JP2002138064A - 5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレン誘導体及びその製法 - Google Patents

5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレン誘導体及びその製法

Info

Publication number
JP2002138064A
JP2002138064A JP2000332830A JP2000332830A JP2002138064A JP 2002138064 A JP2002138064 A JP 2002138064A JP 2000332830 A JP2000332830 A JP 2000332830A JP 2000332830 A JP2000332830 A JP 2000332830A JP 2002138064 A JP2002138064 A JP 2002138064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formyl
nitro
arene
dipropoxy
represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000332830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3882029B2 (ja
Inventor
Takashi Arimura
隆志 有村
Seiji Ide
誠二 井出
Hideki Sugihara
秀樹 杉原
Shigeo Murata
重夫 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2000332830A priority Critical patent/JP3882029B2/ja
Publication of JP2002138064A publication Critical patent/JP2002138064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3882029B2 publication Critical patent/JP3882029B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なカリックスアレン誘導体及びその製法
の提供。 【解決手段】構造式(7)で示される 5−ホルミル−
17−ニトロ−25,26,27,28−テトラプロポ
キシカリックス[4]アレン(1.3−オルターネー
ト)及びその製法。 【化1】 (7)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なカリックス
アレン誘導体である5−ホルミル−17−ニトロカリッ
クスアレン誘導体及びその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カリックス[4]アレンが有する機能に
着目すると、底部のフエノール性OH及び頂部の芳香族
の部分に特定の基を導入する事により特性及び結合部位
の数を変化させることができる。カリックスアレン、と
りわけ、カリックス[4]アレンは、超分子化学の分野
では注目を浴び続けてきた。又、カリックスの立体配
座、例えば、コーン、部分的なコーン、1,3−オルタ
ネート(alternate)、1,2−オルタネート
(alternate)などが既に知られており、これ
を調製することによりカリックスに大きな影響を与える
ことができることが知られている。具体的な構造体であ
る、1,3−オルタネートは、環の両側に2個の金属イ
オン能動輸送ができる孔を有することとなるために興味
が持たれている。そして、このような技術背景をもと
に、受容体の合成及び分子集合体に関して多くの工夫が
なされてきており、これらの点に関する研究が進められ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、カリ
ックス[4]アレンを構成する4個の環の上端部のパラ
位にホルミル基とニトロ基を選択的に導入することに関
し、5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレ
ン、その誘導体及びそれらの合成方法を提供する事であ
る。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明者らは、コーン−25,
27−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリッ
クス[4]アレンを出発物質として、ジクロロメチルメ
チルエーテルにより処理すると、モノホルミル化誘導体
が高収率で得られ、これを硝酸で処理すると、コーン−
5−ホルミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキ
シ−26,28−ジヒドロキシカリックス[4]アレン
が得られることを見出した。さらに、引き続いて、ベン
ジルブロマイドによりベンジル化すると、5−ホルミル
−17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,2
8−ビス(ベンジロキシ)カリックス[4]アレンを得
ることができることを見出した。又、同様にして、3,
5−ジ−tert−ブチルベンジルブロマイドにより処
理すると、5−ホルミル−17−ニトロ−25,27−
ジプロポキシ−26,28−ビス(3,5−ジ−ter
t−ブチルベンジロキシ)カリックス[4]アレン
(1,3−オルタネート)及び5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カリッ
クス[4]アレン(部分的コーン)が得られることを見
出した。又、同様にして、80℃程度の温度条件下、炭
酸セシウムの存在下にプロピルトシレートにより処理す
ると、5−ホルミル−17−ニトロ−25,26,2
7,28−テトラプロポキシカリックス[4]アレン及
び 5−ホルミル−17−ニトロ−25,26,27,
28−テトラプロポキシカリックス[4]が得られるこ
とを見出した。以上述べたようにホルミル基とニトロ基
を導入した後に、更に各種の基を導入することができる
ことを見出して、本発明を完成させたものである。
【0005】本発明によれば、以下の発明が提供され
る。 (1)構造式(1)で示される 5−ホルミル−25,
27−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリッ
クス[4]アレン。
【化20】 (1) (2)構造式(2)で示されるコーン−25,27−ジ
プロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリックス
[4]アレンを、ジクロロメチルエーテルと反応させ
て、構造式(1)で示される5−ホルミル−25,27
−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリックス
[4]アレンの製造方法。
【化21】 (2)
【化22】 (1) (3)構造式(3)で示される5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒド
ロキシカリックス[4]アレン。
【化23】 (3) (4)構造式(2)で示される5−ホルミル−25,2
7−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリック
ス[4]アレンを硝酸と反応させて構造式(3)で示さ
れるコーン−5−ホルミル−17−ニトロ−25,27
−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリックス
[4]アレンを製造する方法。
【化24】 (2)
【化25】 (3) (5)構造式(4)で示される5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ビス
(ベンジロキシ)カリックス[4]アレン。
【化26】 (4) (6)構造式(3)で表される5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒド
ロキシカリックス[4]アレンを 、ベンジルブロマイ
ドと反応させて構造式(4)で表される 5−ホルミル
−17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,2
8−ビス(ベンジロキシ)カリックス[4]アレンの製
造製法。
【化27】 (3)
【化28】 (4) (7)構造式(5)で示される 5−ホルミル−17−
ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カリッ
クス[4]アレン(1,3−オルタネート)。
【化29】 (5) (8)構造式(6)で示される5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カリッ
クス[4]アレン(部分コーン)。
【化30】 (6) (9)構造式(3)で示される 5−ホルミル−17−
ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒ
ドロキシカリックス[4]アレンを、3,5−ジ−te
rt−ブチルベンジルブロマイドにより処理することに
より、構造式(5)で示される5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カリッ
クス[4]アレン(1,3−オルタネート)及び構造式
(6)で示される5−ホルミル−17−ニトロ−25,
27−ジプロポキシ−26,28−ビス(3,5−ジ−
tert−ブチルベンジロキシ)カリックス[4]アレ
ン(部分的コーン)の製造方法。
【化31】 (3)
【化32】 (5)
【化33】 (6) (10)構造式(7)で示される 5−ホルミル−17
−ニトロ−25,26,27,28−テトラプロポキシ
カリックス[4]アレン(1.3−オルターネート)
【化34】 (7) (11)構造式(8)で示される 5−ホルミル−17
−ニトロ−25,26,27,28−テトラプロポキシ
カリックス[4]アレン(部分コーン)。
【化35】 (8) (12)構造式(3)で示される5−ホルミル−17−
ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒ
ドロキシカリックス[4]アレンを、パラトルエンスル
ホン酸プロピルと反応させることにより、構造式(7)
で示される 5−ホルミル−17−ニトロ−25,2
6,27,28−テトラプロポキシカリックス[4]ア
レン(1.3−オルターネート)及び構造式(8)で示
される 5−ホルミル−17−ニトロ−25,26,2
7,28−テトラプロポキシカリックス[4]アレン
(部分コーン)の製造方法。
【化36】 (3)
【化37】 (7)
【化38】 (8)
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の出発原料物質であるコー
ン−25,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロ
キシカリックスアレン(以下、化合物1ともいう)は、
公知物質である。この物質の製法は、Tetrahed
ron,1991,vol.47,p4325記載の方
法によって製造することができる。
【0007】5−ホルミル−25,27−ジプロポキシ
−26,28−ジヒドロキシカリックス[4]アレンの
製法(工程1) 構造式(2)で示されるコーン−25,27−ジプロポ
キシ−26,28−ジヒドロキシカリックス[4]アレ
ンを、冷却条件下に溶媒中でジクロロメチルエーテルで
処理することにより、新規物質である、構造式(1)で
示される5−ホルミル−25,27−ジプロポキシ−2
6,28−ジヒドロキシカリックス[4]アレン(以
下、化合物2ともいう)を、得ることができる。溶媒と
しては化合物1を均一に溶解させることができる溶媒で
あれば適宜用いることができる。溶媒には非極性溶媒が
用いられ、具体的には、ジクロロメタン等を挙げること
ができる。反応に際しては、0℃程度の温度が用いら
れ、氷冷等の手段が用いられる。反応では触媒として四
塩化チタンを用いる。
【化39】 (2)
【化40】 (1)
【0008】5−ホルミル−17−ニトロ−25,27
−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリックス
[4]アレンの製法(工程2) 前記化合物(2)を、溶媒の存在下に、硝酸で処理する
ことにより、構造式(3)で示される、5−ホルミル−
17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28
−ジヒドロキシカリックス[4]アレン(以下、化合物
3ともいう)を、高収率で得ることができる。硝酸は、
酢酸に硝酸を混合したものを用いる。反応は室温下で行
う。溶媒には化合物3を溶解させることができるもので
あり、反応に関与しないものであれば適宜利用すること
ができる。具体的には、ジクロロメタンを挙げることが
できる。
【化41】 (3)
【0009】5−ホルミル−17−ニトロ−25,27
−ジプロポキシ−26,28−ビス(ベンジロキシ)カ
リックス[4]アレンの製法(工程3) 前記化合物3を、ベンジル化することにより、構造式
(4)で示される5−ホルミル−17−ニトロ−25,
27−ジプロポキシ−26,28−ビシベンジロキシカ
リックス[4]アレン(以下、化合物4ともいう)を得
ることができる。この反応では、化合物3の溶液を、溶
媒に溶解させた状態で、触媒であるCs COを添加
する。溶媒には、化合物3を溶解できるものであり、反
応に関与しないものであれば適宜使用することができ
る。具体的には、ジメチルホルムアミドを用いることが
できる。この反応の生成物は、異性体の生成を伴うこと
はなく、化合物4からなる単一生成物を得ることができ
る。
【化42】 (4)
【0010】5−ホルミル−17−ニトロ−25,27
−ジプロポキシ−26,28−ビス(3,5−ジ−te
rt−ブチルベンジロキシ)カリックス[4]アレン
(1,3−変位体)及び5−ホルミル−17−ニトロ−
25,27−ジプロポキシ−26,28−ビス(3,5
−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カリックス
[4]アレン(部分コーン)の製法(工程4) 化合物3を、ベンジル化及びプロピル化することにより
下記構造式(5)で示される 5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−ビス
(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カリッ
クス[4]アレン(1,3−オルタネート)(以下、化
合物5ともいう)、及び下記構造式(6)で示される5
−ホルミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ
−26,28−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルベ
ンジロキシ)カリックス[4]アレン(部分コーン(以
下、化合物6ともいう)を得ることができる。ベンジル
化及びプロピル化には、3,5−ジ−tert−ブチル
ベンジルブロマイドを用いる。この反応は、溶媒の存在
下に触媒としてCsCOを用いることにより行う。
この反応は室温条件下に進行する。反応終了後、水を添
加し、次に、塩酸により中和し、ジクロロメタンにより
抽出し、半固体状の生成物を得る。この生成物中には前
記化合物5及び6からなる2成分の化合物が含まれてい
る。
【化43】 (5)
【化44】 (6)
【0011】5−ホルミル−17−ニトロ−25,2
6,27,28−テトラプロポキシカリックス[4]ア
レン(1.3オルターネート)及び 5−ホルミル−1
7−ニトロ−25,26,27,28−テトラプロポキ
シカリックス[4]アレン(部分コーン)の製法(工程
5) 前記化合物3を、パラトルエンスルホン酸プロピルと反
応させることにより、下記構造式(7)の 5−ホルミ
ル−17−ニトロ−25,26,27,28−テトラプ
ロポキシカリックス[4]アレン(1.3−オルターネ
ート)(以下、化合物7ともいう)及び 下記構造式
(8)の5−ホルミル−17−ニトロ−25,26,2
7,28−テトラプロポキシカリックス[4]アレン
(部分コーン)(以下化合物8ともいう)を得ることが
できる。この反応では、化合物3の溶液に、パラトルエ
ンスルホン酸プロピルを添加し、80℃程度に加熱する
ことにより行われる。触媒にはCsCOを用いる。
溶媒は化合物3を溶解させることができるものであれ
ば、適宜用いることができる。具体的にはジメチルホル
ムアミドが用いられる。この反応は室温では進行しな
い。
【化45】 (7)
【化46】 (8)
【0012】本発明で得られるカリックス[4]アレン
化合物誘導体は新規化合物であり、相対する位置にホル
ミル基及びニトロ基を導入することができたものであ
る。これらは各々電子供与性及び電子吸引性の基であ
る。これらの基がカリックス[4]アレンに導入された
ことにより、これらの基による特性が付加されるので、
反応しやすくなり、反応特性が良好な状態となる。従っ
て、この物質は、この特性を利用して、分子認識能を有
する電子移動素子として用いることができる。
【0013】
【実施例】本発明の化合物の製法の具体例を以下に記載
する。反応生成物の確認は融点測定、赤外線吸収スペク
トル及びNMRスペクトルにより行った。H及び13
CNMR スペクトルはVarian XL−300ス
ペクトルメーターで測定した。化学シフトはδ値(pp
m)で記載した。FABマススペクトルは、JEOL−
DX303により測定した。
【0014】実施例1 5−ホルミル−25,27−ジプロポキシ−26,28
−ジヒドロキシカリックス[4]アレンの製造(工程
1) 原料化合物1を、9.2g(18.0 mmol)採
り、水を含有していない状態のジクロロメタン400m
lに前記化合物1を添加し、撹拌し、氷で冷却している
状態にあるジクロロメチルエーテル2.26g(19.
8mmol)を添加した。10分間にわたり撹拌し、四
塩化チタン7.8mlを添加し、更に1時間撹拌した。
反応生成物に水とジクロロメタンを添加した。ジクロロ
メタン抽出物を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せた。シリカゲルで吸着させた後、クロロホルム−Me
OHにより溶出させた。その結果、目的物質である、5
−ホルミル−25,27−ジプロポキシ−26,28−
ジヒドロキシカリックス[4]アレン(無色粉体)を、
9.2g(収率95%)得た。分析結果は以下の通りで
ある。 mp286−288℃;IR(KBr)υ3279(O
H),2959,2962,2878,1684(C=
O),1597,1460,1313,1269,11
95,1159,1134,1084,1070,96
2,758cmー1 ;を得た。 H NMR(300MHz、CDCl) δ1.3
2(6H,t,j=7.7Hz,OCHCH
),2.04−2.11(4H,m,OCHCH
CH),3.43(4H,d,j=13.2Hz,
ArCHAr),4.01(4H,t,J=6.3H
z,OCHCHCH),4.31(4H,d,j
=12.9Hz,ArCHAr),6.65−6.6
7(1H,m,ArH),6.74−6.79(2H,
M,ArH),6.92−6.96(4H,m,Ar
H),7.06(2H,d,j=7.4Hz.Ar
H),7.63(2H,s,ArH),8.28,9.
32(each 1H,s,OH),9.79(1H,
s,CHO); 13CNMR(300MHz,CDC
)δ191.74,160.56,153.99,
152.48,134.26,132.95,131.
58,130.09,129.56,129.48,1
29.40,129.14,128.53,126.1
4,119.70,79.02,31.88,31.8
2,23.96,11.38;FAB/MSm/z 5
36(M);HRMS m/s [M]calcd
forC3536536.2563 ,fou
nd 536.2595.(Found:C,77.7
4;H,6.72;C3536.0.24H
Orequiires C,77.71;H,6.79
%).
【0015】実施例2 5−ホルミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキ
シ−26,28−ジヒドロキシカリックス[4]アレン
の製造(工程2) 前記工程1で得られた化合物2を6.0g(11.1m
mol)含む溶液に、無水ジクロロメタン 540ml
及び酢酸5.6mlを添加したものに、61%硝酸93
0μlを添加したものを、添加した。その後、溶液を2
時間半にわたり撹拌した後、多量の水中に添加した。得
られた有機層を十分に水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥させ、真空中で乾燥させ、目的生成物である、5−
ホルミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−
26,28−ジヒドロキシカリックス[4]アレン の
黄色物質5.3g(81%)を得た。分析結果は以下の
通りである。 mp>300℃;IR(KBr)υ3155(OH),
2962,2932,2878,1680(C=O),
1595,1512,1458,1334,1277,
1197,1159,1132,993,952,76
5cmー1 H NMR(300MHz、CDCl) δ1.3
3(6H,t,j=7.4Hz,OCHCH
),2.03−2.14(4H,m,OCHCH
CH),3.51(4H,d,j=13.1Hz,
ArCHAr),4.02(4H,t,J=6.3H
z,OCHCHCH),4.30(4H,d,j
=13.1 Hz,ArCHAr),6.80−6.
88(2H,m,ArH),6.97−7.01(4
H,m,ArH),7.64(2H,s,ArH),
8.04(2H,s,ArH),9.23−9.50
(each 1H,s,OH),9.79(1H,s,
CHO); 13CNMR(300MHz,CDC
)δ191.63,160.49,160.29,
152.39,140.50,142.30,133.
18,132.46,131.61,130.37,1
30.05,129.17,129.17,129.0
9,126.46,126.21,79.26,31.
76,31.42,23.94,11.35;FAB/
MS m/z 581(M);HRMS m/s
[M]calcd forC3535NO58
1.2414 ,found 581.2440.(F
ound:C,71.39;H,6.72;C35
36.0.24HO requiires
C,77.71;H,6.14;N,2.37%).
【0016】実施例3 5−ホルミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキ
シ−26,28−ビス(ベンジロキシ)カリックス
[4]アレンの製法(工程3) 前記工程2で得られた化合物3を2.51g(4.31
mmol)含有する溶液に、ジメチルホルムアミド溶液
380ml及びCsCOを43.1g(130mm
ol)含有する溶液にベンジルブロマイド9.76g
(34.5mmol)を添加した溶液を、添加した。室
温条件下に18時間撹拌を続け、水中にそそぎ込んだ
後、塩酸溶液で中和した。得られた生成物は、5−ホル
ミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−2
6,28−ビスベンジロキシカリックス[4]アレンの
1,3−オルタネート(化合物4)を得た。生成物は青
黄色の粒状物質(65%)を得た。分析結果は以下の通
りである。 mp68−70℃;IR(KBr)υ2962,293
5,2874,1691(C=O),1585,151
8,1454,1336,1278,1205,115
9,1134,1006,962,761,734cm
ー1 H NMR(300MHz、CDCl) δ0.9
7(6H,t,j=7.4Hz,OCHCH
),1.73−1.80(4H,m,OCHCH
CH),3.483.53(each 2H,d,
j=7.5Hz,ArCHAr),3.64−3.7
1(8H,m,OCHCHCH及びArCH
r),4.87(4H,s,OCHAr),6.48
(2H,d,j=7.8 ArH),6.70−6.7
3(4H,m,ArH),7.18−7.25(4H,
m,ArH),7.35−7.43(6H,m,Ar
H),7.59(2H,s,ArH),7.97(2
H,s,ArH),9.80(1H,s,CHO);
13CNMR(300MHz,CDCl)δ192.
01,162.03,156.93,142.67,1
37.46,135.84,135.47,133.5
9,133.49,132.83,131.76,13
1.37,131.27,129.05,128.9
5,128.83,128.58,128.34,12
8.13,127.98,126.32,126.2
2,122.65 77.80. 74.32 7
4.00 36.83 31.43 24.06 1
0.80;FAB/MS m/z 761 (M);HRMS m/s [M]calcd f
orC4947NO 761.3352 ,foun
d 761.3353.(Found:C,76.1
1;H,6.11;N,1.66.C40
47.0.5CHOH requiires
C,76.42;H,6.34;N,1.79%).
【0017】実施例4 5−ホルミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキ
シ−26,28−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル
ベンジロキシ)カリックス[4]アレン(1,3−オル
タネート)及び5−ホルミル−17−ニトロ−25,2
7−ジプロポキシ−26,28−ビス(3,5−ジ−t
ert−ブチルベンジロキシ)カリックス[4]アレン
(部分コーン)の製法(工程4) 前記工程2で得られた化合物3を2.51g(4.31
mmol)含有する溶液に、ジメチルホルムアミド溶媒
380ml及びCsCOを43.1g(130mm
ol)含有する溶液に3,5−ジ−tert−ブチルベ
ンジルブロマイド9.76g(34.5mmol)を添
加した溶液を、添加した。室温条件下に18時間撹拌を
続け、水中にそそぎ込んだ後、塩酸溶液で中和した。懸
濁状水溶液を、ジクロロメタン中で抽出操作を行った。
有機層を除去し、濃縮し、残さを得た。引き続いてシリ
カゲルカラムクロマトグラフにより精製を行った。得ら
れた生成物は、5−ホルミル−17−ニトロ−25,2
7−ジプロポキシ−26,28−ビシベンジロキシカリ
ックス[4]アレンの1,3−オルタネート(化合物
5)(クロロホルム流出物)3.14g(74%)及び
部分コーン(化合物6)(ベンゼン流出物)0.67g
(16%)を得た。5−ホルミル−17−ニトロ−2
5,27−ジプロポキシ−26,28−ビス(3,5−
ジ−tert−ブチルベンジルオキシ)カリックス
[4]アレンの1,3−オルタネートの分析結果は以下
の通りである。 mp86−88℃;IR(KBr)υ2962,287
0,1695(C=O),1601,1521,145
6,1342,1277,1199,1124,100
5,962,895,875,760,711cmー1
H NMR(300MHz、CDCl) δ1.1
4(6H,t,j=7.3Hz,OCHCH
),1.28,1.31,1.33,1.40(e
ach 9H,s,t−Bu),1.97−2.04
(4H,m,OCHCHCH),3.36,3.
40,3.52,3.57(each 2H,d,j=
5.8Hz,ArCHAr),3.71−3.74
(4H,m,OCHCHCH),4.87,4.
88(each 2H,s,OCH Ar),6.60
(2H,t,j=7.5Hz,ArH),6.86−
6.92(4H,m,ArH),7.26,7.36
(each 1H,s,ArH),7.44−7.48
(2H,m,ArH),7.57,7.95,8.01
(each 2H,s,ArH),9.76( 1H,
s,CHO),;13 CNMR(300MHz,CDCl)δ191.
76,161.77,156.79,151.82,1
51.70,142.45,137.22,136.8
8,135.46,135.12,133.57,13
2.82,132.58,131.27,131.1
8,130.71,126.01,122.39,12
2.23,122.17 122.09 122.03
1 121.98 76.11 75.51 53.3
8 35.44 32.05 31.90 24.47
11.15 FAB/MS m/z 985
(M);HRMS m/s [M]calcd f
orC6579NO985.5857 ,foun
d 985.5854.(Found:C,78.7
5;H,8.09;N,1.43.C6579NO
.0.5CHOH requiires C,7
8.49;H,8.14;N,1.39%).5−ホル
ミル−17−ニトロ−25,26,27,28−テトラ
プロポキシカリックス[4]アレン(部分コーン)の分
析結果は以下の通りである。青白色粉体 mp227
−230℃;IR(KBr)υ2962,2870,1
689(C=O),1599,1518,1458,1
340,1249,1199,1124,1008,9
64,877,758,719cmー1 H NMR(300MHz、CDCl) δ1.0
4(6H,t,j=7.3Hz,OCHCH
),1.19,1.38(each 18H,s,
t−Bu),1.88−1.95(4H,m,OCH
CHCH),3.10(2H,d,J=13.8H
z,ArCHAr),3.57−3.80(4H,
m,OCHCHCH),3.59,3.78(e
ach2H,d,j=12.9Hz,ArCH
r),4.05(2H,d,j=13.8Hz,ArC
Ar),4.59,4.99(each 2H,
s,OCHAr),6.22(2H,d,j=7.5
Hz,ArH),6.47(2H,t,j=7.5H
z.ArH),6.76(2H,s,ArH),6.9
2( 2H,d,j=7.5 Hz ArH),7.1
9,7.45(each1H,s,ArH),7.31
(2H,s,ArH),7.86,7.96(each
2H,s,ArH),10.05(1H,s,CH
O);13 CNMR(300MHz,CDCl)δ192.
55,163.18,161.62,156.66,1
51.85,150.83,142.54,139.0
8,137.11,135.98,135.75,13
3.07,132.50,132.38,131.5
9,130.19,129.30,124.61,12
4.34,122.75,122.65,122.2
9,122.19,76.56,74.59,77.0
6,35.86,35.76,35.46,35.0
7,32.02,31.72,24.28,11.0
6; FAB/MS m/z 985(M);HRMS m
/s [M]calcd forC6579NO
985.5857 ,found 985.585
0.(Found:C,78.39;H,8.15;
N,1.49.C65 79NO.0.5CH
H requiires C,78.49;H,8.1
4;N,1.39%).
【0018】実施例5 5−ホルミル−17−ニトロ−25,26,27,28
−テトラプロポキシカリックス[4]アレン(1.3オ
ルターネート)(以下、化合物7ともいう)及び 5−
ホルミル−17−ニトロ−25,26,27,28−テ
トラプロポキシカリックス[4]アレン(部分コーン)
(以下化合物8ともいう)の製法(工程5) 前記工程2で得られた 化合物3を2.51g(4.3
1mmol)含有する溶液に、ジメチルホルムアミド溶
媒380ml及びCsCOを43.1g(130m
mol)含有する溶液に、パラトルエンスルホン酸プロ
ピル27.9g(130mmol)を添加した溶液を添
加した。80℃の条件下に18時間撹拌を続け、水中に
そそぎ込んだ後、1規定塩酸溶液で中和した。懸濁液か
ら、ジクロロメタン中で抽出操作を行った。有機層を除
去し、濃縮し、残さを得た。引き続いてシリカゲルカラ
ムクロマトグラフにより精製を行った。得られた生成物
は、 5−ホルミル−17−ニトロ−25,26,2
7,28−テトラプロポキシカリックス[4]アレン
(1.3−オルタネート)11%及び 5−ホルミル−
17−ニトロ−25,26,27,28−テトラプロポ
キシカリックス[4]アレン(部分コーン)43%収率
であった。目的生成物である、5−ホルミル−17−ニ
トロ−25,26,27,28−テトラプロポキシカリ
ックス[4]アレン の青黄色物質(11%)を得た。
分析結果は以下の通りである。 mp 200−300℃;IR(KBr)υ2961,
2935,2876,1695(C=O),1587,
1520,1450,1340,1215,1194,
1122,1089,1066,960,908,89
5,760cmー1 H NMR(300MHz、CDCl) δ0.9
6−1.06(12H,m,OCHCHCH),
1.17−1.83(8H,m,OCH CH
),3.60−3.70(16H,m,OCH
CH及びArCHAr),6.69(2H,
t,J=7.5Hz,ArH),6.97−7.02
(4H,m,ArH),7.54(2H,s,Ar
H),7.93(2H,s,ArH),9.74(1
H,s,CHO);13 CNMR(300MHz,CDCl)δ191.
82,163.50,156.88,151.54,1
43.61,142.32,135.26,134.9
6,132.41,130.91,130.71,12
9.27,125.87,122.70,119.9
9,76.36,76.06,74.93,36.1
0,31.42,24.9424.14,22.78,
12.90,12.14,10.97;FAB/MS
m/z 665(M);HRMSm/z [M]c
alcd for C4147NO665.33
53.(Found:C,72.59;H,6.92;
N,2.10.C41 NO.0.7CH
H requiires C,72.77;H,7.2
9;N,2.03%). 目的生成物である、5−ホルミル−17−ニトロ−2
5,26,27,28−テトラプロポキシカリックス
[4]アレン(部分コーン) の黄色物質(43%)を
得た。分析結果は以下の通りである。 mp 195−198℃;IR(KBr)υ2962,
2934,2874,1693(C=O),1585,
1516,1456,1433,1385,1338,
1197,1126,1091,1001,962,8
89,754cmー1 H NMR(300MHz、CDCl) δ0.6
3(3H,t,j=7.4Hz, OCHCHCH
),1.06−1.14(9H,m,OCHCH
CH),1.25−1.34(2H,m,OCH
CH ),1.85−1.99(6H,m,OCH
CHCH),3.18,4.09(each 2
H,d,j=13.4Hz,ArCHAr),3.2
8−3.88(8H,m,OCHCHCH),
3.69,3.78(each2H,d,j=13.2
Hz,ArCHAr),6.26(2H,d,j=
7.7 ArH),6.96(2H,d,j=7.7H
z,ArH),7.81(2H,s,ArH),8.0
3(2H,s,ArH),9.98(1H,s,CH
O);13 CNMR(300MHz,CDCl)δ192.
60,163.99,163.79,156.17,1
43.08,138.65,135.57,133.1
1,132.57,132.16,131.46,13
0.46,129.24,129.97,122.6
5,76.98,76.98,76.63,75.7
4,36.10,30.92,24.62,24.2
5,22.79,11.29,11.02,9.67; FAB/MS m/z 665(M);HRMS
m/s [M]calcd forC4147NO
665.3353 (Found:C,76.0
6;H,7.01;N,2,09.C4147NO
.0.7CHOH requiires C,7
2.22;H,7.29;N,2.03%).
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、新規なカリックス
[4]アレン化合物誘導体が得られる。この新規化合物
は電子供与性の基と電子吸引性の基を1,3交互体の位
置に有するものである。これらの基を有することにより
カリックス[4]アレン化合物誘導体として分子認識能
を有する電子移動素子の特性を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 重夫 茨城県つくば市東1−1 工業技術院物質 工学工業技術研究所内 Fターム(参考) 4H006 AA01 AA02 AB78 AB84 AB91 AC45 AC51 BD70

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造式(1)で示される 5−ホルミル−
    25,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシ
    カリックス[4]アレン。 【化1】 (1)
  2. 【請求項2】構造式(2)で示されるコーン−25,2
    7−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリック
    ス[4]アレンを、ジクロロメチルエーテルと反応させ
    て、構造式(1)で示される5−ホルミル−25,27
    −ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカリックス
    [4]アレンの製造方法。 【化2】 (2) 【化3】 (1)
  3. 【請求項3】構造式(3)で示される5−ホルミル−1
    7−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−
    ジヒドロキシカリックス[4]アレン。 【化4】 (3)
  4. 【請求項4】構造式(2)で示される5−ホルミル−2
    5,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカ
    リックス[4]アレンを硝酸と反応させて構造式(3)
    で示されるコーン−5−ホルミル−17−ニトロ−2
    5,27−ジプロポキシ−26,28−ジヒドロキシカ
    リックス[4]アレンを製造する方法。 【化5】 (2) 【化6】 (3)
  5. 【請求項5】構造式(4)で示される5−ホルミル−1
    7−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−
    ビス(ベンジロキシ)カリックス[4]アレン。 【化7】 (4)
  6. 【請求項6】構造式(3)で表される5−ホルミル−1
    7−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−
    ジヒドロキシカリックス[4]アレンを 、ベンジルブ
    ロマイドと反応させて構造式(4)で表される 5−ホ
    ルミル−17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−2
    6,28−ビス(ベンジロキシ)カリックス[4]アレ
    ンの製造製法。 【化8】 (3) 【化9】 (4)
  7. 【請求項7】構造式(5)で示される 5−ホルミル−
    17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28
    −ビス(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)
    カリックス[4]アレン(1,3−オルタネート)。 【化10】 (5)
  8. 【請求項8】構造式(6)で示される5−ホルミル−1
    7−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−
    ビス(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カ
    リックス[4]アレン(部分コーン)。 【化11】 (6)
  9. 【請求項9】構造式(3)で示される 5−ホルミル−
    17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28
    −ジヒドロキシカリックス[4]アレンを、3,5−ジ
    −tert−ブチルベンジルブロマイドにより処理する
    ことにより、構造式(5)で示される5−ホルミル−1
    7−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28−
    ビス(3,5−ジ−tert−ブチルベンジロキシ)カ
    リックス[4]アレン(1,3交互体)及び構造式
    (6)で示される5−ホルミル−17−ニトロ−25,
    27−ジプロポキシ−26,28−ビス(3,5−ジ−
    tert−ブチルベンジロキシ)カリックス[4]アレ
    ン(部分的コーン)の製造方法。 【化12】 (3) 【化13】 (5) 【化14】 (6)
  10. 【請求項10】構造式(7)で示される 5−ホルミル
    −17−ニトロ−25,26,27,28−テトラプロ
    ポキシカリックス[4]アレン(1,3−オルタネー
    ト) 【化15】 (7)
  11. 【請求項11】構造式(8)で示される 5−ホルミル
    −17−ニトロ−25,26,27,28−テトラプロ
    ポキシカリックス[4]アレン(部分コーン)。 【化16】 (8)
  12. 【請求項12】構造式(3)で示される5−ホルミル−
    17−ニトロ−25,27−ジプロポキシ−26,28
    −ジヒドロキシカリックス[4]アレンを、パラトルエ
    ンスルホン酸プロピルと反応させることにより、構造式
    (7)で示される 5−ホルミル−17−ニトロ−2
    5,26,27,28−テトラプロポキシカリックス
    [4]アレン(1.3交換体)及び構造式(8)で示さ
    れる 5−ホルミル−17−ニトロ−25,26,2
    7,28−テトラプロポキシカリックス[4]アレン
    (部分コーン)の製造方法。 【化17】 (3) 【化18】 (7) 【化19】 (8)
JP2000332830A 2000-10-31 2000-10-31 5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレン誘導体及びその製法 Expired - Lifetime JP3882029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332830A JP3882029B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレン誘導体及びその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332830A JP3882029B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレン誘導体及びその製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002138064A true JP2002138064A (ja) 2002-05-14
JP3882029B2 JP3882029B2 (ja) 2007-02-14

Family

ID=18808987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000332830A Expired - Lifetime JP3882029B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレン誘導体及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3882029B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082178A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology カリックスアレーン誘導体を用いる希土類金属の検出法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082178A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology カリックスアレーン誘導体を用いる希土類金属の検出法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3882029B2 (ja) 2007-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111704573B (zh) 一种雷贝拉唑氯化物及其中间体的制备方法
CN109896943A (zh) 一种木豆素及其结构类似物的化学制备方法
JP2005536559A (ja) カルボン酸のニトロオキシアルキル置換エステルの製造法、その方法において有用な中間体およびその製造法
JP2002138064A (ja) 5−ホルミル−17−ニトロカリックス[4]アレン誘導体及びその製法
JP6912143B2 (ja) 4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物と調製方法及びペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物の調製方法
Ye et al. Tandem Michael addition/ylide olefination reaction for the synthesis of highly functionalized cyclohexadiene derivatives
RU2709493C1 (ru) Способ получения роксадустата
CN103073525A (zh) 一种合成制备(s)-(3,4-二氟苯基)环氧己烷的方法
JP5899110B2 (ja) ジアリール誘導体の製造方法、新規ビナフチル誘導体、アレーン誘導体の製造方法、及び新規アレーン誘導体
JPS6317077B2 (ja)
CN110563721A (zh) 一种新的盐酸阿扎司琼的制备方法
JPH082842B2 (ja) フルオロジニトロベンゼン誘導体およびその製造法
CN105111217B (zh) 一种异吲哚二氢喹唑啉衍生物的合成方法
JPS63145296A (ja) 5−トリフルオロメチル−2’−デオキシ−β−ウリジン類の製造方法
TWI833451B (zh) 異噁唑衍生物的製備方法及其中間體
CN116903468B (zh) 一种米洛巴林中间体的制备方法
CN108863930B (zh) 一种3-硫代-2,3-二氢喹啉-4(1h)-酮类化合物的合成方法
CN113999112B (zh) 一种丹酚酸b代谢物、中间体及其制备方法
JP2003212861A (ja) ピリミジニルアルコール誘導体の製造方法及びその合成中間体
EP3091000A1 (en) Synthetic process of carprofen
KR101132870B1 (ko) 물-가속화 [3,3]?sigmatropic 전이반응을 통한 Licochalcone A의 간단한 합성
CN108484481B (zh) 一种二氢-1h-茚的螺环化合物的合成方法
CN106631867A (zh) 一种合成2‑苯甲酰胺‑3‑芳基丙烯酸酯的方法
JPS62230743A (ja) 1−アルコキシ−2−メチルナフタレンの製造法
Li et al. Practical and scalable synthesis of isosorbide derivatives containing an active amine group

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3882029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term