JP2002140770A - 商品在庫管理システム - Google Patents

商品在庫管理システム

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JP2002140770A
JP2002140770A JP2000337021A JP2000337021A JP2002140770A JP 2002140770 A JP2002140770 A JP 2002140770A JP 2000337021 A JP2000337021 A JP 2000337021A JP 2000337021 A JP2000337021 A JP 2000337021A JP 2002140770 A JP2002140770 A JP 2002140770A
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Hideyuki Sasaki
秀行 佐々木
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の在庫管理を容易にし、商品の廃棄、補
充、発注を手間を省いて的確に行うことを可能にするこ
とにある。 【解決手段】 店舗サーバの在庫データ計算部107で
は、POS端末からの売上データと商品補充データと商品
廃棄データを基に陳列棚上の商品についての計算上棚在
庫データの計算と、商品の倉庫データの計算と、販売期
限を超えた廃棄商品の抽出を行い、陳列棚上の商品が少
なくなり補充する場合及び商品を廃棄する場合、無線デ
ータ送信部108により商品とその補充数あるいは廃棄数
を無線携帯端末121に送信し、係員に商品の補充あるい
は廃棄を行わせ、在庫データ計算部107では、商品の廃
棄時には計算上棚在庫データを減算更新し、商品補充デ
ータ受信部106が無線携帯端末121から補充完了情報を受
信したとき計算上棚在庫データを上記補充数により加算
更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗サーバを使用
して商品の販売・在庫・仕入れ管理を行う商品在庫管理
システムに係り、特に、無線携帯端末、販売時点管理シ
ステム(POS)を用いて陳列棚上の商品の棚在庫の管
理に有効な商品在庫管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストア、スーパー
などの小売店においては、店舗内陳列棚への商品の補充
は店員の目視による在庫確認を行った後、必要量を決定
し、店舗倉庫より補充していた。また、在庫期限超過の
商品についても同様に、店員の目視により商品に貼り付
けられたバーコード情報をもとに、廃棄処分か否かを決
定していた。在庫期限の管理をするシステムとして関連
するものには、例えば特開平9−171591が挙げら
れる。さらに、商品の納入指示は、在庫の棚卸し後、卸
売りセンタや配送センタへFAXなどを利用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、店員が店内の
各陳列棚を見て回り、陳列商品の一つ一つをチェックす
ることにより、販売管理情報を得ることが必要であり、
店員への作業負担が大きかった。更には、チェックに漏
れも生じるため、販売期限を超過した商品を顧客に販売
してしまったり、商品の補充がなされずに、販売機会を
失う事態を生じる。さらに、納入指示に関しても、定期
的に店員が店舗内の在庫棚卸しをしなければならず、リ
アルタイムな納入を実現することができない。本発明の
目的は、商品の在庫管理を容易にし、商品の廃棄、補
充、発注を手間を省いて的確に行うことを可能にする店
舗サーバにおける商品在庫管理システムを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、1台以上のPOS端末と1台以上の携帯
端末を接続する店舗サーバにおける商品在庫管理システ
ムであり、店の陳列棚上に商品が陳列され、陳列棚上に
陳列された商品の計算上の棚在庫数(計算上棚在庫数)
は店舗サーバの記憶手段に格納され、そして、店舗サー
バには、陳列棚上の商品が売れ、POS端末からのこの
商品の販売情報を受ける度に商品の数を減算更新し、こ
の商品の陳列棚への補充情報を受ける度に商品の数を加
算更新し、この商品の陳列棚からの廃棄情報を受ける度
に商品の数を減算更新を行い、現時点での計算上棚在庫
数を形成する計算上棚在庫数形成手段を設けるようにし
ている。さらに、前記店舗サーバの記憶手段に格納され
た商品情報から廃棄する商品と該商品の陳列棚からの廃
棄数を抽出する手段と、商品の前記計算上棚在庫数が前
記記憶手段に格納された該商品の予め定めた計算上棚在
庫数より少ないとき補充する該商品の陳列棚への補充数
を算出する手段と、前記廃棄する商品と該商品の陳列棚
からの廃棄数および補充する商品と該商品の陳列棚への
補充数を前記携帯端末へ送信する手段と、該携帯端末か
ら送信された商品の補充完了情報を受信する手段を設
け、前記計算上棚在庫数形成手段により、前記廃棄する
商品の前記計算上棚在庫数を前記廃棄数だけ減算更新
し、また前記補充する商品の補充完了情報が受信された
ときには、該商品の前記計算上棚在庫数を前記補充数だ
け加算更新するようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面によ
り説明する。本発明に係る商品在庫管理システムは、図
1に示すように、コンビニエンスストア等の各店舗に有
線もしくは無線LANなどのネットワーク(102)に
よって接続されたPOS端末群(101)と公衆回線網
(122)などの通信網で卸売センタ(123)もしく
は配送センタ(124)に接続した在庫管理及び自動発
注を行う店舗サーバ(111)と店員が所持する無線携
帯端末(121)から構成される。
【0006】店舗サーバ(111)は、卸売センタ(1
23)もしくは配送センタ(124)に商品の発注を行
う発注データ送信部(103)と、卸売センタ(12
3)もしくは配送センタ(124)から納品データを受
け取る納品データ受信部(104)と、POS端末群
(101)から売上げデータを受信する売上げデータ受
信部(105)と、無線携帯端末(121)より商品の
補充結果を受信する商品補充データ受信部(106)
と、リアルタイムに在庫数を計算する在庫データ計算部
(107)と、無線携帯端末に補充/廃棄指示情報を送
信する無線データ送信部(108)と、各商品の基本的
な情報を格納する商品基本情報データベース(112)
と、各商品の最新の在庫情報を保持する商品在庫情報デ
ータベース(113)と、店内の商品陳列棚の担当者及
び所持する無線携帯端末番号を格納する商品管理者デー
タベース(114)から構成される。
【0007】無線携帯端末(121)は、商品補充時に
商品に貼布されたバーコードを読み取るバーコード読取
部(115)と、店舗サーバ(111)からの補充/廃
棄指示情報を受信する無線データ受信部(116)と、
店舗サーバ(111)に補充結果を送信する無線データ
送信部(117)と、店舗サーバ(111)から送信さ
れる補充/廃棄指示情報などを表示するメッセージ表示
部(118)と、補充/廃棄指示情報を受信した際に喚
起を促す音声出力部(119)と、バーコード情報など
を入力するデータ入力部(120)から構成される。
【0008】次に、店舗サーバ(111)内で保持され
る商品基本情報データベース(112)、商品在庫情報
データベース(113)及び商品管理者データベース
(114)を説明する。まず、商品基本情報データベー
ス(112)について、図2の商品基本情報データベー
ス詳細(201)を用いて、説明する。ここでの各商品
の基本情報は、店舗への最初の納入時に独自に作成され
るものである。この中には、店舗内で管理される商品数
を表す項番、各商品毎に一意な番号である商品情報バー
コード、商品の名称を示す商品名、商品陳列棚に陳列さ
れる商品の最低数を示す陳列棚最小在庫数、商品陳列棚
に陳列される商品の最大数を示す陳列棚最大在庫数、店
舗からの発注の目安とする安全在庫数、商品が陳列され
る陳列棚を示す陳列棚識別子、商品の発注状態を示す発
注フラグ、商品の発注時の数量を示す発注量、商品の発
注が行われた日付を示す発注日、商品の発注を依頼した
発注先などが含まれる。
【0009】次に、商品在庫情報データベース(11
3)について、図3の商品在庫情報データベース詳細
(301)を用いて説明する。ここでの各商品の在庫情
報は、商品の納入時、商品陳列棚への補充時、商品の廃
棄時及び商品売上げ時に更新される。この中には、店舗
内で管理される商品数を表す項番、各商品毎に一意な番
号である商品情報バーコード、各商品の販売期限を示す
販売期限バーコード、商品陳列棚に陳列されている各商
品の在庫数を示す計算上棚在庫数、倉庫内に保持される
各商品の在庫数を示す倉庫在庫数、販売期限バーコード
より算出される販売期限が含まれる。上記の計算上棚在
庫数とは、在庫データ計算部(107)においてPOS
端末(101)からの売上げ入力がある度に減算更新さ
れ、補充指示がある度に加算更新され、廃棄指示がある
度に減算更新される陳列棚上における商品の在庫数であ
る。従って、買物客が陳列棚から取り出してPOS端末
で未だ支払をしていない商品がある場合には、計算上棚
在庫数と陳列棚上における商品の実際の在庫数とは一致
しないが、計算上棚在庫数は陳列棚上における商品の実
際の在庫数に極めて近い値を取るものである。より具体
的に説明すると、最初に陳列棚上に陳列した商品の数は
商品在庫情報データベース(113)の計算上棚在庫数
の欄に格納され、商品が売れて、POS端末(101)
からの売上げ入力がある度に計算上棚在庫数の値は減算
更新されて行く。そして計算上棚在庫数の値が小さくな
り、倉庫から商品が取り出されて陳列棚に陳列される
と、計算上棚在庫数の値は加算更新され、また、販売期
限の切れた商品が廃棄されると、計算上棚在庫数の値は
減算更新され、以後、再びPOS端末(101)からの
売上げ入力がある度に計算上棚在庫数の値は減算更新さ
れて行く。なお、計算上棚在庫数に関しては、以後詳細
に説明される。
【0010】さらに、商品管理者データベース(11
4)について、図4の商品管理者データベース詳細(4
01)を用いて説明する。ここでの各商品陳列棚ごとに
担当者及び無線携帯端末番号が予め決定されるものであ
る。この中には、店舗内で管理される商品陳列棚数を表
す項番、店舗内の陳列棚毎に一意な陳列棚識別子、各商
品陳列棚を担当する者を表す担当者及び各担当者が所持
する無線携帯端末の番号を示す無線携帯端末番号が含ま
れる。
【0011】次に、定期的な在庫補充/廃棄調査及び自
動発注の処理について図5に示すフローチャート(シス
テム全体フロー)を参照して説明する。まず、始めに販
売期限チェック(501)では、各商品の販売期限が現
時刻と比べ、超過していないかチェックを行う。次に、
陳列棚への商品補充数チェック(502)で、各商品毎
に陳列棚への商品の陳列に不足が生じていないかチェッ
クを行う。次に、総在庫数チェック(503)では、各
商品毎に店舗内の陳列棚に在庫されている数量と倉庫内
に在庫されている数量の総和である総在庫数が安全在庫
数を下回っていないかチェックを行う。店舗内に在庫さ
れるすべての商品について、販売期限チェック(50
1)、陳列棚への商品補充数チェック(502)及び総
在庫数チェック(503)の処理を行ったかチェック
(504)する。次に、商品補充/廃棄指示(505)
では、各担当者が所持する無線携帯端末に商品の補充/
廃棄指示情報を送信する。最後に、発注処理(506)
では、発注先ごとに分別された発注リストを送信する。
【0012】在庫データ計算部(107)で行う販売期
限チェック(501)について、図6のフローチャート
を用いて説明する。商品在庫情報データベース(11
3)内のすべてのレコードに関して、販売期限バーコー
ド情報を元に販売期限のチェックを行い(601)、現
時刻を超過していた場合は、図7に示す廃棄対象リスト
(701)へ追加される(602)。廃棄対象リストへ
追加される情報は、商品情報バーコード、販売期限バー
コード、商品名、棚廃棄数、倉庫廃棄数、陳列棚識別子
を追加し、商品在庫情報データベース(113)内の販
売期限を超えた販売期限バーコードに対応する該当商品
レコードを削除し、該商品の計算上棚在庫数を棚廃棄数
だけ減算更新する(603)。現時刻を超過していない
場合は、処理を終了する。
【0013】上記廃棄対象リスト内の情報について、図
7を用いて説明する。本リストは、項番、各商品毎に一
意な番号である商品情報バーコード、各商品の販売期限
を示す販売期限バーコード、商品の名称を示す商品名、
陳列棚にある商品の廃棄数を表す棚廃棄数、倉庫にある
商品の廃棄数を表す倉庫廃棄数、商品が陳列されている
商品陳列棚を表す陳列棚識別子から構成される。
【0014】在庫データ計算部(107)で行う陳列棚
への商品補充数チェック(502)について、図8のフ
ローチャートを用いて説明する。本処理において、商品
在庫情報データベース(113)には、図3の商品在庫
情報データベース詳細(301)に示すように、同一商
品情報バーコードでありながら、異なる販売期限バーコ
ードが存在することがあるため(図3の商品在庫情報デ
ータベース詳細(301)の場合、項番1と2そして項
番4と5)、計算上棚在庫数及び倉庫在庫数は商品情報
バーコード毎に合算した数値を使用する。まず、商品在
庫情報データベース(113)内の同一商品情報バーコ
ード毎に、計算上棚在庫数が、あらかじめ設定しておい
た陳列棚最小在庫数よりも少ないかチェックを行う(8
01)。YESであれば、倉庫在庫があるかチェックを
行う(802)。倉庫在庫があった場合(802のYE
S)、陳列棚最大棚在庫数から計算上棚在庫数を減算
し、推奨補充数を算出する(803)。その後、補充対
象リストへ追加を行う(804)。その際、補充対象リ
スト(901)に、商品情報バーコード、販売期限バー
コード、商品名、推奨補充数、陳列棚識別子を追加する
が、商品在庫データベース(301)内に販売期限の異
なる同一商品のレコードがあった場合は、販売期限の古
いレコードから補充対象に割り当てる。計算上棚在庫数
が陳列棚最小在庫数よりも多い場合(801のNO)
は、処理を終了する。また、計算上棚在庫数が陳列棚最
小在庫数よりも小さく(801のYES)、倉庫在庫が
ない(802のNO)場合は、補充する商品がないこと
を意味するため処理を終了する。
【0015】上記補充対象リスト内の情報について、図
9を用いて説明する。本リストは、項番、各商品毎に一
意な番号である商品情報バーコード、各商品の販売期限
を示す販売期限バーコード、商品の名称を示す商品名、
推奨される商品補充数を表す推奨補充数、商品が陳列さ
れている商品陳列棚を表す陳列棚識別子から構成され
る。
【0016】在庫データ計算部(107)で行う総在庫
数チェック(503)について、図10のフローチャー
トを用いて説明する。商品基本情報データベース(11
2)の商品情報バーコード毎に、商品在庫情報データベ
ース(113)を参照し、該当商品の在庫情報があるか
確認を行う(1001)。ない場合(1001のNO)
は、総在庫数と安全在庫数との比較(1002)は行わ
ず、発注中の商品かチェックする処理に移す(100
3)。商品在庫情報データベース(113)に、該当商
品の在庫情報があった場合(1001のYES)、計算
上棚在庫数と倉庫在庫数の合計である店舗内総在庫数と
安全在庫数の比較を行う(1002)。ここで、商品在
庫情報データベース(301)には、同一商品情報バー
コードでありながら、異なる販売期限バーコードが存在
することがあるため、商品情報バーコード毎に計算上棚
在庫数及び倉庫在庫数を合算した上で、比較を行う。安
全在庫数が小さい場合(1002のYES)は、十分な
在庫を保持していると判断し、処理を終了する。安全在
庫数が大きい場合(1002のNO)は、発注中の商品
かチェックを行う(1003)。該当商品が発注中(1
003のYES)であれば、今回より前の総在庫数チェ
ックにて、発注が行われているので、発注せずに処理を
終了する。発注中でない場合(1003のNO)、図1
1に示す発注リスト(1101)に追加する(100
4)。その際、商品情報バーコード、商品名、発注量、
発注先を追加し、商品基本情報データベース(112)
の発注フラグをYに更新し(1005)、処理を終了す
る。
【0017】上記発注リスト内の情報について、図11
を用いて説明する。本リストは、項番、各商品毎に一意
な番号である商品情報バーコード、商品の名称を示す商
品名、発注する商品数を表す発注量、商品を発注する相
手を表す発注先から構成される。
【0018】在庫データ計算部(107)で行う商品補
充/廃棄指示(505)について、図12のフローチャ
ートを用いて説明する。補充対象リスト(901)内の
すべてのレコードに関して、陳列棚識別子をキーに図4
に示す商品管理者データベースを参照し、担当者毎に分
別する(1201)。同様に、廃棄対象商品リスト(7
01)内のすべてのレコードを店員毎に分別する(12
02)。その際、補充/廃棄作業を簡単に行えるよう、
陳列棚識別子及び商品情報バーコードをキーにソート処
理を行っても良い。店員が所持している無線携帯端末番
号を商品管理者データベース(401)より参照し、担
当者毎に分別した廃棄対象商品リストと補充対象リスト
を結合した商品補充/廃棄リスト(1301)を担当者
が所持している無線携帯端末(121)に無線データ送
信部(108)より送信する(1203)。その際、担
当者に注意を喚起するため無線携帯端末(121)の音
声出力部(119)でブザー音などを鳴らす。
【0019】担当者毎に作成される上記商品補充/廃棄
リスト内の情報について、図13を用いて説明する。本
リストは、該当商品を補充するのか廃棄するのかを示す
補充/廃棄、項番、各商品毎に一意な番号である商品情
報バーコード、各商品の販売期限を示す販売期限バーコ
ード、商品が陳列されている商品陳列棚を表す陳列棚識
別子、商品の名称を示す商品名、個数、倉庫にある商品
の廃棄数を表す倉庫廃棄数から構成される。ここでの個
数は、商品が補充対象であれば、推奨補充数を表し、廃
棄対象であれば、商品陳列棚における商品の廃棄数を表
す。補充対象の場合の倉庫個数は意味を持たないので、
空白のままとする。
【0020】発注データ送信部(103)で行う発注処
理(506)について、図14のフローチャートを用い
て説明する。発注リスト(1101)を発注先毎に分別
し(1401)、卸売センタ(123)や配送センタ
(124)などの発注先に公衆回線網(122)などの
通信網を利用し、店舗サーバ(111)の発注データ送
信部(103)より、データを送信する(1402)。
データの送信方法としては、電子データを直接FAXする
方法やメールとして送信する方法が考えられる。さら
に、数回分の発注リストをまとめて送信するとしても良
い。
【0021】次に、図15のフローチャートを用いて、
商品補充結果処理について説明する。店舗サーバ(11
1)の商品補充データ受信部(106)では、無線携帯
端末(121)の無線データ送信部(117)より図1
6に示す補充結果を一件毎に受信し(1501)、在庫
データ計算部(107)で商品在庫情報データベース
(113)内該当商品の計算上棚在庫数を加算更新し
(1502)、倉庫在庫数を減算更新する(150
3)。一つの商品の補充結果数を送信するようにしても
良い。また、複数の商品補充結果を送信するようにして
も良い。
【0022】上記商品補充結果について図16を用いて
説明する。商品補充結果は、無線携帯端末(121)に
入力された商品情報バーコード及び販売期限バーコード
から構成される。商品の補充結果数も含めても良い。ま
た、複数の商品の補充結果であれば、複数レコードから
構成されても良い。
【0023】常に精確な在庫情報を維持するために、P
OS端末(101)での売上げによる計算上棚在庫数の
減算を行う。図17のフローチャートを用いて、売上げ
処理を説明する。店舗サーバ(111)の売上げデータ
受信部(105)では、POS端末(101)より商品
の売上げデータを受信し(1701)、在庫データ計算
部(107)で商品在庫情報データベース(113)内
該当商品の計算上棚在庫数を減算更新する(170
2)。
【0024】一方、発注を行った商品が納入された場合
の納品処理を図18のフローチャートを用いて説明す
る。卸売センタ(123)もしくは配送センタ(12
4)から公衆回線網(122)などの通信網を利用した
メールなどの電子データとして納品情報(1901)を
店舗サーバ(111)の納品データ受信部(104)で
受信し(1801)、商品在庫情報データベース(11
3)に追加する。その際、元の倉庫在庫数に入庫数を加
算して倉庫在庫数を更新する(1802)。納品された
商品に関して、商品基本情報データベース(112)の
発注フラグをNに更新する(1803)。
【0025】上記納品情報について図19を用いて説明
する。納品情報は、項番、各商品毎に一意な番号である
商品情報バーコード、各商品の販売期限を示す販売期限
バーコード、商品の名称を示す商品名、納品される商品
数を表す入庫数から構成される。
【0026】図20に各商品に貼布されるバーコードナ
ンバの一形態を示す。商品情報(2001)を表すバー
コードと販売期限情報(2002)を表すバーコードの
二つから構成される。これらは両方の情報が入っている
のであれば、二段でなくとも、一段でも良い。
【0027】図21に各担当者の無線携帯端末(12
1)に表示される補充/廃棄情報の一例を示す。該当商
品を補充するのか廃棄するのかを示す補充/廃棄、項
番、各商品毎に一意な番号である商品情報バーコード、
各商品の販売期限を示す販売期限バーコード、商品が陳
列されている商品陳列棚を表す陳列棚識別子、商品の名
称を示す商品名、個数、倉庫にある商品の廃棄数を表す
倉庫廃棄数から構成される。ここでの個数は、商品が補
充対象であれば、推奨補充数を表し、廃棄対象であれ
ば、商品陳列棚における商品の廃棄数を表す。補充対象
の場合の倉庫個数は意味を持たないので、何も表示しな
い。また、何個補充/廃棄したか完了数を表示するよう
にしても良い。
【0028】図22のフローチャートを用いて、計算上
棚在庫数の計算方法を説明する。商品が初めて納品され
る際、計算上棚在庫数は初期化処理として、ゼロが設定
される(2201)。商品補充結果処理(2202)で
は、商品陳列棚に補充された商品のバーコードを無線携
帯端末(121)で読み取る毎に、図16で説明した補
充結果が店舗サーバ(111)に送信され、計算上棚在
庫数が加算更新し、倉庫在庫数が減算更新される。これ
以降は通常の処理と同様に、図5で説明した定期的な在
庫補充/廃棄調査及び自動発注処理(2203)を行
い、商品が商品陳列棚に補充される毎に計算上棚在庫数
を加算更新し、倉庫在庫数を減算更新し、商品陳列棚か
ら商品が廃棄される毎に計算上棚在庫数を減算更新す
る。さらに、図17で説明した売上げ処理(2204)
によって、売上げ数を計算上棚在庫数から減算更新す
る。
【0029】なお、本実施の形態では、或る無線携帯端
末(121)にバーコード読取部(115)を搭載した
が、ポケットベル(登録商標)や携帯電話などを無線携
帯端末(121)として用い、これに在庫補充/廃棄デ
ータをメールなどのメッセージとして送付するようにし
ても良い。また、本実施の形態では、店舗サーバ(11
1)は卸売センタ(123)や配送センタ(124)な
どの発注先から納品データを電子データとして入手する
ようにしているが、店舗サーバ(111)にバーコード
読取部を備えることによって、紙媒体による入力として
も良い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、目視による在庫チェッ
クの必要がなくなり、売場担当者の作業軽減の効果があ
る。また、補充対象チェック処理時に、発注要否も自動
的に判断できるため、リアルタイムな納入が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム全体の構成を示す
図である。
【図2】商品基本情報データベースの構成の一例を示す
図である。
【図3】商品在庫情報データベースの構成の一例を示す
図である。
【図4】商品管理者データベースの構成の一例を示す図
である。
【図5】システム全体の処理のフローチャートを示す図
である。
【図6】販売期限チェック処理のフローチャートを示す
図である。
【図7】廃棄対象リストの構成の一例を示す図である。
【図8】陳列棚への商品補充数チェック処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図9】補充対象リストの構成の一例を示す図である。
【図10】総在庫数チェック処理のフローチャートを示
す図である。
【図11】発注リストの構成の一例を示す図である。
【図12】商品補充/廃棄指示処理のフローチャートを
示す図である。
【図13】商品補充/廃棄リストの構成の一例を示す図
である。
【図14】発注処理のフローチャートを示す図である。
【図15】商品補充結果処理のフローチャートを示す図
である。
【図16】商品補充結果を示す図である。
【図17】売上げ処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図18】納品処理のフローチャートを示す図である。
【図19】納品情報の構成の一例を示す図である。
【図20】各商品に貼布されるバーコードナンバーを示
す図である。
【図21】無線携帯端末に表示される情報例を示す図で
ある。
【図22】計算上棚在庫数を計算する処理のフローチャ
ートを示す図である。
【符号の説明】
101 POS(販売時点情報管理)端末 102 ネットワーク 103 発注データ送信部 104 納品データ受信部 105 売上げデータ受信部 106 商品補充データ受信部 107 在庫計算部 108 無線データ送信部 111 店舗サーバ 112 商品基本情報DB 113 商品在庫情報DB 114 商品管理者DB 115 バーコード読取部 116 無線データ受信部 117 無線データ送信部 118 メッセージ表示部 119 音声出力部 120 データ入力部 121 無線携帯端末 122 公衆回線網 123 卸売センタ 124 配送センタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台以上のPOS端末と1台以上の携帯
    端末を接続する店舗サーバにおける商品在庫管理システ
    ムであって、 前記店舗サーバの記憶手段に格納された陳列棚上に陳列
    された商品の計算上の棚在庫数(以下、計算上棚在庫
    数)を、前記POS端末からの該商品の販売情報を受け
    る度に減算更新し、前記商品の陳列棚への補充情報を受
    ける度に加算更新し、前記商品の陳列棚からの廃棄情報
    を受ける度に減算更新を行うことにより現時点での計算
    上棚在庫数を形成する計算上棚在庫数形成手段を有する
    ことを特徴とする商品在庫管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の商品在庫管理システムに
    おいて、 前記店舗サーバの記憶手段に格納された商品情報から廃
    棄する商品と該商品の陳列棚からの廃棄数を抽出する手
    段と、 商品の前記計算上棚在庫数が前記記憶手段に格納された
    該商品の予め定めた計算上棚在庫数より少ないとき補充
    する該商品の陳列棚への補充数を算出する手段と、 前記廃棄する商品と該商品の陳列棚からの廃棄数および
    補充する商品と該商品の陳列棚への補充数を前記携帯端
    末へ送信する手段と、 該携帯端末から送信された商品の補充完了情報を受信す
    る手段を有し、 前記計算上棚在庫数形成手段は、前記廃棄する商品の前
    記計算上棚在庫数を前記廃棄数だけ減算更新し、前記補
    充する商品の補充完了情報が受信されたとき、該商品の
    前記計算上棚在庫数を前記補充数だけ加算更新すること
    を特徴とする商品在庫管理システム。
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