JP2001308043A - Cmp研磨剤及び基板の研磨方法 - Google Patents

Cmp研磨剤及び基板の研磨方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高平坦化可能であり、酸化珪素絶縁膜等の被
研磨面を傷なく、高速に研磨することが可能なCMP研
磨剤、さらには保存安定性を改良したCMP研磨剤及び
基板の被研磨面を、傷なく、また被研磨面の膜厚均一性
を向上させることが可能な基板の研磨方法を提供する。 【解決手段】 酸化セリウム粒子、分散剤、陰イオン性
の水溶性有機高分子から選ばれた添加剤及び水を含むC
MP研磨剤並びに研磨する膜を形成した基板を研磨定盤
の研磨布に押しあて加圧し、前記CMP研磨剤を研磨布
から滲み出し、研磨膜と研磨布の間に供給しながら、基
板と研磨定盤を動かして研磨する膜を研磨する基板の研
磨方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子製造技
術である基板表面の平坦化工程、特に、層間絶縁膜の平
坦化工程、シャロー・トレンチ分離の形成工程等におい
て使用されるCMP研磨剤及びこれらCMP研磨剤を使
用した基板の研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の超々大規模集積回路では、実装密
度を高める傾向にあり、種々の微細加工技術が研究、開
発されている。既に、デザインルールは、サブハーフミ
クロンのオーダーになっている。このような厳しい微細
化の要求を満足するために開発されている技術の一つに
CMP(ケミカルメカニカルポリッシング)技術があ
る。この技術は、半導体装置の製造工程において、露光
を施す層を完全に平坦化し、露光技術の負担を軽減し、
歩留まりを安定させることができるため、例えば、層間
絶縁膜の平坦化、シャロー・トレンチ分離等を行う際に
必須となる技術である。
【0003】従来、半導体装置の製造工程において、プ
ラズマ−CVD(Chemical Vapor Deposition、化学的
蒸着法)、低圧−CVD等の方法で形成される酸化珪素
絶縁膜等無機絶縁膜層を平坦化するためのCMP研磨剤
として、フュームドシリカ系の研磨剤が一般的に検討さ
れていた。しかしながら、この様な研磨剤は無機絶縁膜
の研磨速度が十分な速度をもたず、実用化には高研磨速
度化という技術課題があった。
【0004】従来の層間絶縁膜を平坦化するCMP技術
では、研磨速度の基板上被研磨膜のパターン依存性が大
きく、パターン密度差或いはサイズ差の大小により凸部
の研磨速度が大きく異なり、また凹部の研磨も進行して
しまうため、ウエハ面内全体での高いレベルの平坦化を
実現することができないという技術課題があった。
【0005】また、層間膜を平坦化するCMP技術で
は、層間膜の途中で研磨を終了する必要があり、研磨量
の制御を研磨時間で行うプロセス管理方法が一般的に行
われている。しかし、パターン段差形状の変化だけでな
く、研磨布の状態等でも、研磨速度が顕著に変化してし
まうため、プロセス管理が難しいという問題があった。
【0006】デザインルール0.5μm以上の世代で
は、集積回路内の素子分離にLOCOS(シリコン局所
酸化)が用いられていた。その後さらに加工寸法が微細
化すると素子分離幅の狭い技術が要求され、シャロー・
トレンチ分離が用いられつつある。シャロー・トレンチ
分離では、基板上に成膜した余分の酸化珪素膜を除くた
めにCMPが使用され、研磨を停止させるために、酸化
珪素膜の下に研磨速度の遅いストッパ膜が形成される。
ストッパ膜には窒化珪素などが使用され、酸化珪素膜と
ストッパ膜との研磨速度比が大きいことが望ましい。従
来のフュームドシリカ系の研磨剤は、上記の酸化珪素膜
とストッパ膜の研磨速度比が3程度と小さく、シャロー
・トレンチ分離用としては実用に耐える特性を有してい
なかった。
【0007】一方、フォトマスクやレンズ等のガラス表
面研磨剤として、酸化セリウム研磨剤が用いられてい
る。酸化セリウム粒子はシリカ粒子やアルミナ粒子に比
べ硬度が低く、したがって、研磨表面に傷が入りにくい
ことから、仕上げ鏡面研磨に有用である。しかしなが
ら、ガラス表面研磨用酸化セリウム研磨剤にはナトリウ
ム塩を含む分散剤を使用しているため、そのまま半導体
用研磨剤として適用することはできない。
【0008】また、研磨剤を研磨布に吐出する方法とし
て、研磨布上に研磨剤を一定量供給し研磨膜を研磨する
方法が主流であるが、研磨剤の供給方向が一定方向であ
るため研磨面に均一に供給されず、研磨膜の面内の膜厚
均一性が不充分である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】請求項1〜3記載の発
明は、高平坦化可能であり、酸化珪素絶縁膜等の被研磨
面を傷なく、高速に研磨することが可能なCMP研磨
剤、さらには保存安定性を改良したCMP研磨剤を提供
するものである。請求項4記載の発明は、基板の被研磨
面を、傷なく、また被研磨面の膜厚均一性を向上させる
ことが可能な基板の研磨方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸化セリウム
粒子、分散剤、陰イオン性の水溶性有機高分子から選ば
れた添加剤及び水を含むCMP研磨剤に関する。また、
本発明は、酸化セリウム粒子、分散剤及び水を含む酸化
セリウムスラリー並びに陰イオン性の水溶性有機高分子
から選ばれた添加剤及び水を含む添加液からなる前記の
CMP研磨剤に関する。また、本発明は、酸化セリウム
スラリー及び添加液を研磨定盤の研磨布に吐出する直前
で混合した前記のCMP研磨剤に関する。
【0011】また、本発明は、研磨する膜を形成した基
板を研磨定盤の研磨布に押しあて加圧し、前記のCMP
研磨剤を研磨布から滲み出し、研磨膜と研磨布の間に供
給しながら、基板と研磨定盤を動かして研磨する膜を研
磨する基板の研磨方法に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】一般に酸化セリウムは、炭酸塩、
硝酸塩、硫酸塩、しゅう酸塩のセリウム化合物を酸化す
ることによって得られる。TEOS−CVD法等で形成
される酸化珪素膜の研磨に使用する酸化セリウム粒子
は、一次粒子径が大きく、かつ結晶ひずみが少ないほ
ど、すなわち結晶性が良いほど高速研磨が可能である
が、研磨傷が入りやすい傾向がある。そこで、本発明で
用いる酸化セリウム粒子は、その製造方法を限定するも
のではないが、酸化セリウム結晶子径が5〜300nmで
あることが好ましい。また、半導体チップ研磨に使用す
ることから、アルカリ金属及びハロゲン類の含有率は酸
化セリウム粒子中10ppm以下に抑えることが好まし
い。
【0013】本発明において、酸化セリウム粒子を作製
する方法として焼成または過酸化水素等による酸化法が
使用できる。焼成温度は350〜900℃が好ましい。
上記の方法により製造された酸化セリウム粒子は凝集し
ているため、機械的に粉砕することが好ましい。粉砕方
法として、ジェットミル等による乾式粉砕や遊星ビーズ
ミル等による湿式粉砕方法が好ましい。ジェットミルは
例えば化学工業論文集第6巻第5号(1980)527〜532頁に
説明されている。
【0014】本発明のCMP研磨剤は、例えば、上記の
特徴を有する酸化セリウム粒子と分散剤と水からなる組
成物を分散させ、さらに添加剤を添加することによって
得られる。ここで、酸化セリウム粒子の濃度に制限はな
いが、分散液の取り扱いやすさから0.5〜20重量%
の範囲が好ましい。
【0015】また、分散剤として、半導体チップ研磨に
使用することから、ナトリウムイオン、カリウムイオン
等のアルカリ金属及びハロゲン、イオウの含有率は10
ppm以下に抑えることが好ましく、例えば、共重合成
分としてアクリル酸アンモニウム塩を含む高分子界面活
性剤が好ましい。
【0016】また、共重合成分としてアクリル酸アンモ
ニウム塩を含む高分子界面活性剤と水溶性陰イオン性分
散剤から選ばれた少なくとも1種類を含む2種類以上の
界面活性剤を使用してもよい。水溶性陰イオン性界面活
性剤としては、例えば、ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、特殊ポリ
カルボン酸型高分子分散剤等が挙げられる。
【0017】これらの界面活性剤添加量は、酸化セリウ
ム粒子の分散剤としては、分散性及び沈降防止、さらに
研磨傷と分散剤添加量との関係から酸化セリウム粒子1
00重量部に対して、0.01重量部以上2.0重量部
以下の範囲が好ましい。
【0018】分散剤の分子量は、100〜50,000
が好ましく、1,000〜10,000がより好まし
い。分散剤の分子量が100未満の場合は、酸化珪素膜
あるいは窒化珪素膜を研磨するときに、十分な研磨速度
が得られず、分散剤の分子量が50,000を超えた場
合は、粘度が高くなり、CMP研磨剤の保存安定性が低
下するからである。
【0019】これらの酸化セリウム粒子を水中に分散さ
せる方法としては、通常の攪拌機による分散処理の他に
ホモジナイザー、超音波分散機、湿式ボールミルなどを
用いることができる。
【0020】こうして作製されたCMP研磨剤中の酸化
セリウム粒子の平均粒径は、0.01μm〜1.0μm
であることが好ましい。酸化セリウム粒子の平均粒径が
0.01μm未満であると研磨速度が低くなりすぎ、
1.0μmを超えると研磨する膜に傷がつきやすくなる
からである。
【0021】また、添加剤は、分散剤として用いた界面
活性剤を用い、同じものを用いても良く、または別種の
界面活性剤1種類を含む2種類以上を使用してもよい。
これらの添加剤添加量は、CMP研磨剤中の粒子の分散
性及び沈降防止、さらに研磨傷と添加剤添加量との関係
から酸化セリウム粒子100重量部に対して、0.01
〜10重量部の範囲が好ましい。
【0022】酸化セリウム粒子、分散剤及び水からなる
酸化セリウムスラリーと、添加剤及び水からなる添加液
とを分け保存し、使用前に混合してCMP研磨剤とする
と、酸化セリウム粒子が凝集しないため、保存安定性が
増し、研磨傷の発生防止、研磨速度の安定化が得られて
好ましい。上記のCMP研磨剤で基板を研磨する際に、
添加液は、研磨直前に酸化セリウムスラリーと混合し研
磨定盤上に供給する方法がとられる。
【0023】本発明のCMP研磨剤を用い、研磨膜を研
磨する際、研磨布から研磨液を滲ませて研磨する。具体
的には研磨布に穴(供給穴)をあけ、そこから研磨剤を
滲ませる。供給穴は直径1.5〜2.0mm、研磨布に
占める供給穴の割合は5〜10%が好ましい。供給穴が
大きすぎたり供給穴の面積比が大きいと研磨布の面積が
減少し研磨膜の膜厚均一性が低下する。供給穴が小さす
ぎたり、供給穴の面積比が小さいとと短時間に多量の研
磨剤を供給できない。
【0024】本発明のCMP研磨剤が使用される無機絶
縁膜の作製方法として、低圧CVD法、プラズマCVD
法等が挙げられる。低圧CVD法による酸化珪素膜形成
は、Si源としてモノシラン:SiH4、酸素源として
酸素:O2を用いる。このSiH4−O2系酸化反応を4
00℃以下の低温で行わせることにより得られる。場合
によっては、CVD後1000℃またはそれ以下の温度
で熱処理される。高温リフローによる表面平坦化を図る
ためにリン:Pをドープするときには、SiH4−O2
PH3系反応ガスを用いることが好ましい。
【0025】プラズマCVD法は、通常の熱平衡下では
高温を必要とする化学反応が低温でできる利点を有す
る。プラズマ発生法には、容量結合型と誘導結合型の2
つが挙げられる。反応ガスとしては、Si源としてSi
4、酸素源としてN2Oを用いたSiH4−N2O系ガス
とテトラエトキシシラン(TEOS)をSi源に用いた
TEOS−O2系ガス(TEOS−プラズマCVD法)
が挙げられる。基板温度は250℃〜400℃、反応圧
力は67〜400Paの範囲が好ましい。
【0026】このように、本発明の酸化珪素膜にはリ
ン、ホウ素等の元素がドープされていても良い。同様
に、低圧CVD法による窒化珪素膜形成は、Si源とし
てジクロルシラン:SiH2Cl2、窒素源としてアンモ
ニア:NH3を用いる。このSiH2Cl2−NH3系酸化
反応を900℃の高温で行わせることにより得られる。
プラズマCVD法は、反応ガスとしては、Si源として
SiH4、窒素源としてNH3を用いたSiH4−NH3
ガスが挙げられる。基板温度は300℃〜400℃が好
ましい。
【0027】基板として、半導体基板すなわち回路素子
と配線パターンが形成された段階の半導体基板、回路素
子が形成された段階の半導体基板等の半導体基板上に酸
化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層が形成された基板が使
用できる。このような半導体基板上に形成された酸化珪
素膜層あるいは窒化珪素膜層を上記CMP研磨剤で研磨
することによって、酸化珪素膜層表面の凹凸を解消し、
半導体基板全面にわたって平滑な面とすることができ
る。
【0028】また、シャロー・トレンチ分離にも使用で
きる。シャロー・トレンチ分離に使用するためには、酸
化珪素膜研磨速度と窒化珪素膜研磨速度の比、酸化珪素
膜研磨速度/窒化珪素膜研磨速度が10以上であること
が必要である。この比が10未満では、酸化珪素膜研磨
速度と窒化珪素膜研磨速度の差が小さく、シャロー・ト
レンチ分離をする際、所定の位置で研磨を停止すること
ができなくなるためである。この比が10以上の場合は
窒化珪素膜の研磨速度がさらに小さくなって研磨の停止
が容易になり、シャロー・トレンチ分離により好適であ
る。また、シャロー・トレンチ分離に使用するために
は、研磨時に傷の発生が少ないことが必要である。
【0029】研磨終了後の半導体基板は、流水中で良く
洗浄後、スピンドライヤ等を用いて半導体基板上に付着
した水滴を払い落としてから乾燥させることが好まし
い。このようにして平坦化されたシャーロー・トレンチ
を形成したあと、酸化珪素絶縁膜層の上に、アルミニウ
ム配線を形成し、その配線間及び配線上に再度上記方法
により酸化珪素絶縁膜を形成後、上記CMP研磨剤を用
いて研磨することによって、絶縁膜表面の凹凸を解消
し、半導体基板全面にわたって平滑な面とする。この工
程を所定数繰り返すことにより、所望の層数の半導体を
製造する。
【0030】本発明のCMP研磨剤は、半導体基板に形
成された酸化珪素膜だけでなく、所定の配線を有する配
線板に形成された酸化珪素膜、ガラス、窒化珪素等の無
機絶縁膜、ポリシリコン、Al、Cu、Ti、TiN、
W、Ta、TaN等を主として含有する膜、フォトマス
ク・レンズ・プリズム等の光学ガラス、ITO等の無機
導電膜、ガラス及び結晶質材料で構成される光集積回路
・光スイッチング素子・光導波路、光ファイバーの端
面、シンチレータ等の光学用単結晶、固体レーザ単結
晶、青色レーザLED用サファイヤ基板、SiC、Ga
P、GaAS等の半導体単結晶、磁気ディスク用ガラス
基板、磁気ヘッド等を研磨することができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例によって本発明を説明する。
【0032】実施例1 炭酸セリウム水和物2kgを白金製容器に入れ、850℃
で2時間空気中で焼成することにより酸化セリウムを得
た。酸化セリウム粉末が水に対して6重量%になるよう
に脱イオン水を加え、アクリル酸とアクリル酸メチルを
1:1で共重合した重量平均分子量10,000のポリ
アクリル酸アンモニウム塩が酸化セリウム粉末に対して
0.8重量%となるように混合し、横型湿式超微粒分散
粉砕機を用いて1400min-1で120分間粉砕処理を
した(A液)。
【0033】次に、重量平均分子量4、000のポリア
クリル酸アンモニウム塩が4重量%となるように水と混
合した(B液)。
【0034】ポリウレタン製の研磨布に直径1.6mmの
穴を1平方インチ当たり23個の割合で均等に形成し
た。A液及びB液を体積比1:3の割合で研磨布に滲ま
せた。このときの総量は200ml/minとした。以上のよ
うにして8インチウエハ上の酸化珪素膜をCMP研磨装
置で研磨したところ(研磨荷重30kPa、定盤回転数5
0min-1)、研磨後の膜厚均一性は3%と良好であっ
た。
【0035】
【発明の効果】請求項1〜3記載のCMP研磨剤は、高
平坦化可能であり、酸化珪素絶縁膜等の被研磨面を傷な
く、高速に研磨することができ、さらには保存安定性に
優れる。請求項4記載の研磨方法により、基板の被研磨
面を、傷なく研磨し、また膜厚の面内均一性を向上させ
ることが可能となる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 3/14 550 C09K 3/14 550Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化セリウム粒子、分散剤、陰イオン性
    の水溶性有機高分子から選ばれた添加剤及び水を含むC
    MP研磨剤。
  2. 【請求項2】 酸化セリウム粒子、分散剤及び水を含む
    酸化セリウムスラリー並びに陰イオン性の水溶性有機高
    分子から選ばれた添加剤及び水を含む添加液からなる請
    求項1記載のCMP研磨剤。
  3. 【請求項3】 酸化セリウムスラリー及び添加液を研磨
    定盤の研磨布に吐出する直前で混合した請求項2記載の
    CMP研磨剤。
  4. 【請求項4】 研磨する膜を形成した基板を研磨定盤の
    研磨布に押しあて加圧し、請求項1〜3各項記載のCM
    P研磨剤を研磨布から滲み出し、研磨膜と研磨布の間に
    供給しながら、基板と研磨定盤を動かして研磨する膜を
    研磨する基板の研磨方法。
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