JP2002139918A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002139918A JP2002139918A JP2000334057A JP2000334057A JP2002139918A JP 2002139918 A JP2002139918 A JP 2002139918A JP 2000334057 A JP2000334057 A JP 2000334057A JP 2000334057 A JP2000334057 A JP 2000334057A JP 2002139918 A JP2002139918 A JP 2002139918A
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- separating
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
に、装置内の汚染や異常画像の発生を防止できる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 感光体4に巻きついた転写紙を感光体4
から分離する薄板状の分離爪15を備え、分離爪15は
樹脂材料で構成され且つ弾性をもって感光体4に当接し
ており、感光体4に当接する分離爪15の先端部15a
は45°以下の鋭角に形成され、分離爪15の厚さtが
100μm〜300μmであり、感光体4との接点にお
いて、感光体4の接線と分離爪15の面とがなす角度θ
2が5°〜40°であるレーザプリンタ1であって、分
離爪15の先端部15aは、分離爪15の平面方向から
見て半径R1の円弧状をなし、半径R1が0.05mm
〜0.5mmである。
Description
タ、ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装
置に関する。
を感光体から分離させるための分離部材(分離爪)とし
て、図9に示すように、先端を鋭角に成形した樹脂製の
分離部材100をホルダ103で支持し、捩りコイルバ
ネ101や引っ張りバネ等で感光体に向けて付勢したも
のが一般的に用いられている。
つけると、出力される画像上に黒スジや白スジとなって
異常画像が発生してしまうが、バネ101を用いた分離
部材100は、バネ101を調整することにより感光体
と分離部材100との当接圧の調整が容易であり、分離
部材が感光体表面を傷つけるのを防止できるが、バネ1
01が必要であり部品点数やコストがかさんでしまう。
ト)の先端を鋭角に形成し、この分離部材の弾性をもっ
て分離部材の先端部を面で感光体に当接させることによ
り、部品テンスやコストの低減を図っているものがあ
る。
材として薄膜シートを用いるものは、部品の形状、厚
さ、材料のヤング率、感光体への喰込み量で当接力が決
まるため、バネでの付勢に比べて当接圧の調整が困難で
あるので、感光体傷が発生し易いという課題がある。
ンテレフタラート)やポリカーボネイト等の樹脂で構成
されている場合においては、一般に感光体表面もポリカ
ーボネイト等の樹脂であるため、その表面が傷つきやす
い。
施したり、分離部材の先端部を感光体に腹当たりする
等、感光体と分離部材の先端部とを面接触することによ
り、分離部材の感光体に対する当接圧を小さくすること
で感光体に傷をつけるのを防止することは可能である
が、分離部の先端形状によっては、感光体上の転写残ト
ナーや地汚れトナー等が分離部材に掻き落されやすくな
り、このようなトナーにより画像形成装置内の汚染や異
常画像が発生してしまうという課題がある。
くのを防止するとともに、装置内の汚染や異常画像の発
生を防止できる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
は、像担持体に巻きついた転写紙を像担持体から分離す
る薄板状の分離部材を備え、分離部材は樹脂材料で構成
され且つ弾性をもって像担持体に当接しており、像担持
体に当接する分離部材の先端部は45°以下の鋭角に形
成され、分離部材の厚さが100μm〜300μmであ
り、像担持体との接点において、像担持体の接線と分離
部材の面とがなす角度が5°〜40°である画像形成装
置であって、分離部材の先端部は、分離部材の平面方向
から見て半径R1の円弧状をなし、半径R1が0.05
mm〜0.5mmであることを特徴とする。
果、分離部材の先端部を半径R1が0.05mm〜0.
5mmの円弧状をなす円弧状にしたところ、像担持体の
表面を傷つけるのを防止できたとともに、像担持体の残
トナーが分離部材により掻き落されるのを防止できた。
これによって、残トナーによる画像形成装置内の汚染や
異常画像の発生を防止できた。
ついた転写紙を像担持体から分離する薄板状の分離部材
を備え、分離部材は樹脂材料で構成され且つ弾性をもっ
て像担持体に当接しており、像担持体に当接する分離部
材の先端部は45°以下の鋭角に形成され、分離部材の
厚さが100μm〜300μmであり、像担持体との接
点において、像担持体の接線と分離部材の面とがなす角
度が5°〜40°である画像形成装置であって、分離部
材の先端部は、分離部材の延出方向の断面が半径R2の
円弧状をなし、半径R2が0.05mm〜0.3mmで
あることを特徴とする。
果、分離部材の先端部を半径R2が0.05〜0.3m
mの円弧状をなす円弧状にしたところ、像担持体の表面
を傷つけるのを防止できたとともに、像担持体の残トナ
ーが分離部材により掻き落されるのを防止できた。これ
によって、残トナーによる画像形成装置内の汚染や異常
画像の発生を防止できた。
ついた転写紙を像担持体から分離する薄板状の分離部材
を備え、分離部材は樹脂材料で構成され且つ弾性をもっ
て像担持体に当接しており、像担持体に当接する分離部
材の先端部は45°以下の鋭角に形成され、分離部材の
厚さが100μm〜300μmであり、像担持体との接
点において、像担持体の接線と分離部材の面とがなす角
度が5°〜40°である画像形成装置であって、分離部
材の先端部は半径SRの曲面形状をなし、半径SRが
0.05mm〜0.3mmであることを特徴とする。
果、分離部材の鋭角な先端部をその半径SRが0.05
mm〜0.3mmの曲面形状にしたところ、像担持体の
表面を傷つけるのを防止できたとともに、像担持体の残
トナーが分離部材により掻き落されるのを防止できた。
これによって、残トナーによる画像形成装置内の汚染や
異常画像の発生を防止できた。
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明を適用したレーザプリンタの画像形成部を概略的に示
す構成図である。
タ1の画像形成部3は、像担持体である感光体4を備え
ており、感光体4の周囲には、感光体4を一様に帯電す
る帯電ローラ5と、帯電した感光体4に原稿画像に対応
した静電潜像を形成する図示しない露光装置と、感光体
4の静電潜像をトナー像として現像する図示しない現像
装置と、感光体4のトナー像を転写紙に転写する転写ロ
ーラ7と、転写後に感光体4に巻きついた転写紙を感光
体4から分離する分離ユニット9と、感光体4に残留し
た残トナーを掻き落すクリーニングブレード11とが設
けられている。
装置が設けられており、転写紙に転写されたトナー像
は、定着装置により定着されてデジタルレーザプリンタ
外に排紙されるようになっている。尚、デジタルレーザ
プリンタ1には、上述したものの他に、転写紙を画像形
成部3に向けて給紙する給紙装置や原稿の画像を読み取
る読取装置等が配置されているが、本実施の形態では、
これらの図示及び説明を省略する。
像ケース13に両面テープ等により貼り付けられた分離
爪(分離部材)15を有している。分離爪15は、薄板
状のポリカーボネイト樹脂で構成され、図2に示すよう
に、分離爪15の感光体4と接する先端部15aがなす
角度θ1は25°の角度に加工されている。尚、この先
端部がなす角度θは、25°に限定されず、θ1=45
°以下の鋭角であれば良い。
に示すように、面取りが施されており、分離爪15の平
面方向からみて半径R1が0.05mm〜0.5mmの
円弧状をなしている。尚、分離爪15の面取りは、上述
のものに限定されず、図4に示すように、分離爪15の
厚さ方向の断面(分離爪15の延出方向の断面)からみ
て、半径R2が0.05mm〜0.3mmの円弧状をな
していても良いし、図5に示すように、半径SRが0.
05mm〜0.3mmの曲面形状をなしていても良い。
性にて感光体4に圧接するように、作像ケースに両面テ
ープ等で固定されている。本実施の形態では、分離爪1
5は、感光体4及び転写ローラ7が接する点Aから、感
光体4の回転方向(図1の矢印方向)の下流側に配置さ
れ、分離爪15の先端部15aの感光体4に対して当接
する点Bと、感光体4及び転写ローラ7が接する点とが
なす角度θ3は、78°である。分離爪15の先端部1
5aが感光体4に接する点Bにおいて、感光体4の法線
と分離爪15とのなすすくい角θ2が10°、感光体4
への食い込み量1.1mmで感光体と接するように作像
カートリッジ(図示せず)に取り付けられている。
ず、5°〜40°の範囲内であれば良い。また、本実施
の形態では、分離爪15の厚さtは、100μm〜30
0μmの範囲内である。
7との間を通る転写紙は、転写ローラ7により感光体4
に形成されたトナー像を転写される。その後、感光体4
に巻きついた転写紙は、分離爪15により感光体4から
分離されて定着装置に搬送され、定着装置によりトナー
像を定着されて排紙される。
5mm、0.2mm、0.3mm、0.4mmとし、そ
れぞれについて先端部15aの形状を図3のように分離
爪15を平面方向から見て、半径R1が0.025m
m、0.05mm、0.1mm、0.2mm、0.3m
m、0.4mm、0.5mm、0.75、1.0mmの
円弧状の先端部15a(図6及び下記の表1では単に
「先端R1」と記載する)をそれぞれ作製し、通紙試験
を行ない機内へのトナー落ちの確認と、感光体傷の影響
を見るための画像評価を実施した。また、通紙する転写
紙は、全て分離爪15に向けて突入させ、通紙枚数に対
する分離不良枚数(分離不良率(%))の計測を行っ
た。
は、縦軸に分離不良率(%)をとり、横軸に分離爪15
の厚さt(mm)をとったグラフであり、転写紙の剥離
性(分離性)の評価結果を示している。
分離爪15の厚さt=0.3mm以下において、転写紙
の分離性が良くなっており、厚さt1=0.1mm〜
0.3mmの範囲内で且つ先端R1が0.05mm〜
0.5mmの範囲内において、分離爪15による感光体
4の傷及び分離爪15によるトナー落ちが、許容範囲内
に収まっているのがわかる。
であると、分離爪15による感光体4の残トナーの掻き
落しが少なく、トナー落ちがほとんどないが、この先端
部15aが鋭くとがっているので、感光体4の表面が傷
つきやすくなってしまう。また、先端R1が0.5mm
を超えると、感光体4の表面が傷つき難くなるが、感光
体4と分離爪15の先端部15aとの接触面積が大きく
なってしまうので、分離爪15による感光体4の残トナ
ーの掻き落し量が多くなり、トナー落ちが大きくなって
しまう。
5mm、0.2mm、0.3mm、0.4mmとし、そ
れぞれについて先端部15aの形状を図4のように分離
爪15をその延出方向の断面からみて、半径R2が0.
025mm、0.05mm、0.1mm、0.2mm、
0.3mm、0.4mmの円弧状をなす先端部15a
(図7及び下記表2では単に「先端R2」と記載する)
を作製し、通紙試験を行ない機内へのトナー落ちの確認
と、感光体傷の影響を見るための画像評価を実施した。
また、通紙する転写紙は、全て分離爪15に向けて突入
させ、通紙枚数に対する分離不良枚数(分離不良率
(%))の計測を行った。
は、縦軸に分離不良率(%)をとり、横軸に先端R2を
とったグラフであり、転写紙の剥離性の評価結果を示し
ている。また、図7において、上下にずらして表してい
る記号は、実際には縦軸が0の位置で重なっている。
先端R2が0.05mm〜0.3mmの範囲内におい
て、分離爪15による感光体4の傷及び分離爪15によ
るトナー落ちが、許容範囲内に収まっているのがわか
る。
5mm、0.2mm、0.3mm、0.4mmとし、そ
れぞれについて先端部15aの感光体4と接する部分の
形状を、図5のように半径SR(図7及び下記表2では
単に「先端R2」と記載する)が、0.025mm、
0.05mm、0.1mm、0.3mm、0.4mmの
給形状に作製し、通紙試験を行ない機内へのトナー落ち
の確認と、感光体傷の影響を見るための画像評価を実施
した。また、通紙する転写紙は、全て分離爪15に向け
て突入させ、通紙枚数に対する分離不良枚数(分離不良
率(%))の計測を行った。
は、縦軸に分離不良率(%)をとり、横軸に先端SRを
とったグラフであり、転写紙の剥離性の評価結果を示し
ている。また、図8において、上下にずらしている記号
は、実際には縦軸が0の位置で重なっている。
先端SRが0.05mm〜0.3mmの範囲内におい
て、分離爪15による感光体4の傷及び分離爪15によ
るトナー落ちが、許容範囲内に収まっているのがわか
る。
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。本実施の形態では、レーザプリンタ1に
適用したが、これに限定されず、複写機、ファクシミ
リ、或いはこれらの複合機に適用しても良い。
では、分離爪の先端部の形状を最適化することにより、
像担持体の表面を傷つけるのを防止できるとともに、像
担持体の残トナーが分離部材により掻き落されるのを防
止でき、残トナーによる画像形成装置内の汚染や異常画
像の発生を防止できる。
示す構成図である。
斜視図である。
視図である。
すグラフである。
すグラフである。
すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体に巻きついた転写紙を像担持体
から分離する薄板状の分離部材を備え、分離部材は樹脂
材料で構成され且つ弾性をもって像担持体に当接してお
り、像担持体に当接する分離部材の先端部は45°以下
の鋭角に形成され、分離部材の厚さが100μm〜30
0μmであり、像担持体との接点において、像担持体の
接線と分離部材の面とがなす角度が5°〜40°である
画像形成装置であって、 分離部材の先端部は、分離部材の平面方向からみて半径
R1の円弧状をなし、半径R1が0.05mm〜0.5
mmであることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 像担持体に巻きついた転写紙を像担持体
から分離する薄板状の分離部材を備え、分離部材は樹脂
材料で構成され且つ弾性をもって像担持体に当接してお
り、像担持体に当接する分離部材の先端部は45°以下
の鋭角に形成され、分離部材の厚さが100μm〜30
0μmであり、像担持体との接点において、像担持体の
接線と分離部材の面とがなす角度が5°〜40°である
画像形成装置であって、 分離部材の先端部は、分離部材の延出方向の断面が半径
R2の円弧状をなし、半径R2が0.05mm〜0.3
mmであることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 像担持体に巻きついた転写紙を像担持体
から分離する薄板状の分離部材を備え、分離部材は樹脂
材料で構成され且つ弾性をもって像担持体に当接してお
り、像担持体に当接する分離部材の先端部は45°以下
の鋭角に形成され、分離部材の厚さが100μm〜30
0μmであり、像担持体との接点において、像担持体の
接線と分離部材の面とがなす角度が5°〜40°である
画像形成装置であって、 分離部材の先端部は半径SRの曲面形状をなし、半径S
Rが0.05mm〜0.3mmであることを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000334057A JP2002139918A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000334057A JP2002139918A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002139918A true JP2002139918A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18810044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000334057A Pending JP2002139918A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002139918A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012063552A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | 画像形成装置 |
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JP2015052764A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 剥離機構、画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
-
2000
- 2000-11-01 JP JP2000334057A patent/JP2002139918A/ja active Pending
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Legal Events
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