JP2002137825A - 軽量容器の空気搬送コンベア装置 - Google Patents

軽量容器の空気搬送コンベア装置

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JP2002137825A
JP2002137825A JP2000337698A JP2000337698A JP2002137825A JP 2002137825 A JP2002137825 A JP 2002137825A JP 2000337698 A JP2000337698 A JP 2000337698A JP 2000337698 A JP2000337698 A JP 2000337698A JP 2002137825 A JP2002137825 A JP 2002137825A
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Kiyotaka Terajima
清孝 寺島
Hiroyuki Ooka
裕之 大岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の搬送エネルギー効率を向上することが
できる軽量容器の空気搬送コンベア装置を提供する。 【解決手段】 固定支持基板12,13の上面に空気搬
送機構14を装着する。空気搬送機構14を構成する空
気チャンネル23の左右両側に設けたフランジ部23
b,23cに案内レール26,27を嵌合固定する。フ
ランジ部23b、23c、取付溝23d,23e及び案
内レール26,27の下面に空気噴射通路28,29を
設ける。予圧空気室16から空気噴射通路28,29を
通して供給された空気を空気噴射口28a,29aから
鍔部Fに向かって上向き搬送方向に吹き付ける。空気噴
射口28a,29aが鍔部Fの直下において首部Nに近
接するように設けられているので、空気による容器Bの
搬送能力を向上し、鍔部Fを浮上させて案内レール2
6,27の上面との摺動抵抗を軽減し、容器Bを効率的
に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばペットボト
ル等の首部に鍔部を備えた軽量容器の前記鍔部を左右一
対の案内レールに支持して吊り下げられた軽量容器に空
気流を作用させることにより軽量容器を搬送することが
できる軽量容器の空気搬送コンベア装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、軽量容器の空気搬送コンベア装
置は、図8(a)〜(c)に示すように容器Bの搬送経
路に沿って左右一対の案内レール51,52を配設し、
両案内レール51,52の上面に容器Bの首部Nに設け
た鍔部Fを支持した状態で、容器Bに空気流を吹き付け
て搬送するようになっている。容器Bに対する空気流の
吹き付け方法として、従来、代表的には次の3つの方法
がある。
【0003】第1の方法は、図8(a)に示すように予
圧空気室53内に設けられ、かつ容器Bの首部Nの搬送
経路を覆うように配設された空気チャンネル54の側壁
及び天井壁に対し空気噴射口54a,54b,54cを
設け、それらの空気噴射口から容器Bの首部Nに空気流
を吹き付けて容器を搬送する。
【0004】第2の方法は、図8(b)に示すように左
右一対の案内レール51,52の上面と、空気チャンネ
ル54の左右両側壁下端縁との間に空気噴射口54d,
54eを設け、予圧空気室53から空気を空気噴射口5
4c,54dを通して空気チャンネル54内の容器Bの
鍔部Fに向けて噴射するようになっている。
【0005】第3の方法は、図8(c)に示すように左
右一対の案内レール51,52の下方に空気ダクト5
5,56を配置し、その空気噴射口55a,56aから
噴射された空気を容器Bの首部N及び鍔部Fに向けて水
平方向と斜め上方向へ噴射し容器Bを搬送するようにな
っている。
【0006】又、容器Bの胴部に空気を噴射したり、前
述の3方法を組み合わせた方法もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
第1の容器の搬送方法は、空気噴射口54a,54b,
54cと容器Bの首部Nとの距離が鍔部Fの直径寸法よ
りも大きくなるので、空気噴射圧を高めに設定しないと
容器Bを搬送することができず、容器の搬送エネルギー
効率が低いという問題があった。又、容器Bの首部Nの
上端部に向けて空気を噴射するので、噴射された空気の
一部が鍔部Fの上面に作用して鍔部Fが案内レール5
1,52の上面に押し付けられる。この結果、案内レー
ル51,52に対する鍔部Fの摺動抵抗が増大して容器
Bの搬送を円滑に行うことができないばかりでなく、案
内レール51,52が摩耗して耐久性が低下し、首部N
の上端開口部から容器内部に空気が侵入するので、容器
内部の洗滌や噴射空気を清浄化する等の容器の衛生上の
管理が面倒であった。
【0008】第2の容器の搬送方法は、空気噴射口54
d,54eと首部Nまでの距離が、第1の搬送方法と同
じであるため、容器の搬送エネルギー効率が低いという
問題がある。又、空気噴射口54d,54eから容器B
の鍔部Fの外周縁に空気を噴射するので、空気が鍔部F
の上面側と下面側に分流するように吹き付けられる。こ
のため、鍔部Fが案内レール51,52の上面から浮上
する方向への力をある程度受けるものと考えられるが、
鍔部Fの上面側を流れる空気によって浮上する力が抑え
られるので、鍔部Fと案内レール51,52との摺動抵
抗を大幅に軽減する効果を期待することは難しい。
【0009】第3の容器の搬送方法は、案内レール5
1,52の下方から鍔部Fに向かって斜め上方への空気
の噴射が行われるので、鍔部Fが浮上する力を受けて、
案内レール51,52との摺動抵抗が軽減され、容器B
の搬送を円滑に行うことを目指している。しかし、空気
噴射口55a、56aと鍔部Fとの距離は、前述した第
1及び第2の容器の搬送方法よりも大きくなっているの
で、噴射された空気のエネルギーが容器Bの鍔部Fに当
たるまでの間に減衰される。又、鍔部Fの下面のうち案
内レール51,52と対応する部分は浮上する空気流を
効果的に受けることはない。従って、第3の容器の搬送
方法も搬送エネルギー効率が低く、容器の搬送時におけ
る摺動抵抗を軽減することができないという問題があ
る。
【0010】なお、第1〜第3並びに容器Bの胴部に空
気噴射する方法の各種組合せ方法も容器の搬送エネルギ
ー効率を効果的に向上させて問題を解決することはでき
ない。
【0011】本発明は、上記従来の技術に存する問題点
を解消して、容器の搬送エネルギー効率を向上すること
ができるとともに、容器の搬送時における摺動抵抗を軽
減して案内レールの耐久性を向上し、容器を円滑に搬送
することができる軽量容器の空気搬送コンベア装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、首部に鍔部を備えた容
器に空気流を作用させ、容器の移送軌跡に沿った案内レ
ールの上面に前記鍔部を摺動させながら容器を搬送する
軽量容器の空気搬送コンベア装置において、前記案内レ
ールの直下に空気噴射口を設け、該空気噴射口から噴射
される空気流により容器が進行方向の推力を受け、かつ
前記鍔部が浮上方向への推力を受けるように構成したこ
とを要旨とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記案内レールの上方には前記容器の首部の搬送経
路を覆い、かつ前記空気噴射口から噴射されて案内レー
ルの上方に移動された空気流を容器の進行方向に案内す
る空気チャンネルが設けられていることを要旨とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記空気噴射口は前記案内レールに沿って多
数箇所に設けられ、各空気噴射口に空気を供給する多数
の空気供給通路には空気流量を個別又は群毎に調整する
空気流量調整手段が設けられていることを要旨とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、平面視状態でカーブした前記案内レールの内周側に
設けられた前記複数の空気噴射口の空気流量調整手段に
よる空気流量よりも、外周側に設けられた複数の空気噴
射口の空気流量調整手段による空気流量が多くなるよう
に設定されていることを要旨とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一項において、前記空気チャンネルは一体的に
形成され、該空気チャンネルの左右両側下面には前記左
右の案内レールをそれぞれ所定位置に取り付けるための
左右一対の取付部が設けられていることを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した軽量容
器の空気搬送コンベア装置の一実施形態を図1〜図6に
従って説明する。
【0018】図6は空気搬送コンベア装置11の横断面
を示す。左右一対の固定支持基板12,13は、容器B
の搬送経路に沿って所定の間隔をおいて固設された左側
枠17及び右側枠18の上面に片持ち支持された状態で
所定間隔をおいて互いに平行に固定されている。前記固
定支持基板12,13の内側端部には容器Bの空気搬送
機構14が装着されている。前記固定支持基板12,1
3の外側端部には前記空気搬送機構14を覆うように四
角形状のダクト15が装着されており、該ダクト15内
には予圧空気室16が形成されている。予圧空気室16
には図示しない圧力空気供給源から所定の圧力の空気が
供給されるようになっている。
【0019】前記左側枠17及び右側枠18の内側には
支持機構19,20を介して位置規制レール21,22
が装着されている。位置規制レール21,22によって
容器Bの本体外周面が横ぶれしないように位置規制され
る。
【0020】次に、この発明の要部である容器の空気搬
送機構14について説明する。図1に示すように前記固
定支持基板12,13の上面には空気チャンネル23が
装着されている。空気チャンネル23の逆U字状をなす
本体23aの内部には空気案内通路24が形成されてい
る。空気チャンネル23の本体23aの左右両側部には
水平方向に延びるフランジ部23b,23cが一体に形
成されている。前記フランジ部23b,23cの下面
は、前記固定支持基板12,13の上面に複数のボルト
25(図2参照)で所定位置に固定されている。
【0021】前記空気チャンネル23の本体23aの下
端部には、取付部としての左右二条の取付溝23d,2
3eが互いに平行に、かつ容器の搬送経路に沿って形成
されている。該取付溝23d,23eには、左右一対の
案内レール26,27の上面に一体形成した係合突条2
6a,27aが嵌合されている。前記フランジ部23
b,23cの下面には空気案内溝23f,23gが多数
箇所に、かつ平面視状態で容器Bの搬送方向に接近する
ように傾斜して形成されている。又、前記案内レール2
6,27の下面には、空気案内溝26b,27bが前記
各空気案内溝23f,23gと連通するように、かつ同
方向に傾斜するように形成されている。
【0022】左側に位置する空気案内溝23f,26b
と、前記固定支持基板12の上面及び後述の空気ガイド
板30とにより左側の空気噴射通路28〜28が多数箇
所に形成されている。同様に右側に位置する空気案内溝
23g,27bと、前記固定支持基板13の上面及び後
述の空気ガイド板31とにより右側の空気噴射通路29
〜29が多数箇所に形成されている。
【0023】前記空気ガイド板30,31は、フランジ
部23b,23cに形成された空気案内溝23f,23
gの一部と、案内レール26,27の下面に形成された
空気案内溝26b,27bを遮蔽するように装着されて
いる。固定支持基板12,13の下面には取付板32が
ボルト33により固着され、この取付板32には連結板
34を介して前記空気ガイド板30,31が溶接されて
いる。
【0024】前記空気ガイド板30,31は前記空気噴
射通路28,29の先端開口、つまり空気噴射口28
a,29aから噴射される空気の方向を容器Bの搬送方
向に指向させるとともに、上方向に指向させるるように
傾斜されている。
【0025】前記固定支持基板12,13の上面には前
記空気噴射通路28,29の空気の通過面積を調整する
ための調整板37,37が容器進行方向に所定長さで分
割された状態で支持され、固定支持基板12,13に設
けた長孔12a,13aからボルト38を上向きに挿入
し調整板37,37に形成したねじ孔に螺合している。
そして、調整板37,37をボルト38を緩めた状態で
左右方向にスライドし調整板37,37に設けた傾斜面
37a,37aを空気噴射通路28,29内に進入させ
ることにより、その通路面積を調整するようにしてい
る。この通路面積の調整により空気噴射通路28,29
の先端に形成された空気噴射口28a,29aから噴射
される空気流量が調整される。
【0026】図4に示すように前記調整板37は複数の
空気噴射通路28を同時に調整しうるように容器Bの搬
送方向に対して所定長さ寸法に形成されている。コーナ
ー部の調整板37は、円弧状に形成され、複数群の空気
噴射通路28,29の通路面積をそれぞれ独立して調整
可能となっている。
【0027】次に、前記のように構成した空気搬送コン
ベア装置11についてその動作を説明する。図1、6に
おいて図示しない圧力空気供給源から予圧空気室16内
に圧力空気が充満されると、空気噴射通路28,29の
空気噴射口28a,29aから圧力空気が容器Bの首部
N及び鍔部Fに向かって吹き付けられる。このため、噴
射された空気流は鍔部Fを持ち上げつつ首部Nの外周面
に吹き付けられ、容器Bが案内レール26,27に沿っ
て搬送される。
【0028】前記実施形態から把握される効果を構成と
ともに列記する。 (1)前記実施形態では、容器Bの鍔部Fを支持する案
内レール26,27の直下に空気噴射通路28,29の
空気噴射口28a,29aを配設したので、空気噴射口
28a,29aから首部Nまでの距離を最短距離とする
ことができる。この結果、空気流の搬送エネルギーの減
衰を抑制して容器Bの搬送エネルギー効率を向上するこ
とができる。
【0029】(2)前記実施形態では、空気ガイド板3
0,31により空気噴射口28a,29aから噴射され
る空気の噴射方向が斜め上向きとなるようにした。この
ため、斜め上方に噴射された空気は、鍔部Fの下面に吹
き付けられるので、鍔部Fが案内レール26,27の上
面から浮上する推力を受ける。従って、案内レール2
6,27と鍔部Fとの摺動抵抗を低減し、搬送エネルギ
ーを低減できるとともに、案内レール26,27の摩耗
を軽減することができ、又、容器Bを安定して搬送でき
る。
【0030】(3)前記実施形態においては、前記各空
気噴射口28aから図5に矢印Pで示すように容器Bの
搬送方向に、かつ斜め上方に向かう空気流は空気案内通
路24内に進入して容器Bの上端部を推進する力とな
る。空気案内通路24内で飽和状態となった空気流は矢
印Qで示すように斜め下方に向かう空気流となり、これ
は首部Nを推進する力となる。これらの空気流の速度分
布曲線Lは円弧状の滑らかなものとなり、大半の空気流
が容器Bを搬送方向に推進するために有効に利用され
る。図5に示す速度分布曲線Lに示すように、容器鍔部
Fの摺動部の上下にバランスした風が当たり容器を円滑
に搬送できる。又、容器Bの上端開口部から空気中の異
物が容器内部に侵入するのを抑制することができる。
【0031】(4)前記実施形態では、左右の調整板3
7をそれぞれ独立して位置調整可能にしたので、空気噴
射通路28,29の通路面積をそれぞれ独立して調整す
ることができる。このため図4に示すコーナー部におけ
る空気の吹き出し量を外側において多く設定し、内側に
おいて少なく設定することにより、容器Bの搬送時に外
側へ遠心力を受けて外側の案内レール27に押し付けら
れる容器Bを押し返して容器Bの案内レール27との過
大な摩擦抵抗を軽減し、容器Bを円滑に搬送することが
できる。
【0032】(5)前記実施形態では、空気チャンネル
23に取付溝23d,23eを設けて、案内レール2
6,27の係合突条26a,27aを嵌合するようにし
たので、案内レール26,27の取り付けを容易に行う
ことができるとともに、組み付け精度を適正に保持し、
容器Bの搬送を安定して行うことができる。
【0033】なお、前記実施形態は以下の様に変更する
こともできる。 ・前述した実施形態において、図7に示すように固定支
持基板12,13を案内レール26,27の下面まで延
長し、前記空気ガイド板30,31に相当する傾斜板部
12b,13bを形成すること。
【0034】この別例では、空気ガイド板30,31、
取付板32、ボルト33及び連結板34等を省略して、
構造を簡素化することができる。 ・図示しないが、空気噴射通路28,29に代えて空気
噴射パイプを多数箇所に配設すること。
【0035】前記実施形態から把握される請求項以外の
技術思想について、以下に説明する。 (技術思想1) 請求項5において、前記空気チャンネ
ル及び案内レールの下面は、所定位置に装設された左右
一対の取付基板の上面に取り付けられ、前記空気チャン
ネル及び案内レールの下面には前記取付基板との間で前
記空気供給通路及び空気噴射口を構成する溝が容器の進
行方向に向かって平面視状態で傾斜するように形成され
ている軽量容器の空気搬送コンベア装置。
【0036】このコンベア装置では、前記空気供給通路
及び空気噴射口の構成を簡素化してその形成を容易に行
うことができる。 (技術思想2) 技術思想1において、前記取付基板の
下面には前記案内レールの下面に形成された溝を覆って
前記空気噴射口の指向方向を上向きとする傾斜板が取り
付けられている軽量容器の空気搬送コンベア装置。
【0037】このコンベア装置では、前記空気噴射口の
指向方向を斜め上向きに容易に設定することができる。 (技術思想3) 技術思想1又は2において、前記取付
基板の上面には前記空気供給通路の入口の面積を調整し
て空気流量を調整する調整部材が位置調節可能に設けら
れ、前記取付基板の上面には前記空気供給通路へ圧力空
気を供給するための圧力空気供給ダクトが前記調整部材
及び空気チャンネルを覆うように設けられている軽量容
器の空気搬送コンベア装置。
【0038】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1〜5記
載の発明は、容器の搬送エネルギー効率を向上すること
ができるとともに、容器の搬送時における摺動抵抗を軽
減して案内レールの耐久性を向上し、容器を円滑に搬送
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した要部の拡大断面図。
【図2】 要部の分解斜視図。
【図3】 要部の斜視図。
【図4】 空気搬送コンベア装置のダクトを取り除いた
平面図。
【図5】 容器の搬送状態を示す断面図。
【図6】 空気搬送コンベア装置の横断面図。
【図7】 この発明の別例を示す要部の断面図。
【図8】 (a)、(b)、(c)はそれぞれ従来の容
器の搬送方法を説明する断面図。
【符号の説明】
14…空気搬送機構、23…空気チャンネル、23a…
本体、23b,23c…フランジ部、23d,23e…
取付溝、24…空気案内通路、23f,23g…空気案
内溝、26,27…案内レール、26a,27a…係合
突条、26b,27b…空気案内溝、28,29…空気
噴射通路、28a,29a…噴射口、30,31…空気
ガイド板、37…調整板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 首部に鍔部を備えた容器に空気流を作用
    させ、容器の移送軌跡に沿った案内レールの上面に前記
    鍔部を摺動させながら容器を搬送する軽量容器の空気搬
    送コンベア装置において、 前記案内レールの直下に空気噴射口を設け、該空気噴射
    口から噴射される空気流により容器が進行方向の推力を
    受け、かつ前記鍔部が浮上方向への推力を受けるように
    構成したことを特徴とする軽量容器の空気搬送コンベア
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記案内レールの上
    方には前記容器の首部の搬送経路を覆い、かつ前記空気
    噴射口から噴射されて案内レールの上方に移動された空
    気流を容器の進行方向に案内する空気チャンネルが設け
    られている軽量容器の空気搬送コンベア装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記空気噴射
    口は前記案内レールに沿って多数箇所に設けられ、各空
    気噴射口に空気を供給する多数の空気供給通路には空気
    流量を個別又は群毎に調整する空気流量調整手段が設け
    られている軽量容器の空気搬送コンベア装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、平面視状態でカーブ
    した前記案内レールの内周側に設けられた前記複数の空
    気噴射口の空気流量調整手段による空気流量よりも、外
    周側に設けられた複数の空気噴射口の空気流量調整手段
    による空気流量が多くなるように設定されている軽量容
    器の空気搬送コンベア装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか一項において、
    前記空気チャンネルは一体的に形成され、該空気チャン
    ネルの左右両側下面には前記左右の案内レールをそれぞ
    れ所定位置に取り付けるための左右一対の取付部が設け
    られている軽量容器の空気搬送コンベア装置。
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