JP2002138841A - ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室 - Google Patents

ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室

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JP2002138841A JP2000338543A JP2000338543A JP2002138841A JP 2002138841 A JP2002138841 A JP 2002138841A JP 2000338543 A JP2000338543 A JP 2000338543A JP 2000338543 A JP2000338543 A JP 2000338543A JP 2002138841 A JP2002138841 A JP 2002138841A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室にお
いて、防熱具5に半球部分16を設け、この半球部分1
6をヘッド凹面部7に沿わせ、この半球部分16から上
記キャップ部分12をうず室13内に向けて膨出させ、
うず流17の流動方向を基準として、半球部分16のう
ち、キャップ部分12にその下流側で隣接する下流側隣
接部分19をうず室13内に向けて膨出させた。 【効果】下流側隣接部分19の表面近傍にうず流17の
流通経路から外れたよどみが形成されにくい。このた
め、下流側隣接部分19の表面に付着した燃料がうず流
17に巻き込まれやすく、これが速やかに燃焼し、青白
煙が発生しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンのうず室式燃焼室に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンのうず室式燃
焼室として、図3及び図4に示すものがある。これは、
本発明と同様、次の構成を備えている。すなわち、図3
に示すように、シリンダヘッド(101)のヘッド凹部
(102)と、連通孔口金(103)と、燃料噴射ノズル
(104)と、防熱具(105)とを備え、ヘッド凹部(1
02)は、入口側の口金嵌入部(106)と奥側のヘッド
凹面部(107)とを備え、ヘッド凹面部(107)はノズ
ル挿入口(108)を備え、連通孔口金(103)は、口金
凹面部(110)と連通孔(111)とを備え、防熱具(1
05)はキャップ部分(112)を備え、
【0003】ヘッド凹部(102)の口金嵌入部(106)
に連通孔口金(103)を嵌入し、口金凹面部(110)と
ヘッド凹面部(107)とで取り囲まれた空間内にうず室
(113)を形成し、このうず室(113)を上記連通孔
(111)でシリンダ内燃焼室(114)と連通させ、燃料
噴射ノズル(104)のノズル先端部(115)を上記ノズ
ル挿入口(108)からうず室(113)に向けて突出さ
せ、このノズル先端部(115)に防熱具(105)のキャ
ップ部分(112)を嵌合させている。
【0004】この従来技術では、図4に示すように、ヘ
ッド凹面部(107)からキャップ部分(112)をうず室
(113)内に突出させている。このため、うず流(11
7)の流動方向を基準として、ヘッド凹面部(107)の
うち、キャップ部分(112)にその下流側で隣接する下
流側隣接部分(119)と、キャップ部分(112)との境
界部分(121)に大きな段部が形成される。また、ヘッ
ド凹面部(107)のうち、キャップ部分(112)にその
上流側で隣接する上流側隣接部分(118)と、キャップ
部分(112)との境界部分(120)にも大きな段部が形
成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、次
の問題がある。 《1》付着した燃料がうず流に巻き込まれにくい。ノズ
ル先端部(115)から噴射された燃料は、うず流(11
7)に吹き流されて飛散し、下流側隣接部分(119)の
表面に付着することがある。この従来技術では、図4に
示すように、下流側の境界部分(121)に大きな段部が
あるため、下流側隣接部分(119)の表面近傍にはうず
流(117)の流通経路から外れたよどみが形成される。
このため、下流側隣接部分(119)の表面に付着した燃
料がうず流(117)に巻き込まれにくく、これが燃焼し
ないまま排気中に混入し、青白煙が発生しやすい。
【0006】《2》付着した燃料が燃焼しにくい。図4
に示すように、下流側隣接部分(119)は、むき出しの
ヘッド凹面部(107)であるため、ここで受けた燃焼熱
は、シリンダヘッド(101)に逃げやすい。このため、
この下流側隣接部分(119)の表面に付着した燃料が燃
焼しにくく、これも青白煙発生の要因となっている。
【0007】《3》うず流の流速が低下しやすい。図4
に示すように、上流側の境界部分(120)に大きな段部
があるため、うず流(117)がこの段部に衝突し、その
流速が低下する。このため、空気と噴射燃料との混合が
不充分となり、これも青白煙発生の要因となっている。
【0008】本発明の課題は、上記問題点を解決できる
ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(請求項1の発明)図1に
示すように、シリンダヘッド(1)のヘッド凹部(2)と、
連通孔口金(3)と、燃料噴射ノズル(4)と、防熱具(5)
とを備え、ヘッド凹部(2)は、入口側の口金嵌入部(6)
と奥側のヘッド凹面部(7)とを備え、ヘッド凹面部(7)
はノズル挿入口(8)を備え、連通孔口金(3)は、口金凹
面部(10)と連通孔(11)とを備え、防熱具(5)はキャ
ップ部分(12)を備え、
【0010】ヘッド凹部(2)の口金嵌入部(6)に連通孔
口金(3)を嵌入し、口金凹面部(10)とヘッド凹面部
(7)とで取り囲まれた空間内にうず室(13)を形成し、
このうず室(13)を上記連通孔(11)でシリンダ内燃焼
室(14)と連通させ、燃料噴射ノズル(4)のノズル先端
部(15)を上記ノズル挿入口(8)からうず室(13)に向
けて突出させ、このノズル先端部(15)に防熱具(5)の
キャップ部分(12)を嵌合させた、ディーゼルエンジン
のうず室式燃焼室において、
【0011】図2に示すように、防熱具(5)に半球部分
(16)を設け、この半球部分(16)をヘッド凹面部(7)
に沿わせ、この半球部分(16)から上記キャップ部分
(12)をうず室(13)内に向けて膨出させ、うず流(1
7)の流動方向を基準として、半球部分(16)のうち、
キャップ部分(12)にその下流側で隣接する下流側隣接
部分(19)をうず室(13)内に向けて膨出させた、こと
を特徴とするディーゼルエンジンのうず室式燃焼室。
【0012】(請求項2の発明)請求項1に記載したディ
ーゼルエンジンのうず室式燃焼室において、図2に示す
ように、前記下流側隣接部分(19)とヘッド凹面部(7)
との間に断熱空間(9)を形成した、ことを特徴とするデ
ィーゼルエンジンのうず室式燃焼室。
【0013】(請求項3の発明)請求項1または請求項
2に記載したディーゼルエンジンのうず室式燃焼室にお
いて、図2に示すように、前記半球部分(16)のうち、
キャップ部分(12)にその上流側で隣接する上流側隣接
部分(18)をうず室(13)内に向けて膨出させた、こと
を特徴とするディーゼルエンジンのうず室式燃焼室。
【0014】(請求項4の発明)請求項3に記載したデ
ィーゼルエンジンのうず室式燃焼室において、図2に示
すように、前記上流側隣接部分(18)とヘッド凹面部
(7)との間に断熱空間(26)を形成した、ことを特徴と
するディーゼルエンジンのうず室式燃焼室。
【0015】
【発明の作用及び効果】(請求項1の発明)請求項1の
発明は、次の作用効果を奏する。 《1》付着した燃料がうず流にスムーズに巻き込まれ
る。ノズル先端部(15)から噴射された燃料噴霧は、う
ず流(17)に吹き流されて飛散し、下流側隣接部分(1
9)の表面に付着することがある。しかし、本発明で
は、図2に示すように、半球部分(16)のうち、キャッ
プ部分(12)にその下流側で隣接する下流側隣接部分
(19)をうず室(13)内に膨出させているため、下流側
の境界部分(21)に大きな段部が形成されにくく、下流
側隣接部分(19)の表面近傍にうず流(17)の流通経路
から外れたよどみが形成されにくい。このため、下流側
隣接部分(19)の表面に付着した燃料がうず流(17)に
巻き込まれやすく、これが速やかに燃焼し、青白煙が発
生しにくい。
【0016】(請求項2の発明)請求項2の発明は、請
求項1の発明の作用効果に加え、次の作用効果を奏す
る。 《2》付着した燃料が燃焼しやすい。図2に示すよう
に、下流側隣接部分(19)とヘッド凹面部(7)との間に
断熱空間(9)があるため、下流側隣接部分(19)で受け
た燃焼熱は、シリンダヘッド(1)に逃げにくい。このた
め、下流側隣接部分(19)の表面に付着した燃料の燃焼
が促進され、青白煙が発生しにくい。
【0017】(請求項3の発明)請求項3の発明は、請
求項1または請求項2の発明の作用効果に加え、次の作
用効果を奏する。 《3》うず流の流速が低下しにくい。図2に示すよう
に、上流側隣接部分(18)をうず室(13)内に向けて膨
出させたため、上流側の境界部分(20)に大きな段部が
形成されにくく、うず流(17)の流速低下が起こりにく
い。このため、空気と噴射燃料とが良好に混合され、青
白煙が発生しにくい。
【0018】(請求項4の発明)請求項4の発明は、請求
項3の発明の作用効果に加え、次の作用効果を奏する。 《4》うず室の温度を高く維持することができる。図2
に示すように、前記上流側隣接部分(18)とヘッド凹面
部(7)との間に断熱空間(26)を形成したため、うず室
(13)からシリンダヘッド(1)への放熱を断熱空間(2
6)で抑制することができる。このため、うず室(13)
の温度を高く維持することができ、青白煙が発生しにく
いとともに、始動性も高まる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1及び図2は本発明の実施形態を説明
する図で、この実施形態では、うず室燃焼室を備えた縦
型ディーゼルエンジンについて説明する。
【0020】このエンジンの構成は、次の通りである。
図1に示すように、このエンジンは、シリンダ(27)と
ピストン(28)とシリンダヘッド(1)とを備えている。
ピストン(28)は、シリンダ(27)に内嵌されている。
シリンダヘッド(1)はシリンダ(27)の上部に組み付け
られている。
【0021】うず室式燃焼室の構成は、次の通りであ
る。図1に示すように、この燃焼室は、シリンダヘッド
(1)のヘッド凹部(2)と、連通孔口金(3)と、燃料噴射
ノズル(4)と、防熱具(5)とを備えている。ヘッド凹部
(2)は、入口側の口金嵌入部(6)と奥側のヘッド凹面部
(7)とを備えている。ヘッド凹面部(7)はノズル挿入口
(8)を備えている。連通孔口金(3)は、口金凹面部(1
0)と連通孔(11)とを備えている。防熱具(5)はキャ
ップ部分(12)を備えている。
【0022】図1に示すように、ヘッド凹部(2)の口金
嵌入部(6)に連通孔口金(3)を嵌入し、口金凹面部(1
0)とヘッド凹面部(7)とで取り囲まれた空間内にうず
室(13)を形成している。このうず室(13)を上記連通
孔(11)でシリンダ内燃焼室(14)と連通させ、燃料噴
射ノズル(4)のノズル先端部(15)を上記ノズル挿入口
(8)からうず室(13)に向けて突出させている。このノ
ズル先端部(15)に防熱具(5)のキャップ部分(12)を
嵌合させている。この防熱具(5)のキャップ部分(12)
は、うず室(13)からノズル先端部(15)への燃焼熱の
伝達を抑制し、ノズル先端部(15)内でのカーボンによ
る弁体の膠着を防止する。キャップ部分(12)の先端中
央部に噴射開口(12b)をあけ、ここらかノズル先端部
(15)の先端面をうず室(13)に臨ませている。ノズル
先端面から噴射される燃料は、この噴射開口(12b)を
通過する。
【0023】寒冷始動時に生じる青白煙の発生を抑制す
るため、防熱具(5)には次の工夫がなされている。図2
に示すように、防熱具(5)に半球部分(16)を設け、こ
の半球部分(16)をヘッド凹面部(7)に沿わせている。
この半球部分(16)から上記キャップ部分(12)をうず
室(13)内に向けて膨出させている。うず流(17)の流
動方向を基準として、半球部分(16)のうち、キャップ
部分(12)にその下流側で隣接する下流側隣接部分(1
9)をうず室(13)内に向けて膨出させている。この下
流側隣接部分(19)の膨出端面(19a)とキャップ部分
(12)の膨出端面(12a)との境界部分(21)を、段部
を形成することなく連続させ、これら膨出端面(12a)
(19a)で一連のうず室案内面を形成している。この下
流側隣接部分(19)の膨出端面(19a)とヘッド凹面部
(7)との間に断熱空間(9)を形成している。
【0024】図2に示すように、前記半球部分(16)の
うち、キャップ部分(12)にその上流側で隣接する上流
側隣接部分(18)をうず室(13)内に向けて膨出させて
いる。この上流側隣接部分(18)の膨出端面(18a)と
キャップ部分(12)の膨出端面(12a)との上流側境界
部分(20)を、段部を形成することなく連続させ、これ
らの膨出端面(18a)(12a)で一連のうず流案内面を
形成している。この上流側隣接部分(18)の膨出端面
(18a)とヘッド凹面部(7)との間に断熱空間(26)を
形成している。
【0025】半球部分(16)のうち、前記下流側隣接部
分(19)よりも更に下流側の部分(24)からうず室(1
3)内にヒートプラグ(25)を突出させている。寒冷始
動時に、ヒートプラグ(25)を発熱させると、うず室
(13)内の空気が熱せられ、燃料噴霧の燃焼が促進さ
れ、青白煙の発生はより一層抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンを
説明する図で、図1(A)はうず室式燃焼室の縦断面図、
図1(B)は図1(A)のB−B線断面図である。
【図2】図1のエンジンのうず室式燃焼室の要部を説明
する図で、図2(A)は要部縦断面図、図2(B)は防熱具
の底面図である。
【図3】従来技術に係るディーゼルエンジンを説明する
図で、図3(A)はうず室式燃焼室の縦断面図、図3(B)
は図3(A)のB−B線断面図である。
【図4】図3のエンジンのうず室式燃焼室の要部を説明
する図で、図4(A)は要部縦断面図、図4(B)はヘッド
凹面部の底面図である。
【符号の説明】
(1)…シリンダヘッド、(2)…ヘッド凹部、(3)…連通
孔口金、(4)…燃料噴射ノズル、(5)…防熱具、(6)…
口金嵌入部、(7)…ヘッド凹面部、(8)…ノズル挿入
口、(9)…断熱空間、(10)…口金凹面部、(11)…連
通孔、(12)…キャップ部分、(12a)…膨出端面、
(13)…うず室、(14)…シリンダ内燃焼室、(15)…
ノズル先端部、(16)…半球部分、(17)…うず流、
(18)…上流側隣接部分、(18a)…膨出端面、(19)
…下流側隣接部分、(19a)…膨出端面、(20)…上流
側の境界部分、(21)…下流側の境界部分、(26) 断
熱空間。
フロントページの続き (72)発明者 山田 節男 大阪府堺市築港新町3丁8番 株式会社ク ボタ堺臨海工場内 (72)発明者 花田 崇 大阪府堺市築港新町3丁8番 株式会社ク ボタ堺臨海工場内 (72)発明者 藤原 祐彦 大阪府堺市築港新町3丁8番 株式会社ク ボタ堺臨海工場内 (72)発明者 佐々木 洋 大阪府堺市築港新町3丁8番 株式会社ク ボタ堺臨海工場内 (72)発明者 吉田 鉱三 大阪府堺市築港新町3丁8番 株式会社ク ボタ堺臨海工場内 Fターム(参考) 3G023 AA04 AA12 AB05 AB09 AC04 AD03 AD11 AD22 AE01 3G066 AA07 AB02 BA02 BA14 BA24 BA26 BA41 BA46 CC37 CD04 CD24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド(1)のヘッド凹部(2)
    と、連通孔口金(3)と、燃料噴射ノズル(4)と、防熱具
    (5)とを備え、ヘッド凹部(2)は、入口側の口金嵌入部
    (6)と奥側のヘッド凹面部(7)とを備え、ヘッド凹面部
    (7)はノズル挿入口(8)を備え、連通孔口金(3)は、口
    金凹面部(10)と連通孔(11)とを備え、防熱具(5)は
    キャップ部分(12)を備え、 ヘッド凹部(2)の口金嵌入部(6)に連通孔口金(3)を嵌
    入し、口金凹面部(10)とヘッド凹面部(7)とで取り囲
    まれた空間内にうず室(13)を形成し、このうず室(1
    3)を上記連通孔(11)でシリンダ内燃焼室(14)と連
    通させ、燃料噴射ノズル(4)のノズル先端部(15)を上
    記ノズル挿入口(8)からうず室(13)に向けて突出さ
    せ、このノズル先端部(15)に防熱具(5)のキャップ部
    分(12)を嵌合させた、ディーゼルエンジンのうず室式
    燃焼室において、 防熱具(5)に半球部分(16)を設け、この半球部分(1
    6)をヘッド凹面部(7)に沿わせ、この半球部分(16)
    から上記キャップ部分(12)をうず室(13)内に向けて
    膨出させ、うず流(17)の流動方向を基準として、半球
    部分(16)のうち、キャップ部分(12)にその下流側で
    隣接する下流側隣接部分(19)をうず室(13)内に向け
    て膨出させた、ことを特徴とするディーゼルエンジンの
    うず室式燃焼室。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したディーゼルエンジン
    のうず室式燃焼室において、 前記下流側隣接部分(19)とヘッド凹面部(7)との間に
    断熱空間(9)を形成した、ことを特徴とするディーゼル
    エンジンのうず室式燃焼室。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載したディ
    ーゼルエンジンのうず室式燃焼室において、 前記半球部分(16)のうち、キャップ部分(12)にその
    上流側で隣接する上流側隣接部分(18)をうず室(13)
    内に向けて膨出させた、ことを特徴とするディーゼルエ
    ンジンのうず室式燃焼室。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したディーゼルエンジン
    のうず室式燃焼室において、 前記上流側隣接部分(18)とヘッド凹面部(7)との間に
    断熱空間(26)を形成した、ことを特徴とするディーゼ
    ルエンジンのうず室式燃焼室。
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