JP2013251629A - 電子機器、データ転送方法、データ転送プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが許容するコンテンツデータの転送に要する時間に応じて、コンテンツデータを転送することを可能にする。
【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、第1の入力手段と、判別手段と、表示手段と、選択手段と、受信手段とを具備する。第1の入力手段は、時間の指定を入力する。判別手段は、記録装置に記録された複数のコンテンツデータから、前記時間内に前記記録装置から受信可能なコンテンツデータを判別する。表示手段は、前記受信可能なコンテンツデータを示す画面を表示する。選択手段は、前記画面に表示された前記受信可能なコンテンツデータから受信対象とするコンテンツデータを選択する。受信手段は、前記受信対象とするコンテンツデータを前記記録装置から受信する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、動画などのコンテンツのデータを転送する電子機器、データ転送方法、データ転送プログラムに関する。
近年、HDDレコーダや録画機能付きテレビ装置などによって記録されたテレビ放送などのコンテンツや、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータなどによって記録されたネットワーク配信されたコンテンツなどを、携帯型の電子機器に転送し、携帯型の電子機器により任意の場所で視聴できる。携帯型の電子機器には、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット型PC、携帯電話機、スマートフォン、オーディオプレーヤ等がある。
コンテンツを転送する場合、電子機器(HDDレコーダ、テレビ装置、パーソナルコンピュータなど)に記録された複数のコンテンツから転送対象とするコンテンツがユーザにより選択される。電子機器は、コンテンツの転送先とする携帯型の電子機器に対して、ユーザにより選択されたコンテンツのデータを転送する。
従来では、ユーザにより転送対象としてコンテンツが選択されると、コンテンツデータの全ての転送が完了するまで転送処理が継続される。コンテンツデータの転送に要する時間は、コンテンツの再生時間と一致しておらず、通信環境やコンテンツデータの形式、電子機器の性能などの要因により変動する。そのため、ユーザは、許容可能な時間内にコンテンツデータを転送したい場合に、その時間内に転送可能なコンテンツを選択することが困難となっている。
従来では、転送対象として選択したコンテンツデータの転送が許容時間内に完了しない場合に、コンテンツの転送処理をキャンセルすると、転送済みのコンテンツデータを含めて全てキャンセルされてしまう。
本発明の目的は、ユーザが許容するコンテンツデータの転送に要する時間に応じて、コンテンツデータを転送することが可能な電子機器、データ転送方法、データ転送プログラムを提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、第1の入力手段と、判別手段と、表示手段と、選択手段と、受信手段とを具備する。第1の入力手段は、時間の指定を入力する。判別手段は、記録装置に記録された複数のコンテンツデータから、前記時間内に前記記録装置から受信可能なコンテンツデータを判別する。表示手段は、前記受信可能なコンテンツデータを示す画面を表示する。選択手段は、前記画面に表示された前記受信可能なコンテンツデータから受信対象とするコンテンツデータを選択する。受信手段は、前記受信対象とするコンテンツデータを前記記録装置から受信する。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態のシステムでは、動画、静止画、音声、各種データファイルなどの各種コンテンツを記録するコンテンツ転送元の電子機器から、ユーザにより指定された特定のコンテンツを、ネットワークを介して接続されたコンテンツ転送先の電子機器に転送する。コンテンツ転送元の電子機器は、例えばHDDレコーダ、録画機能付きテレビ装置、パーソナルコンピュータ、サーバ装置などがある。HDDレコーダや録画機能付きテレビ装置は、例えばテレビ放送により受信された動画コンテンツを記録する。パーソナルコンピュータやサーバ装置は、例えばネットワーク配信された動画コンテンツ、静止画コンテンツ、データファイルなどを記録する。コンテンツ転送元の電子機器は、テレビ放送やネットワーク配信などにより外部から受信したコンテンツを他の電子機器に転送するだけでなく、予め記録媒体に記録されたコンテンツを、他の電子機器に転送することもできる。
図1は、本実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態のシステムでは、動画、静止画、音声、各種データファイルなどの各種コンテンツを記録するコンテンツ転送元の電子機器から、ユーザにより指定された特定のコンテンツを、ネットワークを介して接続されたコンテンツ転送先の電子機器に転送する。コンテンツ転送元の電子機器は、例えばHDDレコーダ、録画機能付きテレビ装置、パーソナルコンピュータ、サーバ装置などがある。HDDレコーダや録画機能付きテレビ装置は、例えばテレビ放送により受信された動画コンテンツを記録する。パーソナルコンピュータやサーバ装置は、例えばネットワーク配信された動画コンテンツ、静止画コンテンツ、データファイルなどを記録する。コンテンツ転送元の電子機器は、テレビ放送やネットワーク配信などにより外部から受信したコンテンツを他の電子機器に転送するだけでなく、予め記録媒体に記録されたコンテンツを、他の電子機器に転送することもできる。
コンテンツの転送先とする他の電子機器は、例えば携帯型の電子機器が用いられる。携帯型の電子機器には、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット型PC、携帯電話機、スマートフォン、オーディオプレーヤ等がある。
コンテンツ転送元の電子機器とコンテンツ転送先の電子機器は、ネットワークを介して接続される。ネットワークは、LAN(Local Area Network)、インターネット、公衆電話回線網などの各種ネットワークを利用することが可能である。また、ネットワークは、有線通信だけでなく、無線通信が可能であるものとする。
例えば、本実施形態におけるシステムが家庭内で構築される場合には、コンテンツの転送元/転送先の電子機器がLANを介して相互に接続される。また、コンテンツ転送元の電子機器を、クラウドシステムを構成するサーバ装置とした場合、インターネットを介して、コンテンツ転送先の電子機器(スマートフォンやタブレット型PCなど)と接続される。
以下の説明では、コンテンツを記録する電子機器をHDDレコーダなどの録画機4、コンテンツ転送先の電子機器をスマートフォンやタブレット型PCなどの電子機器6として説明する。録画機4と電子機器6は、例えば家庭内で使用されており、LANなどのネットワーク2を介して通信することができる。図1に示すように、家庭内では、複数の録画機4(4−1,4−2,…,4−n)、複数の電子機器6(6−1,6−2,…,6−m)をネットワーク2に接続して、相互にデータを送受信することができる。なお、録画機4と電子機器6とを直接接続して、相互にデータを送受信することも可能である。
図2は、本実施形態における録画機4の構成を示すブロック図である。
録画機4は、例えばHDDレコーダにより実現されるもので、制御モジュール10、コンテンツ記録モジュール11、プログラム記録モジュール12、映像音声入力モジュール13、チューナ14、映像音声出力モジュール15、入力モジュール16、表示コントローラ17、ディスプレイ18、及び通信インタフェース19を含む。
録画機4は、例えばHDDレコーダにより実現されるもので、制御モジュール10、コンテンツ記録モジュール11、プログラム記録モジュール12、映像音声入力モジュール13、チューナ14、映像音声出力モジュール15、入力モジュール16、表示コントローラ17、ディスプレイ18、及び通信インタフェース19を含む。
制御モジュール10は、システムLSIなどによって構成されるコントローラであり、プロセッサ(CPU)や各種画像処理用のユニットなどを含む。制御モジュール10は、プログラム記録モジュール12に記録されたプログラムを実行することで各種処理を制御する。例えば、制御モジュール10は、各種コンテンツを受信して、コンテンツ記録モジュール11に記録する処理(録画処理)を制御する。また、制御モジュール10は、プログラム転送プログラム12aを実行することにより、コンテンツ記録モジュール11に記録されたコンテンツのデータ(コンテンツデータ11a)を、電子機器6に転送するコンテンツ転送処理を制御する。
コンテンツ記録モジュール11は、HDDやSSD、あるいは光ディスクを記録媒体とする装置などにより実現されるもので、各種コンテンツのコンテンツデータ11a、コンテンツに関する各種データを含むコンテンツ管理データ11b(図4参照)を記録する。コンテンツ記録モジュール11には、複数のコンテンツのコンテンツデータ11aが記録される。コンテンツには、静止画、音声、各種データファイルなどの各種コンテンツが含まれる。コンテンツ管理データ11bは、記録されたコンテンツの変更に応じて更新され、電子機器6からの要求に応じて提供される。なお、録画機4において後述するコンテンツ転送処理を実行する場合には(図15、図16)、さらに転送履歴データ11c(図5参照)が記録される。
プログラム記録モジュール12は、基本プログラム(OS(Operating System))や各種アプリケーションプログラムなどが記録される。アプリケーションプログラムには、コンテンツデータ11aを電子機器6に転送するコンテンツ転送処理を実現するためのプログラム転送プログラム12aが含まれる。
映像音声入力モジュール13は、チューナ14によって受信されたテレビ放送の映像音声信号やライン入力された映像音声信号を入力する。映像音声入力モジュール13には、例えばA/Dコンバータやデコーダ/エンコーダなどのユニットを含む。
チューナ14は、テレビ放送を受信して、映像音声信号を出力する。
映像音声出力モジュール15は、コンテンツデータを変換した映像音声信号をテレビ装置などに出力する。映像音声出力モジュール15には、例えばオーディオD/Aコンバータやビデオエンコーダなどのユニットを含む。
映像音声出力モジュール15は、コンテンツデータを変換した映像音声信号をテレビ装置などに出力する。映像音声出力モジュール15には、例えばオーディオD/Aコンバータやビデオエンコーダなどのユニットを含む。
入力モジュール16は、ユーザ操作による
表示コントローラ17は、ディスプレイ18の表示を制御する。
表示コントローラ17は、ディスプレイ18の表示を制御する。
通信インタフェース19は、他の電子機器(録画機4、電子機器6)との通信を制御するコントローラである。通信インタフェース19は、ネットワーク2を通じて、他の電子機器との間で相互にデータを送受信する。
図3は、本実施形態における電子機器6の構成を示すブロック図である。
電子機器6は、例えばタブレット型PCにより実現されるもので、制御モジュール30、記録モジュール31、入力モジュール32、入力デバイス33、表示コントローラ34、ディスプレイ35、音声出力モジュール36、スピーカ37、及び通信インタフェース38を含む。
電子機器6は、例えばタブレット型PCにより実現されるもので、制御モジュール30、記録モジュール31、入力モジュール32、入力デバイス33、表示コントローラ34、ディスプレイ35、音声出力モジュール36、スピーカ37、及び通信インタフェース38を含む。
制御モジュール30は、プロセッサ(CPU)などを含み、記録モジュール31に記録されたプログラムを実行することで各種処理を制御する。例えば、制御モジュール10は、各種コンテンツを受信して、コンテンツ記録モジュール11に記録する処理(録画処理)を制御する。また、制御モジュール10は、プログラム転送プログラム12aを実行することにより、コンテンツ記録モジュール11に記録されたコンテンツのデータ(コンテンツデータ11a)を、電子機器6に転送するコンテンツ転送処理を制御する。
記録モジュール31は、例えばハードディスク装置(HDD)やSDDなどにより構成されるもので、各種プログラムやデータが記録される。プログラムには、基本プログラム(OS(Operating System))や各種アプリケーションプログラムなどが含まれる。アプリケーションプログラムには、録画機4から転送されたコンテンツデータ11aを受信するコンテンツ転送処理を実現するためのプログラム転送プログラム31dが含まれる。また、記録モジュール31に記録されるデータには、録画機4から受信したコンテンツデータ31aの他、録画機4から受信したコンテンツに関する各種データを含むコンテンツ管理データ31b、コンテンツデータの受信に関係するデータを転送履歴として設定された転送履歴データ31cが含まれる。
入力モジュール32は、入力デバイス33に対するユーザ操作に応じた入力を制御する。入力デバイス33は、例えばタッチスクリーンディスプレイ、ボタン、キーボード、マウス等のポインティングデバイスとすることができる。
表示コントローラ34は、ディスプレイ35の表示を制御する。
音声出力モジュール36は、スピーカ37から音声を出力する。
通信インタフェース38は、他の電子機器(録画機4、電子機器6)との通信を制御するコントローラである。通信インタフェース38は、ネットワーク2を通じて、他の電子機器との間で相互にデータを送受信する。
図4は、本実施形態における電子機器6に記録されるコンテンツ転送プログラム31dのデータ構成の一例を示す。
コンテンツ転送プログラム31dは、コンテンツの転送元となる録画機4から受信されるもので、録画機4に記録された複数のコンテンツ(転送の対象となり得るコンテンツ)に関するデータが設定されている。例えば、図4に示すように、コンテンツ転送プログラム31dには、コンテンツのタイトル名(タイトル1、タイトル2、…)、コンテンツデータのデータサイズ、コンテンツの再生時間(動画コンテンツの場合)、コンテンツに関する各種情報(コンテンツ詳細情報)などが対応づけられている。コンテンツ詳細情報には、例えば録画機4において録画されたテレビ番組の動画コンテンツの場合には、コンテンツデータのデータ形式、テレビ番組の放送日時、番組の出演者、番組の解説などの情報が含まれる。コンテンツデータは、コンテンツの再生時間が同じであっても、データ形式が異なればデータサイズが異なる。
コンテンツ転送プログラム31dは、コンテンツの転送元となる録画機4から受信されるもので、録画機4に記録された複数のコンテンツ(転送の対象となり得るコンテンツ)に関するデータが設定されている。例えば、図4に示すように、コンテンツ転送プログラム31dには、コンテンツのタイトル名(タイトル1、タイトル2、…)、コンテンツデータのデータサイズ、コンテンツの再生時間(動画コンテンツの場合)、コンテンツに関する各種情報(コンテンツ詳細情報)などが対応づけられている。コンテンツ詳細情報には、例えば録画機4において録画されたテレビ番組の動画コンテンツの場合には、コンテンツデータのデータ形式、テレビ番組の放送日時、番組の出演者、番組の解説などの情報が含まれる。コンテンツデータは、コンテンツの再生時間が同じであっても、データ形式が異なればデータサイズが異なる。
図5は、本実施形態における電子機器6に記録される転送履歴データ31cのデータ構成の一例を示す。
転送履歴データ31cは、録画機4からコンテンツデータの受信が完了した場合に、コンテンツデータの転送に関係するデータを転送履歴として記録される。
転送履歴データ31cは、録画機4からコンテンツデータの受信が完了した場合に、コンテンツデータの転送に関係するデータを転送履歴として記録される。
図5に示すように、転送履歴データ31cには、転送完了したコンテンツのデータサイズ、転送時間、データサイズと転送時間をもとに算出される転送速度(データサイズ/転送時間)、コンテンツデータを転送する際に利用したネットワークの環境等を示すネットワーク情報(有線通信、無線通信、ネットワーク経路等)、コンテンツデータの転送元(録画機4)の機器情報などが含まれる。
転送履歴データ31cは、ユーザが指定した時間(転送時間)内に録画機4から電子機器6に転送可能なコンテンツデータを判別する際に参照される。
転送履歴データ31cは、ユーザが指定した時間(転送時間)内に録画機4から電子機器6に転送可能なコンテンツデータを判別する際に参照される。
次に、本実施形態における動作について説明する。
本実施形態では、録画機4において記録されたテレビ番組などの動画コンテンツ(コンテンツデータ)を電子機器6に転送する前に、ユーザが許容するコンテンツデータの転送に要する時間を設定することで、ユーザが指定した時間内にコンテンツデータの転送が完了することができるコンテンツを判別し、該当するコンテンツの一覧を表示する。ユーザは、表示されたコンテンツ一覧から転送対象とするコンテンツを選択することで、指定した時間内に電子機器6へのコンテンツデータの転送を完了させることができる。
本実施形態では、録画機4において記録されたテレビ番組などの動画コンテンツ(コンテンツデータ)を電子機器6に転送する前に、ユーザが許容するコンテンツデータの転送に要する時間を設定することで、ユーザが指定した時間内にコンテンツデータの転送が完了することができるコンテンツを判別し、該当するコンテンツの一覧を表示する。ユーザは、表示されたコンテンツ一覧から転送対象とするコンテンツを選択することで、指定した時間内に電子機器6へのコンテンツデータの転送を完了させることができる。
まず、電子機器6において転送対象とするコンテンツを選択するコンテンツ転送処理を実行する場合について、図6及び図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、図1に示すシステムが家庭内に構築されているものとする。録画機4と電子機器6は、LANによって相互に接続されている。録画機4は、HDDレコーダや録画機能付きテレビ装置であり、電子機器6は、タブレット型PC、携帯電話機、スマートフォンなどである。電子機器6は、家庭外に持ち出して使用されるため、ネットワーク2(LAN)に常時接続されていない。電子機器6に録画機4からコンテンツデータを転送することで、家庭外でコンテンツの視聴を楽しむことができる。
電子機器6は、ユーザ操作によってコンテンツ転送処理の起動が指示されると、制御モジュール30によるコンテンツ転送プログラム31dの実行を開始する。以下、制御モジュール30は、コンテンツ転送プログラム31dに応じた処理を実行する。
制御モジュール30は、ネットワーク2を介して接続された、コンテンツの転送元となり得る録画機4を判別する(ステップA1)。録画機4は、プログラム転送プログラム12aによるコンテンツ転送処理が常時実行されていても良いし、ユーザ操作に応じて起動されても良い。
制御モジュール30は、ネットワーク2を介して接続された、コンテンツ転送処理を実行する録画機4が判別されると、この判別された録画機4を一覧表示する(ステップA2)。
図8は、本実施形態の電子機器6において表示される録画機一覧表示画面の一例を示している。図8では、例えば2台の録画機4がコンテンツの転送元となり得るものとして表示されている。
制御モジュール30は、入力デバイス33に対するユーザの入力操作によって、録画機の一覧表示から何れかの録画機が選択されると(ステップA3、Yes)、選択された録画機4に対して、通信インタフェース38を通じてコンテンツ管理データの送信を要求する。すなわち、録画機4から転送可能なコンテンツに関するデータを要求する。録画機4は、電子機器6からの送信要求に応じて、コンテンツ管理データ11bを電子機器6に送信する。制御モジュール30は、録画機4からコンテンツ管理データ31bを受信すると、記録モジュール31に記録する(ステップA4)。
次に、制御モジュール30は、ユーザが許容するコンテンツデータの転送時間を設定するための、転送時間指定画面をディスプレイ35に表示させる(ステップA5)。
図9は、本実施形態の電子機器6において表示される転送時間指定画面の一例を示している。
図9に示す転送時間指定画面では、ユーザ操作によって、「転送時間を指定しない」あるいは「転送時間を指定する」の何れかの項目を選択することができる。
図9に示す転送時間指定画面では、ユーザ操作によって、「転送時間を指定しない」あるいは「転送時間を指定する」の何れかの項目を選択することができる。
ここで、「転送時間を指定しない」の項目が選択された場合(ステップA6、Yes)、制御モジュール30は、ユーザによって指定されたコンテンツのコンテンツデータを、転送時間に関係なく全てを転送するコンテンツ転送処理を実行する(ステップA27〜A30、A25,A26)。転送時間の指定がなかった場合の処理については後述する。
一方、「転送時間を指定する」の項目が選択された場合、制御モジュール30は、図9に示すように、ユーザ操作によって、転送時間指定画面を通じてコンテンツデータの転送時間の指定を受け付ける。
制御モジュール30は、コンテンツデータの転送時間が指定されると(ステップA6、Yes)、コンテンツ管理データ31bと転送履歴データ31cをもとに、指定された転送時間に転送可能なコンテンツを判別する(ステップA7)。
例えば、制御モジュール30は、転送元として選択された録画機4を示すデータが転送履歴データ31cの機器情報として記録され、録画機4と接続されたネットワークの環境(例えば、有線あるいは無線の何れによって接続されているか等)が転送履歴データ31cのネットワーク情報として記録されている場合、この機器情報とネットワーク情報の組み合わせに対応する転送速度の情報を取得する。
制御モジュール30は、転送履歴データ31cから取得した転送速度の情報をもとに、コンテンツ管理データ31bに設定されている各コンテンツに対応するデータサイズのデータを転送した場合に要する時間(データサイズ/転送速度)を算出する。すなわち、現在のネットワーク環境において、コンテンツデータを録画機4から転送した場合に要する転送時間を各コンテンツについて算出する。
なお、前述した説明では、転送履歴データ31cに現在の状況に該当するネットワーク情報と機器情報の組み合わせに対応する転送速度の情報を取得するとしているが、該当する情報が複数ある場合には、最後に記録された(最新の)転送速度の情報を取得したり、該当する複数の転送速度の平均値を算出して取得したり、あるいは平均値ではなく中央値を取得するようにしても良い。また、転送履歴データ31cに現在の状況に該当するネットワーク情報と機器情報の組み合わせがない場合、ネットワーク情報あるいは機器情報の何れか一方が該当する転送速度をもとにコンテンツの転送時間を算出しても良い。また、現在の状況に該当するネットワーク情報と機器情報の何れもない場合には、転送履歴データ31cに記録された転送時間の平均を用いて転送時間を算出するようにしても良い。なお、転送時間の平均は、転送履歴データ31cに記録された全てのデータを対象としたり、直近の複数回(例えば、5回)や最近(例えば、1週間内)のデータを対象としても良い。
制御モジュール30は、各コンテンツについて算出した転送時間とユーザによって指定された転送時間とを比較し、ユーザによって指定された転送時間よりも転送時間が短いコンテンツ、すなわち転送可能なコンテンツを判別する。
制御モジュール30は、判別された転送可能なコンテンツをもとに、コンテンツ選択画面をディスプレイ35に表示させる(ステップA8)。
図10は、本実施形態の電子機器6において表示されるコンテンツ選択画面の一例を示している。
図10に示すコンテンツ選択画面では、コンテンツ管理データ31bに含まれる全てのタイトルが一覧表示されている。各タイトルについて、タイトル名、データサイズをもとに算出された転送時間、転送対象としてユーザが選択するためのチェックボックスが設けられている。
図10に示すコンテンツ選択画面では、コンテンツ管理データ31bに含まれる全てのタイトルが一覧表示されている。各タイトルについて、タイトル名、データサイズをもとに算出された転送時間、転送対象としてユーザが選択するためのチェックボックスが設けられている。
図10に示す例では、転送可能なコンテンツを通常表示形態とし、転送可能ではないと判別されたコンテンツについてはグレー表示など通常表示形態とは異なる形態によって表示して、転送可能なコンテンツをユーザが容易に認識できるようにしている。図10に示す例では、「タイトル9」が転送可能ではないと判別されたコンテンツとして、異なる表示形態によって表示されている。「タイトル9」については、ユーザが選択できないようになっている。
また、コンテンツ選択画面には、転送可能時間残り表示49、転送可能時間変更ボタン50、転送開始ボタン51、キャンセルボタン52が用意されている。
転送可能時間残り表示49は、ユーザによって指定された転送時間の残り時間を示すもので、初期状態ではユーザが指定した転送時間を表示し、一覧表示中からタイトルが選択される毎に、選択されたタイトルの転送時間を現在した時間を表示する。図10では、ユーザによって転送時間が120分(2時間)に指定されたことを示している。転送可能時間変更ボタン50は、転送可能時間残り表示49により表示された転送可能残り時間を変更するためのボタンである。転送可能時間変更ボタン50がユーザ操作によって押された場合、転送可能時間残り表示49に表示された転送可能時間を、例えば所定時間毎(例えば、1分、5分など)に増加させる。ユーザは、一覧表示されたタイトルを確認して、転送時間を延長してもコンテンツを転送したいタイトルがある場合に、このコンテンツをコンテンツ選択画面から転送可能時間を変更(延長)することで、転送可能なコンテンツに変更することができる。
転送可能時間残り表示49は、ユーザによって指定された転送時間の残り時間を示すもので、初期状態ではユーザが指定した転送時間を表示し、一覧表示中からタイトルが選択される毎に、選択されたタイトルの転送時間を現在した時間を表示する。図10では、ユーザによって転送時間が120分(2時間)に指定されたことを示している。転送可能時間変更ボタン50は、転送可能時間残り表示49により表示された転送可能残り時間を変更するためのボタンである。転送可能時間変更ボタン50がユーザ操作によって押された場合、転送可能時間残り表示49に表示された転送可能時間を、例えば所定時間毎(例えば、1分、5分など)に増加させる。ユーザは、一覧表示されたタイトルを確認して、転送時間を延長してもコンテンツを転送したいタイトルがある場合に、このコンテンツをコンテンツ選択画面から転送可能時間を変更(延長)することで、転送可能なコンテンツに変更することができる。
なお、コンテンツ選択画面において、コンテンツ管理データ31bに含まれる全てのタイトルを一覧表示できない場合には、画面をスクロールしたり、あるいは次ページへ表示を切り替えたりすることにより、他のタイトルの一覧表示に変更することができる。
転送開始ボタン51は、タイトルの一覧表示から少なくとも1つのタイトルが選択された後、転送開始を受け付けるためのボタンである。キャンセルボタン52は、コンテンツ選択画面の表示の終了を指示するためのボタンである。
制御モジュール30は、コンテンツ選択画面においてキャンセルボタン52が選択された場合には(ステップA31、Yes)コンテンツ転送処理を終了する。
一方、制御モジュール30は、タイトル一覧からコンテンツが選択されると(ステップA9、Yes)、選択されたコンテンツのチェックボックスに、選択されたことを示すチェック表示を付加すると共に、転送可能時間残り表示49の時間を選択されたコンテンツの転送時間を減算して表示させる。
また、制御モジュール30は、コンテンツ管理データ31bと転送履歴データ31cをもとに、指定された転送時間に転送可能なコンテンツを判別する(ステップA10)。すなわち、制御モジュール30は、残りの転送可能時間内に、さらに転送可能なコンテンツがあるか、前述と同様にして判別する。
ここで、さらに転送可能なコンテンツがある場合(ステップA11、Yes)、制御モジュール30は、コンテンツ選択画面を更新する(ステップA12)。
図11は、本実施形態の電子機器6において表示される更新されたコンテンツ選択画面の一例を示している。
図11に示す例では、「タイトル1」と「タイトル2」がユーザ操作によって転送対象として選択されて状態にある。「タイトル1」と「タイトル2」の転送時間の合計が「90分」であるため、ユーザに指定された転送時間「120分」(2時間)から「90分」を減算した残りの転送可能時間「30分」が転送可能時間残り表示49に表示されている。また、残りの転送可能時間に転送可能なタイトルとして「タイトル4」「タイトル6」「タイトル7」が判別されるため、このタイトル4,6,7以外のタイトル3,5,8がさらにグレー表示される。
図11に示す例では、「タイトル1」と「タイトル2」がユーザ操作によって転送対象として選択されて状態にある。「タイトル1」と「タイトル2」の転送時間の合計が「90分」であるため、ユーザに指定された転送時間「120分」(2時間)から「90分」を減算した残りの転送可能時間「30分」が転送可能時間残り表示49に表示されている。また、残りの転送可能時間に転送可能なタイトルとして「タイトル4」「タイトル6」「タイトル7」が判別されるため、このタイトル4,6,7以外のタイトル3,5,8がさらにグレー表示される。
なお、コンテンツ選択画面において、転送可能時間変更ボタン50に対するユーザ操作によって、残り転送可能時間の変更が指示された場合(ステップA13、Yes)、制御モジュール30は、前述と同様にして、変更後の転送可能時間をもとに転送可能なコンテンツを判別して、コンテンツ選択画面を更新する(ステップA10〜A13)。
例えば、ユーザは、図11において、転送可能時間変更ボタン50の操作によって残り転送時間を「45分」に変更することで、転送時間が45分の「タイトル3」を転送可能なタイトルにすることができる。
なお、図10及び図11に示すコンテンツ選択画面では、転送可能なコンテンツを通常表示形態とし、転送可能ではないと判別されたコンテンツについてはグレー表示など通常表示形態とは異なる形態によって表示するとしているが、他の表示形態にすることも可能である。例えば、図12に示すコンテンツ選択画面の例に示すように、転送可能と判別されたタイトルのみを一覧表示する。これにより、多数のタイトルから転送対象とするコンテンツをユーザが選択する場合に、選択操作を容易にすることができる。
少なくとも1つのコンテンツが選択され、転送開始ボタン51が押下されると(ステップA14、Yes)、制御モジュール30は、コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの転送要求を、録画機4に送信する(ステップA15)。録画機4は、電子機器6からのコンテンツの転送要求に応じて、要求されたコンテンツのコンテンツデータの送信処理を開始する。
制御モジュール30は、通信インタフェース38を通じて、録画機4から送信されたコンテンツデータを受信して、記録モジュール31に記録する(ステップA16)。この間、制御モジュール30は、コンテンツデータの転送状況を示す転送中画面をディスプレイ35に表示させる。
図13は、本実施形態の電子機器6において表示される転送中画面の一例を示す図である。
図13に示す例では、「タイトル1」についてコンテンツデータの転送が完了し、「タイトル2」についてコンテンツデータの転送が「60%」まで完了していることを示している。また、転送中画面では、ユーザによって指定された転送時間の残り時間を表示している。
図13に示す例では、「タイトル1」についてコンテンツデータの転送が完了し、「タイトル2」についてコンテンツデータの転送が「60%」まで完了していることを示している。また、転送中画面では、ユーザによって指定された転送時間の残り時間を表示している。
なお、転送中画面には、コンテンツ転送処理の中止の指示を受け付けるための「中止」ボタン55が設けられている。制御モジュール30は、「中止」ボタン55がユーザ操作により押下された場合(ステップA32、Yes)、それまでに受信が完了しているコンテンツデータを転送済みコンテンツとして記録する。また、制御モジュール30は、転送済みのコンテンツデータのデータサイズ、転送時間、転送速度、ネットワーク情報、機器情報等の各データを、転送履歴データ31cに履歴情報として追加して(ステップA24)、コンテンツ転送処理を終了する。
すなわち、コンテンツデータの転送を開始する前にユーザが指定した転送時間に関係なく、「中止」ボタン55により指示に応じてコンテンツデータの転送を強制的に終了し、それまでに受信したコンテンツデータを保存する。なお、制御モジュール30は、コンテンツデータの転送を強制的に終了する場合、コンテンツデータに対して設定された所定の区切り(例えば、チャプタ)までのコンテンツデータを保存したり、転送済みのコンテンツデータの全てを保存しても良い。
制御モジュール30は、コンテンツデータの転送中において、データの転送速度を算出し、現在の転送速度によって残りの全てのコンテンツデータの転送が完了するかを判別する(ステップA17)。例えば、ネットワーク2の現在のトラフィックによっては、転送履歴データ31cに記録された転送速度(過去の実績データ)より現在の転送速度の方が遅い場合があり得る。例えば、過去のコンテンツデータの転送時には、ネットワーク2に接続された電子機器の数が少なくトラフィック量が少なかったが、現在のコンテンツデータの転送時には、ネットワーク2に接続された電子機器の数が多いためにトラフィック量が多かったり、コンテンツを転送する録画機4や電子機器6の処理負荷が大きかったりするために転送速度が遅くなる場合がある。
制御モジュール30は、指定された転送時間内に全てのコンテンツデータの転送が完了すると判別した場合には(ステップA18、No)、そのままコンテンツデータの転送を継続して実行する(ステップA16〜A19)。そして、全てのコンテンツデータの転送が完了すると、制御モジュール30は、転送が完了したコンテンツデータのデータサイズ、転送時間、転送速度、ネットワーク情報、機器情報等の各データを、転送履歴データ31cに履歴情報として追加して(ステップA24)、コンテンツ転送処理を終了する。転送履歴データ31cに記録された履歴情報は、次回以降に実行されるコンテンツ転送処理において参照される。
一方、コンテンツデータの転送中に、指定された転送時間内に全てのコンテンツデータの転送が完了しないと判別した場合には(ステップA18、Yes)、制御モジュール30は、転送時間の延長をユーザに促す確認メッセージをディスプレイ35に表示させる(ステップA20)。この確認メッセージの表示画面では、ユーザがコンテンツの転送時間の延長を指示することができる。
図14は、本実施形態の電子機器6において表示される確認メッセージの表示画面の一例を示す図である。
図14に示す例では、現在の転送速度と転送が完了していないコンテンツデータの残りデータ量をもとに算出した転送完了までの残り時間と共に、「転送を続行しますか?」のメッセージが表示されている。確認メッセージの表示画面には、コンテンツデータの全ての転送が完了するまで転送続行を指示するための「続行」ボタン56と、ユーザが指定した転送時間が経過した時点で転送の終了を指示するための「終了」ボタン57が設けられている。
図14に示す例では、現在の転送速度と転送が完了していないコンテンツデータの残りデータ量をもとに算出した転送完了までの残り時間と共に、「転送を続行しますか?」のメッセージが表示されている。確認メッセージの表示画面には、コンテンツデータの全ての転送が完了するまで転送続行を指示するための「続行」ボタン56と、ユーザが指定した転送時間が経過した時点で転送の終了を指示するための「終了」ボタン57が設けられている。
ここで、「続行」ボタン56に対するユーザ操作によって、転送の続行が指示された場合(ステップA21、No)、制御モジュール30は、ユーザにより指定された転送時間が経過した後も、転送対象とするコンテンツの全てのコンテンツデータの転送が完了するまで、通信インタフェース38を通じて、録画機4から送信されるコンテンツデータの受信を継続する(ステップA25)。制御モジュール30は、コンテンツデータの転送が完了すると(ステップA26、Yes)、転送が完了したコンテンツデータのデータサイズ、転送時間、転送速度、ネットワーク情報、機器情報等の各データを、転送履歴データ31cに履歴情報として追加して(ステップA24)、コンテンツ転送処理を終了する。
一方、「終了」ボタン57に対するユーザ操作によって、転送の終了が指示された場合(ステップA21、Yes)、制御モジュール30は、ユーザによって指定された転送時間が終了するまで、コンテンツデータの受信を継続する(ステップA22)。ユーザによって指定された転送時間が終了すると、制御モジュール30は、転送時間が終了するまでに受信が完了しているコンテンツデータを転送済みコンテンツとして記録する。また、制御モジュール30は、転送済みのコンテンツデータのデータサイズ、転送時間、転送速度、ネットワーク情報、機器情報等の各データを、転送履歴データ31cに履歴情報として追加して(ステップA24)、コンテンツ転送処理を終了する。この場合、制御モジュール30は、コンテンツデータに対して設定された所定の区切り(例えば、チャプタ)までのコンテンツデータを保存したり、あるいは転送済みのコンテンツデータの全てを保存したりする。すなわち、コンテンツデータの全ての転送が完了しない場合であっても、予めユーザが指定した転送時間に基づいて、コンテンツ選択画面から選択されたコンテンツを転送対象としているので、コンテンツの大部分の転送が完了している。すなわち、電子機器6を用いてコンテンツを視聴する際に、大きな障害となることはない。従って、ユーザが指定した転送時間で処理を終了し、かつコンテンツの大部分の転送を完了させることができる。
このようにして、本実施形態における電子機器6では、コンテンツ転送処理において、ユーザが指定した転送時間、すなわちユーザが許容するコンテンツデータの転送に要する時間に応じて、コンテンツデータを転送することが可能となる。本実施形態では、コンテンツ選択画面において、ユーザが指定した転送時間内に転送可能なコンテンツを簡単な操作によって選択することができる。また、コンテンツ選択画面において、転送可能時間変更ボタン50への操作によって転送時間を変更(延長)して、転送対象として選択可能なコンテンツを増やすこともできる。さらにコンテンツデータの転送中に、全てのコンテンツデータの転送が完了しない状況となった場合に、転送中画面を通じて「続行」ボタン56の操作により転送完了までの転送続行を指示することもできる。すなわち、コンテンツデータの転送が開始された後であっても、ユーザが許容可能な時間を変更して、コンテンツデータの転送を完了させることができる。また、コンテンツデータの全ての転送が完了しない場合であっても、転送済みのコンテンツデータを保存するので、転送済み分のコンテンツを電子機器6において視聴することができる。
なお、前述した説明では、電子機器6において転送対象とするコンテンツを選択する場合を例にしているが、コンテンツデータの転送元である録画機4において、前述と同様にコンテンツ転送処理を実行することも可能である。
図15及び図16は、録画機4において転送対象とするコンテンツを選択するコンテンツ転送処理を実行する場合について示すフローチャートである。基本的には、図6及び図7に示すフローチャートと同様にして処理が実行される。
録画機4が例えばHDDレコーダである場合、図8〜図11に示す各種画面を表示するための映像信号を、映像音声出力モジュール15を通じて、例えばテレビ装置などに出力して表示させることができる。
録画機4の制御モジュール10は、ネットワーク2を介して接続された、コンテンツの転送先となり得る電子機器6を判別し(ステップB1)、この判別された電子機器6を一覧表示する(ステップB2)。
制御モジュール10は、入力モジュール16を通じて入力されるユーザからの指示に応じて、電子機器の一覧表示から何れかの電子機器6が選択されると(ステップB3、Yes)、選択された電子機器6に対して、コンテンツデータを送信するための処理を実行する。
なお、図15及び図16に示すステップB4〜B13、B14〜B29は、図6及び図7に示すステップA5〜B14、AB16〜A32と同様の処理を実行するものとして詳細な説明を省略する。
このようして、コンテンツデータの送信元の録画機4においてコンテンツ転送処理を実行することで、電子機器6においてコンテンツ転送処理を実行する場合と同様の効果を得ることが可能である。
なお、前述した説明では、電子機器6あるいは録画機4の予め決められた一方においてコンテンツ転送処理を実行するものとしているが、ネットワーク2を介して接続された、コンテンツの転送が可能な状態にある電子機器6と録画機4の何れか一方をユーザが選択して、コンテンツ転送処理を実行するようにしても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、前述した実施の形態において記載した処理は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。コンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
2…ネットワーク、4(4−1,4−2,…,4−n)…録画機、6(6−1,6−2,…,6−m)…電子機器、10,30…制御モジュール、11a,31a…コンテンツデータ、12a,31d…コンテンツ転送プログラム、19,38…通信インタフェース。
Claims (8)
- 時間の指定を入力する第1の入力手段と、
記録装置に記録された複数のコンテンツデータから、前記時間内に前記記録装置から受信可能なコンテンツデータを判別する判別手段と、
前記受信可能なコンテンツデータを示す画面を表示する表示手段と、
前記画面に表示された前記受信可能なコンテンツデータから受信対象とするコンテンツデータを選択する選択手段と、
前記受信対象とするコンテンツデータを前記記録装置から受信する受信手段と
を具備する電子機器。 - 前記受信手段によって前記時間内にコンテンツデータの受信が完了しない場合に、メッセージを表示するメッセージ表示手段と、
前記メッセージに応じて、前記時間を延長する指示を入力する第2の入力手段と
をさらに具備する請求項1記載の電子機器。 - 前記メッセージに応じて、前記時間を延長する指示がなかった場合に、前記時間までに受信したコンテンツを記録する記録手段をさらに具備し、
前記受信手段は、前記時間が経過した時間で前記コンテンツデータの受信を終了する請求項2記載の電子機器。 - 前記画面中で前記時間の変更指示を入力する第3の入力手段をさらに具備し、
前記判別手段は、前記変更指示に応じて変更された前記時間内に、前記受信手段により受信可能なコンテンツデータを判別する請求項1記載の電子機器。 - 前記受信手段により前記コンテンツデータの受信が完了した場合に、前記コンテンツデータの受信に関係するデータを転送履歴として記録する履歴記録手段をさらに具備し、
前記判別手段は、前記転送履歴をもとに、前記時間内に受信可能なコンテンツデータを判別する請求項1記載の電子機器。 - 時間の指定を入力する入力手段と、
複数のコンテンツデータから、前記時間内に外部の電子機器に転送可能なコンテンツデータを判別する判別手段と、
前記転送可能なコンテンツデータを示す画面を表示する表示手段と、
前記画面に表示された前記転送可能なコンテンツデータから転送対象とするコンテンツデータを選択する選択手段と、
前記転送対象とするコンテンツデータを前記外部の電子機器に転送する転送手段と
を具備する電子機器。 - 第1の電子機器に記録されたコンテンツデータを第2の電子機器に転送するデータ転送方法であって、
前記第1の電子機器または前記第2の電子機器の何れか一方において、
時間の指定を入力する入力手段と、
前記第1の電子機器に記録された複数のコンテンツデータから、前記時間内に前記第2の電子機器に転送可能なコンテンツデータを判別する判別手段と、
前記転送可能なコンテンツデータを示す画面を表示する表示手段と、
前記画面に表示された前記転送可能なコンテンツデータから転送対象とするコンテンツデータを選択する選択手段とを具備し、
前記第1の電子機器は、前記転送対象とするコンテンツデータを前記第2の電子機器に転送するデータ転送方法。 - コンピュータを、
時間の指定を入力する第1の入力手段と、
記録装置に記録された複数のコンテンツデータから、前記時間内に前記記録装置から受信可能なコンテンツデータを判別する判別手段と、
前記受信可能なコンテンツデータを示す画面を表示する表示手段と、
前記画面に表示された前記受信可能なコンテンツデータから受信対象とするコンテンツデータを選択する選択手段と、
前記受信対象とするコンテンツデータを前記記録装置から受信する受信手段として機能させるためのデータ転送プログラム。
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