JP2014030161A - 再生装置及び再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーにより柔軟なコンテンツの再生方法を提供する技術を提供する。
【解決手段】外部から入力されるコンテンツのコンテンツ情報を蓄積するキューを備えた、前記コンテンツを再生する再生装置において、前記コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、前記コンテンツ情報に基づいて前記コンテンツを再生するコンテンツ再生処理部とを備え、前記コンテンツが入力される際、前記キューの先頭または末尾に、前記コンテンツ情報が追加される再生装置。
【選択図】 図4
【解決手段】外部から入力されるコンテンツのコンテンツ情報を蓄積するキューを備えた、前記コンテンツを再生する再生装置において、前記コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、前記コンテンツ情報に基づいて前記コンテンツを再生するコンテンツ再生処理部とを備え、前記コンテンツが入力される際、前記キューの先頭または末尾に、前記コンテンツ情報が追加される再生装置。
【選択図】 図4
Description
本発明の実施形態は、再生装置及び再生方法に関する。
従来、映画、テレビ番組、またはゲームなどの映像コンテンツ(ストリーム)を記録(録画)、及び再生することができる映像記録再生装置が一般的に普及している。このような映像記録再生装置は、記録したストリームを複数の機器間でネットワーク経由で共有化することができる。
例えば複数パートの演奏データを1つのサーバー装置に集約しなくても、ダウンロードしながらストリーミング再生できるシステムを提供するための技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
ここに開示されている技術として、ネットワーク上に複数の端末装置が接続されている。この端末装置は1つのパートの演奏データを供給する分散サーバーであるとともに、全パートの演奏データをダウンロードしてストリーミング再生するクライアント装置を兼ねている。端末装置は、他の端末装置にアクセスしてそれぞれの端末装置が記憶している演奏データを並行してダウンロードしてバッファに記憶しつつ、再生部がこの演奏データをストリーミング再生する。
しかしながらこの先行技術は、再生開始位置などのコンテンツ情報を格納したキューを持たないため、受信順にしか再生することができない。ユーザーにより柔軟な再生方法を提供する技術への要望がある。
本発明の実施の形態は、ユーザーにより柔軟なコンテンツの再生方法を提供する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態によれば再生装置は、外部から入力されるコンテンツのコンテンツ情報を蓄積するキューを備えた、前記コンテンツを再生する再生装置において、前記コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、前記コンテンツ情報に基づいて前記コンテンツを再生するコンテンツ再生処理部とを備え、前記コンテンツが入力される際、前記キューの先頭または末尾に、前記コンテンツ情報が追加される。
以下、図を参照しながら、まず一実施形態である映像記録装置、映像再生装置、及び映像配信システムについて詳細に説明する。
図1に、複数の電子機器により構成される映像配信システム1の例を示す。映像配信システム1は、例えば、映像再生装置100、及び映像記録装置200を備える。またさらに、映像記録装置200と映像再生装置100とが無線通信により通信する構成である場合、映像配信システム1は、無線通信端末300をさらに備える。
コンテンツを複数の機器間で共有化する為に、例えば、Digital Living Network Alliance(DLNA)などのガイドラインが存在する。DLNAに対応する機器同士をLANを介して接続する場合、機器間におけるコンテンツの共有化が実現される。
DLNAのネットワークを構成する機器は、例えば、Digital Media Server(DMS)、Digital Media Player(DMP)、Digital Media Controller(DMC)、及びDigital Media Renderer(DMR)などが存在する。
DMSは、例えば、コンテンツを格納したタブレット端末、録画機能付きのテレビ、ハードディスクレコーダ、またはPCなどである。DMSは、ディジタルコンテンツの格納、及び配信を行う。DMPは、例えば、テレビ等の表示装置、または、オーディオプレーヤーなどである。DMPは、DMSからコンテンツを取得し、取得したコンテンツを記録及び再生する。DMCは、例えば、PC、または携帯端末などである。DMCは、DMSに格納されているコンテンツをDMRに配信させるようにDMSを制御する。DMRは、例えば、テレビ等の表示装置、または、オーディオプレーヤーなどである。DMRは、DMSから配信されたコンテンツを再生する。
なお、本実施形態では、映像配信システム1の映像記録装置200、及び映像再生装置100は、それぞれDLNA機能に対応していると仮定する。例えば、映像記録装置200がDMSとして機能し、映像再生装置100がDMPまたはDMRとして機能するとして説明する。
映像記録装置200は、例えば、放送信号、または記憶媒体に記憶されている映像コンテンツなどを再生することができる放送受信装置、または録画サーバなどの電子機器である。また、映像記録装置200は、ネットワーク中の他の機器に録画した映像コンテンツを配信する映像配信装置としても機能する。また、映像記録装置200は、リモートコントローラ163、映像再生装置100、及び無線通信端末300と通信する通信手段を備える。
映像再生装置100は、ディスプレイ、操作手段、及び通信手段を備える電子機器である。映像再生装置100は、例えば、テレビジョンセット、携帯電話端末、タブレット型PC、携帯音楽プレイヤー、または他の電子機器である。
無線通信端末300は、映像再生装置100、及び無線通信端末300と無線通信する通信手段を備える。例えば、無線通信端末300は、無線通信のアクセスポイントとして機能する。即ち、無線通信端末300は、映像記録装置200と無線、またはLANケーブルなどの通信ケーブルにより通信することができる。また、無線通信端末300は、映像再生装置100と無線により通信することができる。即ち、映像記録装置200、映像再生装置100、及び無線通信端末300は、双方向通信可能な通信プロトコル(例えばIP)経由で接続されている。
例えば、映像記録装置200及び映像再生装置100は、IEEE802.11b/g/nなどにより無線通信端末300と通信を行なう機能を備える。また、映像記録装置200及び映像再生装置100は、互いに直接無線通信を行なう機能を備えていてもよい。即ち、映像記録装置200と映像再生装置100とは、無線通信端末300経由、または直接データを送受信することができる。
図2に、一実施形態である映像再生装置100の例を示す。
映像再生装置100は、チューナ111、復調部112、信号処理部113、音声処理部121、映像処理部131、表示処理部133、制御部150、記憶装置160、操作入力部161、受光部162、LANインターフェース171、及びHDMI端子173を備える。また、映像再生装置100は、さらにスピーカ122及びディスプレイ134を備える。
映像再生装置100は、チューナ111、復調部112、信号処理部113、音声処理部121、映像処理部131、表示処理部133、制御部150、記憶装置160、操作入力部161、受光部162、LANインターフェース171、及びHDMI端子173を備える。また、映像再生装置100は、さらにスピーカ122及びディスプレイ134を備える。
チューナ111は、例えばアンテナ101により受信されたディジタル放送信号を受け取ることができる。アンテナ101は、例えば、地上ディジタル放送信号、BS(broadcasting satellite)ディジタル放送信号、及び/または、110度CS(communication satellite)ディジタル放送信号を受信することができる。チューナ111は、上記したディジタル放送信号により供給される番組などのコンテンツのデータ(ストリーム)を受け取ることができる。
チューナ111は、ディジタル放送信号用のチューナである。チューナ111は、受け取ったディジタル放送信号のチューニング(選局)を行う。チューナ111は、チューニングしたディジタル放送信号を復調部112に送信する。
復調部112は、受信したディジタル放送信号を復調する。これにより、復調部112は、ディジタル放送信号からトランスポートストリーム(TS)などのコンテンツデータを取得する。復調部112は、取得したコンテンツデータを信号処理部113に入力する。即ち、アンテナ101、チューナ111、及び復調部112は、コンテンツデータを受信する受信手段として機能する。
信号処理部113は、上記チューニングした放送信号由来以外のものを含めてコンテンツデータの分離などの信号処理を行う。即ち、信号処理部113は、コンテンツデータをディジタル映像信号、ディジタル音声信号、及びその他のデータ信号に分離する。信号処理部113は、音声処理部121に音声信号を供給する。また、信号処理部113は、映像処理部131に映像信号を供給する。さらに、信号処理部113は、制御部150にデータ信号を供給する。
また、信号処理部113は、制御部150の制御に基づいて、上記のコンテンツデータを録画可能な状態のデータ(録画ストリーム)に変換することができる。信号処理部113は、制御部150の制御に基づいて、録画ストリームを記憶装置160または他のモジュールに供給することができる。
またさらに、信号処理部113は、コンテンツデータのビットレートをオリジナルのビットレートから他のビットレートに変換(トランスコード)することができる。即ち、信号処理部113は、放送信号などに基づいて取得したオリジナルのビットレートのストリームを、より低いビットレートのストリームにトランスコードすることができる。これにより、信号処理部113は、より容量の少ない状態でコンテンツを録画させることができる。
音声処理部121は、信号処理部113から受信したディジタル音声信号を、スピーカ122により再生可能なフォーマットの信号(オーディオ信号)に変換する。例えば、音声処理部121は、ディジタル音声信号をディジタル/アナログ変換によりオーディオ信号に変換する。音声処理部121は、オーディオ信号をスピーカ122に供給する。スピーカ122は、供給されるオーディオ信号に基づいて音を再生する。
映像処理部131は、信号処理部113から受信したディジタル映像信号を、ディスプレイ134で再生可能なフォーマットの映像信号に変換する。即ち、映像処理部131は、信号処理部113から受信したディジタル映像信号を、ディスプレイ134で再生可能なフォーマットの映像信号にデコード(再生)する。映像処理部131は、映像信号を表示処理部133に出力する。
表示処理部133は、例えば、制御部150からの制御に基づいて、受信した映像信号に対して色味、明るさ、シャープ、コントラスト、またはその他の画質調整処理を行う。表示処理部133は、画質調整を施した映像信号をディスプレイ134に供給する。ディスプレイ134は、供給される映像信号に基づいて映像を表示する。
ディスプレイ134は、例えば、マトリクス状に配列された複数の画素を備える液晶表示パネルと、この液晶パネルを照明するバックライトとを備える液晶表示装置などを備える。ディスプレイ134は、表示処理部133から供給される映像信号に基づいて映像を表示する。
なお、映像再生装置100は、ディスプレイ134の代わりに、映像信号を出力する出力端子を備える構成であってもよい。また、映像再生装置100は、スピーカ122の代わりに、オーディオ信号を出力する出力端子を備える構成であってもよい。また、映像再生装置100は、ディジタル映像信号とディジタル音声信号とを出力する出力端子を備える構成であってもよい。
制御部150は、映像再生装置100の各部の動作を制御する制御手段として機能する。制御部150は、CPU151、ROM152、RAM153、及びEEPROM(不揮発性メモリ)154などを備えている。制御部150は、操作入力部161から供給される操作信号に基づいて、種々の処理を行う。
CPU151は、種々の演算処理を実行する演算素子などを備える。CPU151は、ROM152、またはEEPROM154などに記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
ROM152は、映像再生装置100を制御する為のプログラム、及び各種の機能を実現する為のプログラムなどを記憶する。CPU151は、操作入力部161から供給される操作信号に基づいて、ROM152に記憶されているプログラムを起動する。これにより、制御部150は、各部の動作を制御する。
RAM153は、CPU151のワークメモリとして機能する。即ち、RAM153は、CPU151の演算結果、CPU151により読み込まれたデータなどを記憶する。
EEPROM154は、各種の設定情報、及びプログラムなどを記憶する不揮発性メモリである。
記憶装置160は、コンテンツを記憶する記憶媒体を有する。例えば、記憶装置160は、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステイトドライブ(SSD)、または半導体メモリなどにより構成される。記憶装置160は、信号処理部113から供給された録画ストリームを記憶することができる。
記憶装置160は、コンテンツを記憶する記憶媒体を有する。例えば、記憶装置160は、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステイトドライブ(SSD)、または半導体メモリなどにより構成される。記憶装置160は、信号処理部113から供給された録画ストリームを記憶することができる。
操作入力部161は、例えば、ユーザーによる操作入力に応じて操作信号を生成する操作キー、またはタッチパッドなどを備える。また、操作入力部161は、キーボード、マウス、または操作信号を生成する事ができる他の入力装置などから操作信号を受け取る構成であってもよい。操作入力部161は、操作信号を制御部150に供給する。
なお、タッチパッドは、静電容量式センサ、サーモセンサ、または他の方式に基づいて位置情報を生成するデバイスを含む。また、映像再生装置100がディスプレイ134を備える場合、操作入力部161は、ディスプレイ134と一体に形成されるタッチパネルなどを備える構成であってもよい。
受光部162は、例えば、リモートコントローラ163からの操作信号を受信するセンサなどを備える。受光部162は、受信した信号を制御部150に供給する。制御部150は、受光部162から供給された信号を受信し、受信した信号を増幅させてA/D変換を行うことにより、リモコン163から送信された元の操作信号を復号する。
リモートコントローラ163は、ユーザーの操作入力に基づいて操作信号を生成する。リモートコントローラ163は、生成した操作信号を赤外線通信により受光部162に送信する。なお、受光部162及びリモートコントローラ163は、電波などの他の無線通信により操作信号の送受信を行う構成であってもよい。
LANインターフェース171は、LAN経由でインターネット、イントラネット、またはホームネットワークなどのネットワーク上の他の機器と通信を行なう為のインターフェースである。上記したように、無線通信端末300とLANインターフェース171とがLANケーブルにより接続された場合、映像再生装置100は、無線通信端末300に接続されている他の機器と通信することができる。例えば、映像再生装置100は、LANインターフェース171によりネットワーク上の機器に記録されているコンテンツを取得し、再生することができる。また、映像再生装置100は、コンテンツデータをLANインターフェース171により接続される機器に出力することが出来る。
また、LANインターフェース171は、無線LAN経由でアクセスポイントとしての無線通信端末300と通信を行なうインターフェースであってもよい。LANインターフェース171は、無線通信端末300経由でインターネット、またはホームネットワークなどのネットワーク上の他の機器と通信を行なうことができる。例えば、LANインターフェース171は、IEEE802.11b/g/nなどにより無線通信端末300と通信を行なう機能を備える。
上記したように、無線通信端末300とLANインターフェース171とが無線LANにより接続された場合、映像再生装置100は、無線通信端末300に接続されている他の機器と通信することができる。また、LANインターフェース171は、無線通信端末300を介さずに他の機器と直接無線LANにより通信する構成であってもよい。
HDMI端子173は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)などの規格に基づいた通信を行なう為のインターフェースである。HDMI端子173には、ブルーレイ(登録商標)レコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ、または他の機器とHDMIに対応した機器が接続される。HDMI端子173は、接続された機器から出力されたコンテンツデータを受信することができる。
制御部150は、HDMI端子173により受信したコンテンツデータを信号処理部113に入力させる。信号処理部113は、受信したコンテンツデータからディジタル映像信号、及びディジタル音声信号などを分離する。信号処理部113は、分離したディジタル映像信号を映像処理部131に送信し、分離したディジタル音声信号を音声処理部121に送信する。
また、映像再生装置100は、図示しない電源部を備える。電源部は、ACアダプタなどを介して商用電源などから電力を受け取る。電源部は、受け取った交流の電力を直流に変換し、映像再生装置100内の各部へ供給する。
図3に、一実施形態である映像記録装置200の例を示す。
映像記録装置200は、制御部250、操作入力部261、LANインターフェース272、及び記憶装置274を備える。さらに、映像記録装置200は、スピーカ222、マイク223、ディスプレイ234、タッチセンサ235を備える。
映像記録装置200は、制御部250、操作入力部261、LANインターフェース272、及び記憶装置274を備える。さらに、映像記録装置200は、スピーカ222、マイク223、ディスプレイ234、タッチセンサ235を備える。
制御部250は、映像記録装置200の各部の動作を制御する制御手段として機能する。制御部250は、CPU251、ROM252、RAM253、及びEEPROM(不揮発性メモリ)254などを備えている。制御部250は、操作入力部261、またはタッチセンサ235から供給される操作信号に基づいて、種々の処理を行う。
CPU251は、種々の演算処理を実行する演算素子などを備える。CPU251は、ROM252、またはEEPROM254などに記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
ROM252は、映像記録装置200を制御する為のプログラム、及び各種の機能を実現する為のプログラムなどを記憶する。CPU251は、操作入力部261から供給される操作信号に基づいて、ROM252に記憶されているプログラムを起動する。これにより、制御部250は、各部の動作を制御する。
RAM253は、CPU251のワークメモリとして機能する。即ち、RAM253は、CPU251の演算結果、CPU251により読み込まれたデータなどを記憶する。
EEPROM254は、各種の設定情報、及びプログラムなどを記憶する不揮発性メモリである。
また、CPU251は、記憶装置274に格納されているアプリケーションなどのデータに基づいて、種々の処理を実行することができる。
また、制御部250は、CPU251が実行しているアプリケーションに応じて、種々の画面などの映像信号を生成し、ディスプレイ234に表示させることができる。また、制御部250は、CPU251が実行しているアプリケーションに応じて、種々の音声などの音声信号を生成し、スピーカ222により出力させることができる。
また、CPU251は、記憶装置274に格納されているアプリケーションなどのデータに基づいて、種々の処理を実行することができる。
また、制御部250は、CPU251が実行しているアプリケーションに応じて、種々の画面などの映像信号を生成し、ディスプレイ234に表示させることができる。また、制御部250は、CPU251が実行しているアプリケーションに応じて、種々の音声などの音声信号を生成し、スピーカ222により出力させることができる。
スピーカ222は、供給されるオーディオ信号に基づいて音を再生する。なお、映像記録装置200は、スピーカ222の代わりに、音声信号を出力する出力端子を備える構成であってもよい。
マイク223は、映像記録装置200の外部の音に基づいて信号(録音信号)を生成する集音手段である。マイク223は、録音信号を制御部250に供給する。
ディスプレイ234は、例えば、マトリクス状に配列された複数の画素を備える液晶表示パネルと、この液晶パネルを照明するバックライトとを備える液晶表示装置などを備える。ディスプレイ234は、映像信号に基づいて映像を表示する。
ディスプレイ234は、例えば、マトリクス状に配列された複数の画素を備える液晶表示パネルと、この液晶パネルを照明するバックライトとを備える液晶表示装置などを備える。ディスプレイ234は、映像信号に基づいて映像を表示する。
タッチセンサ235は、静電容量式センサ、サーモセンサ、または他の方式に基づいて位置情報を生成するデバイスである。例えば、タッチセンサ235は、ディスプレイ234と一体に設けられる。これにより、タッチセンサ235は、ディスプレイ234に表示されている画面上での操作に基づいて操作信号を生成し、制御部250に供給することができる。
操作入力部261は、例えば、ユーザーによる操作入力に応じて操作信号を生成するキーを備える。操作入力部261は、例えば、音量を調整する為の音量調整キー、ディスプレイ234の表示輝度を調整する為の輝度調整キー、及び、映像記録装置200電源状態を切り替える為の電源キーなどを備える。また、操作入力部261は、種々の選択操作などを映像記録装置200に実行させる為のトラックボールなどをさらに備えていてもよい。操作入力部261は、上記したキーの操作に応じて操作信号を生成し、操作信号を制御部250に供給する。
また、操作入力部261は、キーボード、マウス、または操作信号を生成する事ができる他の入力装置などから操作信号を受け取る構成であってもよい。例えば、映像記録装置200がUSB端子、またはBluetooth(登録商標)のモジュールなどを備えている場合、操作入力部261は、USB、またはBluetooth(登録商標)により接続された入力装置から操作信号を受け取り、制御部250に供給する。
LANインターフェース272は、無線LAN経由でアクセスポイントとしての無線通信端末300と通信を行なう為のインターフェースである。LANインターフェース272は、無線通信端末300経由でインターネット、またはホームネットワークなどのネットワーク上の他の機器と通信を行なうことができる。例えば、LANインターフェース272は、IEEE802.11b/g/nなどにより無線通信端末300と通信を行なう機能を備える。
上記したように、無線通信端末300とLANインターフェース272とが無線LANにより接続された場合、映像記録装置200は、無線通信端末300に接続されている他の機器と通信することができる。また、LANインターフェース272は、無線通信端末300を介さずに他の機器と直接無線LANにより通信する構成であってもよい。
また、映像記録装置200は、図示しない電源部を備える。電源部は、バッテリーと、商用電源などから電力を受け取るアダプタと接続する為の端子(例えばDCジャック)と、を備える。電源部は、商用電源から受け取った電力をバッテリーに充電する。また、電源部は、バッテリーに充電されている電力を映像記録装置200内の各部へ供給する。
記憶装置274は、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステイトドライブ(SSD)、または半導体メモリなどを備える。記憶装置274は、制御部250のCPU251により実行されるプログラム、アプリケーション、及び種々のデータなどを記憶することができる。
また、映像再生装置100は、映像記録装置200に記録されているコンテンツをネットワーク経由で受け取り、保存及び再生することが出来る。しかし、映像記録装置200に比べて映像再生装置100で再生することができるストリームのビットレートが低い場合、映像再生装置100は、受け取ったストリームを再生することができない可能性がある。そこで、映像再生装置100は、低いビットレートにトランスコードされたストリームを映像記録装置200から受け取る。
さて本実施形態は、映像再生装置100(以下、再生装置)が、クライアントからアップロードされた映像や音楽、写真等のコンテンツを、再生装置のユーザーインタフェースで指定されることなく、ユーザーの所望する順に連続して再生する技術と、再生装置が、視聴中断したコンテンツを、中断順または逆順に自動で再生開始位置から再生再開する技術に関する。
図4は、実施例におけるコンテンツ再生システムの概略機能ブロック図である。図中、401はクライアント(映像記録装置200)を、402は再生装置を、403はコンテンツ格納部を、404はアップロード送信部を、405はアップロード受信部を、406はコンテンツ格納部を、407はコンテンツキューを、408は視聴制御部を、409はコンテンツ再生制御部を、410はコンテンツ受信部を、411はコンテンツ再生処理部を、それぞれ示す。
クライアント401のうちで、コンテンツ格納部403は記憶装置274の機能として在る。またアップロード送信部404はLANインターフェース272と制御部250に拠る。
また再生装置402のうちで、各部は制御部150に司られつつ、まずアップロード受信部405はLANインターフェース171を用いている。またコンテンツ格納部406は記憶装置160の機能として在る。コンテンツキュー407はRAM153を用いて構成され、視聴制御部408はユーザー操作を受けるために、操作入力部161または、受光部162とリモートコントローラ163を用いている。コンテンツ再生制御部409は制御部150の機能として在る。コンテンツ受信部410は例えばHDMI端子173を用いて構成される。また、コンテンツ再生処理部411は主に、信号処理部113、音声処理部121、映像処理部131及び表示処理部133を用いて構成されている。
本実施例において、再生装置402は、クライアント401からアップロードされたコンテンツ、または外部コンテンツ供給源から受信したコンテンツを再生する。
クライアント401が再生装置402にコンテンツをアップロードするとき、アップロード送信部404は、コンテンツ格納部403からコンテンツを取り出し、アップロード受信部405へ送信する。
クライアント401が再生装置402にコンテンツをアップロードするとき、アップロード送信部404は、コンテンツ格納部403からコンテンツを取り出し、アップロード受信部405へ送信する。
図5はアップロード受信部405の動作の例である。なお表記法は、後述の図7と図8を含めUML(Unified Modeling Language)表記法を用いている。UMLは、オブジェクト指向のソフトウェア開発における、プログラム設計図の統一表記法とされている。オブジェクト指向設計の表記法として、OMG(Object Management Group)によってUMLが標準として認定された。
アップロード受信部405は、コンテンツを受け取ったとき、コンテンツ格納部406にコンテンツを格納し、その情報を例えば次に図6に関して述べるような形でコンテンツキュー407の末尾に追加し、視聴制御部408に通知する。
ステップS51: 初期化処理を行い、以下の合成状態へ入る。
ステップS52: 合成状態の中ではまずイベント待ちとなる。
ステップS53: アップロード送信部404からの、アップロード要求を受信のイベントが発生したらコンテンツ格納部406にコンテンツを格納し次のステップS54に進む。
ステップS52: 合成状態の中ではまずイベント待ちとなる。
ステップS53: アップロード送信部404からの、アップロード要求を受信のイベントが発生したらコンテンツ格納部406にコンテンツを格納し次のステップS54に進む。
ステップS54: コンテンツキュー407の末尾にコンテンツ情報を登録し次のステップS55に進む。
ステップS55: 視聴制御部408にコンテンツ情報を登録した旨を通知しステップS52に戻る。
ステップS56: ステップS52のイベント待ちの状態の時に、ユーザー操作により終了の要求があれば合成状態を出て終了処理を行う。
ステップS57: 他方でユーザー操作により中断の要求があれば合成状態を抜け中断処理を行いステップS56に進む(終了処理を行う)。
図6は、コンテンツ情報を登録するコンテンツキュー407の内容の例である。各コンテンツに対して再生順序と再生対象コンテンツと再生開始位置などのフィールドを備えている。この再生開始位置に関しては、各コンテンツに対し時分秒で数値が与えられている。ただしN/Aの表現は、未だ値が取得できていない状態を表している(例えば未再生であり、再生時には先頭から再生するよう構成できる。またこの状態の時にはこのフィールドが無効であると判定し、コンテンツキュー407の次の再生順序のコンテンツを再生するように構成してもよい)。なお、コンテンツのフィールドのテキスト表現に異常があるかを判定し、異常があると判定された場合には、このコンテンツは無効であるとして、コンテンツキュー407の次の再生順序のコンテンツを再生するように構成してもよい。
ステップS55: 視聴制御部408にコンテンツ情報を登録した旨を通知しステップS52に戻る。
ステップS56: ステップS52のイベント待ちの状態の時に、ユーザー操作により終了の要求があれば合成状態を出て終了処理を行う。
ステップS57: 他方でユーザー操作により中断の要求があれば合成状態を抜け中断処理を行いステップS56に進む(終了処理を行う)。
図6は、コンテンツ情報を登録するコンテンツキュー407の内容の例である。各コンテンツに対して再生順序と再生対象コンテンツと再生開始位置などのフィールドを備えている。この再生開始位置に関しては、各コンテンツに対し時分秒で数値が与えられている。ただしN/Aの表現は、未だ値が取得できていない状態を表している(例えば未再生であり、再生時には先頭から再生するよう構成できる。またこの状態の時にはこのフィールドが無効であると判定し、コンテンツキュー407の次の再生順序のコンテンツを再生するように構成してもよい)。なお、コンテンツのフィールドのテキスト表現に異常があるかを判定し、異常があると判定された場合には、このコンテンツは無効であるとして、コンテンツキュー407の次の再生順序のコンテンツを再生するように構成してもよい。
図7は視聴制御部408の動作の例である。視聴制御部408は、コンテンツ追加を通知されたとき、再生制御部409を使用して、コンテンツ再生中であるか否かを確認する。コンテンツ再生中のとき、視聴制御部408は、ユーザーに再生コンテンツを変更するか否かを問い合わせ、変更する場合は、再生制御部409に割り込み再生要求を発行する。
ステップS71: 初期化処理を行い、以下の合成状態へ入る。
ステップS72: 合成状態の中ではまずイベント待ちとなる。ここでタイマー再生イベントが発生するかユーザーによる再生操作を受信したら、ステップS76に進む。
ステップS72: 合成状態の中ではまずイベント待ちとなる。ここでタイマー再生イベントが発生するかユーザーによる再生操作を受信したら、ステップS76に進む。
ステップS73: ユーザーによる視聴予約操作を受信のイベントが発生したらタイマー再生イベントを登録しステップS72に戻る。
ステップS74: ステップS72のイベント待ちの状態の時に、コンテンツ追加通知を受信のイベントが発生したら、コンテンツ再生中かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS75に進み、同判定がNoであればステップS76に進む。
ステップS74: ステップS72のイベント待ちの状態の時に、コンテンツ追加通知を受信のイベントが発生したら、コンテンツ再生中かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS75に進み、同判定がNoであればステップS76に進む。
ステップS75: 再生コンテンツ変更かを判定し、この判定がYesであれば次のステップステップS76に進み、同判定がNoであればステップS72に戻る。
ステップS76: 割り込み再生要求を行い、ステップS72に戻る。
ステップS77: ステップS72のイベント待ちの状態の時に、ユーザー操作により終了の要求があれば合成状態を出て終了処理を行う。
ステップS78: 他方でユーザー操作により中断の要求があれば合成状態を抜け中断処理を行いステップS77に進む(終了処理を行う)。
図8は、コンテンツ再生制御部409の動作の例である。コンテンツ再生制御部409は、視聴制御部408から割り込み再生要求を受信した時、コンテンツ再生中の場合は、再生中のコンテンツの情報と、その再生位置を、コンテンツキュー407の先頭に退避させる。また、割り込み再生要求のあったコンテンツの情報がコンテンツキューにあるか確認し、コンテンツキューにある場合は、その情報を使用して再生を開始する。
ステップS76: 割り込み再生要求を行い、ステップS72に戻る。
ステップS77: ステップS72のイベント待ちの状態の時に、ユーザー操作により終了の要求があれば合成状態を出て終了処理を行う。
ステップS78: 他方でユーザー操作により中断の要求があれば合成状態を抜け中断処理を行いステップS77に進む(終了処理を行う)。
図8は、コンテンツ再生制御部409の動作の例である。コンテンツ再生制御部409は、視聴制御部408から割り込み再生要求を受信した時、コンテンツ再生中の場合は、再生中のコンテンツの情報と、その再生位置を、コンテンツキュー407の先頭に退避させる。また、割り込み再生要求のあったコンテンツの情報がコンテンツキューにあるか確認し、コンテンツキューにある場合は、その情報を使用して再生を開始する。
再生装置402がコンテンツの再生中に、コンテンツの終端に達するとき、コンテンツ再生処理部411は、再生完了通知を、コンテンツ再生制御部409に送信する。コンテンツ再生制御部409は、コンテンツ再生処理部411から再生完了通知を受け取ったとき、コンテンツキューの先頭からコンテンツ情報を取り出し、コンテンツ再生処理部411を用いて、該当するコンテンツの再生を開始する。
視聴制御部408は、現在または過去のユーザー操作を、コンテンツ再生制御部409に伝達する。例えば番組の視聴予約情報は、過去のユーザー操作として視聴制御部が管理し、該当する日時にコンテンツ再生制御部409に伝達される。再生装置402が、ユーザー操作をトリガとして、外部コンテンツ供給源のコンテンツの再生を開始するとき、視聴制御部408は、コンテンツ再生制御部409に、割り込み再生要求を発行する。コンテンツ再生制御部409は、コンテンツを再生している状態で割り込み再生要求を受信したとき、コンテンツ再生処理部411を用いて、再生を停止する。次に、コンテンツ再生制御部409は、再生していたコンテンツの情報を、コンテンツキュー407に格納する。このとき、コンテンツ再生制御部409は、再生していたコンテンツの再生位置を次回の再生開始位置として、コンテンツキュー407に格納する。そして、コンテンツ再生制御部409は、コンテンツ受信部140を用いて、外部コンテンツ供給源からコンテンツを受信し、コンテンツ再生処理部411を用いて、当該コンテンツを再生する。
ステップS81: 初期化処理を行い、以下の合成状態へ入る。
ステップS82: 合成状態の中ではまずイベント待ちとなる。ここで再生状態取得要求を受信するか割り込み再生要求を受信するか再生完了通知を受信したら、夫々ステップS87かステップS88か次のステップS83に進む。
ステップS82: 合成状態の中ではまずイベント待ちとなる。ここで再生状態取得要求を受信するか割り込み再生要求を受信するか再生完了通知を受信したら、夫々ステップS87かステップS88か次のステップS83に進む。
ステップS83: 次コンテンツを取得する動作をし次のステップS84に進む。
ステップS84: 次コンテンツが存在かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS85に進み、同判定がNoであればステップS82に戻る。
ステップS85: 次コンテンツが有効かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS86に進み、同判定がNoであればステップS83に戻る。
ステップS86: 次コンテンツの再生開始を実施し、ステップS82に戻る。
ステップS87: 再生状態を取得し、ステップS82に戻る。
ステップS88: 対象コンテンツが存在かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS89に進み、同判定がNoであればステップS82に戻る。
ステップS89: コンテンツ再生中かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS90に進み、同判定がNoであればステップS92に進む。
ステップS90: 現コンテンツの再生停止を実施し、次のステップS91に進む。
ステップS91: 現コンテンツの情報退避を実施し、次のステップS92に進む。
ステップS92: コンテンツキューのコンテンツを割込再生かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS93に進み、同判定がNoであればステップS86に進む。
ステップS84: 次コンテンツが存在かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS85に進み、同判定がNoであればステップS82に戻る。
ステップS85: 次コンテンツが有効かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS86に進み、同判定がNoであればステップS83に戻る。
ステップS86: 次コンテンツの再生開始を実施し、ステップS82に戻る。
ステップS87: 再生状態を取得し、ステップS82に戻る。
ステップS88: 対象コンテンツが存在かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS89に進み、同判定がNoであればステップS82に戻る。
ステップS89: コンテンツ再生中かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS90に進み、同判定がNoであればステップS92に進む。
ステップS90: 現コンテンツの再生停止を実施し、次のステップS91に進む。
ステップS91: 現コンテンツの情報退避を実施し、次のステップS92に進む。
ステップS92: コンテンツキューのコンテンツを割込再生かを判定し、この判定がYesであれば次のステップS93に進み、同判定がNoであればステップS86に進む。
ステップS93: コンテンツ情報の取得を行い、ステップS86に進む。
ステップS94: ステップS82のイベント待ちの状態の時に、ユーザー操作により終了の要求があれば合成状態を出て終了処理を行う。
ステップS95: 他方でユーザー操作により中断の要求があれば合成状態を抜け中断処理を行いステップS94に進む(終了処理を行う)。
以上、キューを用いてアップロードまたは中断されたコンテンツを自動再生する再生装置について説明した。次のようなことが可能となった。
(1)コンテンツがアップロードされた時、キューの先頭または末尾に、コンテンツの情報が追加されることにより、アップロードされたコンテンツを、再生装置のユーザーインタフェースで指定されることなく、ユーザーの所望する順に連続して再生できるようになった。
ステップS94: ステップS82のイベント待ちの状態の時に、ユーザー操作により終了の要求があれば合成状態を出て終了処理を行う。
ステップS95: 他方でユーザー操作により中断の要求があれば合成状態を抜け中断処理を行いステップS94に進む(終了処理を行う)。
以上、キューを用いてアップロードまたは中断されたコンテンツを自動再生する再生装置について説明した。次のようなことが可能となった。
(1)コンテンツがアップロードされた時、キューの先頭または末尾に、コンテンツの情報が追加されることにより、アップロードされたコンテンツを、再生装置のユーザーインタフェースで指定されることなく、ユーザーの所望する順に連続して再生できるようになった。
(2)複数のコンテンツが再生順序情報と共に再生装置にアップロードされた場合、前記再生順序情報に従って順に、コンテンツの情報が、キューの先頭または末尾に追加されることにより、アップロードされた複数のコンテンツ一括して、再生装置のユーザーインタフェースで指定されることなく、ユーザーの所望する順に連続して再生できるようになった。
(3)コンテンツのアップロードやユーザー操作により、再生するコンテンツを変更する場合、現在再生中のコンテンツの再生を中断し、キューに再生開始位置を保存することにより、再生装置は、複数のコンテンツの再生再開順序と、それぞれの再開位置を保持できるようになった。
(4) キューから情報を取り出してコンテンツを再生する際に、取り出した情報に再生開始位置が含まれている場合、再生開始位置から再生を開始することにより、再生装置は、視聴中断したコンテンツを、中断順または逆順に自動で再生開始位置から再生再開できるようになった。
(5)キューから情報を取り出してコンテンツを再生する際に、取り出した情報が無効の場合、キューから、その次のコンテンツの情報を取り出し、再生を開始することにより、再生のためのユーザー操作を省力化することができた。
先行技術では、再生開始位置などのコンテンツ情報を格納したキューを持たないため、受信順にしか再生することができない。一方、本実施形態に関わる再生装置は、再生開始位置などのコンテンツ情報を格納したキューを持つため、受信順にコンテンツを再生する以外に、第1のコンテンツの視聴を中断して、第2のコンテンツを視聴し、また、第1のコンテンツの視聴を再生開始位置から再開する、といった、柔軟なコンテンツ再生を実現することができる。
本実施形態は、クライアントからアップロードされた映像や音楽、写真などのコンテンツ、または、インターネットやホームネットワーク上のコンテンツ配信サーバーや放送波、別の再生装置などの外部コンテンツ供給源から受信したコンテンツを再生する装置が、コンテンツを再生する際の、ユーザー操作を省力化する技術に関する。
従来の、一般的なクライアントからアップロードされたコンテンツを再生する装置では、クライアントでのアップロード操作と、再生装置でのコンテンツ指定操作と再生操作の3つの操作を行う必要があった。ところがこのような、コンテンツを蓄積する再生装置では、膨大な量のコンテンツを蓄積する傾向があり、蓄積されたコンテンツの中から、所望のコンテンツを指定する操作には労力が必要となる場合があった。
本実施形態に関わる再生装置では、ユーザーがクライアントからコンテンツをアップロードする操作を行うのみで、クライアントからコンテンツをアップロードし、アップロードされたコンテンツを再生することができる。これはアップロードされたコンテンツの情報をコンテンツキューに格納し、コンテンツキューから順にコンテンツの情報を取得して再生していくためである。また、ユーザーがキューにないコンテンツの割り込み再生操作をした場合は、再生中のコンテンツの情報は、再生位置情報と共に、コンテンツキューに格納される。この割り込み再生操作は多重に行うことができるため、本実施形態に関わる再生装置では、複数のコンテンツに対して、視聴済みの再生位置からの再生再開を、次々と行っていく、ということが、簡単な操作で行うことができる。
(実施形態の補足)
キューに蓄積されたコンテンツ情報を読み出して、コンテンツを再生する装置において、以下の特徴がある。
(1)コンテンツがアップロードされた時、キューの先頭または末尾に、コンテンツの情報が追加される。
(2)複数のコンテンツが再生順序情報と共に再生装置にアップロードされた場合、前記再生順序情報に従って順に、コンテンツの情報が、キューの先頭または末尾に追加される。
キューに蓄積されたコンテンツ情報を読み出して、コンテンツを再生する装置において、以下の特徴がある。
(1)コンテンツがアップロードされた時、キューの先頭または末尾に、コンテンツの情報が追加される。
(2)複数のコンテンツが再生順序情報と共に再生装置にアップロードされた場合、前記再生順序情報に従って順に、コンテンツの情報が、キューの先頭または末尾に追加される。
(3)コンテンツのアップロードやユーザー操作により、再生するコンテンツを変更する場合、現在再生中のコンテンツの再生を中断し、キューに再生開始位置を保存する。キューの、中断したコンテンツの情報の前に、新しく再生するコンテンツの情報を格納し、そのコンテンツを再生する。
(4)キューから情報を取り出してコンテンツを再生する際に、取り出した情報に再生開始位置が含まれている場合、中断位置から再生を開始する。
(5)キューから情報を取り出してコンテンツを再生する際に、取り出したコンテンツの情報が無効の場合、キューから、その次のコンテンツの情報を取り出し、再生を開始する。
(5)キューから情報を取り出してコンテンツを再生する際に、取り出したコンテンツの情報が無効の場合、キューから、その次のコンテンツの情報を取り出し、再生を開始する。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
1…映像配信システム、100…映像再生装置、102…記憶領域、103…記憶領域、104…コンテンツ格納部、105…ログイン処理部、106…設定変更部、107…コンテンツ配信部、111…チューナ、112…復調部、113…信号処理部、121…音声処理部、122…スピーカ、131…映像処理部、133…表示処理部、134…ディスプレイ、150…制御部、151…CPU、152…ROM、153…RAM、154…EEPROM、160…記憶装置、161…操作入力部、162…受光部、163…リモートコントローラ、171…LANインターフェース、173…HDMI端子、200…映像記録装置、201…記憶領域、202…記憶領域、203…ログイン処理部、204…設定変更部、205…コンテンツ再生部、222…スピーカ、223…マイク、234…ディスプレイ、235…タッチセンサ、250…制御部、251…CPU、252…ROM、253…RAM、254…EEPROM、261…操作入力部、272…LANインターフェース、274…記憶装置、300…無線通信端末。
Claims (6)
- 外部から入力されるコンテンツのコンテンツ情報を蓄積するキューを備えた、前記コンテンツを再生する再生装置において、
前記コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、
前記コンテンツ情報に基づいて前記コンテンツを再生するコンテンツ再生処理部とを備え、
前記コンテンツが入力される際、前記キューの先頭または末尾に、前記コンテンツ情報が追加される再生装置。 - 複数の前記コンテンツが再生順序情報と共に入力された場合、前記再生順序情報に従って順に、前記コンテンツ情報が、前記キューの先頭または末尾に追加される請求項1に記載の再生装置。
- 前記コンテンツが入力される際またはユーザー操作により、再生する前記コンテンツを変更する場合、現在再生中の前記コンテンツの再生の中断を行い、前記キューにこの中断の位置を再生開始位置として保存し、前記キューの中断した前記コンテンツ情報の前に、新しく再生する前記コンテンツ情報を格納し、このコンテンツを再生する請求項1に記載の再生装置。
- 前記キューから前記コンテンツ情報を取り出して前記コンテンツを再生する際に、取り出したこのコンテンツ情報に再生開始位置が含まれている場合、この再生開始位置から再生を開始する請求項1に記載の再生装置。
- 前記キューから前記コンテンツ情報を取り出して前記コンテンツを再生する際に、取り出したこのコンテンツ情報が無効の場合、前記キューからこのコンテンツ情報の次の前記コンテンツ情報を取り出し、再生を開始する請求項1に記載の再生装置。
- 外部から入力されるコンテンツのコンテンツ情報を蓄積するキューを備えた、前記コンテンツを再生する再生装置における再生方法であって、
前記コンテンツを格納するコンテンツ格納工程と、
前記コンテンツ情報に基づいて前記コンテンツを再生するコンテンツ再生工程とを含み、
前記コンテンツが入力される際、前記キューの先頭または末尾に、前記コンテンツ情報が追加される再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012170639A JP2014030161A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 再生装置及び再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012170639A JP2014030161A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 再生装置及び再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014030161A true JP2014030161A (ja) | 2014-02-13 |
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ID=50202455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012170639A Pending JP2014030161A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 再生装置及び再生方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014030161A (ja) |
-
2012
- 2012-07-31 JP JP2012170639A patent/JP2014030161A/ja active Pending
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