JP2002138011A - 混合式化粧料および化粧方法 - Google Patents

混合式化粧料および化粧方法

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JP2002138011A
JP2002138011A JP2000329207A JP2000329207A JP2002138011A JP 2002138011 A JP2002138011 A JP 2002138011A JP 2000329207 A JP2000329207 A JP 2000329207A JP 2000329207 A JP2000329207 A JP 2000329207A JP 2002138011 A JP2002138011 A JP 2002138011A
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Minako Takahashi
高橋  美奈子
Eriko Uchibori
恵利子 内堀
Chiharu Niide
新出ちはる
Takashi Hagiwara
貴志 萩原
Hiroko Hitsuda
廣子 櫃田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用前は透明もしくは半透明で粘度が低く
取り扱いが容易で手などに出し易く、しかも使用時には
増粘、あるいは白濁する等外観や感触が変化して面白く
意外性に富み斬新な混合式化粧料、及び該化粧料に使用
者の必要に応じ他成分を加えて使用する化粧方法を提供
する。 【解決手段】 油溶性もしくは油中分散性を有する増粘
剤と、スクワラン等の25℃下で液状を呈する油剤を含
有する第1剤と、水を含む第2剤とからなり、使用時に
第1剤、第2剤を混合する混合式化粧料、及び得られた
化粧料に適宜薬効成分等を混合し、使用する化粧方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は使用時に第1剤と第
2剤とを混合して用いる混合式化粧料に係り、特に第1
剤と第2剤との混合により粘度が増加、あるいは白濁す
る等の外観変化を伴う混合式化粧料、及び該化粧料を用
いた化粧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧料や皮膚外用剤は、機能
性や使用感が主に追求され、使用時の楽しさや視覚的な
おもしろさなどに配慮されたものは非常に少ない。例え
ば視覚に訴えるものの一つに、多層式の水様化粧料が挙
げられるが、混和した後も本来の形態には変化がなく、
しばらく置くと元の多層状態に戻ってしまう。
【0003】また染毛剤等の分野では、別途の容器に保
存された第1剤と第2剤とからなり、使用前に両者を混
合して使用する混合式化粧料が用いられている。染毛剤
の分野ではこのような2剤方式はよく採られる手法とい
えるが、これは機能上必要とされ、視覚的な変化を図る
ものではなかった。その他の分野でも液状が固体に変化
するなどの大きな変化が見られるといった視覚的変化を
一つの目的とするような混合式化粧料はなかった。
【0004】さらに、これら混合式化粧料にあっては、
混合前は、容器内壁への付着による化粧料の残留を少な
くし、第1剤と第2剤の混合操作を容易にする必要があ
るため、粘度を小さくすることが必要である。
【0005】また、化粧方法の一つとして、ヒアルロン
酸水溶液等の保湿剤、プラセンタエキス等の美白剤を薬
効成分として皮膚に直接塗布する手法も提案されている
が、顔面に塗布した時などたれ落ちすることが多く、塗
布部に留めておくことが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、使用
前は粘度が低く取り扱いが容易で、しかも使用時には増
粘、あるいは視覚的に白濁するというような外観や感触
が変化する、面白く意外性に富み斬新な混合式化粧料を
提供することにある。また、本発明により増粘させた化
粧料に使用時に必要な薬効成分等をさらに含有させるこ
とでたれ落ちがなく、使い易く、たれ落ちがないため皮
膚上の塗布した部位における効果の発現をしやすくする
化粧方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記した目
的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、混合式化粧料
において、第1剤中に、油溶性もしくは油中分散性を有
する増粘剤、およびスクワラン等の25℃下で液状を呈
する油剤を適量配合し、第2剤中に水を適量配合するこ
とにより上記問題点を解決できることを見い出し、本発
明を完成した。
【0008】即ち本発明は、 1. 第1剤及び第2剤を組み合わせた混合式化粧料で
あって、(1)第1剤が油溶性もしくは油中分散性を有
する増粘剤、及び25℃下で液状を呈する油剤より選ば
れる1種以上を含有し、粘度が3000mPa・s以下
であり、(2)第2剤が水を全量中40重量%以上含有
し、pHが8以下、かつ粘度が3000mPa・s以下
であり、第1剤及び第2剤を混合した化粧料のpHが3
〜8であり、粘度が3500mP a・s以上である化粧料、 2. 第1剤及び第2剤を組み合わせた混合式化粧料で
あって、(1)第1剤が油溶性もしくは油中分散性を有
する増粘剤、及び25℃下で液状を呈する油剤より選ば
れる1種以上を含有し、波長440nmでの光透過率が
30%以上であり、(2)第2剤が水を全量中40重量
%以上含有し、pHが8以下、かつ波長440nmでの
光透過率が30%以上であり、第1剤及び第2剤を混合
した化粧料のpHが3〜8であり、波長440nmでの
光透過率が30%未満である化粧料、 3. 第1剤に含まれる油溶性もしくは油中分散性を有
する増粘剤が、アクリルアミド・2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸塩の架橋コポリマーもし
くはアクリル酸塩・アクリルジメチルタウリン酸塩の共
重合体のいずれかを含有する請求項1または2記載の化
粧料、 4. 第1剤、第2剤のいずれか、もしくは双方に防腐
力を有する成分を含有する上記1〜3のいずれかに記載
の化粧料、 5. さらに植物抽出物または動物・微生物由来抽出物
及び/またはその誘導体、保湿剤、細胞賦活剤、美白
剤、抗炎症剤、酵素及びビタミンから選ばれる1種以上
の添加物を組み合わせた上記1〜4のいずれかに記載の
化粧料、 6. 上記1〜5のいずれかに記載の化粧料をそのま
ま、もしくは上記1〜5のいずれかに記載の化粧料に以
下の成分;植物抽出物または動物・微生物由来抽出物及
び/またはその誘導体、保湿剤、細胞賦活剤、美白剤、
抗炎症剤、酵素及びビタミンから使用者の必要に応じ選
ばれる1種以上を加えて使用する化粧方法、に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1剤は粘度が比較的低
く、透明もしくは半透明な外観であり、具体的には粘度
が3000mPa・s以下、波長440nmでの光透過
率は30%以上が好ましい。
【0010】本発明の第1剤の増粘剤には、油溶性もし
くは油中分散性を有するものを用いる。この増粘剤は、
増粘剤を含む油溶液もしくは油中分散液に水を加えるこ
とで増粘作用が見られるものであれば限定されない。こ
のような増粘剤としては、例えばアクリルアミド・2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸塩の架
橋コポリマー(セピック社セピゲル502)、アクリル
酸塩・アクリルジメチルタウリン酸塩の共重合体(セピ
ック社シミュルゲルEG)等が挙げられる。
【0011】第1剤に含有される油剤は、25℃下で液
状を呈する油剤であれば特に限定されないが、第1剤及
び化粧料の安定性等を考慮すると、スクワラン、流動パ
ラフィン、軽質流動イソパラフィン等の炭化水素類、ア
ーモンド油、オリーブ油、サフラワー油等の油脂類、ホ
ホバ油等のロウ類、イソステアリン酸等の脂肪酸、ミリ
スチン酸オクチルドデシル等のエステル類、メチルポリ
シロキサン等のシリコン油が好ましい。油剤の配合量と
しては、本発明の効果、化粧料の使用感等を考慮する
と、重量にして増粘剤に対する3.5〜500倍が好ま
しい。
【0012】本発明の第2剤は水を主に含み、好ましく
は粘度が3000mPa・s以下、波長440nmでの
光透過率は30%以上、かつpHは8以下であり、第1
剤との混合により白濁もしくは増粘して得られた混合物
のpHを3〜8にすることができるものであれば水以外
の成分を配合可能であり、その種類は問わない。なお、
ここでいう「粘度」は25℃におけるB型粘度計
((株)トキメック製;RB−80L)での測定値によ
る。
【0013】第1剤と第2剤との混合比は、第1剤に含
まれる増粘剤の効果や安定性を損なわなければ、特に限
定されるものではない。例えば、第1剤の量を第2剤と
比べて少なくするほど、得られる化粧料は軟らかく、白
濁の程度は小さいものの、皮膚上での伸びに優れ、さっ
ぱりした感触となり、第1剤を第2剤に比べて多くする
ほど、得られた化粧料は硬く、より白くなり、コクのあ
る、しっとりした使用感触が得られる。本発明に係る混
合式化粧料は種々の目的、例えば、クリーム剤、ウォッ
シュオフ型パック剤等として用いることができる。
【0014】また、第1剤、第2剤のいずれかに防腐力
を有する成分を適量配合することで、化粧料を室温下で
長期間保存が可能になり、作り置きすることができる。
防腐力を有する成分としては、エチルアルコール等の低
級アルコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−
ペンタンジオール等の多価アルコールや、パラオキシ安
息香酸エステル、ヒノキチオール、フェノキシエタノー
ル、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル・
DL−ピロリドンカルボン酸塩(CAE)、カチオン性
キトサン誘導体、安息香酸ナトリウム、及びイソプロピ
ルメチルフェノール等が挙げられ、配合量としては、安
全性や溶解性を考慮すると、全量中0.001〜20重
量%が好ましい。
【0015】本発明における混合式化粧料はそのまま使
用しても良いが、該化粧料に植物抽出物または動物・微
生物由来抽出物及び/またはその誘導体、保湿剤、細胞
賦活剤、美白剤、抗炎症剤、酵素及びビタミンより使用
者の肌状態等、用途、必要に応じて選ばれる1種以上を
加えてさらに混ぜ、使用することにより、さらに高い保
湿感を持たせるなど、より高い機能性を付与することが
できる。どの成分を配合するか、各成分の配合比等を記
載した使用説明書を添付しても良く、肌状態の診断結果
により出力されたデータに基づいてこのような使用説明
書の出力をさせても良い。
【0016】さらに本発明において、第1剤、第2剤の
一方又は双方に通常の化粧料に用いられる他の成分、例
えば、油剤、界面活性剤、金属セッケン、アルコール
類、紫外線防御剤、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭
剤、塩類、pH調整剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出
物、植物抽出物、美白剤、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏
剤、抗炎症剤、活性酸素消去剤、抗酸化剤、角質溶解
剤、酵素、ビタミン類等を一種又は二種以上、本発明の
効果を損なわない範囲で適宜配合することが可能であ
る。
【0017】
【実施例】次に実施例等を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれにより限定されるもので
はない。以下に実施例1〜3、実施例4〜6の処方、お
よびそれらの混合比と試料の評価を表1、2に示した。
本発明の範囲は実施例により限定されるものではない。
なお、効果の測定は以下の評価法によった。
【0018】[2剤の混ぜやすさ]評価はパネラー10名
によって官能試験によって行った。 10名中、混ぜやすいと回答したのが8名以上 ◎ 10名中、混ぜやすいと回答したのが5〜7名 ○ 10名中、混ぜやすいと回答したのが4名以下 ×
【0019】[外観変化(白濁化)の分かりやすさ]同パ
ネラーにより、2剤を手にとり、10回指で混ぜ合わせ
た後、外観変化(白濁化)を評価した。 10名中、分かりやすいと回答したのが8名以上 ◎ 10名中、分かりやすいと回答したのが5〜7名 ○ 10名中、分かりやすいと回答したのが4名以下 ×
【0020】[増粘性]同パネラーにより、2剤を手にと
り、10回指で混ぜ合わせた後、粘性または硬さの変化
を評価した。 10名中、はっきり増粘したと回答したのが8名以上 ◎ 10名中、はっきり増粘したと回答したのが5〜7名 ○ 10名中、はっきり増粘したと回答したのが4名以下 ×
【0021】[化粧料の色調判定]同パネラーにより得ら
れた化粧料の色味を10名のパネラーにより肉眼で観察
した。
【0022】[混合性試験]2剤を混合してから、完全に
増粘もしくは白濁するまでの時間を測定した。評価とし
ては、使用状況を考慮して15秒以内であれば好ましい
と考えられる。
【0023】[たれ落ちのなさ]同パネラーにより2剤を
混合して得られた化粧料を適量顔面に塗付し、3分後の
位置の違いを確認した。 10名中、たれ落ちしないと回答したのが全員 ◎ 10名中、たれ落ちしないと回答したのが8または9名 ○ 10名中、たれ落ちしないと回答したのが7名以下 ×
【0024】[使用感触]同パネラーにより2剤を混合し
て得られた化粧料を塗付し、使用後の感触を評価した。
評価は4段階で行い、10名の平均点をその試料の評価
とした。 コクがある 4点 しっとりしている 3点 うるおいを感じる 2点 さっぱりしている 1点
【0025】また、表2に示した実施例4〜6に関して
は、さらに後添加物の混ぜやすさについても、同パネラ
ーにより評価を行った。
【0026】[後添加物の混ぜやすさ] 10名中、混ぜやすいと回答したのが8名以上 ◎ 10名中、混ぜやすいと回答したのが5〜7名 ○ 10名中、混ぜやすいと回答したのが4名以下 ×
【0027】[安定性]化粧料を、50℃下に1週間放置
し、外観及び粘度の安定性を観察した。 全く変化は見られない ◎ ほとんど変化は見られず、使用可能 ○ 変化が見られ、使用不能 ×
【0028】実施例1〜3 以下に示すように、第1剤、第2剤を調製し、表1に示
したように混合した。
【0029】第1剤 スクワラン 80 重量% ホホバ油 10 重量% アクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸ナトリウム架橋コポリマー、POEラウ
リルエーテル、軽質流動イソパラフィン混合物10
重量% 製法: 室温下で上記成分を均一に混和して半透明液状
の第1剤を得た。
【0030】第1剤の物性: 粘度 41mPa・s pH − 波長440nmの光透過率 40%
【0031】第2剤 L−セリン 0.05 重量% パラオキシ安息香酸メチル 0.07 重量% 1,3−ブチレングリコール 5 重量% 濃グリセリン 3 重量% 水 残余 製法: 上記成分を80℃以上で加熱溶解し、透明確認
後、30℃まで冷却し、透明液状の第2剤を得た。
【0032】第2剤の物性: 粘度 <20mPa・s pH 6.2 波長440nmの光透過率 >95%
【0033】
【表1】 製法:第1剤、第2剤を室温下で均一になるまで混合し
て化粧料を得る。
【0034】実施例4〜6 以下に示すように、第1剤、第2剤を調製し、表2に示
したように混合した。
【0035】 第1剤 スクワラン 65 重量% ホホバ油 22.5 重量% トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 2.5 重量% アクリル酸ナトリウム・アクリルジメチルタウリン酸ナトリウムの共重 合体、イソヘキサデカン、POEラウリルエーテル混合物 10 重量% 製法: 室温下で上記成分を均一に混和して半透明液状
の第1剤を得た。
【0036】第1剤の物性: 粘度 45mPa・s pH − 波長440nmの光透過率 61%
【0037】第2剤 L−セリン 0.01 重量% パラオキシ安息香酸エチル 0.02 重量% 1,3−ブチレングリコール 7 重量% ジグリセリン 2.5 重量% クエン酸 0.001 重量% 水 残余 製法: 上記成分を80℃以上で加熱溶解し、透明確認
後、30℃まで冷却し、透明液状の第2剤を得た。
【0038】第2剤の物性: 粘度 <20mPa・s pH 4.78 波長440nmの光透過率 >95%
【0039】 後添加物1 プラセンタエキス 100 重量%
【0040】 後添加物2 加水分解コラーゲン末 30 重量% 酵母エキス(1) 70 重量% 製法:室温で攪拌溶解し、透明液状の後添加物2を得
た。
【0041】
【表2】 製法:第1剤、第2剤を室温下で均一になるまで混合
し、その後、後添加物1,2を加えさらに混合して化粧
料を得る。
【0042】表1、2から明らかなように、実施例1〜
6の試料は、混ぜやすく外観変化が分かりやすく、増粘
性に優れ、かつ安定性も良好である。
【0043】なお、本発明の実施例については、25℃
で3ヶ月間保存した際に全く状態の変化を認めず、男性
パネラー20名による背部閉塞貼付試験の結果において
も、即時型及び遅延型の皮膚刺激性反応は全く認められ
なかった。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、使用前は粘度が低く取り扱いが容易で、しか
も使用時には増粘、あるいは白濁する等外観や感触が変
化して面白く意外性に富み斬新な混合式化粧料を提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 X (72)発明者 新出ちはる 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12番13号 株 式会社ファンケル中央研究所内 (72)発明者 萩原 貴志 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12番13号 株 式会社ファンケル中央研究所内 (72)発明者 櫃田 廣子 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12番13号 株 式会社ファンケル中央研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA021 AA031 AA082 AA122 AC012 AC022 AC122 AC182 AC422 AC482 AC582 AD042 AD091 AD092 AD432 AD472 AD611 BB13 CC01 DD01 DD02 DD06 DD23 EE06 EE07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1剤及び第2剤を組み合わせた混合式
    化粧料であって、(1)第1剤が油溶性もしくは油中分
    散性を有する増粘剤、及び25℃下で液状を呈する油剤
    より選ばれる1種以上を含有し、粘度が3000mPa
    ・s以下であり、(2)第2剤が水を全量中40重量%
    以上含有し、pHが8以下、かつ粘度が3000mPa
    ・s以下であり、第1剤及び第2剤を混合した化粧料の
    pHが3〜8であり、粘度が3500mPa・s以上で
    ある化粧料。
  2. 【請求項2】 第1剤及び第2剤を組み合わせた混合式
    化粧料であって、(1)第1剤が油溶性もしくは油中分
    散性を有する増粘剤、及び25℃下で液状を呈する油剤
    より選ばれる1種以上を含有し、波長440nmでの光
    透過率が30%以上であり、(2)第2剤が水を全量中
    40重量%以上含有し、pHが8以下、かつ波長440
    nmでの光透過率が30%以上であり、第1剤及び第2
    剤を混合した化粧料のpHが3〜8であり、波長440
    nmでの光透過率が30%未満である化粧料。
  3. 【請求項3】 第1剤に含まれる油溶性もしくは油中分
    散性を有する増粘剤が、アクリルアミド・2−アクリル
    アミド−2−メチルプロパンスルホン酸塩の架橋コポリ
    マーもしくはアクリル酸塩・アクリルジメチルタウリン
    酸塩の共重合体のいずれかを含有する請求項1または2
    記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 第1剤、第2剤のいずれか、もしくは双
    方に防腐力を有する成分を含有する請求項1〜3のいず
    れかに記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 さらに植物抽出物または動物・微生物由
    来抽出物及び/またはその誘導体、保湿剤、細胞賦活
    剤、美白剤、抗炎症剤、酵素及びビタミンから選ばれる
    1種以上の添加物を組み合わせた請求項1〜4のいずれ
    かに記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の化粧料
    をそのまま、もしくは請求項1〜5のいずれかに記載の
    化粧料に以下の成分;植物抽出物または動物・微生物由
    来抽出物及び/またはその誘導体、保湿剤、細胞賦活
    剤、美白剤、抗炎症剤、酵素及びビタミンから使用者の
    必要に応じ選ばれる1種以上を加えて使用する化粧方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051910A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Shiseido Co Ltd 2剤混合式化粧料
WO2012165309A1 (ja) * 2011-05-27 2012-12-06 ロート製薬株式会社 外用組成物

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