JP2002137733A - Ats地上装置、及びats地上装置の性能試験方法 - Google Patents

Ats地上装置、及びats地上装置の性能試験方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 性能試験が自動的、定期的に容易におこなえ
るATS地上装置、及びATS地上装置の性能試験方法
を提供する。 【解決手段】 主コイル11の性能を試験するための試
験用コイル12を主コイル11の近傍に予め配置し、試
験用コイル12に試験用信号を送り、これを受信した主
回路の検知レベルを測定することによって試験制御部3
3Aが良否判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、性能試験の容易な
ATS地上装置、及びこのATS地上装置を用いた性能
試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道において、信号機が停止信号を現示
しているにもかかわらず、列車運転士が列車を停止させ
なかったり、あるいは停止信号を進行信号等と誤認して
列車を進行させようとする場合がある。このような場合
に、列車に自動的にブレーキをかけて停止させ、追突事
故や衝突事故等を防止する装置としてATS(Auto
matic Train Stop:自動列車停止装
置)が用いられている。
【0003】ATSは、図示はしていないが、地上側に
設けられるATS地上装置と、列車側に設けられるAT
S車上装置により構成される。ATS地上装置は、検知
用地上子と、制御用地上子と、ATS受信器を備えてい
る。各地上子は、レールの間などの軌道近傍に設置され
る。検知用地上子には主コイルが内蔵され、ATS車上
装置の車上子から送信される所定の常時発振周波数を受
信する。ATS受信器は、ATS車上装置からの常時発
振周波数信号を受信すると、あらかじめ設定されたタイ
マー時間の経過後、制御用地上子に制御出力を送る。こ
の場合、タイマーの設定時間の経過前に列車の車上子が
制御用地上子の上に来て制御用地上子からの制御出力を
受信すると、ATS車上装置は、列車速度が所定の制限
値を超過しているとして、列車にブレーキをかけるよう
に制御する。
【0004】ATS地上装置は、列車運転の安全確保の
ために重要な装置であり、その性能が劣化したり故障し
ていないか確認する必要がある。このため、従来は、可
搬型の試験装置を使用し、検知用地上子の主コイルの上
に、車上子を模擬した試験用コイル等を配置し、この試
験用コイルに試験用の発振周波数信号を流し、ATS地
上装置の性能試験を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ATS
地上装置は、駅周辺だけでなく種々の場所に設置されて
いるため、上記した従来の方法では、試験装置をATS
地上装置の設置箇所まで運搬してセットする必要があっ
た。また、列車が運行される間合において試験作業を行
わなければならず、慎重な作業が要求され煩雑である、
という問題があった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、性
能試験が容易なATS地上装置、及びATS地上装置の
性能試験方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るATS地上装置は、鉄道の軌道近傍に
配置され、鉄道の列車のATS車上装置から送信される
列車側情報を受信する主コイルを有する検知用地上子
と、鉄道の軌道近傍に配置され、前記鉄道の列車のAT
S車上装置へATS制御情報を送信する制御用地上子
と、前記検知用地上子から送られた前記列車側情報を受
信し、前記検知用地上子が前記列車側情報を受信した時
点からATS制御用時間が経過した場合には前記制御用
地上子に前記ATS制御情報を送信させるように制御す
るATS受信器を備えたATS地上装置において、前記
主コイルの性能を試験するための試験用コイルが前記主
コイルの近傍に予め配置されることを特徴とする。
【0008】上記のATS地上装置において、好ましく
は、前記ATS受信器は、前記試験用コイルに試験用情
報を出力する試験用情報出力手段と、前記試験用情報が
受信された場合に、その値に基き良否判定を行う判定手
段を有する。
【0009】また、上記のATS地上装置において、好
ましくは、前記ATS受信器は、前記良否判定の結果を
表示又は外部出力する判定結果出力手段を有する。
【0010】また、上記のATS地上装置において、好
ましくは、前記ATS受信器は、外部から入力される試
験指令を受信する試験指令受信手段と、試験指令が受信
された場合には前記試験用情報出力手段に前記試験用情
報を出力させるとともに、前記良否判定の結果を前記判
定結果出力手段から外部へ出力させるように制御する第
1試験制御手段を有する。
【0011】また、上記のATS地上装置において、好
ましくは、前記ATS受信器は、所定の試験用時刻とな
った場合には前記試験用情報出力手段に前記試験用情報
を出力させるとともに、前記良否判定の結果を前記判定
結果出力手段から外部へ出力させるように制御する第2
試験制御手段を有する。
【0012】また、本発明に係るATS地上装置の性能
試験方法は、鉄道の軌道近傍に配置され、鉄道の列車の
ATS車上装置から送信される列車側情報を受信する主
コイルを有する検知用地上子と、鉄道の軌道近傍に配置
され、前記鉄道の列車のATS車上装置へATS制御情
報を送信する制御用地上子と、前記検知用地上子から送
られた前記列車側情報を受信し、前記検知用地上子が前
記列車側情報を受信した時点からATS制御用時間が経
過した場合には前記制御用地上子に前記ATS制御情報
を送信させるように制御するATS受信器を備えたAT
S地上装置の性能試験方法であって、前記主コイルの性
能を試験するための試験用コイルを前記主コイルの近傍
に予め配置しておき、適宜時期に前記主コイルの性能を
試験することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るATS地上装
置の実施形態について、図面を参照しながら説明を行
う。
【0014】(1)第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態であるATS地上装置の
構成を示す図である。図1に示すように、第1実施形態
のATS地上装置101は、検知用地上子1と、制御用
地上子2と、ATS受信器3Aを備えて構成されてい
る。検知用地上子1と制御用地上子2は、鉄道の軌道近
傍に配置されている。
【0015】検知用地上子1は、主コイル11と、試験
用コイル12を有している。試験用コイル12は、主コ
イル11の近傍に配置されている。
【0016】また、制御用地上子2は、制御コイル21
を有している。また、ATS受信器3Aは、信号処理部
31と、制御部32と、試験制御部33Aと、増幅器3
4と、発振器35と、表示部36と、出力端子37と、
電源38と、試験スイッチ39と、電圧検知部40と、
試験用リレー41を有している。
【0017】制御部32は、図示しないCPU(Cen
tral ProcessingUnit:中央演算処
理装置)を備えており、情報の処理、演算、制御を行
う。制御部32は、図示しないROM(読出し専用メモ
リ:Read Only Memory)を備えてお
り、CPUの実行する処理、演算、制御等のプログラム
等が格納されている。また、制御部32は、図示しない
RAM(RandomAccess Memory:随
時書込み読出しメモリ)を備えており、演算等の途中結
果は、RAMに一時的に記憶される。試験制御部33A
も、図示しないCPUとROMとRAMを備えており、
情報の処理、演算、制御を行う。
【0018】次に、上記したATS地上装置101の作
用について詳細に説明する。
【0019】まず、通常時の作用について説明する。通
常時には、検知用地上子1の主コイル11は、ATS車
上装置(図示せず)の車上子(図示せず)から送信され
る所定の常時発振周波数を受信する。ATS受信器3A
の信号処理部31は、ATS車上装置からの常時発振周
波数信号を受信して制御部32に出力する。制御部32
は、ハードウェア又はソフトウェアにより構成されるタ
イマー(図示せず)を有しており、あらかじめ設定され
たタイマー時間が経過した後、制御用地上子2の制御コ
イル21に制御出力を送る。この場合、制御部32のタ
イマーの設定時間の経過前に列車の車上子が制御用地上
子2の上に来て制御コイル21からの制御出力を受信す
ると、ATS車上装置は、列車速度が所定の制限値を超
過しているとして、列車にブレーキをかけるように制御
する。ここに、ATS車上装置の車上子から送信される
所定の常時発振周波数は、列車側情報に相当している。
また、タイマー時間は、ATS制御用時間に相当してい
る。また、制御用地上子2の制御コイル21に送られる
制御出力は、ATS制御情報に相当している。
【0020】次に、このATS地上装置101の性能試
験を行う場合には、試験担当者が試験スイッチ39を操
作し、試験制御部33Aを作動させる。発振器35は、
ATS車上装置(図示せず)の車上子(図示せず)から
送信される所定の常時発振周波数と等価な周波数信号を
発生している。試験スイッチ39が操作されると、試験
制御部33Aは、発振器35で発振された常時発振周波
数の信号(試験用信号)を増幅器34で適宜に増幅さ
せ、試験用リレー41を動作させて試験用コイル12に
送出させる。
【0021】試験用コイル12に送られた試験用信号
は、主コイル11により受信される。ATS受信器3A
の信号処理部31は、性能試験時には、試験用信号を受
信して試験制御部33Aに出力する。試験制御部33A
は、受信された試験用信号の検知レベルを測定する。こ
のようにして、試験用信号レベルの測定を低いレベルか
ら高いレベルまで何回か行い、その結果によりATS地
上装置101の良否判定を行う。この良否判定結果は、
表示部36に表示される。
【0022】図2は、図1に示すATS地上装置のAT
S受信器における表示部の構成を示す図である。図2に
示すように、表示部36は、試験中表示灯36aを有し
ている。試験中表示灯36aは、例えば、LED(発光
ダイオード)等により構成される。試験スイッチ39が
操作され、試験制御部33AがON状態となると、試験
制御部33Aの制御により試験中表示灯36aが点灯さ
れる。また、表示部36は、レベル測定値表示器36d
を有している。レベル測定値表示器36dは、例えば、
液晶表示器等により構成される。測定された試験用信号
レベルは、試験制御部33Aからレベル測定値表示器3
6dに出力され数値表示される。また、表示部36は、
判定良好表示灯36bと判定不良表示灯36cを有して
いる。判定良好表示灯36bと判定不良表示灯36c
は、例えば、LED(発光ダイオード)等により構成さ
れる。試験制御部33Aによる良否判定の結果、性能が
良好であると判定された場合には、試験制御部33Aの
制御により判定良好表示灯36bが点灯され、性能が不
良であると判定された場合には、試験制御部33Aの制
御により判定不良表示灯36cが点灯される。
【0023】なお、上記のATS地上装置101では、
性能試験は、試験スイッチ39の操作によって行うよう
にしたが、この方法とは異なり、電源38の投入を電圧
検知部40が検知し、電源投入をトリガーとして性能試
験を開始するように構成してもよい。下記の実施形態に
おいても同様である。
【0024】また、試験制御部33Aからの良否判定結
果、受信された試験用信号の検知レベル等は、出力端子
37から外部へ出力されるように構成してもよい。
【0025】上記した第1実施形態は、以下のような利
点を有している。
【0026】(a)重量の大きな試験用コイルを現地へ
運搬しなくてもよいため、試験作業が大幅に簡素化され
る。
【0027】(b)試験スイッチ39と表示部36をレ
ールの外部に配置すれば、列車走行時でも試験が可能と
なり、列車間合作業から解放され、試験作業が容易とな
る。
【0028】(2)第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3
は、本発明の第2実施形態であるATS地上装置の構成
を示す図である。
【0029】第2実施形態のATS地上装置102が、
第1実施形態のATS地上装置101と異なる点は、異
なる試験制御部33Bを有し、表示部36を有さず、試
験指令受信部42と判定結果出力部43を有する点であ
る。他の構成要素の構成と作用については、第1実施形
態と同様であるので、その説明は省略する。
【0030】試験指令受信部42は、鉄道の信号保守機
関等から有線又は無線により送信されてくる試験指令を
受信する受信装置である。この試験指令は、試験制御部
33Bに出力される。試験制御部33Bは、外部から試
験指令が入力された場合には、試験スイッチ39をON
させて試験モードとし、発振器35で発振された常時発
振周波数の信号(試験用信号)を増幅器34で適宜に増
幅させ、試験用リレー41を動作させて試験用コイル1
2に送出させる。
【0031】試験用コイル12に送られた試験用信号
は、主コイル11により受信される。ATS受信器3B
の信号処理部31は、性能試験時には、試験用信号を受
信して試験制御部33Bに出力する。試験制御部33B
は、受信された試験用信号の検知レベルを測定する。こ
のようにして、試験用信号レベルの測定を低いレベルか
ら高いレベルまで何回か行い、その結果によりATS地
上装置102の良否判定を行う。判定結果出力部43
は、送信装置であり、良否判定結果は、試験制御部33
Bの制御により、判定結果出力部43から外部へ出力さ
れる。
【0032】上記した第2実施形態は、以下のような利
点を有している。
【0033】(c)重量の大きな試験用コイルを現地へ
運搬しなくてもよいため、試験作業が大幅に簡素化され
る。
【0034】(d)遠隔操作により、ATS地上装置の
性能試験を行うことができ、試験作業が容易となる。
【0035】(3)第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態について説明する。図4
は、本発明の第3実施形態であるATS地上装置の構成
を示す図である。
【0036】第3実施形態のATS地上装置103が、
第1実施形態のATS地上装置101と異なる点は、異
なる試験制御部33Cを有し、表示部36を有さず、判
定結果出力部43を有する点である。他の構成要素の構
成と作用については、第1実施形態と同様であるので、
その説明は省略する。
【0037】試験制御部33Cは、ハードウェア又はソ
フトウェアにより構成されるタイマー(図示せず)を有
しており、あらかじめ設定された試験用タイマー時間の
計時により、所定の試験用時刻となった場合には、試験
スイッチ39をONさせて試験モードとし、発振器35
で発振された常時発振周波数の信号(試験用信号)を増
幅器34で適宜に増幅させ、試験用リレー41を動作さ
せて試験用コイル12に送出させる。
【0038】試験用コイル12に送られた試験用信号
は、主コイル11により受信される。ATS受信器3C
の信号処理部31は、性能試験時には、試験用信号を受
信して試験制御部33Cに出力する。試験制御部33C
は、受信された試験用信号の検知レベルを測定する。こ
のようにして、試験用信号レベルの測定を低いレベルか
ら高いレベルまで何回か行い、その結果によりATS地
上装置103の良否判定を行う。判定結果出力部43
は、送信装置であり、良否判定結果は、試験制御部33
Cの制御により、判定結果出力部43から外部へ出力さ
れる。
【0039】上記した第3実施形態は、以下のような利
点を有している。
【0040】(e)重量の大きな試験用コイルを現地へ
運搬しなくてもよいため、試験作業が大幅に簡素化され
る。
【0041】(f)タイマーにより、ATS地上装置の
性能試験を自動的かつ定期的に行うことができ、試験作
業が容易となる。
【0042】上記各実施形態において、試験用コイル1
2に送られる試験用信号は試験用情報に相当している。
また、試験制御部33Aと、発振器35と、増幅器34
と、試験用リレー41は、試験用情報出力手段に相当し
ている。また、試験制御部33Aは判定手段に相当して
いる。また、表示部36及び出力端子37は、判定結果
出力手段に相当している。また、試験指令受信部42
は、試験指令受信手段に相当している。また、判定結果
出力部43は、判定結果出力手段に相当している。ま
た、試験制御部33Bは、第1試験制御手段に相当して
いる。また、試験制御部33Cは、第2試験制御手段に
相当している。
【0043】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0044】例えば、上記各実施形態の構成のほか、試
験用情報出力手段と判定手段を設けず、検知用地上子の
性能を試験するための試験用コイル12を主コイル11
の近傍に予め配置するだけとし、試験用コイル12に試
験用情報入力端子13aと13bを設けておき、試験時
に、試験用情報入力端子13a、13bに試験用情報を
入力して性能試験を行うようにしてもよい。このように
構成しても、試験用コイルを現地へ運搬しなくてもよ
く、試験用情報入力端子13a、13bをレールの外部
に配置すれば、列車走行時でも試験が可能となり、試験
作業は簡素化される。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、主コイルの性能を試験するための試験用コイルを主
コイルの近傍に予め配置し、試験用コイルに試験用情報
を送るように構成したので、試験用コイルを現地へ運搬
しなくてもよく、列車走行時でも試験が可能となり、試
験作業は簡素化される、等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるATS地上装置の
構成を示す図である。
【図2】図1に示すATS地上装置のATS受信器にお
ける表示部の構成を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態であるATS地上装置の
構成を示す図である。
【図4】本発明の第3実施形態であるATS地上装置の
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 検知用地上子 2 制御用地上子 3A〜3C ATS受信器 11 主コイル 12 試験用コイル 13a、13b 試験用情報入力端子 21 制御コイル 31 信号処理部 32 制御部 33A〜33C 試験制御部 34 増幅器 35 発振器 36 表示部 36a 試験中表示灯 36b 判定良好表示灯 36c 判定不良表示灯 36d レベル測定値表示器 37 出力端子 38 電源 39 試験スイッチ 40 電圧検知部 41 試験用リレー 42 試験指令受信部 43 判定結果出力部 101〜103 ATS地上装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道の軌道近傍に配置され、鉄道の列車
    のATS車上装置から送信される列車側情報を受信する
    主コイルを有する検知用地上子と、 鉄道の軌道近傍に配置され、前記鉄道の列車のATS車
    上装置へATS制御情報を送信する制御用地上子と、 前記検知用地上子から送られた前記列車側情報を受信
    し、前記検知用地上子が前記列車側情報を受信した時点
    からATS制御用時間が経過した場合には前記制御用地
    上子に前記ATS制御情報を送信させるように制御する
    ATS受信器を備えたATS地上装置において、 前記主コイルの性能を試験するための試験用コイルが前
    記主コイルの近傍に予め配置されることを特徴とするA
    TS地上装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のATS地上装置におい
    て、 前記ATS受信器は、 前記試験用コイルに試験用情報を出力する試験用情報出
    力手段と、 前記試験用情報が受信された場合に、その値に基き良否
    判定を行う判定手段を有することを特徴とするATS地
    上装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のATS地上装置におい
    て、 前記ATS受信器は、 前記良否判定の結果を表示又は外部出力する判定結果出
    力手段を有することを特徴とするATS地上装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のATS地上装置におい
    て、 前記ATS受信器は、 外部から入力される試験指令を受信する試験指令受信手
    段と、 試験指令が受信された場合には前記試験用情報出力手段
    に前記試験用情報を出力させるとともに、前記良否判定
    の結果を前記判定結果出力手段から外部へ出力させるよ
    うに制御する第1試験制御手段を有することを特徴とす
    るATS地上装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のATS地上装置におい
    て、 前記ATS受信器は、 所定の試験用時刻となった場合には前記試験用情報出力
    手段に前記試験用情報を出力させるとともに、前記良否
    判定の結果を前記判定結果出力手段から外部へ出力させ
    るように制御する第2試験制御手段を有することを特徴
    とするATS地上装置。
  6. 【請求項6】 鉄道の軌道近傍に配置され、鉄道の列車
    のATS車上装置から送信される列車側情報を受信する
    主コイルを有する検知用地上子と、 鉄道の軌道近傍に配置され、前記鉄道の列車のATS車
    上装置へATS制御情報を送信する制御用地上子と、 前記検知用地上子から送られた前記列車側情報を受信
    し、前記検知用地上子が前記列車側情報を受信した時点
    からATS制御用時間が経過した場合には前記制御用地
    上子に前記ATS制御情報を送信させるように制御する
    ATS受信器を備えたATS地上装置の性能試験方法で
    あって、 前記主コイルの性能を試験するための試験用コイルを前
    記主コイルの近傍に予め配置しておき、適宜時期に前記
    主コイルの性能を試験することを特徴とするATS地上
    装置の性能試験方法。
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