JP2002140015A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2002140015A JP2002140015A JP2000334225A JP2000334225A JP2002140015A JP 2002140015 A JP2002140015 A JP 2002140015A JP 2000334225 A JP2000334225 A JP 2000334225A JP 2000334225 A JP2000334225 A JP 2000334225A JP 2002140015 A JP2002140015 A JP 2002140015A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示装置の狭額縁化を目的として走査電
極駆動ICへの入力端子を駆動ICの短辺側に配置した
場合、入力配線を配置できる領域が狭くなるため配線抵
抗が増加し、液晶駆動に影響を与える。 【解決手段】 駆動ICの両側の短辺に入力端子を配置
し、一方の短辺に液晶駆動基準電源入力用の端子を配置
し、他方の短辺に液晶駆動基準電源入力用端子以外の入
力端子を配置することで、液晶駆動基準電源入力用端子
への入力配線の幅を広くする。これにより液晶の安定し
た駆動が得られ、更なる狭額縁化が可能となる。
極駆動ICへの入力端子を駆動ICの短辺側に配置した
場合、入力配線を配置できる領域が狭くなるため配線抵
抗が増加し、液晶駆動に影響を与える。 【解決手段】 駆動ICの両側の短辺に入力端子を配置
し、一方の短辺に液晶駆動基準電源入力用の端子を配置
し、他方の短辺に液晶駆動基準電源入力用端子以外の入
力端子を配置することで、液晶駆動基準電源入力用端子
への入力配線の幅を広くする。これにより液晶の安定し
た駆動が得られ、更なる狭額縁化が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置にお
ける液晶表示部を駆動するための走査電極駆動IC(以
下駆動ICと称する)において、外部回路との接続に用
いる入力端子の配置、外部回路との接続方法に特徴のあ
る液晶表示装置に関するものである。
ける液晶表示部を駆動するための走査電極駆動IC(以
下駆動ICと称する)において、外部回路との接続に用
いる入力端子の配置、外部回路との接続方法に特徴のあ
る液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マトリクス駆動法等を用いた液晶表示装
置において、走査線に走査電圧を印加し液晶表示部を駆
動させる駆動ICをガラスなどの基板上に直接実装する
チップ・オン・グラス実装法(以下COG実装法と称す
る)は実装部がコンパクトで、かつ実装コストも低いた
め、広く実用化されている。
置において、走査線に走査電圧を印加し液晶表示部を駆
動させる駆動ICをガラスなどの基板上に直接実装する
チップ・オン・グラス実装法(以下COG実装法と称す
る)は実装部がコンパクトで、かつ実装コストも低いた
め、広く実用化されている。
【0003】しかし、COG実装法では基板上に液晶表
示に必要なスペースのほかに駆動ICを実装するための
スペースが必要であるため、基板を駆動ICの実装スペ
−ス分大型化しなければならず、基板よるコスト増と液
晶パネルのデザイン自由度の低下を招いている。図4に
COG実装法を用いた、従来の液晶表示装置の平面図を
示す。
示に必要なスペースのほかに駆動ICを実装するための
スペースが必要であるため、基板を駆動ICの実装スペ
−ス分大型化しなければならず、基板よるコスト増と液
晶パネルのデザイン自由度の低下を招いている。図4に
COG実装法を用いた、従来の液晶表示装置の平面図を
示す。
【0004】図4に示すように、従来では駆動ICにお
ける外部回路と接続を行う入力端子が、駆動ICに関し
て液晶表示部と反対側の長辺に配置され、外部回路との
配線として用いるフレキシブル・プリント回路(以下F
PCと称す)との接続が駆動ICの長辺側で行われてい
る。この接続方式では駆動ICへの入力に、ほぼ駆動I
Cの長辺の長さ分の範囲を用いることが可能で、入力配
線を広くすることにより配線抵抗を低くすることが可能
である。 しかし、この方式では駆動ICの実装スペー
ス21のほかに駆動ICから液晶表示部と反対方向にF
PCの接着を固定するためのスペース22が必要とな
り、額縁17は21と22を合わせた領域分必要である
ため、額縁の値としては4〜6mm程度必要となる。
ける外部回路と接続を行う入力端子が、駆動ICに関し
て液晶表示部と反対側の長辺に配置され、外部回路との
配線として用いるフレキシブル・プリント回路(以下F
PCと称す)との接続が駆動ICの長辺側で行われてい
る。この接続方式では駆動ICへの入力に、ほぼ駆動I
Cの長辺の長さ分の範囲を用いることが可能で、入力配
線を広くすることにより配線抵抗を低くすることが可能
である。 しかし、この方式では駆動ICの実装スペー
ス21のほかに駆動ICから液晶表示部と反対方向にF
PCの接着を固定するためのスペース22が必要とな
り、額縁17は21と22を合わせた領域分必要である
ため、額縁の値としては4〜6mm程度必要となる。
【0005】そこで、前記のFPC接着の固定のための
スペース22をなくし額縁を小型化するために、駆動I
Cの短辺側に入力端子を配置し、電源および制御信号入
力を駆動ICの短辺側から入力させる方法が考案された
(特出平5-100242)。 図5(a)に電源および制御信
号入力を駆動ICの短辺側から行う方法を用いた液晶表
示装置の平面図を示す。
スペース22をなくし額縁を小型化するために、駆動I
Cの短辺側に入力端子を配置し、電源および制御信号入
力を駆動ICの短辺側から入力させる方法が考案された
(特出平5-100242)。 図5(a)に電源および制御信
号入力を駆動ICの短辺側から行う方法を用いた液晶表
示装置の平面図を示す。
【0006】図5(a)に示されるように、駆動ICの
短辺から電源および制御信号の入力を行うことでFPC
接着の固定に必要なスペースと駆動IC実装に必要なス
ペースを共有させることができ、図4におけるFPC接
着の固定に必要なスペース22を不要とする事ができ
る。これより、駆動ICの長辺側から入力を行った場合
と比較して額縁の幅を狭くなるため、基板の縮小化とそ
れに伴う液晶パネルの低コスト化が可能となる。
短辺から電源および制御信号の入力を行うことでFPC
接着の固定に必要なスペースと駆動IC実装に必要なス
ペースを共有させることができ、図4におけるFPC接
着の固定に必要なスペース22を不要とする事ができ
る。これより、駆動ICの長辺側から入力を行った場合
と比較して額縁の幅を狭くなるため、基板の縮小化とそ
れに伴う液晶パネルの低コスト化が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、駆動ICの
短辺側から電源及び制御信号を入力させる場合、駆動I
Cの長辺側からの入力に比べて配線の幅が狭くなり、配
線抵抗が増加するという課題がある。図5(b)にこの
方式における入力端子配置部の実施例の平面図を示す。
短辺側から電源及び制御信号を入力させる場合、駆動I
Cの長辺側からの入力に比べて配線の幅が狭くなり、配
線抵抗が増加するという課題がある。図5(b)にこの
方式における入力端子配置部の実施例の平面図を示す。
【0008】駆動ICの短辺は1.1mm〜2.0mm
程度と長辺と比較して非常に短いものであり、図5
(b)に示されるように、この範囲において液晶パネル
の低価格化のために駆動ICの外部接続部からの配線に
透明電極配線20を用い、透明電極とFPC12との接
着を行って外部回路との接続をする場合、実装ルール等
の影響もあり更に透明電極とFPC配線の接着部におい
てはその接着強度を得るために一定値以上の長さと幅が
必要となるため、透明電極、FPCともに配線を非常に
細くしなければならない。特に、透明電極に関してはシ
ート抵抗値が高いため、配線を細くすることにより付加
抵抗が大きく増加し、液晶駆動に際して悪影響を与える
結果となってしまう。また駆動ICに関してもコスト等
の面から年々小型化される傾向にあり、駆動IC実装ス
ペースは更に減少する事が可能となるため、各入力配線
を更に細くする必要性もでてくる。
程度と長辺と比較して非常に短いものであり、図5
(b)に示されるように、この範囲において液晶パネル
の低価格化のために駆動ICの外部接続部からの配線に
透明電極配線20を用い、透明電極とFPC12との接
着を行って外部回路との接続をする場合、実装ルール等
の影響もあり更に透明電極とFPC配線の接着部におい
てはその接着強度を得るために一定値以上の長さと幅が
必要となるため、透明電極、FPCともに配線を非常に
細くしなければならない。特に、透明電極に関してはシ
ート抵抗値が高いため、配線を細くすることにより付加
抵抗が大きく増加し、液晶駆動に際して悪影響を与える
結果となってしまう。また駆動ICに関してもコスト等
の面から年々小型化される傾向にあり、駆動IC実装ス
ペースは更に減少する事が可能となるため、各入力配線
を更に細くする必要性もでてくる。
【0009】入力に配線抵抗が付加した際に液晶へ与え
る悪影響としては、次のことが挙げられる。STN型液
晶表示装置における大きな問題点として、クロストーク
と呼ばれる表示の濃淡むらの発生がある。これは液晶の
容量Cと電極等の抵抗Rによって発生する駆動波形の鈍
り、歪みが原因であり、CRの値が大きいほどその影響
は大きいことが知られており、駆動ICにおいては液晶
駆動基準電源入力用端子への入力配線への付加抵抗がク
ロストークに大きく影響を及ぼす。また、液晶駆動基準
電源入力用端子への入力以外に関しても、付加抵抗の増
大により液晶駆動の不安定さを引き起こしてしまう。
る悪影響としては、次のことが挙げられる。STN型液
晶表示装置における大きな問題点として、クロストーク
と呼ばれる表示の濃淡むらの発生がある。これは液晶の
容量Cと電極等の抵抗Rによって発生する駆動波形の鈍
り、歪みが原因であり、CRの値が大きいほどその影響
は大きいことが知られており、駆動ICにおいては液晶
駆動基準電源入力用端子への入力配線への付加抵抗がク
ロストークに大きく影響を及ぼす。また、液晶駆動基準
電源入力用端子への入力以外に関しても、付加抵抗の増
大により液晶駆動の不安定さを引き起こしてしまう。
【0010】しかし、駆動ICの短辺側からすべての電
源・制御信号の入力を行う場合、液晶駆動基準電源入力
用端子への入力配線に割り当てられる配線幅は実装上の
制約から限界があり、駆動ICの長辺側から配線した場
合に比べて4〜5倍もの配線抵抗が付加してしまい、ク
ロストーク発生の原因となる。この発生を防ぐためには
十分な配線幅を得るために額縁幅を広げる必要があり、
これでは駆動ICの短辺側から入力を行うメリットが薄
れてしまう。
源・制御信号の入力を行う場合、液晶駆動基準電源入力
用端子への入力配線に割り当てられる配線幅は実装上の
制約から限界があり、駆動ICの長辺側から配線した場
合に比べて4〜5倍もの配線抵抗が付加してしまい、ク
ロストーク発生の原因となる。この発生を防ぐためには
十分な配線幅を得るために額縁幅を広げる必要があり、
これでは駆動ICの短辺側から入力を行うメリットが薄
れてしまう。
【0011】本発明の目的は、上記の課題点を解決して
液晶パネルの狭額縁化とそれに伴う低コスト化を実現
し、更にクロストークの発生を抑え、安定した液晶駆動
を行うことが可能な液晶表示装置を実現することであ
る。
液晶パネルの狭額縁化とそれに伴う低コスト化を実現
し、更にクロストークの発生を抑え、安定した液晶駆動
を行うことが可能な液晶表示装置を実現することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために本発明による液晶表示装置は、下記に記載の手段
を採用する。
ために本発明による液晶表示装置は、下記に記載の手段
を採用する。
【0013】本発明の液晶表示装置は、マトリクス駆動
法等により表示される液晶表示部と、走査線に走査電圧
を印加し液晶表示部を駆動する駆動ICと、駆動ICを
実装するIC実装部と、駆動ICと外部回路を接続する
配線を有する液晶表示装置において、駆動ICは一方ま
たは両方の長辺に走査線へ出力を行う出力端子を配置
し、長辺と直交する一方の短辺に外部から電源入力を行
う少なくとも1個の入力端子を配置し、長辺と直交する
他方の短辺に一方の短辺に配置した入力端子以外の入力
端子を配置し、長辺には入力端子を配置しないことを特
徴とする。
法等により表示される液晶表示部と、走査線に走査電圧
を印加し液晶表示部を駆動する駆動ICと、駆動ICを
実装するIC実装部と、駆動ICと外部回路を接続する
配線を有する液晶表示装置において、駆動ICは一方ま
たは両方の長辺に走査線へ出力を行う出力端子を配置
し、長辺と直交する一方の短辺に外部から電源入力を行
う少なくとも1個の入力端子を配置し、長辺と直交する
他方の短辺に一方の短辺に配置した入力端子以外の入力
端子を配置し、長辺には入力端子を配置しないことを特
徴とする。
【0014】駆動ICは一方の長辺を液晶表示部側に面
して配置するものとし、一方の短辺における入力端子に
は液晶駆動基準電源入力用の端子を含むことを特徴とす
る。
して配置するものとし、一方の短辺における入力端子に
は液晶駆動基準電源入力用の端子を含むことを特徴とす
る。
【0015】従来では駆動ICの片側の短辺においてす
べての入力を行っていたが、駆動ICの両側の短辺に入
力端子を配置し、一方の短辺に液晶駆動基準電源入力用
の端子を配置し、他方の短辺に液晶駆動基準電源入力用
端子以外の入力端子を配置することで、液晶駆動基準電
源入力端子への入力配線の幅を広くする事が可能で、配
線付加抵抗が減少するためクロストークの発生を押さえ
ることができる。また、他入力電源端子への入力配線付
加抵抗も減少させ、液晶の安定した駆動が得られる。更
に、額縁幅が配線の際の実装上の制約による影響を受け
にくくなるためより狭額縁化が可能である。
べての入力を行っていたが、駆動ICの両側の短辺に入
力端子を配置し、一方の短辺に液晶駆動基準電源入力用
の端子を配置し、他方の短辺に液晶駆動基準電源入力用
端子以外の入力端子を配置することで、液晶駆動基準電
源入力端子への入力配線の幅を広くする事が可能で、配
線付加抵抗が減少するためクロストークの発生を押さえ
ることができる。また、他入力電源端子への入力配線付
加抵抗も減少させ、液晶の安定した駆動が得られる。更
に、額縁幅が配線の際の実装上の制約による影響を受け
にくくなるためより狭額縁化が可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を利用した最適な実
施形態を図面を使用して説明する。図1に本発明の実施
例における液晶表示装置の平面図を示し、図2に図1に
おける駆動IC実装部の側面図を示す。
施形態を図面を使用して説明する。図1に本発明の実施
例における液晶表示装置の平面図を示し、図2に図1に
おける駆動IC実装部の側面図を示す。
【0017】図1に示す実施例においては、液晶表示装
置において液晶表示部の横側の額縁に駆動IC11、下
側の額縁にセグメントIC13が配置してある。駆動I
C11における液晶表示部側の長辺に出力端子を配置
し、出力端子の配置してある長辺と連続した2つの短辺
に入力端子を配置する。この際、出力端子を配置した辺
と相対した辺には入力端子は配置せず、駆動ICの液晶
表示部と反対側の長辺からは入力を行わない。
置において液晶表示部の横側の額縁に駆動IC11、下
側の額縁にセグメントIC13が配置してある。駆動I
C11における液晶表示部側の長辺に出力端子を配置
し、出力端子の配置してある長辺と連続した2つの短辺
に入力端子を配置する。この際、出力端子を配置した辺
と相対した辺には入力端子は配置せず、駆動ICの液晶
表示部と反対側の長辺からは入力を行わない。
【0018】駆動ICにおいてセグメントIC13側と
反対側の短辺に液晶駆動基準電源入力用端子を配置し、
液晶駆動基準電源入力用端子以外の入力端子をセグメン
トICに近い側の短辺に配置する。それぞれの端子への
入力配線は透明電極配線で行う。
反対側の短辺に液晶駆動基準電源入力用端子を配置し、
液晶駆動基準電源入力用端子以外の入力端子をセグメン
トICに近い側の短辺に配置する。それぞれの端子への
入力配線は透明電極配線で行う。
【0019】図2に示すように、FPC12はセグメン
トIC側から駆動IC側の額縁上において駆動ICを覆
うように通し、駆動ICのセグメント側と反対側の短辺
において液晶駆動基準電源入力用端子への入力配線であ
る透明電極14と接着を行う。液晶駆動基準電源入力用
端子以外への入力配線は駆動ICのセグメント側より透
明電極15により行い、セグメントIC側の額縁まで引
き回すものとする。
トIC側から駆動IC側の額縁上において駆動ICを覆
うように通し、駆動ICのセグメント側と反対側の短辺
において液晶駆動基準電源入力用端子への入力配線であ
る透明電極14と接着を行う。液晶駆動基準電源入力用
端子以外への入力配線は駆動ICのセグメント側より透
明電極15により行い、セグメントIC側の額縁まで引
き回すものとする。
【0020】図3に、この方式の詳しい一実施例を示
す。図3においては駆動ICの短辺長dが1.1mm、
駆動IC側の額縁幅aが2.2mmである。液晶駆動基
準電源入力用端子への入力配線は駆動ICの上側で行
い、反対側において駆動ICへの入力に必要な他の5入
力を行う。液晶駆動基準電源入力用端子への入力配線幅
cはこの方式では実装上の制約を考慮した上で最大で
1.3mmとすることが可能で、透明電極による付加抵
抗は10Ω程度まで下げることができる。この値は従来
通り駆動ICの長辺側から液晶駆動基準電源入力用端子
への入力を行った場合と比べても大きな増加ではない。
また、透明電極とFPC配線の接着においてその接着強
度を保つために必要な接着面積も問題なく確保できる。
す。図3においては駆動ICの短辺長dが1.1mm、
駆動IC側の額縁幅aが2.2mmである。液晶駆動基
準電源入力用端子への入力配線は駆動ICの上側で行
い、反対側において駆動ICへの入力に必要な他の5入
力を行う。液晶駆動基準電源入力用端子への入力配線幅
cはこの方式では実装上の制約を考慮した上で最大で
1.3mmとすることが可能で、透明電極による付加抵
抗は10Ω程度まで下げることができる。この値は従来
通り駆動ICの長辺側から液晶駆動基準電源入力用端子
への入力を行った場合と比べても大きな増加ではない。
また、透明電極とFPC配線の接着においてその接着強
度を保つために必要な接着面積も問題なく確保できる。
【0021】液晶駆動基準電源入力用端子以外への入力
配線に関しても、額縁幅a2.2mmの内、最大1.9
mmの範囲eで配線を配置することができ、液晶駆動基
準電源入力用端子を同じ側に配置した場合に比べて、配
線による付加抵抗値は約2/3に減少する。
配線に関しても、額縁幅a2.2mmの内、最大1.9
mmの範囲eで配線を配置することができ、液晶駆動基
準電源入力用端子を同じ側に配置した場合に比べて、配
線による付加抵抗値は約2/3に減少する。
【0022】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の液晶表示装
置においては、下記に記載する効果を有する。
置においては、下記に記載する効果を有する。
【0023】本発明における効果として、まず、ほとん
ど抵抗をつけることができず広い配線幅を必要とする液
晶駆動基準電源入力用端子への入力配線を他の入力と別
位置から入力することにより、液晶駆動基準電源入力へ
の付加配線抵抗が低減され、更に他入力への付加配線抵
抗も低減される。これにより、クロストークの発生を抑
え、また、液晶の安定した駆動が実現できる。
ど抵抗をつけることができず広い配線幅を必要とする液
晶駆動基準電源入力用端子への入力配線を他の入力と別
位置から入力することにより、液晶駆動基準電源入力へ
の付加配線抵抗が低減され、更に他入力への付加配線抵
抗も低減される。これにより、クロストークの発生を抑
え、また、液晶の安定した駆動が実現できる。
【0024】更に、従来では入力配線幅と入力数により
額縁幅が決定されていたが、本発明では駆動ICの実装
スペースのみにおいても配線幅が十分に取れるため、従
来以上に狭額縁化された液晶表示装置を実現できる。ま
た、駆動ICの短辺長は今後更に減少する事は容易に予
測されるがそれに伴う額縁幅の減少にも十分対応でき
る。
額縁幅が決定されていたが、本発明では駆動ICの実装
スペースのみにおいても配線幅が十分に取れるため、従
来以上に狭額縁化された液晶表示装置を実現できる。ま
た、駆動ICの短辺長は今後更に減少する事は容易に予
測されるがそれに伴う額縁幅の減少にも十分対応でき
る。
【0025】なお本発明の図面の液晶表示装置の外形寸
法などには、具体的な数値を記載しているが、この数値
は一実施例を示し、本発明はこの数値に限定されるもの
ではない。
法などには、具体的な数値を記載しているが、この数値
は一実施例を示し、本発明はこの数値に限定されるもの
ではない。
【図1】本発明の実施例における液晶表示装置全体の構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例における駆動ICへの入力配線
の構成を示す側面図である。
の構成を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例における駆動ICへの入力配線
の構成を示す平面図である。
の構成を示す平面図である。
【図4】従来の技術における液晶表示装置の平面図であ
る。
る。
【図5】従来の技術における液晶表示装置の平面図であ
り、(a)は液晶表示装置全体の構成を示し、(b)は
(a)における駆動ICへの入力配線部の拡大図であ
る。
り、(a)は液晶表示装置全体の構成を示し、(b)は
(a)における駆動ICへの入力配線部の拡大図であ
る。
10 液晶表示部 11 駆動IC 12 FPC 13 セグメントIC 14 液晶駆動基準電源入力配線用透明電極 15 液晶駆動基準電源入配線用以外の入力配線用透明
電極 16 出力配線用透明電極 17 額縁 18 基板 19 基板 20 入力配線用透明電極
電極 16 出力配線用透明電極 17 額縁 18 基板 19 基板 20 入力配線用透明電極
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の走査線と複数のデータ線の間に液
晶層を挟持し、走査線とデータ線の交差部に構成される
各画素を走査線とデータ線間の電位差により駆動する方
法により表示される液晶表示部と、該走査線に走査電圧
を印加し該液晶表示部を駆動する走査電極駆動ICと、
基板上に該走査電極駆動ICを実装するためのIC実装
部と、前記走査電極駆動ICと外部回路を接続する配線
を少なくとも有する液晶表示装置において、前記走査電
極駆動ICは一方または両方の長辺に前記走査線へ出力
を行う出力端子を配置し、長辺と直交する一方の短辺に
外部から電源入力を行う少なくとも1個の入力端子を配
置し、長辺と直交する他方の短辺に前記一方の短辺に配
置した入力端子以外の入力端子を配置し、長辺には入力
端子を配置しないことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記走査電極駆動ICは一方の長辺を液
晶表示部側に面して配置するものとし、前記一方の短辺
における入力端子には液晶駆動基準電源入力用の端子を
含むことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000334225A JP2002140015A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000334225A JP2002140015A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002140015A true JP2002140015A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18810184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000334225A Pending JP2002140015A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002140015A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004049998A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2004-06-17 | Uni-Charm Corporation | 液獲得層を有する吸収性物品 |
JP2004252177A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置、配線基板及び表示モジュール及び電子機器 |
JP2021519449A (ja) * | 2019-01-25 | 2021-08-10 | ギャラクシーコア シャンハイ リミテッド コーポレーション | 携帯型電子機器の表示パネルおよびその設計方法 |
-
2000
- 2000-11-01 JP JP2000334225A patent/JP2002140015A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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