JP2002134444A - Cmp研磨剤及び基板の研磨方法 - Google Patents

Cmp研磨剤及び基板の研磨方法

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JP2002134444A
JP2002134444A JP2000327297A JP2000327297A JP2002134444A JP 2002134444 A JP2002134444 A JP 2002134444A JP 2000327297 A JP2000327297 A JP 2000327297A JP 2000327297 A JP2000327297 A JP 2000327297A JP 2002134444 A JP2002134444 A JP 2002134444A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨面の高平坦化が可能で、酸化珪素絶縁膜
等の被研磨面を傷なく、高速に研磨することが可能なこ
とに加えて、保存安定性を改良したCMP研磨剤を提供
する。 【解決手段】 酸化セリウム粒子、分散剤、ビニルピロ
リドン共重合体からなる添加剤及び水を含むCMP研磨
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子製造技
術に好適に使用される研磨剤及び研磨方法に関し、基板
表面の平坦化工程、特に、層間絶縁膜の平坦化工程、シ
ャロー・トレンチ分離の形成工程等において好適に使用
されるCMP研磨剤及びこのCMP研磨剤を使用した基
板の研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の超々大規模集積回路では、実装密
度を高める傾向にあり、種々の微細加工技術が研究、開
発されている。既に、デザインルールは、サブハーフミ
クロンのオーダーになっている。このような厳しい微細
化の要求を満足するために開発されている技術の一つに
CMP(ケミカルメカニカルポリッシング)技術があ
る。この技術は、半導体装置の製造工程において、露光
を施す層を完全に平坦化し、露光技術の負担を軽減し、
歩留まりを安定させることができるため、例えば、層間
絶縁膜の平坦化、シャロー・トレンチ分離等を行う際に
必須となる技術である。
【0003】従来、半導体装置の製造工程において、プ
ラズマ−CVD(ChemicalVapor Dep
osition、化学的蒸着法)、低圧−CVD等の方
法で形成される酸化珪素絶縁膜等の無機絶縁膜を平坦化
するためのCMP研磨剤として、フュームドシリカ系の
研磨剤が一般的に検討されていた。フュームドシリカ系
の研磨剤は、シリカ粒子を四塩化珪酸に熱分解する等の
方法で粒成長させ、pH調整を行って製造している。し
かしながら、この様な研磨剤は無機絶縁膜の研磨速度が
十分な速度をもたず、実用化には低研磨速度という技術
課題があった。
【0004】従来の層間絶縁膜を平坦化するCMP技術
では、研磨速度の基板上被研磨膜のパターン依存性が大
きく、パターン密度差或いはサイズ差の大小により凸部
の研磨速度が大きく異なり、また凹部の研磨も進行して
しまうため、ウエハ面内全体での高いレベルの平坦化を
実現することができないという技術課題があった。
【0005】また、層間膜を平坦化するCMP技術で
は、層間膜の途中で研磨を終了する必要があり、研磨量
の制御を研磨時間で行うプロセス管理方法が一般的に行
われている。しかし、パターン段差形状の変化だけでな
く、研磨布の状態等でも、研磨速度が顕著に変化してし
まうため、プロセス管理が難しいという問題があった。
デザインルール0.5μm以上の世代では、集積回路内
の素子分離にLOCOS(シリコン局所酸化)が用いら
れていた。その後さらに加工寸法が微細化すると素子分
離幅の狭い技術が要求され、シャロー・トレンチ分離が
用いられつつある。シャロー・トレンチ分離では、基板
上に成膜した余分の酸化珪素膜を除くためにCMPが使
用され、研磨を停止させるために、酸化珪素膜の下に研
磨速度の遅いストッパ膜が形成される。ストッパ膜には
窒化珪素などが使用され、酸化珪素膜とストッパ膜との
研磨速度比が大きいことが望ましい。
【0006】一方、フォトマスクやレンズ等のガラス表
面研磨剤として、酸化セリウム研磨剤が用いられてい
る。酸化セリウム粒子はシリカ粒子やアルミナ粒子に比
べ硬度が低く、したがって、研磨表面に傷が入りにくい
ことから、仕上げ鏡面研磨に有用である。しかしなが
ら、ガラス表面研磨用酸化セリウム研磨剤にはナトリウ
ム塩を含む分散剤を使用しているため、そのまま半導体
用研磨剤として適用することはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、研磨
面の高平坦化が可能で、酸化珪素絶縁膜等の被研磨面を
傷なく、高速に研磨することが可能なCMP研磨剤を提
供することにある。本発明の他の目的は、上記の発明の
効果に加えて、保存安定性を改良したCMP研磨剤を提
供することにある。本発明の他の目的は、基板の被研磨
面を、傷なく、研磨することが可能な基板の研磨方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸化セリウム
粒子、分散剤、ビニルピロリドン共重合体からなる添加
剤及び水を含むCMP研磨剤に関する。また、本発明
は、酸化セリウム粒子、分散剤及び水を含む酸化セリウ
ムスラリー並びにビニルピロリドン共重合体からなる添
加剤と水を含む添加液からなる上記CMP研磨剤に関す
るまた、本発明は、研磨する膜を形成した基板を研磨定
盤の研磨布に押しあて加圧し、上記CMP研磨剤を研磨
する膜と研磨布との間に供給しながら、基板と研磨定盤
を動かすことにより研磨する膜を研磨することを特徴と
する基板の研磨方法に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】一般に酸化セリウムは、炭酸塩、
硝酸塩、硫酸塩、しゅう酸塩のセリウム化合物を酸化す
ることによって得られる。TEOS−CVD法等で形成
される酸化珪素膜の研磨に使用する酸化セリウム研磨剤
は、一次粒子径が大きく、かつ結晶ひずみが少ないほ
ど、すなわち結晶性が良いほど高速研磨が可能である
が、研磨傷が入りやすい傾向がある。そこで、本発明で
用いる酸化セリウム粒子は、その製造方法を限定するも
のではないが、酸化セリウム結晶子径は5nm以上30
0nm以下であることが好ましい。また、半導体チップ
研磨に使用することから、アルカリ金属及びハロゲン類
の含有率は酸化セリウム粒子中10ppm以下に抑える
ことが好ましい。
【0010】本発明において、酸化セリウム粉末を作製
する方法として焼成または過酸化水素等による酸化法が
使用できる。焼成温度は350℃以上900℃以下が好
ましい。上記の方法により製造された酸化セリウム粒子
は凝集しているため、機械的に粉砕することが好まし
い。粉砕方法として、ジェットミル等による乾式粉砕や
遊星ビーズミル等による湿式粉砕方法が好ましい。ジェ
ットミルは例えば化学工業論文集第6巻第5号(198
0)527〜532頁に説明されている。
【0011】本発明におけるCMP研磨剤は、例えば、
上記の特徴を有する酸化セリウム粒子と分散剤と水から
なる組成物を分散させ、さらにビニルピロリドン共重合
体からなる添加剤を添加することによって得られる。こ
こで、酸化セリウム粒子の濃度に制限はないが、分散液
の取り扱いやすさから0.5重量%以上20重量%以下
の範囲が好ましい。また、分散剤として、半導体チップ
研磨に使用することから、ナトリウムイオン、カリウム
イオン等のアルカリ金属及びハロゲン、イオウの含有率
は10ppm以下に抑えることが好ましく、例えば、共
重合成分としてアクリル酸アンモニウム塩を用いた高分
子分散剤が好ましい。また、共重合成分としてアクリル
酸アンモニウム塩を用いた高分子分散剤と水溶性陰イオ
ン性分散剤、水溶性非イオン性分散剤、水溶性陽イオン
性分散剤及び水溶性両性分散剤から選ばれた少なくとも
1種類とを含む分散剤を使用してもよい。水溶性陰イオ
ン性分散剤としては、例えば、ラウリル硫酸トリエタノ
ールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、特
殊ポリカルボン酸型高分子分散剤等が挙げられ、水溶性
非イオン性分散剤としては、例えば、ポリオキシエチレ
ンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン高級
アルコールエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレン誘導体、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパル
ミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレ
ート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポ
リオキシエチレンソルビタントリオレエート、テトラオ
レイン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリエチレン
グリコールモノラウレート、ポリエチレングリコールモ
ノステアレート、ポリエチレングリコールジステアレー
ト、ポリエチレングリコールモノオレエート、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、アルキルアルカノールアミド等が挙げられ、水
溶性陽イオン性分散剤としては、例えば、ココナットア
ミンアセテート、ステアリルアミンアセテート等が挙げ
られ、水溶性両性分散剤としては、例えば、ラウリルベ
タイン、ステアリルベタイン、ラウリルジメチルアミン
オキサイド、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N
−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げ
られる。これらの分散剤添加量は、スラリー中の粒子の
分散性及び沈降防止、さらに研磨傷と分散剤添加量との
関係から酸化セリウム粒子100重量部に対して、0.
01重量部以上2.0重量部以下の範囲が好ましい。分
散剤の分子量は、100〜50,000が好ましく、
1,000〜10,000がより好ましい。分散剤の分
子量が100未満の場合は、酸化珪素膜あるいは窒化珪
素膜を研磨するときに、十分な研磨速度が得られず、分
散剤の分子量が50,000を越えた場合は、粘度が高
くなり、CMP研磨剤の保存安定性が低下する傾向があ
るからである。
【0012】これらの酸化セリウム粒子を水中に分散さ
せる方法としては、通常の撹拌機による分散処理の他に
ホモジナイザー、超音波分散機、湿式ボールミルなどを
用いることができる。こうして作製されたCMP研磨剤
中の酸化セリウム粒子の平均粒径は、0.01μm〜
1.0μmであることが好ましい。酸化セリウム粒子の
平均粒径が0.01μm未満であると研磨速度が低くな
りすぎ、1.0μmを越えると研磨する膜に傷がつきや
すくなる傾向があるからである。
【0013】また、添加剤には、(A)1−ビニル−2
−ピロリドンに対し、(B)ビニルアルコール、酢酸ビ
ニル、ビニルホルマール、ビニルアセタール、ビニルア
ミン、ビニルイソブチルエーテル、β−ビニルアクリロ
ニトリル、ビニルアジド、ビニルアセチレン、ビニルア
セトン、ビニルアニソール、ビニルアニリン、ビニルイ
ソシアナート、α−ビニルエチルアルコール、ジビニル
エーテル、N−ビニルカルバゾール、アリルアルコー
ル、2−ビニルキノリン、ビニルシクロヘキサン、ビニ
ルシクロプロパン、ビニルトルエン、ビニルナフタリ
ン、β−ビニルピペリジン、ビニルピラジン、ビニルピ
リジン、ビニルフェノール、2−ビニルプロパン、エチ
レン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン、スチレ
ン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘキサノ
ン、シクロペンテノン、ビニルカプロラクタム、ビニル
イミダゾール、3−メチル−1−ビニルイミダゾリウム
メチル硫酸、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、
4−ペンテン酸、アリルマロン酸、グルタコン酸、シト
ラコン酸、メサコン酸、2−メチルクロトン酸、2−メ
チルイソクロトン酸、3−ビニルアクリル酸、ビニル安
息香酸、ビニルグリコール酸、ビニル酢酸、ビニルスル
ホン酸、スチレンスルホン酸から選ばれる少なくとも1
種を共重合して得られるビニルピロリドン共重合体が用
いられる。さらに(A)1−ビニル−2−ピロリドンに
対し、(B)アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、
4−ペンテン酸、アリルマロン酸、グルタコン酸、シト
ラコン酸、メサコン酸、2−メチルクロトン酸、2−メ
チルイソクロトン酸、3−ビニルアクリル酸、ビニル安
息香酸、ビニルグリコール酸、ビニル酢酸、ビニルスル
ホン酸、スチレンスルホン酸等のアニオン性成分から選
ばれる少なくとも1種を共重合して得られるビニルピロ
リドン共重合体がより好ましく使用される。また、上記
化合物のプロトンを1つまたは2つ以上、F、Cl、B
r、I、OH、CN、NO等の原子または原子団で置
換した誘導体であってもよい。ビニルピロリドンに共重
合する(B)から選ばれる少なくとも1種以上の成分の
合計は、ビニルピロリドン100重量部に対して、1重
量部以上10,000重量部以下が好ましい。また、こ
れらのビニルピロリドン共重合体の分子量に特に制限は
ないが、1,000から1,000,000の範囲が好
ましい。これらの添加剤添加量は、CMP研磨剤中の粒
子の分散性及び沈降防止、さらに研磨傷と添加剤添加量
との関係から酸化セリウム粒子100重量部に対して、
0.01重量部以上1000重量部以下の範囲が好まし
い。水の含有量は、CMP研磨剤中には90〜99.9
重量%、酸化セリウムスラリー中には80〜99.9重
量%、添加液中には80〜99.99重量%とすること
が好ましい。
【0014】酸化セリウム粒子、分散剤、及び水からな
る酸化セリウムスラリーと、ビニルピロリドン共重合体
からなる添加剤及び水からなる添加液とを分けたCMP
研磨剤として保存すると酸化セリウム粒子が凝集しない
ため、保存安定性が増し、研磨傷の発生防止、研磨速度
の安定化が得られて好ましい。上記のCMP研磨剤で基
板を研磨する際に、添加液は、酸化セリウムスラリーと
別々に研磨定盤上に供給し、研磨定盤上で混合するか、
研磨直前に酸化セリウムスラリーと混合し研磨定盤上に
供給する方法がとられる。
【0015】本発明のCMP研磨剤は、上記CMP研磨
剤をそのまま使用してもよいが、アンモニア、N,N−
ジエチルエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノー
ルアミン、アミノエチルエタノールアミン等のpH調整
剤を添加してCMP研磨剤とすることができる。
【0016】本発明のCMP研磨剤が使用される無機絶
縁膜の作製方法として、低圧CVD法、プラズマCVD
法等が挙げられる。低圧CVD法による酸化珪素膜形成
は、Si源としてモノシラン:SiH、酸素源として
酸素:Oを用いる。このSiH−O系酸化反応を
400℃以下の低温で行わせることにより得られる。場
合によっては、CVD後1000℃またはそれ以下の温
度で熱処理される。高温リフローによる表面平坦化を図
るためにリン:Pをドープするときには、SiH−O
−PH系反応ガスを用いることが好ましい。プラズ
マCVD法は、通常の熱平衡下では高温を必要とする化
学反応が低温でできる利点を有する。プラズマ発生法に
は、容量結合型と誘導結合型の2つが挙げられる。反応
ガスとしては、Si源としてSiH、酸素源としてN
Oを用いたSiH−NO系ガスとテトラエトキシ
シラン(TEOS)をSi源に用いたTEOS−O
ガス(TEOS−プラズマCVD法)が挙げられる。基
板温度は250℃〜400℃、反応圧力は67〜400
Paの範囲が好ましい。このように、本発明の酸化珪素
膜にはリン、ホウ素等の元素がドープされていても良
い。同様に、低圧CVD法による窒化珪素膜形成は、S
i源としてジクロルシラン:SiHCl、窒素源と
してアンモニア:NHを用いる。このSiHCl
−NH系酸化反応を900℃の高温で行わせることに
より得られる。プラズマCVD法は、反応ガスとして
は、Si源としてSiH、窒素源としてNHを用い
たSiH−NH系ガスが挙げられる。基板温度は3
00℃〜400℃が好ましい。
【0017】基板として、半導体基板すなわち回路素子
と配線パターンが形成された段階の半導体基板、回路素
子が形成された段階の半導体基板等の半導体基板上に酸
化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層が形成された基板が使
用できる。このような半導体基板上に形成された酸化珪
素膜層あるいは窒化珪素膜層を上記CMP研磨剤で研磨
することによって、酸化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層
表面の凹凸を解消し、半導体基板全面にわたって平滑な
面とすることができる。また、シャロー・トレンチ分離
にも使用できる。シャロー・トレンチ分離に使用するた
めには、酸化珪素膜研磨速度と窒化珪素膜研磨速度の
比、酸化珪素膜研磨速度/窒化珪素膜研磨速度が10以
上であることが必要である。この比が10未満では、酸
化珪素膜研磨速度と窒化珪素膜研磨速度の差が小さく、
シャロー・トレンチ分離をする際、所定の位置で研磨を
停止することができなくなるためである。この比が10
以上の場合は窒化珪素膜の研磨速度がさらに小さくなっ
て研磨の停止が容易になり、シャロー・トレンチ分離に
より好適である。また、シャロー・トレンチ分離に使用
するためには、研磨時に傷の発生が少ないことが必要で
ある。ここで、研磨する装置としては、半導体基板を保
持するホルダーと研磨布(パッド)を貼り付けた(回転
数が変更可能なモータ等を取り付けてある)定盤を有す
る一般的な研磨装置が使用できる。研磨布としては、一
般的な不織布、発泡ポリウレタン、多孔質フッ素樹脂な
どが使用でき、特に制限がない。また、研磨布にはCM
P研磨剤がたまるような溝加工を施すことが好ましい。
研磨条件に制限はないが、定盤の回転速度は半導体基板
が飛び出さないように200rpm以下の低回転が好ま
しく、半導体基板にかける圧力は研磨後に傷が発生しな
いように100kPa以下が好ましい。研磨している
間、研磨布にはスラリーをポンプ等で連続的に供給す
る。この供給量に制限はないが、研磨布の表面が常にス
ラリーで覆われていることが好ましい。
【0018】研磨終了後の半導体基板は、流水中で良く
洗浄後、スピンドライヤ等を用いて半導体基板上に付着
した水滴を払い落としてから乾燥させることが好まし
い。このようにして平坦化されたシャーロー・トレンチ
を形成したあと、酸化珪素絶縁膜層の上に、アルミニウ
ム配線を形成し、その配線間及び配線上に再度上記方法
により酸化珪素絶縁膜を形成後、上記CMP研磨剤を用
いて研磨することによって、絶縁膜表面の凹凸を解消
し、半導体基板全面にわたって平滑な面とする。この工
程を所定数繰り返すことにより、所望の層数の半導体を
製造する。
【0019】グローバル平坦化を達成するには、添加剤
が酸化珪素膜表面に吸着し被膜を形成することが必要で
ある。酸化珪素膜上に形成された添加剤の被膜は、酸化
セリウム粒子の被研磨膜表面への作用を阻害し、結果と
して研磨速度を低下させる。一方、高研磨荷重では酸化
セリウム粒子が添加剤の被膜を突き破り研磨速度が増大
する。被研磨膜(酸化珪素膜)に凹凸が存在する場合、
凸部の実効研磨荷重が凹部に比較して大きいため、凸部
が選択的に研磨され、パターン依存性の少ないグローバ
ル平坦化が達成可能である。本発明のビニルピロリドン
共重合体からなる添加剤は、ピロリドン環に非共有電子
対を有するため被研磨膜と相互作用しやすく、効率よく
被膜を形成可能であるため、添加剤の添加量が少量です
むという利点がある。
【0020】さらに、pH8以下では酸化珪素膜層表面
の電荷は負に帯電し、窒化珪素膜層表面の電荷は正に帯
電している。そのため添加剤として用いるビニルピロリ
ドン系共重合体がアニオン性成分を含有すれば、添加剤
が負の電荷をもつため、正の電荷を持つ窒化珪素膜層に
優先的に吸着し、窒化珪素膜層の研磨速度を低減させる
ことで、酸化珪素膜研磨速度/窒化珪素膜研磨速度が増
大し、シャロー・トレンチ分離により好適になる。
【0021】本発明のCMP研磨剤は、半導体基板に形
成された酸化珪素膜だけでなく、所定の配線を有する配
線板に形成された酸化珪素膜、ガラス、窒化珪素等の無
機絶縁膜、ポリシリコン、Al、Cu、Ti、TiN、
W、Ta、TaN等を主として含有する膜、フォトマス
ク・レンズ・プリズムなどの光学ガラス、ITO等の無
機導電膜、ガラス及び結晶質材料で構成される光集積回
路・光スイッチング素子・光導波路、光ファイバーの端
面、シンチレータ等の光学用単結晶、固体レーザ単結
晶、青色レーザLED用サファイヤ基板、SiC、Ga
P、GaAS等の半導体単結晶、磁気ディスク用ガラス
基板、磁気ヘッド等を研磨することができる。
【0022】
【実施例】実施例1 (酸化セリウム粒子の作製)炭酸セリウム水和物2kg
を白金製容器に入れ、800℃で2時間空気中で焼成す
ることにより黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末を
X線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムである
ことを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100μmで
あった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で観察し
たところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒界に囲
まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したところ、体積
分布の中央値が190nm、最大値が500nmであっ
た。酸化セリウム粉末1kgを、ジェットミルを用いて
乾式粉砕を行った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡
で観察したところ、一次粒子径と同等サイズの小さな粒
子の他に、1〜3μmの大きな粉砕残り粒子と0.5〜
1μmの粉砕残り粒子が混在していた。
【0023】(酸化セリウムスラリーの作製)上記作製
の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アンモニウ
ム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8977
gを混合し、攪拌しながら超音波分散を10分間施し
た。得られたスラリーを1ミクロンフィルターでろ過を
し、さらに脱イオン水を加えることにより酸化セリウム
が5重量%のスラリーを得た。スラリーpHは8.3で
あった。スラリー粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定
するために、適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子
径の中央値が190nmであった。
【0024】上記の酸化セリウムスラリー(固形分:5
重量%)600gと、添加剤として、1−ビニル−2−
ピロリドンとアクリル酸を重量比90:10で共重合し
た分子量10,000のポリ(ビニルピロリドン−アク
リル酸)アンモニウム塩30gと脱イオン水2370g
とを混合して、界面活性剤を添加した酸化セリウム研磨
剤(固形分:1重量%)を作製した。その研磨剤pHは
8.1であった。また、研磨剤中の粒子をレーザ回折式
粒度分布計で測定するために、適当な濃度に希釈して測
定した結果、粒子径の中央値が190nmであった。
【0025】(絶縁膜層の研磨)φ200mmSi基板
上にライン/スペース幅が0.05〜5mmで高さが1
000nmのAl配線ライン部を形成した後、その上に
TEOS−プラズマCVD法で酸化珪素膜を2000n
m形成したパターンウエハを作製する。保持する基板取
り付け用の吸着パッドを貼り付けたホルダーに上記パタ
ーンウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パ
ッドを貼り付けたφ600mmの定盤上に絶縁膜面を下
にしてホルダーを載せ、さらに加工荷重を30kPaに
設定した。定盤上に上記の酸化セリウム研磨剤(固形
分:1重量%)を200cc/minの速度で滴下しな
がら、定盤及びウエハを50rpmで2分間回転させ、
絶縁膜を研磨した。研磨後のウエハを純水で良く洗浄
後、乾燥した。同様に、研磨時間を3分、4分、5分、
6分にして上記パターンウエハの研磨を行った。光干渉
式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定し、
研磨速度を計算した。ライン/スペース幅1mmのライ
ン部分の研磨速度Rとライン/スペース幅3mmのラ
イン部分の研磨速度R、及びライン/スペース幅5m
mのライン部分の研磨速度Rとの研磨速度比R/R
及びR/Rは、研磨時間2〜4分の間は、研磨時
間とともに値が大きくなり、研磨時間4〜6分ではほぼ
一定であった。研磨速度のパターン幅依存性が一定にな
った研磨時間4分の場合、ライン/スペース幅1mmの
ライン部分の研磨速度Rは344nm/分(研磨量1
377nm)、ライン/スペース幅3mmのライン部分
の研磨速度Rは335nm/分(研磨量1338n
m)、ライン/スペース幅5mmのライン部分の研磨速
度Rは315nm/分(研磨量1259nm)であ
り、研磨速度比R/R及びR/Rは、それぞれ
0.91及び0.97であった。また、研磨時間が5
分、6分の場合の各ライン/スペース幅のライン部分の
研磨量は4分の場合とほぼ同じであり、4分以降研磨が
ほとんど進行していないことがわかった。
【0026】比較例1 (酸化セリウム粒子の作製)炭酸セリウム水和物2kg
を白金製容器に入れ、800℃で2時間空気中で焼成す
ることにより黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末を
X線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムである
ことを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100μmで
あった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で観察し
たところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒界に囲
まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したところ、体積
分布の中央値が190nm、最大値が500nmであっ
た。酸化セリウム粉末1kgをジェットミルを用いて乾
式粉砕を行った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡で
観察したところ、一次粒子径と同等サイズの小さな粒子
の他に、1〜3μmの大きな粉砕残り粒子と0.5〜1
μmの粉砕残り粒子が混在していた。
【0027】(酸化セリウムスラリーの作製)上記作製
の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アンモニウ
ム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8977
gを混合し、攪拌しながら超音波分散を10分間施し
た。得られたスラリーを1ミクロンフィルターでろ過を
し、さらに脱イオン水を加えることにより酸化セリウム
が5重量%のスラリーを得た。スラリーpHは8.3で
あった。上記の酸化セリウムスラリー(固形分:5重量
%)600gと脱イオン水2400gを混合して、酸化
セリウム研磨剤(固形分:1重量%)を作製した。その
研磨剤pHは7.4であり、また、研磨剤中の粒子をレ
ーザ回折式粒度分布計で測定するために、適当な濃度に
希釈して測定した結果、粒子径の中央値が190nmで
あった。
【0028】(絶縁膜層の研磨)φ200mmSi基板
上にライン/スペース幅が0.05〜5mmで高さが1
000nmのAl配線のライン部を形成した後、その上
にTEOS−プラズマCVD法で酸化珪素膜を2000
nm形成したパターンウエハを作製する。保持する基板
取り付け用の吸着パッドを貼り付けたホルダーに上記パ
ターンウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨
パッドを貼り付けたφ600mmの定盤上に絶縁膜面を
下にしてホルダーを載せ、さらに加工荷重を30kPa
に設定した。定盤上に上記の酸化セリウムスラリー(固
形分:1重量%)を200cc/minの速度で滴下し
ながら、定盤及びウエハを50rpmで1分間回転さ
せ、絶縁膜を研磨した。研磨後のウエハを純水で良く洗
浄後、乾燥した。同様に、研磨時間を1.5分、2分に
して上記パターンウエハの研磨を行った。ライン/スペ
ース幅1mmのライン部分の研磨速度Rとライン/ス
ペース幅3mmのライン部分の研磨速度R、及びライ
ン/スペース幅5mmのライン部分の研磨速度R との
研磨速度比R/R及びR/Rは、研磨時間1〜
2分の間ではほぼ一定であった。研磨速度のパターン幅
依存性が研磨時間により一定である研磨時間が1.5分
の場合、ライン/スペース幅1mmのライン部分の研磨
速度Rは811nm/分(研磨量1216nm)、ラ
イン/スペース幅3mmのライン部分の研磨速度R
616nm/分(研磨量924nm)、ライン/スペー
ス幅5mmのライン部分の研磨速度Rは497nm/
分(研磨量746nm)であり、研磨速度比R/R
及びR/Rは、それぞれ0.61及び0.76であ
った。研磨時間2分では、ライン/スペース幅0.05
〜1mmのライン部分で、研磨が酸化珪素膜の下地のA
l配線まで達してしまった。
【0029】比較例2 (絶縁膜層の研磨)φ200mmSi基板上にライン/
スペース幅が0.05〜5mmで高さが1000nmの
Al配線のライン部を形成した後、その上にTEOS−
プラズマCVD法で酸化珪素膜を2000nm形成した
パターンウエハを作製した。実施例と同様に市販シリカ
スラリーを用いて2分間研磨を行った。この市販スラリ
ーのpHは10.3で、SiO粒子を12.5重量%
含んでいるものである。研磨条件は実施例と同一であ
る。同様に、研磨時間を3分、4分、5分、6分にして
上記パターンウエハの研磨を行った。光干渉式膜厚測定
装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定し、研磨速度を
計算した。ライン/スペース幅1mmのライン部分の研
磨速度Rとライン/スペース幅3mmのライン部分の
研磨速度R、及びライン/スペース幅5mmのライン
部分の研磨速度Rとの研磨速度比R/R及びR
/Rは、研磨時間2〜5分の間は、研磨時間とともに
値が大きくなり、研磨時間5〜6分ではほぼ一定であっ
た。研磨速度のパターン幅依存性が一定になった研磨時
間が5分の場合、ライン/スペース幅1mmのライン部
分の研磨速度Rは283nm/分(研磨量1416n
m)、ライン/スペース幅3mmのライン部分の研磨速
度Rは218nm/分(研磨量1092nm)、ライ
ン/スペース幅5mmのライン部分の研磨速度Rは1
69nm/分(研磨量846nm)であり、研磨速度比
/R及びR/Rは、それぞれ0.60及び
0.77であった。また、研磨時間が6分の場合の各ラ
イン/スペース幅のライン部分の研磨速度は5分の場合
とほぼ同じであり、研磨速度のパターン幅依存性が一定
になった後も同様の速度で研磨が進行してしまうことが
わかった。
【0030】
【発明の効果】本発明により研磨面の高平坦化が可能
で、酸化珪素絶縁膜等の被研磨面を傷なく、高速に研磨
することが可能なCMP研磨剤が得られた。また、本発
明により、更に保存安定性を改良したCMP研磨剤が得
られた。また、本発明により基板の被研磨面を、傷な
く、研磨することが可能な基板の研磨方法が得られた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化セリウム粒子、分散剤、ビニルピロ
    リドン共重合体からなる添加剤及び水を含むCMP研磨
    剤。
  2. 【請求項2】 酸化セリウム粒子、分散剤及び水を含む
    酸化セリウムスラリー並びにビニルピロリドン共重合体
    からなる添加剤と水を含む添加液からなることを特徴と
    する請求項1記載のCMP研磨剤。
  3. 【請求項3】 研磨する膜を形成した基板を研磨定盤の
    研磨布に押しあて加圧し、請求項1又は2記載のCMP
    研磨剤を研磨する膜と研磨布との間に供給しながら、基
    板と研磨定盤を動かすことにより研磨する膜を研磨する
    ことを特徴とする基板の研磨方法。
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