JP2002137084A - 光軸移動型レーザ加工機 - Google Patents
光軸移動型レーザ加工機Info
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Abstract
性がよくかつ安全性の高い光軸移動型レーザ加工機の提
供。 【解決手段】 ワークテーブル5上方をX軸方向へ移動
位置決め自在のX軸移動体9を設け、該X軸移動体に前
記X軸方向に直交するY軸方向に移動位置決め自在の加
工ヘッド11を設けた光軸移動型レーザ加工機1におい
て、レーザ発振器15と前記X軸移動体との間のX軸方
向の光路上に光路ダクトとしての蛇腹17を設け、前記
光路の延長線上に位置するX軸移動体前側上部に上部プ
ーリ23を設けると共に、前記ワークテーブルの上面よ
り下方に位置するX軸移動体前側下部に下部プーリ25
を設け、一端を基台3後端上部に固定し他端を前記基台
前端下部に固定したガイドワイヤ21を前記上下プーリ
に掛け回して設けたことを特徴とする光軸移動型レーザ
加工機。
Description
工機に関する。特に光軸移動型レーザ加工機の光路ダク
トの支持機構に関する。
一形態を示したものであり以下にその概要を説明する。
1にはX軸方向に延伸するワークテーブル103が設け
てある。このワークテーブル103の上方をX軸移動体
104が移動可能に設けてある。このX軸移動体104
は、前記基台101のY軸方向両端部に設けた軌道10
2にガイドされ、X軸駆動手段(図示省略)により移動
位置決め可能である。
105を備えたY軸移動体106がY軸駆動手段(図示
省略)によりY軸方向(X軸に直交する方向)へ移動位
置決め可能に設けてある。
ワークに集光する集光用光学系(図示省略)が設けてあ
り、レーザ発振器107からのレーザ光LBがこの集光
用光学系までベンドミラーなどの光学系(図示省略)を
介して導かれている。
は、レーザ発振器107から集光用光学系までの光路の
長さが、加工ヘッド105の移動によって変化するの
で、光路ダクトとして伸縮可能な蛇腹が多く使用されて
いる。光路ダクト用の蛇腹においては、蛇腹を光路に沿
って保持すると共にガイドする蛇腹ガイドが必要であ
る。
からの遮断および保護、並びにレーザ光LBの予期しな
い散乱を防ぐためのものである。
レーザ加工機100のX軸方向の光路ダクトとしての蛇
腹108は、図3においてワークテーブル103の後ろ
側に配置されており、前記基台101の左方(図3にお
いて)端部に立設した支柱109aと、基台101の右
方(図3では右側、図4では左側)のレーザ発振器10
7に隣接して設けた支柱109bとの間に蛇腹ガイド1
10を備えた梁111が水平に架け渡してある。この梁
111の下には、作業者の安全のために保護柵113が
設けてある。
は種々の形あるが、例えば図5(a)に示すものは、蛇
腹本体113に取付けた中間板114の上部に二つのガ
イド穴115が設けてあり、このガイド穴115にガイ
ドバー116を通して蛇腹本体を支持案内するものであ
り、図5(b)に示すものは、前記中間板114の上部
の両側に水平な溝117を設け、この水平な溝117に
カーテンレールに使用されるようなリップ溝型のガイド
バー118のリップ部を係合させて蛇腹本体を支持案内
するものである。
として前述のどちらの蛇腹を使用するにしても、蛇腹本
体を支持案内する、例えば図4の場合は片持ちのガイド
バーをワークテーブルの左右いずれかに設ける必要があ
る。その結果、ワークテーブルの左右いずれか一方がふ
さがり、ワークテーブル上への素材の搬入およびワーク
テーブルからの製品搬出時における作業性が損なわれ
る。
端)に移動したとき、支柱とX軸移動体との間に作業者
が挟まれる恐れのある危険領域ができる。
成されたものであり、本発明の課題は、素材の搬入およ
び製品の搬出時における作業性がよくかつ安全性の高い
光軸移動型レーザ加工機を提供することである。
段として請求項1に記載の光軸移動型レーザ加工機は、
ワークテーブル上方をX軸方向へ移動位置決め自在のX
軸移動体を設け、該X軸移動体に前記X軸方向に直交す
るY軸方向に移動位置決め自在の加工ヘッドを設けた光
軸移動型レーザ加工機において、レーザ発振器と前記X
軸移動体との間のX軸方向の光路上に光路ダクトとして
の蛇腹を設け、前記光路の延長線上に位置するX軸移動
体前側上部に上部プーリを設けると共に、前記X軸移動
体前側下部でかつ前記ワークテーブル上面より下方位置
に下部プーリを設け、一端を基台後端上部に固定し、他
端を前記基台前端下部に固定したガイドワイヤを前記上
下プーリに掛け回して設け、前記レーザ発振器と上部プ
ーリとの間のガイドワイヤの経路を水平に、前記上下プ
ーリ間のガイドワイヤの経路をほぼ垂直に、前記下部プ
ーリと前記X軸移動体前方の基台端部との間のガイドワ
イヤの経路をほぼ水平になるように設けたことを要旨と
するものである。
よって説明する。
機の斜視図を示し、図2は図1におけるII矢視図であ
る。なお、説明の都合上図1においての左右方向を前後
方向と呼び、左右方向とは前記定義の前方向から見た呼
称とする。
ザ加工機1の基台3の上部にはワークテーブル5が設け
てある。また、基台3のY軸方向両端部にはX軸方向に
延伸する軌道7が設けてあり、この軌道7にガイドされ
るX軸移動体9が前記ワークテーブル5上方をX軸駆動
手段(図示省略)により移動位置決め可能に設けてあ
る。
には加工ヘッド11を備えたY軸移動体13がY軸駆動
手段(図示省略)によりY軸方向(X軸に直交する方
向)へ移動位置決め可能に設けてある。
ークに集光照射する集光用光学系(図示省略)が設けて
あり、レーザ発振器15からのレーザ光LBがこの集光
用光学系までベンドミラーなどの複数の光学系(図示省
略)を介して導かれている。
間のX軸方向の光路には光路ダクトとして伸縮可能な蛇
腹17が設けてある。この蛇腹17はその後端(図2で
は左側端部)を前記レーザ発振器15を載置した側の前
記基台3上部に固定し、前端(図2では右側端部)を前
記X軸移動体9の上部に固定してある。
17はX軸移動体9がX軸方向に前進または後退して
も、ガイドワイヤ21によって常に水平に保持かつ案内
されるように設けてある。
動体9の前側上部には、前記ガイドワイヤ21に係合す
る上部プーリ23を設けると共に、このX軸移動体前側
下部で、かつワーク支持面より下方位置に下部プーリ2
5が設けてある。
移動体9の後方(図2においては左方)の基台上部に固
定し、他端を前記X軸移動体9の前方(図2においては
右方)の前記基台前端部に固定してある。そして、この
ガイドワイヤ21の経路は前記上部プーリ23と下部プ
ーリ25を経由するように掛け回わしてある。
し、前記レーザ発振器15と上部プーリ23との間のガ
イドワイヤ21の経路は水平に保持され、また上部プー
リ23と下部プーリ25との間のガイドワイヤ21の経
路はほぼ鉛直方向に保持され、また下部プーリ25と前
記基台3の端部との間のガイドワイヤ21の経路はほぼ
水平に保持されている。
前方へ(図2においては右方へ)移動した場合、蛇腹1
7の上方のガイドワイヤ21はX軸移動体9上部プーリ
23により、その経路が下方向へ向けられ、下部プーリ
25によりその経路が再度水平に保持される。
の前記ワークテーブル5上部には作業の邪魔になるガイ
ドワイヤ21が位置することがない。すなわち、X軸移
動体9がどの位置に在っても、X軸移動体9の進行方向
前方のワークテーブル5上部周囲三方には作業の邪魔に
なる障害物は存在しない。
動体9の進行方向前方に対して、ワイヤの経路を後方に
(図2において左方に)配置することによって更に作業
性を向上させることも可能である。
加してプーリ23bを設け、このプーリ23bでガイド
ワイヤ21の経路をX軸移動体9の後方へ(図2におい
て左方へ)変更させ、さらに経路を下方へ変更させるプ
ーリ23cを設け、このプーリ23cの下方に下部プー
リ25’をプーリ25の代わりに設け、下部プーリ2
5’と前記基台3の右側端部との間を水平になるように
配線する。
トとしての蛇腹が設けてあるが本発明の要旨には関係な
いので図示省略すると共にその説明を省略する。
レーザ加工機におけるX軸移動体の進行方向前方のワー
クテーブル上部周囲三方には、作業の邪魔になる障害物
が存在しないので、ワークテーブル上への素材の搬入お
よび加工後の製品の搬出作業時の作業能率が向上する。
(斜視図)。
図(図1におけるII矢視図)。
図)。
におけるIV矢視図)。
る蛇腹の説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークテーブル上方をX軸方向へ移動位
置決め自在のX軸移動体を設け、該X軸移動体に前記X
軸方向に直交するY軸方向に移動位置決め自在の加工ヘ
ッドを設けた光軸移動型レーザ加工機において、レーザ
発振器と前記X軸移動体との間のX軸方向の光路上に光
路ダクトとしての蛇腹を設け、前記光路の延長線上に位
置するX軸移動体前側上部に上部プーリを設けると共
に、前記X軸移動体前側下部でかつ前記ワークテーブル
上面より下方位置に下部プーリを設け、一端を基台後端
上部に固定し、他端を前記基台前端下部に固定したガイ
ドワイヤを前記上下プーリに掛け回して設け、前記レー
ザ発振器と上部プーリとの間のガイドワイヤの経路を水
平に、前記上下プーリ間のガイドワイヤの経路をほぼ垂
直に、前記下部プーリと前記X軸移動体前方の基台端部
との間のガイドワイヤの経路をほぼ水平になるように設
けたことを特徴とする光軸移動型レーザ加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331120A JP4444481B2 (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 光軸移動型レーザ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331120A JP4444481B2 (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 光軸移動型レーザ加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002137084A true JP2002137084A (ja) | 2002-05-14 |
JP4444481B2 JP4444481B2 (ja) | 2010-03-31 |
Family
ID=18807521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000331120A Expired - Fee Related JP4444481B2 (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 光軸移動型レーザ加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4444481B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113681164A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-11-23 | 深圳市创客工场科技有限公司 | 轨道装置及激光加工设备 |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000331120A patent/JP4444481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113681164A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-11-23 | 深圳市创客工场科技有限公司 | 轨道装置及激光加工设备 |
CN113681164B (zh) * | 2021-06-30 | 2024-02-27 | 深圳市创客工场科技有限公司 | 激光加工设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4444481B2 (ja) | 2010-03-31 |
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