり、測定値(生体情報の平均値)は「61.8(回/分)」であることを示している。
Figure 2005329111
生体情報取得部550は、端末装置700の要求に応じて、ホームサーバ200から、概要情報のもととなった生体情報を取得する。そして、生体情報取得部550は、この生体情報をネットワーク600経由で端末装置700へ送信(提示)する。
例えば、生体情報取得部550が、確認者2(端末装置700)より、生体情報の取得日時に関する情報(「04/03/29 5:00-5:59」)、生体情報の種類(「脈拍数」)に関する情報、被測定者1のID(「aaa」)等の情報等を含む生体情報の取得要求を受信すると、ネットワーク600経由で被測定者1の生体情報を記憶・蓄積するホームサーバ200にアクセスする。そして、このホームサーバ200から被測定者1のID「aaa」の「04/03/29 5:00」から「04/03/29 5:59」までの「脈拍数」に関する生体情報を取得し、この生体情報を端末装置700へ送信する。
なお、センタサーバ500の記憶部540は、ホームサーバ200の識別情報(IPアドレス等)ごとに、各ホームサーバ200が保持する生体情報(生体情報の持ち主である被測定者1のID)を示したテーブルを格納し、生体情報取得部550はこのテーブルを参照して、生体情報を取得すべきホームサーバ200を特定するものとする。
また、認証部560は、通信部510経由で概要情報の取得要求を受けると、この要求が所定の確認者2(端末装置700)からのものか否かを判断する。つまり、認証部560は通信相手の認証を行い、この認証結果を概要情報提示部530や生体情報取得部550に受け渡す。そして、センタサーバ500は、所定の確認者2からの問い合わせ(概要情報の取得要求)であることの認証ができたときに、概要情報や生体情報の提示を行うようにする。
このように、ホームサーバ200が生体情報の概要情報を作成し、この概要情報をセンタサーバ500へ送信するようにするので、ホームサーバ200が逐次生体情報を送信するよりも、ネットワーク600の通信負荷を軽減することができる。
また、センタサーバ500は、被測定者1の情報について、概要情報(生体情報の合計データ量よりも少ない情報)で蓄積するので、生体情報そのものを蓄積するよりも記憶媒体(ハードディスク等)の容量を少なくすることができる。
なお、表示情報作成部520、概要情報提示部530、生体情報取得部550および認証部560は、CPU(図示せず)が、記憶部540に格納されたプログラムをメモリ(図示せず)上にロードし、実行することにより実現されるものとする。
(処理手順)
次に、本実施の形態の生体情報管理システムの各構成要素の処理手順を説明する。
(生体情報の登録、概要情報の登録)
まず、図5を用いて、ホームサーバ200における生体情報の記憶(登録)手順およびセンタサーバ500における概要情報の記憶(登録)手順を説明する(適宜図1から図4参照)。図5は、図1の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示したフローチャートである。
ここでは、生体情報測定装置100が被測定者1の脈拍を測定する場合を例に説明する。
まず、生体情報測定装置100は、被測定者1の脈拍の測定を開始する(ステップS501)。ここで生体情報測定装置100が測定を開始するタイミングは、被測定者1が生体情報測定装置100を装着したときでも良いし、生体情報測定装置100の図示しない電源スイッチがONになったときでも良い。
生体情報測定装置100は、測定を開始してから所定時間(例えば、1分間)経過すると(ステップS502の“Yes”)、所定時間分の脈拍数と被測定者1のIDとを無線通信でホームサーバ200へ送信する(ステップS503)。
具体的には、生体情報測定部120で被測定者1の所定時間分の脈拍数をカウント(集計)する。そして、生体情報送信部130は、生体情報測定部120でカウントした脈拍数のデータを、無線通信部110経由でホームサーバ200へ送信する。このとき、生体情報送信部130は、脈拍数のデータに併せて、記憶部140から読み出した被測定者1のIDも送信する。
ホームサーバ200は、生体情報測定装置100から脈拍数のデータと被測定者1のIDとを受信すると、この脈拍数のデータを生体情報記憶部231に記憶する(ステップS511)。
そして、ステップS511の処理を開始してから所定時間(例えば、1時間)経過すると(ステップS512の“Yes”)、概要情報作成部220が、被測定者1の1分間あたりの平均脈拍数を計算する(ステップS513)。
すなわち、概要情報作成部220は、生体情報測定装置100から受信した所定時間分(1時間分)の脈拍数/分のデータに基づき、被測定者1の生体情報の概要情報(平均脈拍数/分)を作成する。そして、この概要情報(平均脈拍数/分)を概要情報送信部240へ受け渡す。
概要情報送信部240は、概要情報作成部220から被測定者1の概要情報(平均脈拍数/分)を受け取ると、この情報と被測定者1のIDとを通信部212経由でセンタサーバ500へ送信する(ステップS514)。センタサーバ500は、通信部510経由で、概要情報(平均脈拍数/分)を受信すると、この情報を概要情報記憶部541に記憶する(ステップS521)。
以上のようにして、ホームサーバ200は被測定者1の概要情報を作成し、センタサーバ500はその概要情報を記憶・蓄積する。
(概要情報の提示、生体情報の提示)
次に、図6および図7を用いて、センタサーバ500が端末装置700へ概要情報を提示し、ホームサーバ200が端末装置700へ生体情報を提示する手順について説明する(適宜図1から図5参照)。
図6および図7は、図1の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示したフローチャートである。
なお、センタサーバ500は、予め記憶部230に確認者2のユーザID(ID)を記憶しているものとする。
端末装置700は、キーボード等の入力手段で確認者2のIDの入力を受け付けると、このIDをセンタサーバ500へ送信する(ステップS601)。次に、センタサーバ500は、確認者2のIDを受信し、認証部560で、このIDが確かに確認者2のものであるか否かの判断(認証)を行う(ステップS602)。具体的には、受信したIDが記憶部230に記憶されているか否かを判断する。
ここで、認証部560で、ステップS601で送信されたIDが確かに確認者2のものであると判断したとき(ステップS602の“OK”)、端末装置700へ認証OKのメッセージを送信する(ステップS603)。
端末装置700は、センタサーバ500からの認証OKのメッセージを受信すると、表示手段に被測定者1のID入力を促す画面等を表示する。そして、端末装置700は、キーボード等の入力手段から被測定者1のIDの入力を受け付けると、概要情報の取得要求をセンタサーバ500へ送信する(ステップS604)。このときの概要情報の取得要求は、被測定者1から入力された被測定者1のIDを含むものとする。
一方、認証部560が、受信したIDは確認者2のものではないと判断したとき(ステップS602の“NG”)、端末装置700へ認証NGのメッセージを送信し(ステップS611)、処理を終了する。
センタサーバ500は、ステップS604で端末装置700から送信された概要情報の取得要求を受信すると、概要情報提示部530で概要情報記憶部541から被測定者1の概要情報を検索する(ステップS605)。ここでの概要情報の検索は、例えば、概要情報の取得要求に含まれる被測定者1のID等をキーとして行われる。そして、概要情報提示部530は、検索した被測定者1の概要情報を端末装置700へ送信(提示)する(ステップS606)。
端末装置700は、センタサーバ500から被測定者1の概要情報を受信すると、この情報をモニタ等に表示させる(ステップS607)。
続いて、図7の説明をする。端末装置700は、モニタ等に表示された概要情報のうち、より詳細な情報を表示させたい情報を指定する情報(例えば、情報の取得(測定)日時や情報の種類を指定する情報)の入力を受け付ける。
例えば、端末装置700に前記した表2のような概要情報が表示され、入力手段から生体情報の日時に関する情報(「04/03/29 5:00-5:59」)および生体情報の種類(「脈拍数」)に関する情報の入力を受け付ける。このとき、端末装置700はこれらに関する生体情報を要求するため、生体情報の日時に関する情報と、生体情報の種類に関する情報と、被測定者1のIDとをセンタサーバ500へ送信する(ステップS701)。
なお、生体情報の日時に関する情報は、「04/03/29 5:00-5:59」等、日付と時間とを指定する情報であっても良いし、「04/03/29」等、日付のみを指定する情報であっても良い。また、複数の日時や種類にまたがって指定するようにしても良い。
センタサーバ500は、端末装置700から生体情報を要求する情報を受信すると、この情報をホームサーバ200へ転送する。つまり、センタサーバ500はホームサーバ200に生体情報を要求する(ステップS702)。
ホームサーバ200は、センタサーバ500から生体情報を要求する情報を受信すると、生体情報提示部250は、この情報に基づいて生体情報記憶部231から当該生体情報を検索する(ステップS703)。例えば、生体情報提示部250は、受信した情報に含まれる生体情報の日時に関する情報(「04/03/29 5:00-5:59」)と、生体情報の種類(「脈拍数」)に関する情報と、被測定者1のIDとをキーとして、生体情報記憶部231から当該生体情報を検索する。
生体情報提示部250は、当該生体情報を検索すると、この生体情報をセンタサーバ500へ送信する(ステップS704)。
センタサーバ500の生体情報取得部550は、ホームサーバ200から当該生体情報を受信すると、この生体情報を端末装置700へ送信する(ステップS705)。
このとき、センタサーバ500の生体情報取得部550は、ホームサーバ200から受信した生体情報をそのまま送信(転送)するようにしても良いし、脈拍数の推移のグラフ等、被測定者1が理解しやすい形に加工した情報を送信するようしても良い。
端末装置700は、ホームサーバ200から送信された生体情報を受信すると、この情報をモニタ等に表示させ(ステップS706)、いったん処理を終了する。
センタサーバ500およびホームサーバ200が、以上のような処理を行うことで、確認者2は、被測定者1の健康状態を管理しやすくなる。すなわち、確認者2は、まず概要情報で被測定者1の健康状態の概要を把握しておき、さらに詳細な情報(被測定者1の生体情報)を確認したいときには、概要情報のもととなった生体情報の閲覧をすることが可能になる。
《第2の実施の形態》
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8および図9を用いて説明する(適宜図1から図7参照)。図8は、本発明の第2の実施の形態の生体情報管理システムの概要を示した図である。図9は、図8の生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。
まず、図8を用いて、本発明の第2の実施の形態の概要について説明する。なお、前記した第1の実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
第2の実施の形態は、生体情報管理システムのホームサーバ200が、生体情報測定装置100経由で設置型生体情報測定装置300が測定した生体情報を取得することを特徴とする。
具体的には、生体情報管理システムは、設置型生体情報測定装置300をさらに含む構成となっている。また、生体情報測定装置100は通信制御部170をさらに含む構成となっている(図9参照)。
設置型生体情報測定装置300(図9参照)は、例えば、居室10に設置される体重計や血圧計等に組み込まれ、生体情報測定装置100と無線通信を行う無線通信部310を備えている。
設置型生体情報測定装置300は、生体情報測定部320で被測定者1の生体情報を測定し、この生体情報を無線通信で生体情報測定装置100へ送信する。そして、生体情報測定装置100は、この生体情報をホームサーバ200へ送信する。すなわち、本実施の形態では、被測定者1の生体情報を、設置型生体情報測定装置300→生体情報測定装置100→ホームサーバ200というように伝播させる。
このようにすることで、設置型生体情報測定装置300は、生体情報測定装置100との通信手段(無線通信部310)を備えていれば、ホームサーバ200へ、生体情報へ送信できる。つまり、ホームサーバ200で被測定者1の体重や血圧等の生体情報も管理することができる。
なお、設置型生体情報測定装置300はホームサーバ200とLAN(Local Area Network )で接続するようにして、生体情報を、生体情報測定装置100→設置型生体情報測定装置300→ホームサーバ200というように伝播させるようにしても良い。
(設置型生体情報測定装置)
以下、図9を用いて、本実施の形態の設置型生体情報測定装置300について詳細に説明する。
図9に示すように、設置型生体情報測定装置300は、無線通信部310と、生体情報測定部320と、生体情報送信部330とを含んで構成される。
無線通信部310は、生体情報測定装置100との無線通信を行うための手段であり、例えば、無線アンテナや送受信機によって構成される。なお、無線通信は、赤外線による通信であっても良い。
生体情報測定部320は、被測定者1の体重や血圧等の生体情報を測定する生体センサS2を備える手段である。例えば、生体情報測定装置100をトイレに組み込むようにして、生体情報測定部320で被測定者1の尿糖値等を測定するようにしても良い
生体情報送信部330は、生体情報測定部320で測定した生体情報を、無線通信で自身(設置型生体情報測定装置300)から所定距離内(例えば、半径0.5m以内)の生体情報測定装置100へ送信する手段である。具体的には、無線通信部110の電波が届く距離を前記所定距離内にするようにして、生体情報を送信する。
ここで、生体情報送信部330が、自身から所定距離内の生体情報測定装置100へ生体情報を送信するようにしたのは、設置型生体情報測定装置300の周辺に複数の被測定者1が居たときに、被測定者1の生体情報(測定データ)を、誤って他の被測定者1(生体情報測定装置100)へ送信してしまう可能性を低くするためである。
ちなみに、生体情報送信部330が送信する生体情報は、体重、血圧等の測定値の他、ヘッダ情報として生体情報の種類(体重、血圧等)に関する情報を含むものとする。
なお、生体情報測定部320および生体情報送信部330は、設置型生体情報測定装置300のCPU(図示せず)が、メモリ(図示せず)に記憶されたプログラムを実行することにより実現されるものとする。
(生体情報測定装置)
次に、本実施の形態の生体情報測定装置100の特徴的構成である通信制御部170について説明する。
通信制御部170は、設置型生体情報測定装置300から生体情報を受信すると、生体情報送信部330にこの情報をホームサーバ200へ送信(転送)させる手段である。
例えば、通信制御部170は、設置型生体情報測定装置300から[収縮期血圧(生体情報の種類)][130mmHg(測定値)]という情報を取得すると、この情報を生体情報送信部130へ受け渡す。そして、通信制御部170は生体情報送信部130に、この情報に被測定者1のIDおよび取得日時(測定日時)に関する情報を付した[aaaa(被測定者1のID)][04/02/23 13:49(取得日時)][収縮期血圧(生体情報の種類)][130mmHg(測定値)]という情報を作成させ、この情報をホームサーバ200へ送信させる。
このように、設置型生体情報測定装置300で被測定者1の血圧を測定することで、前記したリストバンド型の生体情報測定装置100で被測定者1の血圧を測定するよりも、正確な血圧を測定することができる。
なお、通信制御部170は、生体情報測定装置100のCPU(図示せず)が記憶部140に記憶された所定のプログラムを実行することにより実現されるものとする。
(処理手順)
以下、図10を用いて本実施の形態の生体情報管理システムの処理手順を説明する(適宜図1から図9参照)。図10は、図8の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示したフローチャートである。
まず、設置型生体情報測定装置300は、生体情報測定部320で被測定者1の体重等の生体情報を測定する(ステップS1001)。
生体情報の測定タイミングは、例えば、設置型生体情報測定装置300が体重を測定する装置の場合、生体センサS2で加重を検知したとき測定を開始するようにしても良い。また、設置型生体情報測定装置300に組み込まれたセンサ等(図示せず)で、被測定者1が所定距離内に近づいたことを検知したとき、測定を開始するようにしても良い。
そして、生体情報送信部330は、測定した生体情報を受け取ると、この情報を無線通信部310経由で生体情報測定装置100へ送信する(ステップS1002)。
このとき、生体情報送信部330は、設置型生体情報測定装置300から所定距離内の生体情報測定装置100へ生体情報を送信するようにする。
このようにすることで、設置型生体情報測定装置300の付近に複数の被測定者1が居たときでも、設置型生体情報測定装置300が被測定者1の生体情報(測定データ)を、誤って他の被測定者1(生体情報測定装置100)へ送信してしまう可能性を低くすることができる。
例えば、設置型生体情報測定装置300の付近に被測定者1aと被測定者1bとが居たときに、被測定者1aの生体情報を測定し、この生体情報を被測定者1bが装着している生体情報測定装置100へ送信してしまうことを防止できる。
すなわち、被測定者1bの生体情報測定装置100が、被測定者1aの生体情報を受信し、この情報に被測定者1bのIDを付加してホームサーバ200へ送信するのを防止することができる。
生体情報測定装置100の通信制御部170は、設置型生体情報測定装置300から生体情報を受信すると、生体情報送信部330に、この情報に記憶部140から読み出した被測定者1のIDとタイムスタンプ(取得日時)とを付した情報を作成させ、無線通信部110経由でホームサーバ200へ送信させる(ステップS1003)。
次に、ホームサーバ200は、無線通信部211経由で、生体情報測定装置100から被測定者1のIDを含む生体情報を受信すると、この情報を生体情報記憶部231に記憶させる(ステップS1004)。
このようにすることで、ホームサーバ200は、体重や血圧等、生体情報測定装置100では測定にしにくい生体情報を取得し、管理することができる。
なお、本実施の形態において、生体情報送信部330は、自身(設置型生体情報測定装置300)から所定距離内の生体情報測定装置100へ生体情報を送信するようにしたが、自身から最も近い生体情報測定装置100へ生体情報を送信するようにしても良い。
なお、本実施の形態において、設置型生体情報測定装置300は体重計や血圧計に組み込まれる場合を例として説明したが、例えば、トイレ、風呂の照明ボタン、扉、寝具等に組み込むようにしても良い。
すなわち、設置型生体情報測定装置300で、被測定者1がトイレを利用したか、風呂を利用したか、所定の部屋への入室/退室をしたか、就寝したか等、被測定者1の生活イベントを取得し、ホームサーバ200(およびセンタサーバ500)へ送信するようにする。このようにすることで、センタサーバ500は被測定者1の生活イベント(安否情報)も管理対象とすることができる。つまり、確認者2は、被測定者1の状態をより詳細に把握できる。
《第3の実施の形態》
次に、本発明の第3の実施の形態について、図11および図12を用いて説明する(適宜図1から図10参照)。図11は、本発明の第3の実施の形態の生体情報管理システムのセンタサーバの構成を示したブロック図である。
なお、前記した実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
第3の実施の形態は、センタサーバ500が概要情報記憶部541の概要情報から被測定者1の健康状態を解析し、この解析結果を端末装置700(確認者2)に提示(送信)するようにしたことを特徴とする。
具体的には、図11に示すように、センタサーバ500は、健康アドバイスデータベース(DB)部542と健康状態解析部570とをさらに含む構成となっている。
なお、システムの全体構成は、前記した実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
健康アドバイスデータベース(DB)部542は、被測定者1の概要情報(生体情報)ごとに、その生体情報(健康状態)に対する健康アドバイスを示した情報を記憶する手段である。健康状態解析部570は、被測定者1の概要情報に基づき、健康アドバイスDB部542から被測定者1に与えるべき健康アドバイスを検索する手段である
以下の表3に、健康アドバイスDB部542に格納される健康アドバイスを例示する。
Figure 2005329111
表3に示すように、健康アドバイスは、概要情報の条件に関する項目と、その条件に対する健康アドバイスに関する項目とで構成される。
例えば、健康状態解析部570で、被測定者1の概要情報(歩数の情報)に基づき、被測定者1の健康状態について「1日の歩数が3000歩に満たない」と判断したとき、健康アドバイスDB部542を検索し、「運動量が少ないです。天気が良い日には散歩に出かけましょう。」という健康アドバイスを取得する。そして、この情報を表示情報作成部520へ受け渡す。
表示情報作成部520は、健康状態解析部570から被測定者1の健康アドバイスの情報を受け取ると、この健康アドバイスを含む表示情報を作成する。
図12は、図11の表示情報作成部が作成する表示情報を例示した図である。例えば、表示情報作成部520は、図12に例示されるように、健康状態解析部570から受け取った被測定者1の健康アドバイスに、被測定者1の歩数(概要情報)の推移と、センタサーバ500が算出した各被測定者1(本システムの利用者)の平均的な歩数とを加えた表示情報を作成する。
センタサーバ500は、この表示情報を端末装置700へ送信し、端末装置700はこの情報をモニタ等に表示させる。確認者2は、この表示情報を閲覧し、被測定者1の健康状態や被測定者1に与えるべき健康アドバイスを把握する。
ここで、センタサーバ500から端末装置700へ表示情報を送信するタイミングは、所定期間ごとでも良いし、端末装置700(確認者2)からの情報の取得要求があったときでも良い。
また、センタサーバ500は、この表示情報を生体情報測定装置100(被測定者1)へ送信するようにしても良い。つまり、生体情報測定装置100で前記した表示情報を表示部Mに表示するようにして、被測定者1が自分の健康状態を把握しやすいようにしたり、健康アドバイスを受けやすくするようにしても良い。
《第4の実施の形態》
次に、本発明の第4の実施の形態について、図13から図15を用いて説明する(適宜図1から図12参照)。図13は、本発明の第4の実施の形態の生体情報管理システムの構成を示した図である。図14は、図13のセンタサーバの構成を示した図である。図15は、図13の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理用プログラムの処理手順)を示すフローチャートである。
なお、前記した実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
第4の実施の形態は、ホームサーバ200が、所定時間ごとに生体情報測定装置100(被測定者1)へメッセージを送信し、生体情報測定装置100(被測定者1)からの応答をセンタサーバ500で記憶するようにしたことを特徴とする。
具体的には、図13に示すように、ホームサーバ200は、生体情報測定装置100(被測定者1)へ送信するメッセージおよびそのメッセージの送信タイミングを記憶したメッセージ情報記憶部232と、このメッセージ情報記憶部232の情報にしたがってメッセージを送信するメッセージ送信部260とをさらに含む構成となっている。
また、図14に示すように、センタサーバ500は、生体情報測定装置100からの応答を応答入力のあった日時とともに記憶する応答履歴記憶部543をさらに含む構成となっている。
なお、メッセージ送信部260は、ホームサーバ200のCPU(図示せず)が、記憶部230に記憶されたプログラムをメモリ(図示せず)にロードし、実行することにより実現されるものとする。
各構成要素の詳細については、後記する処理手順の項で説明する。
(処理手順)
図15を用いて、本実施の形態の生体情報管理システムの処理手順(生体情報管理プログラムの処理手順)について説明する(適宜図1から図14参照)。
まず、端末装置700は入力手段から、生体情報測定装置100(被測定者1)へのメッセージの内容およびメッセージの送信スケジュールの入力を受け付ける(ステップS1501)。
ここで入力されるメッセージの内容は、例えば、「血圧の薬を飲んで下さい」等の服薬を促すメッセージや、「血圧計で血圧を測定して下さい」等の生体情報の測定を促すメッセージ等が考えられる。また、送信スケジュールは、例えば、「3時間ごと」等の送信間隔を指定したものの他、「毎日12時(所定日時)」等の送信日時を指定したものが考えられる。
そして、端末装置700はこれらの情報をホームサーバ200へ送信し、ホームサーバ200は送信された情報を受信すると、この情報をメッセージ情報記憶部232へ記憶する(ステップS1502)。
次に、ホームサーバ200のメッセージ送信部260は、生体情報測定装置100へメッセージを送信するタイミングを待つ(ステップS1503)。そして、送信タイミングが来ると(ステップS1503の“Yes”)、メッセージ情報記憶部232に記憶された生体情報測定装置100(被測定者1)へのメッセージを送信する(ステップS1504)。
なお、メッセージ送信部260の送信タイミングは、ホームサーバ200のタイマ(図示せず)およびメッセージ情報記憶部232の送信スケジュールの情報を参照して判断されるものとする。
生体情報測定装置100は、ホームサーバ200からメッセージを受信すると、このメッセージを表示部M(図3参照)へ表示し(ステップS1505)、被測定者1に服薬や、血圧の測定等を促す。
このようにすることで、被測定者1の薬の飲み忘れや、血圧等の測定のし忘れを防止できる。また、確認者2も被測定者1への投薬(服薬)管理や、定期的な血圧等の測定を促すことができるので、被測定者1のコンプライアンス(服薬等の遵守)を向上させることができる。
この後、生体情報測定装置100は、応答入力部R(図3参照)に被測定者1からの応答入力がされるのを待つ(ステップS1506)。ここで、確認者2からの応答入力が有ったとき(ステップS1506の“Yes”)、応答入力制御部160からホームサーバ200へ応答を送信する(ステップS1507)。このとき、応答入力制御部160は、応答入力部Rから入力された応答に、応答をした時刻に関する情報(タイムスタンプ)を含めた情報をホームサーバ200へ送信する。そして、ホームサーバ200は、この応答(応答情報)をセンタサーバ500へ送信(転送)する(ステップS1508)。
センタサーバ500は、ホームサーバ200経由で生体情報測定装置100から送信された応答(応答情報)を受信すると、この応答情報を応答履歴記憶部543に記憶し(ステップS1509)、一旦処理を終了する。
この後、センタサーバ500は、端末装置700からの応答履歴の取得(提示)要求を受信すると、当該被測定者1の応答履歴を端末装置700へ送信する。すなわち、確認者2は、被測定者1へメッセージを送信した後、被測定者1からの応答が有ったか否かを確認することができる。また、確認者2が被測定者1の応答履歴を確認することを、予め被測定者1に知らせておけば、被測定者1のコンプライアンスを向上させることにもなる。
なお、応答履歴は、応答履歴記憶部543で記憶・格納するようにしたが、概要情報記憶部541の一部で記憶・格納するようにしても良い。
また、ホームサーバ200が生体情報測定装置100へメッセージを送信したとき、このときの送信履歴をホームサーバ200またはセンタサーバ500の応答履歴記憶部543で記憶するようにしても良い。このようにすることで、例えば、確認者2は自分が送信したメッセージに対して、被測定者1が応答したか否かをチェックすることができる。
また、前記した実施の形態では、メッセージ送信部260から生体情報測定装置100へのメッセージの送信は、予め設定されたタイミングとしたが、確認者2が端末装置700の入力手段でメッセージの送信命令を入力したタイミングであっても良い。
すなわち、例えば、確認者2が、端末装置700の入力手段で「食後に血圧の薬を飲んだ方が良い」というメッセージを入力し、確認者2が入力手段へメッセージの送信命令を入力(画面の送信ボタンのクリック等)したタイミングで、センタサーバ500からメッセージを送信するようにしても良い。
《その他の実施の形態》
本発明は、前記した実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で応用可能である。
例えば、第3の実施の形態の実施の形態において、健康状態解析部570は、センタサーバ500に含まれる構成としたが、ホームサーバ200に含まれる構成であってもよい。
また、ホームサーバ200が健康状態解析部570に用いるプログラムについて、追加・修正するときには、センタサーバ500がネットワーク600経由でホームサーバ200へ送信するようにしても良い。
すなわち、ホームサーバ200がネットワーク600経由でセンタサーバ500からプログラムをダウンロードする機能や、センタサーバ500がネットワーク600経由でホームサーバ200へプログラムを配信する機能を備えていても良い。
なお、本発明の実施の形態に係る生体情報測定装置100、ホームサーバ200、センタサーバ500および端末装置700は、コンピュータ及びプログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータに読み取り可能な記憶媒体(CD−ROM等)に記憶し、その記憶媒体によって提供することも可能である。また、そのプログラムを、ネットワークを通して提供することも可能である。
ここでいうコンピュータシステムとは、OS(Operating System)等のソフトウェアや周辺機器等のハードウエアを含むものである。
本発明の第1の実施の形態の生体情報管理システムの概要を示した図である。 図1の生体情報管理システムの構成を示したブロック図である。 リストバンド型の生体情報測定装置を例示した図である。 図1のセンタサーバの構成を示すブロック図である。 図1の生体情報管理システムの処理手順を示したフローチャートである。 図1の生体情報管理システムの処理手順を示したフローチャートである。 図1の生体情報管理システムの処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の生体情報管理システムの概要を示した図である。 図8の生体情報管理システムの構成を示すブロック図である。 図8の生体情報管理システムの処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の生体情報管理システムのセンタサーバの構成を示したブロック図である。 図11の表示情報作成部が作成する表示情報を例示した図である。 本発明の第4の実施の形態の生体情報管理システムの構成を示した図である。 図13のセンタサーバの構成を示した図である。 図13の生体情報管理システムの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1(1a,1b) 被測定者
2 確認者
10 居室
100 生体情報測定装置
110 無線通信部
120 生体情報測定部
130 生体情報送信部
140 記憶部
150 表示制御部
160 応答入力制御部
170 通信制御部
200 ホームサーバ
211 無線通信部
212 通信部
220 概要情報作成部
230 記憶部
231 生体情報記憶部
232 メッセージ情報記憶部
240 概要情報送信部
250 生体情報提示部
260 メッセージ送信部
300 設置型生体情報測定装置
310 無線通信部
320 生体情報測定部
330 生体情報送信部
400 表示手段
500 センタサーバ
510 通信部
520 表示情報作成部
530 概要情報提示部
540 記憶部
541 概要情報記憶部
542 健康アドバイスDB部
543 応答履歴記憶部
550 生体情報取得部
560 認証部
570 健康状態解析部
600 ネットワーク
700 端末装置
M 表示部
R 応答入力部
S 生体センサ
S2 生体センサ

Claims (5)

  1. 被測定者の身体に装着され、前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記生体情報を蓄積し、この生体情報の概要を示す概要情報を作成するホームサーバと、前記概要情報を蓄積するセンタサーバと、前記概要情報および前記生体情報を取得する端末装置とを備える生体情報管理システムであって、
    前記生体情報測定装置は、
    前記ホームサーバとの無線通信を行う無線通信部と、
    生体センサで前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定部と、
    前記被測定者の識別情報を記憶する記憶部と、
    前記測定した生体情報を、前記記憶部から読み出した前記被測定者の識別情報とともに前記ホームサーバへ送信する生体情報送信部とを有し、
    前記ホームサーバは、
    前記生体情報測定装置との無線通信を行う無線通信部と、
    ネットワーク経由で、各種情報の通信を行う通信部と、
    前記生体情報測定装置から受信した前記生体情報を前記被測定者の識別情報ごとに記憶する生体情報記憶部と、
    前記生体情報測定装置から受信した生体情報に基づいて、前記概要情報を作成する概要情報作成部と、
    所定時間ごとに、前記ネットワーク経由で、前記作成した概要情報を前記センタサーバへ送信する概要情報送信部と、
    前記センタサーバからの要求に応じて、前記生体情報記憶部から前記被測定者の生体情報を検索し、前記検索した生体情報を前記ネットワーク経由で前記センタサーバへ送信する生体情報提示部とを有し、
    前記センタサーバは、
    前記ネットワーク経由で、各種情報の通信を行う通信部と、
    前記ホームサーバから受信した前記概要情報を前記被測定者の識別情報ごとに記憶する概要情報記憶部と、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記概要情報記憶部から前記被測定者の概要情報を検索し、前記検索した概要情報を、前記ネットワーク経由で前記端末装置へ送信する概要情報提示部と、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記概要情報のもととなった生体情報を、前記ネットワーク経由で、前記生体情報を保持するホームサーバから取得し、前記生体情報を前記端末装置へ送信する生体情報取得部とを有すること、
    を特徴とする生体情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の生体情報管理システムは、前記被測定者の居室に設置され前記生体情報測定装置との無線通信を行う設置型生体情報測定装置をさらに備え、
    前記設置型生体情報測定装置は、
    前記生体情報測定装置との無線通信を行う無線通信部と、
    生体センサで前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定部と、
    前記設置型生体情報測定装置から所定距離内の生体情報測定装置へ前記測定した生体情報を送信する生体情報送信部と、
    を有し、
    前記生体情報測定装置は、
    前記生体情報測定装置の無線通信部経由で、前記設置型生体情報測定装置から生体情報を受信し、この生体情報を前記記憶部から読み出した前記被測定者の識別情報とともに前記ホームサーバへ送信するよう構成されていること、
    を特徴とする生体情報管理システム。
  3. 被測定者の身体に装着され、前記被測定者の生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記生体情報を蓄積し、この生体情報の概要を示す概要情報を作成するホームサーバと、前記概要情報を蓄積するセンタサーバと、前記概要情報および前記生体情報を取得する端末装置とを備える生体情報管理システムに用いられる生体情報管理方法であって、
    前記生体情報測定装置が、
    前記被測定者の生体情報を測定するステップと、
    前記被測定者の識別情報を記憶する記憶部から前記被測定者の識別情報を読み出し、前記測定した生体情報を、前記被測定者の識別情報とともに、無線通信により、前記ホームサーバへ送信するステップと、
    を実行し、
    前記ホームサーバが、
    無線通信により、前記生体情報測定装置から、前記被測定者の識別情報および前記生体情報を受信するステップと、
    前記受信した生体情報の概要情報を作成するステップと、
    前記作成した概要情報を、所定時間ごとに、前記ネットワーク経由で前記センタサーバへ送信するステップと、
    前記センタサーバからの要求に応じて、前記被測定者の識別情報ごとの前記生体情報を記憶する生体情報記憶部から、前記被測定者の生体情報を検索し、前記検索した生体情報を前記センタサーバへ送信するステップと、
    を実行し、
    前記センタサーバが、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記被測定者の識別情報ごとの前記概要情報を記憶する概要情報記憶部から前記被測定者の概要情報を検索するステップと、
    前記検索した概要情報を前記ネットワーク経由で前記端末装置へ送信するステップと、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワーク経由で、前記生体情報を保持するホームサーバから、前記概要情報のもととなった生体情報を取得するステップと、
    前記取得した生体情報を、前記ネットワーク経由で、前記端末装置へ送信するステップと、
    を実行することを特徴とする生体情報管理方法。
  4. 請求項3に記載の生体情報管理方法の生体情報管理システムは、前記被測定者の居室に設置され前記生体情報測定装置との無線通信を行う設置型生体情報測定装置をさらに備え、
    前記設置型生体情報測定装置は、
    前記被測定者の生体情報を測定するステップと、
    前記測定した被測定者の生体情報を無線通信により、前記設置型生体情報測定装置から所定距離内の生体情報測定装置へ送信するステップと、
    を実行し、
    前記生体情報測定装置は、
    前記設置型生体情報測定装置から、前記生体情報を無線通信により、受信するステップと、
    前記被測定者の識別情報を記憶する記憶部から前記被測定者の識別情報を読み出し、無線通信により、前記設置型生体情報測定装置で測定した生体情報を、前記被測定者の識別情報とともに前記ホームサーバへ送信するステップと、
    をさらに実行することを特徴とする生体情報管理方法。
  5. コンピュータに請求項3または請求項4に記載の生体情報管理方法を実行させることを特徴とする生体情報管理用プログラム。
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