JP2002138715A - ラッチ錠 - Google Patents

ラッチ錠

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JP2002138715A
JP2002138715A JP2000332685A JP2000332685A JP2002138715A JP 2002138715 A JP2002138715 A JP 2002138715A JP 2000332685 A JP2000332685 A JP 2000332685A JP 2000332685 A JP2000332685 A JP 2000332685A JP 2002138715 A JP2002138715 A JP 2002138715A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 衝撃や振動を受けても損傷することのないケ
ースをプラスチック製としたラッチ錠を提供する。 【解決手段】プラスチック製のケース1に嵌合したラッ
チ棒3の先端係合部3aを係止部に係合させて鎖錠を行
うラッチ錠において、ケース1の外面に囲装した補強部
材2をケース1に対して着脱自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱の扉や蓋、側板
等のパネルを取付保持するため使用するラッチ錠に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】パネルを取付保持するため使用するラッ
チ錠は、軽量で安価に量産できることからケースをプラ
スチックにより製造したものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ケースをプラスチック製としたラッチ錠にあっては、特
にパネル自体の大きさが大きいものや、耐震性が要求さ
れる箱に使用するものでは、パネルの振動等によりラッ
チ錠に加わる振動や衝撃が大きくなり図6に示すように
係止部51に先端係合部52を係合させたラッチ棒53
がプラスチック製のケース55を損傷する虞があり、ラ
ッチ錠としての機能を喪失してパネルが外れパネルに取
り付けた機器が損傷して二次的な被害を発生させる可能
性もあった。このため、ケース55の強度を増したもの
を別途製造し、用途に応じて使い分けをしていた。しか
し、製造コストや部品管理のコストがかかるという問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた本発明のラッチ錠は、プラスチック製のケ
ースに嵌合したラッチ棒の先端係合部を係止部に係合さ
せて鎖錠を行うラッチ錠において、ケースの外面に囲装
した補強部材をケースに対して着脱自在したことを特徴
とするものである。また、ケースの外面に補強部材嵌合
用の凹段部を形成することが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づき説明する。図1、図2及び図3におい
て1はポリプロピレン等のプラスチックよりなるケース
であり、該ケース1の上部周縁には鍔板11が張設され
ている。2は前記ケース1の外面を囲装した鋼板製の補
強部材であり、該補強部材2は底枠板部2aの両側に側
枠板部2b、2bを折曲形成してケース1の底面1a及
び両側面1b、1bを覆うとともに両側枠板部2b、2
bの先端に前記鍔板11の下面に添装する庇板部2cを
折曲形成したものである。また、この補強部材2はケー
ス1の両側面1b、1bに係止爪12、12を設けたも
のに対応して該係止爪12、12を露出用の窓孔22、
22を設けている。係止爪12、12はケース1をパネ
ル201の取付孔202の保持するものであるが、該係
止爪12、12と窓孔22、22とによりケース1に対
し補強部材2を着脱自在にする機能を兼ねている。さら
に、ケース1の外面すなわち両側面1b、1bには補強
部材2の板厚に相当する補強部材嵌合用の凹段部13が
形成されている。
【0006】3は前記ケース1内に進退動可能に嵌合し
たラッチ棒であり、該ラッチ棒3は図4に示すように先
端係合部3aをケース1の前面開口1cから突出させて
盤類の箱101に設けた係止部103に係合して鎖錠を
行うものである。このラッチ棒3はケース1の上面に設
けた窓孔15に起倒自在に取り付けたレバー4がケース
1内に収まった伏倒状態においては該レバー4に押圧さ
れて鎖錠位置をとるが、図5に示すようにレバー4を引
き起こした状態ではレバー4による押圧を解除されて常
時解錠方向に附勢するバネ5により解錠位置に待機する
ものである。なお、ラッチ棒3の鎖錠・解錠ための操作
手段はこのようなレバー4及びバネ5に限定されるもの
ではなく確実に鎖錠・解錠が行うことのできるものであ
ればどの様なものでもよい。
【0007】このように構成されたものは、盤類の箱1
01の内扉やシールド板等のパネル201に取り付け
て、レバー4を操作することにより、ラッチ棒3を盤類
の箱101のパネル201の支持部102に設けた係止
部103に係脱させてパネル201の鎖錠・解錠を行う
ものである。
【0008】本発明においては、ケース1がポリプロピ
レン等のプラスチックよりなるものであるが、該ケース
1の外面は鋼板製の補強部材2により囲装されているの
で、鎖錠状態下においてパネル201に衝撃、振動が加
わりラッチ棒3が左右及び上下方向の力を受けてケース
1の内面に当たってもケース1の外面が補強部材2によ
り補強されているのでケース1が損傷してラッチ錠とし
ての機能を失うことが無いものである。
【0009】すなわち、補強部材2を底枠板部2aの両
側に側枠板部2b、2bを折曲形成してケース1の底面
1a及び両側面1b、1bを覆うとともに両側枠板部2
b、2bの先端に前記鍔板11の下面に添装する庇板部
2cを折曲形成したものにあっては、ラッチ棒3が左右
方向の力を受けてケース1の両側面1b、1bの内面に
強く当たっても補強部材2の側枠板部2b、2bが該両
側面1b、1bの外面を支えているので損傷することが
無く、また、鍔板11の下面をパネル201の取付孔2
02の周縁上面に当接して取り付けても、ケース1がラ
ッチ棒3により上下方向の力を受けて底面1aを下方に
押圧しても該底面1aは底枠板部2aにより補強されて
いるので損傷することが無く、さらに、鍔板11の下面
と取付孔202の周縁上面との間に補強部材2の庇板部
2cが介在されているので鍔板11が破損する虞もない
ものである。
【0010】また、ケース1の係止爪12、12をケー
ス1の内側に向けて押圧すると同時に、補強部材2をケ
ース1の底面の方向に移動させることにより、ケース1
から補強部材2を外すことが可能である。すなわち、補
強部材2はケース1に対して着脱自在であるので、パネ
ル201に機器を取付けしない軽量のものであり衝撃、
振動をラッチ棒3に与えないものにあっては、補強部材
2を取り付けせず使用して、用途に応じて補強部材2の
取り付けるか否かを選択でき、従来のように2種類のラ
ッチ錠を用意しなくてもよいため、製造コストや部品管
理のコストが抑えられる利点がある。さらに、ケース1
の外面すなわち両側面1b、1bから鍔板11の下面に
亘り補強部材2の板厚に相当する補強部材嵌合用の凹段
部13を形成することにより、補強部材2がケース1の
外面より突出しないので、ケース1の取付寸法が変わら
ないので、内扉やシールド板等のパネルにラッチ錠を取
り付けるための取付孔202は補強部材2を装着するも
のとしないものとの寸法が同一でよくこの面からも製造
コストを押さえることも可能である。
【0011】また、ケース1の上部周縁には鍔板11が
張設するとともにケース1の両側面1b、1bに係止爪
12、12を設けたものとして、鍔板11と係止爪1
2、12の間に庇板部2cを介在させてパネル201の
取付孔202の周縁を挟持させてケース1を取り付ける
構成とした場合に、これに対応させ補強部材2の底枠板
部2aの両側に折曲形成した側枠板部2b、2bに前記
係止爪12、12を露出用の窓孔22、22を設けると
により、補強部材2は該窓孔22、22が係止爪12、
12に係合してケース1から抜け落ちることが無いので
パネル201の取付孔202への取付作業を容易に行う
ことができる。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のラッチ
錠は、ケースがポリプロピレン等のプラスチックよりな
るものであるが、該ケースの外面に囲装した補強部材を
ケースに対して着脱自在としたので、用途に応じて補強
部材を取り付けるか否かを選択できるため、従来のよう
に2種類のラッチ錠を用意しなくてもよいため、製造コ
ストや部品管理のコストが抑えられる利点がある。従っ
て、従来のラッチ錠の問題点を解決したものとして業界
にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の要部を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態を鎖錠状態で示す一部切欠
正面図である。
【図5】本発明の実施の形態を解錠状態で示す一部切欠
正面図である。
【図6】従来例を斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 補強部材 3 ラッチ棒 3a 先端係合部 13 凹段部 103 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製のケース(1) に嵌合した
    ラッチ棒(3) の先端係合部(3a)を係止部(103) に係合さ
    せて鎖錠を行うラッチ錠において、ケース(1) の外面に
    囲装した補強部材(2) をケース(1) に対して着脱自在し
    たことを特徴とするラッチ錠。
  2. 【請求項2】 ケース(1) の外面に補強部材嵌合用の凹
    段部(13)を形成した請求項1に記載のラッチ錠。
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JP2007023590A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Wood One:Kk 錠、ドア構造、及び引き戸構造
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