JP2002137877A - エレベータ用移動ケーブルの保護装置 - Google Patents
エレベータ用移動ケーブルの保護装置Info
- Publication number
- JP2002137877A JP2002137877A JP2000339214A JP2000339214A JP2002137877A JP 2002137877 A JP2002137877 A JP 2002137877A JP 2000339214 A JP2000339214 A JP 2000339214A JP 2000339214 A JP2000339214 A JP 2000339214A JP 2002137877 A JP2002137877 A JP 2002137877A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- moving cable
- elevator
- protection device
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 火器を用いる作業および音出し作業を要する
ことなくプロテクタを取付けることのできるエレベータ
用移動ケーブルの保護装置の提供。 【解決手段】 移動ケーブル10を保護するプロテクタ
23を、乗かご2を案内するガイドレール9に取外し自
在に設けられるブラケット21を介して取付けるように
してある。 【効果】 周囲に迷惑をかけることなくプロテクタの取
付け作業を行うことができる。
ことなくプロテクタを取付けることのできるエレベータ
用移動ケーブルの保護装置の提供。 【解決手段】 移動ケーブル10を保護するプロテクタ
23を、乗かご2を案内するガイドレール9に取外し自
在に設けられるブラケット21を介して取付けるように
してある。 【効果】 周囲に迷惑をかけることなくプロテクタの取
付け作業を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗かごに一端が接
続されるとともに、他端が昇降路の一部に固定される移
動ケーブルを保護するエレベータ用移動ケーブルの保護
装置に関する。
続されるとともに、他端が昇降路の一部に固定される移
動ケーブルを保護するエレベータ用移動ケーブルの保護
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗かごに一端が接続されるととも
に、他端が昇降路の一部に固定される移動ケーブルを保
護するプロテクタは、昇降路内部に設けられた中間ビー
ムに溶接固定されるか、あるいはコンクリート梁にアン
カーボルトにより固定されていた。
に、他端が昇降路の一部に固定される移動ケーブルを保
護するプロテクタは、昇降路内部に設けられた中間ビー
ムに溶接固定されるか、あるいはコンクリート梁にアン
カーボルトにより固定されていた。
【0003】なお、この種のものとして従来、例えば実
開平3−49273号公報に記載されるものを挙げるこ
とができる。
開平3−49273号公報に記載されるものを挙げるこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のものでは、特にエレベータ改造時にあってプロテク
タを取付ける際に、前者は火器を用いる作業、後者は音
出し作業を要し、周囲に迷惑をかけるという問題があっ
た。
来のものでは、特にエレベータ改造時にあってプロテク
タを取付ける際に、前者は火器を用いる作業、後者は音
出し作業を要し、周囲に迷惑をかけるという問題があっ
た。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、火器を用いる作
業および音出し作業を要することなくプロテクタを取付
けることのできるエレベータ用移動ケーブルの保護装置
を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、火器を用いる作
業および音出し作業を要することなくプロテクタを取付
けることのできるエレベータ用移動ケーブルの保護装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、乗かごに一端が接続されるとともに、他端
が昇降路の一部に固定される移動ケーブルを保護するプ
ロテクタを備えたエレベータ用移動ケーブルの保護装置
において、前記プロテクタは、前記乗かごを案内するガ
イドレールに取外し自在に設けられるブラケットを介し
て取付けられる構成にしてある。
に本発明は、乗かごに一端が接続されるとともに、他端
が昇降路の一部に固定される移動ケーブルを保護するプ
ロテクタを備えたエレベータ用移動ケーブルの保護装置
において、前記プロテクタは、前記乗かごを案内するガ
イドレールに取外し自在に設けられるブラケットを介し
て取付けられる構成にしてある。
【0007】前記のように構成した本発明によれば、乗
かごを案内するガイドレールに取外し自在にブラケット
を設け、このブラケットに移動ケーブルを保護するプロ
テクタを取付ける。これによって、従来のように火器を
用いる作業および音出し作業を要することなくプロテク
タを取付けることができる。
かごを案内するガイドレールに取外し自在にブラケット
を設け、このブラケットに移動ケーブルを保護するプロ
テクタを取付ける。これによって、従来のように火器を
用いる作業および音出し作業を要することなくプロテク
タを取付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータ用移動
ケーブルの保護装置の実施の形態を図に基づいて説明す
る。
ケーブルの保護装置の実施の形態を図に基づいて説明す
る。
【0009】図1は本発明のエレベータ用移動ケーブル
の保護装置の一実施形態を示す斜視図、図2は図1のプ
ロテクタ部分の斜視図、図3は本発明の図1部分を備え
たエレベータ昇降路の全体断面図である。
の保護装置の一実施形態を示す斜視図、図2は図1のプ
ロテクタ部分の斜視図、図3は本発明の図1部分を備え
たエレベータ昇降路の全体断面図である。
【0010】一般にエレベータは図3に示すように、昇
降路1内を昇降する乗かご2およびつり合いおもり3
と、一端が乗かご2、他端がつり合いおもり3に接続さ
れるとともに、その中間部が巻上機4に巻き掛けられる
主ロープ5と、コンクリート梁6および中間ビーム7を
介して昇降路側壁8に固定され、乗かご2の昇降を案内
するガイドレール9と、乗かご2に一端が接続されると
ともに、他端が昇降路1の一部に固定される移動ケーブ
ル10とを備えている。
降路1内を昇降する乗かご2およびつり合いおもり3
と、一端が乗かご2、他端がつり合いおもり3に接続さ
れるとともに、その中間部が巻上機4に巻き掛けられる
主ロープ5と、コンクリート梁6および中間ビーム7を
介して昇降路側壁8に固定され、乗かご2の昇降を案内
するガイドレール9と、乗かご2に一端が接続されると
ともに、他端が昇降路1の一部に固定される移動ケーブ
ル10とを備えている。
【0011】そして、本実施形態のエレベータ用移動ケ
ーブルの保護装置20は図1および図2に示すように、
ガイドレール9にボルト21を介して取外し自在に設け
られるブラケット22と、このブラケット22に取付け
られ、移動ケーブル10が当接可能なプロテクタ23と
を備えている。なお、ブラケット22とプロテクタ23
は一体的に構成されている。
ーブルの保護装置20は図1および図2に示すように、
ガイドレール9にボルト21を介して取外し自在に設け
られるブラケット22と、このブラケット22に取付け
られ、移動ケーブル10が当接可能なプロテクタ23と
を備えている。なお、ブラケット22とプロテクタ23
は一体的に構成されている。
【0012】この実施形態にあっては、例えばエレベー
タの改造時にあって移動ケーブル10を保護するプロテ
クタ23を取付ける際、乗かご2案内するガイドレール
9にボルト21によりブラケット22を取付け、プロテ
クタ23が所定の位置へ配設されるようにする。そし
て、例えば建屋の揺れにより移動ケーブル10が大きく
揺れた際、この移動ケーブル10がプロテクタ13に当
接するようにし、直接コンクリート梁6および中間ビー
ム7に接触し損傷することを防止する。
タの改造時にあって移動ケーブル10を保護するプロテ
クタ23を取付ける際、乗かご2案内するガイドレール
9にボルト21によりブラケット22を取付け、プロテ
クタ23が所定の位置へ配設されるようにする。そし
て、例えば建屋の揺れにより移動ケーブル10が大きく
揺れた際、この移動ケーブル10がプロテクタ13に当
接するようにし、直接コンクリート梁6および中間ビー
ム7に接触し損傷することを防止する。
【0013】このように構成した実施形態では、ブラケ
ット12を介してプロテクタ13を取付けるため、従来
のように火器を用いる作業および音出し作業を要するこ
となくプロテクタ13を取付けることができる。
ット12を介してプロテクタ13を取付けるため、従来
のように火器を用いる作業および音出し作業を要するこ
となくプロテクタ13を取付けることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ブ
ラケットを介してプロテクタを取付けるため、従来のよ
うに火器を用いる作業および音出し作業を要することな
くプロテクタを取付けることができ、これによって、周
囲に迷惑をかけることなくプロテクタの取付け作業を行
うことができる。
ラケットを介してプロテクタを取付けるため、従来のよ
うに火器を用いる作業および音出し作業を要することな
くプロテクタを取付けることができ、これによって、周
囲に迷惑をかけることなくプロテクタの取付け作業を行
うことができる。
【図1】本発明のエレベータ用移動ケーブルの保護装置
の一実施形態を示す斜視図である。
の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のプロテクタ部分の斜視図である。
【図3】本発明の図1部分を備えたエレベータ昇降路の
全体断面図である。
全体断面図である。
【符号の説明】 1 昇降路 2 乗かご 3 つり合いおもり 4 巻上機 5 主ロープ 6 コンクリート梁 7 中間ビーム 9 ガイドレール 10 移動ケーブル 20 保護装置 21 ボルト 22 ブラケット 23 プロテクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 乗かごに一端が接続されるとともに、他
端が昇降路の一部に固定される移動ケーブルを保護する
プロテクタを備えたエレベータ用移動ケーブルの保護装
置において、 前記プロテクタは、前記乗かごを案内するガイドレール
に取外し自在に設けられるブラケットを介して取付けら
れることを特徴とするエレベータ用移動ケーブルの保護
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339214A JP2002137877A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | エレベータ用移動ケーブルの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339214A JP2002137877A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | エレベータ用移動ケーブルの保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002137877A true JP2002137877A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18814316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000339214A Pending JP2002137877A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | エレベータ用移動ケーブルの保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002137877A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008207901A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用制御ケーブルの固定装置及び固定方法 |
JP2013241252A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Hitachi Ltd | テ−ルコードの制振装置 |
WO2018011876A1 (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 三菱電機株式会社 | エレベータの乗客救出装置およびおもり引っ掛かり防止具 |
JP7571269B1 (ja) | 2023-12-18 | 2024-10-22 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのテールコード保護装置 |
-
2000
- 2000-11-07 JP JP2000339214A patent/JP2002137877A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008207901A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用制御ケーブルの固定装置及び固定方法 |
JP2013241252A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Hitachi Ltd | テ−ルコードの制振装置 |
WO2018011876A1 (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 三菱電機株式会社 | エレベータの乗客救出装置およびおもり引っ掛かり防止具 |
JP7571269B1 (ja) | 2023-12-18 | 2024-10-22 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのテールコード保護装置 |
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