JP2003037374A - 携帯用電子機器 - Google Patents
携帯用電子機器Info
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Abstract
型化を達成する。 【解決手段】 カセット蓋4の裏面部にチューナ基板7
6を取り付けるにあたって、電子部品78が取り付けら
れた面部をカセット蓋4側に向ける。カセット蓋4の裏
面側には、電子部品78に対応した凹部を設ける。
Description
レーヤ装置、ディスクプレーヤ装置やラジオ受信装置の
如き、携帯用電子機器に関する。
て用いたテーププレーヤ装置、光ディスクを記録媒体と
して用いたディスクプレーヤ装置、あるいは、ラジオ受
信装置等の電子機器においては、装置構成を小型化し、
携帯が可能なように構成された携帯用電子機器が提案さ
れている。
例えば、ワイシャツの胸ポケットに収納できる程度の大
きさとなされて構成されている。
ては、上記記録媒体の装着操作のために開閉操作される
蓋体の内側部に、プリント回路基板が取り付けられてい
るものがある。
装置やディスクプレーヤ装置において設けられており、
例えば、ラジオ受信部を構成するチューナ基板である。
すなわち、このプリント回路基板は、上記テーププレー
ヤ装置の如き記録再生装置に、ラジオ受信の機能を付加
して、このテーププレーヤ装置をいわゆるラジオチュー
ナ付きテーププレーヤ装置とするためのものである。
うに、上記蓋体となるカセット蓋119の裏面部に取り
付けられている。上記カセット蓋119は、合成樹脂材
料により形成され、充分な剛性を有するためには、1.
5mm程度の厚さが必要である。上記プリント回路基板
120は、エポキシ樹脂の如き耐高温性を有する合成樹
脂により形成され、厚さは0.5mm程度である。
り付けられる種々の電子素子122が占める厚さ方向の
距離は、2.7mm程度である。すなわち、図27中矢
印Sで示す、上記プリント回路基板120とこのプリン
ト回路基板120を覆うカバー板121との間の距離と
しては、2.7mm程度を確保しておく必要がある。そ
して、このカバー板121は、塩化ビニール樹脂の如き
合成樹脂材料により形成され、0.4mm程度の厚みを
有している。
プリント回路基板120、上記電子素子122、及び、
上記カバー板121が順次積層されて構成された蓋部分
の全体の厚さは、5.2mm程度となる。
な携帯用電子機器において、上記蓋部分の厚さが5.2
mmであり、この蓋部分の厚さをさらに薄くすることが
できないとすると、この携帯用電子機器全体の一層の充
分な薄型化を図ることはできない。
案されるものであって、記録媒体を装着操作するための
蓋体を有し、この蓋体の内側面部に電子回路基板を有し
ながらも、これら蓋体及び電子回路基板を有する蓋部の
厚みが薄くなされることにより、薄型化が実現されるこ
ととなされた携帯用電子機器を提供することを目的とす
る。
目的を達成するため、本発明に係る携帯用電子機器は、
電子回路が内蔵された外筐体と、電子回路を覆うように
開閉自在に設けられた蓋体と、蓋体の電子回路と対向す
る主面部に形成された凹部と、蓋体に対向する側の主面
部に電子素子が設けられ当該電子素子が凹部内に収納さ
れるように蓋体の凹部が形成された主面部に取り付けら
れた電子回路基板とを備えたものである。
内蔵された電子回路を覆うように開閉自在に設けられた
蓋体の該電子回路と対向する主面部に凹部が形成されて
おり、蓋体に対向する側の主面部に電子素子が設けられ
蓋体の凹部が形成された主面部に取り付けられた電子回
路基板は、当該電子素子を凹部内に収納させているの
で、蓋体より電子回路基板までの厚さを、これら蓋体、
電子素子及び電子回路基板の厚みの総計よりも薄くする
ことができる。
態を図面を参照しながら説明する。
用して音響信号の再生を行う音響再生装置に適用した例
である。この例について以下の順序により説明する。
図3、図4、図9及び図18) 〔2〕スライダ板の構成(図1及至図8) 〔3〕前面パネル部の補強(図4及至図6、図10及至
図15) 〔4〕スイッチ操作釦の構成(図10、図12及至図1
5) 〔5〕カセット蓋部の構成(図1及至図4、図18及至
図20) 〔6〕シャーシ部の構成(図21及至図25) 〔7〕チューナ基板の取り付け(図16及び図17) なお、本発明は、以下に述べる実施の形態の如き音響再
生装置のみならず、種々の携帯用電子機器、例えば、音
響記録及び再生装置(テープレコーダ装置、または、デ
ィスクプレーヤ装置)、ラジオ受信装置、テレビジョン
受像機、ビデオテープレコーダ装置、ビデオカメラ装置
等にも適用することができるものである。
図3、図4、図9及び図18) この音響再生装置は、図1に示すように、本体部1を有
して構成されている。この本体部1は、外筺体を有して
構成されている。この外筐体は、シャーシ部2と、この
シャーシ部2の前面側に取付けられた前面パネル部3
と、該シャーシ部2の後面側に取付けられた蓋体となる
カセット蓋部4とを有して構成されている。
に対し、ネジ止め等の手段により固定して取付けられて
いる。これらシャーシ部2及び前面パネル部3は、上記
外筐体の本体部を構成している。
示すように、上記シャーシ部2に対し一側側をカセット
蓋支軸87を介して回動可能に支持されており、図1に
示す上記シャーシ部2に突き合わせられた閉蓋位置よ
り、図9に示す上記シャーシ部2より離間された開蓋位
置に亘って、図9及び図18中矢印Cで示すように、他
側側を上記シャーシ部2より接離させる方向に回動可能
となされている。
シ部2内に設けられた図示しない係止機構により、上記
閉蓋位置で係止されるようになされている。そして、こ
のカセット蓋部4は、上記シャーシ部2に設けられた係
止解除レバー10が操作されることにより、上記係止機
構による係止を解除されて、他側側を該シャーシ部2よ
り離間させることが可能となされる。
の間の部分は、テープカセット収納部となされている。
上記シャーシ部2の後面部には、上記テープカセット収
納部内に突出するように、一対のリール駆動軸48,4
9が配設されている。これらリール駆動軸48,49
は、上記シャーシ部2に配設されるモータにより回転駆
動されるとともに、上記テープカセット収納部に装着さ
れるテープカセット101の一対のテープリールに対応
して係合し、これらテープリールを回転操作する。
記テープカセット収納部内に突出するように、一対のキ
ャプスタン軸51,51及び一対のカセット位置決めピ
ン50,50が配設されている。これらカセット位置決
めピン50,50は、上記テープカセット101を構成
するカセットに設けられた位置決め孔に嵌入係合して、
該テープカセット101の位置決めを行う。また、上記
各キャプスタン軸51,51は、上記シャーシ部2に配
設されるモータにより回転駆動されるとともに、上記カ
セットに収納された磁気テープに当接し、該磁気テープ
を送り操作する。
セットホルダ83が設けられている。このカセットホル
ダ83は、図18に示すように、上記シャーシ部2に対
してホルダ支軸86を介して回動可能に支持されてい
る。このホルダ支軸86は、上記カセット蓋支軸87に
平行となされ、このカセット蓋支軸87よりも、上記前
面パネル部3側に位置して配設されている。
蓋4に略々沿うようにして、回動可能に支持されてい
る。このカセットホルダ83は、上記テープカセット1
01の前方側の両側側部分を保持するように構成されて
いる。
記テープカセット収納部内に突出するように、一対のピ
ンチローラ54,54及び再生ヘッド52が配設されて
いる。上記再生ヘッド52は、上記磁気テープに摺接
し、該磁気テープよりの音響信号の読出しを行う。上記
各ピンチローラ54,54は、ゴム等の摩擦係数の大き
な材料により形成されており、上記各キャプスタン軸5
1,51と共働して上記磁気テープを挟持し、該キャプ
スタン軸51による該磁気テープの送り操作を確実なも
のとする。
一対のテープガイド部材53,53が取付けられてい
る。これらテープガイド部材53,53は、中央部に設
けられた凹部に上記磁気テープを挿通させることによ
り、該磁気テープの上記再生ヘッド52に対する走行位
置を位置決めする。
部4とは、互いに回動可能に連結されたリンク部材5
5,56により略々中央部同士を連結されている。これ
らリンク部材55,56は、上記シャーシ部2及び上記
カセット蓋部4に対しそれぞれ回動可能に取付けられて
おり、これらシャーシ部2とカセット蓋部4との間の開
き角度を規制している。
1に示すように、複数のスイッチ操作用押釦6,6・・・・
6が設けられている。これらスイッチ操作用押釦6,6
・・・・6は、一列に配列されて、配設されている。これら
スイッチ操作用押釦6,6・・・・6は、上記本体部1内に
配設された押圧スイッチを操作するための押釦であっ
て、巻戻し(REW)スイッチ、早送り(FF)スイッ
チ、停止(STOP)スイッチ及び再生スイッチ(PL
AY)スイッチとして用いられている。
記キャプスタン軸51の回転速度に応じた所定の速度で
送り操作して上記再生ヘッド52による音響信号の読出
しを行う再生モードを実行させるためのスイッチであ
る。
順方向に高速で送り操作する早送りモードを実行させる
ためのスイッチである。上記巻戻しスイッチは、上記磁
気テープを逆方向に高速で送り操作する巻戻しモードを
実行させるためのスイッチである。
ード、早送りモード、または、巻戻しモードを解除し、
動作を停止させるためのスイッチである。
は、図3及び図4に示すように、上記前面パネル部3の
背面側に配設された釦支持板18により支持されてい
る。この釦支持板18は、薄い金属板材料により形成さ
れ、上記各スイッチ操作用押釦6,6・・・・6を、可撓性
を有する幅の狭い支持腕部24を介して支持している。
これらスイッチ操作用押釦6,6・・・・6は、上記前面パ
ネル部3に形成された複数の押釦用透孔15,15・・・・
15に対応してこれら押釦用透孔15,15・・・・15を
介して前方側外方に臨んでおり、該前面パネル部3に対
し出没可能に支持されている。
は、押圧操作されて上記前面パネル部3の内方側に没入
されると、上記シャーシ部2に配設された電子回路基板
73上の電気接点からなる押圧スイッチ(いわゆるダイ
ヤフラムスイッチ)を投入(導通)操作するように構成
されている。
ル部3の背面部に取り付けられる後述するガイド板17
に対して取り付けられることによって、該前面パネル部
3に対して支持されている。
にテープカセット101が収納されて上記カセット蓋部
4が上記閉蓋位置となされた状態で、上記再生スイッチ
が操作されると、該テープカセット101の磁気テープ
よりの音響信号の読出しを行う。
は、電気信号として、上記シャーシ部2の側面部に設け
られた図示しない出力ジャックに送られる。この出力ジ
ャックは、電気−音響変換器であるヘッドホン装置57
が接続されるように構成されている。
ックに接続される入力プラグ部60と、この入力プラグ
部60に送電コード61を介して接続された一対のユニ
ット部58,59とを有して構成されている。このヘッ
ドホン装置57は、上記入力プラグ部60が上記出力ジ
ャックに接続されると、この入力プラグ部60及び上記
送電コード61を介して上記一対のユニット部58,5
9に上記電気信号が供給され、これらユニット部58,
59により上記電気信号を音響に変換する。
ード及び巻戻しモードにおいては、上記磁気テープを高
速で送り操作して、該磁気テープ上の再生箇所を迅速に
探しだすことができる。
中矢印Aで示すように、スライド可能に取付けられてい
る。このスライダ板5は、金属板材料により、略々平板
状に形成されており、上記前面パネル部3に対してスラ
イドされることにより、図2に示すように、上記各スイ
ッチ操作用押釦6,6・・・・6を覆い隠すようになされて
いる。
す上記各スイッチ操作用押釦6,6・・・・6を覆うクロー
ズ位置と、図1に示す該各スイッチ操作用押釦6,6・・
・・6を外方に露出させるオープン位置とに亘って、スラ
イド可能となされている。このスライダ板5のスライド
可能方向は、上記各スイッチ操作用押釦6,6・・・・6の
配列方向に直交する方向となされている。
ように、上記前面パネル部3の背面側に配設される押さ
え板19等とともに、スライダ部材を構成している。す
なわち、上記スライダ板5は、このスライダ板5のスラ
イド方向に対する両側部分に一対のピン挿通孔33,3
3を有しており、これらピン挿通孔33,33に対応し
て挿通させた一対のカシメピン27,27を、上記前面
パネル部3に設けられた一対のスリット部16,16に
対応させて挿通させている。
は、長手方向を上記各スイッチ操作用押釦6,6・・・・6
の配列方向に直交する方向、すなわち、上記スライダ板
5のスライド方向として、互いに平行に形成されてい
る。
上記押さえ板19に設けられた一対のピン挿通孔28,
28に対応して挿通され、この押さえ板19の背面側で
先端側をカシメられて拡径されている。すなわち、上記
スライダ板5と上記押さえ板19とは、上記前面パネル
部3を共働して挟持するようにして、互いに接合されて
いる。
ドピン取り付け孔29,30を有している。これら一対
のガイドピン取り付け孔29,30には、一対のガイド
ピン31,26が対応して植立されている。これらガイ
ドピン31,26は、略々上記スライダ板5のスライド
方向に配列されている。これらガイドピン31,26
は、上記前面パネル部3の背面部に対向するようにし
て、前方側に突出されている。
ガイド板17が取り付けられている。このガイド板17
は、薄い金属板材料により、平板状に形成されている。
このガイド板17には、上記各ガイドピン31,26に
対応して、一対のガイドスリット20,21が形成され
ている。これらガイドスリット20,21は、上記スラ
イダ板5のスライド方向を長手方向となして形成されて
いる。
イドスリット20,21に対応して嵌入されており、上
記スライダ板5及び上記押さえ板19のスライドととも
に、該各ガイドスリット20,21内を各ガイドスリッ
ト20,21に案内されて移動する。
は、上記各ガイドピン31,26が上記各ガイドスリッ
ト20,21に嵌入していることにより、スライド操作
されるときに、上記スライド方向に対して傾くことが防
止され、円滑にスライド操作さる。
は、トグルバネ23が配設されている。このトグルバネ
23は、一方のアーム部を上記ガイド板17に背面部に
向けて突設された第1の係合ピン22に係合させ、他方
のアーム部を上記押さえ板19に背面側に向けて突設さ
れた第2の係合ピン25に係合させている。
イダ板5が上記クローズ位置と上記オープン位置との中
間位置にあるときに、上記トグルバネ23が最も圧縮さ
れて該トグルバネ23の各アーム部が接近されるような
位置に設けられている。したがって、上記トグルバネ2
3は、上記スライダ板5が上記クローズ位置と上記オー
プン位置との間にあるときには、該スライダ板5及び上
記押さえ板19を、上記クローズ位置または上記オープ
ン位置のいずれかとなる方向に弾性付勢する。
が、電着塗装プロセス(例えば、エレコートナイスロン
(商品名:株式会社シミズ製))によって、含フッ素ア
クリル樹脂(アニオン)の塗装処理をなされ、滑性化処
理されている。したがって、このスライダ板5は、上記
前面パネル部3に対し、円滑にスライド操作される。
より一部が前方側に向けて膨出形成されることにより、
表面部に凸部8が形成されている。この凸部8は、文字
や、記号、図形を示す形状として形成してもよく、ま
た、ドット状のものとしてもよく、さらに、図8に示す
ように、単なる突条として形成してもよい。
いることにより、表面部における手指の滑りを防止する
ことができ、該手指による確実なスライド操作をなされ
ることができる。
5に示すように、上記スライダ板5は、上記クローズ位
置となされることによって、上記各スイッチ操作用押釦
6,6・・・・6に対する操作を阻止し、この音響再生装置
をホールド状態、すなわち、上記各スイッチ操作用押釦
6,6・・・・6による動作モードの切換え及び停止が行え
ない状態とする。
6・・・・6が覆い隠されることにより、この音響再生装置
がホールド状態であることが明瞭に標示される。
及び図6に示すように、上記スライダ板5は、上記オー
プン位置となされることによって、上記各スイッチ操作
用押釦6,6・・・・6を前方側外方に露出させ、これらス
イッチ操作用押釦6,6・・・・6に対する押圧操作を可能
として、この音響再生装置のホールド状態を解除する。
6・・・・6が露出していることにより、この音響再生装置
が非ホールド状態であることが明瞭に標示される。
スライダ板5は、この音響再生装置を電気的なホールド
状態、すなわち、上記各スイッチ操作用押釦6,6・・・・
6が上記シャーシ部2内に配設される電子回路と電気的
に遮断される状態となすスイッチを兼ねるようにしても
よい。
スイッチ操作用押釦6,6・・・・6と並列に接続されるリ
モートコントロールスイッチを使用する場合には、この
音響再生装置を電気的なホールド状態とすることによ
り、該リモートコントロールスイッチについてもホール
ド状態とすることができる。
6、図10及至図15) 上記前面パネル部3は、図4及至図6、図10に示すよ
うに、外筐補強部材32により、外方側からの押圧力に
よる塑性変形を防止されている。
より、略々平板形状を有して一体的に形成され、金属材
料よりなる上記前面パネル部3の内側面部に接着材によ
り取り付けられている。
方側に向けて突出させた複数の補強用突条部70を有し
ている。この外筐補強部材32は、上記各補強用突条部
70を、上記各押釦用透孔15の近傍に位置させてい
る。すなわち、上記各補強用突条部70は、上記各押釦
用透孔15同士の間に位置している。
うに、上記前面パネル部3に設けられ、上記各スイッチ
操作用押釦6が挿通され、これらスイッチ操作用押釦6
が出没操作される透孔である。
合成樹脂材料により形成され、一部分によって、上記前
面パネル部3に設けられこの前面パネル部3の後方側部
分の前方側よりの目視を可能とする目視用透孔14を閉
蓋している。この目視用透孔14とこの目視用透孔14
を閉蓋している上記外筐補強部材32の一部とは、目視
用窓7を構成している。
内には、いわゆる液晶表示デバイス(LCD)からなる
図示しない表示装置が配設される。この表示装置は、こ
の音響再生装置において実行中の動作モードや、上記磁
気テープの走行状況等を表示するものである。この表示
装置は、上記目視用窓7を透して、前方側より目視する
ことができる。
14の周囲部となる位置にも、補強用突条部68,69
を有している。
11に示すように、上記前面パネル部3の背後に位置し
て上記外筐体内に配設された電子回路基板73に当接し
ている。すなわち、これら補強用突条68,69,70
は、上記前面パネル部3と上記電子回路基板73との間
に所定の空隙部が確保されるようにこれら前面パネル部
3及び上記電子回路基板73を支持している。
り、上記前面パネル部3に設けられたLED用透孔34
をも閉蓋している。このLED用透孔34は、上記目視
用透孔14の近傍であって上記外筐体内に配設される発
光素子(LED)に対向する位置に設けられている。こ
の発光素子は、この音響再生装置の動作状態等を表示す
るためのものである。
34を閉蓋する上記外筐補強部材32の一部とは、LE
D用窓を構成している。
に示すように、バネ掛け部66及び一対のスイッチ操作
釦支持部64,64を一体的に形成されて有している。
ライド可能に支持されたスイッチ用スライダ41を付勢
するための捻りコイルバネ44のコイル部が掛止され
る。
2を有し、この支持突起42を上記前面パネル部3の側
壁部に設けられたスライダ用透孔62に挿通させて、ス
ライド可能に支持されている。また、このスライダ41
は、背面部にバネ掛止突起43を有している。このバネ
掛止突起43は、上記捻りコイルバネ44の一対のアー
ム部45,46に挟持される。
ーム部45,46の間に位置する保持突起67を有して
いる。
すように、上記前面パネル部3に対してスライド操作さ
れると、中心位置よりいずれの方向にスライドされて
も、上記各アーム部45,46のいずれかを変位させる
こととなり、該中央位置に復帰する方向に付勢される。
64は、後述するように、上記前面パネル部3の側縁部
に設けられたスイッチ操作釦用透孔47に対して出没操
作されるスイッチ操作釦35を移動可能に支持する。
12及至図15) 上記スイッチ操作釦35は、図10及び図13に示すよ
うに、可撓性を有する合成樹脂材料により、一方側部分
が回動軸部36となされ、他方側部分を押圧部38とな
されて、一体的に形成されている。
ように、上記回動軸部36を上記外筐体のシャーシ部2
に形成された回動支持部75により回動可能に支持さ
れ、上記押圧部38を該外筐体内に配設された押圧スイ
ッチ74に対向させて、上記前面パネル部3の側壁部の
内側部に沿って配設されている。このスイッチ操作釦3
5は、上記押圧部38を上記前面パネル部3の側壁部の
内側部に対して接離させる方向に回動可能となされてい
る。
筐体の外方側に向けた面部であって上記回動軸部36と
上記押圧部38との中途部となる位置に、押圧操作部3
7が突設されている。この押圧操作部37は、上記前面
パネル部3の側壁部に設けられたスイッチ操作釦用透孔
47に挿通され、このスイッチ操作用透孔47に対して
出没可能となされている。
押圧部38の近傍より、上記外筐体の内方側に向けて一
体的に突設された一対の弾性変位部39,39を有して
いる。これら弾性変位部39,39の先端側には、被支
持部40が一体的に形成されている。
2の各スイッチ操作釦支持部64,64間に挟持され
て、この外筐補強部材32により保持される。また、こ
の外筐補強部材32の上記被支持部40の先端部に当接
する位置には、位置決め突起63が突設されている。さ
らに、上記外筐補強部材32は、上記各弾性変位部3
9,39の両側側となる位置に、一対の位置規制突起6
5,65を有している。
部37を上記外筐体の内方側方向に押圧されると、図1
5において矢印Eで示すように、上記各弾性変位部3
9,39を弾性変位させつつ、上記回動軸部36回りに
回動操作され、上記押圧部38により上記押圧スイッチ
74を押圧操作する。
押圧操作部37に対する押圧操作が解除されると、上記
各弾性変位部39,39の弾発力及び上記押圧スイッチ
74の復元力により、図14に示す初期位置に戻る。
4、図18及至図20) 上記カセット蓋部4は、上述のように、上記カセット蓋
支軸87により、上記シャーシ部2に対して回動可能に
支持されている。そして、このカセット蓋4は、図18
に示すように、内枠部材123を有している。この内枠
部材123は、上記カセット蓋部4の内側部分に嵌入さ
れた状態で配設されている。
87の近傍となる位置には、図18及び図19に示すよ
うに、上記シャーシ部2側に向けて突出されるようにし
て、板バネ部材88が配設されている。一方、上記シャ
ーシ部2には、上記カセット蓋支軸87の近傍であって
上記板バネ部材88に対応する位置に、規制部材89が
配設されている。
すように、上記カセット蓋部4が閉蓋操作されるときに
は、上記板バネ部材88に当接係合し、この板バネ部材
88を、図19中矢印Jで示すように、上記シャーシ部
2側、すなわち、上記カセット蓋支軸87側に弾性変位
させる。この板バネ部材88が上記カセット蓋支軸87
側に弾性変位されることにより、上記カセット蓋部4
は、図19中矢印Kで示すように、一側側部分を上記シ
ャーシ部2側に引き付けられる。
4の一側側部分は、上記シャーシ部2との間に、空隙を
生じさせない状態に保持される。
ーシ部2より離間されるときには、上記板バネ部材88
は、上記規制部材89に対して摺接しつつ移動し、該カ
セット蓋部4が上記開蓋位置に至ると、この規制部材8
9より離間する。
記内枠部材123は、側縁部分に設けられた係合凹部1
25内に上記カセットホルダ83の側縁部に突設された
係合片126を掛合させ、上記カセットホルダ83を引
き上げて回動させる。上記掛合片126が上記掛合凹部
125内に位置することにより、上記カセットホルダ8
3は、上記カセット蓋部4より、このカセットホルダ8
3に対する上記テープカセット101の挿入が容易とな
る程度の所定の距離だけ離間される。
89とは、互いの位置関係を入れ替えて構成してもよ
い。すなわち、この音響再生装置は、上記板バネ部材8
8を上記シャーシ部2に取り付け、上記規制部材89を
上記カセット蓋部4の内枠部材123に取り付けて構成
してもよい。
おいて矢印Mで示すように、閉蓋操作されたときには、
一側側の縁部分を上記外筐体の本体部の外側面部に重ね
る。すなわち、上記前面パネル部3の上記カセット蓋支
軸87側の縁部分には、略々この縁部分の全幅に亘っ
て、舌片部91が突設されている。この舌片部91は、
上記外筐体の内方側に向けて、やや屈曲されて形成され
ている。
側側の縁部分を、上記舌片部91の外側側に位置させ、
図20中矢印Lで示す所定の幅に亘って、この舌片部9
1に対してオーバーラップさせる。
置となされたとき、このカセット蓋部4と上記前面パネ
ル部3との間には、空隙が生ずることがない。
5) 上記シャーシ部2は、図22に示すように、合成樹脂材
料よりなるフレーム85と、このフレーム85が取り付
けられるシャーシ92とから構成されている。上記フレ
ーム85は、射出成型手段により、枠状の形状を有して
一体的に形成されている。
々平板状に形成され、電子回路基板73が取り付けられ
る。この電子回路基板73には、電子回路を構成する複
数の電子素子及びモータが取り付けられている。また、
上記シャーシ92には、上記モータの駆動力を上記各リ
ール駆動軸48,49及び上記各キャプスタン軸51,
51に伝達するための複数のギヤが回転可能に取り付け
られている。
の駆動電源を供給する電池を保持するバッテリーホール
ド部となる第1及び第2のバッテリーホールド壁94,
96が一体的に形成されている。すなわち、これら各バ
ッテリーホールド壁94,96は、上記フレーム85の
枠状の部分より内方側に向けて互いに連設されて突設さ
れ、略々L字型の壁部をなし、該枠状の部分の角部分と
共働して、略々矩形の電池室100を構成している。
端側に対応する位置には、切り欠き部93が形成されて
いる。この切り欠き部93は、図1及至図4に示すよう
に、上記前面パネル部3の側壁部に形成された電池挿入
スリット71に対応している。この電池挿入スリット7
1は、電池室蓋72により、開閉可能に閉蓋されてい
る。
池室蓋72が開蓋されることにより、上記電池挿入スリ
ット71を介して、電池が挿入操作される。
板73上の電源供給ランド部に接続されるとともにこの
電池室100内に挿入操作された電池の電極に接触する
図示しない端子が設けられている。
一対のネジ止め片部99,99を有し、これらネジ止め
片部99,99を一対の止めネジ97,98により対応
して上記シャーシ92に取り付けられることにより、該
シャーシ92上に固定されている。
記第2のバッテリーホールド壁96との間の部分は、可
撓変位部95となされている。この可撓変位部95は、
上記各バッテリーホールド壁94,96よりもやや肉薄
に形成されて弾性変位可能となされ、該第2のバッテリ
ーホールド壁96を上記第1のバッテリーホールド壁9
4に対して可撓的に変位可能としている。
止解除レバー10が取り付けられるための解除レバー用
透孔85aが開設されている。
されたときには、図21に示すように、上記第2のバッ
テリーホールド壁96を上記枠状の部分より離間させた
形状として、形成される。そして、このフレーム85
は、図21中矢印Nで示すように、上記可撓変位部95
を可撓変位され、上記第2のバッテリーホールド壁96
の先端部を上記枠状の部分に当接させた状態で、上記シ
ャーシ92に取り付けられている。
型のコアとしては、図23に示すように、上記第2のバ
ッテリーホールド壁96を上記枠状の部分より離間した
状態で形成するためのキャビティ部104を有するもの
を用いる。このキャビティ部104には、ランナー部を
形成することとなるランナー形成部103が連通されて
いる。このランナー形成部103内には、樹脂流入口1
05を介して、熔融された合成樹脂材料が射出される。
用透孔85aを形成するための、図24及び図25に示
すスライドコア109,109が挿入されるスライドコ
ア挿入孔107が設けられている。このコア102に挿
入されるスライドコア108,109は、簡素な形状の
ものであり、図24中の矢印O及び図25中の矢印Pで
示すように、上記コア102に対して挿入及び抜き取り
操作される。
び図17) 上記カセット蓋部4の内側面部には、図16に示すよう
に、プリント回路基板であるチューナ基板76が取り付
けられている。
蓋部4に対向する側の主面部に、電子回路を構成する複
数の電子素子78,79が取り付けられている。このチ
ューナ基板76上の電子回路は、ラジオ受信回路を構成
しており、上記本体部側の電子回路基板に接続されてい
る。
ナ基板76上の電子素子78,79に対応する位置に
は、図17に示すように、凹部が形成されている。
す厚みは、1.5mmとなっている。そして、上記凹部
の深さは、0.7mmであり、この凹部が設けられてい
る部分における上記カセット蓋部4の厚みは、0.8m
mとなっている。
側に向けて補強用のリブ81が突出形成され、上記カセ
ット蓋部4の剛性が維持されている。また、上記カセッ
ト蓋部4からは、基板受け突起82が一体的に突設され
ている。この基板受け突起82の高さは、1.9mmで
あり、上記凹部の底面部より該基板受け突起82の先端
部までの距離、すなわち、図17中矢印Gで示す該凹部
の底面部より上記チューナ基板76までの距離は、2.
6mmとなっている。
mである。このチューナ基板76の上記外筐体の内方側
に臨む裏面部には、カバー板77が接着されて取り付け
られている。このカバー板77は、合成樹脂材料よりな
るシート状の部材であり、厚さが0.3mmである。
の表面部より上記カバー板77の内側側の面部までの図
17中矢印Hで示す厚さは、4.2mmである。すなわ
ち、この音響再生装置においては、上記凹部の深さの分
だけ、上記カセット蓋部4と上記チューナ基板76とに
より構成される蓋部分の厚さが薄くなされている。
機器においては、外筐体に内蔵された電子回路を覆うよ
うに開閉自在に設けられた蓋体の該電子回路と対向する
主面部に凹部が形成されており、蓋体に対向する側の主
面部に電子素子が設けられ蓋体の凹部が形成された主面
部に取り付けられた電子回路基板は、当該電子素子を凹
部内に収納させている。
は、蓋体より電子回路基板までの厚さを、これら蓋体、
電子素子及び電子回路基板の厚みの総計よりも薄くする
ことができる。
するための蓋体を有し、この蓋体の内側面部に電子回路
基板を有しながらも、これら蓋体及び電子回路基板を有
する蓋部の厚みが薄くなされることにより、薄型化が実
現されることとなされた携帯用電子機器を提供すること
ができるものである。
図である。
成を示す斜視図である。
の構成を示す分解斜視図である。
視図である。
面図である。
における構成を示す拡大正面図である。
る。
状の他の例を一部を破断して示す斜視図である。
る部分の側の構成を示す斜視図である。
す分解斜視図である。
部材の要部の形状を示す縦断面図である。
面図である。
操作釦の形状を示す斜視図である。
イッチ操作釦を示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
す分解斜視図である。
面図である。
一部を透視して示す側面図である。
要部側面図である。
部側面図である。
フレームの形状を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
部の形状を示す平面図である。
状を示す側面図である。
状を示す側面図である。
である。
である。
76 チューナ基板、78,79 電子素子
Claims (2)
- 【請求項1】 電子回路が内蔵された外筐体と、 上記電子回路を覆うように開閉自在に設けられた蓋体
と、 上記蓋体の上記電子回路と対向する主面部に形成された
凹部と、 蓋体に対向する側の主面部に電子素子が設けられ、当該
電子素子が上記凹部内に収納されるように上記蓋体の上
記凹部が形成された主面部に取り付けられた電子回路基
板とを備えたことを特徴とする携帯用電子機器。 - 【請求項2】 上記電子素子は、ラジオ受信回路を構成
していることを特徴とする請求項1記載の携帯用電子機
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002157944A JP4079692B2 (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 携帯用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002157944A JP4079692B2 (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 携帯用電子機器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27527094A Division JP3551505B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 携帯用電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003037374A true JP2003037374A (ja) | 2003-02-07 |
JP4079692B2 JP4079692B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002157944A Expired - Fee Related JP4079692B2 (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 携帯用電子機器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4079692B2 (ja) |
-
2002
- 2002-05-30 JP JP2002157944A patent/JP4079692B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4079692B2 (ja) | 2008-04-23 |
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