JP2002140734A - 乗車券発行機及び乗車券発行方法 - Google Patents

乗車券発行機及び乗車券発行方法

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JP2002140734A
JP2002140734A JP2000335905A JP2000335905A JP2002140734A JP 2002140734 A JP2002140734 A JP 2002140734A JP 2000335905 A JP2000335905 A JP 2000335905A JP 2000335905 A JP2000335905 A JP 2000335905A JP 2002140734 A JP2002140734 A JP 2002140734A
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Hirota Kawamura
洋太 川村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二重発行が発生した場合、二重発行が発生した
原因を特定することができるようにする。 【解決手段】印字情報を印字する印字手段と、磁気情報
を書き込む磁気情報書込手段と、エラーが発生したこと
を検出するエラー検出処理手段と、ログ記録手段と、エ
ラーが発生したことが検出されたときに、エラーログ、
並びに磁気情報の書込結果を表す磁気書込状態情報、及
び印字情報の印字結果を表す印字状態情報のうちの少な
くとも一方を読み込み、エラーログ、並びに磁気書込状
態情報及び印字状態情報のうちの少なくとも一方をログ
記録手段に記録するエラー情報記録処理手段とを有す
る。発券動作中にエラーが発生すると、エラーログのほ
かに、エラーが発生したときの媒体における磁気書込状
態情報及び印字状態情報がログ記録手段に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗車券発行機及び
乗車券発行方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、乗車券発行機において
は、係員、駅員等の操作者がタッチパネルを操作するこ
とによって乗車券が発行(発券)されるようになってい
る。前記乗車券発行機は、ロール状の用紙がセットさ
れ、該用紙を繰り出して給紙する給紙部、給紙された用
紙を所定の長さにカットして券用紙にするカッタ、前記
券用紙に磁気情報を書き込んだり、既に発行された乗車
券に書き込まれた磁気情報を読み出す磁気情報書込・読
出部、前記券用紙に文字等の印字情報を印字する印字
部、磁気情報が書き込まれ、印字情報が印字された券用
紙を乗車券として排出する排出部等を備える。
【0003】そして、乗車券を発行する際に、前記乗車
券発行機に何らかの原因でエラーが発生することがある
が、その場合、操作者が、例えば、復旧ボタンを押下す
ると、復旧処理が行われて乗車券がエラー券として排出
される。その後、操作者が、前記タッチパネルを操作す
ることによって再製処理を行うと、正常な乗車券が発行
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の乗車券発行機においては、券用紙に磁気情報が正常
に書き込まれた後にエラーが発生した場合、又は券用紙
に印字情報の印字が正常に行われた後にエラーが発生し
た場合には、復旧処理が行われると、磁気情報が正常に
書き込まれた券用紙、又は磁気情報が正常に書き込ま
れ、印字情報の印字が正常に行われた券用紙が前記エラ
ー券として排出されてしまう。
【0005】したがって、該エラー券が正常な乗車券と
誤認され、使用されてしまうことがある。そして、復旧
処理が行われた後、再製処理が行われて正常な乗車券が
発行されると、エラー券及び正常な乗車券の二重発行が
発生してしまう。
【0006】しかも、二重発行が発生したことが後に分
かった場合、どの時点で二重発行が発生したかを確認す
ることができないので、二重発行が発生した原因を特定
することができない。
【0007】本発明は、前記従来の乗車券発行機の問題
点を解決して、二重発行が発生した場合、二重発行が発
生した原因を特定することができる乗車券発行機及び乗
車券発行方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の乗
車券発行機においては、媒体に印字情報を印字する印字
手段と、媒体に磁気情報を書き込む磁気情報書込手段
と、エラーが発生したことを検出するエラー検出処理手
段と、ログ記録手段と、エラーが発生したことが検出さ
れたときに、エラーログ、並びにエラーが発生したとき
の媒体への磁気情報の書込結果を表す磁気書込状態情
報、及びエラーが発生したときの媒体への印字情報の印
字結果を表す印字状態情報のうちの少なくとも一方を読
み込み、前記エラーログ、並びに磁気書込状態情報及び
印字状態情報のうちの少なくとも一方を前記ログ記録手
段に記録するエラー情報記録処理手段とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図2は本発明の第1の実施の形態における
乗車券発行機の搬送経路を示す図である。
【0011】図において、20は乗車券発行機、31は
用紙のロール32、33がセットされ、前記用紙を繰り
出して給紙する給紙部、34は給紙された用紙を所定の
長さにカットして図示されない券用紙にするカッタ、3
5は前記券用紙に磁気情報を書き込んだり、既に発行さ
れた乗車券に書き込まれた磁気情報を読み出す磁気情報
書込・読出部、wは搬送経路であり、前記磁気情報書込
・読出部35に磁気情報書込手段としての書込用磁気ヘ
ッド36及び読出用磁気ヘッド37が配設される。ま
た、38は前記券用紙に文字等の印字情報を印字する印
字手段としての印字部であり、該印字部38に第1、第
2の印字ヘッド39、40が配設され、該第1、第2の
印字ヘッド39、40によって二色印字を行うことがで
きる。そして、41は磁気情報が書き込まれ、印字情報
が印字された券用紙を乗車券として排出する排出部であ
る。なお、搬送経路wにおける用紙、券用紙及び乗車券
によって媒体が構成される。
【0012】前記構成の乗車券発行機20において、係
員、駅員等の操作者が図示されない操作部としてのタッ
チパネルを操作すると、給紙部31において用紙が繰り
出され、給紙され、給紙された用紙がカッタ34によっ
て所定の長さにカットされ、券用紙になる。続いて、磁
気情報書込・読出部35において、書込用磁気ヘッド3
6によって券用紙に、所定の磁気情報が書き込まれ、印
字部38において第1、第2の印字ヘッド39、40に
よって文字等の所定の印字情報が印字される。そして、
券用紙は排出部41によって乗車券として排出される。
【0013】次に、前記乗車券発行機20の制御回路に
ついて説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施の形態における
乗車券発行機の動作を説明するためのブロック図であ
る。
【0015】図において、11はホストコンピュータ等
の上位装置、20は乗車券発行機である。また、12は
タッチパネル部、13は図示されないディスプレイを備
えた表示部、14は記録手段としてのファイル格納部、
15は計時を行い、時刻データを発生させる時計部であ
り、前記タッチパネル部12、表示部13、ファイル格
納部14及び時計部15は上位装置11に接続される。
また、21はインタフェース制御部、22は乗車券発行
機20の制御を行う主制御部、23は書込用磁気ヘッド
36(図2)及び読出用磁気ヘッド37の制御を行う磁
気制御部、24は搬送経路wにおける各種の機構の制御
を行うメカコン制御部、25は第1、第2の印字ヘッド
39、40の制御を行う印字制御部、26はログ書込・
読出部であり、前記インタフェース制御部21、磁気制
御部23、メカコン制御部24、印字制御部25及びロ
グ書込・読出部26は主制御部22に接続される。前記
ログ書込・読出部26はログ記録手段としての図示され
ないログファイルを備える。
【0016】前記構成の乗車券発行機20において、操
作者がタッチパネル部12を操作することによって券種
を選択すると、上位装置11がインタフェース制御部2
1を介して主制御部22に発券の指示を送る。そして、
指示を受けた主制御部22は、乗車券の発行の動作、す
なわち、発券動作を開始し、メカコン制御部24に用紙
の繰出し、用紙の切断、券用紙の搬送等の指示を送り、
磁気制御部23に上位装置11から送られた磁気情報に
ついての券用紙への書込みの指示を送り、また、印字制
御部25に上位装置11から送られた印字情報について
の券用紙への印字の指示を送る。
【0017】次に、用紙の繰出し、用紙の切断、券用紙
の搬送等の指示を受けたメカコン制御部24は、用紙を
繰り出し、用紙を所定の長さにカットして券用紙にする
とともに、券用紙を搬送する。そして、券用紙が磁気情
報書込・読出部35に到達すると、磁気制御部23は、
書込用磁気ヘッド36によって券用紙に前記磁気情報を
書き込む。さらに、券用紙が印字部38に到達すると、
印字制御部25は、第1、第2の印字ヘッド39、40
によって前記印字情報を印字する。
【0018】このようにして、磁気情報の書込み及び印
字情報の印字が終了すると、メカコン制御部24は、券
用紙を排出部41に送り、該排出部41から乗車券とし
て排出する。
【0019】そして、磁気情報が正常に書き込まれ、印
字情報の印字が正常に行われた場合、前記磁気制御部2
3は磁気情報が正常に書き込まれたことを、印字制御部
25は印字情報の印字が正常に行われたことをそれぞれ
主制御部22に通知する。該主制御部22は、磁気情報
が正常に書き込まれ、印字情報の印字が正常に行われた
こと、すなわち、正常終了を確認した後、インタフェー
ス制御部21を介して上位装置11に発券終了を通知す
る。
【0020】ところで、発券動作中に、前記乗車券発行
機20に何らかの原因でジャム等のエラーが発生するこ
とがある。この場合、前記メカコン制御部24の図示さ
れないエラー検出処理手段が、前記搬送経路wの各所に
配設された媒体センサによる用紙、券用紙及び乗車券の
検出結果に基づいて、前記エラーが発生したことを検出
する。そして、前記メカコン制御部24は、券用紙の搬
送を直ちに停止させ、エラーが発生した旨の通知、すな
わち、エラー通知を主制御部22に送る。該主制御部2
2は、エラー通知を受けると、該エラー通知をログ書込
・読出部26に送る。そして、該ログ書込・読出部26
の図示されないエラー情報記録処理手段は、前記エラー
通知を受けると、上位装置11を介して時計部15から
時刻データを読み込み、エラー情報としてのエラーコー
ド等の詳細情報を上位装置11から読み込み、詳細情報
に時刻データを付してエラーログとして前記ログファイ
ルに記録する。
【0021】続いて、主制御部22は、磁気制御部23
及び印字制御部25から、エラーが発生したときの券用
紙への磁気情報の書込結果を表す磁気書込状態情報、及
びエラーが発生したときの券用紙への印字情報の印字結
果を表す印字状態情報をそれぞれ読み込み、磁気情報が
正常に書き込まれたかどうか、及び印字情報の印字が正
常に行われたかどうかを確認し、確認の結果を、処理情
報として、ログ書込・読出部26に処理情報の書込みの
指示と共に送る。
【0022】そして、前記エラー情報記録処理手段は、
前記磁気書込状態情報及び印字状態情報のうちの少なく
とも一方、本実施の形態においては、両方を前記ログフ
ァイルにエラー記録情報として記録する。なお、本実施
の形態において、ログ書込・読出部26は、磁気情報が
正常に書き込まれた場合、磁気書込状態情報として磁気
正常書込終了ログを、印字情報の印字が正常に行われた
場合、印字状態情報として印字正常終了ログを前記ログ
ファイルに記録する。
【0023】前記エラー記録情報の読出しは上位装置1
1の機能によって行われ、操作者がタッチパネル部12
を操作することによって所定の保守操作を選択すると、
上位装置11の図示されないエラー記録情報取得処理手
段は、エラー記録情報取得の指示をインタフェース制御
部21を介して主制御部22に送る。そして、該主制御
部22は、ログ書込・読出部26にエラー記録情報の読
出しの指示を送る。該ログ書込・読出部26の図示され
ないエラー記録情報読出処理手段は、今までに記録され
たすべてのエラー記録情報を読み出し、主制御部22に
送る。該主制御部22は、エラー記録情報を受け取る
と、該エラー記録情報をエラー記録情報の読出しが終了
した旨の通知と共に上位装置11に送り、該上位装置1
1は前記エラー記録情報をファイル格納部14に記録す
る。その後、券用紙は、操作者が復旧処理を行うのに伴
ってエラー券として排出される。
【0024】次に、前記構成の乗車券発行機20の動作
について説明する。
【0025】図3は本発明の第1の実施の形態における
乗車券発行機の乗車券の発行時の動作を示すフローチャ
ート、図4は本発明の第1の実施の形態におけるエラー
記録情報の読出しの動作を示すフローチャートである。
【0026】まず、操作者がタッチパネル部12(図
1)を操作することによって券種を選択すると、上位装
置11がインタフェース制御部21を介して主制御部2
2に発券の指示を送る。この場合、操作者は、タッチパ
ネル部12を操作することによってID番号を入力し、
主制御部22は入力されたID番号に基づいて操作者を
特定する。そして、指示を受けた主制御部22は発券動
作を開始する。
【0027】該発券動作が行われているときに、エラー
が発生すると、前記エラー情報記録処理手段は、前記時
刻データが付されたエラーコード等の詳細情報をエラー
ログとしてログファイルに記録し、続いて、磁気書込状
態情報及び印字状態情報をエラー記録情報として前記ロ
グファイルに記録する。
【0028】次に、操作者がタッチパネル部12を操作
することによって所定の保守操作を選択すると、上位装
置11からエラー記録情報取得の指示が主制御部22に
送られる。そして、ログ書込・読出部26は、記録され
たすべてのエラー記録情報を読み出し、主制御部22に
送る。該主制御部22は、エラー記録情報を受け取る
と、該エラー記録情報を上位装置11に送る。該上位装
置11はエラー記録情報をファイル格納部14に記録す
る。
【0029】このように、本実施の形態においては、発
券動作中にエラーが発生すると、エラーログのほかに、
エラーが発生したときの券用紙における磁気書込状態情
報及び印字状態情報がログファイル及びファイル格納部
14に記録されるので、乗車券の二重発行が発生したと
きに、二重発行が発生した原因を容易に追跡調査し、特
定することができる。
【0030】また、前記エラー記録情報を関係各所に迅
速に送ることができるので、追跡調査を迅速に行うこと
ができる。
【0031】例えば、後日、二重発行された乗車券が見
つかった場合に、乗車券に印字され、又は磁気で記録さ
れた券番、発行駅等に基づいて該当のエラーログを確認
するとともに、乗車券の印字の状態及び磁気による記録
の状態に基づいて、どちらがエラー券であるのかを確認
する。これにより、エラー券が発行された時刻の担当者
を割り出すことができ、その結果、担当者に二重発行の
発生の有無を確認することができる。また、波及的に、
二重発行された乗車券が不正に使用されるのを防止する
ことができる。
【0032】次に、図3のフローチャートについて説明
する。 ステップS1 発券の指示が送られるのを待機する。 ステップS2 発券動作を開始する。 ステップS3 エラーが発生する。 ステップS4 詳細情報をエラーログとして記録する。 ステップS5 磁気情報が正常に書き込まれたかどうか
を判断する。磁気情報が正常に書き込まれた場合はステ
ップS6に、正常に書き込まれていない場合はステップ
S7に進む。 ステップS6 磁気正常書込終了ログを記録する。 ステップS7 印字情報の印字が正常に行われたかどう
かを判断する。正常に行われた場合はステップS8に進
み、行われなかった場合は処理を終了する。 ステップS8 印字正常終了ログを記録し、処理を終了
する。
【0033】次に、図4のフローチャートについて説明
する。 ステップS11 エラー記録情報取得の指示が送られる
のを待機する。 ステップS12 エラー記録情報を上位装置11に送
る。 ステップS13 エラー記録情報をファイル格納部14
に記録する。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における乗車券発行機
は、第1の実施の形態と同じ構造を有するので、図1及
び2を援用して説明を省略する。
【0035】図5は本発明の第2の実施の形態における
乗車券発行機の乗車券の発行時の動作を示すフローチャ
ート、図6は本発明の第2の実施の形態におけるエラー
記録情報及びID情報の読出しの動作を示すフローチャ
ートである。
【0036】この場合、操作者は、所定の乗車券発行機
20(図1)を担当したときに、タッチパネル部12を
操作することによって、操作者のID番号を入力するよ
うになっている。なお、操作者のID番号は、上位装置
11に登録される。
【0037】そして、上位装置11は、ID番号をコマ
ンドとしてインタフェース制御部21を介して主制御部
22に通知する。該主制御部22は、前記コマンドを受
けると、前記ID番号をログ書込・読出部26に記録す
る。
【0038】そして、発券動作中にエラーが発生する
と、前記エラー情報記録処理手段は、エラー記録情報と
共にID番号をID情報として前記ログファイルに記録
する。
【0039】前記エラー記録情報及びID情報の読出し
は上位装置11の機能によって行われ、操作者がタッチ
パネル部12を操作することによって所定の保守操作を
選択すると、上位装置11からエラー記録情報及びID
情報取得の指示がインタフェース制御部21を介して主
制御部22に送られる。そして、該主制御部22は、ロ
グ書込・読出部26にエラー記録情報及びID情報の読
出しの指示を送る。該ログ書込・読出部26は今までに
記録されたすべてのエラー記録情報及びID情報を読み
出し、主制御部22に送る。該主制御部22は、エラー
記録情報及びID情報を受け取ると、該エラー記録情報
及びID情報をエラー記録情報及びID情報の読出しが
終了した旨の通知と共に上位装置11に送る。該上位装
置11はエラー記録情報及びID情報をファイル格納部
14に記録する。
【0040】このように、本実施の形態においては、エ
ラーが発生したときの操作者をID番号に基づいて特定
することができるので、乗車券の二重発行が発生したと
きに、前記操作者に対してヒヤリング等を行うことがで
きる。したがって、二重発行が発生した原因を一層容易
に追跡調査し、特定することができる。
【0041】次に、図5のフローチャートについて説明
する。 ステップS21 発券の指示が送られるのを待機する。 ステップS22 発券動作を開始する。 ステップS23 エラーが発生する。 ステップS24 詳細情報をエラーログとして記録す
る。 ステップS25 磁気情報が正常に書き込まれたかどう
かを判断する。磁気情報が正常に書き込まれた場合はス
テップS26に、正常に書き込まれていない場合はステ
ップS27に進む。 ステップS26 磁気正常書込終了ログを記録する。 ステップS27 印字情報の印字が正常に行われたかど
うかを判断する。正常に行われた場合はステップS28
に、行われなかった場合はステップS29に進む。 ステップS28 印字正常終了ログを記録する。 ステップS29 ID情報を記録し、処理を終了する。
【0042】次に、図6のフローチャートについて説明
する。 ステップS31 エラー記録情報及びID情報取得の指
示が送られるのを待機する。 ステップS32 エラー記録情報及びID情報を上位装
置11に送る。 ステップS33 エラー記録情報及びID情報をファイ
ル格納部14に記録する。
【0043】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、乗車券発行機においては、媒体に印字情報を印字
する印字手段と、媒体に磁気情報を書き込む磁気情報書
込手段と、エラーが発生したことを検出するエラー検出
処理手段と、ログ記録手段と、エラーが発生したことが
検出されたときに、エラーログ、並びにエラーが発生し
たときの媒体への磁気情報の書込結果を表す磁気書込状
態情報、及びエラーが発生したときの媒体への印字情報
の印字結果を表す印字状態情報のうちの少なくとも一方
を読み込み、前記エラーログ、並びに磁気書込状態情報
及び印字状態情報のうちの少なくとも一方を前記ログ記
録手段に記録するエラー情報記録処理手段とを有する。
【0045】この場合、発券動作中にエラーが発生する
と、エラーログのほかに、エラーが発生したときの媒体
における磁気書込状態情報及び印字状態情報がログ記録
手段に記録されるので、乗車券の二重発行が発生したと
きに、二重発行が発生した原因を容易に追跡調査し、特
定することができる。
【0046】また、エラーログ、磁気書込状態情報及び
印字状態情報を関係各所に迅速に送ことができるので、
追跡調査を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における乗車券発行
機の動作を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における乗車券発行
機の搬送経路を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における乗車券発行
機の乗車券の発行時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるエラー記録
情報の読出しの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態における乗車券発行
機の乗車券の発行時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるエラー記録
情報及びID情報の読出しの動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】 20 乗車券発行機 24 メカコン制御部 26 ログ書込・読出部 36 書込用磁気ヘッド 38 印字部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)媒体に印字情報を印字する印字手
    段と、(b)媒体に磁気情報を書き込む磁気情報書込手
    段と、(c)エラーが発生したことを検出するエラー検
    出処理手段と、(d)ログ記録手段と、(e)エラーが
    発生したことが検出されたときに、エラーログ、並びに
    エラーが発生したときの媒体への磁気情報の書込結果を
    表す磁気書込状態情報、及びエラーが発生したときの媒
    体への印字情報の印字結果を表す印字状態情報のうちの
    少なくとも一方を読み込み、前記エラーログ、並びに磁
    気書込状態情報及び印字状態情報のうちの少なくとも一
    方を前記ログ記録手段に記録するエラー情報記録処理手
    段とを有することを特徴とする乗車券発行機。
  2. 【請求項2】 前記エラー情報記録処理手段は、操作者
    のID番号をログ記録手段に記録する請求項1に記載の
    乗車券発行機。
  3. 【請求項3】 (a)エラーが発生したことが検出され
    たときに、エラーログ、並びにエラーが発生したときの
    媒体への磁気情報の書込結果を表す磁気書込状態情報、
    及びエラーが発生したときの媒体への印字情報の印字結
    果を表す印字状態情報のうちの少なくとも一方を読み込
    み、(b)前記エラーログ、並びに磁気書込状態情報及
    び印字状態情報のうちの少なくとも一方をログ記録手段
    に記録することを特徴とする乗車券発行方法。
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