JP2015088846A - 計測情報管理システム、計測装置、計測情報管理方法、および計測情報管理プログラム - Google Patents

計測情報管理システム、計測装置、計測情報管理方法、および計測情報管理プログラム Download PDF

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Hiroyuki Morita
弘之 守田
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慎司 平林
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Michio Nakahira
道生 中平
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Abstract

【課題】利便性を向上できる計測情報管理システム、計測装置、計測情報管理方法、および計測情報管理プログラムを提供すること。
【解決手段】計測情報管理システム1Aは、計測装置2および計測装置2と無線通信する携帯情報機器3Aを備え、計測装置2は、位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた位置情報を含む詳細情報を生成する詳細情報生成部273と、詳細情報を識別する見出し情報を携帯情報機器3Aに送信する見出し情報送信部276Aと、送信要求信号に応じて、詳細情報を携帯情報機器3Aに送信する詳細情報送信部277と、を備え、携帯情報機器3Aは、計測装置2から送信された見出し情報を表示手段31に表示する表示制御部353と、表示手段31に表示された見出し情報から選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、計測装置2に送信する詳細情報要求部354と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、計測装置が計測した情報を管理する計測情報管理システム、計測装置、計測情報管理方法、および計測情報管理プログラムに関する。
従来、例えば、GPS(Global Positioning System)センサーを備え、位置情報の計測が可能な電子腕時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電子腕時計は、充電時等に中継装置に保持される。そして、この状態で中継装置をPC(personal computer)等の情報機器と接続ケーブルで接続することで、電子腕時計と情報機器との間で各種の情報の授受を行うことができる。
特開2008−9666号公報
ところで、GPSセンサーを備えた電子腕時計は、位置情報(緯度と経度など)と時刻情報とを計測できる。このため、例えば、使用者が電子腕時計を装着してランニングやウォーキングを行った場合、電子腕時計が計測した時刻情報や位置情報に基づいて、計測開始時刻やランニング時間や経過時間などの時間情報、移動距離、移動速度、時間、消費カロリー等の計測データを生成し、記憶部にこれら計測データを記録することができる。電子腕時計に記録された計測データを蓄積させて管理したり、蓄積したデータを振り返り活用するため、電子腕時計に蓄積された計測データを電子腕時計からPC等の情報機器に送信(データ転送)することがある。
一方、電子腕時計と情報機器との間の通信には、利便性の観点から、無線通信を用いることが要望されている。また、電子腕時計は、電池で駆動するため、消費電力の低減が要望されている。このため、電子腕時計と情報機器との間の通信に、消費電力を低減できるBluetooth(登録商標)規格の1つであるBluetooth Low Energy(BLE)等の低電力の無線通信技術を用いることが求められている。
しかしながら、位置情報は、例えば、1秒毎に計測されるため、データ量は大きくなり、低電力の無線通信技術を電子腕時計に組込んだ場合、通信速度が遅いため、電子腕時計から情報機器へのデータ転送が完了するまでの時間が長くなってしまう。データ転送が完了するまでの間は、転送中の計測データおよびこの計測データに基づく処理結果を情報機器の表示部に表示させることができないため、データ転送の時間が長くなると、使用者はすぐに計測データや処理結果を確認できない。また、BLEのような近距離無線通信を長時間継続する場合、電子腕時計と情報機器との距離を離さないよう気を配る必要がある。また、通信途中で外部ノイズの影響や通信切断操作を誤って行ってしまうことなどにより、通信が切断されてしまう可能性もある。このように、通信時間が長時間継続することはユーザーにとって不便な問題を生じさせてしまう可能性がある。
本発明の目的は、利便性を向上できる計測情報管理システム、計測装置、計測情報管理方法、および計測情報管理プログラムを提供することにある。
本発明の計測情報管理システムは、計測装置、および、前記計測装置と無線通信する情報機器を備え、前記計測装置は、記憶手段と、時刻を計時する計時部と、位置情報を少なくとも計測する計測手段と、前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を生成する詳細情報生成部と、前記詳細情報を前記記憶手段に記憶する記憶制御部と、前記詳細情報を識別する見出し情報を生成する見出し情報生成部と、前記見出し情報を前記情報機器に送信する見出し情報送信部と、前記情報機器から送信される送信要求信号に応じて、前記詳細情報を前記情報機器に送信する詳細情報送信部と、を備え、前記情報機器は、表示手段と、前記計測装置から送信された見出し情報を前記表示手段に表示する表示制御部と、前記表示手段に表示された見出し情報から転送対象となる見出し情報の選択操作と、転送操作とが行われたことを判定して操作信号を出力する入力手段と、前記入力手段から出力された操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、前記計測装置に送信する詳細情報要求部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、詳細情報生成部は、GPSセンサー等により現在地の位置情報(例えば、緯度、経度)を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を生成する。そして、記憶制御部は、前記詳細情報を記憶手段に記憶する。そして、見出し情報生成部は、前記詳細情報を識別する見出し情報を生成する。
そして、例えば、情報機器から送信された見出し情報の送信要求信号を受信すると、見出し情報送信部は、見出し情報を情報機器に送信する。そして、この見出し情報を情報機器が受信すると、表示制御部は、受信した見出し情報を表示手段に表示する。これにより、使用者は、表示手段を閲覧することで、計測装置で生成された詳細情報を識別できる。
そして、使用者が、入力手段を操作して、表示手段に表示された見出し情報から転送対象となる見出し情報の選択操作と、転送操作とを行うと、入力手段がこの操作を判定して操作信号を出力する。すると、詳細情報要求部は、この操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を計測装置に送信する。そして、この送信要求信号を計測装置が受信すると、詳細情報送信部は、送信要求のあった詳細情報を情報機器に送信する。
これによれば、転送に時間のかかる詳細情報を計測装置から情報機器に送信する前に、詳細情報よりも転送にかかる時間が短い見出し情報を計測装置から情報機器に転送して、情報機器の表示手段に表示できる。このため、使用者は、詳細情報の転送が完了するのを待つことなく、素早く計測装置が計測した詳細情報の見出し情報を確認できる。
また、使用者は、情報機器の表示手段に表示された見出し情報を選択することで、転送対象とする詳細情報を選択できる。このため、計測装置に未送信の詳細情報が数多く記憶されている場合であっても、選択した詳細情報のみを転送でき、詳細情報を素早く閲覧できる。また、計測装置に記憶された未送信の詳細情報をすべて転送する場合と比べて、転送時間を短くできるので、計測装置と情報機器との距離を離さないよう長時間にわたり気を配る必要がない。さらに、通信途中で外部ノイズの影響や通信切断操作を誤って行ってしまうことなどにより、通信が切断されてしまう可能性も低減できる。
また、使用者が情報機器の表示手段に表示された見出し情報を選択し、転送操作を行ったタイミングで詳細情報が送信される。このため、計測装置に未送信の詳細情報が数多く記憶されている場合であっても、これらの詳細情報の転送により長時間の通信が意図せず実行されることを回避できる。
本発明の計測情報管理システムにおいて、前記計測装置は、計測の開始操作および終了操作が行われたことを判定して前記計測手段に計測開始信号および計測終了信号を出力する計測装置側入力手段を備え、前記詳細情報生成部は、前記計測開始信号が出力された時点から前記計測終了信号が出力された時点までに前記計測手段で計測された情報と、前記時刻情報とを少なくとも含んで1つの詳細情報を生成し、前記見出し情報生成部は、前記計測開始信号が出力された時点から前記計測終了信号が出力された時点までの経過時間および前記計測装置の移動距離と、前記計測開始信号または前記計測終了信号の出力時点の日付情報とを含む見出し情報を生成し、前記表示制御部は、各詳細情報に対応する見出し情報として、前記日付情報、前記経過時間、前記移動距離を前記表示手段に表示することが好ましい。
例えば、ランニングやウォーキングを行った場合、前記日付情報、前記経過時間、前記移動距離は、使用者の記憶に残りやすく、思い出しやすい情報である。
本発明によれば、情報機器の表示手段に、見出し情報として、前記日付情報、前記経過時間、前記移動距離が表示されるため、使用者は、これらの情報を閲覧することで、例えば、表示手段に見出し情報として計測された順番を示す番号のみが表示されている場合と比べて、詳細情報を容易に識別できる。これにより、見出し情報の選択操作を容易にできる。
本発明の計測情報管理システムにおいて、前記計測装置は、前記詳細情報の概要を表す概要情報を生成する概要情報生成部と、前記概要情報を前記情報機器に送信する概要情報送信部と、を備え、前記概要情報は、前記見出し情報を含み、前記概要情報生成部は、前記見出し情報生成部を含み、前記概要情報送信部は、前記見出し情報送信部を含むことが好ましい。
本発明によれば、概要情報生成部は、詳細情報の概要を表す概要情報を生成する。この概要情報には、見出し情報と、その他情報とが含まれる。前記その他の情報は、例えば、ランニング等の運動で計測装置が使用される場合は、消費カロリーやラップ情報等である。そして、生成された概要情報は、概要情報送信部によって情報機器に送信されるので、情報機器において、詳細情報を受信する前に、前記その他の情報を表示手段に表示することもできる。これにより、使用者は、詳細情報が送信される前に、前記その他の情報を確認できる。
本発明の情報管理システムにおいて、前記情報機器は、前記詳細情報のデータ量と、予め設定された通信速度とに基づいて、前記計測装置から前記情報機器に前記詳細情報を送信するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示することが好ましい。
本発明によれば、表示手段には、見出し情報とともに、推定転送時間が表示されるため、使用者は、計測装置から情報機器に詳細情報を送信するのに要する時間を予め確認できる。このため、使用者は、この推定転送時間を参考にして見出し情報を選択することで、詳細情報の送信を使用者の都合のよい時間に確実に実行できる。
本発明の情報管理システムにおいて、前記情報機器は、前記詳細情報のデータ量と、前記計測装置から前記情報機器に前記見出し情報を送信した際に測定される通信速度とに基づいて、前記計測装置から前記情報機器に前記詳細情報を転送するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示することが好ましい。
本発明によれば、表示手段には、見出し情報とともに、推定転送時間が表示されるため、使用者は、計測装置から情報機器に詳細情報を送信するのに要する時間を予め確認できる。このため、使用者は、この推定転送時間を参考にして見出し情報を選択することで、詳細情報の送信を使用者の都合のよい時間に確実に実行できる。
本発明の情報管理システムにおいて、前記情報機器と通信するサーバーをさらに備え、前記情報機器は、前記計測装置から送信された見出し情報を、前記サーバーに転送する見出し情報転送部と、前記計測装置から送信された詳細情報を、前記サーバーに転送する詳細情報転送部と、をさらに備え、前記サーバーは、前記詳細情報転送部から転送された前記詳細情報を受信したことを通知する受信通知信号を前記情報機器に送信する信号送信部を備え、前記受信通知信号を受信した前記情報機器は、前記計測装置から送信された見出し情報を前記表示手段に表示することが好ましい。
本発明によれば、情報機器が計測装置から見出し情報を受信すると、見出し情報転送部は、受信した見出し情報をサーバーに転送する。そして、サーバーが見出し情報転送部から転送された見出し情報を受信すると、信号送信部は、受信通知信号を情報機器に送信する。そして、情報機器が受信通知信号を受信すると、表示制御部は、計測装置から受信した見出し情報を表示手段に表示する。そして、その後、情報機器が計測装置から送信された詳細情報を受信すると、詳細情報転送部は、受信した詳細情報をサーバーに転送する。
これによれば、詳細情報がサーバーに転送されるため、サーバーで詳細情報を管理することができる。これにより、サーバーで詳細情報に基づいて各種情報を生成したり、分析したりできる。すなわち、サーバーに蓄積したデータを振り返り活用することができる。さらに、サーバーに計測情報を蓄積できるため、情報機器の記憶手段の容量を計測情報で占有してしまうことを回避することができる。また、サーバーにアクセスすることで、これらの情報を、他の機器で閲覧することや、他の使用者との間で共有することもできる。
本発明の情報管理システムにおいて、前記情報機器は、予め設定された通信速度に基づいて、前記計測装置から前記情報機器を経由して前記サーバーに前記詳細情報を転送するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示することが好ましい。
本発明によれば、表示手段には、見出し情報とともに、推定転送時間が表示されるため、使用者は、計測装置から情報機器を経由してサーバーに詳細情報を転送するのに要する時間を予め確認できる。このため、使用者は、この推定転送時間を参考にして見出し情報を選択することで、詳細情報の転送を使用者の都合のよい時間に確実に実行できる。
本発明の情報管理システムにおいて、前記情報機器は、通信速度の実測値に基づいて、前記計測装置から前記情報機器を経由して前記サーバーに前記詳細情報を転送するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示することが好ましい。
本発明によれば、表示手段には、見出し情報とともに、推定転送時間が表示されるため、使用者は、計測装置から情報機器を経由してサーバーに詳細情報を転送するのに要する時間を予め確認できる。このため、使用者は、この推定転送時間を参考にして見出し情報を選択することで、詳細情報の転送を使用者の都合のよい時間に確実に実行できる。
本発明は、情報機器と無線通信する計測装置であって、記憶手段と、時刻を計時する計時部と、位置情報を少なくとも計測する計測手段と、前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を生成する詳細情報生成部と、前記詳細情報を前記記憶手段に記憶する記憶制御部と、前記詳細情報を識別する見出し情報を生成する見出し情報生成部と、前記見出し情報を前記情報機器に送信する見出し情報送信部と、前記情報機器から送信された前記詳細情報の送信要求信号を受信すると、前記送信要求信号に応じて詳細情報を前記情報機器に送信する詳細情報送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、記憶手段、時刻を計時する計時部、および、位置情報を少なくとも計測する計測手段を備えた計測装置と、前記計測装置と無線通信し、表示手段および入力手段を備えた情報機器とを含む計測情報管理システムの計測情報管理方法であって、前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を生成する詳細情報生成ステップと、前記詳細情報を前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記詳細情報を識別する見出し情報を生成する見出し情報生成ステップと、前記見出し情報を前記情報機器に送信する見出し情報送信ステップと、前記計測装置から送信された見出し情報を前記表示手段に表示する表示ステップと、前記入力手段が、前記表示手段に表示された見出し情報から転送対象となる見出し情報の選択操作と、転送操作とが行われたことを判定して操作信号を出力する操作信号出力ステップと、前記操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、前記計測装置に送信する詳細情報要求ステップと、前記送信要求信号に応じて、詳細情報を前記情報機器に送信する詳細情報送信ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明は、時刻を計時する計時部、および位置情報を少なくとも計測する計測手段を備えた計測装置と無線通信し、かつ、表示手段および入力手段を備えた情報機器に実行させる計測情報管理プログラムであって、前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を識別する見出し情報を受信すると、前記見出し情報を前記表示手段に表示する表示ステップと、前記入力手段が、前記表示手段に表示された見出し情報から転送対象となる見出し情報の選択操作と、転送操作とが行われたことを判定して操作信号を出力する操作信号出力ステップと、前記操作信号出力ステップで出力された操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、前記計測装置に送信する詳細情報要求ステップと、前記詳細情報要求ステップで要求した詳細情報を前記計測装置から受信する詳細情報受信ステップと、を備えることを特徴とする。
前記計測装置、前記計測情報管理方法、および前記計測情報管理プログラムの発明においても、前記計測情報管理システムと同じく、情報機器の利便性を向上できる。
第1実施形態に係る計測情報管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る計測装置の外観を示す模式図である。 本発明に係る概要情報一覧画面の一例を示す図である。 本発明に係る詳細画面の一例を示す図である。 前記計測装置が実行する計測処理を示すフローチャートである。 前記計測情報管理システムが実行する計測情報の転送処理を示すフローチャートである。 本発明に係るホーム画面の一例を示す図である。 本発明に係るアップロード画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る計測情報管理システムの構成を示すブロック図である。 前記計測情報管理システムが実行する計測情報の転送処理を示すフローチャートである。 前記計測情報管理システムが実行する計測情報の転送処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る計測情報管理システム1Aの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、計測情報管理システム1Aは、計測装置2と、携帯情報機器3Aとを備える。計測装置2は、腕時計型の装置であり、使用者に装着され、計測開始時刻やランニング時間や経過時間などの時間情報、現在地(換言すると、使用者の現在地)の位置情報(緯度や経度など)、移動距離、移動速度、時間、使用者の消費カロリー等の計測値や、使用者の脈拍数情報または心拍数情報等を計測する。携帯情報機器3Aは、例えば、携帯電話、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット等の持ち運び可能な携帯型の情報機器である。本実施形態では、携帯情報機器3Aに、スマートフォンを用いている。計測装置2と携帯情報機器3Aとの間では、無線による通信が行われ、携帯情報機器3Aは、計測装置2が計測した計測情報を受信する。
[計測装置の構成]
図2は、計測装置2の外観を示す模式図である。
計測装置2は、腕時計型の外観を有する筐体21を備え、筐体21には、筐体21を使用者の手首に装着させるバンド29が設けられている。さらに、計測装置2は、表示手段22、ボタン231〜234を備えた入力手段23を備える。
その他、計測装置2は、図1に示すように、計測手段24、記憶手段25、送受信手段26、および制御手段27を備える。
表示手段22は、液晶パネル、有機EL(Electro-Luminescence)パネル、および電気泳動パネル等の表示パネルにより構成され、筐体21の正面に設けられている。この表示手段22には、後述する制御手段27による制御により、経過時間や移動距離等の計測結果が表示される。
入力手段23(計測装置側入力手段)は、筐体21の外周に設けられた4つのボタン231〜234を備えて構成され、使用者によって押下されたボタンに応じた操作信号を、制御手段27に出力する。
ボタン231が押下されると、表示手段22に表示される画面を、メニュー画面、計測画面、設定画面等のいずれかに切り替える処理が実行される。計測画面が表示された状態で、ボタン232が押下されると、計測の開始、終了、および再開処理が実行される。ボタン233が押下されると、計測時においては、ラップ計測処理が実行され、計測停止時においては、リセット処理が実行される。ボタン234が押下されると、表示手段22を照明するライトが点灯する。
計測手段24は、GPSセンサー241、加速度センサー242、脈拍センサー243を備え、各センサー241〜243の計測信号を制御手段27へ出力する。
GPSセンサー241は、地球の衛星軌道上を周回する複数のGPS衛星200(図2)のうち、少なくとも3機のGPS衛星200からのGPS信号(衛星信号)を受信して、計測装置2の現在地(換言すると、使用者の現在地)を示す位置情報を演算して取得する。なお、4機以上のGPS衛星200からのGPS信号を受信することで、現在地の位置情報だけでなく、現在地の高度も演算して取得することができる。
加速度センサー242は、計測装置2の移動にともなう加速度を計測する。
脈拍センサー243は、筐体21の背面に設けられ、使用者の手首に接触することで、使用者の脈拍数を計測する。また、脈拍センサー243を筐体21に内蔵させることができない場合には、心拍数センサーを用いてもよい。心拍数センサーは、例えば、筐体21とは独立した部品で構成され、使用者の胸部に装着および接触させることで、使用者の心拍数を計測する。あるいは、脈拍センサー243および心拍数センサーの両方を用いてもよい。
記憶手段25は、フラッシュメモリー等により構成され、計測に必要な各種プログラムや情報(使用者の生年月日、性別、身体情報等)を記憶する。その他、記憶手段25は、計測手段24が計測した情報に基づいて生成される後述する詳細情報および概要情報を記憶する。
送受信手段26は、携帯情報機器3A等の外部機器と無線通信する通信モジュールである。そして、送受信手段26は、制御手段27から入力される情報を、通信接続が確立された外部機器に送信する他、当該外部機器から受信した情報を制御手段27に出力する。
本実施形態では、送受信手段26には、低電力で駆動するモジュールが用いられる。このような送受信手段26として、Bluetooth(登録商標)規格の1つであるBluetooth Low Energy(BLE)に準拠したモジュールを例示できる。例えば、BLEを腕時計型の計測装置2に組込んだ場合、BLEにおける通信速度は10kbps前後になる場合がある。この通信速度は、計測装置2内へのBLE組込み条件や通信環境などより変動するが、大容量のデータを外部に送信するには長い時間を必要とする。
制御手段27は、計測装置2の動作を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置を備えて構成される。制御手段27は、CPUが記憶手段25に記憶されたプログラムを実行することで、計時部271、表示制御部272、詳細情報生成部273、概要情報生成部274、記憶制御部275、概要情報送信部276、および詳細情報送信部277として機能する。
計時部271は、水晶振動子が出力する発振信号(基準信号:1Hz)で現在時刻を計時する。また、計時部271は、GPS信号から取得される時刻情報で現在時刻を修正する。
表示制御部272は、表示手段22の動作を制御して、計測装置2の動作状態や、計測結果等を表示させる。例えば、表示手段22には、図2に示すように、移動距離と、スプリットタイム(経過時間)が表示される。
詳細情報生成部273は、入力手段23から計測開始信号が出力された時点から計測終了信号が出力された時点までに計測手段24で計測された情報と、この情報が計測された時刻である時刻情報とを含む1つの詳細情報を生成する。詳細情報は、例えば、計測手段24が1秒間隔で計測を行う場合、1秒毎の時刻と、その時に各センサーが計測した情報とを含む。なお、計測開始前に計測間隔が予め計測装置2に設定されている場合には、計測開始時刻を記憶部に記憶することで各センサーによる計測時の時刻がわかるため、1秒毎の時刻を詳細情報として記憶部に記憶する必要はない。
具体的に、詳細情報には、時刻情報、GPS情報(緯度、経度、高度等)、スピードや移動距離等の距離情報、足の回転数やストライド(歩幅)等のピッチ情報、および脈拍数または心拍数等が含まれる。
概要情報生成部274は、詳細情報生成部273が生成した詳細情報の概要を表す概要情報を生成する。
概要情報は、スプリット情報およびラップ情報により構成される。
スプリット情報は、計測開始操作から計測終了操作までに計測され計測値を使用して導出された値であり、スプリットタイム、移動距離、歩数、消費カロリー、計測開始時刻、計測終了時刻、最高標高、最低標高、スタート地点標高、ゴール地点標高、累積上昇高度、累積下降高度、ピッチ(最大/最低/平均)、ストライド(最大/最低/平均)、心拍数(最大/最低/平均)、平均スピード、平均ペース、日付等を含む。
例えば、スプリットタイムは、入力手段23から計測開始信号が出力された時点から計測終了信号が出力された時点までの経過時間であり、移動距離は、前記経過時間における計測装置2の移動距離であり、日付は、計測開始信号または計測終了信号の出力時点の日付である。
ここで、スプリット情報に含まれるスプリットタイム、移動距離、日付は、携帯情報機器3Aの表示手段31に表示されることで、使用者が詳細情報を識別するための見出し情報として機能する。すなわち、概要情報生成部274は、見出し情報を生成する見出し情報生成部274Aを含む。
ラップ情報は、ラップ設定条件(移動距離あるいは経過時間)における計測経過時間、ラップタイム、ラップ距離(移動距離)、歩数、消費カロリー、累積上昇高度、累積下降高度、平均スピード、平均ペース、ピッチ、ストライド、脈拍数または心拍数等を含む。さらに、ラップ回数を識別するためのラップ番号を含む。
なお、計測情報管理システム1Aにおける詳細情報および概要情報の識別には、インデックス番号が用いられている。なお、インデックス番号に替えて他の識別子を用いるようにしてもよい。
記憶制御部275は、詳細情報生成部273が生成した詳細情報および概要情報生成部274が生成した概要情報を、記憶手段25に記憶させる。
概要情報送信部276は、携帯情報機器3Aから送信された概要情報の送信要求信号に応じて、記憶手段25に記憶されている概要情報(未送信のもの)を、携帯情報機器3Aに送信する。すなわち、概要情報送信部276には、見出し情報を送信する見出し情報送信部276Aを含む。また、概要情報送信部276は、概要情報を送信する前に、記憶手段25に記憶されている各詳細情報(未送信のもの)のデータ量を、携帯情報機器3Aに送信する。
詳細情報送信部277は、携帯情報機器3Aから送信された詳細情報の送信要求信号に応じて、記憶手段25に記憶されている詳細情報のうち送信要求のあった詳細情報を、携帯情報機器3Aに送信する。
[携帯情報機器の構成]
携帯情報機器3Aは、表示手段31、入力手段32、記憶手段33、送受信手段34、および制御手段35Aを備える。
表示手段31は、表示パネルを備え、制御手段35Aの制御により、所定の画像を表示する。
入力手段32は、携帯情報機器3Aの筐体外面に設けられたボタンと、表示手段31における画像の表示領域に応じて設けられたタッチパネルとを備える。そして、入力手段32は、ボタンおよびタッチパネルに対する使用者の入力操作に応じた操作信号を制御手段35Aに出力する。
記憶手段33は、フラッシュメモリー等により構成され、携帯情報機器3Aの動作に必要な各種プログラムおよび情報を記憶する。この記憶手段33は、例えば、計測装置2から受信した詳細情報や概要情報を記憶する。
送受信手段34は、計測装置2等と通信する通信モジュールである。この送受信手段34は、制御手段35Aの制御により、計測装置2等との間で情報を送受信する。
制御手段35Aは、携帯情報機器3Aの動作を制御するものであり、CPUにより構成されている。この制御手段35Aは、CPUが記憶手段33に記憶されたプログラムを実行することにより、概要情報要求部351、転送時間算出部352、表示制御部353、および詳細情報要求部354として機能する。
概要情報要求部351は、入力手段32が概要情報を受信するための操作が行われたことを判定して操作信号を制御手段35Aに出力すると、送受信手段34を制御して、概要情報の送信要求信号を計測装置2に送信する。
転送時間算出部352は、計測装置2から携帯情報機器3Aに詳細情報を転送するのに要する推定転送時間を算出する。推定転送時間は、詳細情報のデータ量(データサイズ)と、計測装置2から携帯情報機器3Aに概要情報を転送した際に測定される通信速度とに基づいて算出される。また、推定転送時間は、詳細情報のデータ量と、予め設定された通信速度とに基づいて算出することもできる。予め設定された通信速度は、例えば、10kbpsである。
表示制御部353は、図3に示すように、計測装置2から受信した概要情報の一覧を示す概要情報一覧画面36を生成し、表示手段31に表示する。概要情報一覧画面36には、5件分の計測データ(計測開始操作から計測停止操作までの計測値)に対応する見出し情報361が、表示手段31の縦方向に5つ並んで表示される。1件の見出し情報361は、デフォルトとして、日付361A、移動距離361B、スプリットタイム361Cで構成されている。また、概要情報一覧画面36には、各計測データに対応して、転送時間算出部352が算出した詳細情報の転送に要する推定転送時間361Dが表示される。
また、表示制御部353は、図4に示すように、計測装置2から受信した概要情報および詳細情報に基づいて詳細な計測結果を示す詳細画面37を生成し、表示手段31に表示することができる。
詳細情報要求部354は、入力手段32が、概要情報一覧画面36に表示された見出し情報から送信対象となる見出し情報の選択操作と、送信操作とが行われたことを判定して操作信号を制御手段35Aに出力すると、送受信手段34を制御して、操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、計測装置2に送信する。
[計測処理]
図5は、計測装置2が実行する計測処理を示すフローチャートである。
制御手段27は、入力手段23から計測開始信号が出力されたかを判定する(SA11)。SA11でNOと判定された場合、制御手段27は、SA11の判定を再度行う。
SA11でYESと判定された場合、詳細情報生成部273は計測開始時刻を取得し、計測手段24は計測を行う。そして、詳細情報生成部273は、取得した計測開始時刻と、計測手段24が計測した情報と、情報を計測した時刻情報とを取得する。取得された情報は、記憶制御部275により記憶手段25に記憶される(SA12)。なお、計測手段24が予め設定された時間間隔で計測を行う場合には、計測開始時刻と時間間隔から計測時刻を算出することができるため、情報を計測した時刻情報は記憶手段25に記憶しなくてもよい。
次に、制御手段27は、ラップ計測タイミングかを判定する(SA13)。具体的に、制御手段27は、入力手段23からラップ計測処理を実行させる操作信号が出力されたときや、計測装置2がラップ計測間隔として予め設定された距離を移動したとき、ラップ計測タイミングになったと判定できる。なお、ラップ計測間隔は、予め設定された時間が経過したときにラップ計測タイミングになったと判定する構成にしてもよい。
SA13でYESと判定された場合、概要情報生成部274は、計測手段24が計測した記憶手段25に記憶された情報を集計してラップ情報を生成し、生成したラップ情報を記憶手段25に予め確保されているラップ情報記憶領域に記憶する(SA14)。
SA14の処理の後、および、SA13でNOと判定された場合、制御手段27は、入力手段23から計測終了信号が出力されたかを判定する(SA15)。SA15でNOと判定された場合、制御手段27は、処理をSA12に戻す。
SA15でYESと判定された場合、詳細情報生成部273は、計測手段24が計測した記憶手段25に記憶された情報を集計してスプリット情報を生成し、生成したスプリット情報を記憶手段25に予め確保されているスプリット情報記憶領域に記憶し(SA16)、処理を終了する。
以上の処理により、記憶手段25には、スプリット情報、ラップ計測回数と同じ数のラップ情報、および、計測時間に応じたデータサイズの詳細情報が記憶される。
[転送処理]
図6は、計測情報管理システム1Aが実行する計測情報の転送処理を示すフローチャートである。なお、計測装置2の記憶手段25には、詳細情報および概要情報が記憶されているものとする。
携帯情報機器3Aにおいて、入力手段32が概要情報を受信するための操作が行われたことを判定して操作信号を制御手段35Aに出力すると、概要情報要求部351は、概要情報の送信を要求する送信要求信号を計測装置2に送信する(SA31)。このとき、携帯情報機器3Aと計測装置2とのBLEの通信接続が失敗した場合には、通信接続ができていないことを表示手段31に表示させ、アラーム音や音声等を利用するなどして使用者に通信エラーであることを通知することで、通信の再試行を使用者に促すことができる。なお、計測装置2が通信相手として既に認証されている場合(ペアリングされている場合)には、携帯情報機器3Aは、計測装置2に近づくと、自動的に概要情報の送信要求信号を計測装置2に送信してもよい。
概要情報要求部351が送信した概要情報の送信要求信号を計測装置2が受信すると、概要情報送信部276は、記憶手段25に記憶されている概要情報(未送信のもの)を携帯情報機器3Aに送信する(SA32)。ここで、概要情報送信部276は、概要情報を送信する前に、記憶手段25に記憶されている各詳細情報(未送信のもの)のデータ量(データサイズ)を、携帯情報機器3Aに送信する。
概要情報送信部276が送信した概要情報を携帯情報機器3Aが受信すると、転送時間算出部352は、各概要情報に対して、対応する詳細情報を計測装置2から携帯情報機器3Aに転送するのに要する推定転送時間を算出する(SA33)。
推定転送時間は、詳細情報のデータ量と、計測装置2から携帯情報機器3Aに概要情報を転送した際に測定される通信速度とに基づいて算出される。
次に、表示制御部353は、図3に示すように、計測装置2から受信した概要情報の一覧を示す概要情報一覧画面36を生成し、表示手段31に表示する(SA34)。
概要情報一覧画面36に表示された見出し情報361である、日付361A、移動距離361B、および、スプリットタイム361Cは、上述したように、使用者が詳細情報を識別するために機能する。
これにより、使用者は、概要情報一覧画面36を閲覧することで、計測装置2で生成された詳細情報を識別することができ、転送を希望する詳細情報を、概要情報一覧画面36に表示された見出し情報361をタッチすることで選択できる。また、概要情報一覧画面36には、推定転送時間361Dが表示されるため、使用者は、詳細情報の転送にかかる時間を確認できる。
なお、概要情報一覧画面36に、日付361A、移動距離361B、および、スプリットタイム361C以外の情報(例えば、消費カロリー等)や、ラップ情報を表示させてもよい。
概要情報一覧画面36には、見出し情報361の他に、「ホーム」ボタン362、「再取得」ボタン363、「アップロード」ボタン364、「次へ」ボタン365、および「詳細」ボタン366が表示される。
「ホーム」ボタン362がタッチ(タップ)されると、画面が、図7に示すホーム画面38に切り替わる。ホーム画面38には、概要情報一覧画面を表示させるボタン381、Webサイトを表示させるボタン382、アカウント管理画面を表示させるボタン383、ペアリング設定画面を表示させるボタン384が表示される。
「再取得」ボタン363がタッチされると、概要情報の再取得と、概要情報一覧画面36の再表示が行われる。概要情報一覧画面36が複数画面にわたる場合は、「次へ」ボタン365がタッチされることで、次ページに切り替わる。
「アップロード」ボタン364がタッチされると、画面が、図8に示すアップロード画面39に切り替わり、計測装置2から携帯情報機器3Aへの選択された詳細情報の送信が開始される。アップロード画面39には、詳細情報の転送中であることを示すメッセージ391と、転送完了までの残り時間を表すゲージ392とが表示される。
「詳細」ボタン366がタッチされると、詳細画面37が表示される。
そして、見出し情報361のうち転送対象の見出し情報がタッチされて選択された状態で、「アップロード」ボタン364がタッチされると、入力手段23がこの操作を判定し、操作信号を制御手段35Aに出力する(SA35)。
そして、詳細情報要求部354は、選択された見出し情報361に対応する詳細情報の送信要求信号を計測装置2に送信する(SA36)。
計測装置2が携帯情報機器3Aから送信された詳細情報の送信要求信号を受信すると、詳細情報送信部277は、記憶手段25に記憶されている情報のうち送信要求のあった詳細情報を、携帯情報機器3Aに送信する(SA37)。
計測装置2から送信された詳細情報を携帯情報機器3Aが受信すると、表示制御部353は、計測装置2から送信された詳細情報と、すでに受信している概要情報とに基づいて、図4に示すように、詳細な計測結果を示す詳細画面37を生成し、表示手段31に表示する(SA38)。なお、詳細画面37は、自動遷移はせずに使用者の入力操作で表示するよう構成してもよい。
詳細画面37には、移動距離371、スプリットタイム372、地図情報373、ラップ表示情報374、「一覧」ボタン375が表示される。
地図情報373には、地図と、地図上に示された、スタート地点、ゴール地点、および、スタート地点からゴール地点までの移動軌跡が表示される。なお、地図情報373は、表示させなくてもよい。
ラップ表示情報374には、ラップ毎のラップタイムおよび平均ペースが表示される。
「一覧」ボタン375がタッチされると、表示画面が、概要情報一覧画面36に切り替わる。
なお、図3に示した概要情報一覧画面36では、携帯情報機器3Aが計測装置2から詳細情報を受信した後でも、見出し情報は削除されずに表示され続ける。この場合、該当する見出し情報に対して、詳細情報の受信が完了したことを示すアイコン361Eが表示される。そして、この見出し情報が選択された状態で、「詳細」ボタン366がタッチされると、表示制御部353は、図4に示した詳細画面37を表示手段31に表示させる。
[第1実施形態の作用効果]
このような本実施形態によれば、以下のような作用効果が得られる。
転送に時間のかかる詳細情報を計測装置2から携帯情報機器3Aに送信する前に、SA32で、詳細情報よりも転送にかかる時間が短い概要情報を計測装置2から携帯情報機器3Aに転送して、SA34で、概要情報一覧画面36を携帯情報機器3Aの表示手段31に表示できる。このため、使用者は、詳細情報の転送が完了するのを待つことなく、素早く計測装置2が計測した詳細情報の概要を確認できる。
また、SA35で、使用者は、概要情報一覧画面36に表示された見出し情報を選択することで、転送対象とする詳細情報を選択できる。このため、計測装置2に未送信の詳細情報が数多く記憶されている場合であっても、選択した詳細情報のみを転送でき、詳細画面37を素早く閲覧できる。また、計測装置2に記憶された未送信の詳細情報をすべて転送する場合と比べて、転送時間を短くできるので、計測装置2と携帯情報機器3Aとの距離を離さないよう長時間にわたり気を配る必要がない。さらに、通信途中で外部ノイズの影響や通信切断操作を誤って行ってしまうことなどにより、通信が切断されてしまう可能性も低減できる。
また、SA35で、使用者が概要情報一覧画面36に表示された見出し情報を選択し、アップロードボタンをタッチしたタイミングで詳細情報が送信される。このため、計測装置2に未送信の詳細情報が数多く記憶されている場合であっても、これらの詳細情報の転送により長時間の通信が意図せず実行されることを回避できる。
概要情報一覧画面36には、各計測データに対応する見出し情報として、日付、スプリットタイム、移動距離が表示されるため、使用者は、これらの情報を閲覧することで、例えば、見出し情報として計測された順番を示す番号のみが表示されている場合と比べて、詳細情報を容易に識別できる。上記日付、スプリットタイム、移動距離の表示順番は、使用者の好みで入れ替えられるよう構成してもよい。そうすると、詳細情報を確認したい計測データか否か使用者が認識しやすくすることもできる。また、概要情報一覧画面36の縦方向に並んで一覧表示される各計測データ(計測開始操作から計測停止操作までの計測値)に対応する1件毎の見出し情報361の表示順は、日付順でなくてもよい。例えば、ベスト計測データ順に表示してもよい。上記と同様に詳細情報を確認したい計測データか否を使用者が認識しやすくすることができる。これらにより、見出し情報の選択操作を容易にできる。
概要情報には、見出し情報の他に、消費カロリーやラップ情報等が含まれているため、これらの情報を、携帯情報機器3Aにおいて、詳細情報を受信する前に、表示手段31に表示させることもできる。これにより、使用者は、詳細情報が転送される前に、消費カロリーやラップ情報等を確認できる。
概要情報一覧画面36には、推定転送時間が表示されるため、使用者は、計測装置2から携帯情報機器3Aに詳細情報を送信するのに要する時間を予め確認できる。このため、使用者は、この推定転送時間を参考にして見出し情報を選択することで、詳細情報の転送を使用者の都合のよい時間に確実に実行できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図9は、第2実施形態に係る計測情報管理システム1Bの構成を示すブロック図である。
図9に示すように、第2実施形態の計測情報管理システム1Bは、第1実施形態と同じ計測装置2の他、携帯情報機器3B、ネットワーク5、およびネットワーク5に接続されたサーバー4を備える。
計測装置2と携帯情報機器3Bとの間、および、携帯情報機器3Bとネットワーク5との間では、無線による通信が行われる。なお、携帯情報機器3Bとネットワーク5との間では、有線による通信が行われてもよい。
携帯情報機器3Bは、計測装置2が計測した計測情報(概要情報、詳細情報)を受信し、さらに、受信した計測情報をサーバー4に転送する。
[携帯情報機器の構成]
携帯情報機器3Bは、第1実施形態の携帯情報機器3Aとは、制御手段の構成が異なる。すなわち、携帯情報機器3Bの制御手段35Bは、第1実施形態と同じ概要情報要求部351、表示制御部353、詳細情報要求部354の他に、概要情報転送部355、転送時間算出部356、詳細情報転送部357を備える。
概要情報転送部355は、計測装置2から受信した概要情報を、送受信手段34を制御して、ネットワーク5を介してサーバー4に転送する。すなわち、概要情報転送部355は、見出し情報を転送する見出し情報転送部355Aを含む。
転送時間算出部356は、詳細情報を計測装置2から携帯情報機器3Bを経由してサーバー4に転送するのに要する推定転送時間を算出する。推定転送時間は、計測装置2と携帯情報機器3Bとの間の推定転送時間と、携帯情報機器3Bとサーバー4との間の推定転送時間とを合計した時間であり、通信速度の実測値に基づいて算出される。また、推定転送時間は、予め設定された通信速度に基づいて算出することもできる。
詳細情報転送部357は、計測装置2から受信した詳細情報を、送受信手段34を制御して、ネットワーク5を介してサーバー4に送信する。
[サーバーの構成]
サーバー4は、送受信手段41、記憶手段42、および制御手段43を備える。
記憶手段42は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリー等により構成され、サーバー4の動作に必要な各種プログラムおよび情報を記憶する。この記憶手段42は、例えば、計測装置2から携帯情報機器3Bを経由して受信された詳細情報や概要情報を記憶する。
送受信手段41は、携帯情報機器3B等の端末機器とネットワーク5を介して通信する通信モジュールである。この送受信手段41は、制御手段43の制御により、端末機器との間で情報を送受信する。
制御手段43は、サーバー4の動作を制御するものであり、CPUにより構成されている。この制御手段43は、CPUが記憶手段42に記憶されたプログラムを実行することにより、信号送信部431、および、詳細画面情報送信部432として機能する。
信号送信部431は、携帯情報機器3Bから転送された概要情報を受信すると、概要情報を受信したことを通知する受信通知信号を携帯情報機器3Bに送信する。
詳細画面情報送信部432は、携帯情報機器3Bから転送された概要情報および詳細情報に基づいて詳細な計測結果を使用者に分かり易い状態で示す詳細画面情報を生成し、生成した詳細画面情報を携帯情報機器3Bに送信する。
[転送処理]
図10,11は、計測情報管理システム1Bが実行する計測情報の転送処理を示すフローチャートである。なお、計測装置2の記憶手段25には、概要情報および詳細情報が記憶されているものとする。
計測情報管理システム1Bは、図10,11に示すように、SB31,SB32,SB34〜SB43の処理を行う。ここで、SB31,SB32,SB34〜SB38の処理は、第1実施形態におけるSA31,SA32,SA34〜SA38と同じ処理であるため、説明を省略する。
第2実施形態では、SB32で計測装置2から送信された概要情報を、携帯情報機器3Bが受信すると、概要情報転送部355は、受信した概要情報をサーバー4に転送する(SB39)。
そして、携帯情報機器3Bから転送された概要情報をサーバー4が受信すると、信号送信部431は、受信完了信号を携帯情報機器3Bに送信する(SB40)。
そして、サーバー4から送信された受信完了信号を携帯情報機器3Bが受信すると、転送時間算出部356は、計測装置2から受信した各概要情報に対して、対応する詳細情報を計測装置2から携帯情報機器3Bを経由してサーバー4に転送するのに要する推定転送時間を算出する(SB41)。
推定転送時間は、計測装置2と携帯情報機器3Bとの間の推定転送時間と、携帯情報機器3Bとサーバー4との間の推定転送時間とを合計した時間であり、通信速度の実測値に基づいて算出される。
そして、算出された推定転送時間は、SB34において表示される概要情報一覧画面36に表示される。
また、第2実施形態では、SB37で計測装置2から送信された詳細情報を、携帯情報機器3Bが受信すると、詳細情報転送部357は、受信した詳細情報をサーバー4に転送する(SB42)。
そして、携帯情報機器3Bから転送された詳細情報をサーバー4が受信すると、詳細画面情報送信部432は、携帯情報機器3Bから転送された詳細情報、および、すでに受信している概要情報に基づいて詳細な計測結果を示す詳細画面情報を生成し、生成した詳細画面情報を携帯情報機器3Bに送信する(SB43)。
そして、サーバー4から送信された詳細画面情報を携帯情報機器3Bが受信すると、SB38において、表示制御部353は、受信した詳細画面情報に基づいて詳細画面37を生成し、生成した詳細画面37を表示手段31に表示することができる。
なお、概要情報一覧画面36では、計測装置2からサーバー4への詳細情報の転送が完了した後でも、見出し情報は削除されずに表示され続ける。この場合、該当する見出し情報に対して、詳細情報の転送が完了したことを示すアイコン361Eが表示される。そして、この見出し情報が選択された状態で、「詳細」ボタン366がタッチされると、制御手段35Bはサーバー4にアクセスして対応する詳細画面情報をサーバー4から受信する。そして、表示制御部353は、受信した詳細画面情報に基づいて詳細画面37を生成し、生成した詳細画面37を表示手段31に表示する。
また、概要情報一覧画面36では、計測装置2からサーバー4への詳細情報の転送が完了した後、見出し情報が削除されるようにしてもよい。
なお、サーバー4に転送された詳細情報は、携帯情報機器3Bやその他の機器によりサーバー4にアクセスすることで、閲覧することができる。
[第2実施形態の作用効果]
このような第2実施形態によれば、前記第1実施形態と同じ構成や処理によって同じ作用効果が得られる上、以下の作用効果が得られる。
詳細情報がサーバー4に転送されるため、サーバー4で詳細情報を管理することができる。これにより、サーバー4で詳細情報に基づいて各種情報を生成したり、分析したりできる。すなわち、サーバー4に蓄積したデータを振り返り活用することができる。さらに、サーバー4に計測情報を蓄積できるため、携帯情報機器3Bの記憶手段33の容量を計測情報で占有してしまうことを回避することができる。また、サーバー4にアクセスすることで、これらの情報を、他の機器で閲覧することや、他の使用者との間で共有することもできる。
概要情報一覧画面36には、推定転送時間が表示されるため、使用者は、計測装置2から携帯情報機器3Bを経由してサーバー4に詳細情報を転送するのに要する時間を予め確認できる。このため、使用者は、この推定転送時間を参考にして見出し情報を選択することで、詳細情報の転送を使用者の都合のよい時間に確実に実行できる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前記各実施形態の構成に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記各実施形態では、詳細情報には、GPS情報、距離情報、ピッチ情報、心拍数等が含まれているが、少なくとも、GPS情報等の位置情報が含まれていればよい。
前記各実施形態では、見出し情報は、日付、移動距離、スプリットタイムであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、日付、移動距離、スプリットタイムのいずれか1つまたは2つのみとしてもよい。また、見出し情報を、概要情報とは別の情報である、例えば、計測された順番を示す番号や、スタート地点からゴール地点までの経路における特定の地点の位置情報としてもよい。すなわち、見出し情報は、計測装置2の計測開始操作から計測終了操作までに各センサーによって計測され、記憶手段25に記録された1計測分の計測データ(例えば、家の近所をランニングした際に記録した1回分のデータ)を指定することができる少なくとも1つの情報であればよい。
前記各実施形態では、推定転送時間を、概要情報を転送した際の通信速度の実測値に基づいて算出しているが、例えば、詳細情報を連続して転送する場合には、推定転送時間を、前回の詳細情報の転送時の通信速度の実測値に基づいて算出してもよい。
前記第1実施形態では、詳細情報を計測装置2から携帯情報機器3Aに送信するのに要する推定転送時間を、携帯情報機器3Aが算出しているが、計測装置2が算出するようにしてもよい。この場合、算出した推定転送時間は、例えば、概要情報に含められて携帯情報機器3Aに送信される。
1A,1B…計測情報管理システム、2…計測装置、22,31…表示手段、23…入力手段、24…計測手段、241…GPSセンサー、242…加速度センサー、243…脈拍センサー、25,33,42…記憶手段、26,34,41…送受信手段、27,35A,35B,43…制御手段、271…計時部、272,353…表示制御部、273…詳細情報生成部、274…概要情報生成部、274A…見出し情報生成部、275…記憶制御部、276…概要情報送信部、276A…見出し情報送信部、277…詳細情報送信部、3…携帯情報機器、32…入力手段、351…概要情報要求部、352,356…転送時間算出部、354…詳細情報要求部、355…概要情報転送部、355A…見出し情報転送部、356…転送時間算出部、357…詳細情報転送部、3A,3B…携帯情報機器、4…サーバー、431…信号送信部、432…詳細画面情報送信部、5…ネットワーク。

Claims (11)

  1. 計測装置、および、前記計測装置と無線通信する情報機器を備え、
    前記計測装置は、
    記憶手段と、
    時刻を計時する計時部と、
    位置情報を少なくとも計測する計測手段と、
    前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を生成する詳細情報生成部と、
    前記詳細情報を前記記憶手段に記憶する記憶制御部と、
    前記詳細情報を識別する見出し情報を生成する見出し情報生成部と、
    前記見出し情報を前記情報機器に送信する見出し情報送信部と、
    前記情報機器から送信される送信要求信号に応じて、前記詳細情報を前記情報機器に送信する詳細情報送信部と、を備え、
    前記情報機器は、
    表示手段と、
    前記計測装置から送信された見出し情報を前記表示手段に表示する表示制御部と、
    前記表示手段に表示された見出し情報から転送対象となる見出し情報の選択操作と、転送操作とが行われたことを判定して操作信号を出力する入力手段と、
    前記入力手段から出力された操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、前記計測装置に送信する詳細情報要求部と、を備える
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の計測情報管理システムにおいて、
    前記計測装置は、計測の開始操作および終了操作が行われたことを判定して前記計測手段に計測開始信号および計測終了信号を出力する計測装置側入力手段を備え、
    前記詳細情報生成部は、前記計測開始信号が出力された時点から前記計測終了信号が出力された時点までに前記計測手段で計測された情報と、前記時刻情報とを少なくとも含んで1つの詳細情報を生成し、
    前記見出し情報生成部は、前記計測開始信号が出力された時点から前記計測終了信号が出力された時点までの経過時間および前記計測装置の移動距離と、前記計測開始信号または前記計測終了信号の出力時点の日付情報とを含む見出し情報を生成し、
    前記表示制御部は、各詳細情報に対応する見出し情報として、前記日付情報、前記経過時間、前記移動距離を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の計測情報管理システムにおいて、
    前記計測装置は、
    前記詳細情報の概要を表す概要情報を生成する概要情報生成部と、
    前記概要情報を前記情報機器に送信する概要情報送信部と、を備え、
    前記概要情報は、前記見出し情報を含み、
    前記概要情報生成部は、前記見出し情報生成部を含み、
    前記概要情報送信部は、前記見出し情報送信部を含む
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の計測情報管理システムにおいて、
    前記情報機器は、
    前記詳細情報のデータ量と、予め設定された通信速度とに基づいて、前記計測装置から前記情報機器に前記詳細情報を送信するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の計測情報管理システムにおいて、
    前記情報機器は、
    前記詳細情報のデータ量と、前記計測装置から前記情報機器に前記見出し情報を送信した際に測定される通信速度とに基づいて、前記計測装置から前記情報機器に前記詳細情報を転送するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の計測情報管理システムにおいて、
    前記情報機器と通信するサーバーをさらに備え、
    前記情報機器は、
    前記計測装置から送信された見出し情報を、前記サーバーに転送する見出し情報転送部と、
    前記計測装置から送信された詳細情報を、前記サーバーに転送する詳細情報転送部と、をさらに備え、
    前記サーバーは、前記詳細情報転送部から転送された前記詳細情報を受信したことを通知する受信通知信号を前記情報機器に送信する信号送信部を備え、
    前記受信通知信号を受信した前記情報機器は、前記計測装置から送信された見出し情報を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  7. 請求項6に記載の計測情報管理システムにおいて、
    前記情報機器は、
    予め設定された通信速度に基づいて、前記計測装置から前記情報機器を経由して前記サーバーに前記詳細情報を転送するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  8. 請求項6に記載の計測情報管理システムにおいて、
    前記情報機器は、
    通信速度の実測値に基づいて、前記計測装置から前記情報機器を経由して前記サーバーに前記詳細情報を転送するのに要する推定転送時間を算出する転送時間算出部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記見出し情報および前記推定転送時間を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする計測情報管理システム。
  9. 情報機器と無線通信する計測装置であって、
    記憶手段と、
    時刻を計時する計時部と、
    位置情報を少なくとも計測する計測手段と、
    前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を生成する詳細情報生成部と、
    前記詳細情報を前記記憶手段に記憶する記憶制御部と、
    前記詳細情報を識別する見出し情報を生成する見出し情報生成部と、
    前記見出し情報を前記情報機器に送信する見出し情報送信部と、
    前記情報機器から送信された前記詳細情報の送信要求信号を受信すると、前記送信要求信号に応じて詳細情報を前記情報機器に送信する詳細情報送信部と、を備える
    ことを特徴とする計測装置。
  10. 記憶手段、時刻を計時する計時部、および、位置情報を少なくとも計測する計測手段を備えた計測装置と、前記計測装置と無線通信し、表示手段および入力手段を備えた情報機器とを含む計測情報管理システムの計測情報管理方法であって、
    前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を生成する詳細情報生成ステップと、
    前記詳細情報を前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記詳細情報を識別する見出し情報を生成する見出し情報生成ステップと、
    前記見出し情報を前記情報機器に送信する見出し情報送信ステップと、
    前記計測装置から送信された見出し情報を前記表示手段に表示する表示ステップと、
    前記入力手段が、前記表示手段に表示された見出し情報から転送対象となる見出し情報の選択操作と、転送操作とが行われたことを判定して操作信号を出力する操作信号出力ステップと、
    前記操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、前記計測装置に送信する詳細情報要求ステップと、
    前記送信要求信号に応じて、詳細情報を前記情報機器に送信する詳細情報送信ステップと、を備える
    ことを特徴とする計測情報管理方法。
  11. 時刻を計時する計時部、および位置情報を少なくとも計測する計測手段を備えた計測装置と無線通信し、かつ、表示手段および入力手段を備えた情報機器に実行させる計測情報管理プログラムであって、
    前記位置情報を計測した時刻である時刻情報と対応付けられた前記位置情報を少なくとも含む詳細情報を識別する見出し情報を受信すると、前記見出し情報を前記表示手段に表示する表示ステップと、
    前記入力手段が、前記表示手段に表示された見出し情報から転送対象となる見出し情報の選択操作と、転送操作とが行われたことを判定して操作信号を出力する操作信号出力ステップと、
    前記操作信号出力ステップで出力された操作信号に応じて選択された見出し情報に対応する詳細情報の送信要求信号を、前記計測装置に送信する詳細情報要求ステップと、
    前記詳細情報要求ステップで要求した詳細情報を前記計測装置から受信する詳細情報受信ステップと、を備える
    ことを特徴とする計測情報管理プログラム。
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