JP2002141000A - メタルバック付き蛍光体層とその形成方法および画像表示装置 - Google Patents

メタルバック付き蛍光体層とその形成方法および画像表示装置

Info

Publication number
JP2002141000A
JP2002141000A JP2000333365A JP2000333365A JP2002141000A JP 2002141000 A JP2002141000 A JP 2002141000A JP 2000333365 A JP2000333365 A JP 2000333365A JP 2000333365 A JP2000333365 A JP 2000333365A JP 2002141000 A JP2002141000 A JP 2002141000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal back
phosphor layer
film
metal
back film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000333365A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Tanaka
肇 田中
Tomoko Nakazawa
知子 中澤
Takeo Ito
武夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000333365A priority Critical patent/JP2002141000A/ja
Priority to TW090127074A priority patent/TW527625B/zh
Priority to CNB018180949A priority patent/CN1241230C/zh
Priority to PCT/JP2001/009532 priority patent/WO2002037522A1/ja
Priority to US10/415,105 priority patent/US6833663B2/en
Priority to KR10-2003-7005943A priority patent/KR100510225B1/ko
Priority to EP01978962A priority patent/EP1336981A1/en
Publication of JP2002141000A publication Critical patent/JP2002141000A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/20Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
    • H01J9/22Applying luminescent coatings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/10Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
    • H01J29/18Luminescent screens
    • H01J29/28Luminescent screens with protective, conductive or reflective layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FEDにおいて、メタルバック付き蛍光体層
の発光輝度劣化(膜やけ)を抑制し、輝度特性を改善す
る。 【解決手段】 メタルバック付き蛍光体層において、蛍
光体層に対するメタルバック膜の密着度を、両層が接触
している面積の割合で30%以上とする。さらに、メタ
ルバック膜の膜厚を5〜100nmで光透過率を10%以
下にすることで、反射性が良好で高輝度の表示を得るこ
とができる。このようなメタルバック付き蛍光体層は、
透光性基板の内面に形成された蛍光体層の上に、転写フ
ィルムを用いて金属膜を転写することにより形成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタルバック付き
蛍光体層とその形成方法、およびメタルバック付き蛍光
体層を備えた画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、陰極線管(CRT)やフィー
ルドエミッション方式の画像表示装置(FED)などの
フェースプレートでは、透光性パネルの内面に形成され
た蛍光体層の上(内面)に、アルミニウム(Al)など
のメタルバック膜が真空蒸着などの方法で形成されてい
る。メタルバック膜は、電子源から放出された電子によ
って蛍光体から発せられた光のうちで、電子源側に進む
光をパネル側へ反射して輝度を高めたり、蛍光体層の電
位を安定させる役割を果たす。また、真空外囲器内に残
留するガスが電離して生じるイオンにより、蛍光体層が
損傷するのを防ぐ機能も有している。
【0003】一般にFEDでは、電子線の加速電圧が5
00V〜10kVとCRTに比較して低く、電流値を大
きくして蛍光体を発光させている。そのため、蛍光体の
発光輝度が電子線の照射により大幅に低下する、膜やけ
と呼ばれる現象が生じていた。
【0004】このような発光輝度の劣化の原因の一つ
は、電子線の照射により生じた電荷が蛍光体層に蓄積す
るためであると考えられる。従来から、図8に示すよう
に、アルミニウムのメタルバック膜を蛍光体層に形成す
ることにより、メタルバック膜がない場合の1.5〜2
倍程度に輝度を向上させることができることが知られて
いる。また、この輝度劣化の抑制効果はアルミニウム膜
の厚さによってほとんど変わらないとされている。な
お、図8における電子線照射条件は、アノード電圧6k
V、カソード電流150μA/cmで蛍光膜に対して
スポット固定連続照射であり、真空度10−5Paで輝
度を測定したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
らのメタルバック膜では、発光輝度の劣化(蛍光体膜や
け)を抑制する効果が十分でなく、またメタルバック膜
により電子線の一部が吸収されることによる輝度低下が
生じるため、高輝度が長く持続する蛍光面を実現するこ
とができなかった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、蛍光体の発光輝度劣化(膜や
け)が大幅に抑制されたメタルバック付き蛍光体層とそ
の形成方法、および輝度劣化の改善されたメタルバック
付き蛍光体層を備え高輝度の表示が可能な画像表示装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のメタルバック付
き蛍光体層は、請求項1に記載するように、透光性基板
の内面に形成された蛍光体層と、該蛍光体層の上に形成
されたメタルバック膜とを有するメタルバック付き蛍光
体層において、前記蛍光体層に対する前記メタルバック
膜の密着度が、両層が接触している面積の割合で30%
以上であることを特徴とする。
【0008】本発明のメタルバック付き蛍光体層におい
ては、請求項2に記載するように、メタルバック膜の厚
さが5〜100nmであり、かつ該メタルバック膜の光透
過率が10%以下であることが望ましい。また、請求項
3に記載するように、メタルバック膜の少なくとも一方
の主面に、無機微粒子を含む介在層を有することが望ま
しい。
【0009】また、本発明のメタルバック付き蛍光体層
の形成方法は、請求項4に記載するように、透光性基板
の内面に蛍光体層を形成する工程と、ベースフィルムと
その上に積層された離型剤層および金属膜を少なくとも
有する転写フィルムを、その金属膜が前記蛍光体層に接
着剤層を介して接するように配置し、押圧・接着して前
記金属膜を転写した後、前記ベースフィルムを剥ぎ取る
メタルバック膜形成工程と、前記蛍光体層上に前記メタ
ルバック膜が形成された基板を加熱処理する工程とを備
え、前記蛍光体層と前記メタルバック膜との密着度が、
両層が接触している面積の割合で30%以上となるよう
に、前記金属膜を転写することを特徴とする。
【0010】本発明のメタルバック付き蛍光体層の形成
方法においては、請求項5に記載するように、メタルバ
ック膜形成工程で、蛍光体層上に転写フィルムを配置す
る前に、該蛍光体層上に無機微粒子を含む介在層を形成
する工程を有することができる。また、請求項6に記載
するように、基板の加熱処理工程の後に、蛍光体層上に
形成されたメタルバック膜の上に、さらに無機微粒子を
含む介在層を形成する工程を有することができる。
【0011】さらに、本発明の画像表示装置は、請求項
7に記載するように、フェースプレート上に、請求項1
記載のメタルバック付き蛍光体層を有することを特徴と
する。また、この画像表示装置においては、請求項8に
記載するように、フェースプレートと対向配置されたリ
アプレートを備え、前記リアプレート上に多数の電子放
出素子を有するように構成することができる。
【0012】本発明は、メタルバック付き蛍光体層の密
着度と蛍光体の発光輝度の劣化(膜やけ)並びにメタル
バック膜の光透過率(反射性)との関連について、詳細
な実験を実施した結果、達成されたものである。以下
に、実験の詳細を示す。
【0013】まず、密着度と輝度劣化との関係を、以下
に示すようにして調べた。すなわち、公知の方法で作製
した蛍光面上に、蛍光体層との密着状態の異なる3種類
のアウミニウムメタルバック膜A,B,Cを、転写方式
によりそれぞれ形成した。得られたメタルバック付き蛍
光体層は、それぞれ図1(a)〜(c)に斜視的に示す
メタルバック膜の表面、および図2(a)〜(c)に拡
大して示す断面を有する。メタルバック膜の表面状態を
示すSEM写真を基にして、メタルバック膜が蛍光体層
に接触している面積の全表面積に対する割合を密着度と
すると、図1(a)および図2(a)に示すメタルバッ
ク膜Aの密着度は70〜100%、図1(b)および図
2(b)に示すメタルバック膜Bの密着度は30〜69
%、図1(c)および図2(c)に示すメタルバック膜
Cの密着度は30%未満と算定される。なお、これらの
図において、符号1はガラスパネルのような透光性基
板、2は蛍光体粒子、3はアルミニウムメタルバック膜
をそれぞれ示している。
【0014】次に、これらのメタルバック付き蛍光体層
と、メタルバック膜がなくガラスパネルと蛍光体層との
間に導通のためのITO膜が形成された蛍光面の輝度劣
化特性を調べた。輝度劣化特性の測定では、加速電圧1
0kV、電流密度0.25μA/mm、全面ラスター
信号によりセンター輝度を測定し、電子線照射時間と照
射後の輝度維持率(相対輝度)との関係を求めた。測定
結果を図3に示す。なお、メタルバック膜がない蛍光面
についての測定結果を、Dで示す。
【0015】このグラフから、同一の蛍光体およびメタ
ルバック膜を使用した場合でも、メタルバック膜と蛍光
体層との密着度を高めることにより、輝度劣化を大幅に
改善することができることがわかる。この理由は、蛍光
体層とメタルバック膜との密着度が高いほど、電子線照
射により蛍光体層に生じた電荷がメタルバック膜を経由
して外部に逃げやすく、蛍光体層に蓄積しにくいためと
考えられる。
【0016】次に、メタルバック付き蛍光体層の密着度
とメタルバック膜の光透過率(反射性)との関係を、メ
タルバック膜の形成方法との関連で調べた。
【0017】転写方式、ラッカー方式、エマルジョン方
式の3つの方法により、密着度が70〜100%のメタ
ルバック膜A、密着度が30〜69%のメタルバック膜
B、密着度が30%未満のメタルバック膜Cをそれぞれ
作製した。次いで、こうして3つの方式により蛍光体層
上にそれぞれ作製されたメタルバック膜について、光透
過率をそれぞれ測定した。測定結果を、表1および図4
にそれぞれ示す。なお、表1のメタルバック膜の光透過
率の評価においては、光透過率が10%以下を◎、11
〜30%を○、31〜40%を△、40%以上を×でそ
れぞれ表した。
【0018】
【表1】
【0019】ここで、前記各方式において、密着度の高
いメタルバック付き蛍光体層を形成するには、以下に示
す方法を採ることができる。
【0020】すなわち、転写方式によるメタルバック膜
の形成では、ベースフィルムの膜厚を調整する等の方法
で転写フィルムの可とう性を高めることにより、蛍光体
層との密着度を向上させることができる。また、転写の
際に使用する加熱圧着用のゴムローラーのゴム硬度、加
熱温度や押圧力などをコントロールすることにより、メ
タルバック膜と蛍光体層との密着度を調整することがで
きる。加熱圧着用ゴムローラーのゴム硬度を通常より下
げることで、ゴムローラーを転写フィルムのベースフィ
ルム面により密接させ、メタルバック膜と蛍光体層との
密着度を高めることができる。さらに、ゴムローラーの
加熱温度および/または押圧力を上げることで、ゴムロ
ーラーを転写フィルムのベースフィルム面により密接さ
せ、密着度を上げることができる。
【0021】ラッカー法によるメタルバック膜の形成で
は、蛍光体層上に形成する水層を薄く(リウェット量を
少なく)して、その上に形成されるニトロセルロースな
どのラッカー剤が、蛍光体層の隙間に侵入し易くするこ
とにより、メタルバック膜と蛍光体層との密着度を高め
ることができる。また、ラッカー膜の厚さを薄くするこ
とにより、メタルバック膜の密着度を高めることも可能
である。
【0022】エマルジョン法によるメタルバック付き蛍
光体層の形成では、エマルジョン塗布時の蛍光体層の温
度を低くすることで、あるいは加熱条件をマイルドにす
ることにより、エマルジョン膜の厚さを薄くし、蛍光体
層とメタルバック膜との密着度を高めることができる。
【0023】表1および図4から、以下に示すことがわ
かる。すなわち、転写方式によるメタルバック膜の形成
では、メタルバック膜と蛍光体層との密着度を高めて
も、メタルバック膜の光透過率の増大が生じにくく、反
射性が低下しにくい。ピンホールによる蛍光体の剥き出
しを防止し、また反射性の低下による輝度の低下を抑え
るには、メタルバック膜の光透過率を40%以下、より
好ましくは10%以下に抑えることが必要である。そし
て、転写方式によるメタルバック膜の形成では、密着度
を30%以上に高めた場合でも、光透過率が10%以下
と極めて低い、すなわち反射性が高いメタルバック膜を
得ることができる。
【0024】これに対して、ラッカー法またはエマルジ
ョン法によるメタルバック膜の形成では、メタルバック
膜と蛍光体層との密着度が高くなると、メタルバック膜
のピンホールが急激に増加していき、反射性の低下とそ
れに起因する輝度低下が生じる。また、メタルバック膜
の膜厚を上げることでピンホールを減らすことができる
が、その場合は密着度が低下して輝度劣化が生じる。し
たがって、ラッカー法またはエマルジョン法では、密着
度が30〜70%であり比較的良好な反射性を有するメ
タルバック膜を形成することができるが、密着度が70
%以上と極めて高く、かつ光透過率が10%以下と極め
て低く反射性の高いメタルバック膜を得ることが難しい
ことがわかる。
【0025】さらに、本発明においては、以下に示す実
験を行い、メタルバック膜のアンダーコート層およびオ
ーバーコート層の有無と蛍光体の輝度劣化との関係を調
べた。
【0026】すなわち、転写フィルムを用いたアルミニ
ウムメタルバック膜の形成工程で、転写フィルムを配置
する前に、青色蛍光体(ZnS:Ag,Al)単色ベタ
膜の蛍光体層上に、コロイダルシリカ液を塗布するなど
の方法でシリカから成るアンダーコート層を形成する
か、あるいは加熱処理(ベーク)を行った後のメタルバ
ック膜の上に、同様にしてシリカから成るオーバーコー
ト層を形成し、表2に示す構成を有するメタルバック付
き蛍光体層E〜Hをそれぞれ形成した。
【0027】次に、これらのメタルバック付き蛍光体層
の輝度劣化特性について、加速電圧10kV、電流密度
0.25μA/mm、全面ラスター信号によりセンタ
ー輝度を測定した。そして、電子線照射時間と照射後の
輝度維持率(相対輝度)との関係を求めた。測定結果
を、表2および図5にそれぞれ示す。
【0028】
【表2】
【0029】これらの測定結果から、メタルバック膜と
蛍光体層との間にアンダーコート層を設けるか、あるい
はメタルバック膜の上にオーバーコート層を設けること
により、輝度劣化特性を改善することができ、両方の層
を設けることで輝度劣化を著しく抑制することができる
ことがわかる。その理由は、アンダーコート層について
は、蛍光体層とメタルバック膜との間に形成されたアン
ダーコート層が介在となって、蛍光体粒子間の隙間を埋
めるため、メタルバック膜と蛍光体層との間の密着度が
上がり、その結果輝度劣化が抑制されるものと考えられ
る。また、オーバーコート層については、メタルバック
膜上に形成されたオーバーコート層が介在して、メタル
バック膜を蛍光体層に押し付けるため、密着度が向上し
輝度劣化が改善されるものと考えられる。
【0030】アンダーコート層およびオーバーコート層
の介在層を構成する材料としては、例えばリン酸アルミ
ニウム、SiO、Al、TiO等の無機微粒
子を挙げることができる。これらの介在層は、コロイダ
ルシリカ、水ガラス、リン酸系接着剤、カップリング剤
などを塗布するなどの方法で形成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図6は、本発明のメタルバック付き蛍光体
層の実施の形態を示す断面図である。このメタルバック
付き蛍光体層はFEDの一部をなすものであり、メタル
バック付き蛍光体層を有するフェースプレートと、基板
上に電界放出型あるいは表面伝導型の電子放出素子が多
数配置されたリアプレートとが所定の間隔をおいて対向
配置され、内部を真空に封止されて画像表示装置が構成
されている。
【0032】図において、符号11はガラス基板を示
し、このガラス基板11の内面に蛍光体粒子12aから
成る層(蛍光体層)12が形成され、その上にアルミニ
ウム(Al)等のメタルバック膜13が形成されてい
る。このメタルバック膜13の蛍光体層12に対する密
着度は、メタルバック膜13が蛍光体層12に接触して
いる面積の全表面積に対する割合で算定して、30%以
上より好ましくは70%以上となっている。また、メタ
ルバック膜13は5〜100nmの厚さを有し、かつ光の
透過率が10%以下となっている。
【0033】このような実施の形態のメタルバック付き
蛍光体層は、メタルバック膜13と蛍光体層12との密
着度が極めて高くなっているので、電子線照射により蛍
光体層12に生じた電荷がメタルバック膜13を経て外
部に逃げやすく、蛍光体層12に蓄積しにくいため、蛍
光体の発光輝度の劣化(膜やけ)が生じにくい。また、
メタルバック膜13の光透過率が10%以下と低く、反
射性が高いので、高輝度を達成することができる。
【0034】このメタルバック付き蛍光体層は、転写フ
ィルムを用いる転写方式で形成することができる。すな
わち、ガラス基板上に常法により形成された蛍光体層上
に、ベースフィルムの上に、離型剤層、金属膜および接
着剤層が順に積層して形成された転写フィルムを、接着
剤層が蛍光体層に接するように配置する。そして、加熱
圧着用のゴムローラーを用いて押圧処理を行う。押圧部
を構成するゴムの硬度は20〜100度とし、ローラー
を40〜250℃に加熱し1〜100kg/cm2程度
の押圧力に調整して処理を行う。次いで、ベースフィル
ムを剥がし取った後、金属膜などの転着された蛍光面を
450℃程度の温度に加熱焼成し(ベーク処理)、残留
する有機分を除去する。以上の工程を経て、蛍光体層と
の密着度の高いメタルバック層が完成する。
【0035】次に、本発明をFEDに適用した具体的実
施例について説明する。
【0036】実施例1 まず、ガラス基板上に、赤色蛍光体(Y2 3 S系;平
均粒径約4μm)、緑色蛍光体(ZnS:Cu,Al;
平均粒径約4μm)、青色蛍光体(ZnS:Ag,A
l;平均粒径約4μm)を、それぞれスラリー法により
塗布・乾燥し、フォトリソ法を用いてパターニングを行
い、蛍光体層を形成した。その上に、水ガラスの1%溶
液を塗布し乾燥して、プリコート層を形成した。
【0037】次に、ベースフィルム(例えば厚さ20μ
mのポリエステル樹脂フィルム)上に、離型剤層、アル
ミニウム膜(膜厚50nm)および接着剤層を順に積層し
て形成した転写フィルムを、前述の蛍光体層の上に配置
し、ゴムローラー(ゴム硬度70度、表面温度200
℃)を用いて、押圧力500kg/cm2で加熱転写を
行った。次いで、ベースフィルムを剥離した後、450
℃の温度で加熱焼成し有機分を除去した。こうして、ガ
ラス基板の内面にメタルバック付き蛍光体層が形成され
たフェースプレートを完成した。得られたメタルバック
膜の膜厚は70nmであり、メタルバック膜と蛍光体層と
の密着度をSEM写真により算定すると、約70%であ
った。
【0038】次に、基板上に表面伝導型電子放出素子を
マトリクス状に多数形成した電子発生源を、リアプレー
トに固定した後、このリアプレートを前記フェースプレ
ートに、支持枠を介してフリットガラスにより封着し
た。その後、排気、封止等必要な処理を施し、図7に示
す構造を有する10型カラ−FEDを完成した。なお、
図中符号14は高圧端子、15はリアプレート、16は
基板、17は表面伝導型電子放出素子、18は支持枠、
19はフェースプレート、20はメタルバック付き蛍光
体層をそれぞれ示す。
【0039】実施例2 蛍光体層上にプリコート層を形成せず、直接メタルバッ
ク膜の転写を行った以外は実施例1と同様にして、メタ
ルバック付き蛍光体層を形成し、FED表示装置を完成
した。メタルバック膜の膜厚は70nmであり、メタルバ
ック膜と蛍光体層との密着度は約40%であった。
【0040】次に、実施例1および2で得られたFED
について、蛍光体の輝度劣化特性を、加速電圧10k
V、電流密度0.25μA/mmでラスター法により
測定した。10時間照射後の輝度維持率(相対輝度)
は、実施例1では95%以上であり、輝度劣化が著しく
抑制されることがわかった。また、実施例2では、青色
蛍光体層で約78%の輝度維持率を示し、十分な輝度劣
化改善効果が得られた。さらに、いずれの実施例でも、
メタルバック膜の光透過率は5%程度であり、ピンホー
ルが少なく反射性が良好であることが確かめられた。
【0041】実施例3 実施例1と同様に形成した蛍光体層の上に、ラッカー法
によりメタルバック膜(アルミニウム膜)を形成した。
メタルバック膜が蛍光体層の粒子間に進入し易いよう
に、ラッカー膜の厚さを通常の1/2(約0.5μm)
とし、その上に膜厚100nmのアルミニウム膜を真空蒸
着により形成した。得られたメタルバック膜の蛍光体層
との密着度は70%であった。
【0042】次に、こうして内面にメタルバック付き蛍
光体層が形成されたフェースプレートを用いて、FED
を完成した。そして、このFEDについて、蛍光体の輝
度劣化特性を、加速電圧10kV、電流密度0.25μ
A/mmでラスター法により測定したところ、10時
間照射後の輝度維持率(相対輝度)は85%であり、十
分な輝度劣化の改善効果が見られた。しかし、メタルバ
ック膜の光透過率は約45%と高く、反射性の低下によ
る輝度低下が見られた。
【0043】さらに、比較例1として、ラッカー膜の厚
さを従来通り1μmとして、その上に膜厚100nmのア
ルミニウム膜を蒸着により形成した後、実施例3と同様
にしてFEDを作製した。得られたFEDにおいて、メ
タルバック膜の蛍光体層との密着度は約20%であっ
た。そして、10時間照射後の輝度維持率は60%であ
り、輝度劣化の改善効果が十分ではなかった。また、メ
タルバック膜の光透過率も約30%と比較的高く、反射
性が十分であるとは言えなかった。
【0044】実施例4〜6 厚さが5μm、10μm、30μm、50μmのポリエステ
ル樹脂フィルムをベースフィルムとしてそれぞれ作成さ
れた転写フィルムを使用し、実施例2と同様にして蛍光
体層上に膜厚70nmのアルミニウム膜を転写・形成し
た。加熱圧着用ゴムローラーの加熱温度は200℃とし
た。
【0045】次に、こうして内面にメタルバック付き蛍
光体層が形成されたフェースプレートを用いて、FED
を完成した。そして、メタルバック膜と蛍光体層との密
着度を算定した。また、これらのFEDについて、蛍光
体の輝度劣化特性を、加速電圧10kV、電流密度0.
25μA/mmでラスター法により測定した。これら
の測定結果を表3に示す。
【0046】
【表3】
【0047】表3から、実施例4〜6のFEDは、メタ
ルバック膜と蛍光体層との密着度が30%以上と高くな
っているので、電子線照射による蛍光体の輝度劣化が生
じにくく、十分に高い輝度維持率を有することがわか
る。これに対して、比較例2で得られたFEDは、メタ
ルバック膜と蛍光体層との密着度が20%と低くなって
いるので、電子線照射により蛍光体の輝度劣化が生じや
すく、輝度維持率が低くなっている。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメタルバ
ック付き蛍光体層においては、メタルバック膜と蛍光体
層との密着度を高めることにより、蛍光体の発光輝度の
劣化を大幅に抑制することができる。そして、密着度の
高いメタルバック付き蛍光体層の形成では、転写方式を
採ることにより、光透過率が極めて低いすなわち反射性
が高いメタルバック膜を得ることができ、高輝度で高品
位の表示が可能な画像表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実験において、得られたメタルバック
膜の表面状態を概略的に示す斜視図。
【図2】本発明の実験において、得られたメタルバック
付き蛍光体層の拡大断面図。
【図3】メタルバック付き蛍光体層について、電子線照
射時間と照射後の輝度維持率(相対輝度)との関係を示
すグラフ。
【図4】各方式で蛍光体層上にそれぞれ作製されたメタ
ルバック膜について、密着度と光透過率との関係を示す
グラフ。
【図5】メタルバック膜にアンダーコート層および/ま
たはオーバーコート層を設けたメタルバック付き蛍光体
層について、輝度劣化特性を表わすグラフ。
【図6】本発明のメタルバック付き蛍光体層の実施の形
態を示す拡大断面図。
【図7】本発明の実施例で作製されたメタルバック付き
蛍光体層を備えたカラ−FEDの構造を概略的に示す斜
視図。
【図8】アルミニウムメタルバック膜の有る場合と無い
場合の輝度劣化特性の違いを表わすグラフ。
【符号の説明】
1、11………ガラス基板、2、12a………蛍光体粒
子、12………蛍光体層、3、13………メタルバック
膜、15………リアプレート、17………表面伝導型電
子放出素子、19………フェースプレート、20………
メタルバック付き蛍光体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 武夫 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 Fターム(参考) 5C028 CC01 CC07 5C036 EE01 EE14 EE19 EF01 EF06 EF09 EG36 EH08 EH26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板の内面に形成された蛍光体層
    と、該蛍光体層の上に形成されたメタルバック膜とを有
    するメタルバック付き蛍光体層において、 前記蛍光体層に対する前記メタルバック膜の密着度が、
    両層が接触している面積の割合で30%以上であること
    を特徴とするメタルバック付き蛍光体層。
  2. 【請求項2】 前記メタルバック膜の厚さが5〜100
    nmであり、かつ該メタルバック膜の光透過率が10%以
    下であることを特徴とする請求項1記載のメタルバック
    付き蛍光体層。
  3. 【請求項3】 前記メタルバック膜の少なくとも一方の
    主面に、無機微粒子を含む介在層を有することを特徴と
    する請求項1または2記載のメタルバック付き蛍光体
    層。
  4. 【請求項4】 透光性基板の内面に蛍光体層を形成する
    工程と、 ベースフィルムとその上に積層された離型剤層および金
    属膜を少なくとも有する転写フィルムを、その金属膜が
    前記蛍光体層に接着剤層を介して接するように配置し、
    押圧・接着して前記金属膜を転写した後、前記ベースフ
    ィルムを剥ぎ取るメタルバック膜形成工程と、 前記蛍光体層上に前記メタルバック膜が形成された基板
    を加熱処理する工程とを備え、 前記蛍光体層と前記メタルバック膜との密着度が、両層
    が接触している面積の割合で30%以上となるように、
    前記金属膜を転写することを特徴とするメタルバック付
    き蛍光体層の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記メタルバック膜形成工程で、前記蛍
    光体層上に前記転写フィルムを配置する前に、該蛍光体
    層上に無機微粒子を含む介在層を形成する工程を有する
    ことを特徴とする請求項4記載のメタルバック付き蛍光
    体層の形成方法。
  6. 【請求項6】 前記基板の加熱処理工程の後に、前記蛍
    光体層上に形成された前記メタルバック膜の上に、さら
    に無機微粒子を含む介在層を形成する工程を有すること
    を特徴とする請求項4または5記載のメタルバック付き
    蛍光体層の形成方法。
  7. 【請求項7】 フェースプレート上に、請求項1記載の
    メタルバック付き蛍光体層を有することを特徴とする画
    像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記フェースプレートと対向配置された
    リアプレートを備え、前記リアプレート上に多数の電子
    放出素子を有することを特徴とする請求項7記載の画像
    表示装置。
JP2000333365A 2000-10-31 2000-10-31 メタルバック付き蛍光体層とその形成方法および画像表示装置 Withdrawn JP2002141000A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000333365A JP2002141000A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 メタルバック付き蛍光体層とその形成方法および画像表示装置
TW090127074A TW527625B (en) 2000-10-31 2001-10-31 Fluorescent material layer with metal back, its forming method, and image display device
CNB018180949A CN1241230C (zh) 2000-10-31 2001-10-31 带金属衬背的荧光层及其形成方法和图像显示装置
PCT/JP2001/009532 WO2002037522A1 (fr) 2000-10-31 2001-10-31 Couche de materiau fluorescent a fond metallique, son procede de fabrication et dispositif d'affichage d'images
US10/415,105 US6833663B2 (en) 2000-10-31 2001-10-31 Fluorescent material layer with metal back, method of forming the fluorescent material layer, and image display device
KR10-2003-7005943A KR100510225B1 (ko) 2000-10-31 2001-10-31 메탈백이 붙여진 형광체층과 그 형성 방법 및 화상 표시장치
EP01978962A EP1336981A1 (en) 2000-10-31 2001-10-31 Fluorescent material layer with metal back, method of forming the fluorescent material layer, and image display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000333365A JP2002141000A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 メタルバック付き蛍光体層とその形成方法および画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002141000A true JP2002141000A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18809459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000333365A Withdrawn JP2002141000A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 メタルバック付き蛍光体層とその形成方法および画像表示装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6833663B2 (ja)
EP (1) EP1336981A1 (ja)
JP (1) JP2002141000A (ja)
KR (1) KR100510225B1 (ja)
CN (1) CN1241230C (ja)
TW (1) TW527625B (ja)
WO (1) WO2002037522A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005069338A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Kabushiki Kaisha Toshiba メタルバック層の形成装置
KR100732572B1 (ko) * 2002-10-29 2007-06-27 가부시끼가이샤 도시바 메탈 백이 부착된 형광면과 그 형성 방법 및 화상 표시장치
US7518304B2 (en) 2003-10-31 2009-04-14 Samsung Sdi Co., Ltd. Flat panel display device
JP2013503417A (ja) * 2009-08-26 2013-01-31 海洋王照明科技股▲ふん▼有限公司 窒化物を含む発光素子、その製造方法および発光方法
US9096796B2 (en) 2009-08-26 2015-08-04 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, preparation method thereof and luminescence method
US9096799B2 (en) 2009-08-26 2015-08-04 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, preparation method thereof and luminescence method
US9101035B2 (en) 2009-08-26 2015-08-04 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, its preparation method thereof and luminescene method
US9102874B2 (en) 2009-08-26 2015-08-11 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, preparation method thereof and luminescence method

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6812636B2 (en) * 2001-03-30 2004-11-02 Candescent Technologies Corporation Light-emitting device having light-emissive particles partially coated with light-reflective or/and getter material
JP2002343248A (ja) * 2001-05-10 2002-11-29 Toshiba Corp 蛍光面の形成方法および画像表示装置
JP2002343241A (ja) * 2001-05-10 2002-11-29 Toshiba Corp メタルバック付き蛍光面の形成方法および画像表示装置
JP2004303682A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Toshiba Corp メタルバック付き蛍光面の形成方法
JP2010153123A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Canon Inc 画像表示装置
WO2015186306A1 (ja) * 2014-06-05 2015-12-10 株式会社Joled 表示装置の製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5897237A (ja) 1981-12-02 1983-06-09 Mitsubishi Electric Corp 光源用陰極線管の製造方法
JPS6430134A (en) 1987-07-24 1989-02-01 Nissha Printing Metal back forming method
JPS6477845A (en) 1987-09-18 1989-03-23 Hitachi Ltd Color picture tube
JPH05190084A (ja) 1992-01-17 1993-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属膜転写シートとアノードの形成方法
JPH09283063A (ja) 1996-04-18 1997-10-31 Futaba Corp 電界放出形ディスプレイ及びその製造方法、並びにディスプイレイ用金属膜の製造方法
JPH11339683A (ja) 1998-05-29 1999-12-10 Matsushita Electron Corp 陰極線管およびその製造方法
JP2000208044A (ja) 1998-11-13 2000-07-28 Sony Corp カラ―陰極線管及びその製造方法
JP2000243271A (ja) 1999-02-19 2000-09-08 Canon Inc 金属膜形成方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100732572B1 (ko) * 2002-10-29 2007-06-27 가부시끼가이샤 도시바 메탈 백이 부착된 형광면과 그 형성 방법 및 화상 표시장치
US7518304B2 (en) 2003-10-31 2009-04-14 Samsung Sdi Co., Ltd. Flat panel display device
WO2005069338A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Kabushiki Kaisha Toshiba メタルバック層の形成装置
JP2013503417A (ja) * 2009-08-26 2013-01-31 海洋王照明科技股▲ふん▼有限公司 窒化物を含む発光素子、その製造方法および発光方法
US9096796B2 (en) 2009-08-26 2015-08-04 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, preparation method thereof and luminescence method
US9096799B2 (en) 2009-08-26 2015-08-04 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, preparation method thereof and luminescence method
US9101035B2 (en) 2009-08-26 2015-08-04 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, its preparation method thereof and luminescene method
US9096792B2 (en) 2009-08-26 2015-08-04 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element including nitride, preparation method thereof and luminescence method
US9102874B2 (en) 2009-08-26 2015-08-11 Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. Luminescent element, preparation method thereof and luminescence method

Also Published As

Publication number Publication date
US6833663B2 (en) 2004-12-21
KR20030042040A (ko) 2003-05-27
WO2002037522A1 (fr) 2002-05-10
CN1471722A (zh) 2004-01-28
CN1241230C (zh) 2006-02-08
US20040121183A1 (en) 2004-06-24
EP1336981A1 (en) 2003-08-20
KR100510225B1 (ko) 2005-08-30
TW527625B (en) 2003-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002141000A (ja) メタルバック付き蛍光体層とその形成方法および画像表示装置
KR100584801B1 (ko) 화상 표시 장치 및 그 제조 방법
US20060170329A1 (en) Image display device
TWI220997B (en) Metal back-carrying fluorescent surface, metal back forming transfer film and image display unit
KR100549751B1 (ko) 형광면의 형성 방법 및 화상 표시 장치
JP2005166631A (ja) 平板表示素子とその製造方法
JP2004335346A (ja) 画像表示装置
JP2001291469A (ja) 転写フィルムとメタルバック層形成方法および画像表示装置
JP2004055385A (ja) メタルバック付き蛍光面および画像表示装置
JP2000348647A (ja) 画像形成装置
JP2008226745A (ja) メタルバック付き蛍光面とその製造方法および画像表示装置
KR20070008600A (ko) 화상 표시 장치 및 화상 표시 장치의 제조 방법
JP4015102B2 (ja) メタルバック付き蛍光面の形成方法
JP2005085503A (ja) メタルバック付き蛍光面および画像表示装置
JPH06131988A (ja) 陰極線管用蛍光体被着構造
JP2001319591A (ja) 陰極線管
JPS61183844A (ja) 陰極線管の蛍光面形成方法
JP2004119028A (ja) メタルバック付き蛍光面および画像表示装置
JPH0877939A (ja) ディスプレイ素子
JPS5848984B2 (ja) カラ−インキヨクセンカンノスクリ−ン ノ セイゾウホウホウ
JPH05251009A (ja) インデクス・カラー陰極線管の蛍光膜
JPH05159718A (ja) 蛍光スクリーン
JPH08212924A (ja) カラーブラウン管の蛍光面形成方法
JP2004095267A (ja) メタルバック付き蛍光面とその形成方法および画像表示装置
JP2004079358A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080108