JP2002141225A - 積層型電子部品の製造方法 - Google Patents

積層型電子部品の製造方法

Info

Publication number
JP2002141225A
JP2002141225A JP2000337481A JP2000337481A JP2002141225A JP 2002141225 A JP2002141225 A JP 2002141225A JP 2000337481 A JP2000337481 A JP 2000337481A JP 2000337481 A JP2000337481 A JP 2000337481A JP 2002141225 A JP2002141225 A JP 2002141225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
coil conductor
conductor pattern
coil
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000337481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4064049B2 (ja
Inventor
Seiichi Kobayashi
小林  清一
Tadayoshi Nagasawa
忠義 長沢
Yutaka Noguchi
野口  裕
Hiroyasu Mori
森  博康
Mitsuo Sakakura
光男 坂倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toko Inc filed Critical Toko Inc
Priority to JP2000337481A priority Critical patent/JP4064049B2/ja
Priority to US09/985,379 priority patent/US6692609B2/en
Priority to CNB011338849A priority patent/CN1242434C/zh
Publication of JP2002141225A publication Critical patent/JP2002141225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4064049B2 publication Critical patent/JP4064049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • H01F41/046Printed circuit coils structurally combined with ferromagnetic material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49073Electromagnet, transformer or inductor by assembling coil and core

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性体層を形成する際に溝内に磁性体ペース
トがにじんで溝がつぶれやすく、非磁性体部が形成でき
なくなる。 【解決手段】 第1のコイル用導体パターンが形成され
た第1の磁性体層の上面全体に第2の磁性体層を形成し
た後、この第2の磁性体層にレーザ加工によりループ状
の溝が形成される。このループ状の溝内の一部分に非磁
性体部が形成される。第1のコイル用導体パターンの端
部にその一方の端部が重畳し、他方の端部が非磁性体部
表面に延在する様に第2のコイル用導体パターンが印刷
される。 【効果】 形状を小型化しても隣接するコイル用導体パ
ターン間に非磁性体部を形成することができ、かつコイ
ル用導体パターンや磁性体層の印刷精度を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体層とコイル
用導体パターンを順次形成して積層体内に磁性体層間を
周回するコイルパターンが形成され、隣接するコイル用
導体パターン間に非磁性体部が形成された積層型電子部
品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の積層型電子部品に、例えば、図5
に示す様に磁性体層51とコイル用導体パターン52を
交互に印刷し、磁性体層間のコイル用導体パターン52
をその端部が重畳する様に接続して積層体内にコイルパ
ターンが形成されたインダクタンス素子がある。この様
な積層型電子部品は、コイル用導体パターン52の周囲
がすべて磁性体で埋められているため、磁束の流れは全
てがφ1、φ2といった理想的な分布とならないで、φ
A、φBの様に漏れフラックスが生じる。また、この積
層型電子部品は、上下に隣接するコイル用導体パターン
に流れる電流の向きが逆になるので、その電流によって
発生する磁束の向きも逆になる。従って、この様な従来
の積層型電子部品は、磁気的な結合が低下し、大きなイ
ンダクタンス値を得ることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な問題を解決す
るために、図6に示す様に磁性体層61とコイル用導体
パターン62を交互に印刷し、積層体内に磁性体層間を
周回するコイルパターンが形成され、上下に隣接するコ
イル用導体パターン間に非磁性体部63を形成した積層
型電子部品がある。この積層型電子部品は、上下に隣接
するコイル用導体パターン間に非磁性体部63が形成さ
れるので、上下に隣接するコイル用導体パターン間に流
れようとする磁束がこの非磁性体部によってさえぎら
れ、磁束の流れは全てが理想的な分布となる。この様な
積層型電子部品は、図7に示す様に、コイル用導体パタ
ーン72が印刷された磁性体層71の半面に、コイル用
導体パターン72が露出する様に磁性体ペーストを印刷
して磁性体層73に溝74を形成し、この溝内に非磁性
体を印刷して非磁性体部75を形成した後、コイル用導
体パターンをその端部が下層のコイル用導体パターンの
端部に重畳する様に印刷して製造される。近年、この種
の積層型電子部品は、実装される電子機器の小型化にと
もない小型化が進められている。この様な状況の中、従
来の積層型電子部品は、小型化しようとした場合溝の幅
も細くなる傾向にあり、磁性体層を形成する際に溝内に
磁性体ペーストがにじんで溝がつぶれやすく、非磁性体
部が形成できなくなるという問題があった。また、従来
の積層型電子部品は、磁性体層を半面ずつ形成している
ので、層が増えるたびに印刷面の凹凸が増大し、コイル
用導体パターン、磁性体層及び、非磁性体部の印刷精度
が劣化するという問題があった。
【0004】本発明は、形状を小型化しても隣接するコ
イル用導体パターン間に非磁性体部を形成することがで
き、かつコイル用導体パターンや磁性体層の印刷精度を
向上させることができる積層型電子部品の製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の積層型電子部品
の製造方法は、磁性体層に形成される溝の形成手段、形
成時期及び、溝の形状を改良することにより前述の課題
を解決するものである。すなわち、磁性体層とコイル用
導体パターンを順次形成して、積層体内に磁性体層間を
周回するコイルパターンが形成され、隣接するコイル用
導体パターン間に非磁性体部が形成された積層型電子部
品の製造方法において、第1のコイル用導体パターンが
形成された第1の磁性体層の上面全体に第2の磁性体層
を形成する第1の工程、第2の磁性体層のコイル導体パ
ターンと非磁性体部の積層位置と対応する位置にレーザ
加工によりループ状の溝を形成する第2の工程、ループ
状の溝内の一部分に非磁性体部を形成する第3の工程及
び、第1のコイル用導体パターンの端部にその一方の端
部が重畳し、他方の端部が非磁性体部表面に延在する様
に第2のコイル用導体パターンを印刷する第4の工程を
繰り返すことによりコイルパターンが形成される。ま
た、本発明は、磁性体層とコイル用導体パターンを順次
形成して、積層体内に磁性体層間を周回するコイルパタ
ーンが形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非
磁性体部が形成された積層型電子部品の製造方法におい
て、第1のコイル用導体パターンが形成された第1の磁
性体層の上面全体に第2の磁性体層を形成する第1の工
程、第2の磁性体層のコイル導体パターンと非磁性体部
の積層位置と対応する位置にレーザ加工によりループ状
の溝を形成する第2の工程、ループ状の溝内に非磁性体
部を形成する第3の工程及び、非磁性体部の第1のコイ
ル用導体パターンの端部に対応する位置にレーザ加工に
よりスルーホールを形成し、非磁性体部の表面に第2の
コイル用導体パターンを印刷する第4の工程を繰り返す
ことによりコイルパターンが形成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、磁性体層とコイル用導
体パターンを順次形成して、積層体内に磁性体層間を周
回するコイルパターンが形成され、隣接するコイル用導
体パターン間に非磁性体部が形成された積層型電子部品
の製造方法において、第1のコイル用導体パターンが形
成された第1の磁性体層の上面全体に印刷により第2の
磁性体層を形成する第1の工程、第2の磁性体層のコイ
ル導体パターンと非磁性体部の積層位置と対応する位置
にレーザ加工によりループ状の溝を形成する第2の工
程、ループ状の溝内に第1のコイル用導体パターンの端
部が露出するようにループの半ターン分の非磁性体部を
形成する第3の工程及び、第1のコイル用導体パターン
の端部にその一方の端部が重畳し、他方の端部が非磁性
体部表面に延在する様に第2のコイル用導体パターンを
印刷する第4の工程を繰り返すことによりコイルパター
ンが形成される。また、本発明は、磁性体層とコイル用
導体パターンを順次形成して、積層体内に磁性体層間を
周回するコイルパターンが形成され、隣接するコイル用
導体パターン間に非磁性体部が形成された積層型電子部
品の製造方法において、第1のコイル用導体パターンが
形成された第1の磁性体層の上面に磁性体シートを積層
して第2の磁性体層を形成する第1の工程、第2の磁性
体層のコイル導体パターンと非磁性体部の積層位置と対
応する位置にレーザ加工によりループ状の溝を形成する
第2の工程、ループ状の溝内に第1のコイル用導体パタ
ーンの端部が露出するようにループの半ターン分の非磁
性体部を形成する第3の工程及び、第1のコイル用導体
パターンの端部にその一方の端部が重畳し、他方の端部
が非磁性体部表面に延在する様に第2のコイル用導体パ
ターンを印刷する第4の工程を繰り返すことによりコイ
ルパターンが形成される。
【0007】本発明の積層型電子部品の製造方法は、コ
イル用導体パターンが形成された第1の磁性体層の上面
全体に第2の磁性体層を形成した後、この第2の磁性体
層のコイル導体パターンと非磁性体部の積層位置と対応
する位置にレーザ加工によりループ状の溝が形成され
る。このループ状の溝内の一部又は全体に非磁性体ペー
ストを印刷してループ状の溝内の一部又は全体に非磁性
体部が形成される。ループ状の溝内の一部に非磁性体部
が形成された場合は溝の底面に露出したコイル用導体パ
ターンの端部にその一方の端部が重畳し、他方の端部が
非磁性体部表面に延在する様にコイル用導体パターンが
印刷され、ループ状の溝内の全体に非磁性体部が形成さ
れた場合は非磁性体部のコイル用導体パターンの端部に
対応する位置にレーザ加工によりスルーホールが形成さ
れた後非磁性体部の表面にコイル用導体パターンが印刷
される。そして、これらの工程を所定のターン数が得ら
れるまで繰り返すことにより、積層体内に所定ターン数
のコイルパターンが形成される。この様に形成された積
層型電子部品は、コイル用導体パターンが印刷された第
1の磁性体層の上面全体に第2の磁性体層を形成した
後、第2の磁性体層に非磁性体部を形成するためのルー
プ状の溝が形成されるので、非磁性体ペーストや導体ペ
ーストを印刷するためのマスクを搭載する面が平らにな
る。また、第2の磁性体層に形成される溝はループ状な
ので、ループ状の溝内の一部に非磁性体部を形成する場
合、非磁性体ペーストや導体ペーストのにじみは溝の延
在方向に限定される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の積層型電子部品の製造方法の
実施例を示す図1乃至図4を参照して説明する。図1は
本発明の積層型電子部品の製造方法の第1の実施例を示
す上面図、図2は本発明に係る積層型電子部品の断面
図、図3は本発明の積層型電子部品の製造方法の第2の
実施例を示す上面図、図4は本発明に係る別の積層型電
子部品の断面図である。本発明に係る積層型電子部品と
しては、例えば図2に示す様に、磁性体層21とコイル
用導体パターン22を順次形成して、積層体内に磁性体
層間を周回し、その軸が実装面に対して垂直なコイルパ
ターンが形成され、隣接するコイル用導体パターン22
間に非磁性体部23が形成されたものがある。コイルパ
ターンの両端は、積層体に形成された外部電極24に接
続される。
【0009】この積層型電子部品のコイルパターンは、
以下のようにして形成される。まず、図1(A)に示す
様に磁性体層11の表面に、コイル用導体パターン12
Aが印刷される。磁性体層11はフェライトで形成され
る。また、コイル用導体パターンは、銀、ニッケル、銀
パラジュウム、銅等の導体をペースト状にしたものが用
いられ、図1では1/2ターン分が印刷されている。次
に、図1(B)に示す様にこのコイル用導体パターンが
形成された磁性体層の表面全体に磁性体層13が形成さ
れる。磁性体層13は、フェライトをペースト状にした
ものを磁性体層11の表面全体に印刷したり、磁性体層
11の表面に磁性体シートを積層することにより形成さ
れる。続いて、図1(C)に示す様に、この磁性体層1
3にレーザ加工によりループ状の溝14が形成される。
この溝14は、コイル用導体パターンと非磁性体部が積
層される位置に沿ってループ状にレーザ光を磁性体層1
3に照射することにより、磁性体層13のレーザ光が照
射された部分が加工されてループ状に形成される。この
溝14の底面には、コイル用導体パターン12Aが露出
する。なお、図1(C)では、コイル用導体パターン1
2Aがコイルパターンの一端側の1ターン未満を構成し
ているので、溝の一部には磁性体層11が露出する。さ
らに続いて、図1(D)に示す様に、ループ状の溝14
内に非磁性体部15が形成される。非磁性体部15は、
コイル用導体パターン12Aの端部が露出する様に溝1
4内の一部分(図1(D)ではループの半ターン分)に
非磁性体をペースト状にしたものが印刷されて形成され
る。この非磁性体部15は、その表面が磁性体層13の
表面とほぼ同じ高さになるように形成される。続いて、
図1(E)に示す様に、その一端がコイル用導体パター
ン12Aの端部に重畳し、他端が非磁性体部15の表面
に延在する様にコイル用導体パターン12Bが非磁性部
の表面に印刷される。この場合、非磁性体部の一部15
Aはコイル用導体パターンが印刷されずに露出したまま
残される。さらに、図1(F)に示す様に、このコイル
用導体パターンが形成された磁性体層の表面全体には、
フェライトをペースト状にしたものを印刷したり、磁性
体シートを積層することにより磁性体層16が形成され
る。次に、図1(G)に示す様に、この磁性体層16に
レーザ加工によりループ状の溝17が形成される。この
溝17は、コイル用導体パターンと非磁性体部が積層さ
れる位置に沿ってループ状にレーザ光を照射して、コイ
ル用導体パターンと非磁性体部が積層される位置をルー
プ状に除去することにより形成される。この溝17の底
面には、コイル用導体パターン12Aと12B及び非磁
性体部の一部15Aが露出する。続いて、図1(H)に
示す様に、ループ状の溝17内に非磁性体部18が形成
される。非磁性体部18は、コイル用導体パターン12
Bの他端の端部が露出する様に溝18内の一部分(図1
(H)ではループの残りの半ターン分)に非磁性体をペ
ースト状にしたものが印刷されて形成される。この非磁
性体部18は、その表面が磁性体層16の表面とほぼ同
じ高さになるように形成される。そして、この工程に続
けてコイル用導体パターンの印刷、磁性体層の形成、磁
性体層にレーザ加工によるループ状の溝の形成、溝内に
非磁性体部の形成を所定回数繰り返し、最後に図1
(I)に示すようにコイル用導体パターン12nを印刷
すことにより所定ターンを有するコイルパターンが形成
される。この様に形成されたコイルパターンは、隣接す
るコイル用導体パターン間に非磁性体部が形成されるこ
とになる。なお、磁性体層にループ状の溝を形成するた
めのレーザ加工に用いられるレーザの種類は、磁性体層
が加工しやすく、かつ非磁性体部とコイル用導体パター
ンが加工されにくいものを選択することにより加工性を
よくできる。
【0010】また、本発明に係る別の積層型電子部品と
しては、図4に示す様に、磁性体層41とコイル用導体
パターン42を順次形成して、積層体内に磁性体層間を
周回し、その軸が実装面に対して平行なコイルパターン
が形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非磁性
体部43が形成されたものがある。積層体の両端部の磁
性体層には、コイルパターンの両端を積層体の両端に形
成された外部端子44に接続するための引出し電極45
が形成される。
【0011】この積層型電子部品のコイルパターンは、
以下のようにしても形成することができる。まず、図3
(A)に示す様に磁性体層31の表面に、コイル用導体
パターン32が印刷される。磁性体層31は、フェライ
トで形成される。また、コイル用導体パターン32は、
銀、ニッケル、銀パラジュウム、銅等の導体をペースト
状にしたものが用いられ、図3では3/4ターン分が形
成されている。図4の積層型電子部品では、引出し電極
が形成された磁性体セラミックの層又は積層体の表面の
全体に磁性体層31が形成され、所定の位置に引出し電
極と接続するためのスルーホールが形成されてこの磁性
体層にコイル用導体パターンを印刷することによりコイ
ルパターンの一端が形成される。次に、図3(B)に示
す様に、このコイル用導体パターンが形成された磁性体
層の表面全体に磁性体層33が形成される。磁性体層3
3は、フェライトをペースト状にしたものを磁性体層3
1の表面全体に印刷したり、磁性体層31の表面に磁性
体シートを積層することにより形成される。続いて、図
3(C)に示す様に、この磁性体層33にレーザ加工に
よりループ状の溝34が形成される。この溝34は、コ
イル用導体パターンと非磁性体部が積層される位置に沿
ってループ状にレーザ光を照射することにより、磁性体
層33のレーザ光が照射された部分が加工されてループ
状に形成される。この溝34の底面には、コイル用導体
パターン32が露出する。なお、図3(C)では、コイ
ル用導体パターン32がコイルパターンの一端側の1タ
ーン未満を構成しているので、溝の一部には磁性体層3
1が露出する。さらに続いて、図3(D)に示す様に、
このループ状の溝内に非磁性体部35が形成される。非
磁性体部35は、溝34内に非磁性体をペースト状にし
たものが印刷され、その表面が磁性体層33の表面と同
じ高さになる様に形成される。続いて、図3(E)に示
す様に、非磁性体部35における下層のコイル用導体パ
ターンの端部に対応する位置にスルーホールSが形成さ
れる。さらに、図3(F)に示す様に、その一端が下層
のコイル用導体パターンの他端と対向する様に非磁性体
部35の表面にコイル用導体パターン32が印刷され
る。この時、非磁性体部の一部35Aはコイル用導体パ
ターンが印刷されずに露出したまま残される。次に、図
3(G)に示す様に、このコイル用導体パターンが形成
された磁性体層の表面全体には、フェライトをペースト
状にしたものを印刷したり、磁性体シートを積層するこ
とにより磁性体層36が形成される。続いて、図3
(H)に示す様に、この磁性体層36のコイル用導体パ
ターンと非磁性体部が積層される位置に沿ってループ状
にレーザ光を照射して、磁性体層36にループ状の溝3
7が形成される。この溝37の底面には、コイル用導体
パターン32が露出する。また、この溝37の一部には
非磁性体部の一部35Aが露出する。さらに続いて、図
3(I)に示す様にこのループ状の溝内に非磁性体をペ
ースト状にしたものが印刷されてその表面が磁性体層3
6の表面と同じ高さになる様に非磁性体部38が形成さ
れた後、図3(J)に示す様に非磁性体部38における
下層のコイル用導体パターンの端部に対応する位置にス
ルーホールSが形成される。そして、この工程に続けて
コイル用導体パターンの印刷、磁性体層の形成、磁性体
層にレーザ加工によるループ状の溝の形成、溝内に非磁
性体部の形成を所定回数繰り返し、最後に図3(K)に
示すようにコイル用導体パターン32を印刷すことによ
り所定ターンを有するコイルパターンが形成される。図
4の積層型電子部品では、このコイルパターンの他端が
形成された磁性体層の表面に、引出し電極が形成された
磁性体セラミックの層又は積層体が積層され、積層体の
両端(積層体における磁性体層の積層方向と垂直な面)
に外部電極が形成される。
【0012】以上、本発明の積層型電子部品の製造方法
の実施例を述べたが、この実施例に限られるものではな
い。例えば、非磁性体部は、その表面が磁性体層の表面
よりも低くなる様に形成し、その窪みにコイル用導体パ
ターンを印刷してもよい。この様に形成した場合は、い
ずれの実施例のものよりもコイル用導体パターンの印刷
精度を向上させることができる。また、第1の実施例で
は非磁性体部をループ状の溝内に半ターン分ずつ形成し
ているが、非磁性体部は、コイル用導体パターンの端部
が露出していればよく、またコイル用導体パターンのタ
ーン数に応じて溝内に形成する分量を調整することがで
きる。さらに、第1の実施例では、図2に示す積層型電
子部品を製造する場合を示したが、図4に示す積層型電
子部品を製造することもできる。その場合、コイルパタ
ーンの両端は磁性体層の端面に引き出さずに、コイルパ
ターンの両端に引出し電極が形成された磁性体セラミッ
クの層又は積層体を積層し、これらの積層体の両端部に
外部電極を形成すればよい。またさらに、第2の実施例
では、図4に示す積層型電子部品を製造する場合を示し
たが、図2に示す積層型電子部品を製造することもでき
る。その場合、コイルパターンの両端を磁性体層の端面
に引出し、積層体における磁性体層の積層方向と平行な
面に形成された外部電極と接続すればよい。
【0013】また、本発明の積層型電子部品の製造方法
は、積層体内に2つ以上のコイルパターンを形成してト
ランスを構成したものや、積層体内にコイルパターンと
容量素子を構成して機能回路を構成したものにも適用す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上述べた様に本発明の積層型電子部品
の製造方法は、コイル用導体パターンが形成された第1
の磁性体層の上面全体に第2の磁性体層を形成する第1
の工程、第2の磁性体層にレーザ加工によりループ状の
溝を形成する第2の工程、ループ状の溝内の一部分に非
磁性体部を形成する第3の工程及び、コイル用導体パタ
ーンの端部にその一方の端部が重畳し、他方の端部が非
磁性体部表面に延在する様にコイル用導体パターンを印
刷する第4の工程を繰り返すことにより積層体内に磁性
体層間を周回するコイルパターンが形成され、隣接する
コイル用導体パターン間に非磁性体部が形成されるの
で、印刷面を平らにすることができると共に、非磁性体
部やコイル用導体パターンのにじみ方向を最小限にする
ことができ、さらにコイル用導体パターン同士を正確に
接続することができる。また、本発明の積層型電子部品
の製造方法は、コイル用導体パターンが形成された第1
の磁性体層の上面全体に第2の磁性体層を形成する第1
の工程、第2の磁性体層にレーザ加工によりループ状の
溝を形成する第2の工程、ループ状の溝内に非磁性体部
を形成する第3の工程及び、非磁性体部のコイル用導体
パターンの端部に対応する位置にレーザ加工によりスル
ーホールを形成し、非磁性体部の表面にコイル用導体パ
ターンを印刷する第4の工程を繰り返すことにより積層
体内に磁性体層間を周回するコイルパターンが形成さ
れ、隣接するコイル用導体パターン間に非磁性体部が形
成されるので、印刷面を平らにすることができると共
に、コイル用導体パターン同士を正確に接続することが
できる。従って、本発明の積層型電子部品の製造方法
は、形状を小型化しても隣接するコイル用導体パターン
間に非磁性体部を形成することができ、かつコイル用導
体パターンや磁性体層の印刷精度を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の積層型電子部品の製造方法の第1の
実施例を示す上面図である。
【図2】 本発明に係る積層型電子部品の断面図であ
る。
【図3】 本発明の積層型電子部品の製造方法の第2の
実施例を示す上面図である。
【図4】 本発明に係る別の積層型電子部品の断面図で
ある。
【図5】 従来の積層型電子部品を示す断面図である。
【図6】 従来の別の積層型電子部品を示す断面図であ
る。
【図7】 従来の積層型電子部品の製造方法を示す上面
図である。
【符号の説明】
11、13、16 磁性体 12A、12B コイル用導体パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 裕 埼玉県比企郡玉川村大字玉川字日野原828 番地 東光株式会社玉川工場内 (72)発明者 森 博康 埼玉県比企郡玉川村大字玉川字日野原828 番地 東光株式会社玉川工場内 (72)発明者 坂倉 光男 埼玉県比企郡玉川村大字玉川字日野原828 番地 東光株式会社玉川工場内 Fターム(参考) 5E062 DD04 5E070 AA01 AB02 CB01 CB13 CB17 CC03 EA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体層とコイル用導体パターンを順次
    形成して、積層体内に磁性体層間を周回するコイルパタ
    ーンが形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非
    磁性体部が形成された積層型電子部品の製造方法におい
    て、第1のコイル用導体パターンが形成された第1の磁
    性体層の上面全体に第2の磁性体層を形成する第1の工
    程、第2の磁性体層の該コイル導体パターンと該非磁性
    体部の積層位置と対応する位置にレーザ加工によりルー
    プ状の溝を形成する第2の工程、該ループ状の溝内の一
    部分に非磁性体部を形成する第3の工程及び、該第1の
    コイル用導体パターンの端部にその一方の端部が重畳
    し、他方の端部が非磁性体部表面に延在する様に第2の
    コイル用導体パターンを印刷する第4の工程を繰り返す
    ことによりコイルパターンが形成されることを特徴とす
    る積層型電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 磁性体層とコイル用導体パターンを順次
    形成して、積層体内に磁性体層間を周回するコイルパタ
    ーンが形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非
    磁性体部が形成された積層型電子部品の製造方法におい
    て、第1のコイル用導体パターンが形成された第1の磁
    性体層の上面全体に印刷により第2の磁性体層を形成す
    る第1の工程、第2の磁性体層の該コイル導体パターン
    と該非磁性体部の積層位置と対応する位置にレーザ加工
    によりループ状の溝を形成する第2の工程、該ループ状
    の溝内の一部分に非磁性体部を形成する第3の工程及
    び、該第1のコイル用導体パターンの端部にその一方の
    端部が重畳し、他方の端部が非磁性体部表面に延在する
    様に第2のコイル用導体パターンを印刷する第4の工程
    を繰り返すことによりコイルパターンが形成されること
    を特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 磁性体層とコイル用導体パターンを順次
    形成して、積層体内に磁性体層間を周回するコイルパタ
    ーンが形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非
    磁性体部が形成された積層型電子部品の製造方法におい
    て、第1のコイル用導体パターンが形成された第1の磁
    性体層の上面に磁性体シートを積層して第2の磁性体層
    を形成する第1の工程、第2の磁性体層の該コイル導体
    パターンと該非磁性体部の積層位置と対応する位置にレ
    ーザ加工によりループ状の溝を形成する第2の工程、該
    ループ状の溝内の一部分に非磁性体部を形成する第3の
    工程及び、該第1のコイル用導体パターンの端部にその
    一方の端部が重畳し、他方の端部が非磁性体部表面に延
    在する様に第2のコイル用導体パターンを印刷する第4
    の工程を繰り返すことによりコイルパターンが形成され
    ることを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 磁性体層とコイル用導体パターンを順次
    形成して、積層体内に磁性体層間を周回するコイルパタ
    ーンが形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非
    磁性体部が形成された積層型電子部品の製造方法におい
    て、第1のコイル用導体パターンが形成された第1の磁
    性体層の上面全体に第2の磁性体層を形成する第1の工
    程、第2の磁性体層の該コイル導体パターンと該非磁性
    体部の積層位置と対応する位置にレーザ加工によりルー
    プ状の溝を形成する第2の工程、該ループ状の溝内に非
    磁性体部を形成する第3の工程及び、該非磁性体部の第
    1のコイル用導体パターンの端部に対応する位置にレー
    ザ加工によりスルーホールを形成し、該非磁性体部の表
    面に第2のコイル用導体パターンを印刷する第4の工程
    を繰り返すことによりコイルパターンが形成されること
    を特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 磁性体層とコイル用導体パターンを順次
    形成して、積層体内に磁性体層間を周回するコイルパタ
    ーンが形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非
    磁性体部が形成された積層型電子部品の製造方法におい
    て、第1のコイル用導体パターンが形成された第1の磁
    性体層の上面全体に印刷により第2の磁性体層を形成す
    る第1の工程、第2の磁性体層の該コイル導体パターン
    と該非磁性体部の積層位置と対応する位置にレーザ加工
    によりループ状の溝を形成する第2の工程、該ループ状
    の溝内に非磁性体部を形成する第3の工程及び、該非磁
    性体部の第1のコイル用導体パターンの端部に対応する
    位置にレーザ加工によりスルーホールを形成し、該非磁
    性体部の表面に第2のコイル用導体パターンを印刷する
    第4の工程を繰り返すことによりコイルパターンが形成
    されることを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 磁性体層とコイル用導体パターンを順次
    形成して、積層体内に磁性体層間を周回するコイルパタ
    ーンが形成され、隣接するコイル用導体パターン間に非
    磁性体部が形成された積層型電子部品の製造方法におい
    て、第1のコイル用導体パターンが形成された第1の磁
    性体層の上面に磁性体シートを積層して第2の磁性体層
    を形成する第1の工程、第2の磁性体層の該コイル導体
    パターンと該非磁性体部の積層位置と対応する位置にレ
    ーザ加工によりループ状の溝を形成する第2の工程、該
    ループ状の溝内に非磁性体部を形成する第3の工程及
    び、該非磁性体部の第1のコイル用導体パターンの端部
    に対応する位置にレーザ加工によりスルーホールを形成
    し、該非磁性体部の表面に第2のコイル用導体パターン
    を印刷する第4の工程を繰り返すことによりコイルパタ
    ーンが形成されることを特徴とする積層型電子部品の製
    造方法。
JP2000337481A 2000-11-06 2000-11-06 積層型電子部品の製造方法 Expired - Lifetime JP4064049B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337481A JP4064049B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 積層型電子部品の製造方法
US09/985,379 US6692609B2 (en) 2000-11-06 2001-11-02 Method for manufacturing laminated electronic component
CNB011338849A CN1242434C (zh) 2000-11-06 2001-11-06 叠层电子元件的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337481A JP4064049B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 積層型電子部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002141225A true JP2002141225A (ja) 2002-05-17
JP4064049B2 JP4064049B2 (ja) 2008-03-19

Family

ID=18812855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000337481A Expired - Lifetime JP4064049B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 積層型電子部品の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6692609B2 (ja)
JP (1) JP4064049B2 (ja)
CN (1) CN1242434C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008078229A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Tdk Corp 積層型インダクタ
JP2017050492A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 株式会社村田製作所 電子部品
JP2017224765A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社村田製作所 電子部品
JP2017228768A (ja) * 2016-06-15 2017-12-28 太陽誘電株式会社 コイル部品およびその製造方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252116A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Toko Inc 積層型電子部品及びその製造方法
KR20140081355A (ko) * 2012-12-21 2014-07-01 삼성전기주식회사 무선 충전 부품용 전자기 유도 모듈 및 이의 제조방법
CN105453200B (zh) * 2013-07-29 2017-11-10 株式会社村田制作所 层叠线圈

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1027712A (ja) * 1996-07-09 1998-01-27 Tokin Corp 高電流型積層チップインダクタ
JP3621300B2 (ja) * 1999-08-03 2005-02-16 太陽誘電株式会社 電源回路用積層インダクタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008078229A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Tdk Corp 積層型インダクタ
JP4539630B2 (ja) * 2006-09-19 2010-09-08 Tdk株式会社 積層型インダクタ
JP2017050492A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 株式会社村田製作所 電子部品
US10283248B2 (en) 2015-09-04 2019-05-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component
JP2017228768A (ja) * 2016-06-15 2017-12-28 太陽誘電株式会社 コイル部品およびその製造方法
JP2017224765A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社村田製作所 電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
US20020053128A1 (en) 2002-05-09
CN1242434C (zh) 2006-02-15
CN1354484A (zh) 2002-06-19
JP4064049B2 (ja) 2008-03-19
US6692609B2 (en) 2004-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9349522B2 (en) Coil component
US11482357B2 (en) Coil component and method of manufacturing the same
US9736942B2 (en) Coil component, its manufacturing method, and circuit substrate provided with the coil component
KR101862409B1 (ko) 칩 인덕터 및 칩 인덕터 제조방법
US10998126B2 (en) Coil component and manufacturing methods thereof
US20070057755A1 (en) Solid electrolytic capacitor and manufacturing method thereof
KR20160019266A (ko) 칩 전자부품 및 그 실장기판
CN108288534A (zh) 电感部件
JP2013225718A (ja) コイル部品の製造方法
KR101532172B1 (ko) 칩 전자부품 및 그 실장기판
US6727795B2 (en) Laminated electronic component and manufacturing method
KR20160136048A (ko) 칩 전자부품 및 그 실장기판
KR20150014157A (ko) 박막 인덕터 소자 및 이의 제조방법
JP2006108383A (ja) 積層型電子部品
CN113707428A (zh) 电感器
JP2018182024A (ja) コイル部品
JP2005109097A (ja) インダクタ及びその製造方法
JP2002141225A (ja) 積層型電子部品の製造方法
US10937583B2 (en) Laminated electronic component
JP2005093547A (ja) 高周波コイル及びその製造方法
JPH01173611A (ja) 積層インダクタの製造方法
US11557425B2 (en) Coil component
KR101883036B1 (ko) 적층 전자 부품 및 적층형 칩 안테나
JP6565580B2 (ja) コイル部品及びその製造方法、並びに、コイル部品が実装された回路基板
JP2004319691A (ja) 多層配線基板形成に用いられる異材質部を有するシート形成方法および異材質部を有するシート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040623

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20040623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4064049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term