JP6903967B2 - 通信システムおよび中継装置 - Google Patents

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Description

この発明は、情報収集装置が収集した情報をリスタブル情報装置に提供する通信システムに関する。
近年、電子式の腕時計等のリスタブル情報装置の高機能化が進み、単に時刻表示を行うだけでなく、歩数計機能等、時刻以外の各種の情報を表示する機能を備えたリスタブル情報装置が提供されている。しかしながら、そのような各種の情報をリスタブル情報装置に表示させるとなると、必要な情報を取得するためのセンサーや回路を設けることが必要になる。このため、リスタブル情報装置が大型化する問題、リスタブル情報装置の負荷が大きくなる問題が生じる。そこで、外部から必要な情報を収集し、その表示を行うリスタブル情報装置が望まれている。
このような要求に応えるリスタブル情報装置として、スマートフォンと連携動作する機能を有するものが知られている。例えば特許文献1に開示の技術において、リスタブル情報装置であるスマートウォッチは、スマートフォンと接続されている場合に、スマーフォンの記憶部に保存されているデータとスマートウォッチの記憶部に保存されているデータとの同期処理を行う。このようなスマートフォンとスマートウォッチによれば、スマートフォンの収集した情報をスマートウォッチにおいて表示することができる。
特開2016−167169号
ところで、上述した特許文献1に開示の技術において、スマートフォンが保持しているデータをスマートウォッチに表示させる連携動作を行うためには、データを提供するスマートフォンのアプリケーションと、データの提供を受けて表示を行うスマートウォッチのアプリケーションとが整合している必要がある。このため、従来技術の下においてスマートウォッチは、特定のスマートフォンから固定的な情報を収集するに止まっていた。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、任意の情報収集装置により収集された情報を任意のリスタブル情報装置に送信して表示させることを可能にする技術的手段を提供することを目的としている。
この発明に係る通信システムの一態様は、情報収集装置と、中継装置と、リスタブル情報装置とを有し、前記情報収集装置は、情報を収集して前記中継装置に送信する情報収集制御手段を有し、前記中継装置は、前記情報収集装置から情報を受信する情報受信手段と、 前記情報収集装置からの受信情報から前記リスタブル情報装置が受信して表示可能な送信情報を生成する情報処理手段と、前記送信情報を前記リスタブル情報装置に送信する情報送信手段と、を有し、前記リスタブル情報装置は、前記中継装置からの送信情報を受信して表示する受信情報表示手段を有し、前記情報収集装置は、収集すべき前記情報を指定する指定情報が予め設定されており、前記指定情報に基づき前記情報を収集する。
この通信システムの一態様によれば、中継装置の情報処理手段が情報収集装置からの受信情報からリスタブル情報装置が受信して表示可能な送信情報を生成するので、任意の情報収集装置により収集された情報を任意のリスタブル情報装置に送信して表示させることができる。
好ましい態様において、前記受信情報表示手段は、指針により情報を表示するものであり、前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報を前記指針により表示可能な情報に変換する。また、好ましい態様において、前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報から前記送信情報を生成するアプリケーションプログラムを用いる。
これらの態様によれば、中継装置は、リスタブル情報装置向けの送信情報をリスタブル情報装置やそのユーザーにとって好ましい形式の情報とすることができる。
また、好ましい態様において、前記リスタブル情報装置は、当該リスタブル情報装置の状態を検出する状態検出手段を有し、前記状態検出手段の出力信号に基づいて前記中継装置に情報要求を送信し、前記中継装置は、前記情報要求に応じて、前記送信情報を前記リスタブル情報装置に送信する。
具体的には、前記リスタブル情報装置は、前記状態検出手段の出力信号が所定時間以上にわたって所定範囲内を維持したときに前記情報要求を送信する。あるいは前記リスタブル情報装置は、前記状態検出手段の出力信号が周期的な変化を終えたときに前記情報要求を送信する。あるいは前記リスタブル情報装置は、前記状態検出手段の出力信号に所定パターンの変化が生じたときに前記情報要求を送信する。
これらの態様によれば、リスタブル情報装置のユーザーがリスタブル情報装置の表示を確認する可能性が高いタイミングにおいて、中継装置からリスタブル情報装置に情報を送信し、その表示を行わせることができる。
また、この発明に係る中継装置の一態様は、情報収集装置から情報を受信する情報受信手段と、前記情報収集装置からの受信情報からリスタブル情報装置が受信して表示可能な送信情報を生成する情報処理手段と、前記送信情報を前記リスタブル情報装置に送信する情報送信手段とを備え、前記情報受信手段は、予めユーザーが設定した情報を受信することを特徴とする。この態様によれば、中継装置において受信情報をリスタブル装置が受信して表示可能な送情報に変換するので、既存のリスタブル装置の表示機能を利用して、収集した情報を表示することができる。
上述した中継装置の一態様において、前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報を前記リスタブル情報装置の指針により表示可能な情報に変換することが好ましい。この態様によれば、リスタブル情報装置が指針を有する場合に、指針を用いて情報を表示することが可能となる。
上述した中継装置の一態様において、前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報から前記送信情報を生成するアプリケーションプログラムを用いて実行することが好ましい。
この発明の一実施形態である通信システム1000の構成を示すブロック図である。 同通信システム1000の中継装置2の構成を示すブロック図である。 同通信システム1000のリスタブル情報装置1の外観を示す平面図である。 同リスタブル情報装置1の電気的構成を示すブロック図である。 同通信システム1000の動作例を示すシーケンス図である。 この発明の他の実施形態におけるリスタブル情報装置1の表示例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
(A.実施形態)
(A−1:構成)
図1は、この発明の一実施形態である通信システム1000の構成を示すブロック図である。図1に示すように通信システム1000は、リスタブル情報装置1と、中継装置2と、情報収集装置3とを有する。また、図1には、情報収集装置3の例として、スマートフォン31と、PC(Personal Computer)32が示されている。本実施形態による通信システム1000では、情報収集装置3がネットワーク4上のサイトから収集した情報を中継装置2がリスタブル情報装置1に送信する。
情報収集装置3は、リスタブル情報装置1のユーザーに提供する情報をネットワーク4上のサイトから収集する情報収集制御手段としての機能を有する。さらに詳述すると、情報収集装置3は、ユーザーからの指示に従って、ネットワーク4上の各種の情報提供サイトにアクセスし、リスタブル情報装置1に提供する情報を当該サイトから収集するための情報提供要求を実行する。より具体的には、情報収集装置3にインストールされているアプリケーションを実行すると、収集すべき情報を選択するための画面が表示され、ユーザーが所望の情報を選択することによって、収集すべき情報が特定される。即ち、情報収集装置3には、収集すべき情報を指定する指定情報が予め設定されている。そして、情報収集装置3は指定情報に基づき情報を収集する。
この情報提供要求において、情報収集装置3は、情報源IDとアプリケーションIDとをアクセス先のサイトから取得する。ここで、情報源IDは、リスタブル情報装置1に提供する情報の情報源を特定するIDである。例えば情報収集装置3がアクセスしたサイトのURLがこの情報源IDである。また、アプリケーションIDは、当該情報源からの受信情報からリスタブル情報装置1向けの情報を生成するためのアプリケーションプログラムを特定するIDである。このアプリケーションプログラムは、サイトから収集される情報をリスタブル情報装置1のユーザーが望む形式の情報にカスタマイズする処理と、そのカスタマイズされた情報をリスタブル情報装置1が受信して表示可能な情報に変換する処理とを実行するプログラムである。ネットワーク4上のサイトは、情報収集装置3からの要求に従って、自サイトが保有する各種のアプリケーションプログラムの中から適切なアプリケーションプログラムを選択し、そのアプリケーションIDを情報収集装置3に提供する。本実施形態において、リスタブル情報装置1は、後述するように指針により情報の表示を行う。従って、上記アプリケーションプログラムでは、サイトから収集される情報をリスタブル情報装置1の指針により表示可能な情報に変換する。
そして、情報収集装置3は、この情報源IDおよびアプリケーションIDを、情報送信先であるリスタブル情報装置1を特定する情報送信先IDおよび当該情報収集装置3を特定する情報収集装置IDとともに中継装置2に送信する。
中継装置2は、無線アクセスポイントまたは無線ハブと呼ばれる中継装置である。この中継装置2は、情報収集装置3が収集した情報からリスタブル情報装置1が受信して表示可能な送信情報を生成し、リスタブル情報装置1に送信するものである。
図2は中継装置2の構成を示すブロック図である。図2に示すように中継装置2は、制御中枢であるCPU200と、制御プログラムを記憶したROM211と、CPU200によってワークエリアとして使用されるRAM212と、HDD等の不揮発性記憶装置により構成された記憶部220とを有する。さらに中継装置2は、通信部230を有する。この通信部230は、BLE等のプロトコルに従って情報収集装置3およびリスタブル情報装置1と短距離無線通信を行う機能と、ネットワーク4の無線アクセスポイントとの無線通信を行う機能とを有している。
CPU200は、ROM211内の制御プログラムに従い、情報収集装置3が収集した情報を受信する情報受信手段としての処理と、その受信情報からリスタブル情報装置1が受信して表示可能な送信情報を生成する情報処理手段としての処理と、リスタブル情報装置1向けの送信情報を送信する情報送信手段としての処理を実行する。さらに詳述すると、次の通りである。
情報収集装置3が、上述した情報提供要求を実行し、情報収集装置IDと情報送信先IDと情報源IDとアプリケーションIDを中継装置2に送信したとする。この場合、中継装置2のCPU200は、情報送信先IDにより特定されるリスタブル情報装置1への情報提供のために、記憶部220内に情報送信用領域221、アプリケーション領域222およびID領域223を確保し、これらの各領域を相互に対応付ける。ここで、情報送信用領域221は、情報収集装置3から受信される情報を格納するための受信バッファー領域221Rと、リスタブル情報装置1向けの情報を格納するための送信バッファー領域221Sとにより構成されている。
そして、CPU200は、情報収集装置3から受信した情報収集装置ID、情報送信先ID、情報源IDおよびアプリケーションIDからなるIDセットをID領域223に格納する。また、CPU200は、通信部230を介してネットワーク4上のサイトを検索し、ID領域223内のアプリケーションIDにより特定されるアプリケーションプログラムをアプリケーション領域222にダウンロードする。これにより情報収集装置3から受信される情報をリスタブル情報装置1に送信するための準備が完了する。
そして、CPU200は、情報受信手段としての処理により情報収集装置3からの情報を通信部230により受信し、その情報を受信バッファー領域221Rに格納する。次にCPU200、アプリケーション領域222内のアプリケーションプログラムに従って情報処理手段としての処理を実行し、受信バッファー領域221R内の情報からリスタブル情報装置1向けの情報を生成し、送信バッファー領域221Sに格納する。そして、CPU200は、情報送信手段としての処理により、送信バッファー領域221S内の情報を通信部230によりリスタブル情報装置1に送信する。
図3はリスタブル情報装置1の外観を示す平面図である。本実施形態におけるリスタブル情報装置1は、電子式の腕時計である。リスタブル情報装置1は、円筒状の外装ケース181と、外装ケース181の内側に設けられたダイヤルリング182と、ダイヤルリング182の内側に設けられた文字盤183と、外装ケース181の表面側の開口を塞ぐためのカバーガラス(図示省略)と、時刻等の各種情報を表示する時刻表示部150とを備える。時刻表示部150は、時間を表示する時針151と、分を表示する分針152と、秒を表示する秒針153とを具備する。以下では、時針151と分針152と秒針153とを、「指針」と総称する場合がある。指針151〜153の各々は、文字盤183とカバーガラスの間に設けられ指針軸154を中心に回転する。
また、図3に示すように、リスタブル情報装置1は、外装ケース181の外側に設けられた操作ボタン121および122と竜頭123とを備える。以下では、操作ボタン121および122と竜頭123とを操作部120と称する。
図3に示すように、ダイヤルリング182には、1時から12時までを示すための12時制の目盛り184が形成され、また、目盛り184の外側に1から12までの時刻表示185が形成されている。
図4は、リスタブル情報装置1の電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、リスタブル情報装置1は、図3を参照して説明した操作部120および時刻表示部150の他、CPU100と、通信部160と、センサー部170と、ROM111と、RAM112と、RTC(real-time clock)130と、モーター142と、モータードライバー141とを備える。
ここで、CPU100はリスタブル情報装置1の制御中枢として機能する。通信部160は、中継装置2や情報収集装置3との無線通信を行う手段である。センサー部170は、加速度センサー、地磁気センサー等からなり、リスタブル情報装置1の状態を検出する状態検出手段として機能する。ROM111には、各種の制御プログラムが記憶されている。RAM112は、CPU100によってワークエリアとして使用される。RTC130は、水晶振動子(図示省略)から出力される一定の周波数の信号に基づいて、時刻を示す時刻指定情報を生成する手段である。モーター142は、輪列機構(図示省略)を介して時刻表示部150の指針151〜153を回転駆動する。モータードライバー141は、モーター142を駆動するための回路である。
CPU100は、時刻表示モードでの動作と、受信情報表示モードでの動作が可能である。時刻表示モードにおいて、CPU100は、RTC130からの時刻指定情報に従って、時刻表示部150の指針を駆動し、時刻表示部150に時刻表示を行わせる。また、CPU100は、状態検出手段であるセンサー部170の出力信号や操作部120の操作に基づいて、中継装置2に対して情報要求を送信する情報要求手段としての処理を実行する。この情報要求を行うと、CPU100は、受信情報表示モードとなり、受信情報表示手段としての処理を実行する。すなわち、CPU100は、通信部160を介して中継装置2から情報を受信し、この受信情報に基づいて、時刻表示部150の指針を駆動し、時刻表示部150に受信情報を表示させる。
(A−2:動作)
図5は本実施形態による通信システム1000の動作例を示すシーケンス図である。本実施形態において、情報収集装置3が収集した情報をリスタブル情報装置1に表示させることを望むユーザーは、情報収集装置3と中継装置2とをペアリングさせ(ステップS11)、中継装置2とリスタブル情報装置1とをペアリングさせる(ステップS12)。ここで、ペアリングとは、BLEにおいて、無線通信を行う各通信装置に互いの通信相手を認識させる手続である。次にユーザーは、リスタブル情報装置1のIDを情報送信先IDとして中継装置2に送信させ、さらにこの情報送信先IDを中継装置2から情報収集装置3に送信させ、情報収集装置3に記憶させる(ステップS20)。なお、このようにする代わりに、リスタブル情報装置1と情報収集装置3とをペアリングさせ、リスタブル情報装置1から情報収集装置3に情報送信先IDを直接送信させてもよい。
次にユーザーは、情報収集装置3を利用してネットワーク4上のサイト40にアクセスし、当該サイト40から当該情報収集装置3に所望の情報を送信して貰うための情報提供要求を行う(ステップS31)。この情報提供要求(ステップS31)では、サイト40から提供を受ける情報の種類、情報提供のタイミング(例えば毎日定時等)や条件(例えば株価がある条件を満たしたらその旨を知らせる等)を情報収集装置3からサイト40に対して伝える。そして、情報収集装置3は、情報提供要求(ステップS31)の際、情報提供者であるサイト40を特定する情報源IDをサイト40から取得する。また、情報収集装置3は、情報提供要求(ステップS31)の際、情報源IDにより特定されるサイト40からの受信情報から情報送信先IDにより特定されるリスタブル情報装置1での受信および表示に適した情報を生成するためのアプリケーションプログラムを特定するアプリケーションIDを取得する。
好ましい態様において、サイト40には、当該サイト40からの受信情報をカスタマイズする処理およびこのカスタマイズされた情報からリスタブル情報装置1が受信して表示可能な情報を生成するための処理を実行するアプリケーションプログラムが各種のリスタブル情報装置1の仕様毎に用意されている。サイト40は、情報提供要求(ステップS31)を受け付けた場合に、その情報の最終的な提供先であるリスタブル情報装置1の情報送信先IDを情報収集装置3から取得する。そして、当該サイト40は、この情報送信先IDから情報送信先であるリスタブル情報装置1の仕様を判定し、この仕様に対応したアプリケーションプログラムのアプリケーションIDを情報収集装置3に送信する。
情報提供要求(ステップS31)が完了すると、情報収集装置3は、当該情報収集装置3の情報収集装置IDと、リスタブル情報装置1を特定する情報送信先IDと、情報提供要求を行ったサイト40の情報源IDと、当該サイト40から取得したアプリケーションIDとを中継装置2に送信する(ステップS32)。中継装置2は、この情報収集装置3から受信した情報収集装置IDと、情報送信先IDと、情報源IDと、アプリケーションIDとからなるIDセットをID領域223に格納する。
次に中継装置2は、ネットワーク4を介して、情報源IDにより特定されるサイト40にアクセスし、アプリケーションIDにより特定されるアプリケーションプログラムをアプリケーション領域222にダウンロードする(ステップS34)。
その後、情報収集装置3は、サイト40からの情報収集を行うと(ステップS41)、その情報を中継装置2に送信する(ステップS42)。この情報収集装置3から中継装置2に送信される情報は情報収集装置3の情報収集装置IDを伴っている。
中継装置2では、この情報収集装置3からの受信情報について情報処理を実行する(ステップS50)。具体的には、中継装置2のCPU200は、情報収集装置3の情報収集装置IDを含むIDセットが記憶されたID領域223を特定し、このID領域223に対応付けられたアプリケーション領域222と、情報送信用領域221を特定する。そして、情報収集装置3からの受信情報を当該情報送信用領域221の受信バッファー領域221Rに格納する。次にCPU200は、当該アプリケーション領域222内のアプリケーションプログラムを実行し、当該情報送信用領域221の受信バッファー領域221R内の受信情報からリスタブル情報装置1が受信して表示可能な送信情報を生成する。そして、生成した送信情報を当該情報送信用領域221の送信バッファー領域221Sに格納する。
その後、リスタブル情報装置1から中継装置2に情報要求が送信される(ステップS61)。この情報要求はリスタブル情報装置1を特定する情報送信先IDを伴う。すると、中継装置2のCPU200は、リスタブル情報装置1の情報送信先IDを含むIDセットが記憶されたID領域223を特定し、このID領域223に対応付けられた情報送信用領域221の送信バッファー領域221S内の送信情報をリスタブル情報装置1に対して送信する(ステップS62)。
これによりリスタブル情報装置1のCPU100の動作モードは、受信情報表示モードとなる。そして、CPU100は、中継装置2からの受信情報を時刻表示部150の指針により表示する。
リスタブル情報装置1における情報要求の送信制御に関しては、各種の態様がある。ある好ましい態様において、リスタブル情報装置1のCPU100は、例えば操作部120の操作により設定された時刻において、情報要求を送信する。
他の好ましい態様において、CPU100は、センサー部170の例えば加速度センサーの出力信号に基づいて、リスタブル情報装置1の指針軸154の鉛直方向に対する角度θを算出する処理を定期的に繰り返す。そして、角度θが所定時間以上に亙って−10°<θ<10°の範囲内になったとき、中継装置2に対して情報要求を送信する。その理由は次の通りである。角度θが所定時間以上に亙って−10°<θ<10°の範囲内になった場合、ユーザーがリスタブル情報装置1の時刻表示を見る姿勢になっていると考えられるからである。
また、他の好ましい態様において、CPU100は、センサー部170の例えば加速度センサーの出力信号が周期的な変化を終えたときに、中継装置2に対して情報要求を送信する。その理由は次の通りである。まず、加速度センサーの出力信号が周期的な変化をしている期間はリスタブル情報装置1を装着しているユーザーが例えば歩行をしていると考えられるからである。また、その周期的な変化が終わったときは、ユーザーが立ち止まったか、あるいはリスタブル情報装置1を例えば机の上に置き、ユーザーがリスタブル情報装置1の時刻表示を見る可能性が高い状態になったと考えられるからである。
また、他の好ましい態様において、CPU100は、加速度センサーの出力信号に所定パターンの変化が生じたとき、中継装置2に対して情報要求を送信する。所定パターンの変化とは、例えばユーザーが時刻表示を見るためにリスタブル情報装置1を持ち上げるときに加速度センサーの出力信号に現れる変化のパターンである。
また、他の好ましい態様において、CPU100は、操作部120に対する所定の操作が行われたときに中継装置2に対して情報要求を送信する。
以上が本実施形態による通信システムの動作である。
本実施形態によれば、情報収集装置3が収集した情報を中継装置2が受信し、この中継装置2が情報収集装置3からの受信情報からリスタブル情報装置1が受信して表示可能な送信情報を生成し、リスタブル情報装置1に対して送信する。従って、本実施形態によれば、任意の情報収集装置3により収集された情報を任意のリスタブル情報装置1に送信して表示することが可能である。
また、本実施形態によれば、中継装置2は、情報収集装置3からの受信情報を提供先であるユーザーの希望に応じてカスタマイズしてリスタブル情報装置1に送信する。従って、ユーザーの望む情報をリスタブル情報装置1に表示させることができる。
また、本実施形態によれば、ユーザーがリスタブル情報装置1の表示を確認する可能性の高いタイミングにおいてリスタブル情報装置1から中継装置2に情報要求が送信される。従って、本実施形態によれば、リスタブル情報装置1が表示する情報を高い確率でユーザーに確認させることができる。
(B:他の実施形態)
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他の実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)中継装置2が実行するアプリケーションプログラムは、受信バッファー領域221Rに格納された一定期間内の情報からリスタブル情報装置1向けの送信情報を生成するものであってもよい。
例えば情報収集装置3がネットワーク4上の株価情報提供サイトからリスタブル情報装置1のユーザーが希望する銘柄の株価情報を一定時間間隔で収集して中継装置2に送信するものとする。
この場合、中継装置2は、この一定時間間隔で送信される株価情報を受信して受信バッファー領域221Rに蓄積する。そして、中継装置2のアプリケーションプログラムは、毎日、株取引の終了時刻を過ぎると、受信バッファー領域221R内の株価情報に基づき、当該銘柄の前日の終値を求める。また、アプリケーションプログラムは、毎日、株取引の開始時刻を過ぎると、受信バッファー領域221R内の株価情報に基づき、当該銘柄の当日の始値を求める。また、アプリケーションプログラムは、情報収集装置3から株価情報が受信される都度、受信バッファー領域221R内の株価情報を参照し、当該銘柄の当日の最高値を求める。
そして、アプリケーションプログラムは、リスタブル情報装置1からの情報要求が受信されると、受信バッファー領域221R内の株価情報に基づき、当該銘柄の現在値を求め、前日の終値を基準として、当日の始値と、現在値と、最高値との相対関係を示す数値情報を生成し、この数値情報を送信バッファー領域221Sに格納してリスタブル情報装置1に送信するのである。
図6はこの場合のリスタブル情報装置1の表示例を示すものである。この例では、12時の指針軸154から見た12時の方向が前日の終値を示している。また、12時の方向に対する時針151の角度が前日の終値に対する当日の始値の差分を表している。また、12時の方向に対する分針152の角度が前日の終値に対する当日の最高値の差分を表している。また、12時の方向に対する秒針153の角度が前日の終値に対する現在値の差分を表している。この態様によれば、ユーザーは、指針の角度を視認することにより、希望の銘柄の株価の値動きを把握することができる。
(2)上記実施形態において、中継装置2は、情報収集装置3がネットワーク4を介して収集した情報に基づいて、リスタブル情報装置1向けの送信情報を生成した。しかし、リスタブル情報装置1向けの送信情報はこれに限定されるものではない。中継装置2は、例えば情報収集装置3が演算処理等により生成した情報に基づいて、リスタブル情報装置1向けの送信情報を生成してもよい。
(3)リスタブル情報装置1にLCD等の指針以外の表示手段を設け、CPU100の動作モードが時刻表示モードであるか受信情報表示モードであるかをユーザーに知らせるようにしてもよい。
1…リスタブル情報装置、2…中継装置、3…情報収集装置、31…スマートフォン、32…PC、4…ネットワーク、40…サイト、100,200…CPU、111,211…ROM、112,212…RAM、160,230…通信部、220…記憶部、221…情報送信用領域、221R…受信バッファー領域、221S…送信バッファー領域、222…アプリケーション領域、223…ID領域、120…操作部、130…RTC、141…モータードライバー、142…モーター、150…時刻表示部、170…センサー部、181…外装ケース、182…ダイヤルリング、183…文字盤、151…時針、152…分針、153…秒針、154…指針軸、121,122…操作ボタン、123…竜頭、184…目盛り、185…時刻表示。

Claims (10)

  1. 情報収集装置と、中継装置と、リスタブル情報装置とを有し、
    前記情報収集装置は、
    情報を収集して前記中継装置に送信する情報収集制御手段を有し、
    前記中継装置は、
    前記情報収集装置から情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報収集装置からの受信情報から前記リスタブル情報装置が受信して表示可能な送信情報を生成する情報処理手段と、
    前記送信情報を前記リスタブル情報装置に送信する情報送信手段と、を有し、
    前記リスタブル情報装置は、
    前記中継装置からの送信情報を受信して表示する受信情報表示手段を有し、
    前記情報収集装置は、収集すべき前記情報を指定する指定情報が予め設定されており、前記指定情報に基づき前記情報を収集することを特徴とする通信システム。
  2. 前記受信情報表示手段は、指針により情報を表示するものであり、
    前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報を前記指針により表示可能な情報に変換することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報から前記送信情報を生成するアプリケーションプログラムを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記リスタブル情報装置は、当該リスタブル情報装置の状態を検出する状態検出手段を有し、前記状態検出手段の出力信号に基づいて前記中継装置に情報要求を送信し、
    前記中継装置は、前記情報要求に応じて、前記送信情報を前記リスタブル情報装置に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記リスタブル情報装置は、前記状態検出手段の出力信号が所定時間以上にわたって所定範囲内を維持したときに前記情報要求を送信することを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記リスタブル情報装置は、前記状態検出手段の出力信号が周期的な変化を終えたときに前記情報要求を送信することを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  7. 前記リスタブル情報装置は、前記状態検出手段の出力信号に所定パターンの変化が生じたときに前記情報要求を送信することを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  8. 情報収集装置から情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報収集装置からの受信情報からリスタブル情報装置が受信して表示可能な送信情報を生成する情報処理手段と、
    前記送信情報を前記リスタブル情報装置に送信する情報送信手段と、を備え、
    前記情報受信手段は、収集すべき情報として指定する指定情報であって、予めユーザーが設定した指定情報に基づいて前記情報収集装置が収集した情報を受信すること、
    を特徴とする中継装置。
  9. 前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報を前記リスタブル情報装置の指針により表示可能な情報に変換することを特徴とする請求項8に記載の中継装置。
  10. 前記情報処理手段は、前記情報処理装置からの受信情報から前記送信情報を生成するアプリケーションプログラムを用いて実行することを特徴とする請求項8または9に記載の中継装置。
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