JP2002133999A - 電子管 - Google Patents

電子管

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JP2002133999A JP2000322401A JP2000322401A JP2002133999A JP 2002133999 A JP2002133999 A JP 2002133999A JP 2000322401 A JP2000322401 A JP 2000322401A JP 2000322401 A JP2000322401 A JP 2000322401A JP 2002133999 A JP2002133999 A JP 2002133999A
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Sashiro Kamimura
佐四郎 上村
Junko Yotani
純子 余谷
Hiroshi Yamada
弘 山田
Takeshi Nagameguri
武志 長廻
Hiroyuki Kurachi
宏行 倉知
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トータル電流に対するアノード電流の比率を
高め、電流分配率を向上させる。 【解決手段】 グリッド電極2のグリッドメッシュ2−
1の周囲を囲むフランジ面2−2に対向するカソード電
極1の基板1−1上に、フランジ面2−2と略同一平面
形状の金属パーツ5を配置する。この金属パーツ5によ
って囲まれたカソード電極1の基板面に多数のスルーホ
ール1Hを形成し、これらスルーホール1Hをつなぐ繋
部1Jの周囲(上面、下面、右側面、左側面)を電子放
出源1−2で覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外囲器内にカソ
ード電極とグリッド電極とアノード電極とを収容した電
子管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に外囲器内にカソード電極とグリッ
ド電極とアノード電極とを収容した電子管の概略構成を
示す。同図において、1はカソード電極、2はグリッド
電極、3はアノード電極であり、外囲器4内に収容され
ている。グリッド電極2はカソード電極1から電子を引
き出す。カソード電極1から引き出された電子はグリッ
ド電極2を通過し、アノード電極3により加速され、こ
の電子管が蛍光管の場合はアノード電極3上に付着した
蛍光面(図示せず)に衝突する。この結果、蛍光面を構
成する蛍光体が電子衝撃により励起され、その蛍光体に
応じた色で蛍光面が発光する。
【0003】図6に従来の電子管におけるカソード電極
およびグリッド電極の電極構造を示す。カソード電極1
とグリッド電極2とは略平行に対向して配置されてい
る。カソード電極1の基板(導体基板)1−1上には、
カーボンナノチューブあるいはグラファイトナノファイ
バなどの繊維状の電子放出源1−2が全面に成膜されて
いる。グリッド電極2には、その中央部に、例えば線幅
0.03mm、ピッチ0.4mmの格子状の領域(以
下、この領域をグリッドメッシュと呼ぶ)2−1が形成
されている。グリッドメッシュ2−1は多数の格子窓
(正方形の窓)2Hから構成されている。
【0004】この電極構造において、カソード電極1に
対しグリッド電極2が正電位となるように電圧を印加す
ると、電界電子放出が起こり、カソード電極1より電子
が引き出される。カソード電極1から引き出された電子
は、グリッド電極2に流入するものと、グリッド電極2
の格子窓2Hを通過してアノード電極3(図5)へ流入
するものとに分かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来の電
極構造では、グリッド電極2を通過する電子と比べてグ
リッド電極2に流入する電子の方が多く、グリッド電流
IGとアノード電流IAとを加えたトータル電流に対す
るアノード電流IAの比率(以下、この比率を電流分配
率という)が低かった。これは、カソード電極1に対し
てグリッド電極2の電位が平行に分布しているため、図
6に矢印で示すように、グリッドメッシュ2−1の格子
窓2Hの直下以外の電子が格子窓2Hを通過せずにグリ
ッド電極2に流入し、グリッド電流IGが多くなったた
めであると考えられる。発明者の調査では、従来の電極
構造の場合、電流分配率は10%程度であった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、トータル電
流に対するアノード電流の比率を高め、電流分配率を向
上させることのできる電子管を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本願の第1発明(請求項1に係る発明)は、グ
リッドメッシュ部に対向するカソード電極の導体基板の
領域内の導体基板表面を電子放出源で覆うとともに、電
子放出源をこの電子放出源よりも厚い導体板によって囲
むようにしたものである。この発明によれば、電子放出
源をこの電子放出源よりも厚い導体板によって囲むこと
により電位分布が変わり、電子放出源のエッジ部分(外
周縁部)から斜め方向に内側へ向けて電子が放射される
ようになり、グリッド電極の格子窓を通過する電子の量
が増える。
【0008】本願の第2発明(請求項2に係る発明)
は、グリッドメッシュ部に対向するカソード電極の導体
基板の領域内の導体基板に複数の穴を形成し、この複数
の穴が形成された導体基板の少なくとも表面を電子放出
源で覆うようにしたものである。この発明によれば、電
子放出源のエッジ部分(カソード電極の導体基板に形成
された複数の穴の角部)から斜め方向により多くの電子
が放出されるようになり、グリッド電極の格子窓を通過
する電子の量が増える。
【0009】本願の第3発明(請求項3に係る発明)
は、第2発明において、さらに、電子放出源をこの電子
放出源よりも厚い導体板によって囲むようにしたもので
ある。この発明によれば、電子放出源のエッジ部分(カ
ソード電極の導体基板に形成された複数の穴の角部)か
ら斜め方向により多くの電子が放出されるようになり、
また電子放出源をこの電子放出源よりも厚い導体板によ
って囲むことによる電位分布の変化に伴う電子の放射方
向の変化も加わり、グリッド電極の格子窓を通過する電
子の量が増える。
【0010】本願の第4発明(請求項4に係る発明)
は、第2発明および第3発明において、複数の穴によっ
て形成される電子放出源のパターンとグリッドメッシュ
部の格子パターンとの重なり合う面積を少なくしたもの
である。この発明によれば、複数の穴によって形成され
る電子放出源のパターンとグリッドメッシュ部の格子パ
ターンとの重なり合う面積を少なくすることにより、カ
ソード電極から放出される電子のグリッド電極で遮られ
る量が減り、グリッド電極を通過する電子の量が増大す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。 〔実施の形態1〕図1はこの発明の一実施の形態を示す
電子管におけるカソード電極とグリッド電極の電極構造
を示す図である。同図において、図6と同一符号は同一
或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
【0012】この実施の形態では、グリッド電極2のグ
リッドメッシュ2−1の周囲を囲むフランジ面2−2に
対向するカソード電極1の基板(導体基板)1−1上
に、フランジ面2−2と略同一平面形状の金属パーツ
(導体板)5を配置している。金属パーツ5は例えばス
テンレス製とされている。また、金属パーツ5によって
囲まれたカソード電極1の基板面は、電子放出源1−2
で覆われている。金属パーツ5の厚さは0.02〜0.
20mmとされ、電子放出源1−2の厚さよりも厚くさ
れている。この例において、電子放出源1−2の厚さ
は、例えば0.02〜0.03mmとされている。
【0013】図6に示した従来の電極構造では、カソー
ド電極1に対してグリッド電極2の電位が平行に分布し
ている。そのため、図6に矢印で示すように、グリッド
メッシュ2−1の格子窓2Hの直下以外の電子が格子窓
2Hを通過せずにグリッド電極2に流入し、グリッド電
流IGが多くなり、トータル電流に対するアノード電流
IAの比率が低下しているものと考えられる。
【0014】これに対し、図1に示した本実施の形態の
電極構造では、金属パーツ5がカソード電極1に配置さ
れているので、電位分布は図のような凹型となる。この
電位分布の変化によって、電子放出源1−2のエッジ部
分(外周縁部)から斜め方向に内側へ向けて電子が放射
されるようになり、グリッド電極2の格子窓2Hを通過
する電子の量が増える。すなわち、凹型の電位分布が電
子放出源1−2から放出された電子を内側へ集めるレン
ズのような作用をし、グリッド電極2の格子窓2Hを通
過する電子の量が増える。一方、カソード電極1の金属
パーツ5が配置された部分からは電子が放出されず、グ
リッド電極1に流入する電子の量は減る。これにより、
トータル電流に対するアノード電流IAの比率が高くな
り、電流分配率が上がる。図1に示した電極構造で電子
管の試作を行ったところ、電流分配率は50%程度に高
まった。
【0015】〔実施の形態2〕図2に本発明に係る電子
管におけるカソード電極とグリッド電極の電極構造の他
の実施の形態を示す。この実施の形態では、カソード電
極1の基板面にグリッド電極2のメッシュ領域2−1に
対向して多数のスルーホール(貫通した穴)1Hを形成
し、これらスルーホール1Hをつなぐ繋部1Jの周囲
(上面、下面、右側面、左側面)を電子放出源1−2で
覆っている。
【0016】なお、カソード電極1の基板面において、
グリッド電極2のグリッドメッシュ2−1の周囲を囲む
フランジ面2−2に対向する部分には電子放出源1−2
は設けられていない。また、スルーホール1Hが形成さ
れた領域(以下、この領域をカソードメッシュと呼ぶ)
1−3は、例えば線幅0.15mm、ピッチ0.3mm
の格子状とされ、スルーホール1Hの孔形状は正方形と
されている。
【0017】図2に示した電極構造では、カソードメッ
シュ1−3のスルーホール1Hをつなぐ繋部1Jの周囲
に電子放出源1−2が設けられているため、グリッド電
極2に対して垂直に放射される電子に加えて、電子放出
源1−2のエッジ部分(スルーホール1Hの角部)から
斜め方向に電子が放射されるようになり、またこのエッ
ジ部分からは電界集中によって平らに形成された部分よ
りも多くの電子が放射されるようになり、グリッド電極
2の格子窓2Hを通過する電子の量が増える。また、繋
部1Jの右側面,左側面および下面に設けられた電子放
出源1−2からも電子が放出され、グリッド電極2に向
かうので、アノード電流がさらに増大する。一方、グリ
ッド電極2のフランジ面2−2に対向するカソード電極
1の部分からは電子が放出されず、グリッド電極1に流
入する電子の量が減る。これにより、トータル電流に対
するアノード電流IAの比率が高くなり、電流分配率が
上がる。
【0018】なお、この実施の形態2では、繋部1Jの
周囲すなわちスルーホール1Hの内壁面にも電子放出源
1−2を設けるようにしたが、繋部1Jの上面のみに設
けるようにしてもよい。また、この実施の形態2では、
カソード電極1の基板面にスルーホール(貫通穴)1H
を形成したが、この穴は貫通していない穴(段差穴)と
してもよい。図2に示した電極構造で電子管の試作を行
ったところ、電流分配率は70%程度に高まった。
【0019】〔実施の形態3〕図3に本発明に係る電子
管におけるカソード電極とグリッド電極の電極構造の別
の実施の形態を示す。この実施の形態では、実施の形態
1と実施の形態2とを組み合わせた電極構造(図2に示
したカソード電極1に図1に示した金属パーツ5を配置
した電極構造)としている。
【0020】すなわち、グリッド電極2のグリッドメッ
シュ2−1の周囲を囲むフランジ面2−2に対向するカ
ソード電極1の基板1−1上に、フランジ面2−2と略
同一平面形状の金属パーツ5を配置し、この金属パーツ
5によって囲まれたカソード電極1の基板面に多数のス
ルーホール1Hを形成し、これらスルーホール1Hをつ
なぐ繋部1Jの周囲を電子放出源1−2で覆っている。
【0021】この電極構造では、電子放出源1−2のエ
ッジ部分(スルーホール1Hの角部)から斜め方向によ
り多くの電子が放出されるようになり、また金属パーツ
5を配置したことによる電位分布の変化に伴う電子の放
射方向の変化も加わり、カソード電極2の格子窓2Hを
通過する電子の量が増大する。一方、カソード電極1の
金属パーツ5が配置された部分からは電子が放出され
ず、グリッド電極1に流入する電子の量が減る。これに
より、トータル電流に対するアノード電流IAの比率が
高くなり、電流分配率が上がる。
【0022】〔実施の形態4〕図2や図3の電極構造で
は、カソードメッシュ1−3におけるスルーホール1H
の孔形状を正方形としているが、スルーホール1Hの孔
形状は正方形としなくてもよい。例えば、スルーホール
1Hを六角形とすれば、図4に示すように、カソードメ
ッシュ1−3におけるスルーホール1Hをつなぐ繋部1
Jとグリッドメッシュ2−1における格子窓2Hをつな
ぐ繋部2Jとの重なり合う面積が少なくなる。すなわ
ち、複数のスルーホール1Hによって形成される電子放
出源のパターンとグリッドメッシュ2−1の格子パター
ンとの重なり合う面積が少なくなる。また、スルーホー
ル1Hを六角形とすることにより、カソード電極1は強
度的にも強くなる。
【0023】複数のスルーホール1Hによって形成され
る電子放出源のパターンとグリッドメッシュ2−1の格
子パターンとの重なり合う面積が少なくなると、カソー
ド電極1から放出される電子のグリッド電極2で遮られ
る量が減り、グリッド電極2を通過する電子の量が増大
し、電流分配率がさらに向上する。図2や図3の電極構
造においてスルーホール1Hの孔形状を六角形とし、電
子管の試作を行ったところ、電流分配率は80%程度に
高まった。
【0024】なお、重なり合う面積を少なくする方法と
して、 2つのパターン(同一であってもよい)をずらす. 2つの異なるパターン(形状、単位形状の大きさ)と
する. というような2つの方法が考えられる。
【0025】また、図1,図2,図3において、グリッ
ド電極2のフランジ面2−2は本発明の必須要件ではな
い。すなわち、フランジ面2−2がない場合であって
も、グリッド電極2の格子窓2Hを通過する電子の量が
増えるので、トータル電流に対するアノード電流IAの
比率が高くなり、電流分配率は向上する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、グリッドメッシュ部に対向するカソード
電極の導体基板の領域内の導体基板表面を電子放出源で
覆うとともに、電子放出源をこの電子放出源よりも厚い
導体板によって囲むようにしたので、電位分布が変わ
り、電子放出源のエッジ部分(外周縁部)から斜め方向
に内側へ向けて電子が放射されるようになり、グリッド
電極の格子窓を通過する電子の量が増え、トータル電流
に対するアノード電流の比率が高まり、電流分配率を向
上させることができるようになる。
【0027】また、本発明によれば、グリッドメッシュ
部に対向するカソード電極の導体基板の領域内の導体基
板に複数の穴を形成し、この複数の穴が形成された導体
基板の少なくとも表面を電子放出源で覆うようにしたの
で、電子放出源のエッジ部分(カソード電極の導体基板
に形成された複数の穴の角部)から斜め方向により多く
の電子が放出されるようになり、グリッド電極の格子窓
を通過する電子の量が増え、トータル電流に対するアノ
ード電流の比率が高まり、電流分配率を向上させること
ができるようになる。
【0028】この電流分配率の向上により、グリッド電
流を少なくし、省電力化を促進することが可能となる。
また、グリッド電圧を低くすることが可能となり、駆動
電圧を低くし、材料、点灯装置などのコストダウンを図
ることが可能となる。また、カソード電極とグリッド電
極とのギャップのバラツキに対してI−V特性の変化が
小さくなり、歩留まりの向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態(実施の形態1)を示
す電子管におけるカソード電極とグリッド電極の電極構
造を示す図である。
【図2】 本発明に係る電子管におけるカソード電極と
グリッド電極の電極構造の他の実施の形態(実施の形態
2)を示す図である。
【図3】 本発明に係る電子管におけるカソード電極と
グリッド電極の電極構造の別の実施の形態(実施の形態
3)を示す図である。
【図4】 カソードメッシュにおけるスルーホールの孔
形状を六角形とした場合のグリッドメッシュの格子窓と
の重なり状況を示す平面図である。
【図5】 カソード電極とグリッド電極とを備えた電子
管の概略構成を示す図である。
【図6】 従来の電子管におけるカソード電極とグリッ
ド電極の電極構造を示す図である。
【符号の説明】
1…カソード電極、1−1…基板(導体基板)、1−2
…電子放出源、1−3…カソードメッシュ、1H…スル
ーホール、1J…繋部、2…グリッド電極、2−1…グ
リッドメッシュ、2−2…フランジ面、2H…格子窓、
2J…繋部、3…アノード電極、4…外囲器、5…金属
パーツ(導体板)。
フロントページの続き (72)発明者 余谷 純子 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 山田 弘 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 長廻 武志 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 倉知 宏行 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外囲器内にカソード電極と、このカソー
    ド電極に対向し格子状に形成されたグリッドメッシュ部
    を有するグリッド電極と、このグリッド電極をはさんで
    前記カソード電極と対向するアノード電極とを収容した
    電子管において、 前記カソード電極は、 前記グリッド電極と略平行に対向配置された導体基板
    と、 この導体基板の前記グリッドメッシュ部に対向する領域
    内において前記導体基板表面を覆う電子放出源と、 前記導体基板上に設けられ前記電子放出源よりも厚く前
    記電子放出源を囲む導体板とを有することを特徴とする
    電子管。
  2. 【請求項2】 外囲器内にカソード電極と、このカソー
    ド電極に対向し格子状に形成されたグリッドメッシュ部
    を有するグリッド電極と、このグリッド電極をはさんで
    前記カソード電極と対向するアノード電極とを収容した
    電子管において、 前記カソード電極は、 前記グリッド電極と略平行に配置された導体基板と、 この導体基板の前記グリッドメッシュ部に対向する領域
    内において前記導体基板に形成された複数の穴と、 前記導体基板の前記領域内において前記複数の穴が形成
    された導体基板の少なくとも表面を覆う電子放出源とを
    有することを特徴とする電子管。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された電子管において、 前記カソード電極は、 さらに前記導体基板上に設けられ前記電子放出源よりも
    厚く前記電子放出源を囲む導体板を有することを特徴と
    する電子管。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載された電子
    管において、 前記複数の穴によって形成される前記電子放出源のパタ
    ーンと前記グリッドメッシュ部の格子パターンとが重な
    り合う面積を少なくしたことを特徴とする電子管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002352695A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷陰極カソードおよびその応用装置
US6917157B2 (en) 2001-06-28 2005-07-12 Noritake Co., Ltd. Electrode for electron source, method for producing the same, and electronic tube using the same
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