JP2002137789A - 船 舶 - Google Patents

船 舶

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船舶の針路安定性を向上させる。 【解決手段】 船長の2.5〜10%の長さのフィン4
を、船体1のプロペラ5直前から船首方向に向けて船長
の30%以内の範囲に、船首側取り付け位置は船底6か
ら喫水の0〜5%の高さに、船尾側取り付け位置は船底
6から喫水の15%までの高さに、かつフィン4の船首
側と船尾側の取り付け位置を結ぶライン4aが船尾2に
向けて緩やかに上昇するラインとなるように取り付ける
とともに、フィンの翼端4bが船底6とほぼ同じ高さと
なるように、フィン4を船側3から斜め下方に張り出し
て取り付けた船舶。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操縦性能、特に
針路安定性に優れた船舶に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶の操縦性能は、旋回性、操舵に対す
る追従性および針路安定性の三つの要素から成り立って
いる。このうち、針路安定性とは、外乱によって引き起
こされた船舶の旋回運動が、舵を動かさなくても速やか
に減衰して直進に整定される能力を表し、操舵後速やか
に定常旋回に入る追従性とこの針路安定性とは相伴って
おり、両者に優れた船舶は航海中の保針が容易となる。
【0003】ところで、船体の主要目および船型は、一
般に載貨重量、推進性能、復元性能および港湾の制限要
因等で決定されることが多く、これらの条件のみで船体
の主要目および船型が決定された船舶の針路安定性は、
必ずしも十分でない場合がある。しかし、針路安定性を
向上させようとして、主要目や船型を変更しようとして
も、他の設計条件から変更が困難であり、このような傾
向は船舶が肥大船になるにつれて顕著である。
【0004】このような針路安定性を向上させる従来の
技術としては、特開平8−216992号公報に開示さ
れたものがある。この船舶の針路安定装置は、図6の斜
視図に示すように、スケグ21に平板22を水平に張り
出して装着した進路安定装置において、前記平板22の
外縁は船側ラインと一致した形状でカ−ブし、後端はス
ケグ21後端と一致し、かつ、平板22の取り付け高さ
位置は船底からプロペラ軸23位置までの範囲とし、さ
らに、前記平板22の横方向の張り出し幅は船体中央に
おける半幅の1/60〜1/5の範囲に構成されている
ものである。これにより、船体の旋回時に、船尾船側か
ら船底部へ流れ込む水流が、平板22により堰止められ
船体に横力を発生させ、この横力が旋回力を減衰させる
方向に作用するので、進路安定性が向上するというもの
である。
【0005】また、特開平11−255178号公報に
は、船側に整流フィンを取り付けて進路安定性を向上さ
せた船舶が開示されている。この船舶を図7(a)の船
尾部の概略側面図、図7(b)の(a)のA−A矢視
図、図7(c)の(a)のB−B矢視図、図7(d)の
(b)のC−C矢視図により説明すると、船側31の喫
水線D.L.よりも下側の没水位置に、船側平行部32
の後端32aから船尾33へ向けて延びるように整流フ
ィン34を取り付けるとともに、船側31の船底35付
近で船側平行部32の後端32aと船尾33との中間位
置に、船尾33へ向けて緩やかに上昇するように整流フ
ィン36を取り付ける。そして、船側平行部32からの
下降流37を整流フィン34で整流して船尾33側に導
き、船底35からの上昇流38を整流フィン36で整流
して船尾33側へ導くというものである。
【0006】このように構成しているのは、旋回運動時
に船側平行部32からの下降流37と、船底35からの
上昇流38が船側平行部32の後端32a付近でぶつか
ると、流れが船側外板から剥離し、その部分が負圧にな
り船尾33が外側に引張られるという現象が起きるの
で、整流フィン34で下降流37を抑制し、整流フィン
36で船底35からの上昇流38を押え込んで、下降流
37と上昇流38のぶつかり合いを抑えるためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の船舶の針路安定性を向上させる技術には、次の
ような問題点がある。図8は船舶41の斜航時や旋回時
に、船尾42に作用する流体力の発生場所とその大きさ
を模式的に表わした図である。前記特開平8−2169
92号公報に開示された船舶の針路安定装置は、図8に
おける流体力1を大きくして、旋回に対する抵抗モ−メ
ントを増加させようとするものであるが、平板を水平に
張り出し、しかも張り出す範囲がプロペラ位置近くまで
あるため、直進時には船底からの上昇流は平板によって
上昇を妨げられて乱れ、その結果として推進性能が劣化
する。
【0008】また、特開平11−255178号公報に
開示された船舶は、図における流体力2を減少させて、
結果として旋回に対する抵抗力を増大させるものであ
る。推進性能への悪影響は少ないが、流体力2は流体力
1に比較して船体中央側に着力中心を持つため、旋回モ
−メントは小さく、針路安定性に対する効果は流体力1
を増大させる場合に比較して小さい。
【0009】本発明は、従来技術の上述のような問題点
を解消するためになされたものであり、推進性能に悪影
響及ぼすことなく、針路安定性を向上させることのでき
る船舶を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る船舶は、
船長の2.5〜10%の長さのフィンを、船体のプロペ
ラ直前から船首方向に向けて船長の30%以内の範囲
に、船首側取り付け位置は船底から喫水の0〜5%の高
さに、船尾側取り付け位置は船底から喫水の15%まで
の高さに、かつフィンの船首側と船尾側の取り付け位置
を結ぶラインが船尾に向けて緩やかに上昇するラインと
なるように取り付けるとともに、フィンの翼端が船底と
ほぼ同じ高さとなるように、フィンを船側から斜め下方
に張り出して取り付けたものである。また、前記フィン
を両方の船側にそれぞれ複数枚取り付けたものである。
【0011】この発明に係る船舶においては、船体の旋
回時に、船尾船側から船底部へ流れ込み、再び反対側の
船側へ流れていく水流を、フィンによる造渦現象により
大きく剥離させることで、船側部の負圧領域をフィンの
ない場合に比べて増大させ、その結果として船体後半部
に働く横力を大きくする。この横力が旋回力を減少させ
る方向に作用するので、針路安定性が向上する。
【0012】フィンをプロペラ直前から船首方向に向け
て船長の30%以内の範囲に設けるのは、フィンによっ
て発生される横力が旋回に対する抵抗モ−メントとして
有効に働くためであり、横力が船体後方部の船尾に近い
部分で発生するほどモ−メントレバ−が大きくなること
と、船体の旋回角によって引き起こされる上述の水流の
流速が大きくなるので、フィンによって造られる渦も強
くなり、横力自体が大きくなることによる。
【0013】また、フィンの船側取り付けラインが船尾
に向けて緩やかに上昇するラインとなるようにフィンを
取り付けるので、フィンを直進時の船側を流れる流線に
沿わせることができる。これにより、船体固有の流れ場
を乱すことがないので、直進時の抵抗増加が発生しな
い。また、船底からの上昇流を乱すことがなく、プロペ
ラへ流入する流れ場を撹乱することもないので、推進性
能への悪影響は発生しない。
【0014】フィンの船首側取り付け位置の高さを船底
から喫水の0〜5%の高さに、船尾側取り付け位置の高
さを船底から喫水の15%までの高さにしたのは、フィ
ン取り付けラインを船側を流れる流線に近づけるためで
あり、流線は船型によって異なるので、この範囲内でフ
ィンの船首側および船尾側の取り付け位置の高さを調節
して、フィン取り付けのラインを流線に近づければよ
い。
【0015】フィンを上述したような条件で船側に取り
付けた場合、フィンの長さが船長の2.5%以下である
と発生する横力が小さくなり、針路安定性を向上させる
効果が発揮できない。また、フィンの長さが船長の10
%以上であると、フィンの取り付けラインの船尾に向け
た上昇度が緩やかになりすぎてフィンが流線から離れ、
直進時のプロペラへ入る流れを阻害したり、抵抗増加の
原因となり、推進性能に悪影響を及ぼす。したがって、
フィンの長さは船長の2.5〜10%の範囲とした。
【0016】旋回運動により、船尾が左舷方向に横運動
を起こした場合、左舷側から右舷側に向かう横方向の流
れが発生する。その流れは、図9(a)に示すように、
船体51の左舷51a側から下降し、船底部51bを通
過して右舷51c側で上昇しようとするが、途中で船体
51外周面に沿って流れることができなくなり、流れは
船体51から剥離して、右舷51c側に死水領域52が
形成される。フィンによる針路安定性の向上効果は、フ
ィン先端での造渦現象により、右舷側の剥離領域を拡大
させて、大きな横力を得ることによりもたらされるもの
であるため、フィンの先端は船体51が造る死水領域5
2よりも外側に出ている方が効果は大きい。そのため、
図9(b)に示すように、フィン53の先端53aの位
置は死水領域52に留まることなく、船底51cとほぼ
同じ深さの位置まで伸ばすようにした。
【0017】上述したように、本発明に係る船舶に使用
するフィンは、推進性能に悪影響を及ぼさないので、複
数枚取り付けることにより、針路安定性の向上をもたら
す渦を、フィンが1枚の場合よりも多く造り出すことが
できるので、さらに針路安定性の良い船舶を実現するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態 】本発明の実施の形態を、図面を
参照して説明する。図1は本発明の船舶の第一の実施の
形態を示す説明図であり、(a)は船舶の船尾部分の斜
視図、(b)は(a)のA−A矢視図である。この船舶
は、船体1の船尾2付近の両船側3に、それぞれ1枚の
フィン4を取り付けている。このフィン4は、プロペラ
5の前方から船首方向に向けて船体1の長さの30%以
内の範囲に取り付けられ、その長さLは船体1の長さの
2.5〜10%である。また、フィン4の船首側取り付
け位置は、船底6から喫水の0〜5%の高さに、フィン
4の船尾側取り付け位置は、船底6から喫水の15%ま
での高さになるように、かつフィン4の取り付けライン
4aは船尾2に向かって緩やかに上昇するラインとなる
ように取り付けられ、直進時の舷側を流れる流線に沿わ
せることができ、船底6からの上昇流の乱れを防止する
構造となっている。また、フィン4の翼端4bは、船底
6と同じ深さ位置となるように、フィン4を斜め下方に
張り出している。したがって、フィン4の平面形状は、
船首側から船尾側にかけて張り出し幅の大きくなる三角
形状または台形形状となる。
【0019】図2は本発明の船舶の第二の実施の形態を
示す斜視図である。この船舶の場合には、複数のフィン
14a〜14cを船体11の船側13に取り付けている
が、この船舶の場合も、個々のフィンの取り付け条件
は、第一の実施の形態の船舶と同じである。この船舶の
場合はフィンの数が多いので、第一の実施の形態の船舶
よりもさらに針路安定性の向上効果が高まる。
【0020】
【実施例】実際のタンカ−船型の1/70の寸法で、第
一の実施の形態の船舶と同じように、両船側にそれぞれ
1枚のフィンを取り付けた模型船を製作し、船型試験槽
において模型試験を行った。この模型試験は、自由航走
模型試験であり、完全に自由にした模型船をリモコンに
より付属のプロペラを回転させて自航させ、そのときの
模型船の運動状況を計測するものである。
【0021】この試験は通常Z試験と呼ばれる操縦性能
を把握する試験であり、船舶の針路安定性能が評価され
る。
【0022】図3はZ試験における舵角と船体の方位角
との経時的な変化を示す図である。図において破線が舵
角の経時変化を、実線が船体の方位角の経時変化を示
す。Z試験は、まず舵角を10度に取り、船体の方位角
が10度になった時点で、舵角を元に戻すように舵を前
回とは反対側に10度に取るという操作を繰り返してい
く試験である。船体の向きは舵角を切り返すと同時に元
に戻ろうとするのではなくて、舵角よりもある程度大き
な最大方位角に達した後に元に戻るという動きをする。
このような船舶の最大方位角から、舵を切り返したとき
の方位角を差し引いた値の絶対値をオ−バ−シュ−ト角
といい、第一回目の舵切り返し時のオ−バ−シュ−ト角
をファ−ストオ−バ−シュ−ト角、第二回目の舵切り返
し時のオ−バ−シュ−ト角をセカンドオ−バ−シュ−ト
角という。図3では、最初に+10度に舵角を取る場合
を示しているが、これをS10°Z試験といい、逆に最
初に−10度に舵角を取る場合をP10°Z試験とい
う。ファ−ストオ−バ−シュ−ト角やセカンドオ−バ−
シュ−ト角が小さいほど、船体の舵への追従性がよく針
路安定性が良好であるといわれる。
【0023】図4に、S10°Z試験で計測されたフィ
ン付き船型のオ−バ−シュ−ト角を、フィンの無い通常
船型のオ−バ−シュ−ト角と比較して示す。図におい
て、○印はファ−ストオ−バ−シュ−ト角、●印はセカ
ンドオ−バ−シュ−ト角である。フィン付き船型の場合
には、ファ−ストオ−バ−シュ−ト角で1.2°、セカ
ンドオ−バ−シュ−ト角で5.2°、通常船型よりもオ
−バ−シュ−ト角が小さくなっており、針路安定性に対
する向上効果が現れているのが分かる。
【0024】一般に、模型試験では、スケ−ル比の関係
で実船試験に比べて摩擦抵抗が大きくなり、フル−ドの
相似則を満たす船速を実現するために、プラペラ回転数
を高くする必要がある。しかし、プラペラ回転数を高く
するすると、プロペラ後流の速度が大きくなり、舵に当
たる流速が大きくなって、相対的に実船よりも大きな舵
力が発生し、舵利きがよくなる。このため、模型試験の
オ−バ−シュ−ト角は実船のそれより小さくなる。そこ
で、実船相当のシミュレ−ション計算を行い、模型試験
結果と模型試験に対応したシミュレ−ション結果との関
係から、実船におけるオ−バ−シュ−ト角を推定した。
その結果を図5に示す。この場合、フィン付き船型の場
合には、ファ−ストオ−バ−シュ−ト角で2.9°、セ
カンドオ−バ−シュ−ト角で12.0°、通常船型より
もオ−バ−シュ−ト角が小さくなっており、実船での針
路安定性に対する向上効果がさらに大きいものであるこ
とが分かる。
【0025】また、推進性能へ及ぼす影響を把握するた
め、同じ模型船を使用して推進性能試験を行ない、計画
速力を出すのに必要な主機馬力を推定した。計画速力を
出すのに必要な主機馬力は、フィン付き船型の場合、通
常船型に対して1%強低下しているので、フィンが推進
性能へ及ぼす影響は少ないことが確認できた。
【0026】
【発明の効果】この発明により、直進時の推進性能を悪
化させることなく、針路安定性の優れた船舶を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の船舶の第一の実施の形態を示す説明図
であり、(a)は船舶の船尾部分の斜視図、(b)は
(a)のA−A矢視図である。
【図2】本発明の船舶の第二の実施の形態を示す斜視図
である。
【図3】Z試験における舵角と方位角の経時的な変化を
示す図である。
【図4】S10°Z試験で計測されたフィン付き船型の
オ−バ−シュ−ト角を、フィンの無い通常船型のオ−バ
−シュ−ト角と比較して示した図である。
【図5】図4に示した模型船のオ−バ−シュ−ト角を基
に推定した実船でのオ−バ−シュ−ト角を示す図であ
る。
【図6】従来の船舶の針路安定装置の斜視図である。
【図7】従来の針路安定性向上用フィンを備えた船舶の
説明図であり、(a)は船尾部の概略側面図、(b)は
(a)のA−A矢視図、(c)は(a)のB−B矢視
図、(d)は(b)のC−C矢視図である。
【図8】船舶の斜航時や旋回時に船尾2に作用する流体
力の発生場所とその大きさを模式的に表わした図であ
る。
【図9】船尾が左舷方向に横運動を起こした場合に発生
する左舷側から右舷側に向かう横方向の流れの説明図で
あり、(a)は船側にフィンを設けていない場合、
(b)船側にフィンを設けている場合を示す。
【符号の説明 】
1 船体 2 船尾 3 船側 4 フィン 4a フィンの船側への取り付けライン 4b フィンの翼端 5 プロペラ 6 船底 11 船体 13 船側 14a〜14c フィン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船長の2.5〜10%の長さのフィン
    を、船体のプロペラ直前から船首方向に向けて船長の3
    0%以内の範囲に、船首側取り付け位置は船底から喫水
    の0〜5%の高さに、船尾側取り付け位置は船底から喫
    水の15%までの高さに、かつフィンの船首側と船尾側
    の取り付け位置を結ぶラインが船尾に向けて緩やかに上
    昇するラインとなるように取り付けるとともに、フィン
    の翼端が船底とほぼ同じ高さとなるように、フィンを船
    側から斜め下方に張り出して取り付けたことを特徴とす
    る船舶。
  2. 【請求項2】 前記フィンを両方の船側にそれぞれ複数
    枚取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の船舶。
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