JP2002139711A - 開角度の調整が可能な眼鏡 - Google Patents

開角度の調整が可能な眼鏡

Info

Publication number
JP2002139711A
JP2002139711A JP2000331238A JP2000331238A JP2002139711A JP 2002139711 A JP2002139711 A JP 2002139711A JP 2000331238 A JP2000331238 A JP 2000331238A JP 2000331238 A JP2000331238 A JP 2000331238A JP 2002139711 A JP2002139711 A JP 2002139711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vine
shaft
temple
opening angle
spectacles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000331238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3607190B2 (ja
Inventor
Toru Konno
亨 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000331238A priority Critical patent/JP3607190B2/ja
Publication of JP2002139711A publication Critical patent/JP2002139711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3607190B2 publication Critical patent/JP3607190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 顔幅にあった開角度に調整が可能な眼鏡を提
供する。 【構成】 眼鏡本体10に設けた軸部14と、軸部14
に軸支されたつる15、16との間に空所21を設け、
つる15、16の基端部20が眼鏡本体10の一部分に
接したときを最大として、つる15、16に沿って移動
可能に設けたスペーサー23を空所21へ差し入れる度
合によってつるの開角度の調整を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着用手段としてこ
めかみ部分に接するつるを有し、その基端部にて眼鏡本
体の側部に軸支した構成を有するつるの開角度の調整が
可能な眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、美容院において、頭髪にパーマ
をかけているような状況では、耳にかける長いつるを持
つ眼鏡を使用することができないため、眼鏡使用者は長
時間何もせずに待つことを強いられて来た。このような
ときでも耳にかからない長さの短いつるを持つ眼鏡があ
れば読書なども可能となる。そうした眼鏡の例としては
例えば実開昭50−2350号や同50−02751号
として公開された発明があり、これらは眼鏡本体につる
を軸支し、軸部分にスプリングを装着して顔を左右から
押さえる力を高め、固定を確実化したものである。しか
しながら、スプリングで挟み持つ場合強いばねでないと
安定せず、圧迫力のために痛みを生じ易いという問題が
あった。また同じ理由で顔幅の相違に応じられる範囲も
狭く、余り実用性があるとはいえない。この問題は耳に
かかる長いつるを有する眼鏡にも共通に当てはまる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、顔幅にあった
開角度に調整が可能な眼鏡を提供することである。また
本発明の他の課題は、短いつるを有する眼鏡であっても
顔に確実に固定することができるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明は、眼鏡本体に設けた軸部と、軸部に軸支され
たつるとの間に空所を設け、つるの基端部が眼鏡本体の
一部分に接したときを最大として、つるに沿って移動可
能に設けたスペーサーを空所へ差し入れる度合いによっ
てつるの開角度の調整を可能にするという手段を講じた
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る開角度の調整が可能
な眼鏡は、着用手段として、こめかみに接するつるを有
する眼鏡であることを前提とする。そのつるは、基端部
付近にて眼鏡本体の側部に軸支されているものとする。
つるの開角度を調整することで顔幅の相違に細かく対応
し、安定な着用状態を得ることを可能にするものであ
る。
【0006】このために、眼鏡本体に設けた軸部と、そ
の軸部に軸支されたつるとの間に所要の空所を形成す
る。空所は、つるに沿って移動可能に設けたスペーサー
を差し入れ可能にするとともに、つるの開角度を調整す
るための手段を提供する。つるの開角度は、眼鏡本体の
側部に軸支する方のつるの端部(以下先端に対して基端
部という。)が、眼鏡本体の一部分に接したときを最大
としてそれ以内の範囲で調整可能とする。
【0007】スペーサーは、空所への差し込み部が奥ま
で差し込まれたときに、つるの開角度を最も狭ばめた状
態とし、その位置から抜き出すと次第に開角度を拡げる
構成を有するものであることが望ましい。スペーサーは
つるに沿って移動可能であるとともに、所望の移動位置
で停止できるように固定可能な手段を備えていることが
望ましい。
【0008】本発明に係る眼鏡は、眼鏡本体の中央部に
設けられている鼻当て部と、つるの先端の押さえ部とに
よって顔面に固定される。こめかみ部分に接するつるの
押さえ部には、滑り止めや指圧突起などを設けることが
できる。滑り止めは装飾を兼ねていても良く、またこめ
かみ部に磁気作用を与えることを目的として磁石片を有
していても良い。押さえ部は、先端がこめかみに接する
程度に短い長さのつるの場合には先端に設けられ、先端
が耳にかかる程度に長い普通のつるの場合には中間部分
に設けられる。
【0009】
【実施例】以下図示の実施例を参照し本発明を説明す
る。図1において、符号10は眼鏡本体を示しており、
それは左右のレンズ部11、12と、枠部13とから成
り、枠部13の左右各端部に設けられた軸部14、14
に左右の短いつる15、16が眼鏡本体10の内側へ折
りたたみ可能に軸支されている。軸支のための構造とし
て、軸部14、14は上下に突出し、夫々に嵌め込まれ
る軸孔17を有する軸受け部18は二又状に設けられて
いる。
【0010】この軸支部分において、軸部14を設けた
軸突部にはつる15、16が延びる方向に対して後方が
内側へ向いた傾斜を持つ斜面19が設けられており、そ
の斜面19とつるの基端部20の内側との間には空所2
1が設けられている(図5参照)。つるの基端部20
は、眼鏡本体10の一部分22に当接可能である(図5
(c))。
【0011】軸受け部18の二又状構造部分はスぺーサ
23の組込み部を兼ねている。スぺーサー23のつる1
5、16に沿った移動を可能にするためにガイド口部1
9が設けられており、そこにスぺーサー23がスライド
部24にて嵌め込まれる。スぺーサー23は空所21に
差し込まれる差し込み部25と、差し込み部25の抜き
差し操作のための操作部26とを有し、操作部26はつ
る15、16の基端部20を内外両側から挟むように配
置された内外2片からなり、両片をスライド部24がつ
ないだ構成を有する。
【0012】さらに、操作部26にはスペーサー23を
所望の位置で停止できるようにするための固定手段が備
わっており、固定手段は凹凸係合可能な複数の凹部27
と凸部28とから成る。複数の位置での固定はつる1
5、16の開角度に目安を与えるためで例えば狭、中、
広という設定が可能である。しかしその段階の設定数や
凹凸係合部の位置関係等は任意に変更可能である。
【0013】眼鏡のより良い固定のために、眼鏡本体1
0の内側中央部には鼻当て29、各つる15、16の先
端部の内側には押さえ部30が夫々設けられている。押
さえ部30は中高の突状に形成されており、指圧効果を
得るとともに、摩擦係数の高い樹脂材料によって形成さ
れている。押さえ部30にはさらに磁石片を内蔵し、こ
めかみ部に対する磁気による指圧効果を得ることも容易
に実施できる。また押さえ部30はつるから着脱交換可
能であっても良い。
【0014】このような本発明に係る眼鏡は、左右のレ
ンズ部11、12と枠部13とから成る眼鏡本体10を
プラスチックを用いた一体成形によって形成するのに適
した設計となっている。つる15、16についてもプラ
スチック成形によって形成することを前提としており、
その構造強度によってこめかみを軽く指圧できる程度の
弾性を有するものとする。
【0015】左右のつる15、16の開角度を調整する
には、図5に示すようにスペーサー23を抜き差しすれ
ば良い。図5(a)はスペーサー23の差し込み部25
が軸部中心を通る左右方向の線31よりも前方まで差し
込まれ、斜面19と略一致するように内側に傾斜した狭
い角度に調整されている状態であり、図5(b)はスぺ
ーサー23がやや引き抜かれて差し込み部25が左右方
向の線31近くまで後退した箇所で斜面19に接してお
り、つるが前後方向の線32と略平行な角度に調整され
ている状態である。また図5(c)ではスぺーサー23
が引き抜かれ、つる15、16は基端部20が眼鏡本体
10の一部分22に接し、外方へ開いた角度に調整され
ている。スペーサー23の各位置は固定手段(26、2
7)の凹凸係合によって規定されているので、使用中に
一旦折り畳んでも再度着用するときには直前の開角度で
止まるようになる。しかし規定外の位置でも開角度の調
整は可能である。
【0016】以上の構成は、先端が耳にかかる程度に長
いつるについても全く同様に適用である。その場合、押
さえ部30はつるの中間部分の内側に設ける。つるの形
状は耳に掛ける形に曲がっていても良いし、そのように
曲がった部分を有していなくても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、つるの開角度を広狭自由に調整する
ことができ、顔の幅の狭い人には狭く、広い人には広
く、最も適切な開角度につる位置が固定可能であるか
ら、顔にばね力のような無用な圧迫を加えなくても安定
な着用が実現する。このためこめかみ部分に接する程度
に短いつるを持った眼鏡の着用感が著しく良好となり、
のみならず安定した着用状態が得られ、またつるの先端
部内側に押さえ部を設けることによって指圧効果が得ら
れる等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開角度の調整が可能な眼鏡の実施
例を示す分解斜視図。
【図2】スペーサー取り付け部の内側拡大図。
【図3】つるの軸支部とスペーサーを含む横断面図。
【図4】(a)つるの開閉を示す平面図。 (b)眼鏡に対する側面図。
【図5】(a)つるの開角度を狭くした状態の断面図。 (b)つるの開角度が中間の状態の断面図。 (c)つるの開角度を広くした状態の断面図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着用手段として、こめかみ部分に接する
    つるを有し、その基端部にて眼鏡本体の側部に軸支した
    構成を有する眼鏡において、眼鏡本体に設けた軸部と、
    軸部に軸支されたつるとの間に空所を設け、つるの基端
    部が眼鏡本体の一部分に接したときを最大として、つる
    に沿って移動可能に設けたスペーサーを空所へ差し入れ
    る度合いによってつるの開角度の調整を可能にしたこと
    を特徴とする眼鏡。
  2. 【請求項2】 スペーサーはつるに沿って移動可能であ
    るとともに、所望の移動位置で停止できるように固定可
    能な手段を備えており、固定手段は凹凸係合可能な複数
    の凹部と凸部とから成る請求項1記載の開角度の調整が
    可能な眼鏡。
  3. 【請求項3】 つるの軸支部分において、軸部を設けた
    軸突部にはつるが延びる方向に対して後方が内側へ向い
    た傾斜を持つ斜面が設けられており、その斜面とつるの
    基端部の内側との間には空所が設けられている請求項1
    記載の開角度の調整が可能な眼鏡。
JP2000331238A 2000-10-30 2000-10-30 開角度の調整が可能な眼鏡 Expired - Fee Related JP3607190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000331238A JP3607190B2 (ja) 2000-10-30 2000-10-30 開角度の調整が可能な眼鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000331238A JP3607190B2 (ja) 2000-10-30 2000-10-30 開角度の調整が可能な眼鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002139711A true JP2002139711A (ja) 2002-05-17
JP3607190B2 JP3607190B2 (ja) 2005-01-05

Family

ID=18807614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000331238A Expired - Fee Related JP3607190B2 (ja) 2000-10-30 2000-10-30 開角度の調整が可能な眼鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3607190B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221100A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Yamamoto Kogaku Co Ltd 眼鏡保持バンドおよびその保持バンド付き眼鏡

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221100A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Yamamoto Kogaku Co Ltd 眼鏡保持バンドおよびその保持バンド付き眼鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP3607190B2 (ja) 2005-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5137342A (en) Eyewear traction device
EP1170619A1 (en) Spectacle frame
US5682222A (en) Spectacle frame having magnetic coupling
US4886349A (en) Temples-less eyeglass frame
US6644806B2 (en) Resilient non-smooth projection member on eyeglass temples and nose pads
US2280666A (en) Frame for spectacles
KR0156941B1 (ko) 코걸이대를 갖는 안경
CN112074776B (zh) 眼镜
WO2020116333A1 (ja) 眼鏡
KR920007781B1 (ko) 안경다리의 협지장치
US6332681B1 (en) Adjustable temple for eyeglass frame
JP2002139711A (ja) 開角度の調整が可能な眼鏡
KR20190087223A (ko) 서로 다른 얼글형에 대한 착용감과 착용 안정성이 향상된 안경테
JPH0628831U (ja) 眼 鏡
JP4072442B2 (ja) アイラッシュカーラー
KR20100053290A (ko) 길이 조절 가능한 안경
CN220872796U (zh) 眼镜镜脚的长度可调节结构及其应用的眼镜
JP4362840B2 (ja) 眼鏡の鼻当て具の取付構造、鼻当て具及びブリッジ
JP4355061B2 (ja) パッドボックス
JP3421775B2 (ja) 眼鏡用鼻パッド
JP2001249307A (ja) 眼 鏡
US2628531A (en) Eyeglass hinge construction
KR101530988B1 (ko) 길이 조절이 가능한 블럭 안경
JP3011663U (ja) 長さ調節可能なテンプルを備えた眼鏡
JP3128835U (ja) 眼鏡の高フィッティング複合モダン

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees