JP2002091178A - 分離装置 - Google Patents

分離装置

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JP2002091178A
JP2002091178A JP2000285101A JP2000285101A JP2002091178A JP 2002091178 A JP2002091178 A JP 2002091178A JP 2000285101 A JP2000285101 A JP 2000285101A JP 2000285101 A JP2000285101 A JP 2000285101A JP 2002091178 A JP2002091178 A JP 2002091178A
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JP
Japan
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separation
photoreceptor
separation claw
claw
transfer paper
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Application number
JP2000285101A
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English (en)
Inventor
Takamasa Shiraki
孝昌 白木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体に巻き付いた転写紙を分離するとき
に、トナー飛散を少なくすることで画像形成装置内の汚
染を少なくし、分離爪に付着するトナーを減らして、分
離爪に付着したトナーで転写紙を汚すことによる以上画
像をの発生を減らす分離装置を提供する。 【解決手段】 薄板状の分離爪2を有し、前記分離爪2
の先端が、45°以下の鋭角に形成され、その先端部の
稜をもって感光体11に当接し、当接点で感光体11の
法線と分離爪2のなす角を35°以下にして、感光体1
1に巻き付いた紙を感光体11から分離する分離装置と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の電子写真方式を用いる画像形成装
置の感光体等に巻き付いた転写紙などの記録部材を分離
するための分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体に巻き付いた転写紙を感光体から
分離させるための分離爪として、先端を鋭角に成形した
樹脂製の分離爪を捩りコイルバネで感光体に付勢したも
のが一般的に用いられている。また、分離爪の安価で簡
易な手段として、薄板状の弾性シートの先端を鋭角に形
成し、シートの弾性をもって、その先端を面で感光体に
当接させたものがある。
【0003】一方、分離爪を薄板状の弾性板一体で形成
することで、分離性能を犠牲にすることなく一般的な分
離爪機構に比べて安価な分離機構を構成できる。しか
し、分離爪の面を感光体の面と対向するようにした感光
体に当接させると、分離爪に掻きとられた未転写トナー
が、分離爪先端近傍の面に付着し、先端からあふれたり
振動で落下して、装置を汚損や画質異常を発生させると
いう問題を有していた。また、画像形成装置では、感光
体上に形成された現像像を転写紙に転写する為に、転写
紙の裏側から現像剤と逆極性の電荷を付与する。そのた
め分離爪に付着したトナーは静電吸着力により転写装置
を通過した転写紙に飛散する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、感
光体に巻き付いた転写紙を分離するときに、トナー飛散
を少なくすることで画像形成装置内の汚染を少なくし、
分離爪に付着するトナーを減らして、分離爪に付着した
トナーで転写紙を汚すことによる以上画像をの発生を減
らす分離装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の分離装置は、 薄板状の分離爪を
有し、 前記分離爪の先端が、45°以下の鋭角に形成
され、その先端部の稜をもって感光体に当接し、 当接
点で感光体の法線と分離爪のなす角を35°以下にし
て、感光体に巻き付いた紙を感光体から分離する 分離
装置とする。請求項2に記載の分離装置は、 前記分離
爪は、厚さ100μm〜800μmの樹脂材料である
請求項1に記載の分離装置とする。請求項3に記載の分
離装置は、 前記分離爪は、分離板先端を有する平面と
略90°の角度をなす平面を有し、その平面の弾性によ
って感光体に当接する 分離装置とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の分離装置に用いる
分離爪の構造を示す斜視図である。図2は、本発明の分
離装置の構成を示すために概略図である。本発明が適用
できるレーザプリンタは、一般的なデジタルレーザープ
リンタであり、用紙搬送、画像形成、用紙排出までのプ
ロセスは、従来と同じであり、説明を省略する。なお、
本発明の分離装置は、主に電子写真方式によって転写紙
等の記録部材に画像を形成する画像形成装置に用いるも
ので、円筒状、ベルト状感光体部材に巻き付いた記録部
材を分離するものであるが、電子写真方式以外の記録部
材を用いる画像形成装置にも適用することができる。
【0007】図1及び図2に示すように、分離爪2は厚
さ0.2mmのポリカーボネイト樹脂で、感光体11と
接する先端は25°の角度に加工されている。また、分
離爪2は90°に折り曲げ加工されていて、分離爪2自
身の弾性にて感光体11に弾接するように、作像ケース
15に両面テープ3等で固定されている。実施例では分
離爪2先端は感光体11と転写ローラ16が接する点か
ら、感光体11回転方向下流78°の点にて、感光体1
1の法線と分離爪2のなすすくい角が35°で感光体1
1と接している。
【0008】図3は、従来技術における薄板状の分離装
置の構成を示す図である。この分離装置1における分離
爪2では、未転写トナーや地汚れトナーを感光体11か
ら掻き取って、図3のように先端にトナーが付着する。
すると、転写ローラ16に転写ニップ部を転写紙後端が
通過する時、転写紙の後端跳ねが発生しする。これは、
後端跳ねは転写ローラ特有の現象で、転写チャージャー
方式では発生しない。また後端跳ねは転写ローラ16と
図示しない定着ローラの転写紙搬送速度が転写紙の種類
や環境によって左右され、転写ローラ16、定着ローラ
間で転写紙の弛みや、引っ張りが発生するためである。
また、転写紙が分離爪2に接触することで、分離爪2に
付着したトナーが転写紙を汚損してしまう。さらに、転
写紙が分離爪2に接触しなくても、転写紙後端が分離爪
2近傍を通過すると静電吸着力により、転写紙にトナー
が付着してしまう。
【0009】本発明の分離爪2を用いる分離装置1で
は、100μm〜800μmの弾性を有する樹脂材料の
稜線を感光体11面にほぼ90℃に配置することで、未
転写トナーや地汚れトナーの掻き取り量がすくなく、ま
た、トナーの付着面も小さいため分離爪2先端のトナー
付着がほとんど無く、転写紙の後端汚れが発生しない。
図4は、従来技術における分離装置の分離爪2の構成を
示す図である。従来の樹脂成形品の分離爪2分では、本
発明と同様にトナーの付着を少なくする形状とすること
が可能であるが、構成部品として、分離爪2本体、分離
爪2のホルダー、分離爪2を感光体11に付勢するため
のスプリングが必要である。これに対して、本発明に用
いる分離爪2では、弾性を有する薄板状の弾性シートを
折り曲げて分離爪2を形成し、分離爪2自体の弾性を利
用して感光体11に付勢するので、分離爪2に両面テー
プ3を貼り付けただけという構成なので安価である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
記載の分離装置では、先端を鋭角に形成した薄板状の分
離爪の先端を稜で感光体に当接するため、感光体から掻
き取る未転写トナーの量が少なく、また、掻きとられた
未転写トナーが付着する面積が小さいために分離爪先端
のトナー付着量が少ないので、装置内の汚損や転写紙の
異常画像の発生を防止することができる。また、請求項
3に記載の分離装置では、分離爪を感光体に付勢するの
に分離爪自体の弾性を利用しているため、別途スプリン
グ等の付勢手段が不要となり、少ない部品点数で分離装
置構成でき、装置のコストダウンが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分離装置に用いる分離爪の構造を示す
斜視図である。
【図2】本発明の分離装置の構成を示すために概略図で
ある。
【図3】従来技術における薄板状の分離装置の構成を示
す図である。
【図4】従来技術における分離装置の分離爪の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 分離装置 2 分離爪 3 両面テープ 4 ホルダー 5 スプリング 11 感光体 12 帯電ローラ 13 クリーニングブレード 14 転写後ガイド板 15 作像ケース 16 転写ローラ 17 転写前ガイド板 18 レジストローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状の分離爪を有し、 前記分離爪の先端が、45°以下の鋭角に形成され、そ
    の先端部の稜をもって感光体に当接し、 当接点で感光体の法線と分離爪のなす角を35°以下に
    して、感光体に巻き付いた紙を感光体から分離すること
    を特徴とする分離装置。
  2. 【請求項2】 前記分離爪は、厚さ100μm〜800
    μmの樹脂材料であることを特徴とする請求項1に記載
    の分離装置。
  3. 【請求項3】 前記分離爪は、分離板先端を有する平面
    と略90°の角度をなす平面を有し、その平面の弾性に
    よって感光体に当接することを特徴とする分離装置。
JP2000285101A 2000-09-20 2000-09-20 分離装置 Pending JP2002091178A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275904A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Murata Mach Ltd 画像形成装置
WO2012144259A1 (ja) * 2011-04-21 2012-10-26 株式会社セイコーアイ・インフォテック 画像形成装置

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