JP2002134960A - 体裁部品の取り付け構造 - Google Patents

体裁部品の取り付け構造

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JP2002134960A
JP2002134960A JP2000321360A JP2000321360A JP2002134960A JP 2002134960 A JP2002134960 A JP 2002134960A JP 2000321360 A JP2000321360 A JP 2000321360A JP 2000321360 A JP2000321360 A JP 2000321360A JP 2002134960 A JP2002134960 A JP 2002134960A
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shutter
housing
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Masao Matsumoto
正夫 松本
Kozo Takahashi
孝三 高橋
Akira Tanaka
晃 田中
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の筺体3の稜線部を跨ぐ2つの面3aと
3bにわたってL字形の体裁部品11を取り付ける場合
に、面倒な作業を要することなく簡単な作業で確実に体
裁部品11を筺体3に取り付けられるようにする。 【解決手段】 L字形の体裁部品11を、筺体3の一方
の面3aに対しては熱溶着で固定し、他方の面3bに対
しては溝16を筺体3に係合させて固定する構造とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば携帯型音響機
器等において筺体の稜線部を跨いで取り付けられるL字
形の体裁部品の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図2に示す携帯型音響機器のよう
に、筺体3の稜線部を跨いでL字形の体裁部品である飾
り枠11を取り付ける場合、従来は例えば図12に示す
ような取り付け構造が採られている。
【0003】即ちこの飾り枠11は、筺体3の平板面3
aに対応する水平枠部11aと、側板面3bに対応する
垂直枠部11bとによりなるL字形の屈曲形状を有する
枠部材であり、この飾り枠11には水平枠部11aと垂
直枠部11bの夫々の裏面側に螺子止め用のボス41が
突設されている。
【0004】これに対応して筺体3の平板面3aと側板
面3bには通し穴42が形成されており、飾り枠11を
取り付けるときにはこの通し穴42にボス41を通し、
その状態で筺体3の裏側からボス41に螺子43を螺着
することにより飾り枠11を筺体3に固定する構造であ
る。
【0005】また図13は他の方法を示し、即ちこの場
合は飾り枠11を両面接着紙44によって筺体3に接着
して固定するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の取り付け構造では、次のような課題がある。即
ち、図12に示した螺子による取り付け構造において
は、飾り枠11のL字形の屈曲形状により、飾り枠11
のボス41を筺体3の通し穴42に通すときには飾り枠
11を撓ませる必要があり、さらに螺子止めの作業にも
手間がかかるため、作業性が悪い。
【0007】また図13のように両面接着紙を用いた取
り付け構造では、両面接着紙44が飾り枠11からはみ
出さないように両面接着紙44を正確に位置合わせして
接着する必要があるため、これも作業性が悪い。また両
面接着紙では、飾り枠11に加わる外圧や引き剥がし力
に対する強度に不安がある。
【0008】さらに上記の取り付け構造では、何れも螺
子や両面接着紙などの別部材を用いるため、その分だけ
部品点数が増加しコスト高になっていた。
【0009】本発明はこのような課題を解決することを
目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、機器の筺体の稜線部を跨ぐ2つの面にわ
たってL字形の体裁部品を取り付ける場合に、筺体の一
方の面に対しては熱溶着で固定し、他方の面に対しては
溝を筺体に係合させて固定する構造としたものである。
【0011】そしてこの構造によれば、簡単な作業で体
裁部品を筺体に確実に取り付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態例について詳細に説明する。図1及び図2
は本発明の構造が適用される音響機器の一例として携帯
型のカセットプレーヤーを示しており、図1はその斜視
図、図2は裏返して見た斜視図である。
【0013】このカセットプレーヤー1はコンパクトテ
ープカセットを記録媒体として使用し、充電池または乾
電池で駆動するテープカセットのA/B両面を再生可能
なオートリバース機能付きの携帯用機器である。2はカ
セットプレーヤーの機器本体、3はその筺体、4は蓋体
を示している。蓋体4は機器本体2に対し開閉可能とな
されており、通常の状態ではこの蓋体4は閉じ状態でロ
ックされ、操作つまみ5を移動操作することによって蓋
体4のロックを解除して蓋体4を開いた状態でテープカ
セットを挿入して装着する。6はヘッドホン接続端子で
あり、この接続端子6にリモートコントローラー付きヘ
ッドホン装置を接続して使用するものである。
【0014】このカセットプレーヤー1においては、機
器本体2の側面に操作部7が設けられており、この操作
部7は図1及び図2に示す状態ではシャッター機構10
によって閉じられている。
【0015】図3はこの操作部付近の拡大図である。機
器本体2の側面に設けられる操作部7は、いわゆるジョ
グスイッチ8を有してなり、即ちこのジョグスイッチ8
はこれを押す操作と回転させる操作によって各種動作が
行なわれるものである。例えば、図4に示す如くジョグ
スイッチ8を中立位置で矢印a方向に押すと再生/停止
動作が交互に行なわれ、またジョグスイッチ8を矢印b
方向に回転させると巻き戻し、これと反対の矢印c方向
に回転させると早送り動作が行なわれる。
【0016】そしてこの操作部7において、ジョグスイ
ッチ8の誤操作を防止するためにシャッター機構10が
設けられている。
【0017】このシャッター機構10においては、機器
本体の筺体3の稜線部を跨ぐ平板面3aと側板面3bに
わたってL字形の体裁部品である飾り枠11が取り付け
られ、この飾り枠11の枠内を移動するようにシャッタ
ー12が設けられている。
【0018】このシャッター12は二部品即ち回動シャ
ッター部材13と直動シャッター部材14とにより構成
されている。回動シャッター部材13は操作部7のジョ
グスイッチ8を覆うリッド形状を有し、筺体3の側板面
3bから平板面3aにかけて回転しながら移動するよう
に操作されるものである。一方、直動シャッター部材1
4は平板形状を有し、回動シャッター部材13と連結さ
れてこの回動シャッター部材13と連動して筺体3の平
板面3aに沿って移動されるものである。
【0019】図3Aはシャッター12によって操作部7
が閉じられた状態を示し、この状態では操作部7に対す
る外力がシャッター12によって機械的に遮断されるこ
とにより、操作部7のジョグスイッチ8の誤操作つまり
このジョグスイッチ8が不用意に操作されることが防止
される。
【0020】そしてこの状態から回動シャッター部材1
3に指を掛けてシャッター12を移動させ、図3Bに示
す如く操作部7を開くことにより、ジョグスイッチ8を
自由に操作できる状態となる。尚、このシャッターの移
動操作において回動シャッター部材13に指を掛け易い
ように、回動シャッター部材13の角部にはギザ13b
が形成されている。
【0021】このシャッター機構10のさらに詳細な構
造を図5以下で説明する。
【0022】図5は体裁部品である飾り枠11の取り付
け構造を裏側から見た状態で示している。ここで飾り枠
11は樹脂成形品であり、これをアルミニウム等の軽金
属製の筺体3に取り付けるものである。
【0023】飾り枠11は筺体3の平板面3aに対応す
る水平枠部11aと、側板面3bに対応する垂直枠部1
1bとによりなるL字形に屈曲した枠部材であり、さら
に垂直枠部11bの裏側には後述するガイド溝22を形
成するブロック部11cが一体に形成されている。
【0024】この飾り枠11の水平枠部11aの裏面側
には複数の溶着突起15が突設され、また垂直枠部11
bの先端には周縁に溝16が形成されている。一方、筺
体3はその平板面3aにおいて、飾り枠11の枠内に対
応する部分即ちシャッター12の配置部分が表面から一
段引込んだ段面部17となされ、この段面部17の周囲
には飾り枠11の溶着突起15と対応する通し穴18が
形成されており、さらに段面部17の前方から側板面3
bにかけての部分にはこの部分を大きく切り欠いた開放
穴19が形成されている。
【0025】そして飾り枠11を筺体3に取り付けると
きには、図6に示すように飾り枠11を筺体3の取り付
け部に対応させた状態から、飾り枠11を筺体3に向か
ってまっすぐに挿入して水平枠部11aの溶着突起15
を筺体3の通し穴18に通すと同時に、垂直枠部11b
の溝16を筺体3の開放穴19の縁部に係合させる。そ
の後、筺体3の裏側で溶着突起15の先端部に超音波等
で熱を加えてその部分を溶融させてかしめる熱溶着の手
法により、飾り枠11を筺体3に固定する。
【0026】尚、図7に示す如く飾り枠11の垂直枠部
11bの表面側には、ジョグスイッチの操作方向を案内
する文字や記号が表示されている。
【0027】さらにこの飾り枠11には、図6及び図8
に示すように垂直枠部11bの裏面側において左右に引
掛部20が突設されており、これに対応して筺体3の側
板面3bには開放穴19の左右両側縁に突起部21が形
成されている。そして飾り枠11の垂直枠部11bの溝
16を筺体3に係合させた状態では、上記引掛部20が
突起部21に引掛かり、これが抜け止めとして働くこと
で溝16と筺体3の係合状態が確実に維持される構造と
なっている。
【0028】図9は飾り枠11に設けられるガイド溝2
2の構造を示している。このガイド溝(カム溝)22は
飾り枠11の左右両側に対称的に形成されるもので、こ
れに沿ってシャッター12が移動されるようになってい
る。このガイド溝22は前方の円弧状の曲線部(回転動
作範囲)22aと、これに連続する後方の直線部(直線
動作範囲)22bとにより形成されている。
【0029】ここで曲線部22aは、飾り枠11の水平
枠部11aから垂直枠部11bにかけての部分とブロッ
ク部11cとの間に形成されており、また直線部22b
は、曲線部22aに続く前方の一部分が水平枠部11a
とブロック部11cとの間に形成され、これより後方の
大部分が水平枠部11aと筺体3の段面部17との間で
形成されている。
【0030】図10はシャッター12の構造を裏返し状
態で示している。このシャッター12は前述した如く回
動シャッター部材13と直動シャッター部材14の二部
品によりなり、これらは何れも樹脂成形品である。回動
シャッター部材13は、その前部側面から外側に突出す
るスライドピン24と、後方に延出される脚部13aの
先端から外側に突出するスライドピン25とを夫々左右
両側に対称的に有し、図11に示すようにこの前後のス
ライドピン24,25が飾り枠11のガイド溝22の曲
線部22aから直線部22bに沿って移動可能に係合さ
れて組み込まれる。一方、直動シャッター部材14は、
その側面から外側に突出するスライド片26を左右両側
に有し、このスライド片26がガイド溝22の直線部2
2bに沿って移動可能に係合されて組み込まれる。
【0031】また直動シャッター部材14の前部両側に
は連結凹部27が形成されており、この連結凹部27に
回動シャッター部材14の後方のスライドピン25が係
合し、これによって回動シャッター部材13と直動シャ
ッター部材14とが連結される。尚、この回動シャッタ
ー部材13と直動シャッター部材14は、飾り枠11を
筺体3に取り付ける際にガイド溝22に組み込まれるも
のである。
【0032】さらにこのシャッター12においては、直
動シャッター部材14の裏面側に板金製の板ばね部材2
8が取り付けられる。この板ばね部材28は図10で明
らかなように直動シャッター部材14の裏面側に突設さ
れる溶着突起29と対応する穴28bを有し、この穴2
8bを溶着突起29に通した状態で溶着突起29の先端
部を超音波等の加熱により溶融させてかしめる熱溶着に
よって固定される。
【0033】この板ばね部材28は、その中央部にV字
形の屈曲形状を有するばね片部28aが突出されてお
り、このばね片部28aに対応して筺体3側には、図1
1に示す如く前後2箇所に係合部30,31が設けられ
ている。ここで本例では、筺体3の段面部17の前端縁
が前方の係合部30となされ、また後方の係合部31は
筺体3の段面部17に設けられた穴によりなり、シャッ
ター12が操作部7を閉じた位置にあるときには板ばね
部材28のばね片部28aが前方の係合部30に係合
し、シャッター12が操作部7を開いた位置にあるとき
には板ばね部材28のばね片部28aが後方の係合部3
1に係合する構造となっている。
【0034】尚、図11において32は筺体3の内部に
固定される回路基板であり、この回路基板32にジョグ
スイッチユニット8Aが固定され、その操作部材である
ジョグスイッチ8が飾り枠11のブロック部11cに形
成された穴33から操作部7に表出されている。また3
4はテープ駆動機構が構成されるメカデッキシャーシの
一部であり、飾り枠11はブロック部11cがこのメカ
デッキシャーシ34に当接して支持されることにより外
圧からの強度を確保している。
【0035】続いて、以上の如く構成されるシャッター
機構10の詳細な動作について図11を参照して説明す
る。図11Aはシャッター12によって操作部7が閉じ
られた状態であり、この状態から回動シャッター部材1
3に指を掛けてシャッター12を後方へ移動操作するこ
とにより、シャッター12はガイド溝22に沿って移動
して図11Bに示すように操作部7を開いた状態とな
る。またこの状態から回動シャッター部材13に指を掛
けてシャッター12を前方へ移動操作することにより、
シャッター12はガイド溝22に沿って移動して図11
Aに示すように操作部7を閉じた状態となる。
【0036】このシャッター12の移動操作において回
動シャッター部材13は、後方のスライドピン25がガ
イド溝22の直線部22bに沿って移動すると共に、前
方のスライドピン24がガイド溝22の曲線部22aに
沿って移動し、このため回動シャッター部材13は後方
のスライドピン25を支点として回転しながら移動する
ように動作される。一方、直動シャッター部材14は回
動シャッター部材13と連動して、スライド片26がガ
イド溝22の直線部22bに沿って移動することにより
平面的に直線移動される。
【0037】そして図11Aのようにシャッター12に
よって操作部7が閉じられた状態では、板ばね部材28
のばね片部28aが前方の係合部30に係合し、この状
態ではV字形のばね片部28aが係合部30を押圧して
直動シャッター部材14を前方へ移動させようとしてお
り、その力によって回動シャッター部材13が飾り枠1
1のストッパー面部35に押し付けられ、これによって
シャッター12はその位置で固定状態に保持される。
【0038】またこの板ばね部材28の作用により、操
作部7を閉じる方向即ち前方へシャッター12を移動操
作するときには、その動作の終端でシャッター12が引
き込まれるように移動して回動シャッター部材13が飾
り枠11のストッパー面部35に当たるように動作し、
これによってシャッター12の移動操作において好適な
引き込み感(トグル感)を得ることができる。
【0039】一方、図11Bのようにシャッター12を
後方に移動操作して操作部7を開いた状態では、板ばね
部材28のばね片部28aが後方の係合部31に係合
し、その状態でV字形のばね片部28aは係合部31の
穴の前後端縁に当接して安定した状態で係合され、これ
によってシャッター12の後方への移動操作の終端にお
いてクリックストップの使用感が得られてシャッター1
2はその位置で固定状態に保持される。
【0040】このシャッター機構10においてシャッタ
ー12の移動軌跡は、回転移動動作と平面的な直線移動
動作を複合化(回転しながら平面移動も行なう)した動
きであるため、シャッター12の実際の直線移動距離L
1 に対し操作部材である回動シャッター部材13の回転
移動動作での直線移動距離L2 は短く、このためシャッ
ター12の見かけ上の移動距離が短く感じられる。従っ
てシャッター12の移動操作においては、板ばね部材2
8によるクリックストップや引き込み感が感じられない
距離が短く、回転移動動作における引き込み感が主体と
なるため、良好な操作感覚を得ることができるものであ
る。
【0041】以上の如く構成されるシャッター機構10
において、特に本発明の要点である飾り枠(体裁部品)
11の取り付け構造に注目すると、この構造には次のよ
うな特徴がある。
【0042】先ず飾り枠11の取り付け作業は、飾り枠
11を筺体3に対応させてまっすぐに挿入した後、これ
を熱溶着して固定するだけの簡単な作業で完了し、即ち
この取り付け構造では、従来のように飾り枠を撓ませた
り両面接着紙を正確に位置合わせしたりする等の面倒な
作業を必要とすることがなく、極めて簡単な作業でL字
形の飾り枠11を筺体3に取り付けることができるもの
である。
【0043】そして飾り枠11を筺体3に取り付けた状
態では、飾り枠11は筺体3の平板面3aに対しては水
平枠部11aが溶着によって固定され、側板面3bに対
しては垂直枠部11bの溝16が筺体3に係合して固定
されるので、飾り枠11はこれに加わる外圧や引き剥が
し力に対する強度がどの方向にも確保された状態で確実
に取り付けられる。
【0044】さらにこの取り付け構造では、飾り枠11
の垂直枠部11bの溝16が筺体3に係合されると同時
に引掛部20が筺体3に引掛かって固定されることによ
り、飾り枠11は溶着されていない垂直枠部11bにお
いても外圧及び引き剥がし力に対する強度が充分に確保
された状態でより確実に取り付けられる。
【0045】そしてこの取り付け構造では、従来のよう
に螺子や両面接着紙などの別部材を用いることなく最小
限の部品点数で飾り枠を取り付けられるので、低コスト
での実施が可能であり、機器の低価格化に大きく貢献で
きるものである。
【0046】さらにこの構造では、飾り枠11に複雑な
形状を要しないので、飾り枠11を成形する金型の構造
を単純化でき、コスト低減に一段と有利なものとなる。
【0047】以上、本発明の実施の形態例について説明
したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
また本発明は例示したようなカセットプレーヤーに限る
ことなく、各種機器において筺体の稜線部を跨いでL字
形の体裁部品を取り付ける構造に幅広く適用できるもの
である。
【0048】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の体裁部品の
取り付け構造によれば、従来のような面倒な作業を要す
ることなく簡単な作業でL字形の体裁部品を筺体に取り
付けることができる。そして体裁部品を筺体に取り付け
た状態では、体裁部品はこれに加わる外圧や引き剥がし
力に対する強度が充分に確保された状態で確実に取り付
けられる。またこの取り付け構造では、従来のように螺
子や両面接着紙などの別部材を用いることなく最小限の
部品点数で体裁部品を取り付けられるので、低コストで
の実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造が適用される携帯型カセットプレー
ヤーの斜視図である。
【図2】同、裏返して見た斜視図である。
【図3】同、シャッター機構の部分を拡大した斜視図で
あり、Aはシャッターによって操作部が閉じられた状
態、Bは開かれた状態である。
【図4】操作部におけるジョグスイッチの操作の説明図
である。
【図5】本発明による体裁部品(飾り枠)の取り付け構
造を示す裏側から見た分解斜視図である。
【図6】同、一部断面にした側面図である。
【図7】体裁部品(飾り枠)の正面図である。
【図8】体裁部品(飾り枠)と筺体の関係を示す一部断
面にした正面図である。
【図9】ガイド溝の構造を示す縦断側面図である。
【図10】シャッターの構造を示す裏側から見た分解斜
視図である。
【図11】シャッター機構の縦断側面図で、Aはシャッ
ターによって操作部が閉じられた状態、Bは開かれた状
態である。
【図12】従来の体裁部品(飾り枠)の取り付け構造の
一例を示す裏側から見た分解斜視図である。
【図13】同、他の例を示す裏側から見た分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
3‥‥筺体、3a‥‥平板面、3b‥‥側板面、11‥
‥飾り枠、11a‥‥水平枠部、11b‥‥垂直枠部、
15‥‥溶着突起、16‥‥溝、18‥‥通し穴、19
‥‥開放穴、20‥‥引掛部、21‥‥突起部
フロントページの続き (72)発明者 田中 晃 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4E353 AA02 AA17 AA19 AA25 BB02 CC02 DR08 DR24 DR25 EE01 GG21 GG24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の筺体の稜線部を跨ぐ2つの面とわ
    たってL字形の体裁部品を取り付ける構造であって、 上記L字形の体裁部品を上記筺体の一方の面に対しては
    熱溶着で固定し、他方の面に対しては溝を筺体に係合さ
    せて固定するようにしたことを特徴とする体裁部品の取
    り付け構造。
  2. 【請求項2】 上記体裁部品に、上記溝が上記筺体に係
    合された状態で上記筺体に引掛かる引掛け部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の体裁部品の取り付け構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003714A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toshiba Corp 部品結合構造および電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003714A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toshiba Corp 部品結合構造および電子機器

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