JP2002134170A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

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JP2002134170A
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secondary battery
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electrolyte secondary
positive electrode
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Tomoko Fujiwara
智子 藤原
Sukeyuki Murai
祐之 村井
Toyoji Sugimoto
豊次 杉本
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コバルトを含有する正極活物質を用いた非水
電解液二次電池の高温保存特性、高温充放電サイクル特
性を向上させる。 【解決手段】 電解液にコバルトと錯体を形成する化合
物を添加することにより、電解液中に溶出したコバルト
イオンを安定化し、負極への析出を抑制することにより
負極の反応面積低減やコバルトの触媒反応によるガス発
生を抑制し、高温保存特性、高温充放電サイクル特性に
優れた非水電解液二次電池を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解液二次電
池の、とくにその電解液の添加剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の各種電気、電子機器の小型、軽量
化に伴い、その駆動電源としての二次電池にも小型、軽
量化が望まれている。特に高エネルギー密度を有してい
る非水電解液二次電池は、小型携帯機器用の電源として
有望視されている。小型携帯機器の種類により、比較的
高温で使用する場合や放置される場合も考えられるた
め、非水電解液二次電池は、良好な高温保存特性、高温
での充放電サイクル特性が求められる。
【0003】上記非水電解液二次電池に用いられる正極
活物質は、主にLiCoO2であるが、高電圧・高エネ
ルギー密度を示すために、溶媒や溶質の酸化分解が起こ
りやすい。また、LiCoO2のようにコバルトを含有
した正極活物質を用いた非水電解液二次電池は、充電状
態での長期高温保存特性、高温での充放電サイクル時に
負極上に正極材料であるコバルトが微量に析出し、触媒
反応により溶媒の分解に伴うガス発生量が増加する。
【0004】そのため、極板間に発生ガスが気泡として
存在し、リチウムイオンの拡散を阻害するため、充放電
容量が低下するといった問題が生じる。また、負極上に
析出する、正極材料であるコバルトが負極の反応面積を
減少するために充放電容量が低下する、といった問題も
生じる。
【0005】上記問題を解決するために、これまで、特
開平10−302836号公報の様に溶媒と反応し、負
極表面に安定な不導態層を形成し、高温保存時、並びに
充放電サイクル時に溶媒の分解に伴うガス発生を抑制す
る方法が提言されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、ガス発生量は低減するが、正極材料であるコバルト
が負極上に析出することで負極の反応面積が減少し、放
電容量が低下する、といった問題は解決できないという
問題があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するもので
あり、電解液中に溶出したコバルトイオンを安定化し、
負極への析出を抑制することにより負極の反応面積低減
やコバルトの触媒反応によるガス発生を抑制し、かつ長
期保存、高温充放電サイクル特性の改善を行うものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の非水電解液二次電池は、
コバルトを含有する正極活物質とリチウムを吸蔵、放出
可能な負極活物質からなり、その電解液にコバルトと錯
体を形成する化合物を含有する。その際、錯体を形成す
る化合物は電解液中に0.005モル/l以上含有され
るのが望ましい。更に望ましくは0.005〜0.2モ
ル/l含有されるのが望ましい。
【0009】また、コバルトと錯体を形成する化合物は
化学式1で表される1,4−チオキサン−1,1−ジオ
キシドのように分子中にスルホニル基を含有するものや
分子中にカルボニル基を含有することが望ましい。
【0010】コバルトを含有する正極活物質はLiCo
1-xx2(0≦X≦0.8、Mは1種以上の遷移金属
あるいはIIA金属、あるいはIIIA金属あるいはIIIB半
金属、あるいはIVB半金属)であることが望ましい。
【0011】負極に用いられるリチウムを吸蔵、放出可
能な材料としては、特に限定されないが、例えば、アル
カリ金属や、リチウムイオンやナトリウムイオンを用い
そのホスト材として、非晶質炭素材、2000℃以上の
温度で焼成した人造黒鉛、天然黒鉛などの炭素材料やア
ルカリ金属と合金化するアルミニウム(Al)、鉛(P
b)、錫(Sn)、ビスマス(Bi)、シリコン(S
i)などの金属やアルカリ金属格子間挿入型の立方晶系
の金属間化合物(AlSb、Mg2Si、NiSi2)や
リチウム窒素化合物(Li(3-x)xN(M:遷移金
属))等が用いられる。
【0012】本発明は、非水電解液二次電池の構造に関
係なく、コイン型、ボタン型、シート状、円筒型、角型
等様々な形状において同様の効果を発揮する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の具体例を説明する。
【0014】図1に本発明の円筒型非水電解液二次電池
の断面図を示す。図において、1は耐有機電解液性のス
テンレス鋼板を加工した電池ケース、2は安全弁を設け
た封口板、3は絶縁パッキングを示す。4は極板群であ
り、正極板5及び負極板6をセパレータ7を介して複数
回渦巻状に巻回されてケース1内に収納されている。そ
して上記正極からは正極リード5aが引き出されて封口
板2に接続され、負極からは負極リード6aが引き出さ
れて電池ケース1の底部に接続されている。8は絶縁リ
ングで極板群4の上下部にそれぞれ設けられている。
【0015】(実施例1)正極は、LiCoO2の粉末
100重量部に対してアセチレンブラック3重量部を混
合し、ポリフッ化ビニリデン4重量部を溶解したN−メ
チルピロリドン溶液を結着剤として加え、混練してペー
スト状にした。次にこのペーストを厚さ0.020mm
のアルミニウム箔の両面に塗工し、乾燥後、圧延して、
厚さ0.18mmの正極板5とした。
【0016】負極は人造黒鉛粉末100重量部にポリフ
ッ化ビニリデン3重量部を溶解したN−メチルピロリド
ン溶液を結着剤として加え、混練してペースト状にし
た。このペーストを厚さ0.02mmの銅箔の両面に塗
工し、乾燥後圧延して厚さ0.19mmの負極板6とし
た。
【0017】そして正極板5にはアルミニウム製、負極
板6にはニッケル製のリードをそれぞれ取り付け、厚さ
0.025mmのポリエチレン製多孔質フィルムを介し
て渦巻状に巻回し、直径18.0mm、高さ65.0m
mの電池ケースに収納した。
【0018】電解液にはエチレンカーボネートとエチル
メチルカーボネートとを20:80の体積比で混合した
溶媒に電解液として1モル/lの六フッ化リン酸リチウ
ムと0.005モル/lの1,4−チオキサン−1,1
−ジオキシドを溶解したものを注液した。そして電池を
封口し、設計容量1600mAhの電池を作製した。こ
のようにして作製した電池を実施例1の電池とする。
【0019】(実施例2)電解液を以下のように作製し
た。エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネート
とを20:80の体積比で混合した溶媒に、1モル/l
の六フッ化リン酸リチウムと0.2モル/lの1,4−
チオキサン−1,1−ジオキシドを溶解し、電解液とし
た。これを用いて実施例1と同様の方法で電池を作製し
た。これを実施例2の電池とする。
【0020】(実施例3)電解液を以下のように作製し
た。エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネート
とを20:80の体積比で混合した溶媒に、1モル/l
の六フッ化リン酸リチウムと0.004モル/lの1,
4−チオキサン−1,1−ジオキシドを溶解し、電解液
とした。これを用いて実施例1と同様の方法で電池を作
製した。これを実施例3の電池とする。
【0021】(実施例4)電解液を以下のように作製し
た。エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネート
とを20:80の体積比で混合した溶媒に、1モル/l
の六フッ化リン酸リチウムと0.23モル/lの1,4
−チオキサン−1,1−ジオキシドを溶解し、電解液と
した。これを用いて実施例1と同様の方法で電池を作製
した。これを実施例4の電池とする。
【0022】(実施例5)正極活物質にLiCo0.8
0.22を用い、実施例1と同様の方法で電池を作製し
た。これを実施例5の電池とする。
【0023】(実施例6)正極活物質にLiCo0.7
0.2Al0.12を用い、実施例1と同様の方法で電池
を作製した。これを実施例6の電池とする。
【0024】(比較例1)電解液を以下のように作製し
た。エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネート
とを20:80の体積比で混合した溶媒に、1モル/l
の六フッ化リン酸リチウムのみを溶解し、電解液とし
た。これを用いて実施例1と同様の方法で電池を作製し
た。これを比較例1の電池とする。
【0025】上記各電池について以下の条件で充放電試
験を行った。充電は4.2Vで2時間の定電流−定電圧
充電を行った。電池電圧が4.2Vに達するまでは11
20mAの定電流充電を行い、その後、電流値が減衰し
て一定の制限抵抗を設定し、4.2Vを負荷した状態で
合計2時間充電する、となるように設定した。放電は1
600mAの定電流放電で行い、放電終止電圧を3.0
Vとした。このような充放電を20℃の環境下で行っ
た。
【0026】高温保存特性はこのような充放電を3サイ
クル繰り返した後、上記充電条件で充電状態にし、環境
温度90℃のもとで1日放置し、20℃に冷却した後、
上記と同様の充放電条件で3サイクル繰り返した。こ
の、90℃保存直前直後の容量比を高温保存時容量回復
率とする。
【0027】高温サイクル試験においては、上記充放電
を45℃の環境下で行い、2サイクル目の放電容量を初
期容量とし、初期容量に対する300サイクル目の放電
容量の比を高温時300サイクルでの容量維持率とす
る。
【0028】これらの結果を(表1)に示す。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1〜4と比較例1より、電解液にコ
バルトと錯体を形成する化合物である、1,4−チオキ
サン−1,1−ジオキシドを電解液に添加することで高
温保存特性、高温時の300サイクルでの容量維持率共
に向上していることがわかる。これは、コバルトと錯体
を形成する化合物を電解液に添加することにより、電解
液中に溶出したコバルトイオンを安定化し、負極への析
出を抑制するために負極の反応面積低減やコバルトの触
媒反応によるガス発生を抑制するからである。
【0031】また、実施例1、5、6と比較例1よりコ
バルトを含有する正極活物質であればいずれも、コバル
トと錯体を形成する化合物を電解液に添加することで良
好な高温保存特性、高温時の300サイクルでの容量維
持率を示すことがわかる。これは、コバルトと錯体を形
成する化合物を電解液に添加することにより、電解液中
に溶出したコバルトイオンを安定化し、負極への析出を
抑制するために負極の反応面積低減やコバルトの触媒反
応によるガス発生を抑制するからである。
【0032】実施例1〜2と実施例3の比較よりコバル
トと錯体を形成する化合物の添加量が0.005モル/
lより少ないと、高温保存特性、高温時の300サイク
ルでの容量維持率共にやや悪くなっている。これは、溶
出するコバルト全てを錯体として安定化することができ
ないため、一部負極上に析出したコバルトが負極の反応
面積を低減しているからと考えられる。
【0033】また、実施例1〜2と実施例4の比較より
コバルトと錯体を形成する化合物の添加量が0.2モル
/lより多い場合でも、高温保存特性、高温時の300
サイクルでの容量維持率はほぼ同じであることがわか
る。これは、1,4−チオキサン−1,1−ジオキシド
が、正極から溶出した全てのコバルトと錯体を形成した
ためと考えられる。
【0034】したがって、電解液にコバルトと錯体を形
成する化合物を0.005モル/l以上含有すれば、良
好な高温保存特性、高温充放電サイクル特性が得られる
ことがわかる。更に添加物によるコストアップも考慮
し、望ましくはコバルトと錯体を形成する化合物を0.
005〜0.2モル/l添加するのが望ましい。
【0035】なお、本発明は実施例に限定されるもので
はなく、コバルトと錯体を形成する化合物であれば同様
の効果が得られる。
【0036】上記実施例では正極にコバルト酸リチウム
(LiCoO2)を用いたが、Coの一部を他の遷移金
属、あるいはIIA金属、あるいはIIIA金属あるいはIII
B半金属、あるいはIVB半金属等で置換したものでも同
様の効果が得られる。
【0037】上記実施例において、負極に人造黒鉛を用
いたが、他の負極材料、例えば、アルカリ金属や、リチ
ウムイオンやナトリウムイオンを用いそのホスト材とし
て、非晶質炭素材、2000℃以上の温度で焼成した人
造黒鉛、天然黒鉛などの炭素材料やアルカリ金属と合金
化するアルミニウム(Al)、鉛(Pb)、錫(S
n)、ビスマス(Bi)、シリコン(Si)などの金属
やアルカリ金属格子間挿入型の立方晶系の金属間化合物
(AlSb、Mg2Si、NiSi2)やリチウム窒素化
合物(Li(3-x)xN(M:遷移金属))等でも同様の
効果が得られる。
【0038】また、上記実施例において、セパレータと
してポリエチレン製多孔質フィルムを用いたが、他に
も、例えば、ポリエチレン−ポリプロピレン共重合体や
ポリプロピレンなどの炭化水素系ポリオレフィン樹脂、
いわゆるゲル電解質と呼ばれる含電解液性の高分子ポリ
マー電解質等でも同様の効果が得られる。
【0039】また、上記実施例において電解質として六
フッ化リン酸リチウムを使用したが、他のリチウム含有
塩、例えば過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸リチウ
ム、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム、六フッ化
ヒ酸リチウム、リチウムイミド塩、また、テトラアルキ
ルアンモニウム塩なども同様の効果が得られた。
【0040】また、上記実施例において非水溶媒として
エチレンカーボネートとメチルエチルカーボネートの混
合溶媒を用いたが、一般に非水電解液で用いられている
他の有機溶媒、例えばプロピレンカーボネート、ブチレ
ンカーボネート、ビニレンカーボネート等の環状炭酸エ
ステルや、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト等の鎖状炭酸エステル、γ−ブチロラクトン、γ―バ
レロラクトン、δ―バレロラクトン等のラクトン類又は
その誘導体、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒ
ドロフラン等のフラン類又はその誘導体、1,2−ジメ
トキシエタン、1,2−ジエトキシエタン等のエーテル
類、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリ
ジノン等のアミド類、エチレングリコール、プロピレン
グリコール等のアルコール類、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル等のエス
テル類、リン酸類またはリン酸エステル類、ジメチルス
ルホキシド、スルホランまたはその誘導体、ジオキソラ
ンまたはその誘導体、等を一種又は二種以上混合したも
のや、これらに低温放電特性や高率放電特性を改良する
目的、電解液を難燃性又は不燃性にする目的、高温での
保存特性を向上する目的、サイクル特性を向上する目
的、その他電池の安全性や信頼性を向上する目的等で他
の化合物を添加したものでも同様の効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明はコバルトを含有す
る正極活物質とリチウムを吸蔵、放出可能な負極活物質
からなり、その電解液にコバルトと錯体を形成する化合
物を含有することで、高温保存特性、高温充放電サイク
ル特性に優れた非水電解液二次電池を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円筒型非水電解液二次電池の断面図
【符号の説明】
1 電池ケース 2 封口板 3 絶縁パッキング 4 極板群 5 正極板 5a 正極リード 6 負極板 6a 負極リード 7 セパレータ 8 絶縁リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 豊次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H029 AJ04 AJ05 AJ07 AK03 AL01 AL06 AL07 AL12 AM03 AM05 AM07 BJ02 BJ14 DJ09 EJ11 HJ02 5H050 AA07 AA09 AA13 BA16 BA17 CA08 CB07 CB08 CB12 DA13 EA22 HA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コバルトを含有する正極活物質とリチウ
    ムを吸蔵、放出可能な負極活物質を備え、その電解液に
    コバルトと錯体を形成する化合物を含有する非水電解液
    二次電池。
  2. 【請求項2】 コバルトと錯体を形成する化合物が(化
    1)で表される1,4−チオキサン−1,1−ジオキシ
    ドである請求項1記載の非水電解液二次電池。 【化1】
  3. 【請求項3】 コバルトを含有する正極活物質がLiC
    1-xx2(0≦X≦0.8、Mは1種以上の遷移金
    属あるいはIIA金属、あるいはIIIA金属あるいはIIIB
    半金属、あるいはIVB半金属)である請求項1記載の非
    水電解液二次電池。
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