JP2002140841A - 光ディスクの原盤作製方法及び光ディスク - Google Patents

光ディスクの原盤作製方法及び光ディスク

Info

Publication number
JP2002140841A
JP2002140841A JP2000334510A JP2000334510A JP2002140841A JP 2002140841 A JP2002140841 A JP 2002140841A JP 2000334510 A JP2000334510 A JP 2000334510A JP 2000334510 A JP2000334510 A JP 2000334510A JP 2002140841 A JP2002140841 A JP 2002140841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
laser beam
photoresist film
disk
silicon compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000334510A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sano
一彦 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000334510A priority Critical patent/JP2002140841A/ja
Publication of JP2002140841A publication Critical patent/JP2002140841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザビームの強度分布に依存せず、側壁傾
斜角度θの大きなピットを形成することができる光ディ
スクの原盤作製方法及び光ディスクを提供する。 【解決手段】 レーザビーム4による信号記録後、露光
されなかったレジスト膜表面をシリル化し、シリル化さ
れた膜14をマスクにドライ現像し、側壁傾斜角度の大
きいピット16を形成し、ディスクの高密度化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、な光ディスクを作
製する光ディスクの原盤作製方法とそのディスクに関す
る。さらには、本発明は、上記光ディスクの原盤作製方
法により製造された光ディスクの原盤を利用した金属ス
タンパー作製方法、さらに、光ディスク作製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDやDVDのような情報があらかじめ
凹凸の形で記録された、いわゆるROM型の光ディスク
において、さらに記録密度を上げようとする試みが行な
われている。記録密度を上げるためには、トラック方向
又は接線方向にピットと呼ばれる凹状の窪みの間隔を詰
めて記録し、かつ、ピットを出来る限り小さく作る必要
がある。ピットの大きさは、記録レーザビームの波長と
記録レンズの開口数(N.A.)によって規定される記
録スポットの大きさで決定される。開口数(N.A.)
の記録レンズに波長λのガウシャン分布のレーザビーム
が入射すると、焦点位置でのスポットの大きさΦは、最
大パワーの1/e2のところで Φ=(4/π)λ/(N.A.) となる。そのため、小さなスポットを得るために、可能
な限り小さいレーザビームの波長λと、可能な限り大き
い開口数(N.A.)のレンズとが選ばれる。また、高
精細度の映画を2時間以上記録するには、信号圧縮して
も、20GB以上が必要である。光ディスクの1つの面
で20GB以上の容量を得るには、ピット幅は0.2μ
m以下が必要とされ、レーザビーム波長は300nm以
下、記録レンズの開口数(N.A.)は0.9以上が必
要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のピット形成方法
は、レーザビームによる照射により露光された露光部の
レジストをアルカリ可溶にし、しかる後に、アルカリ現
像液をレジストにかけて上記露光部を溶かすものであっ
た。そのため、ピット部分は、露光されるレーザビーム
の強度分布に依存した溶解性を持ち、図4のようなピッ
ト断面を形成していた。
【0004】よって、実際のピットは、前式に示す寸法
通りに出来るのではなく、図4に示すように、ピット8
0の側壁80aはガラス盤の表面に対して角度θの傾斜
のある形となる。図4の上側は記録レーザビームの強度
分布のグラフ26であり、縦軸は記録レーザビームの強
度、横軸はピット部分の位置をそれぞれ示す。図4の下
側はそれに対応する現像後のピット部分の断面図であ
る。ピット部分の断面図において、27はガラス盤、2
8はガラス盤27上のポジトーンのレジストより構成す
るレジスト膜である。図4の強度分布のグラフ26にお
ける強度レベルAは、現像でレジスト膜28がエッチン
グされ始める閾値を示し、強度レベルBは現像後にレジ
スト膜28の膜全部が除去される強度レベルを示す。
【0005】実際のレーザビームが、図4に示すような
ガウシャン分布に近い強度分布を持っており、かつ、レ
ジスト膜28は、その特性として強度レベルAとBが同
一値ではないため、形成されるピット80は図4に示す
ような傾斜を持つことになる。このように傾斜を生じる
特性をγ特性といい、γ値が大きいほど強度レベルAと
Bの差が無くなり、出来るピット80の側壁80aの傾
斜角度は立ってくる。高密度光ディスクを作るレジスト
はγ値の大きいほど有利であるが、入手できる一番大き
なレジストを使っても、出来るピットの側壁の傾斜角度
は70゜以下が限界であった。ピットの側壁傾斜角度が
小さければ、つまり側壁の傾斜角度が寝ていれば、開口
部での寸法が大きくなり、再生時にクロストークや符号
間干渉を起すことになるといった問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、レーザビームの強度分布に依存せ
ず、側壁傾斜角度θの大きなピットを形成することがで
きる光ディスクの原盤作製方法及び光ディスクを提供す
ることにある。また、本発明は、レーザビームの強度分
布に依存せず、側壁傾斜角度θの大きなピットを形成す
ることができる、光ディスクの原盤作製方法により製造
された光ディスクの原盤を利用した金属スタンパー作製
方法、さらに、光ディスク作製方法に関するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0008】本発明の第1態様によれば、フォトレジス
ト膜が形成されかつ回転するガラス盤に、信号変調され
記録レンズによって絞られたレーザビームを上記ガラス
盤の半径方向に沿って上記フォトレジスト膜に照射して
上記フォトレジスト膜を露光させて露光部を形成し、そ
の後、上記レーザビームが照射されず露光されなかった
上記フォトレジスト膜の未露光部の表面にシリコン化合
物を形成し、上記シリコン化合物をマスクとする現像に
よって上記露光部に側壁傾斜角度が70度以上のピット
を形成して光ディスクの原盤を作製する光ディスクの原
盤作製方法を提供する。
【0009】本発明の第2態様によれば、上記レーザビ
ームが照射されなかった上記フォトレジスト膜の上記未
露光部の表面に上記シリコン化合物を形成するとき、上
記レーザビームの照射により形成された上記露光部のフ
ォトレジストを架橋させ、その後、有機Siガス雰囲気
中で上記フォトレジスト膜の上記露光部以外の架橋され
なかった上記未露光部の表面のみをシリル化して上記シ
リコン化合物を形成するとともに、上記シリコン化合物
を上記マスクとする現像によって上記露光部に上記側壁
傾斜角度が大きい上記ピットを形成するとき、上記シリ
ル化された上記未露光部を上記マスクとして酸素プラズ
マにより上記露光部をエッチングして除去するようにし
た第1の態様に記載の光ディスクの原盤作製方法を提供
する。
【0010】本発明の第3態様によれば、上記フォトレ
ジスト膜が露光で架橋反応を起こすレジストから構成さ
れ、上記有機Siガスがヘキサメチルジシラザン(HM
DS)である第2の態様に記載の光ディスクの原盤作製
方法を提供する。
【0011】本発明の第4態様によれば、フォトレジス
ト膜が形成された回転するガラス盤に、信号変調され記
録レンズによって絞られたレーザビームを上記ガラス盤
の半径方向に沿って上記フォトレジスト膜に照射して上
記フォトレジスト膜を露光させて露光部を形成し、その
後、上記レーザビームが照射されず露光されなかった上
記フォトレジスト膜の未露光部の表面にシリコン化合物
を形成し、上記シリコン化合物をマスクとして酸素プラ
ズマによる現像によって上記露光部に側壁傾斜角度が7
0度以上のピットを形成して光ディスクの原盤を作製
し、その後、上記光ディスクの上記原盤の上記フォトレ
ジスト膜の表面全体を導電化処理した後、ニッケル電鋳
により、上記ピットに対応する突起部を有する金属膜を
堆積させることにより金属スタンパーが作製されるよう
にした金属スタンパー作製方法を提供する。
【0012】本発明の第5態様によれば、上記未露光部
にシリコン化合物を形成するとき、上記レーザビームの
照射により形成された上記露光部のフォトレジストを架
橋させ、その後、有機Siガス雰囲気中で上記フォトレ
ジスト膜の上記露光部以外の架橋されなかった上記未露
光部の表面のみをシリル化して上記シリコン化合物を形
成する第4の態様に記載の金属スタンパー作製方法を提
供する。
【0013】本発明の第6態様によれば、上記フォトレ
ジスト膜が露光で架橋反応を起こすレジストより構成さ
れ、上記有機Siガスがヘキサメチルジシラザン(HM
DS)である第5の態様に記載の金属スタンパー作製方
法を提供する。
【0014】本発明の第7態様によれば、第4〜6のい
ずれか1つの態様に記載の金属スタンパーを作製する方
法により作製された金属スタンパーを提供する。
【0015】本発明の第8態様によれば、フォトレジス
ト膜が形成された回転するガラス盤に、信号変調され記
録レンズによって絞られたレーザビームを上記ガラス盤
の半径方向に沿って照射して上記フォトレジスト膜を露
光させて露光部を形成し、その後、上記レーザビームが
照射されず露光されなかった上記フォトレジスト膜の未
露光部の表面にシリコン化合物を形成し、上記シリコン
化合物をマスクとして酸素プラズマによる現像によって
上記露光部に側壁傾斜角度が70度以上のピットを形成
して光ディスクの原盤を作製し、その後、上記光ディス
クの原盤の上記フォトレジスト膜の表面全体を導電化処
理した後、ニッケル電鋳により、上記ピットに対応する
突起部を有する金属膜を堆積させることにより金属スタ
ンパーを作製し、上記スタンパーを使用して射出成形で
プラスチックのレプリカディスクを作製し、上記レプリ
カディスクに記録膜又は反射膜を付け、その後、この記
録膜又は反射膜を有する上記レプリカディスクに、別の
レプリカディスクを貼り合せて、の光ディスクを作製す
る光ディスク作製方法を提供する。
【0016】本発明の第9態様によれば、上記未露光部
にシリコン化合物を形成するとき、上記レーザビームの
照射により形成された上記露光部のフォトレジストを架
橋させ、その後、有機Siガス雰囲気中で上記フォトレ
ジスト膜の上記露光部以外の架橋されなかった上記未露
光部の表面のみをシリル化して上記シリコン化合物を形
成する第8の態様に記載の光ディスク作製方法を提供す
る。
【0017】本発明の第10態様によれば、上記フォト
レジスト膜が露光で架橋反応を起こすレジストより構成
され、上記有機Siガスがヘキサメチルジシラザン(H
MDS)である第9の態様に記載の光ディスク作製方法
を提供する。
【0018】本発明の第11態様によれば、請求項8〜
10のいずれか1つに記載の光ディスク作製方法により
作製されたの光ディスクを提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】本発明の一実施形態にかかる光ディスク
(例えば高密度光ディスク)の原盤作製方法は、フォト
レジストが塗布されるなどしてフォトレジスト膜11が
形成されかつ回転するガラス盤8に、信号変調され記録
レンズ6によって絞られたレーザビーム4を上記ガラス
盤8の半径方向に沿って上記フォトレジスト膜11に照
射して上記フォトレジスト膜11を露光させて露光部1
2を形成する工程と、その後、上記レーザビーム4が照
射されず露光されなかった上記フォトレジスト膜11の
未露光部11Aの表面にシリコン化合物の膜14を形成
する工程と、上記シリコン化合物の膜14をマスクとす
るドライ現像によって上記露光部12に側壁16aの傾
斜角度が大きい(例えば、側壁傾斜角度が70゜を越え
るような大きい)ピット16を形成する工程とを備え
て、高密度光ディスクの原盤を作製するように構成して
いる。この原盤より、後述するスタンパー18を作製す
ることができる。
【0021】また、上記高密度光ディスクの原盤作製方
法において、上記レーザビーム4が照射されなかった上
記フォトレジスト膜11の上記未露光部11Aの表面に
上記シリコン化合物の膜11を形成する工程では、上記
レーザビーム4の照射により形成された上記露光部12
のフォトレジストを架橋させ、その後、有機Siガス雰
囲気中で上記フォトレジスト膜11の上記露光部12以
外の架橋されなかった上記未露光部11Aの表面のみを
シリル化してシリコン化合物の膜11を形成することが
できる。また、上記シリコン化合物の膜11を上記マス
クとする現像によって上記露光部に上記側壁16aの傾
斜角度が大きい上記ピット16を形成する工程では、上
記シリル化された上記未露光部11Aを上記マスクとし
て酸素プラズマにより、上記露光部12をエッチングし
て除去することができる。
【0022】また、上記高密度光ディスクの原盤作製方
法において、上記フォトレジスト膜が露光で架橋反応を
起こすレジストより構成され、上記有機Siガスがヘキ
サメチルジシラザン(HMDS)とすることもできる。
【0023】また、上記高密度光ディスクの原盤作製方
法により、上記露光部に側壁傾斜角度が70度以上のピ
ットを形成して上記高密度光ディスクの原盤を得たの
ち、上記高密度光ディスクの上記原盤のレジスト膜11
の表面全体を導電化処理した後、ニッケル電鋳により、
上記ピット16に対応する突起部18Aを有する金属膜
を堆積させることにより金属スタンパー18を作製す
る。
【0024】また、上記高密度光ディスクの原盤作製方
法により、上記露光部に側壁傾斜角度が70度以上のピ
ットを形成して上記高密度光ディスクの原盤を得たの
ち、上記高密度光ディスクの上記原盤のレジスト膜11
の表面全体を導電化処理した後、ニッケル電鋳により、
上記ピット16に対応する突起部18Aを有する金属膜
を堆積させることにより金属スタンパー18を作製した
のち、上記スタンパー18を使用して射出成形でプラス
チックのレプリカディスク22を作製し、上記レプリカ
ディスク22に記録膜又は反射膜23を付け、その後、
この記録膜又は反射膜23を有する上記レプリカディス
ク22に、別のレプリカディスク22又は25を貼り合
せて、高密度の光ディスクを作製する。
【0025】以下、上記した実施形態にかかる高密度光
ディスクの原盤作製方法において、詳細に説明する。ま
ず、上記高密度光ディスクの原盤作製方法において上記
レーザビームの照射に使用するレーザビームレコーダに
ついて説明する。
【0026】図1にレーザビームで信号を原盤に記録す
るレーザビームレコーダを示す。このレーザビームレコ
ーダは、ベース1の上に組み立てられていて、ベース1
は、レーザビームレコーダを設置する設置床からの振動
を防ぐために、4本の支柱2aを有する空気式除振台2
で支えられている。よって、設置床からの振動は、空気
式除振台2により除去されてベース1側に伝達されない
ようにしている。記録レーザ3から出射されたレーザビ
ーム4は、光学系(詳細は図示省略)を通り、移動光学
系5に搭載された記録レンズ6に到達する。移動光学系
5はキャリッジ7の上に取付けられており、モータなど
の駆動装置7aの駆動により原盤8の半径方向に沿って
移動する。原盤8は、回転テーブル9の上に搭載されて
一方向に回転する。一例として、主に原盤8にはガラス
盤などが用いられる。記録レンズ6を出たレーザビーム
4は回折限界近くまで絞られて、原盤8上のレジスト膜
11(後述する図2参照。)を照射してレジスト膜11
を露光させる。10はレーザビーム4のビームスポット
のモニターであり、原盤8からの反射光4Aをモニター
する。図1には原盤8を回転テーブル9に搭載させるロ
ボット40が2点鎖線で示されている。
【0027】次に、図2に、上記レーザビームレコーダ
を使用してレーザビームを照射する工程を含む、上記高
密度光ディスクの原盤作製方法を説明する。
【0028】図2(a)は、図1の上記レーザビームレ
コーダにおいて、回転テーブル9により原盤8が回転さ
れながら、レーザビーム4が記録レンズ6によって絞ら
れて、回転テーブル9上の原盤8のフォトシレジスト膜
11を照射してフォトシレジスト膜11を露光している
状態を示している。原盤8には、フォトレジストが塗布
されてフォトシレジスト膜11が形成されている。 上
記実施形態では、フォトシレジスト膜11は露光で架橋
反応を起こすレジストを用いて形成されている。このと
き、レーザビーム4により照射されて露光された露光部
12では架橋反応が生じている。
【0029】次に、図2(b)に示すように、原盤8
は、上記レーザビームレコーダから取り出されて、例え
ばヘキサメチルジシラザン(HMDS)などの有機Si
ガス雰囲気13にさらし、有機Siガス雰囲気13の雰
囲気温度を例えば130〜150℃に加熱する。このと
き、架橋されていない未露光部11Aのレジスト表面
に、有機Siガスのヘキサメチルジシラザンが拡散し、
未露光部11Aのレジストと反応してシリコン化合物を
形成する。このようなシリル化プロセスにより、未露光
部11Aのレジスト膜表面にはシリコン化合物の膜14
がエッチング用のマスクとして形成される。架橋された
露光部12にはヘキサメチルジシラザンの拡散が抑えら
れる結果、フォトレジスト膜11にパターンが選択的に
形成される。
【0030】次に、真空中で、図2(c)のように酸素
によるプラズマ雰囲気15にフォトレジスト膜11をさ
らして、ドライ現像を行なう。このプラズマには、酸素
のイオンやラジカル種が含まれており、フォトレジスト
膜11のフォトレジストを物理的及び化学的に削ってい
く。すなわち、フォトレジスト膜11の露光部12には
シリコン化合物の膜14が無いので、露光部12のレジ
ストはエッチングされ、ピット16が形成される。この
露光部12では、レーザビーム4による光反応と熱とで
架橋反応が起こっており、その架橋の状態は、図4の従
来例で示したように、レーザビーム4の強度分布に応じ
た架橋度合いになっている。従って、シリル化される割
合も、レーザビーム4の強度分布に対応してシリル化さ
れることになる。しかし、シリル化によって作られるシ
リコン化合物の膜14はレジストと比較して耐エッチン
グ性が高く、あるレベル以上シリル化されたところは、
エッチングではほとんど削られない。そのため、形成さ
れるピット16は、その側壁16aの原盤8の表面に対
する傾斜角度が大きいもの、すなわち、90度に近くな
る。
【0031】ドライ現像の方法は、酸素によるRIE
(反応性イオンエッチング)などの異方性の高いエッチ
ングが用いられ、露光部12はほぼ垂直なエッジの形成
が可能である。光ディスクでは、後工程の成形性及び離
型性を考慮して、ピット16の側壁16aにはある程度
の傾斜角度は必要である。そこで、ドライ現像時に、真
空度や酸素の流量、電極電圧などのパラメータを変える
ことにより、あるいはArなどの他のガスを混合させる
ことにより、イオンによる物理的エッチングとラジカル
種による化学的エッチングの割合を制御し、ピット16
の側壁16aの傾斜角度を制御することができる。一般
に、物理的エッチングは異方性が主体で、化学的エッチ
ングは等方性が主体となる。従来の湿式現像では、現像
時間の差によるエッチング進行度合いの差によることで
しか、ピット80の側壁80aの形状を制御することが
出来なかったが、ドライ現像では、エッチングのパラメ
ータを変えることによって、ピット16の側壁16aの
形状(側壁傾斜角度など)を制御することができ、ピッ
ト形状の最適化を図ることによって、再生信号の品質を
向上することが出来る。
【0032】次に、図2(d)に示すように、ピット1
6が形成された表面に、すなわち、未露光部11Aの上
のシリコン化合物の膜14の表面、ピット16の底面及
び側壁の各表面にそれぞれ導電性膜17を付着させる。
一例としては、スパッタリングで、ニッケルの導電性膜
17を形成する。
【0033】次に、図2(e)のように、導電性膜17
を電極として、電鋳によりニッケル膜を堆積させる。堆
積されたニッケル膜が所望の厚みになれば、ニッケル製
の高密度スタンパー18が完成する。この高密度スタン
パー18の厚さは例えば約0.3mmである。図2
(f)は原盤8から剥離したスタンパー18を示す。ス
タンパー18の下面には導電性膜17が形成されている
とともに、上記ピット16に対応する部分に突起部18
Aが形成されている。
【0034】図2では、スタンパー18には突起部18
Aが1つしか表わされていないが、実際は、この突起部
18Aはスタンパー18には数え切れないほどあり、間
欠的にかつ螺旋状にスタンパー18の内周側から外周側
まで繋がっている。ここで、図5には従来の湿式現像に
より形成されるピット80を、図6には、上記実施形態
にかかる高密度光ディスクの原盤作製方法のドライ現像
により形成されるピット16を比較して示す。
【0035】図5において、27はガラス盤、28はレ
ジスト膜である。湿式現像が進行するにつれてエッチン
グされるピット80の形状は、図5の参照番号29、3
0、31と変化し、32が最終形状である。
【0036】一方、図6において、上記実施形態にかか
る高密度光ディスクの原盤作製方法のドライ現像により
形成されるピット16は図2(c)を拡大したものであ
る。
【0037】図5から分かるように、従来の湿式現像方
法では、ピット80の開口部付近ではその側壁80aの
傾斜角度は小さく、すなわち、ピット80の開口部がだ
れて幅広くなる一方、ピット80の底部では逆に側壁8
0aの傾斜角度は大きくなる特徴がある。このピット底
部の大きな傾斜角度は、光ディスク成形時の離型性を悪
くすることになる。つまり、このピット底部がスタンパ
ーの突起部の先端部になるため、スタンパーを使用する
樹脂成形で出来た光ディスクがスタンパーから離れると
きにこの突起部の先端部が光ディスクの凹部に引っかか
ることになる。そのため、ピットエッジがだれた形状に
なり、光ディスクを目で見ると、部分的に雲がかかった
ように見える。この現象はクラウドと呼ばれる。
【0038】これに対して、図6に示すような上記実施
形態にかかるドライ現像によるピット16では、その側
壁16aの傾斜はほぼ直線状で開口部は狭く高密度化に
適し、かつ、その底部も適当な傾斜角度を有するため、
光ディスクの成形時の離型性を損なわない。
【0039】図3は、上記高密度光ディスクの原盤作製
方法により作製された原盤である上記高密度スタンパー
18から光ディスクを作る工程を模式的に示す。図3
(a)の19は成形機の金型で、スタンパー18が取付
けられている。20は移動金型であり、合成樹脂21が
スタンパー18と移動金型20との間に注入されたの
ち、移動金型20が成形機の金型19の方に向けて移動
して加圧されるようにしている。
【0040】次に、加圧成形後、移動金型20が開き、
図3(b)のように、スタンパー18の多数の突起部1
8Aによる凹凸が転写されてディスク状に成形されたレ
プリカディスク22がスタンパー18から剥離される。
次に、詳細は省略するが、レプリカディスク22の凹凸
面に記録膜又は反射膜23がスパッタリングにより形成
される。
【0041】そして、図3(c)に示すように、レプリ
カディスク22の記録膜又は反射膜23に、接着層24
を介して、信号の記録されていない合成樹脂のダミーデ
ィスク25が貼り合わされる。レプリカディスク22と
ダミーディスク25はその厚みが同じ場合と違う場合が
ある。それは、記録再生系を含めた、高密度光ディスク
を取り扱う全体的なシステムで最適構造が決定される。
記録膜又は反射膜23がアルミニウムなどの反射膜の場
合は、光ディスクはROM型の再生専用光ディスクとな
り、記録膜又は反射膜23が相変化材料や有機色素など
の記録膜の場合は、DVD−RAM又はDVD−Rなど
の記録可能光ディスクとなる。図3(c)は片面のみに
信号が記録されている構造の光ディスクを示している
が、ダミーディスク25の代わりに、信号が記録されて
いる光ディスクとすることにより、両面再生又は片面か
ら2層再生可能な光ディスクとしてもよい。
【0042】上記実施形態によれば、未露光部11Aに
シリル化によるエッチング耐性の高いシリコン化合物の
膜14より構成されるマスクを形成し、酸素プラズマの
ドライ現像により、シリル化されていない露光部12を
エッチングして除去するため、側壁16aの傾斜角度の
大きいピット16を形成することが出来る。側壁16a
の傾斜角度の一例としては、70゜を越えるような大き
い角度の側壁16aを形成することが可能となる。その
ため、この原盤を利用してスタンパー18を作製して光
ディスクを作製すれば、信号のトラックピッチを詰める
ことが出来、光ディスクの高密度化を図ることができ
る。
【0043】また、ピット16を形成する現像工程にお
いて、従来のような湿式現像ではなく、酸素プラズマを
主体とするドライエッチングのドライ現像であるため、
エッチング形状の制御ができる。そのため、ピット形状
の最適化を図ることが出来、再生信号品質を向上させる
ことが出来る。
【0044】また、ピット16の側壁16aの傾斜角度
の形状を最適化することによって、成形時の成形性及び
離型性のよい高密度光ディスクを作製することができ
る。さらに、従来の湿式現像のピットのように底部で角
度が急な形状にはならず、離型性が悪化することがな
い。
【0045】
【発明の効果】本発明による光ディスクの原盤作製方法
は、未露光部にシリル化によりエッチング耐性の高いマ
スクを形成し、例えば酸素プラズマなどのドライ現像に
より、露光部のシリル化されていないところをエッチン
グで除去するため、側壁傾斜角度の大きいピットを形成
することが出来る。そのため、この原盤を利用してスタ
ンパーを作製して光ディスクを作製すれば、信号のトラ
ックピッチを詰めることが出来、光ディスクの高密度化
が図れる。
【0046】また、ピットを形成するドライ現像工程に
おいて、従来の湿式ではなく、酸素プラズマを主体とす
るドライエッチングを使用する場合には、エッチング形
状の制御ができる。そのため、ピット形状の最適化を図
ることが出来、再生信号品質を向上させることが出来
る。
【0047】また、ピット側壁傾斜角度の形状を最適化
することによって、成形時の成形性及び離型性のよい光
ディスクを実現できる。かつ、従来の湿式現像のピット
のように底部で角度が急な形状にはならず、離型性が悪
化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる光ディスクの原
盤作製方法で使用するレーザビームレコーダの斜視図で
ある。
【図2】 (a)〜(f)は上記実施形態にかかる光デ
ィスクの原盤作製方法のそれぞれの工程の模式図であ
る。
【図3】 (a)〜(c)は上記実施形態にかかる光デ
ィスクの原盤作製方法により作製された原盤を使用して
光ディスクを製作する光ディスク製作工程の模式図であ
る。
【図4】 従来工法でのピット形成説明図であって、上
側は記録レーザビームの強度分布のグラフ、下側はそれ
に対応する現像後のピットの断面図である。
【図5】 従来の湿式現像により形成されるピット形状
を説明する断面図である。
【図6】 上記実施形態にかかるドライ現像により形成
されるピット形状を説明する断面図である。
【符号の説明】
1…ベース、2…空気式除振台、3…記録レーザ、4…
レーザビーム、5…移動光学系、6…記録レンズ、7…
キャリッジ、7a…駆動装置、8…原盤、9…回転テー
ブル、10…ビームスポットモニタ、11…フォトレジ
スト膜、11A…未露光部、12…露光部、13…有機
ガス雰囲気、14…シリコン化合物の膜、15…エッチ
ングガス、16…ピット、16a…側壁、17…導電性
膜、18…スタンパー、19…成形機金型、20…移動
金型、21…樹脂、22…レプリカディスク、23…記
録膜又は反射膜、24…接着層、25…ダミーディス
ク、26…レーザビームの強度分布、27…ガラス盤、
28…ポジトーンレジスト膜、29…ピット形状、30
…ピット形状、31…ピット形状、32…ピット形状、
40…ロボット。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトレジスト膜が形成されかつ回転す
    るガラス盤に、信号変調され記録レンズによって絞られ
    たレーザビームを上記ガラス盤の半径方向に沿って上記
    フォトレジスト膜に照射して上記フォトレジスト膜を露
    光させて露光部を形成し、 その後、上記レーザビームが照射されず露光されなかっ
    た上記フォトレジスト膜の未露光部の表面にシリコン化
    合物を形成し、 上記シリコン化合物をマスクとするドライ現像によって
    上記露光部に側壁傾斜角度が70度以上のピットを形成
    して光ディスクの原盤を作製する光ディスクの原盤作製
    方法。
  2. 【請求項2】 上記レーザビームが照射されなかった上
    記フォトレジスト膜の上記未露光部の表面に上記シリコ
    ン化合物を形成するとき、上記レーザビームの照射によ
    り形成された上記露光部のフォトレジストを架橋させ、
    その後、有機Siガス雰囲気中で上記フォトレジスト膜
    の上記露光部以外の架橋されなかった上記未露光部の表
    面のみをシリル化して上記シリコン化合物を形成すると
    ともに、 上記シリコン化合物を上記マスクとする現像によって上
    記露光部に上記側壁傾斜角度が大きい上記ピットを形成
    するとき、上記シリル化された上記未露光部を上記マス
    クとして酸素プラズマにより上記露光部をエッチングし
    て除去するようにした請求項1に記載の光ディスクの原
    盤作製方法。
  3. 【請求項3】 上記フォトレジスト膜が露光で架橋反応
    を起こすレジストから構成され、上記有機Siガスがヘ
    キサメチルジシラザン(HMDS)である請求項2に記
    載の光ディスクの原盤作製方法。
  4. 【請求項4】 フォトレジスト膜が形成された回転する
    ガラス盤に、信号変調され記録レンズによって絞られた
    レーザビームを上記ガラス盤の半径方向に沿って上記フ
    ォトレジスト膜に照射して上記フォトレジスト膜を露光
    させて露光部を形成し、 その後、上記レーザビームが照射されず露光されなかっ
    た上記フォトレジスト膜の未露光部の表面にシリコン化
    合物を形成し、 上記シリコン化合物をマスクとして酸素プラズマによる
    現像によって上記露光部に側壁傾斜角度が70度以上の
    ピットを形成して光ディスクの原盤を作製し、 その後、上記光ディスクの上記原盤の上記フォトレジス
    ト膜の表面全体を導電化処理した後、ニッケル電鋳によ
    り、上記ピットに対応する突起部を有する金属膜を堆積
    させることにより金属スタンパーが作製されるようにし
    た金属スタンパー作製方法。
  5. 【請求項5】 上記未露光部にシリコン化合物を形成す
    るとき、上記レーザビームの照射により形成された上記
    露光部のフォトレジストを架橋させ、その後、有機Si
    ガス雰囲気中で上記フォトレジスト膜の上記露光部以外
    の架橋されなかった上記未露光部の表面のみをシリル化
    して上記シリコン化合物を形成する請求項4に記載の金
    属スタンパー作製方法。
  6. 【請求項6】 上記フォトレジスト膜が露光で架橋反応
    を起こすレジストより構成され、上記有機Siガスがヘ
    キサメチルジシラザン(HMDS)である請求項5に記
    載の金属スタンパー作製方法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1つに記載の金
    属スタンパーを作製する方法により作製された金属スタ
    ンパー。
  8. 【請求項8】 フォトレジスト膜が形成された回転する
    ガラス盤に、信号変調され記録レンズによって絞られた
    レーザビームを上記ガラス盤の半径方向に沿って照射し
    て上記フォトレジスト膜を露光させて露光部を形成し、 その後、上記レーザビームが照射されず露光されなかっ
    た上記フォトレジスト膜の未露光部の表面にシリコン化
    合物を形成し、上記シリコン化合物をマスクとして酸素
    プラズマによる現像によって上記露光部に側壁傾斜角度
    が70度以上のピットを形成して光ディスクの原盤を作
    製し、 その後、上記光ディスクの原盤の上記フォトレジスト膜
    の表面全体を導電化処理した後、ニッケル電鋳により、
    上記ピットに対応する突起部を有する金属膜を堆積させ
    ることにより金属スタンパーを作製し、 上記スタンパーを使用して射出成形でプラスチックのレ
    プリカディスクを作製し、 上記レプリカディスクに記録膜又は反射膜を付け、その
    後、この記録膜又は反射膜を有する上記レプリカディス
    クに、別のレプリカディスクを貼り合せて、の光ディス
    クを作製する光ディスク作製方法。
  9. 【請求項9】 上記未露光部にシリコン化合物を形成す
    るとき、上記レーザビームの照射により形成された上記
    露光部のフォトレジストを架橋させ、その後、有機Si
    ガス雰囲気中で上記フォトレジスト膜の上記露光部以外
    の架橋されなかった上記未露光部の表面のみをシリル化
    して上記シリコン化合物を形成する請求項8に記載の光
    ディスク作製方法。
  10. 【請求項10】 上記フォトレジスト膜が露光で架橋反
    応を起こすレジストより構成され、上記有機Siガスが
    ヘキサメチルジシラザン(HMDS)である請求項9に
    記載の光ディスク作製方法。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれか1つに記載
    の光ディスク作製方法により作製されたの光ディスク。
JP2000334510A 2000-11-01 2000-11-01 光ディスクの原盤作製方法及び光ディスク Pending JP2002140841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334510A JP2002140841A (ja) 2000-11-01 2000-11-01 光ディスクの原盤作製方法及び光ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334510A JP2002140841A (ja) 2000-11-01 2000-11-01 光ディスクの原盤作製方法及び光ディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002140841A true JP2002140841A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18810413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000334510A Pending JP2002140841A (ja) 2000-11-01 2000-11-01 光ディスクの原盤作製方法及び光ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002140841A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004212380A (ja) * 2002-11-14 2004-07-29 Nippon Paint Co Ltd 試験方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004212380A (ja) * 2002-11-14 2004-07-29 Nippon Paint Co Ltd 試験方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6126952A (ja) 情報記録担体の製造法
EP1749298B1 (en) Process for producing stamper of multi-valued rom disc, apparatus for producing the same, and resulting disc
JP4244527B2 (ja) 光ディスクの製造方法
JP2001101716A (ja) 光記録媒体,光記録媒体用原盤の製造方法およびカッティング装置
US6219330B1 (en) Master disk for optical disk and having first and second photoresist layers
US6127100A (en) Method of manufacturing a stamper for use in optical information recording medium
JPH11259910A (ja) 光ディスクおよびその原盤製造方法
JP2002140841A (ja) 光ディスクの原盤作製方法及び光ディスク
JP4165396B2 (ja) 凹凸を有する光記録媒体作製用原盤、スタンパ、光記録媒体の各製造方法
JPH10241213A (ja) 光ディスク用スタンパーの製造方法
JPH11110828A (ja) 光ディスク及びその光ディスクの製造方法
JP2002015474A (ja) 光ディスク原盤及び光ディスク基板の作製方法
JPH10241214A (ja) 光ディスク用スタンパーの製造方法
JP2577058B2 (ja) 光メモリ素子用基板およびその製造方法
JPS59215036A (ja) 光デイスク媒体
JP3952835B2 (ja) 光記録媒体作製用スタンパーの製造方法
JP4668666B2 (ja) 光情報記憶媒体用原盤の製造方法、光情報記憶媒体用スタンパの製造方法、スタンパ、光情報記憶媒体用成形基板の製造方法及び光情報記憶媒体用成形基板
JPH11238256A (ja) 光学記録媒体とその製造方法とこれに用いる光学記録媒体の製造装置
JP4385552B2 (ja) 光学記録再生媒体作製用原盤の記録方法、光学記録再生媒体作製用スタンパ、光学記録再生媒体及びこれを用いた光学記録再生装置
JPH11328738A (ja) 光情報記録媒体
JPH06180867A (ja) 光ディスク用スタンパ及びその製造方法
JPH08180476A (ja) 光記録媒体の製造方法
JP2002260288A (ja) 光情報記録媒体及びその製造方法
JP2001291275A (ja) 記録型光ディスク、光ディスク原盤、ディスク基板、光ディスク原盤製造方法
JPS6273440A (ja) 光メモリ素子