JP2002139302A - 接触センサ及び接触検出装置並びに接触検出装置が取り付けられたロボット - Google Patents

接触センサ及び接触検出装置並びに接触検出装置が取り付けられたロボット

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JP2002139302A
JP2002139302A JP2000334981A JP2000334981A JP2002139302A JP 2002139302 A JP2002139302 A JP 2002139302A JP 2000334981 A JP2000334981 A JP 2000334981A JP 2000334981 A JP2000334981 A JP 2000334981A JP 2002139302 A JP2002139302 A JP 2002139302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットの接触センサ等のように、限られた
空間に多数のセンサを配置し、これらのセンサを効率的
に駆動し、且つ該接触センサからの信号を効率的に収集
するための接触センサ及び接触検出装置並びに接触検出
装置が取り付けられたロボットを提供する。 【解決手段】 電源回路12は、LC共振回路の誘導起
電力から電力を生成する。外力が加わることによりスイ
ッチSW1がオンすると、電源回路12によって生成さ
れた電圧が入力端子Sns1に印加される。データ送信
回路14は入力端子Sns1に電圧が印加されると、メ
モリ13から所定のデータを読み出し、読み出したデー
タに基づいてFET15を駆動する。これにより、LC
共振回路のQが変動し、リーダー2はこのQの変動をア
ンテナ21のインダクタンス変化として受信することに
より、接触を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は外部の接
触を検出する接触センサに係り、特に、広範囲にわたっ
て外部からの接触を検出する接触センサ及び接触検出装
置並びに接触検出装置が取り付けられたロボットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、接触を感知する接触センサは、ひ
とつのセンサに対して、電源用のケーブル2本、信号伝
送用のケーブル2本を供給する必要がある(接地を共通
とすれば3本/センサ)。このようなパワー系及び信号
系のケーブルを個々に接続する必要のあるセンサを例え
ばロボット等の表面に多数配置すると、その配線数は膨
大なものになり、また、ロボットが運動する際のケーブ
ルの屈曲の繰り返しによる断線、絶縁被覆と線材の摺動
によるノイズの発生、ケーブルとセンサの電気的接続の
劣化、センサ交換の際の手間がかかる等といった様々な
問題があった。
【0003】上述したような問題に対して、例えば、弾
性体に埋め込んだコイルを共振回路を構成するインダク
タンスとすることで、この弾性体が変形した際のインダ
クタンスの変化を、共振周波数の変化として取り出して
外力を検出するというセンサが提案されている。(Mits
uhiro Hakozaki et.al."Telemetric Reobot Skin "Proc
eedigns of the1999 IEEE International Conference o
n Robotics & AutomatiON,May 1999 pp.957-961参
照)。このセンサによれば、個々のセンサにケーブルを
接続する必要が無いため、上述した問題点を解決するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たインダクタンスの変化により外力を検出するセンサ
を、多数個のセンサ群に応用した場合には、この共振周
波数の変化とセンサの位置情報に直接の関連がないた
め、圧力の加わった位置の検出ができないという問題が
あった。また、外形の変形により、近接したセンサ間の
距離が変化した場合には、センサに接続されたコイル間
の結合係数が変化するため、これによる共振周波数変化
も考慮する必要があるなどの問題があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ロボットの接触センサ等のように、限られた空
間に多数のセンサを配置し、これらのセンサを効率的に
駆動し、且つ該接触センサからの信号を効率的に収集す
るための接触センサ及び接触検出装置並びに接触検出装
置が取り付けられたロボットを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電磁界エネルギーをセンサ駆動用の電力と
して供給するための共振回路と、前記共振回路の誘導起
電力から電力を生成する電力生成手段と、前記電源生成
手段に接続され、外部から規定以上の力が加わった場合
に、オンする第1のスイッチング素子と、前記第1のスイ
ッチング素子がオンされた場合に、電磁界の変化によっ
て接触を通知する接触通知手段とを具備することを特徴
とする。なお、上述の第1のスイッチング素子は、ノー
マリーオフの場合には外力が加わることによりオン状態
となり、反対にノーマリーオンの場合には外力が加わる
ことによりオフ状態となることとする。上記構成によれ
ば、電磁界エネルギーをセンサ駆動用の電力として供給
するためのコイルとコンデンサなどから構成される共振
回路、またはアンテナを接続するとともに、少なくとも
ひとつの入力端子を設け、この端子に入力があった際に
始めてデータを送信するようにする。これにより、外部
から接触があった時のみデータを送出するので、伝送路
のトラフィックを低減することができる。
【0007】また、上記記載の接触センサは、前記セン
サ固有のデータが格納されている記憶手段を有し、前記
接触通知手段は、前記第1のスイッチング素子(実施形
態におけるスイッチSW1)がオンされた場合に、前記
記憶手段から前記データを読み出し、前記読み出したデ
ータに基づく信号を出力するデータ出力手段と、前記デ
ータ出力手段から出力される信号に基づいて駆動される
第2のスイッチング素子(実施形態におけるFET1
5)と、前記共振回路(コンデンサC1及びコイルL1
で構成される)に並列に設けられ、前記第2のスイッチ
ング素子によって、前記共振回路に接続、非接続状態と
なる抵抗器(実施形態における負荷抵抗16)とを具備
することを特徴とする。上記構成によれば、記憶手段か
ら読み出したデータに基づいて、抵抗器を前記共振回路
に接続、非接続状態とすることで、共振回路のインピー
ダンスを変化させ、この変化によって接触を容易に通知
することが可能となる。
【0008】また、上記記載の接触センサは、前記第1
のスイッチング素子が、オン時に接続する端子を複数有
し、前記第1のスイッチング素子は、外部から加えられ
る力に応じて接続先の前記端子を変更し、前記記憶手段
には、前記第1のスイッチング素子の接続状態に応じて
それぞれのデータが格納され、前記データ出力手段は、
現時点での前記第1のスイッチング手段の接続状態に応
じて該当するデータを前記記憶手段から読み出して、出
力することを特徴とする。上記構成によれば、外部から
加えられている力に応じて第1のスイッチング素子が接
続する入力端子の組み合わせを変更する。そして、デー
タ出力手段は、その接続状態に応じて、送信するデータ
を変更できるようにするので、接触センサからより詳細
な接触の情報を送ることができる。
【0009】また、本発明の接触検出装置は、請求項1
〜請求項3のいずれかの項に記載の接触センサが分散し
て配置されている接触センサ群と、各前記接触センサ群
に対して電磁界エネルギーを供給するとともに、前記接
触センサ群からの信号を受信して読み取る読取装置(リ
ーダー2)とからなる接触検出装置において、前記読取
装置は、前記接触センサ群を構成する前記接触センサの
前記共振回路の共振周波数である電磁界を出力するアン
テナと、前記アンテナのインピーダンスの変化から、各
前記接触センサから送信されたデータを読み取るデータ
処理手段とを具備することを特徴とする。上記構成によ
れば、広範囲にわたって外部からの接触を検出すること
が可能となる。
【0010】また、上記接触検出装置において、前記読
取装置のアンテナは、同軸ケーブルに接続された複数の
小型ループアンテナからなり、該小型ループアンテナ
は、それぞれの前記接触センサに対し、該接触センサが
駆動するのに適した電磁界を同一強度で供給できる位置
に設けられていることが好ましい。また、上記接触検出
装置において、前記読取装置のアンテナは、全ての前記
接触センサに非接触で設けられた平行2線路のアンテナ
であり、漏洩磁界によって、前記接触センサに対して均
等な電磁界を供給することが好ましい。
【0011】このように、本発明では分散して配置され
たセンサ群に沿って、平行2線路や同軸ケーブルといっ
た、基本的に2本の導体からなる伝送路を配置し、平行
2線路からの漏洩電事界または同軸ケーブルに並列に接
続された小型のアンテナ群から、電磁界としてセンサ群
の駆動に必要な電力を供給すると同時に、この伝送路を
センサからのデジタル信号を伝達する伝送路として兼用
する。これにより、従来必要とされていた膨大な配線を
置き換えることが可能である。
【0012】また、上記接触検出装置の前記接触センサ
群の各接触センサにおいて、前記記憶手段には、該接触
センサ固有のデータが格納され、前記データ出力手段
は、前記第1のスイッチング手段の状態に応じて、前記
データを読み出して出力し、前記読取装置の前記データ
処理手段は、前記接触センサ群を構成するそれぞれの接
触センサに対応する固有のデータを保持しており、前記
接触センサからデータを受信した場合に、受信したデー
タと前記保持しているデータとを比較して、データ送信
先の接触センサを特定することを特徴とする。上記構成
によれば、接触センサ群のいずれかの接触センサからデ
ータを受信した場合に、どの接触センサからのデータで
あるかを瞬時に識別でき、その接触センサが設けられて
いる位置と照らし合わせることにより、どの箇所に外部
からの接触があったかを速やかに認識することができ
る。
【0013】また、上記接触検出センサの前記接触セン
サ群の各接触センサにおいて、前記データ出力手段は、
予め設定されている当該接触センサ固有の期間毎に、前
記第1のスイッチング素子の状態に応じたデータを前記
記憶手段から読み出して出力することを特徴とする。上
記構成によれば、複数の接触センサから同時にデータが
送信された場合でも、次回のデータ送信のタイミングに
おいて、どの接触センサからの送信データであるかを認
識することが可能となる。
【0014】また、本発明は、請求項4〜請求項8のい
ずれかの項に記載の接触検出装置が取り付けられたロボ
ットにおいて、前記接触検出装置からの信号に基づいて
前記ロボットの各部を制御することを特徴とするロボッ
トである。上記構成によれば、接触センサに対する電源
供給線、グランド線、データ送信線等の接続を必要とせ
ず、無線により外部からの接触を検出することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1に本発明の一実施形態
による接触センサの構成を示す。同図において、符号1
は接触を検知する接触センサ、符号2は磁界を発生し、
接触センサ1から送信されるデータを読み取るリーダー
である。接触センサ1はコイルL1及びコンデンサC1
からなるLC共振回路と、LC共振回路で発生した誘導
起電力を電源として動作する半導体チップ11とから構
成されている。
【0016】上記半導体チップ11において、符号RF
1、RF2は半導体チップ11とLC共振回路とを接続
する接続端子、符号12はLC共振回路で発生した誘導
起電力を自己の動作電力に変換する電源回路、符号13
はデータを格納するメモリ、符号14はメモリ13に格
納されているデータに基づいてパルス信号を発生するデ
ータ送信回路、符号15はコンデンサC1と並列に接続
され、データ送信回路14から出力されるパルス信号に
よって駆動される第2のスイッチング素子としてのFE
Tである。符号16は、FET15とコンデンサC1の
間に直列に接続された負荷抵抗である。また、電源回路
12の出力端子Vddとデータ送信回路14の入力端子
Sns1は第1のスイッチング素子としてのスイッチS
W1を介して接続される。
【0017】一方、リーダー2において、符号21は磁
界を形成するとともに、接触センサ1からのデータを受
信するアンテナ(コイル)、符号22は、アンテナ21
で受信した接触センサ11からのデータを復調して取り
出すデータ処理装置である。ここで、アンテナ21は接
触センサ1のLC共振回路の共振周波数に相当する高周
波磁界を常時発信している。
【0018】次に、図2に上述の接触センサ1の外観図
を示す。この図において、図1と対応する各部には同一
の符号が付されている。触覚部30は、例えば針金やピ
アノ線等からなり、この触覚部30とスイッチSW1
(図1参照)との接続部にはスプリング(図示略)が設
けられ、触覚部30に加えられる力に伴って収縮する。
触覚部30に加えられる力が規定以上となり、スプリン
グが収縮してその先に接続されている機械的なマイクロ
スイッチであるスイッチSW1がONになる構成となっ
ている。また、コイルL1は図に示すように接触センサ
1の基板上に印刷配線されている。
【0019】次に、上述した接触センサ1及びリーダー
2の基本動作、即ち接触をどのように検出するのかを具
体的に説明する。なお、以下の説明において、接触セン
サ1は任意の場所に取り付けられており、またリーダー
2は、自らが発している磁界を接触センサ1が十分な強
度で受信できる位置に設置されていることとする。
【0020】まず、触覚部30(図2)に所定以上の力
が加わることにより、図1に示したマイクロスイッチS
W1がONすると、入力端子Sns1に電源端子Vdd
から電力が供給される。これにより、制御回路14はメ
モリ13にアクセスし、所定のエリアに格納されている
データを読み出し、このデータに基づいて一定のデータ
レートでFET15を駆動する(ON/OFFさせ
る)。なお、このデータのビットコーディングは、マン
チェスタ符号、ミラー符号など各種のものから選択する
ことが可能である。
【0021】FET15がON/OFFすることによ
り、LC共振回路に並列に接続された負荷抵抗16が接
続・非接続状態となり、LC共振回路のQ(Q=R√
(C/L))が大きく変化する。接触センサ1のコイル
L1とリーダー2のアンテナ(コイル)21との間に
は、それぞれ相互インダクタンスが発生する結果、この
Qの変化はコイル21のインピーダンス変化として検出
される。データ処理装置22は、このインピーダンス変
化を振幅変調信号として取り出すことにより、接触セン
サ1から送信されてきたデータを受信することができ
る。この結果、データ処理装置22は接触センサ1に何
かが接触したことを検知する。上述したように、本実施
形態ではリーダー2が接触センサ1から送信されてきた
データを読み取ることにより、接触を検出することがで
きる。なお、本実施形態において、スイッチSW1の通
常状態をオフ状態(ノーマリーオフ)とし、外部からの
接触があった際にスイッチSW1がオンされることによ
り、接触センサ1はデータを送信して接触があったこと
をリーダー2へ通知するが、反対に、スイッチSW1の
通常状態をオン状態(ノーマリーオン)とし、外部から
接触があった際にスイッチSW1をオフ状態とすること
によってリーダー2へのデータ送信を断絶させ、これに
より外部の接触をリーダー2へ通知するような構成とす
ることも可能である。
【0022】次に、上述した本発明の第1の実施形態に
よる接触センサを複数有し、広範囲にわたって外部から
の接触を検出する本発明の接触検出装置について説明す
る。
【0023】上述した本発明の接触センサ1を用いて広
範囲にわたって外部からの接触を検出しようとすると、
接触検出範囲に任意に接触センサ1を分散して配置しな
ければならないため、リーダー2は常にこれら全ての接
触センサ1へ対して、当該接触センサ1が駆動可能とな
る電磁界を供給する必要がある。このため、それら各々
の接触センサ1へ所定の磁界を供給するために、大変大
きなアンテナ21を設けるか、あるいは、アンテナ21
の高周波出力を上げなければならない。
【0024】しかしながら、リーダー2のアンテナ21
を大きくすると、一つの接触センサ1からの送信データ
の強度は相対的に弱くなるため、信号のS/N比が悪化
し、データの検出が困難になってしまうという問題が生
じてしまう。また、リーダー2の高周波出力を上げる
と、他の制御系やアナログ系の回路に対してノイズや異
常電圧を誘起してしまい、システムの動作を不安定にす
るという問題が生じてしまう。また、リーダー2のアン
テナ21が発する磁界強度は、遠方にいくほど弱くなる
ため、遠方に敷設されている接触センサ1からのデータ
を読み取ることが困難になるという問題が生じてしま
う。
【0025】そこで、これらの問題点を解消すべく、本
発明の接触検出装置においては、リーダー2のアンテナ
21を次のような構成とすることで上述の問題点を解決
した。図3に、本発明の第1の実施形態による接触検出
装置の全体構成図を示し、図4に、図3に示したリーダ
ー2におけるアンテナ21の接触センサ1近傍の拡大図
を示す。
【0026】図3に示すように、第1の実施形態におけ
る接触検出装置では、まず同軸ケーブル31を接触セン
サ1に沿って這わせ、その終端(データ処理装置22と
反対側の終端)には、データ処理装置22の送信側から
見たインピーダンスをデータ処理装置22のインピーダ
ンスに一致させるための可変終端抵抗32を取り付け
る。各接触センサ1が配置された近傍においては、図4
に示すようにT型のBNCコネクタ42を取り付け、そ
の先に小型のループアンテナ31を取り付けることによ
り、局部的に磁界を発生させ、接触センサ1との電波的
な結合を得る。
【0027】また、上述の同軸ケーブルに代わって、図
5に示すように平行2線路を使用することも可能であ
る。この場合、平行2線路からの漏れ磁束と接触センサ
1が結合することで、接触センサ1への電力供給、及び
信号の受信が可能となる。なお、図6に、この平行2線
路を使用した場合の断面図を示す。
【0028】上述したように、アンテナ21を構成する
ことにより、磁界を局部的に発生させることができるた
め、大きなアンテナ(コイル)を使う場合に比べて、信
号強度を強くでき、また同軸ケーブルを延長させること
により、通信距離にも実質的に制限がないという利点が
得られる。加えて、上記構成からなるアンテナを使用す
ることにより、各接触センサ1に同強度の磁界を供給す
ることができ、また接触センサ1からのデータ受信も同
様に可能となる。これにより、広範囲に渡る接触の検出
が容易に実現できる。更に、接触センサ1の増設にも柔
軟に対応することができる。
【0029】次に、本発明の接触検出装置の動作につい
て図3を参照して説明する。
【0030】図3において、今、64個の接触センサ1
が任意に配置されているとする。これら各接触センサ1
には、データ処理装置22に近い位置から順に、接触セ
ンサNo.1、No.2、・・・、No.64という識
別番号が付してあり、各接触センサ1の半導体チップ1
1内のメモリ13には、接触センサ固有のデータ、例え
ば、接触センサNo.1であれば”0000 0040
0080”、接触センサNo.64であれば”003
F 007F 00BF”といったデータが格納されて
いるとする。更に、各接触センサ1には、それぞれ異な
る休止時間が設定されている。この休止時間とは、一回
のデータ転送が終了した後に、再度データ転送を行うま
での期間である。上記データは16進表記で表わされて
おり、各接触センサ1のデータ転送速度は80kbps
とする。即ち、16bitのデータは約200μsec
で送信を完了することとなる。図7にメモリ13に格納
されているデータの一例を示す。
【0031】上記構成からなる接触検出装置において、
接触センサNo.5及びNo.40の触覚部30に同時
に約1秒間程度、外部から接触があった場合について以
下、具体的に説明する。まず、外力が加わることにより
それぞれのスイッチSW1がオンされ、これにより、入
力端子Sns1に電源端子Vddの電圧が印加される。
かかる動作により、No.5のデータ送信回路14は、
データ”0004 0044 0084”(図7参照)
を、接触センサNo.40のデータ送信回路14は、デ
ータ”0027 0067 00A7”(図7参照)を
それぞれメモリ13から読み出し、このデータに基づき
FET15を駆動する。これにより、リーダー2のデー
タ処理装置22へ接触センサNo.5とNo.40から
その接触センサ固有のデータが略同時に送信される。
【0032】続いて、接触センサNo.5のデータ送信
回路14は、予め設定されている休止時間100mse
cの休止の後、再度スイッチSW1の状態を確認する。
ここで、スイッチSW1はいまだオン状態であるので、
データ送信回路14は再度データを送出する。同様に、
接触センサNo.40のデータ送信回路14は、予め設
定されている休止時間89msecの後、再度スイッチ
SW1の状態を確認する。接触センサNo.40のスイ
ッチSW1も引き続きオン状態であるので、データ送信
回路14は再度データを送出する。これにより、リーダ
ー2のデータ処理装置22へ接触センサNo.5及びN
o.40から、再びデータが送信される。このように、
各接触センサは、データ送信後、予め設定されている休
止時間データ転送を中止し、その後、再度スイッチSW
1の状態を確認して、そのSW1の状態に応じたデータ
をメモリ13から読み出して出力する。この動作は、ス
イッチSW1がオフ状態となるまで、即ち入力端子Sn
s1に電圧が検出されなくなるまで繰り返し行われる。
【0033】次に、図8に上述の一連の動作によってリ
ーダー2のデータ処理装置22が受信した信号波形を示
す。なお、ここでは、第1の受信信号〜第4の受信信号
を示した。図8において、t1は第1回目にデータを受
信した時刻、t2は第2回目にデータを受信した時刻、
t3は第3回目にデータを受信した時刻、t4は第4回
目にデータを受信した時刻である。
【0034】この図から分かるように、第1回目に受信
した信号と、第2回目に受信した信号においては、N
o.5の接触センサとNo.40の接触センサとから略
同時にデータ送信が行われたため、この二つのパケット
が衝突してしまい、データ処理装置22はデータを正し
く読み取ることが不可能である。しかしながら、接触セ
ンサNo.5の休止時間が100msec(図7参照)
であるのに対して、接触センサNo.40の休止時間が
89msec(図7参照)であることから、第3の受信
信号及び、第4の受信信号においては、いずれの信号と
も衝突していないため、データ処理装置22はこれらの
信号を正確に認識することが可能となる。
【0035】なお、データ処理装置22内の記憶部(図
示略)には、各接触センサと該接触センサから送信され
てくるデータとが対応づけられて格納されている。した
がって、データ処理装置22は、受信したデータを復調
し、復調した16進表記のデータ“0005”、“00
27”を記憶部に格納されているデータと比較すること
によって、データ送信元の接触センサが、No.5及び
No.40であることを認識することができる。
【0036】なお、データ送信の休止時間は、各半導体
チップ内部の発振器のCR発振器でダウンカウンタを動
作させ、これが0になることで判断することができ、ま
た、ダウンカウンタの値を適当に操作することで、ここ
のチップの休止時間を容易に調節し、ばらつきを持たせ
ることができる。また、本実施形態において、データの
ピットコーディングはマンチェスター符号である。
【0037】また、本実施形態においては、伝送される
信号にエラーチェック符号などは付け加えなかったが必
要に応じて、CRC符号などのエラー検出符号や、エラ
ー訂正符号などを付加することもできる。
【0038】また、本実施形態においては、スイッチS
W1が接触する端子として、入力端子Sns1を設けた
が、更に複数の入力端子Sns2、Sns3・・・を設
け、この入力端子Sns2、Sns3・・・に対応する
データをメモリ13内の所定のエリアにそれぞれ格納し
ておく。そして、触覚部30に加えられる外力によっ
て、スイッチSW1によって接続される入力端子を変化
させることにより、リーダー2には、現在その箇所に加
えられている外力まで詳細に検出することが可能とな
る。なお、複数の上記入力端子に印加される電圧を組合
せることにより、外力の大きさを検出することとしても
良い。なお、それぞれのメモリ13に格納されるデー
タ、休止時間は、上記記載に限定されず、設計上適宜変
更できるものとする。
【0039】また、上記実施形態においては、入力端子
(Sns1、Sns2・・・・)に電圧が印加された場
合にのみ、リーダー2へデータを転送するため、データ
の伝送頻度を最小限におさえることができる。これによ
り、伝送路のトラフィックを低減させることが可能とな
る。
【0040】次に、上述した本発明の第2の実施形態に
よる接触検出装置の応用として、接触検出装置を適用し
たロボットについて図9を参照して説明する。図9にお
いて、符号71は当該ロボットの上腕にあたる筐体、符
号72は前腕にあたる筐体である。筐体71は台座73
に固定されており、その台座73には接触センサ1に電
力を供給するためのデータ処理装置22(図1参照)が
設けられている。このデータ処理装置22には同軸ケー
ブルが接続され、これが筐体71、72の内部を通過
し、筐体71、72のジョイント部である肱の部分で
は、筐体の外部に取り出されている。筐体71、筐体7
2にはそれぞれ12個の接触センサ1が略等間隔で取り
付けられ、図4あるいは図5に示した形状のアンテナ
(コイル)41、51によって接触センサ1に電力が供
給されている。筐体71、72の表面には接触センサ1
の触覚部30が突出しており、外力を検知するような構
成となっている。
【0041】それぞれの接触センサ1は16bitのメ
モリ13を持っており、筐体71に取り付けられた接触
センサ1のそれぞれのメモリ13には、最初の8bit
に”&H01”が、続く8bitには図中で左上→右上
→右下→左下の順で、”&H00〜&H0B”のシリア
ル番号が書き込まれている。また、筐体72に取り付け
られた接触センサ1のそれぞれのメモリ13には、最初
の8bitに”&H02”が、続く8bitには図中で
左上→右上→右下→左下の順で、”&H00〜&H0
B”のシリアル番号が書き込まれている。
【0042】上記構成からなるロボットにおいて、筐体
71、筐体72に外部から接触があると、外力が加わっ
た接触センサ1のSW1がONし、図1に示した電源端
子Vddと入力端子Sns1が接続される。これによ
り、データ送信回路14はメモリ13に格納されている
データを読み出して、このデータに基づいてFET15
を駆動する。かかる動作による接触センサ1のQの変動
は、アンテナ21のインダクタンスの変化として台座7
4に設けられているデータ処理装置22に伝達される。
データ処理装置22は、アンテナ21のインダクタンス
の変化を読み取ることにより、どの接触センサからのデ
ータであるかを認識し、接触を検知した接触センサの情
報を台座73に設けられている筐体制御用の制御装置7
4へ出力する。制御装置74は、データ処理装置22か
ら受信したデータに基づいて、その時点で最適と思われ
るシーケンスによりロボットアームを緊急停止する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の接触セン
サによれば、電磁界エネルギーをセンサ駆動用の電力と
して供給するためのコイルとコンデンサなどから構成さ
れる共振回路、またはアンテナを接続するとともに、少
なくともひとつの入力端子を設け、この端子に入力があ
った際に始めてデータを送信するようにする。これによ
り、外部から接触があった時のみデータを送出するの
で、伝送路のトラフィックを低減することができる。ま
た、無線によって接触があったことを伝達することがで
きるため、従来問題になっていたケーブルの屈曲の繰り
返しによる断線、絶縁被覆と線材の摺動によるノイズの
発生、ケーブルとセンサの電気的接続の劣化、センサ交
換の際の手間がかかる等といった様々な問題を解消する
ことができる。
【0044】また、本発明の接触センサによれば、記憶
手段から読み出したデータに基づいて、抵抗器を前記共
振回路に接続、非接続状態とすることにより、共振回路
のインピーダンスを変化させる。このように、本発明で
は、抵抗を接続、非接続状態とすることによって簡単に
インピーダンスを変化させるので、複雑な装置などを必
要としない。この結果、コスト低減を図ることができる
という効果が得られる。
【0045】また、本発明の接触センサによれば、外部
から加えられている力に応じて第1のスイッチング素子
が接続する入力端子の組み合わせを変更する。そして、
データ出力手段は、その接続状態に応じて、送信するデ
ータを変更できるようにするので、接触センサからより
詳細な接触の情報を送ることができ、高精度な接触検出
を行うことが可能となるという効果が得られる。
【0046】また、本発明の接触検出装置によれば、分
散して配置されたセンサ群に沿って、平行2線路や同軸
ケーブルといった、基本的に2本の導体からなる伝送路
を配置し、平行2線路からの漏洩電事界または同軸ケー
ブルに並列に接続された小型のアンテナ群から、電磁界
としてセンサ群の駆動に必要な電力を供給すると同時
に、この伝送路をセンサからのデジタル信号を伝達する
伝送路として兼用する。これにより、従来必要とされて
いた膨大な配線を置き換えることが可能である。これに
より、ケーブルの屈曲の繰り返しによる断線、絶縁被覆
と線材の摺動によるノイズの発生、ケーブルとセンサの
電気的接続の劣化、センサ交換の際の手間がかかる等と
いった様々な問題を解消することができる。
【0047】また、本発明の接触検出装置によれば、接
触センサ群の各接触センサは、その記憶手段に、接触セ
ンサ固有のデータが格納され、データ出力手段は、第1
のスイッチング手段の状態に応じて、データを読み出し
て出力しするため、接触センサ群のいずれかの接触セン
サからデータを受信した場合に、どの接触センサからの
データであるかを瞬時に識別することができるという効
果が得られる。
【0048】また、本発明の接触検出装置によれば、複
数の接触センサから同時にデータが送信された場合で
も、次回のデータ送信のタイミングにおいて、どの接触
センサからの送信データであるかを認識することが可能
であるので、検出精度が高い接触検出装置を実現するこ
とができる。
【0049】また、本発明のロボットによれば、無線に
よって接触を検出することができるので、複雑な配線を
必要とせず、従来問題になっていたケーブルの屈曲の繰
り返しによる断線、絶縁被覆と線材の摺動によるノイズ
の発生、ケーブルとセンサの電気的接続の劣化、センサ
交換の際の手間がかかる等といった様々な問題を解消す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の接触センサの構成を示すブロック
図である。
【図2】 同実施形態における接触センサの外観図であ
る。
【図3】 本発明の接触検出装置のリーダーの形態を示
す図である。
【図4】 本発明の接触検出装置におけるリーダーのア
ンテナ構成の一例を示す図である。
【図5】 本発明の接触検出装置におけるリーダーのア
ンテナ構成の一例を示す図である。
【図6】 図5に示したアンテナの断面図である。
【図7】 本発明の接触検出装置において、各接触セン
サのメモリに格納されているデータの一例を示した図で
ある。
【図8】 本発明の接触検出装置において、同時に複数
の接触センサからデータが送信された場合、データ処理
装置によって受信された信号波形を示す図である。
【図9】 本発明の接触検出装置を取り付けたロボット
の構成を示す図である。
【符号の説明】 1 接触センサ 2 リーダー(読取装置) 11 半導体チップ 12 電源回路(電力生成手段) 13 メモリ(記憶手段) 14 データ送信回路(データ出力手段) 15 FET(第2のスイッチング素子) 16 負荷抵抗(抵抗器) 21 アンテナ 22 データ処理装置(データ処理手段) 30 触覚部 31 同軸ケーブル 41 ループアンテナ 42 T型分岐 71、72 筐体 73 台座 74 コントローラ Vdd 電源端子 Sns1 入力端子 SW1 スイッチ(第1のスイッチング素子) C1 コンデンサ L1 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 茂男 東京都品川区旗の台5−23−2−406 Fターム(参考) 2F063 AA01 AA50 BA22 CA10 CA11 DA02 DA05 DD06 JA02 LA05 LA09 LA15 LA19 LA29 LA30 NA01 3F059 CA05 DA08 DC02 DE02 DE05 DE08 5J050 AA47 AA49 BB23 CC00 DD06 EE31 EE34 EE38 FF22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁界エネルギーをセンサ駆動用の電力
    として供給するための共振回路と、 前記共振回路の誘導起電力から電力を生成する電力生成
    手段と、 前記電源生成手段に接続され、外部から規定以上の力が
    加わった場合に、オンする第1のスイッチング素子と、 前記第1のスイッチング素子がオンされた場合に、電磁
    界の変化によって接触を通知する接触通知手段と、 を具備することを特徴とする接触センサ。
  2. 【請求項2】 センサ固有のデータが格納されている記
    憶手段を有し、 前記接触通知手段は、 前記第1のスイッチング素子がオンされた場合に、前記
    記憶手段から前記データを読み出し、前記読み出したデ
    ータに基づく信号を出力するデータ出力手段と、 前記データ出力手段から出力される信号に基づいて駆動
    される第2のスイッチング素子と、 前記共振回路に並列に設けられ、前記第2のスイッチン
    グ素子によって、前記共振回路に接続、非接続状態とな
    る抵抗器と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の接触セン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチング素子が、オン時
    に接続する端子を複数有し、 前記第1のスイッチング素子は、外部から加えられる力
    に応じて接続先の前記端子を変更し、 前記記憶手段には、前記第1のスイッチング素子の接続
    状態に応じてそれぞれのデータが格納され、 前記データ出力手段は、現時点での前記第1のスイッチ
    ング手段の接続状態に応じて該当するデータを前記記憶
    手段から読み出して、出力することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の接触センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかの項に記
    載の接触センサが分散されて配置されている接触センサ
    群と、各前記接触センサ群に対して電磁界エネルギーを
    供給するとともに、前記接触センサ群からの信号を受信
    して読み取る読取装置とからなる接触検出装置におい
    て、 前記読取装置は、 前記接触センサ群を構成する前記接触センサの前記共振
    回路の共振周波数である電磁界を出力するアンテナと、 前記アンテナのインピーダンスの変化から、各前記接触
    センサから送信されたデータを読み取るデータ処理手段
    と、 を具備することを特徴とする接触検出装置。
  5. 【請求項5】 前記読取装置のアンテナは、 同軸ケーブルに接続された複数の小型ループアンテナか
    らなり、該小型ループアンテナは、それぞれの前記接触
    センサに対し、該接触センサが駆動するのに適した電磁
    界を供給できる位置に設けられていることを特徴とする
    請求項4に記載の接触検出装置。
  6. 【請求項6】 前記読取装置のアンテナは、 全ての前記接触センサに非接触で設けられた平行2線路
    のアンテナであり、漏洩磁界によって、前記接触センサ
    に対して均等な電磁界を供給することを特徴とする請求
    項4に記載の接触検出装置。
  7. 【請求項7】 前記接触センサ群の各接触センサにおい
    て、 前記記憶手段には、該接触センサ固有のデータが格納さ
    れ、 前記データ出力手段は、前記第1のスイッチング手段の
    状態に応じて、前記データを読み出して出力し、 前記読取装置の前記データ処理手段は、前記接触センサ
    群を構成するそれぞれの接触センサに対応する固有のデ
    ータを保持しており、前記接触センサからデータを受信
    した場合に、受信したデータと前記保持しているデータ
    とを比較して、データ送信先の接触センサを特定するこ
    とを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかの項に記
    載の接触検出装置。
  8. 【請求項8】 前記接触センサ群の各接触センサにおい
    て、前記データ出力手段は、予め設定されている当該接
    触センサ固有の期間毎に、前記第1のスイッチング素子
    の状態に応じたデータを前記記憶手段から読み出して出
    力することを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれか
    の項に記載の接触検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項4〜請求項8のいずれかの項に記
    載の接触検出装置が取り付けられたロボットにおいて、 前記接触検出装置からの信号に基づいて前記ロボットの
    各部を制御することを特徴とするロボット。
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