JP4948369B2 - 情報処理装置及び印刷制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び印刷制御方法に関する。
商業印刷の業界では高い付加価値をもった小ロットジョブの受注及び短納期化の動きが活発である。このため、従来利用してきたオフセット印刷機及び後処理機に加えて、バリアブル・データ印刷(以後、VDPという)を行うためにデジタルプリンタであるプリントオンデマンド(以後、PODという)機の導入を積極的に進めている。
初期のVDPでは、VDPジョブとオフセット印刷ジョブとは区別され、VDPジョブはPOD機で、固定データの大量印刷を行うためのオフセット印刷ジョブはオフセット機で処理するように、ジョブを使い分けていた。
最近の動向として、これらの使い分けではなく、POD機とオフセット印刷機とを併用して、混在ジョブを処理することが望まれている。混在ジョブとは、コスト及びジョブ処理時間の理由から、オフセット印刷機やオフラインの後処理機、製本機、PODデバイスを組み合わせて使用するジョブである。
従来、POD機を利用したVDPでは、通常レコード単位にまとめられたコレート出力で印刷を行なってきた。一方、オフセット印刷では複数の折丁をまとめるために外部の丁合機(コレータ)が使用される。
POD機とオフセット印刷機との混在ジョブを処理する際には、それぞれの機器から出力された印刷出力物を一つにまとめる必要がある。しかし、出力順が各機器にて異なる場合、混在ジョブの出力物を容易にまとめることができない。
一方、VDPにおいては乱丁・落丁の防止が非常に重要である。これは、VDPジョブの多くが顧客情報と密接に関連するため、乱丁や落丁は顧客に対して不適切な情報を開示してしまう可能性が高いからである。即ち、顧客のプライバシーに関わる問題となるため、VDPジョブを扱う印刷業者は、出力物の乱丁・落丁を確実に検出及び防止しなければならない。但し、POD機のみを使用したコレート出力の場合には、顧客のプライバシーに影響するようなずれは発生していなかった。
従来、オフセット印刷等の丁合では乱丁・落丁を防止するために、コレータのシート搬送手段に対してメカ的な構成改善を行なう一方、画像認識技術の改善によりメカ的な改善だけでは救いきれない乱丁の検出を行なってきている。
また、印刷物の特徴を抽出する画像認識の限界を補うために、折丁にマーキングを行い、そのマークを認識する手段等が用いられている。(例えば、特許文献1参照。)
これらの認識手段は、同一印刷物を大量に生産する際に不良品を除去する手段として有効である。そして、不良品が除去された結果、生産数が不足する場合には、単純に同じ印刷物を不足数分だけ再印刷すれば対応することができる。
特公平5−5680号公報
従来のVDPにおいては、出力ページ順は所謂、部単位の出力と言われるバリアブルデータベースのレコード単位の出力と同等である。これでは、オフセット印刷における折丁単位の出力と合わせる際に丁合処理が複雑となってしまう。
また、仮にVDPの出力がページ単位の出力となった場合、VDPジョブのページ分を含めて後加工における丁合を行なうことになる。この場合、上記背景で述べたようにノンコレート出力VDPの場合には、部単位の内容や製本結果にずれが発生しないように乱丁・落丁を確実に検出及び防止しなければならない。
従来の同一物を大量に出力する場合には、重送が発生しても重送が起こった部のみを取り除けば他の部には問題が無い。しかし、VDPジョブの場合には、重送の結果、用紙のずれが発生すると続く全ての部においてそのずれが影響してしまう。このため、上述した特許文献1に示すような従来の同一物大量出力に用いられているマーキングによる乱丁検出方式はVDPジョブに有効ではない問題があった。
更に、仮に乱丁が検出できたとしても、VDPジョブの場合には重送の影響が他の部へも及んでいるため、ジョブ全てを印刷しなおさなければならなかった。このため、VDPジョブとオフセット印刷ジョブとの混在時には失敗時コストが高くなると言う問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、VDPの出力結果保証(出力物が全てのレコードできちんと揃っているか)を容易とし、VDPとオフセットとの混在ジョブを実現させることを目的とする。
そこで、本発明は、複数ページにおいて共通に使用される固定ページデータと前記固定ページデータとは異なる可変データとをページ単位の順序で合成するか、又は前記固定ページデータと前記可変データとをレコード単位の順序で合成するかを判断する判断手段と、前記判断手段が前記固定ページデータと前記可変データとをページ単位の順序で合成すると判断した場合、前記固定ページデータと前記可変データとを合成すると共に、所定単位ごとに少なくとも1ページの挿入ページが挿入された印刷物を生成するための印刷データを生成する印刷データ生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、VDPの出力結果保証(出力物が全てのレコードできちんと揃っているか)を容易とし、VDPとオフセットとの混在ジョブを実現させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
[PC(サーバ)の構成]
図1は、PC(情報処理装置、又はコンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。
PCのハードウェアは、様々な接続方法や、様々なバスやインターフェースを有した構成が一般に知られており、ここで紹介するハードウェア構成は一例にしか過ぎない。
まず、点線で囲まれた部分がマザーボードと呼ばれる基板で、この上に以下に説明する機能が搭載されている。2つのCPUは、このPCの全体を制御しており、CPUバスを経由してキャッシュメモリと接続され、更にノースブリッジ、サウスブリッジと呼ばれるLSIチップによって、マザーボード上の様々なバスの制御を行っている。ノースブリッジとサウスブリッジとのデータのやり取りを初めとしてPC内部でのデータの一次保存等のため、SDRAM等のメモリが使用されている。
次に、ノースブリッジは、高速PCIバスを持っており、32ビット/66MHz仕様のものが広く知られているが、更に高速なPCI ExpressやPCI−Xといったバスを持つものもある。ここでは、SCSIコントローラ及びSCSIインターフェースを介して、SCSI外部装置(例えば、大容量のデータのハードディスクドライブ)にアクセスすることが可能なものを使用する。更に、ノースブリッジには、ディスプレイを表示させるためのグラフィックコントローラもAGPバスによって接続されている。
更に、サウスブリッジは、汎用PCIバス(32ビット/33MHz)が接続されており、Ethernet(登録商標)等のNIC(Network Interface Card)が接続される。但し、図中に2枚のNICが接続されているのは、2系統のネットワークを有する場合を想定しており、1系統の場合には、1枚でもよい。しかし、Gigabit Ethernet等、高速NICを利用する場合には、パフォーマンス確保のためノースブリッジ側の高速PCIバスを利用することもある。また、サウスブリッジは、IDEバスも持っており、ハードディスクドライブや、CD−ROMドライブ或いは、DVDドライブ等が接続される。ハードディスクドライブは、PCの制御ソフトウェアを初め様々なデータを格納しておく。CD−ROMドライブ或いは、DVDドライブ等は、PCのインストール時等のデータ読み出しや大量データのデータ保存(アーカイブ)等に役立つ。また、USBポートは、USBメモリに代表されるUSB外部装置にアクセスすることが可能になる。そして、PCは、スーパーI/O部を経由してキーボードやマウス或いは、フロッピー(登録商標)ディスクドライブに繋がって、データの入出力を行うこともできる。
なお、CPUが、ハードディスクドライブ等に記憶されているプログラムを実行することによって、後述するPCの機能、又はフローチャート等が実現される。
[システム全体の機能構成]
図2は、実施形態1のシステム全体の機能構成の一例を示す図である。
図2において1は、本実施形態の主となる装置である印刷制御システムとしてのPCである。2は、有版印刷システムの一例としてのオフセット印刷部である。3は、デジタルプリンタである。4は、オフセット印刷2と併用されるオフライン後加工部Aである。5は、デジタルプリンタ3と併用されるオフライン後加工部Bである。16は、オフセット印刷2及びデジタルプリンタ3の出力を丁合するコレータである。
PC1は、バリアブルデータベース(バリアブルDB)6、コンテンツ入力部7、コレート判断部8、検品単位入力部9、を含む。更に、PC1は、ページ合成部10、ジョブチケット生成部11、印刷範囲指定部12、再印刷範囲計算部13、ユーザインタフェース(UI)14を含む。
PC1及びオフセット印刷2には、コンテンツデータ提供部15からジョブに対応したコンテンツデータが提供される。
[システム全体の処理]
次に、図2に示す構成における処理について説明する。
コンテンツデータ提供部15からコンテンツ入力部7へデジタルプリンタ向けのページデータが送られる。そして、コンテンツデータ提供部15からオフセット印刷2へもオフセット印刷向けのページデータが送られる。また、バリアブルデータプリント用の可変データは、コンテンツデータ提供部15からバリアブルデータベース6へ格納されるものとする。
このシステムのユーザ(オペレータ)はユーザインタフェース14を操作してジョブを処理する。
コレート判断部8は、ユーザインタフェース14からの入力(選択指示情報)に基づいて、部単位或いはレコード単位の出力を行うか、それともページ単位の出力を行うかを判断する。
検品単位入力部9は、ユーザインタフェース14からの入力に従って、レコード単位出力を行う際に検品用の用紙(少なくとも1枚以上の用紙の)挿入を行うか否かの判断を行う。検品単位入力部9は、更に、ユーザインタフェース14からの入力に従って、検品単位部数も取得する(検品単位部数入力)。
印刷範囲指定部12は、ユーザインタフェース14からの入力に従って、出力するページ範囲を決定する。また、印刷範囲指定部12は、再印刷範囲計算部13からの入力に従っても出力ページ範囲を決定することができる。
ページ合成部10は、コンテンツ入力部7からの固定ページデータ、バリアブルデータベース6からの可変データを入力して、出力するページデータ(印刷ページ)の合成を行う(印刷ページ合成)。この際、ページ合成部10は、コレート判断部8、検品単位入力部9、印刷範囲指定部12からの指示に従って、ページの合成を行う。
ジョブチケット生成部11は、バリアブルデータベース6、コレート判断部8、検品単位入力部9、印刷範囲指定部12からの情報に従って、ジョブチケットを生成する。このジョブチケットは、オフセット印刷2、デジタルプリンタ3、オフライン後加工部A4、オフライン後加工部B5、コレータ16を制御するためのものである。ジョブチケット生成部11は、それぞれのブロックへジョブチケットを送り出す。なお、ジョブチケット生成部11は、デジタルプリンタ3との接続の場合にはオンラインでジョブチケットの送受信を行なうことができる。しかし、オフセット印刷2、オフライン後加工部A4、オフライン後加工部B5、コレータ16についてはオフラインで指示が伝えられる場合もある。例えば、紙に印刷されたジョブチケットをオペレータが受け取り、その指示を読みながらオペレータが各機器を操作する場合もある。
オフセット印刷2は、ジョブチケット生成部11からの指示に従って、コンテンツデータ提供部15からのページデータを印刷する。
オフライン後加工部A4は、オフセット印刷2の出力物の後処理をジョブチケット生成部11からの指示に従って行う。
デジタルプリンタ3は、ジョブチケット生成部11からの指示に従って、ページ合成部10からのページデータを印刷する。
オフライン後加工部B5は、デジタルプリンタ3の出力物の後処理をジョブチケット生成部11からの指示に従って行う。なお、デジタルプリンタの場合には、後加工を行わない場合も有り得る。この場合には、デジタルプリンタ3の出力は直接、コレータ16へ行く。また、オフセット印刷の出力との合成を行なわずに部単位、レコード単位出力を行う場合には、コレータ16へもいかず、デジタルプリンタ3からの出力でジョブが完了する。
コレータ16は、オフライン後加工部A4及びオフライン後加工部B5からの出力物をジョブチケット生成部11からの指示に従って丁合する。この際、コレータ16は、所定の部数単位に挿入される用紙の状態を確認することで重送を調べ、乱丁・落丁を検査する。乱丁・落丁が検出された場合には、コレータ16は、再印刷範囲計算部13へ情報を送る。再印刷範囲計算部13は、送られてきた情報に基づき、再印刷範囲を決定する。そして、再印刷範囲計算部13は、計算した所定範囲で印刷範囲指定部12に指示を送り、再印刷を行う(指示する)ものとする。
なお、上述のジョブチケットと同様に、オフライン後加工の入出力及びコレータ16の入出力について、図2において結線されている状況はオンラインではなく用紙等の物理的な出力物の流れになっている場合も含まれているものとする。
[ユーザインタフェース]
次に、ユーザインタフェース14の例について説明する。
図3は、ユーザインタフェース画面の一例を示す図である。この画面は図2のユーザインタフェース14の処理に応じて、PC1に接続されるディスプレイに表示され、キーボードやマウスといったPC1に接続される入力デバイスを使用して操作されるものである。
図3において、100は、印刷設定及び印刷開始を指示する画面である。101は、出力先のデジタルプリンタを選択する入力部である。102は、その詳細設定を行うためのボタンである。例えば、ユーザは、102のボタンを押下して、更に詳細な設定を行なうことによって、レコード単位出力、或いはページ単位出力の際に、それぞれの単位ごとに出力用紙を取り出し易くするための指定を行なうことができる。この指定の例としては、デジタルプリンタに対して、マルチ排紙ビンを利用した出力先指定を行なうか、排紙口における用紙の排紙位置をずらす指定を行なうことで所定の単位で用紙を取り出し易くするか、の選択等がある。
103は、バリアブルプリントを行わない場合の設定を行う領域である。この中で、104は、出力部数を指定する入力部である。105、は出力順の種類を指定するチェックボタンである。ユーザは、104において複数部数の出力を指示した際に、部単位で印刷する場合には105をオンに、ページ単位で印刷する場合には105をオフにする。
106は、バリアブルプリントを行うか否かを指定するチェックボタンである。106がオンの場合には107の領域が有効となり、103の領域が無効となる。逆に、106がオフの場合には103の領域が有効となり、107の領域が無効となる。図3では、106がオンであり、103の領域が無効になっている状態を表している。
107は、バリアブルプリントの出力に関する設定を行う領域である。108は、バリアブルプリントを行う可変データを参照するためのデータベース名を指定する領域である。なお、データベースは、図2のバリアブルデータベース6に対応する。109は、出力する可変データの開始レコード番号を入力するための領域である。110は、可変データの終了レコード番号を入力するための領域である。ユーザは、108で指定したデータベースのテーブルの中のどの範囲を印刷対象とするかを110で指定する。
111は、バリアブルプリントにおける出力順の種類を指定するチェックボタンである。ユーザは、ページ単位で印刷する場合には111をオンに、レコード単位で印刷する場合には111をオフにする。111がオンの場合には、112の領域が有効となり、ユーザは、更に詳細な設定が可能となる。図3では、111がオンとなっており、112の領域も有効になっている状態を表している。
113は、バリアブルプリントにおいてページ単位印刷を行う場合に検品用のページ挿入を行うか否かを指定するチェックボタンである。また、114は、ページ単位印刷を行なう場合に検品用の用紙挿入を行なうか否かを指定するチェックボタンである。113と114とは排他的に設定可能となっており、何れか片方のみの指定或いは、何れも指定しないことが可能となっている。更に115は、このページ挿入/白紙挿入を行う際に挿入を行う単位部数を指定する領域である。この部数はレコード数に相当し、コレータ出力後に検品を行う所定単位部数を表している。
117は、設定に従った印刷開始ボタンである。116は、印刷キャンセルのボタンである。
図2のコレート判断部8は、図3の106及び111に従ってページ単位出力かレコード単位(部数単位)出力かを決定(又は判断)する。
図2の検品単位入力部9は、図3の106及び111、113、115の設定内容に従って検品を行うか否か及び検品単位部数を決定(又は入力)する。
[ページ出力順及び重送発生の例]
次に図3示すユーザインタフェースにて指定された設定に従って決められた出力順で印刷及び丁合を行う場合に発生する重送の例とそれをどのように検出するかとを、説明する。
図4は、バリアブルプリントの一例として3ページのデータとコンテンツの可変部分とを表している図である。
図4では1レコードの1部あたり片面3ページの印刷を行うことを示している。
200は、1ページ目を表している。その中で201に示す部分が可変データとなっていることを表している。以後、201の部分を「X」というフィールド名で表すことにする。また、200には「P」で示されている固定データが印刷されることも表している。
以下、同様に202は、2ページ目を表している。203は、可変データであるフィールド「Y」を表している。202には固定データ「Q」が印刷されている。204は、3ページ目を表している。205は、可変データであるフィールド「Z」を表している。204には固定データ「R」が印刷されている。
次に、フィールド「X」、「Y」、「Z」に適用される可変データが格納されているデータベースの例について説明する。
図5は、バリアブルプリントで使用されるデータベースのテーブルの一例を示す図である。
図5に示すテーブルには3レコード分のデータが格納されている。図5において、第一レコード目の「X」フィールドの値は「あ」、「Y」フィールドの値は「い」、「Z」フィールドの値は「え」である。以下、同様に第二レコード目の「X」、「Y」、「Z」フィールドの値はそれぞれ「え」、「お」、「か」となり、第三レコード目の「X」、「Y」、「Z」フィールドの値はそれぞれ「き」、「く」、「け」となる。
図4に示すページデータに図5に示すバリアブル・データを適用すると、従来のような部単位印刷の場合の出力順では、図6に示すような結果となる。図6は、部単位(レコード単位)のページ出力の一例を示す図である。
図6において、210は、出力1枚目の様子を表し、以後、211が2枚目、212が3枚目、と続き218が9枚目で最後の出力となる。
図3の画面において、ユーザが106をオン、111をオフに設定した場合、図6に示したような出力順となる。
また、図3の画面において、ユーザが106をオン、111をオン、113をオフにした場合、図7に示すような出力順となる。図7は、ページ単位のページ出力の一例を示す図である。
図7において、220は、出力1枚目の様子を表し、以後、221が2枚目、222が3枚目、と続き228が9枚目で最後の出力となる。図7の出力にて、例えばユーザが3枚ずつ、つまり出力したレコード数分ずつとってオフラインのコレータ16に設置することにより、容易にバリアブルプリント出力の丁合を行うことができる。
図8は、図7に示す出力からコレータ16を使用して丁合を行う様子を示した一例を示す図である。
図8では、例えばユーザが、図7の出力の220、221、222をコレータ16の一つの入力ビンへ、そして223、224、225を次の入力ビンへ、更に226、227、228をその次の入力ビンへセットしている例を示している。ここから最初の部をコレータ16が取り出すと、256に示す用紙を組み合わせることになり、250、251、252のセットができる。これは丁合による出力の第一部目、つまり第一レコード目に対応する。同様に次の257の組み合わせは第二部目が得られることを表している。
なお、本実施形態においては、オフセット印刷とデジタルプリンタ印刷とのジョブ合成も処理範囲に含めているが、図8においては、説明の簡略化のため、図7からのデジタルプリンタの出力のみを図示している。例えばユーザが、オフセット印刷からの折丁を更に適切な別の入力ビンに設置することにより、オフセット印刷とデジタルプリンタ印刷とのジョブ合成を行うことができる。
図8は、コレータ16における重送等の乱丁・落丁が発生しなかった正常状態を表している。しかし、機械や紙の状態によって、適切な組み合わせで丁合が行われない場合も有り得る。次に、重送が発生した場合の丁合の例を示す。
図9は、図8と同条件で印刷物を設置して、コレータの動作時に重送が発生した一例を示す図である。
図9では、第一レコード目のための組み合わせである267の中で223と224とが同時に搬送されてしまっている。この結果、第一部目の組み合わせは260、261、262、263という組み合わせになってしまっている。これは、第一レコード目よりも多くの用紙を含んでいる。更に、この後に続く第二部目の組み合わせである268においては、224が第一部目と一緒に持って行かれてしまっているため、221、225、227を組み合わせることになってしまっている。第二部目の268のセットは固定ページデータ部分の組み合わせとしては正しいが、可変データ部分がずれてしまっているため第二レコード目の組み合わせとはなっていない。以後、続く丁合についても、ここでずれている影響を受け続けることになる。
図9に示すような乱丁が発生していることを検出するために、図3の113の設定による用紙挿入を行う。次に、用紙挿入を行った場合の出力例について示す。
図10は、図3の画面において、106をオン、111をオン、113をオン、115を3に設定した場合の印刷結果を表す図である。図10と図7とは、印刷の出力順は同じであるが、図10には232、236、240に白紙ページが挿入されている点が異なる。
図10の場合、例えばユーザは、白紙ページ分を含めて4枚ずつをコレータ16に設置していくことにより、丁合を行うことができる。
図11は、図10の出力から丁合を行った一例を示す図である。なお、図11では重送による異常が発生していない例を示している。
図11において、第一部目の279の組み合わせは第一レコード目に対応、第二部目の280の組み合わせは第二レコード目に対応している。第三部目の281は、検品用のセットである。全て白紙ページで構成されているため、ユーザによる複数ページの目視による確認であっても、容易に重送による異状等が発生していないか確認することができる。また、目視ではなく、画像認識等の手段を用いることによっても、容易に重送による異状等が発生していないか確認することができる。検品を行うセットは図3の画面の115で指定された部数ごとに出力される。図11の例では、ユーザ、又は画像認識を行う装置(例えばコレータ16)等は、3部目に白紙のみのページセットが存在すれば、乱丁が起こることなく正常に丁合されていると判断することができる。
図12は、図11と同様の条件で重層が発生した場合の一例を示す図である。
図12において、第一部目の組み合わせである300では234と235とが一緒に搬送されてしまっている。このため、301及び302の組み合わせについてもそのときのずれが影響した組み合わせとなっている。
ここで、例えばユーザは、図11と同様に3部目の組み合わせである297、298、299を検品する。すると、298は、本来、236からくるべき用紙であるところが237から持ってこられているため、白紙ページではなく、印刷されたページと成ってしまっている。よって、例えばユーザは、白紙ページのみのセットでないことが容易に判別できるため、ここまでに重送が発生していることを検出することができる。
以上説明したように、PC1が、設定に応じて、所定箇所に白紙ページ挿入を行うことにより、容易に重送の検出を行うことができる。
[ジョブチケットによる制御]
次にジョブチケットによる各機器の制御について説明する。
図13は、ジョブチケット生成部11において生成され、デジタルプリンタ3へ送られるジョブチケットの一例を示す図である。
本実施形態におけるデータフォーマットはSGMLやXML等に代表されるマークアップ言語を利用したテキストドキュメントの形式をとっている。但し、本実施形態の説明に必要な部分のみの簡易的な表現を用いており、SGMLやXML等の仕様に厳密に従ったものではない。
図13に示すデータは5行から成り立っている。1行目の<JobTicket>は、データの記述の開始を意味し、これに対応する表現として5行目の</JobTicket>はデータの記述の終了を意味する。以降、同様に「<」と「>」とに括られたキーワードの行と同じキーワードを「</」と「>」とで括ったキーワードの行の間の複数行でキーワードに対応する記述がなされるフォーマットとなっている。
<JobTicket>の記述の中には更に3行の記述がある。
1行目において「JobID="jobid12345"」の記述はこのジョブチケットが示すジョブの識別子が"jobid12345"であることを示している。この識別子によって複数のジョブを内部的に識別することができる。また、「Sides="OneSided"」の記述はこのジョブが片面印刷のジョブであることを示している。
2行目において、「filename="file12345.pdf"」の記述は、このジョブチケットが示すジョブの入力原稿データのファイル名が"file12345.pdf"であることを示している。このファイル名は、図2のページ合成部10において生成されるデータを示しているものとする。
3行目において、「<Media Type="media−0">」の記述は、このジョブで使用される用紙の種類が"media−0"という名前で決められたものであることを示している。
4行目において、「<Disjointing Amount="3"」の記述は、出力用紙を3枚ずつシフトしながら排紙することを示している。
図13は、図3に示す画面上の操作において、レコード単位の印刷を指定された場合(111をオフ)、に生成されるジョブチケットの例を示している。また、ページ単位の印刷を指定(111をオン)して検品用の、少なくとも1ページ以上のページ挿入も少なくとも1枚以上の用紙挿入も行なわなかった場合(113と114とを両方オフ)、に生成されるジョブチケットの例にもなっている。これは図6或いは図7で示した印刷順の場合の処理に対応している。
図14は、ジョブチケット生成部11において生成され、デジタルプリンタ3へ送られるジョブチケットの別の一例を示す図である。
図14と図13との違いは、4行目で指定されているシフト単位枚数が4になっている点である。
図14では、図3に示す画面上の操作において、ページ単位の印刷が指定(111をオン)され、検品用のページ挿入が行われた場合(113をオン)、に生成されるジョブチケットの例を示している。これは図10で示した印刷順の場合の処理に対応している。図10に示す例では、ページ単位当たりに1枚の白紙ページが挿入されているため、図14の4行目に指定された値には、その分の枚数が加算されている。
図15は、ジョブチケット生成部11において生成され、デジタルプリンタ3へ送られるジョブチケットの更に別の一例を示す図である。
図15の3行目までは図13と同じ記述である。
4行目において、「<InsertSheet Page="2" InsertPos="after">」の記述は、2ページ目の後に用紙を挿入することを示している。そして、5行目における「<Media Type="media−1"/>」は、ここで挿入する用紙の種類が"media−1"の名前で決められたものであることを指している。以下、同様に7行目では、5ページ目の後に、10行目では8ページ目の後に、それぞれ"media−1"の用紙を挿入することを指示している。
ここで、"Page"で指定されたページ数の前に用紙を挿入する場合には「InsertPos="before"」と記述するものとする。
13行目は図13における4行目と同様に3ページごとにシフトしながら排紙することを示している。但し、ここでは挿入された用紙については数えないものとする。つまり、挿入された用紙を含めると4枚ずつシフトしながら排紙されるものとする。
図15では、図3に示す画面上の操作において、ページ単位の印刷が指定(111をオン)され、検品用の用紙挿入が行われた場合(114をオン)、に生成されるジョブチケットの例を示している。
図16は、ジョブチケット生成部11において生成され、オフセット印刷2へ送られるジョブチケットの一例を示す図である。
図16に示すジョブチケットは、デジタルプリンタで印刷したバリアブルプリント出力とオフセット印刷で印刷した固定ページ出力とをコレータ16で合成する場合に、デジタルプリンタへの出力と合わせるために生成されるものとする。このため1行目の「Amount="3"」の記述はバリアブルプリント出力のレコード数と同じ数だけ印刷部数を指定している。
図17は、ジョブチケット生成部11において生成され、オフライン後加工部A4へ送られるジョブチケットの一例を示す図である。
図17に示すジョブチケットは、デジタルプリンタ3による出力に検品用のページ或いは用紙が挿入されている場合に、図16に示すジョブチケットに対応して、オフライン後加工部A4にて検品用用紙挿入を行うために生成されるものとする。
2行目において、「<InsertSheet NumberOfSheets="2" InsertPos="after">」の記述は、2枚目の折丁の後に検品用折丁を挿入することを示している。そして、3行目における「<Media Type="media−1"/>」は、挿入する用紙の種類が"media−1"の名前で決められたものであることを示している。
図18は、ジョブチケット生成部11において生成され、オフライン後加工部B5へ送られるジョブチケットの一例を示した図である。
オフセット印刷との合成を行なわない場合であっても、バリアブルプリントの結果の特定のページのみに特別な後処理を行う場合には、ページ単位の印刷を行なう必要がある。図18に示すジョブチケットは、この様な場合に生成されるジョブチケットの例である。図18の例では、特定のページのみ、用紙の表面をコーティングする後処理を行なう例を示している。
1行目において、「Amount="4"」の記述は、コーティングを行なう枚数が4枚であることを示している。この枚数は図10に示す出力例に対応して、検品用の白紙を含めた1レコード分の用紙群の枚数となっている。
2行目において「<Process mode="coating"/>」という記述は、後処理としてコーティングを行なうことを示している。
図19は、ジョブチケット生成部11において生成され、コレータ16へ送られるジョブチケットの一例を示した図である。
2行目における、「<Check Frequency="3"/>」の記述は、コレータの出力の3部ごとに白紙ページのみのセットとなっているかの検品を行なうことを示している。
例えばコレータ16は、この記述に従って、所定周期である3部ごとに検品を行い、白紙のみのセットとなっていない場合には、コレータ16の処理を停止する。そして、コレータ16は、各入力ビンから次の"media−1"の用紙までを取り除き、白紙のみのセットとなっていないことを発見した時点の部数をPC1へ返す。
次に本実施形態における処理手順について詳細を説明する。
[処理の流れ]
図20は、図2のPC1におけるバリアブルプリントの処理の流れを示したフローチャートである。
ステップS1000において、PC1は、処理を開始する。そして、ページ合成部10は、ステップS1000aにおいて、コンテンツ入力部7から固定ページデータを読み込み、ステップS1000bにおいて、バリアブルデータベース6から可変データを読み込む。
次に、印刷範囲指定部12は、ステップS1001において、印刷するレコードの範囲を入力する。これは、図3の画面の109及び110にて設定された情報(入力値)に対応する。なお、以後の説明における1レコード目及びレコード数は、ここでの入力値が考慮されたものであるものとする。
次に、コレート判断部8は、ステップS1002において、図3の画面の111の設定に従って、出力順の方式を判断する。コレート判断部8は、通常のレコード単位で出力する場合、即ち111がオフの場合には、ステップS1003へ進み、ページ単位で出力する場合、即ち111がオンの場合には、ステップS1006へ進む。
ステップS1003において、ページ合成部10は、レコード単位で出力するために、図4の固定ページデータと図5の可変データとを合成して、合成後の印刷用ページデータを生成する。更に、ステップS1004において、ジョブチケット生成部11は、デジタルプリンタ3を制御するためのジョブチケットを生成する。ここで生成されるジョブチケットは、図13に示すジョブチケットに対応し、シフト部数としては1レコードあたりのページ数が対応する。
そして、ステップS1005において、ページ合成部10、ジョブチケット生成部11は、ページデータとジョブチケットとをデジタルプリンタ3へ送る。
ステップS1006において、検品単位入力部9は、図3の113或いは114がオンになっているかの設定に従って、ページ単位で出力するに当たってオフラインのコレート時に検品を行なうか否かを判断する。検品単位入力部9は、検品を行なう場合(Yes.)にはステップS1011へ進み、行なわない場合(No.)にはステップS1007へ進む。更に検品単位入力部9は、ステップS1011において、検品のための白紙挿入の方法を判断する。検品単位入力部9は、図3における113がオンの場合(コンテンツ制御方式)にはステップS1012へ進み、114がオンの場合(デバイス制御方式)にはステップS1014へ進む。
ステップS1012において、ページ合成部10は、ページ単位で出力するように、更に、ページ合成時に検品用の白紙が含まれるようにページの合成を行なう。そして、ステップS1013において、ジョブチケット生成部11は、ステップS1012で合成されたページデータに対応して、デジタルプリンタ3を制御するためのジョブチケットを生成する。ここで生成されるジョブチケットは、図14に示すものに対応し、シフト部数としては、印刷するレコード範囲のレコード数とページ単位に挿入された白紙ページ分との合計が対応する。
ステップS1014において、ページ合成部10は、ページ単位で出力するようにページの合成を行う。そして、ステップS1015において、ジョブチケット生成部11は、デジタルプリンタ3にて白紙が挿入されるような制御を行うためのジョブチケットを生成する。ここで生成されるジョブチケットは図15に示すものに対応する。シフト部数としては、挿入される用紙を除いて、印刷するレコード範囲のレコード数が対応する。
ステップS1016において、ジョブチケット生成部11は、コレータ16での出力に白紙のみのセットが現れる周期をコレータ16に通知する。これは、図19に示すジョブチケットを送信することによって行なわれる。そして、ステップS1017において、PC1(又はページ合成部10及びジョブチケット生成部11)は、ページデータとジョブチケットとをデジタルプリンタ3へ送信する。オフセット印刷やオフラインの後処理機も連動して制御する必要がある場合には、ここで、図16、図17、図18に示すようなジョブチケットをそれぞれの処理部へ送信する。
ステップS1007において、ページ合成部10は、ページ単位で出力するようにページの合成を行う。そして、ステップS1008において、ジョブチケット生成部11は、白紙ページの挿入を行なわないジョブチケットを生成する。ここで生成されるジョブチケットは図13に示すものに対応し、シフト部数としては、印刷するレコード範囲のレコード数が対応する。ステップS1009において、PC1(又はページ合成部10及びジョブチケット生成部11)は、ページデータとジョブチケットとをデジタルプリンタ3へ送信する。
何れの場合もステップS1018において、図20に示す処理を終了する。
次に、それぞれの場合に対応するページ合成の処理について詳しく説明する。
図21は、図20におけるステップS1003のレコード単位でページ合成を行う処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1100において、ページ合成部10は、ページ合成の処理を開始する。
ステップS1101において、ページ合成部10は、処理対象のレコード数をカウントする変数を初期化する。なお、代入している値である1は、指定されたレコード範囲の最初のレコードを示す。
ステップS1102において、ページ合成部10は、処理対象のページ数をカウントする変数を初期化する。
ステップS1103において、ページ合成部10は、カウンタ変数で指定されたレコードとページとの組合せでページ合成を行なう。
ステップS1104において、ページ合成部10は、ページを次へ進めるためにページ数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1105において、ページ合成部10は、最終ページを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、現在のレコードにおける最終ページまで終わった場合(Yes.)にはステップS1106へ進み、まだページが残っている場合(No.)にはステップS1103へ戻る。
ステップS1106において、ページ合成部10は、次のレコードへ進めるためにレコード数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1107において、ページ合成部10は、最終レコードを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、最終レコードまで終わった場合(Yes.)にはステップS1108へ進んで図21に示す処理を終了し、まだレコードが残っている場合(No.)にはステップS1102へ戻る。
図22は、図20におけるステップS1014及びステップS1007のページ単位でページ合成を行う処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1200において、ページ合成部10は、ページ合成の処理を開始する。
ステップS1201において、ページ合成部10は、処理対象のページ数をカウントする変数を初期化する。
ステップS1202において、ページ合成部10は、処理対象のレコード数をカウントする変数を初期化する。なお、代入している値である1は、指定されたレコード範囲の最初のレコードを示す。
ステップS1203において、ページ合成部10は、カウンタ変数で指定されたレコードとページの組合せでページ合成を行なう。
ステップS1204において、ページ合成部10は、レコードを次へ進めるためにレコード数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1205において、ページ合成部10は、最終レコードを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、現在のページにおける最終レコードまで終わった場合(Yes.)にはステップS1206へ進み、まだレコードが残っている場合(No.)にはステップS1203へ戻る。
ステップS1206において、ページ合成部10は、次のページへ進めるためにページ数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1207において、ページ合成部10は、最終ページを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、最終ページまで終わった場合(Yes.)にはステップS1208へ進んで図22に示す処理を終了し、まだページが残っている場合(No.)にはステップS1202へ戻る。
図23は、図20におけるステップS1012の空白ページを挿入してページ単位のページ合成を行なう処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1300において、ページ合成部10は、ページ合成の処理を開始する。
ステップS1301において、ページ合成部10は、検品単位入力部9より検品の周期となる部数を入力する。ページ合成部10は、例えば100部単位で検品を行なう場合にはnの値を100とする。
ステップS1302において、ページ合成部10は、処理対象のページ数をカウントする変数を初期化する。
ステップS1303において、ページ合成部10は、処理対象のレコード数をカウントする変数及び空白ページ挿入のためのレコード数カウント変数を初期化する。
ステップS1304において、ページ合成部10は、カウンタ変数で指定されたレコードとページとの組合せでページ合成を行なう。
ステップS1305において、ページ合成部10は、空白ページ挿入用カウント変数をインクリメントする。そして、ステップS1306において、ページ合成部10は、空白ページ挿入の場所であるか否かの判断を行なう。空白ページ挿入用カウント変数と検品部数とが一致すれば空白ページ挿入の位置である。ページ合成部10は、 空白ページを挿入する場合(Yes.)にはステップS1307へ進み、そうでない場合(No.)にはステップS1311へ進む。
ステップS1307において、ページ合成部10は、空白ページ挿入用カウント変数をリセットする。
ステップS1310において、ページ合成部10は、空白ページを挿入する。空白ページの挿入が終了すると、ページ合成部10は、ステップS1311へ進む。
ステップS1311において、ページ合成部10は、次のレコードへ進めるためにレコード数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1312において、ページ合成部10は、最終レコードを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、現在のページにおける最終レコードまで終わった場合(Yes.)にはステップS1313へ進み、まだレコードが残っている場合(No.)にはステップS1304へ戻る。
ステップS1313において、ページ合成部10は、ページを次へ進めるためにページ数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1314において、ページ合成部10は、最終ページを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、最終ページまで終わった場合(Yes.)にはステップS1315へ進み、図23に示す処理を終了し、まだページが残っている場合(No.)にはステップS1303へ戻る。
図24は、コレータ停止後再印刷を行なう範囲を計算する手順を示したフローチャートである。これは、図2のコレータ16において、白紙ページのみのセットの有無を所定部数周期で確認した結果、重送を検出した場合、即ち白紙ページのみのセットになっていなかったことを発見した場合の処理である。この処理は、図2の再印刷範囲計算部13、印刷範囲指定部12が行う。
ステップS1400において、例えば、再印刷範囲計算部13は、コレータ16等から情報が入力されると再印刷範囲の計算処理を開始する。ステップS1401において、再印刷範囲計算部13は、コレータ16等からの情報に応じて、検品の周期となる部数を入力する。例えば100部単位で検品を行なう場合にはnの値を100とする。
ステップS1402において、再印刷範囲計算部13は、コレータ16等からの情報に応じて、異常を検出した時点の部数(検出時点部数)を入力する(検出時点部数入力)。例えば500部目の検品にて白紙のみのセットになっていないことを検出した場合には、mの値を500とする。
ステップS1403において、再印刷範囲計算部13は、mとnの値から再印刷開始レコードを計算する。
ステップS1404において、再印刷範囲計算部13は、mとnの値から再印刷終了レコードを計算する。
ステップS1405において、印刷範囲指定部12は、再印刷範囲計算部13が計算した再印刷開始レコードと再印刷終了レコードとの範囲を指定する。
ステップS1406において、印刷範囲指定部12は、ユーザインタフェース14等からの情報に基づき、再印刷における検品単位部数を改めて入力する。
ステップS1407において、印刷範囲指定部12は、図20からの処理を再度指示し、ステップS1408において図24に示す処理を終了する。
なお、上述した処理手順は片面印刷を前提とした例を示している。両面印刷の場合には、ページ単位印刷の際に2ページずつを単位としてページ合成を行い、空白ページの挿入についても2ページ分の空白ページを挿入する必要がある。
以上、本実施形態によれば、バリアブルプリントのページ合成において、ページ単位順序によるページ合成を選択できるようにすることにより、オフラインコレータを使用して、別プリンタやオフセット印刷等の出力とジョブ合成を行なうことができる。
更に、ページ展開、或いは画像形成手段の一例であるデジタルプリンタにおける用紙挿入を制御することにより、所定部数単位で丁合時のずれを容易に検出することができる。検品用に挿入されるページ或いは用紙は、丁合の際に白紙のみのページセットを作ることになるため人手による目視確認或いは自動認識処理何れの場合であっても非常に容易に乱丁を確認することができる。そして、この手段では単一のページセットの乱丁だけでなく、前後のページセットの乱丁も検出することになるため、バリアブルプリントのようなページセットと可変データとの一致が重要となる印刷ジョブにおいても有効である。
更に、図15に示すように用紙挿入時に用紙の種類を変えることにより、丁合の停止から再開までの間に不適切な用紙をコレータから取り除くことが容易に行なえる。
更に、乱丁発生後の再印刷において適切な範囲の再印刷レコード範囲を容易に求めることができる。
なお、本実施形態においてはユーザインタフェースによる指示をもって部単位印刷、レコード単位印刷、ページ単位印刷の判断を行っているが、異なる方法で判断するようにしてもよい。例えば、オフセット印刷とのジョブの合成を行う場合にはコレータ16を必要とするためにページ単位印刷を行う、とコレート判断部8が判断することもできる。更に、オフセット印刷とのジョブの合成を行わない場合であっても、オフライン後加工部B5を必要とする場合にはページ単位印刷を行う、とコレート判断部8が判断するようにしてもよい。このように、コレート判断部8は、本実施形態とは異なる判断基準に従ってレコード単位印刷或いはページ単位印刷の切り替えを行なう場合であっても、本実施形態と同様の効果がある。
<実施形態2>
実施形態2については、実施形態1と基本的な構成が同じであるため、実施形態1との差異についてのみ説明する。
実施形態1においては、重送が発生することなく丁合が行なわれていることを確認するために空白ページ或いは白紙を挿入した。実施形態2においては、ほぼ白紙ページと同様であるが、その挿入ページがどのページ及びレコードに対応しているかを識別することのできるマーキングを印刷する。マーキングとしては、例えばバーコードや地紋印刷等、白紙ページとして目視確認をするに当たっても検品処理を妨げることにならないような種類のものを利用する。なお、以下では説明の簡略化のためバーコードを印刷する例を用いて説明を行う。
図25は、実施形態2のシステム全体の機能構成の一例を示す図である。
コレータ16は、丁合後の排出部数をカウントするカウンタ17を備えている。また、19は、丁合後のページセット18から白紙ページのみのセットに印刷されたバーコードを読み取るバーコードリーダである。
20は、検品処理を行うオペレータ。21は、PC1内の機能である重送判定部である。
バーコードリーダ19は、カウンタ17によってカウントされる部数から検品の所定周期ごとにページセットに印刷されたバーコードを読み取り、重送判定部21へその情報を送る。一方、オペレータ20も、実施形態1と同様に白紙ページのみのセットとなっているか否かの確認を行なう。カウンタ17は、重送判定部21へ情報を送り、バーコードリーダ19からの情報が何部目のページセットを読み取ったものであるかを伝える。
図26は、実施形態1の図10に対応する、実施形態2の検品用ページ挿入のページ出力順の一例を示す図である。
図26において、400は、1ページ目の3部目、即ち2レコード目の後に挿入されたバーコードつき空白ページを示している。同様に401は、2ページ目の3部目、402は、3ページ目の3部目の挿入ページを示している。
図25に示すページ合成部10においては、図26に示すようにページ合成の処理を行う。
次に処理手順について説明する。
図27は、実施形態1の図23に対応する、実施形態2の空白ページ挿入のページ合成処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS1500において、ページ合成部10は、ページ合成の処理を開始する。
ステップS1501において、ページ合成部10は、検品単位入力部9より検品の周期となる部数を入力する。
ステップS1502において、ページ合成部10は、処理対象のページ数をカウントする変数を初期化する。
ステップS1503において、ページ合成部10は、処理対象のレコード数をカウントする変数及び空白ページ挿入のためのレコード数カウント変数を初期化する。
ステップS1504において、ページ合成部10は、カウンタ変数で指定されたレコードとページの組合せでページ合成を行なう。
ステップS1505において、ページ合成部10は、空白ページ挿入用カウント変数をインクリメントする。そして、ステップS1506において、ページ合成部10は、空白ページ挿入の場所であるか否かの判断を行なう。空白ページ挿入用カウント変数と検品部数とが一致すれば空白ページ挿入の位置である。ページ合成部10は、空白ページを挿入する場合(Yes.)にはステップS1507へ進み、そうでない場合(No.)にはステップS1511へ進む。
ステップS1507において、ページ合成部10は、空白ページ挿入用カウント変数をリセットする。
ステップS1510において、ページ合成部10は、現在のページ番号、レコード番号、白紙ページセットを含めた部数の情報を含むバーコードを印刷した空白ページを生成し、挿入する。空白ページの挿入が終了すると、ページ合成部10は、ステップS1511へ進む。
ステップS1511において、ページ合成部10は、次のレコードへ進めるためにレコード数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1512において、ページ合成部10は、最終レコードを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、現在のページにおける最終レコードまで終わった場合(Yes.)にはステップS1513へ進み、まだレコードが残っている場合(No.)にはステップS1504へ戻る。
ステップS1513において、ページ合成部10は、ページを次へ進めるためにページ数をカウントする変数をインクリメントする。
ステップS1514において、ページ合成部10は、最終ページを超えたか否かを判断する。ページ合成部10は、最終ページまで終わった場合(Yes.)にはステップS1515へ進み、図27に示す処理を終了し、まだページが残っている場合(No.)にはステップS1503へ戻る。
図28は、丁合時のPC1による重送検出及び復旧処理の手順を示したフローチャートである。
ステップS1600において、PC1(例えば重送判定部21)は、丁合を開始する。
重送判定部21は、ステップS1601において、カウンタ17からのカウント値を入力して、ステップS1602において、所定の検品部数に一致しているかを判断する。重送判定部21は、検品に対応する部の場合(Yes.)にはステップS1603へ進み、そうでない場合にはステップS1617へ進む。
ステップS1603において、重送判定部21は、オペレータ20による白紙ページセットの確認結果を入力する。重送判定部21は、この入力結果からステップS1604にて重送が発生したか否かを判断する。重送判定部21は、白紙ページのみのセットになっていない場合(Yes.)にはステップS1607に進み、そうでない場合にはステップS1605へ進む。
ステップS1605において、重送判定部21は、バーコードリーダ19から検品対象部のバーコードに記録されている部数を読み込む。
ステップS1606において、重送判定部21は、バーコードの値とカウンタの値とを比較し、一致した場合には重送は起こっていないため、ステップS1601へ戻る。重送判定部21は、一致しなかった場合(No.)には重送が発生したことを意味するためステップS1607へ進む。
ステップS1607において、重送判定部21は、コレータを停止する。
ステップS1608において、再印刷範囲計算部13は、重送判定部21等より検品の周期となる部数を得る。
ステップS1609において、再印刷範囲計算部13は、再印刷の開始レコードをカウンタの値及び検品単位部数から計算する。例えば10部単位で検品を行い(n=10)、50部目で異常が発見された場合(B=50)、
(B−n)=40部目(=n*(B/n−1))
では正常だったので、
(B−n+1)=41部目(=n*(B/n−1)+1)から現時点部数までの間に重送が起こっていることになる。これは、レコードに対応させると、"n*"を"(n−1)*"に置換して1を足し(次の部を示す)、
(n−1)*(B/n−1)+1=37レコード目
から現在レコードまでの間に重送が起こっていること、を意味する。即ち、このレコードから再印刷する必要がある。
ステップS1610において、再印刷範囲計算部13は、再印刷の終了レコードをバーコード読み込み値及び検品単位部数から計算する。例えば、上記条件の場合でバーコードから60部目であることが読み取れた場合(b=60)には、復帰可能なのはn部単位で次の塊からであるため、70部目の挿入紙までを除去することで71部目以降の復帰が可能となる。b部であることを読み取った場合、b+n部までを再印刷する必要がある。検品用挿入紙セットの分を除けば、
b+n部
までを再印刷する必要がある。
b+n部目の直前は
(n−1)*(b+n)/n =63レコード目
となる。即ち、このレコードまで再印刷する必要があることになる。
ステップS1611において、印刷範囲指定部12は、再印刷範囲計算部13が計算した再印刷開始レコードと再印刷終了レコードとの範囲を指定する。
ステップS1612において、印刷範囲指定部12は、ユーザインタフェース14等からの情報に基づき、再印刷における検品単位部数を改めて入力する。
ステップS1613において、印刷範囲指定部12は、図20からの処理を再度指示する。
ステップS1614において、重送判定部21は、コレータ16のカウント値を補正する。このとき、オペレータ20によりコレータの入力ビン内のそれぞれから次の挿入紙までの用紙を取り除く。これにより、正常な丁合を継続できるようにする。
ステップS1615において、コレータ16(又は重送判定部21)は、オペレータによる用紙の取り除き作業の完了を示す再開指示入力を待つ。
ステップS1616において、コレータ16は、丁合を再開し、ステップS1601へ戻る。
ステップS1617において、重送判定部21は、最後の部まで丁合が終了したか否かを判断する。重送判定部21は、終了した場合(Yes.)にはステップS1618へ進み、図28に示す処理を終了する。重送判定部21は、終了していない場合(No.)にはステップS1601へ戻り処理を繰り返す。
以上説明したように、単純な白紙ページだけでなく検品位置を計算可能な情報を含むマークを挿入することにより、より正確かつ確実に重送を検出し処理の回復と再印刷が可能となる。
更に、丁合時に部数のカウンタやバーコードリーダを併用することにより、検品処理の自動化も可能となる。
本実施形態で説明した方法によれば、全てのページが同じ枚数だけ重送した場合等の目視検品でも重送を検出できないような非常に稀な状況にも乱丁の検出及び異常状態からの回復が可能となる。
<実施形態3>
実施形態3については、実施形態1と基本的な構成が同じであるため、実施形態1との差異についてのみ説明する。
実施形態1においては、デジタルプリンタ3からの出力においてページ単位でシフト排紙を行なうことにより、オフライン後加工部B5或いはコレータ16へ出力用紙束を移動していた。
実施形態3においては、デジタルプリンタ3の複数出力ビンを利用する例を説明する。
図29は、実施形態3におけるジョブチケットの一例を示す図である。図29のジョブチケットは、実施形態1の図14に示すジョブチケットに対応する。
4行目において、「<OutputBin Page="1〜4" Location="Bin1"/>」の記述は、1ページ目から4ページ目までを「Bin1」と言う名称の出力ビンへ出力することを示している。同様に5行目では続く4ページ分を「Bin2」へ、6行目では最後の4ページ分を「Bin3」へ出力することを示している。
図30は、実施形態3における更に別のジョブチケットの一例を示す図である。図30のジョブチケットは、実施形態1の図15に示すジョブチケットに対応する。上述したのと同様、13行目から15行目までで、先頭から3ページずつを順に「Bin1」、「Bin2」、「Bin3」へ排紙することを示している。
以上説明したように、本実施形態によれば、バリアブルプリントのページ単位順での出力においてページ単位で複数の排紙口に分けて出力することにより、出力物の移動が容易になる。より具体的に説明すると、デジタルプリンタからオフライン後加工部或いはコレータへ出力物を移動する際に容易かつ間違いなく移動することができる。ページ単位順のページ合成制御と合わせて排紙口を切り替えることで、より一層バリアブルプリントとオフライン後処理との連携が容易となる。
<その他の実施形態>
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置の中央演算処理手段(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、システム或いは装置の前記中央演算処理手段が読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、システム或いは装置上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、前記システム或いは装置に挿入された機能拡張カードや、接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明を前記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
以上、上述した実施形態によれば、VDPの出力結果保証(出力物が全てのレコードできちんと揃っているか)を容易とし、VDPとオフセットとの混在ジョブを実現させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
PCのハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態1のシステム全体の機能構成の一例を示す図である。 ユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 バリアブルプリントの一例として3ページのデータとコンテンツの可変部分とを表している図である。 バリアブルプリントで使用されるデータベースのテーブルの一例を示す図である。 部単位(レコード単位)のページ出力の一例を示す図である。 ページ単位のページ出力の一例を示す図である。 図7に示す出力からコレータ16を使用して丁合を行う様子を示した一例を示す図である。 図8と同条件で印刷物を設置して、コレータの動作時に重送が発生した一例を示す図である。 図3の画面において、106をオン、111をオン、113をオン、115を3に設定した場合の印刷結果を表す図である。 図10の出力から丁合を行った一例を示す図である。 図11と同様の条件で重層が発生した場合の一例を示す図である。 ジョブチケット生成部11において生成され、デジタルプリンタ3へ送られるジョブチケットの一例を示す図である。 ジョブチケット生成部11において生成され、デジタルプリンタ3へ送られるジョブチケットの別の一例を示す図である。 ジョブチケット生成部11において生成され、デジタルプリンタ3へ送られるジョブチケットの更に別の一例を示す図である。 ジョブチケット生成部11において生成され、オフセット印刷部2へ送られるジョブチケットの一例を示す図である。 ジョブチケット生成部11において生成され、オフライン後加工部A4へ送られるジョブチケットの一例を示す図である。 ジョブチケット生成部11において生成され、オフライン後加工部B5へ送られるジョブチケットの一例を示した図である。 ジョブチケット生成部11において生成され、コレータ16へ送られるジョブチケットの一例を示した図である。 図2のPC1におけるバリアブルプリントの処理の流れを示したフローチャートである。 図20におけるステップS1003のレコード単位でページ合成を行う処理の詳細を示すフローチャートである。 図20におけるステップS1014及びステップS1007のページ単位でページ合成を行う処理の詳細を示すフローチャートである。 図20におけるステップS1012の空白ページを挿入してページ単位のページ合成を行なう処理の詳細を示すフローチャートである。 コレータ停止後再印刷を行なう範囲を計算する手順を示したフローチャートである。 実施形態2のシステム全体の機能構成の一例を示す図である。 実施形態1の図10に対応する、実施形態2の検品用ページ挿入のページ出力順の一例を示す図である。 実施形態1の図23に対応する、実施形態2の空白ページ挿入のページ合成処理の手順を示すフローチャートである。 丁合時のPC1による重送検出及び復旧処理の手順を示したフローチャートである。 実施形態3におけるジョブチケットの一例を示す図である。 実施形態3における更に別のジョブチケットの一例を示す図である。
符号の説明
1 PC
2 オフセット印刷
3 デジタルプリンタ
4 オフライン後加工A
5 オフライン後加工B
6 バリアブルデータベース
7 コンテンツ入力部
8 コレート判断部
9 検品単位入力部
10 ページ合成部
11 ジョブチケット生成部
12 印刷範囲指定部
13 再印刷範囲計算部
14 ユーザインタフェース
15 コンテンツデータ提供部
16 コレータ

Claims (9)

  1. 複数ページにおいて共通に使用される固定ページデータと前記固定ページデータとは異なる可変データとをページ単位の順序で合成するか、又は前記固定ページデータと前記可変データとをレコード単位の順序で合成するかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記固定ページデータと前記可変データとをページ単位の順序で合成すると判断した場合、前記固定ページデータと前記可変データとを合成すると共に、所定単位ごとに少なくとも1ページの挿入ページが挿入された印刷物を生成するための印刷データを生成する印刷データ生成手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定単位とは、同一の固定ページデータが使用されるページ範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記挿入ページとして、空白ページを挿入することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 記挿入ページとして、ページが挿入された位置の情報を示す内容が印刷されたページを挿入することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置が実行する印刷制御方法であって、
    複数ページにおいて共通に使用される固定ページデータと前記固定ページデータとは異なる可変データとをページ単位の順序で合成するか、又は前記固定ページデータと前記可変データとをレコード単位の順序で合成するかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで前記固定ページデータと前記可変データとをページ単位の順序で合成すると判断された場合、前記固定ページデータと前記可変データとを合成すると共に、所定単位ごとに少なくとも1ページの挿入ページが挿入された印刷物を生成するための印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、
    を含むことを特徴とする印刷制御方法。
  6. 前記所定単位とは、同一の固定ページデータが使用されるページ範囲内であることを特徴とする請求項5に記載の印刷制御方法。
  7. 前記挿入ページとして、空白ページを挿入することを特徴とする請求項5又は6に記載の印刷制御方法。
  8. 前記挿入ページとして、ページが挿入された位置の情報を示す内容が印刷されたページを挿入することを特徴とする請求項5又は6に記載の印刷制御方法。
  9. コンピュータに、
    複数ページにおいて共通に使用される固定ページデータと前記固定ページデータとは異なる可変データとをページ単位の順序で合成するか、又は前記固定ページデータと前記可変データとをレコード単位の順序で合成するかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで前記固定ページデータと前記可変データとをページ単位の順序で合成すると判断された場合、前記固定ページデータと前記可変データとを合成すると共に、所定単位ごとに少なくとも1ページの挿入ページが挿入された印刷物を生成するための印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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