JP2002133166A - 商品流通仲介方法及びサーバ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】消費者に魅力的で多様な商品を提供できるよう
にすること。 【解決手段】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
るバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも何
れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
末と、ネットワークを介して接続されているサーバを利
用して商品流通を仲介する方法であって、前記サーバ
が、端末にて商品流通情報を登録する環境をユーザに提
供する工程と、前記サーバが、端末にてユーザが登録し
た商品流通情報を記憶する工程と、前記サーバが、端末
にて、サーバが記憶する商品流通情報を閲覧する環境を
ユーザに提供する工程とを含むことを特徴とする商品流
通仲介方法。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品流通仲介方法
及びサーバに関する。

【０００２】

【従来の技術】生産者などの供給者から様々な経路を経
て商品を消費者に供給する流通機構（例えば、デパート
やスーパなどの小売業者など）が、従来から存在してい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の流通機構には、
以下のような欠点がある。

【０００４】第１に、バイヤー（小売業者の仕入担当
者）と、供給者との接点が硬直していることが挙げられ
る。すなわち、バイヤーは、多くの供給者と接触してい
るにも拘わらず、その顔ぶれは固定的になり勝ちである
ために、消費者ニーズを真に満たす商品を持っている供
給者と巡り会える機会を失ってしまうことがある。

【０００５】第２に、小売業者と供給者とを結ぶチャン
ネルが未整備であることが挙げられる。すなわち、優れ
た商品を保有している供給者は、消費が見込める小売業
者への販売網を欲しているが、小売業者側は供給者の売
込を全て受け入れるだけの体制が整っていない。特に、
慣習的に小売業者は商品の売れ行きが下降すると、低価
格で大量販売を行うので、大量生産ができない供給者
は、消費者にとって魅力的な商品を保有していたとして
も、バイヤーに話さえ聞いてもらえないことが多い。

【０００６】これらの欠点により、地方で生産される特
産品などの商品は、他の地方や大都市圏の消費者に目に
触れることがなくなり、消費者は限られた範囲の商品群
からしか購入商品を選べなくなるという問題が生ずる。

【０００７】また、地方で生産される特産品などの商品
をセットにして、消費者により魅了的な商品を開発しよ
うとしても、以上の欠点に加えて、供給者同士が地理的
に離れており交流する機会が少ないために、実現できな
いという問題が生ずる。

【０００８】本発明は係る従来の欠点及び問題に鑑みて
なされたもので、消費者に魅力的で多様な商品を提供で
きるようにすることを課題とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成するために、まず請求項１の発明では、商品を
供給する供給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは
仲介を行なう仲介者の少なくとも何れかであるユーザが
操作する１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワーク
を介して接続されているサーバを利用して商品流通を仲
介する方法であって、前記サーバが、端末にて商品流通
情報を登録する環境をユーザに提供する工程と、前記サ
ーバが、端末にてユーザが登録した商品流通情報を記憶
する工程と、前記サーバが、端末にて、サーバが記憶す
る商品流通情報を閲覧する環境をユーザに提供する工程
と、を含むことを特徴とする商品流通仲介方法としたも
のである。

【００１０】また請求項２の発明は、商品を供給する供
給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を行な
う仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作する１
つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して接
続されているサーバを利用して商品流通を仲介する方法
であって、前記サーバが、端末にて商品流通情報を登録
する環境をユーザに提供する工程と、前記サーバが、端
末にてユーザが登録した商品流通情報を記憶する工程
と、前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する商品流
通情報を閲覧する環境をユーザに提供する工程と、前記
サーバが、端末にて、閲覧している商品流通情報に対し
てメッセージを作成し、この商品流通情報を登録したユ
ーザに作成したメッセージを送る環境を、閲覧している
ユーザに提供する工程と、前記サーバが、端末にて、こ
の商品流通情報を登録したユーザが、送られたメッセー
ジを受け取って、メッセージを閲覧する環境を提供する
工程と、を含むことを特徴とする商品流通仲介方法とし
たものである。

【００１１】また請求項３の発明は、商品を供給する供
給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を行な
う仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作する１
つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して接
続されているサーバを利用して商品流通を仲介する商品
流通仲介方法であって、前記サーバが、端末にて商品情
報を登録する環境を供給者に提供する工程と、前記サー
バが、端末にて供給者が登録した商品情報を記憶する工
程と、前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する商品
情報を検索し閲覧する環境をユーザに提供する工程と、
を含むことを特徴とする商品流通仲介方法としたもので
ある。

【００１２】また請求項４の発明は、商品を供給する供
給者或いは商品を購入するバイヤーの少なくとも何れか
であるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端末
と、ネットワークを介して接続され、ユーザ情報を記憶
するサーバを利用して商品流通を仲介する商品流通仲介
方法であって、前記サーバが、端末にてバイヤーを選ぶ
環境を供給者に提供する工程と、前記サーバが、端末に
て、選んだバイヤーに商品の売込みのために商品情報を
送る環境を、供給者に提供する工程と、前記サーバが、
端末にて、売込まれた商品の商品情報をバイヤーが検索
し閲覧する環境を提供する工程と、前記サーバが、端末
にて、閲覧している商品情報に対してメッセージを作成
し、この商品を売込んだ供給者に作成したメッセージを
送る環境を、閲覧しているバイヤーに提供する工程と、
前記サーバが、端末にて、この商品を売込んだ供給者
が、バイヤーが送ったメッセージを受け取って、メッセ
ージを閲覧する環境を提供する工程と、を含むことを特
徴とする商品流通仲介方法としたものである。

【００１３】また請求項５の発明は、商品を供給する供
給者であるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
末と、ネットワークを介して接続されているサーバを利
用して商品流通を仲介する方法であって、前記サーバ
が、端末にて協業希望情報を登録する環境を供給者に提
供する工程と、前記サーバが、端末にて供給者が登録し
た協業希望情報を記憶する工程と、前記サーバが、端末
にて、サーバが記憶する協業希望情報を検索し閲覧する
環境を供給者に提供する工程と、を含むことを特徴とす
る商品流通仲介方法としたものである。

【００１４】また請求項６の発明は、商品を供給する供
給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を行な
う仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作する１
つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して接
続されているサーバを利用して商品流通を仲介する方法
であって、前記サーバが、端末にて商品企画情報を登録
する環境を供給者に提供する工程と、前記サーバが、端
末にて供給者が登録した商品企画情報を記憶する工程
と、前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する商品企
画情報を検索し閲覧する環境をユーザに提供する工程
と、を含むことを特徴とする商品流通仲介方法としたも
のである。

【００１５】また請求項７の発明では、商品を供給する
供給者或いは商品を購入するバイヤーの少なくとも何れ
かであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端末
と、ネットワークを介して接続されているサーバを利用
して商品流通を仲介する方法であって、前記サーバが、
端末にて希望商品情報を登録する環境をバイヤーに提供
する工程と、前記サーバが、端末にてバイヤーが登録し
た希望商品情報を記憶する工程と、前記サーバが、端末
にて、サーバが記憶する希望商品情報を検索し閲覧する
環境を供給者に提供する工程と、前記サーバが、端末に
て、閲覧している希望商品情報に対して供給可能表明を
作成し、この希望商品情報を登録したバイヤーに作成し
た供給可能表明を送る環境を、閲覧していている供給者
に提供する工程と、前記サーバが、端末にて、この希望
商品情報を登録したユーザが、送られた供給可能表明を
受け取って、供給可能表明を閲覧する環境を提供する工
程と、前記サーバが、端末にて、閲覧している供給可能
表明に対してメッセージを作成し、この供給可能表明を
送った供給者に作成したメッセージを送る環境を、閲覧
していているバイヤーに提供する工程と、前記サーバ
が、端末にて、この供給可能表明を送ったユーザが、送
られたメッセージを受け取って、メッセージを閲覧する
環境を提供する工程と、を含むことを特徴とする商品流
通仲介方法としたものである。

【００１６】また請求項８の発明では、商品を供給する
供給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を行
なう仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作する
１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して
接続されているサーバを利用して商品流通を仲介する商
品流通仲介方法であって、前記サーバが、端末にてメー
ルを送信する環境をユーザに提供する工程と、前記サー
バが、端末から送信されたメールを受信し、端末にて、
そのメールの宛先となっているユーザが、そのメールを
受信する環境を提供する工程と、を含むことを特徴とす
る請求項１〜７の何れか１項記載の商品流通仲介方法。

【００１７】また請求項９の発明では、商品を供給する
供給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を行
なう仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作する
１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して
接続されているサーバであって、端末にて商品流通情報
を登録する環境をユーザに提供する手段と、端末にてユ
ーザが登録した商品流通情報を記憶する手段と、端末に
て、サーバが記憶する商品流通情報を閲覧する環境をユ
ーザに提供する手段と、を具備することを特徴とする商
品流通仲介サーバとしたものである。

【００１８】また請求項１０の発明では、商品を供給す
る供給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を
行なう仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作す
る１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介し
て接続されているサーバであって、端末にて商品流通情
報を登録する環境をユーザに提供する手段と、端末にて
ユーザが登録した商品流通情報を記憶する手段と、端末
にて、サーバが記憶する商品流通情報を閲覧する環境を
ユーザに提供する手段と、端末にて、閲覧している商品
流通情報に対してメッセージを作成し、この商品流通情
報を登録したユーザに作成したメッセージを送る環境
を、閲覧しているユーザに提供する手段と、端末にて、
この商品流通情報を登録したユーザが、送られたメッセ
ージを受け取って、メッセージを閲覧する環境を提供す
る手段と、を具備することを特徴とする商品流通仲介サ
ーバとしたものである。

【００１９】また請求項１１の発明は、商品を供給する
供給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を行
なう仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作する
１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して
接続されているサーバであって、端末にて商品情報を登
録する環境を供給者に提供する手段と、端末にて供給者
が登録した商品情報を記憶する手段と、端末にて、サー
バが記憶する商品情報を検索し閲覧する環境をユーザに
提供する手段と、を具備することを特徴とする商品流通
仲介サーバとしたものである。

【００２０】また請求項１２の発明は、商品を供給する
供給者或いは商品を購入するバイヤーの少なくとも何れ
かであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端末
と、ネットワークを介して接続され、ユーザ情報を記憶
するサーバであって、端末にてバイヤーを選ぶ環境を供
給者に提供する手段と、端末にて、選んだバイヤーに商
品の売込みのために商品情報を送る環境を、供給者に提
供する手段と、端末にて、売込まれた商品の商品情報を
バイヤーが検索し閲覧する環境を提供する手段と、端末
にて、閲覧している商品情報に対してメッセージを作成
し、この商品を売込んだ供給者に作成したメッセージを
送る環境を、閲覧しているバイヤーに提供する手段と、
端末にて、この商品を売込んだ供給者が、バイヤーが送
ったメッセージを受け取って、メッセージを閲覧する環
境を提供する手段と、を具備することを特徴とする商品
流通仲介サーバとしたものである。

【００２１】また請求項１３の発明では、商品を供給す
る供給者であるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ
側端末と、ネットワークを介して接続されているサーバ
であって、端末にて協業希望情報を登録する環境を供給
者に提供する手段と、端末にて供給者が登録した協業希
望情報を記憶する手段と、端末にて、サーバが記憶する
協業希望情報を検索し閲覧する環境を供給者に提供する
手段と、を具備することを特徴とする商品流通仲介サー
バとしたものである。

【００２２】また請求項１４の発明では、商品を供給す
る供給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を
行なう仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作す
る１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介し
て接続されているサーバであって、端末にて商品企画情
報を登録する環境を供給者に提供する手段と、端末にて
供給者が登録した商品企画情報を記憶する手段と、端末
にて、サーバが記憶する商品企画情報を検索し閲覧する
環境をユーザに提供する手段と、を具備することを特徴
とする商品流通仲介サーバとしたものである。

【００２３】また請求項１５の発明では、商品を供給す
る供給者或いは商品を購入するバイヤーの少なくとも何
れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
末と、ネットワークを介して接続されているサーバであ
って、端末にて希望商品情報を登録する環境をバイヤー
に提供する手段と、端末にてバイヤーが登録した希望商
品情報を記憶する手段と、端末にて、サーバが記憶する
希望商品情報を検索し閲覧する環境を供給者に提供する
手段と、端末にて、閲覧している希望商品情報に対して
供給可能表明を作成し、この希望商品情報を登録したバ
イヤーに作成した供給可能表明を送る環境を、閲覧して
いている供給者に提供する手段と、前記サーバが、端末
にて、この希望商品情報を登録したユーザが、送られた
供給可能表明を受け取って、供給可能表明を閲覧する環
境を提供する手段と、前記サーバが、端末にて、閲覧し
ている供給可能表明に対してメッセージを作成し、この
供給可能表明を送った供給者に作成したメッセージを送
る環境を、閲覧していているバイヤーに提供する手段
と、端末にて、この供給可能表明を送ったユーザが、送
られたメッセージを受け取って、メッセージを閲覧する
環境を提供する手段と、を具備することを特徴とする商
品流通仲介サーバとしたものである。

【００２４】また請求項１６の発明では、商品を供給す
る供給者或いは商品を購入するバイヤー若しくは仲介を
行なう仲介者の少なくとも何れかであるユーザが操作す
る１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介し
て接続されているサーバであって、端末にてメールを送
信する環境をユーザに提供する手段と、端末から送信さ
れたメールを受信し、端末にて、そのメールの宛先とな
っているユーザが、そのメールを受信する環境を提供す
る手段と、を具備することを特徴とする請求項９〜１５
の何れか１項記載の商品流通仲介方法としたものであ
る。

【００２５】

【発明の実施の形態】本発明方法に用いるシステムは、
バイヤー（例えば、デパートやスーパーなどの小売業者
の仕入れ担当）、供給者（例えば、商品の生産者）、及
び仲介者によって利用される。仲介者は、バイヤーと供
給者、或いは供給者同士の間に立って、消費者により魅
力的な商品を提供するための提携を仲介する者である。
以下に、本発明の一実施形態について説明する。ここ
で、商品は、サービスを含むものとする。

【００２６】１：本発明方法に用いるシステムのハード
ウェア構成 本発明方法に用いるシステムは、図１に示すように、端
末と、商品流通仲介サーバとを備え、各端末と商品流通
仲介サーバとがネットワークを介して接続されている。
商品流通仲介サーバは、仲介者によって運用される。

【００２７】ネットワークは、インターネットのような
オープンなものであっても良いし、或いは、専用回線で
あっても良い。また、有線であるか、或いは無線である
かを問わない。

【００２８】２：端末又は商品流通仲介サーバのハード
ウェア構成 端末及び商品流通仲介サーバは、図２に示すように、中
央処理装置と、主記憶装置と、補助記憶装置と、出力装
置と、入力装置と、通信制御装置とを備え、それら装置
がバスで接続されているコンピュータである。端末の商
品形態には、パソコンの他、データ通信機能を持つ携帯
電話、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄａｔａ Ａｓｓｉ
ｓｔａｎｔ）などがある。

【００２９】中央処理装置は、ソフトウェア（プログラ
ム）を実行する装置である。

【００３０】主記憶装置は、中央処理装置がソフトウェ
アを実行するために、一時的にソフトウェアやデータを
記録する装置である。

【００３１】補助記憶装置は、ソフトウェア及びデータ
を永続的に記憶する装置である。

【００３２】出力装置は、情報（データ）を一時的に視
覚表示する表示装置（ディスプレイ）、情報（データ）
を印刷出力するプリンタなど、ユーザに対して情報（デ
ータ）を知覚できるよう出力する装置である。端末は、
少なくとも、表示装置を備えている。

【００３３】入力装置は、キーボード、マウスやスタイ
ラス或いはスキャナなど情報（データ）を入力する装置
である。

【００３４】通信制御装置は、ネットワークを介してな
されるデータの入出力を制御する装置である。

【００３５】補助記憶装置に記憶されているソフトウェ
アは、主記憶装置のロードされて、中央処理装置によっ
て実行される。

【００３６】端末の補助記憶装置には、少なくとも、オ
ペレーティングシステムと、ＷＷＷブラウザ用ソフトウ
ェアと、電子メール用ソフトウェアとが記憶されてい
る。

【００３７】商品流通仲介サーバが備える補助記憶装置
には、少なくとも、オペレーティングシステムと、ＷＷ
Ｗサーバ用ソフトウェアと、メール・サーバ用ソフトウ
ェアと、データベース管理用ソフトウェアと、商品流通
仲介サーバ用ソフトウェアとが記憶されている。従っ
て、商品流通仲介サーバは、ＷＷＷサーバと、メール・
サーバと、データベース・サーバとを兼ねる。

【００３８】また、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置には、ユーザ情報、商品情報、コラボレーション
（協業）希望情報、商品企画情報、相談情報、相談に対
する回答、マーケティング情報、希望商品情報などの様
々な商品流通に役立つ情報を格納するデータベースが記
憶され、データベース管理用ソフトウェアによって管理
される。これら商品流通に役立つ情報を総称して、商品
流通情報と云う。尚、ここで列挙した情報は、あくまで
も例示であって、必ずしも、これら全ての情報がデータ
ベースに記憶されるわけではないし、これら以外の情報
がデータベースに記憶されていても良い。ユーザ情報に
は、少なくとも、ユーザを認証するためのユーザＩＤと
パスワードが含まれている。また、データベースには、
データベースに登録されている情報を収集し要約するた
めの様々なルールも格納されている。さらに、商品流通
仲介サーバが備える補助記憶装置には、ページと呼ばれ
るＨＴＭＬファイルが記憶されている。本明細書では、
特に断らなければ、ページと言えばＨＴＭＬファイルの
ことを意味するとする。

【００３９】商品流通仲介サーバ用ソフトウェアは、オ
ペレーティングシステムの管理下、ＷＷＷサーバ用ソフ
トウェアとデータベース管理用ソフトウェアと協働し
て、端末から送信される指示に応じて、ページを生成す
るか、或いは商品流通仲介サーバが備える補助記憶装置
に記憶されているページを読み出して、ページを端末に
送信する

【００４０】上記の説明では、商品流通仲介サーバが１
つのコンピュータで構成されていることを前提としてい
たが、もちろん複数のコンピュータで構成しても良い。
例えば、ＷＷＷサーバ、メール・サーバ、データベース
・サーバを、それぞれ別のコンピュータで構成し、これ
らのコンピュータをネットワークで接続することが挙げ
られる。

【００４１】３：ユーザ登録 バイヤー、供給者、仲介者は、ユーザ登録されて、始め
て本発明方法に用いるシステムの会員専用サービスが利
用可能になる。以下に、ユーザ登録処理の流れを、図３
のフローチャートに従って説明する。尚、本明細書で
は、バイヤー、供給者、仲介者をユーザと総称する。ま
た、本明細書では、ユーザ登録されたバイヤー、供給
者、仲介者を会員と総称する。

【００４２】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；ユーザは、端末にて、
この端末が備える入力装置を用いて、ＷＷＷブラウザを
起動させ、ユーザ登録画面を表示するユーザ登録ページ
のＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃ
ａｔｏｒ）を入力する。ユーザが、端末にて、端末が備
える入力装置を用いて、ユーザ登録ページを送信しても
らうよう端末に指示すると、端末は、ユーザ登録ページ
を送信するようサーバに指示する。

【００４３】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、端末から送信された指示を受信し、この商品流通仲
介サーバが備える補助記憶装置からユーザ登録ページを
読み出して、端末に送信する。

【００４４】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、ユーザ登録ペ
ージを受信し、ユーザ登録画面をＷＷＷブラウザで表示
する。図４に、ユーザ登録画面を例示する。ユーザは、
端末にて、この端末が備える入力装置を用いて、ユーザ
登録画面の入力欄に必要項目を入力する。ユーザが、端
末にて、端末が備える入力装置を用いて、入力欄に入力
した必要項目を送信するよう端末に指示すると、端末
は、必要項目を商品流通仲介サーバに送信する。

【００４５】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、必要項目を受信し、データベースにユーザ情報とし
て既登録のユーザＩＤとパスワードと異なるものを生成
し、必要項目と生成されたユーザＩＤとパスワードとを
ユーザ情報としてデータベースに登録する。

【００４６】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；商品流通仲介サーバ
は、ユーザＩＤとパスワードとを端末に送信する。この
送信は、ＨＴＭＬファイルを送ることで行っても良い
し、或いは必要項目にメールアドレスを設けていれば電
子メールで行っても良い。

【００４７】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；端末は、ユーザＩＤと
パスワードを受信し、表示する。ユーザＩＤとパスワー
ドがＨＴＭＬファイルで送られた場合、端末は、ユーザ
ＩＤとパスワードとをＷＷＷブラウザで表示する。ユー
ザＩＤとパスワードが電子メールで送られた場合は、ユ
ーザは、端末にて、端末が備える入力装置を用いて、電
子メール用ソフトウェアを起動することにより、ユーザ
ＩＤとパスワードを端末に表示させる。

【００４８】尚、商品流通仲介サーバは、ユーザ登録ペ
ージを端末に送信する前に、本発明方法に用いるシステ
ムの会員専用サービスを利用する規約を表示する規約ペ
ージを端末に送信し、その規約をユーザが了承した後に
ユーザ登録ページを端末に送信するようにしても良い。

【００４９】４：ログイン ユーザ登録されたバイヤー、供給者、仲介者は、本発明
方法に用いるシステムの会員専用サービスを利用するた
めには、その利用環境にログインする必要がある。以下
に、ログイン処理の流れを、図５のフローチャートに従
って説明する。

【００５０】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；会員は、端末にて、こ
の端末が備える入力装置を用いて、ＷＷＷブラウザを起
動させ、ログイン画面を表示するログインページのＵＲ
Ｌ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏ
ｒ）を入力する。会員が、端末にて、端末が備える入力
装置を用いて、ログインページを送信してもらうよう端
末に指示すると、端末は、ログインページを送信するよ
うサーバに指示する。

【００５１】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、端末から送信された指示を受信し、この商品流通仲
介サーバが備える補助記憶装置からログインページを読
み出して、端末に送信する。

【００５２】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、ログインペー
ジを受信し、ログイン画面をＷＷＷブラウザで表示す
る。会員は、端末にて、この端末が備える入力装置を用
いて、ログイン画面にユーザＩＤとパスワードを入力す
る。会員が、端末にて、この端末が備える入力装置を用
いて、ユーザＩＤとパスワードとを送信するよう端末に
指示すると、端末は、ユーザＩＤとパスワードとを商品
流通仲介サーバに送信する。

【００５３】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、ユーザＩＤとパスワードとを受信し、これらのユー
ザＩＤとパスワードとがデータベースにユーザ情報とし
て既に登録されているか否かを確かめることで、ユーザ
認証を行う。登録されていなければ、認証に失敗したこ
とになり、ＳＴＥＰ５に進む。登録されていれば、認証
に成功したことになり、ＳＴＥＰ６に進む。

【００５４】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；商品流通仲介サーバ
は、認証に失敗したことを表示するＨＴＭＬファイルを
端末に送信する。

【００５５】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、データベースに登録されているユーザ情報に基づい
て会員画面を表示する会員ページを生成するか、或いは
商品流通仲介サーバが備える補助記憶装置から会員画面
を表示する会員ページを読み出して、端末に送信する。

【００５６】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、認証に失敗し
たことを表示するＨＴＭＬファイル受信したならば認証
に失敗したことをＷＷＷブラウザで表示し、会員画面を
表示する会員ページを受信したならば会員画面をＷＷＷ
ブラウザで表示する。

【００５７】５：会員画面 会員画面は、会員専用サービスを利用する環境の入り口
である。この会員画面には、サービスメニューが表示さ
れ、会員はサービスメニューからサービスを選ぶことに
よって、そのサービスを利用する。以下、サービスメニ
ューから各サービスを、端末が備える入力装置で選択し
た後になされる処理を説明する。

【００５８】６：商品登録 ここでは、会員画面のサービスメニューから「商品登
録」というサービスを選択したときになされる商品登録
処理の流れを、図６のフローチャートに従って説明す
る。この「商品登録」というサービスは、供給者が、自
分が供給している商品情報を登録するためのものであ
る。

【００５９】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；供給者が、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメ
ニューから「商品登録」というサービスを選択すると、
端末は、商品流通仲介サーバに商品情報の登録を行なう
商品登録ページを送信するよう指示する。

【００６０】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置から商品登録ページを読み出して、端末に送信す
る。

【００６１】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、商品登録ペー
ジを受信し、このページをＷＷＷブラウザで表示する。
供給者は、端末にて、端末が備える入力装置を用いて、
商品登録ページの入力欄に商品仕様などの商品情報を入
力する。供給者が、端末にて、端末が備える入力装置を
用いて、入力欄に入力した商品情報を送信するよう端末
に指示すると、端末は、この商品情報を商品流通仲介サ
ーバに送信する。この商品情報には、商品の画像（静止
画像、動画像を含む）や音声が含まれていても良い。

【００６２】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、商品情報を受信し、データベースに登録する。

【００６３】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；コミニュティサーバ
は、商品情報の登録が完了したことを表示するＨＴＭＬ
ファイルを、コミニュティサーバが備える補助記憶装置
から読み出して、端末に送信する。

【００６４】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；端末は、商品情報の登
録が完了したことを表示するＨＴＭＬファイルを受信
し、商品情報の登録が完了したことをＷＷＷブラウザで
表示する。

【００６５】７：商品の閲覧 ここでは、会員画面のサービスメニューから「商品の閲
覧」というサービスを選択したときになされる商品閲覧
処理の流れを、図７のフローチャートに従って説明す
る。この「商品閲覧」というサービスは、供給者、バイ
ヤー、仲介者が、データベースに既登録の商品情報を閲
覧するためのものである。

【００６６】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；会員が、端末にて、端
末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメニ
ューから「商品の閲覧」というサービスを選択すると、
端末は、商品流通仲介サーバに商品の検索条件を入力す
る商品用検索条件ページを送信するよう指示する。

【００６７】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置から商品用検索条件ページを読み出し、端末に送
信する。

【００６８】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、商品用検索条
件ページを受信し、このページをＷＷＷブラウザで表示
する。会員は、端末にて、端末が備える入力装置を用い
て、商品用検索条件ページの入力欄に検索条件を入力す
る。会員が、端末にて、端末が備える入力装置を用い
て、入力した検索条件を送信するよう端末に指示する
と、端末は、検索条件を商品流通仲介サーバに送信す
る。

【００６９】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、検索条件を受信し、この検索条件を満たす商品のリ
ストを表示するＨＴＭＬファイルを、データベースを検
索することによって生成し、端末に送信する。

【００７０】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、商品のリスト
を表示するＨＴＭＬファイル受信し、商品リストをＷＷ
Ｗブラウザで表示する。会員は、端末にて、端末が備え
る入力装置を用いて、閲覧しようと思う商品を、リスト
の中から選択する。会員は、端末にて、端末が備える入
力装置を用いて、選択した商品を送信するよう端末に指
示すると、端末は、選択された商品を、商品流通仲介サ
ーバに送信する。

【００７１】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、選択された商品を受信し、データベースから選択さ
れた商品に関する情報を読み出して、選択された商品に
関する情報を表示するＨＴＭＬファイルを生成し、端末
に送信する。

【００７２】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、選択された商
品に関する情報を表示するＨＴＭＬファイルを受信し、
選択された商品に関する情報をＷＷＷブラウザで表示す
る。

【００７３】尚、ＳＴＥＰ７の後に、例えば、「商品の
閲覧」というサービスを、バイヤーが利用している場合
に、バイヤーが望む商品を提供している供給者に電子メ
ール等で連絡を取ることが行われても良い。また、希望
する商品が複数存在する場合には、商品リストにより商
品を適宜選択して、一括して電子メール等が送られるよ
うにしても良い。また、バイヤーが、例えばＡ社の肉製
品とＢ社の地酒とを組み合わせることにより、新しい商
品が生まれると考えれば、その旨を同時にＡ社とＢ社へ
電子メールを送ることができる。これにより、新しいセ
ット物の商品（例えば、中元、歳暮など）を開発するこ
とができる。

【００７４】８：商品の売込 「商品登録」サービスで商品登録を完了した際、或い
は、「商品閲覧」サービスで選択された商品に関する情
報を表示させた際に、登録又は表示させた商品を、供給
者がバイヤーに売り込めるようするために、商品情報の
登録が完了したことを表示するＨＴＭＬファイル、選択
された商品に関する情報を表示するＨＴＭＬファイルそ
れぞれには、「売込ボタン」を表示させる記述が含まれ
ている。従って、ＷＷＷブラウザが、商品情報の登録が
完了したことを表示するとき、或いは選択された商品に
関する情報を表示するとき、「売込ボタン」も表示す
る。

【００７５】ここでは、端末にて、端末が備える入力装
置を用いて、「売込ボタン」を押したときになされる売
込処理の流れを、図８のフローチャートに従って説明す
る。

【００７６】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；供給者が「売込ボタ
ン」を押すと、端末は、登録又は選択された商品の売込
対象となっているバイヤーのリストを送信するよう商品
流通仲介サーバに指示する。

【００７７】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、この指示を受信し、登録又は選択された商品が属す
るカテゴリを扱っているバイヤーのリストを表示するＨ
ＴＭＬファイルを、データベースを検索することによっ
て生成し、端末に送信する。

【００７８】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、登録又は選択
された商品の売込対象となっているバイヤーのリストを
表示するＨＴＭＬファイルを受信し、登録又は選択され
た商品の売込対象となっているバイヤーのリストを表示
するＨＴＭＬファイルをＷＷＷブラウザで表示する。供
給者は、端末にて、端末が備える入力装置を用いて、リ
ストの中からバイヤーを選択する。供給者が、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、選択したバイヤー
に対して登録又は選択された商品を売込むことを送信す
るよう端末に指示すると、端末は、選択されたバイヤー
に対して登録又は選択された商品が売り込まれたことを
商品流通仲介サーバに送信する。

【００７９】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、選択されたバイヤーに対して登録又
は選択された商品が売り込まれたことを受信し、データ
ベースに登録する。

【００８０】供給者は、この売込みをすると、次に説明
する売込商品の閲覧をバイヤーが行なえば、新たな販路
を席にいながらにして開拓することが可能になる。

【００８１】９：売込商品の閲覧 ここでは、会員画面のサービスメニューから「売込商品
の閲覧」というサービスを選択したときになされる売込
商品閲覧処理の流れを、図９のフローチャートに従って
説明する。この「売込商品の閲覧」というサービスは、
バイヤーが、供給者から売り込まれた商品に関する情報
を閲覧するためのものである。

【００８２】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；バイヤーが、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービ
スメニューから「売込商品の閲覧」というサービスを選
択すると、端末は、商品流通仲介サーバに売込商品の検
索条件を入力する売込商品用検索条件ページを送信する
よう指示する。

【００８３】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、この指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補
助記憶装置から売込商品用検索条件ページを読み出し、
端末に送信する。

【００８４】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、売込商品用検
索条件ページを受信し、このページをＷＷＷブラウザで
表示する。バイヤーは、端末にて、端末が備える入力装
置を用いて、売込商品用検索条件ページの入力欄に検索
条件を入力する。バイヤーが、端末にて、端末が備える
入力装置を用いて、入力した検索条件を送信するよう端
末に指示すると、端末は、検索条件を商品流通仲介サー
バに送信する。

【００８５】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、検索条件を受信し、この検索条件を満たす売込商品
のリストを表示するＨＴＭＬファイルを、データベース
を検索することによって生成し、端末に送信する。

【００８６】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、売込商品のリ
ストを表示するＨＴＭＬファイル受信し、売込商品のリ
ストをＷＷＷブラウザで表示する。バイヤーは、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、閲覧しようと思う
売込商品をリストの中から選択する。バイヤーが、端末
にて、端末が備える入力装置を用いて、選択した売込商
品を送信するよう端末に指示すると、端末は、選択され
た売込商品を、商品流通仲介サーバに送信する。

【００８７】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、選択された売込商品を受信し、データベースから選
択された売込商品に関する情報を読み出して、選択され
た売込商品に関する情報と連絡欄とメール送信希望有無
選択欄とを表示するＨＴＭＬファイルを生成し、端末に
送信する。

【００８８】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、選択された売
込商品に関する情報と連絡欄とメール送信希望有無選択
欄とを表示するＨＴＭＬファイルを受信し、選択された
売込商品に関する情報と連絡欄とメール送信希望有無選
択欄とをＷＷＷブラウザで表示する。

【００８９】Ｓ（ＳＴＥＰ）８；バイヤーは、端末に
て、売込商品に関する情報を閲覧して、仕入れ対象とす
るか否かを検討する。興味があるならば、ＳＴＥＰ９に
進む。興味がないならば、ＥＮＤに進む。

【００９０】Ｓ（ＳＴＥＰ）９；バイヤーは、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、連絡欄に売込商品
について興味がある旨の伝言を入力する。この際、バイ
ヤーは、その伝言を、売り込んだ供給者にメールで送信
する場合は、メール送信希望有無選択欄でメール送信希
望有りを、端末が備える入力装置を用いて、選択する。
他方、売り込んだ供給者にメールで送信しなくても良い
場合は、メール送信希望有無選択欄でメール送信希望無
しを、端末が備える入力装置を用いて、選択する。バイ
ヤーが、端末にて、端末が備える入力装置を用いて、連
絡欄に入力した伝言とメール送信希望有無選択欄で選択
したメール送信希望の有無とを送信するよう端末に指示
すると、端末は、連絡欄に入力した伝言とメール送信希
望有無選択欄で選択したメール送信希望の有無とを、商
品流通仲介サーバに送信する。

【００９１】Ｓ（ＳＴＥＰ）１０；商品流通仲介サーバ
は、連絡欄に入力された伝言とメール送信希望有無選択
欄で選択したメール送信希望の有無とを受信し、連絡欄
に入力された伝言を、選択された売込商品に対して興味
があることの表明としてデータベースに登録する。

【００９２】Ｓ（ＳＴＥＰ）１１；商品流通仲介サーバ
は、メール送信希望の有無を確認する。メール送信希望
有りならば、ＳＴＥＰ１２に進む。メール送信希望無し
ならば、ＥＮＤに進む。

【００９３】Ｓ（ＳＴＥＰ）１２；商品流通仲介サーバ
は、連絡欄に入力された伝言を、選択された売込商品を
売り込んだ供給者に対して、電子メールで送信する。

【００９４】尚、ＳＴＥＰ１０において、メール送信希
望無しの場合であっても、連絡欄に入力された伝言をデ
ータベースに登録するのは、バイヤー自身の情報整理た
めである。これにより、後日、メールを送信しなかった
理由を閲覧したり、必要なときに改めて読み出すことが
できる。

【００９５】１０：コラボレーション希望の登録 ここでは、会員画面のサービスメニューから「コラボレ
ーション希望の登録」というサービスを選択したときに
なされるコラボレーション希望登録処理の流れを、図１
０のフローチャートに従って説明する。この「コラボレ
ーション希望の登録」というサービスは、供給者が、ど
のような協業相手を希望するのかに関する情報を登録す
るためのものである。

【００９６】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；供給者が、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメ
ニューから「コラボレーション希望の登録」というサー
ビスを選択すると、端末は、商品流通仲介サーバにコラ
ボレーション希望情報を入力するコラボレーション希望
登録ページを送信するよう指示する。

【００９７】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置からコラボレーション希望登録ページを読み出し
て、端末に送信する。

【００９８】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、コラボレーシ
ョン希望登録ページを受信し、このページをＷＷＷブラ
ウザで表示する。供給者は、端末にて、端末が備える入
力装置を用いて、コラボレーション希望登録ページの入
力欄に協業の希望条件などのコラボレーション希望情報
を入力する。供給者が、端末にて、端末が備える入力装
置を用いて、入力したコラボレーション希望情報を送信
するよう端末に指示すると、端末は、このコラボレーシ
ョン希望情報を商品流通仲介サーバに送信する。

【００９９】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、コラボレーション希望情報を受信し、データベース
に登録する。

【０１００】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；コミニュティサーバ
は、コラボレーション希望情報の登録が完了したことを
表示するＨＴＭＬファイルを、商品流通仲介サーバが備
える補助記憶装置から読み出して、端末に送信する。

【０１０１】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；端末は、コラボレーシ
ョン希望情報の登録が完了したことを表示するＨＴＭＬ
ファイルを受信し、コラボレーション希望情報の登録が
完了したことをＷＷＷブラウザで表示する。

【０１０２】供給者は、コラボレーション希望情報の登
録すると、次に説明するコラボレーション希望情報の閲
覧を他の供給者が行なってくれれば、新たな同異業種の
供給者との交流を図ることができ、新たな市場を創造す
ることができる。

【０１０３】１１：コラボレーション希望情報の閲覧 ここでは、会員画面のサービスメニューから「コラボレ
ーション希望情報の閲覧」というサービスを選択したと
きになされるコラボレーション希望閲覧処理の流れを、
図１１のフローチャートに従って説明する。この「コラ
ボレーション希望情報の閲覧」というサービスは、供給
者が、データベースに既登録のコラボレーション希望情
報を閲覧して、協業相手を探すためのものである。

【０１０４】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；供給者が、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメ
ニューから「コラボレーション希望の閲覧」というサー
ビスを選択すると、端末は、商品流通仲介サーバにコラ
ボレーション希望の検索条件を入力するコラボレーショ
ン希望用検索条件ページを送信するよう指示する。

【０１０５】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、この指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補
助記憶装置からコラボレーション希望用検索条件ページ
を読み出し、端末に送信する。

【０１０６】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、コラボレーシ
ョン希望用検索条件ページを受信し、このページをＷＷ
Ｗブラウザで表示する。供給者は、端末にて、端末が備
える入力装置を用いて、コラボレーション希望用検索ペ
ージの入力欄に検索条件を入力する。供給者が、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、入力した検索条件
を送信するよう端末に指示すると、端末は、検索条件を
商品流通仲介サーバに送信する。

【０１０７】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、検索条件を受信し、この検索条件を満たすコラボレ
ーション希望のリストを表示するＨＴＭＬファイルを、
データベースを検索することによって生成し、端末に送
信する。

【０１０８】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、コラボレーシ
ョン希望のリストを表示するＨＴＭＬファイル受信し、
コラボレーション希望のリストをＷＷＷブラウザで表示
する。供給者は、端末にて、端末が備える入力装置を用
いて、閲覧しようと思うコラボレーション希望を、リス
トの中から選択する。供給者が、端末にて、端末が備え
る入力装置を用いて、選択したコラボレーション希望を
送信するよう端末に指示すると、端末は、選択されたコ
ラボレーション希望を、商品流通仲介サーバに送信す
る。

【０１０９】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、選択されたコラボレーション希望を受信し、データ
ベースから選択されたコラボレーション希望に関する情
報を読み出して、選択されたコラボレーション希望に関
する情報を表示するＨＴＭＬファイルを生成し、端末に
送信する。

【０１１０】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、選択されたコ
ラボレーション希望に関する情報を表示するＨＴＭＬフ
ァイルを受信し、選択されたコラボレーション希望に関
する情報をＷＷＷブラウザで表示する。

【０１１１】１２：商品企画の登録 ここでは、会員画面のサービスメニューから「商品企画
の登録」というサービスを選択したときになされる商品
企画登録処理の流れを、図１２のフローチャートに従っ
て説明する。この「商品企画の登録」というサービス
は、供給者が、自分の商品企画に関する情報を登録ため
のものである。

【０１１２】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；供給者が、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメ
ニューから「商品企画の登録」というサービスを選択す
ると、端末は、商品流通仲介サーバに商品企画登録情報
を入力する商品企画登録ページを送信するよう指示す
る。

【０１１３】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、この指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補
助記憶装置から商品企画登録ページを読み出して、端末
に送信する。

【０１１４】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、商品企画登録
ページを受信し、このページをＷＷＷブラウザで表示す
る。供給者は、端末にて、端末が備える入力装置を用い
て、商品企画登録ページの入力欄に企画内容などの商品
企画情報を入力する。供給者が、端末にて、端末が備え
る入力装置を用いて、入力した商品企画情報を送信する
よう端末に指示すると、端末は、この商品企画情報を商
品流通仲介サーバに送信する。

【０１１５】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、商品企画情報を受信し、データベースに登録する。

【０１１６】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；コミニュティサーバ
は、商品企画情報の登録が完了したことを表示するＨＴ
ＭＬファイルを、商品流通仲介サーバが備える補助記憶
装置から読み出して、端末に送信する。

【０１１７】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；端末は、商品企画情報
の登録が完了したことを表示するＨＴＭＬファイルを受
信し、商品企画情報の登録が完了したことをＷＷＷブラ
ウザで表示する。

【０１１８】１３：商品企画の閲覧 ここでは、会員画面のサービスメニューから「商品企画
の閲覧」というサービスを選択したときになされる商品
企画閲覧処理の流れを、図１３のフローチャートに従っ
て説明する。この「商品企画の閲覧」というサービス
は、供給者、バイヤー、仲介者が、データベースに既登
録の商品企画情報を閲覧するためのものである。

【０１１９】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；会員が、端末にて、端
末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメニ
ューから「商品企画の閲覧」というサービスを選択する
と、端末は、商品流通仲介サーバに商品企画の検索条件
を入力する商品企画用検索条件ページを送信するよう指
示する。

【０１２０】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、商品流通仲介サーバが備える補助記憶装置から商品
企画用検索条件ページを読み出し、端末に送信する。

【０１２１】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、商品企画用検
索条件ページを受信し、このページをＷＷＷブラウザで
表示する。会員は、端末にて、端末が備える入力装置を
用いて、商品企画用検索条件ページの入力欄に検索条件
を入力する。会員が、端末にて、端末が備える入力装置
を用いて、入力した検索条件を送信するよう端末に指示
すると、端末は、検索条件を商品流通仲介サーバに送信
する。

【０１２２】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、検索条件を受信し、この検索条件を満たす商品企画
のリストを表示するＨＴＭＬファイルを、データベース
を検索することによって生成し、端末に送信する。

【０１２３】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、商品企画のリ
ストを表示するＨＴＭＬファイルを受信し、商品企画の
リストをＷＷＷブラウザで表示する。会員は、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、閲覧しようと思う
商品企画を、リストの中から選択する。会員が、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、選択した商品企画
を送信するよう端末に指示すると、端末は、選択された
商品企画を、商品流通仲介サーバに送信する。

【０１２４】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、選択された商品企画を受信し、データベースから選
択された商品企画に関する情報を読み出して、選択され
た商品企画に関する情報を表示するＨＴＭＬファイルを
生成し、端末に送信する。

【０１２５】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、選択された商
品企画に関する情報を表示するＨＴＭＬファイルを受信
し、選択された商品企画に関する情報をＷＷＷブラウザ
で表示する。

【０１２６】以上「商品企画の登録」及び「商品企画の
閲覧」というサービスによって、供給者は自分の商品を
他の会員にアピールでき、また他の会員は供給者を理解
する一助とすることができる。

【０１２７】１４：希望商品登録 ここでは、会員画面のサービスメニューから「希望商品
登録」というサービスを選択したときになされる希望商
品登録処理の流れを、図１４のフローチャートに従って
説明する。この「希望商品登録」というサービスは、バ
イヤーが、仕入を希望する商品に関する情報を登録する
ためのものである。

【０１２８】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；バイヤーが、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービ
スメニューから「希望商品登録」というサービスを選択
すると、端末は、商品流通仲介サーバに希望商品登録情
報を入力する希望商品登録ページを送信するよう指示す
る。

【０１２９】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置から希望商品登録ページを読み出して、端末に送
信する。

【０１３０】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、希望商品登録
ページを受信し、このページをＷＷＷブラウザで表示す
る。バイヤーは、端末にて、端末が備える入力装置を用
いて、希望商品登録画面の入力欄に希望する商品の仕様
などの希望商品情報を入力する。バイヤーが、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、入力した希望商品
情報を送信するよう端末に指示すると、端末は、この希
望商品情報を商品流通仲介サーバに送信する。

【０１３１】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、希望商品情報を受信し、データベースに登録する。

【０１３２】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；コミニュティサーバ
は、希望商品情報の登録が完了したことを表示するＨＴ
ＭＬファイルを、コミニュティサーバが備える補助記憶
装置から読み出して、端末に送信する。

【０１３３】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；端末は、希望商品情報
の登録が完了したことを表示するＨＴＭＬファイルを受
信し、希望商品情報の登録が完了したことをＷＷＷブラ
ウザで表示する。

【０１３４】１５：希望商品の供給可能表明 ここでは、会員画面のサービスメニューから「希望商品
の供給可能表明」というサービスを選択したときになさ
れる希望商品の供給可能表明処理の流れを、図１５のフ
ローチャートに従って説明する。この「希望商品の供給
可能表明」というサービスは、供給者が、データベース
に登録された希望商品（バイヤーが仕入を希望する商
品）の中から、供給可能なものを探して、供給可能であ
ることを表明するためのものである。

【０１３５】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；供給者が、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメ
ニューから「希望商品の供給可能表明」というサービス
を選択すると、端末は、商品流通仲介サーバに希望商品
の検索条件を入力する希望商品用検索条件ページを送信
するよう指示する。

【０１３６】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置から希望商品用検索条件ページを読み出し、端末
に送信する。

【０１３７】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、希望商品用検
索条件ページを受信し、このページをＷＷＷブラウザで
表示する。供給者は、端末にて、端末が備える入力装置
を用いて、希望商品用検索条件ページの入力欄に検索条
件を入力する。供給者が、端末にて、端末が備える入力
装置を用いて、入力した検索条件を送信するよう端末に
指示すると、端末は、検索条件を商品流通仲介サーバに
送信する。

【０１３８】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、検索条件を受信し、この検索条件を満たす希望商品
のリストを表示するＨＴＭＬファイルを、データベース
を検索することによって生成し、端末に送信する。

【０１３９】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、希望商品のリ
ストを表示するＨＴＭＬファイル受信し、希望商品のリ
ストをＷＷＷブラウザで表示する。供給者は、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、閲覧しようと思う
希望商品をリストの中から選択する。供給者が、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、選択した希望商品
を送信するよう端末に指示すると、端末は、選択された
希望商品を、商品流通仲介サーバに送信する。

【０１４０】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、選択された希望商品を受信し、データベースから選
択された希望商品の仕様などの希望情報を読み出して、
選択された希望商品の仕様などの希望商品情報と連絡欄
とメール送信希望有無選択欄とを表示するＨＴＭＬファ
イルを生成し、端末に送信する。

【０１４１】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、選択された希
望商品の仕様などの希望商品情報と連絡欄とメール送信
希望有無選択欄とを表示するＨＴＭＬファイルを受信
し、選択された希望商品の仕様などの希望商品情報と連
絡欄とメール送信希望有無選択欄とをＷＷＷブラウザで
表示する。

【０１４２】Ｓ（ＳＴＥＰ）８；供給者は、端末にて、
希望商品の仕様などの希望商品情報を閲覧して、供給可
能であるか否かを判断する。供給可能であるのならば、
ＳＴＥＰ９に進む。供給可能でないならば、ＥＮＤに進
む。

【０１４３】Ｓ（ＳＴＥＰ）９；供給者は、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、連絡欄に希望商品の供
給について提案を入力する。この際、供給者は、その伝
言を、希望商品を登録したバイヤーにメールで送信する
場合は、メール送信希望有無選択欄でメール送信希望有
りを、端末が備える入力装置を用いて、選択する。他
方、希望商品を登録したバイヤーにメールで送信しなく
ても良い場合は、メール送信希望有無選択欄でメール送
信希望無しを、端末が備える入力装置を用いて、選択す
る。供給者が、端末にて、端末が備える入力装置を用い
て、連絡欄に入力した供給提案とメール送信希望有無選
択欄で選択したメール送信希望の有無とを送信するよう
端末に指示すると、端末は、連絡欄に入力した供給提案
とメール送信希望有無選択欄で選択したメール送信希望
の有無とを、商品流通仲介サーバに送信する。

【０１４４】Ｓ（ＳＴＥＰ）１０；商品流通仲介サーバ
は、連絡欄に入力された供給提案とメール送信希望有無
選択欄で選択したメール送信希望の有無とを受信し、連
絡欄に入力された供給提案を、選択された希望商品に対
して供給可能であることの表明としてデータベースに登
録する。

【０１４５】Ｓ（ＳＴＥＰ）１１；商品流通仲介サーバ
は、メール送信希望の有無を確認する。メール送信希望
有りならば、ＳＴＥＰ１２に進む。メール送信希望無し
ならば、ＥＮＤに進む。

【０１４６】Ｓ（ＳＴＥＰ）１２；商品流通仲介サーバ
は、連絡欄に入力された供給提案を、選択された希望商
品を登録したバイヤーに対して、電子メールで送信す
る。

【０１４７】１６：希望商品供給可能表明の閲覧 ここでは、会員画面のサービスメニューから「希望商品
供給可能表明の閲覧」を選択した場合になされる希望商
品供給可能表明の閲覧処理の流れを、図１６のフローチ
ャートに従って説明する。この「希望商品供給可能表明
の閲覧」というサービスは、仕入を希望する商品を登録
したバイヤーが、その希望商品に対し供給者が行った供
給可能表明を閲覧するためのものである。

【０１４８】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；バイヤーが、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービ
スメニューから「希望商品供給可能表明の閲覧」という
サービスを選択すると、端末は、バイヤーが登録した希
望商品のリストを表示するＨＴＭＬファイルを送信する
よう商品流通仲介サーバに指示する。

【０１４９】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、この指示を受信し、バイヤーが登録した希望商品の
リストを表示するＨＴＭＬファイルを、データベースを
検索することによって生成し、端末に送信する。

【０１５０】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、バイヤーが登
録した希望商品のリストを表示するＨＴＭＬファイルを
受信し、バイヤーが登録した希望商品のリストをＷＷＷ
ブラウザで表示する。バイヤーは、端末にて、端末が備
える入力装置を用いて、供給提案を閲覧したい希望商品
をリストの中から選択する。バイヤーが、端末にて、端
末が備える入力装置を用いて、選択した希望商品を送信
するよう端末に指示すると、端末は、選択された希望商
品を商品流通仲介サーバに送信する。

【０１５１】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、選択された希望商品を受信し、選択された希望商品
の供給提案と連絡欄とメール送信希望有無選択欄とを表
示するＨＴＭＬファイルを、データベースを検索するこ
とによって生成し、端末に送信する。

【０１５２】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、選択された希
望商品の供給提案と連絡欄とメール送信希望有無選択欄
とを表示するＨＴＭＬファイル受信し、選択された希望
商品の供給についての伝言と連絡欄とメール送信希望有
無選択欄とをＷＷＷブラウザで表示する。

【０１５３】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；バイヤーは、端末に
て、選択した希望商品の供給提案を閲覧して、良い内容
のものであるか否かを判断する。良い内容であるのなら
ば、ＳＴＥＰ７に進む。良い内容でないならば、ＥＮＤ
に進む。

【０１５４】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；バイヤーは、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、選択された希望商
品の供給提案に対する返事を連絡欄に入力する。この
際、バイヤーは、その返事を、希望商品の供給提案をし
た供給者にメールで送信する場合は、メール送信希望有
無選択欄でメール送信希望有りを、端末が備える入力装
置を用いて、選択する。他方、希望商品を登録したバイ
ヤーにメールで送信しなくても良い場合は、メール送信
希望有無選択欄でメール送信希望無しを、端末が備える
入力装置を用いて、選択する。バイヤーが、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、連絡欄に入力した返事
とメール送信希望有無選択欄で選択したメール送信希望
の有無とを送信するよう端末に指示すると、端末は、連
絡欄に入力した返事とメール送信希望有無選択欄で選択
したメール送信希望の有無とを、商品流通仲介サーバに
送信する。

【０１５５】Ｓ（ＳＴＥＰ）８；商品流通仲介サーバ
は、連絡欄に入力された返事とメール送信希望有無選択
欄で選択したメール送信希望の有無とを受信し、連絡欄
に入力された返事を、選択された希望商品の供給提案に
対する返事としてデータベースに登録する。

【０１５６】Ｓ（ＳＴＥＰ）９；商品流通仲介サーバ
は、メール送信希望の有無を確認する。メール送信希望
有りならば、ＳＴＥＰ１２に進む。メール送信希望無し
ならば、ＥＮＤに進む。

【０１５７】Ｓ（ＳＴＥＰ）１０；商品流通仲介サーバ
は、連絡欄に入力された返事を、選択された希望商品の
供給提案をした供給者に対して、電子メールで送信す
る。

【０１５８】これら希望商品に関する処理は、仮想的な
コンペティション（ｃｏｍｐｅｔｉｔｉｏｎ）を行なう
こととなる。これにより、遠隔地であっても、より良い
希望商品の供給提案を行なったものが採用されることと
なる。また、バイヤーには新しくより良い商品を手に入
れるが、容易にできる。

【０１５９】１７：相談の登録 ここでは、会員画面のサービスメニューから「相談の登
録」というサービスを選択したときになされる相談登録
処理の流れを、図１７のフローチャートに従って説明す
る。この「相談の登録」というサービスは、供給者、バ
イヤーが、相談内容と相談相手などの相談情報を登録す
るためのものである。

【０１６０】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；供給者又はバイヤー
が、端末にて、端末が備える入力装置を用いて、会員画
面のサービスメニューから「相談の登録」というサービ
スを選択すると、端末は、商品流通仲介サーバに相談情
報を入力する相談登録ページを送信するよう指示する。

【０１６１】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、この指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補
助記憶装置から相談登録ページを読み出して、端末に送
信する。

【０１６２】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、相談登録ペー
ジを受信し、このページをＷＷＷブラウザで表示する。
供給者又はバイヤーは、端末にて、端末が備える入力装
置を用いて、相談登録画面の入力欄に相談内容と相談相
手などの相談情報を入力する。供給者又はバイヤーが、
端末にて、端末が備える入力装置を用いて、入力した相
談情報を送信するよう端末に指示すると、端末は、この
相談情報を商品流通仲介サーバに送信する。

【０１６３】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、相談情報を受信し、データベースに登録する。

【０１６４】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；コミニュティサーバ
は、相談情報の登録が完了したことを表示するＨＴＭＬ
ファイルを、コミニュティサーバが備える補助記憶装置
から読み出して、端末に送信する。

【０１６５】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；端末は、相談情報の登
録が完了したことを表示するＨＴＭＬファイルを受信
し、相談情報の登録が完了したことＷＷＷブラウザで表
示する。

【０１６６】１８：相談閲覧と回答 ここでは、会員画面のサービスメニューから「相談閲覧
と回答」というサービスを選択したときになされる相談
閲覧回答処理の流れを、図１８のフローチャートに従っ
て説明する。この「相談閲覧と回答」というサービス
は、供給者、バイヤー、仲介者が、データベースに既登
録の相談情報とその相談に対する回答を検索・閲覧し、
その相談に対して回答するためのものである。但し、回
答するか否かは、個々の会員の判断に任されている。

【０１６７】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；会員が、端末にて、端
末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメニ
ューから「相談閲覧と回答」というサービスを選択する
と、端末は、商品流通仲介サーバに相談の検索条件を入
力する相談用検索条件ページを送信するよう指示する。

【０１６８】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置から相談用検索条件ページを読み出し、端末に送
信する。

【０１６９】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、相談用検索条
件ページを受信し、このページをＷＷＷブラウザで表示
する。会員は、端末にて、端末が備える入力装置を用い
て、相談用検索条件ページの入力欄に検索条件を入力す
る。会員が、端末にて、端末が備える入力装置を用い
て、入力した検索条件を送信するよう端末に指示する
と、端末は、検索条件を商品流通仲介サーバに送信す
る。

【０１７０】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、検索条件を受信し、この検索条件を満たす相談のリ
ストを表示するＨＴＭＬファイルを、データベースを検
索することによって生成し、端末に送信する。

【０１７１】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、相談のリスト
を表示するＨＴＭＬファイル受信し、相談リストをＷＷ
Ｗブラウザで表示する。会員は、端末にて、端末が備え
る入力装置を用いて、閲覧しようと思う相談を、リスト
の中から選択する。会員が、端末にて、端末が備える入
力装置を用いて、選択した相談を送信するよう端末に指
示すると、端末は、選択された相談を、商品流通仲介サ
ーバに送信する。

【０１７２】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、選択された相談を受信し、データベースから選択さ
れた相談の内容などの情報とその相談に対する回答とを
読み出して、選択された相談の内容などの情報とその相
談に対する回答と回答入力欄とを表示するＨＴＭＬファ
イルを生成し、端末に送信する。

【０１７３】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、選択された相
談の内容などの情報とその相談に対する回答と回答入力
欄とを表示するＨＴＭＬファイルを受信し、選択された
相談に関する情報とその相談に対する回答と回答入力欄
とをＷＷＷブラウザで表示する。

【０１７４】Ｓ（ＳＴＥＰ）８；会員は、端末にて、相
談の内容などの情報と、その相談に対する回答を閲覧し
て、その相談に対して回答するか否かを決める。回答す
るならば、ＳＴＥＰ９に進む。回答しないならば、ＥＮ
Ｄに進む。

【０１７５】Ｓ（ＳＴＥＰ）９；会員は、端末にて、端
末が備える入力装置を用いて、回答入力欄に回答を入力
する。会員が、端末にて、端末が備える入力装置を用い
て、入力した回答を送信するよう端末に指示すると、端
末は、回答入力欄に入力された回答を、商品流通仲介サ
ーバに送信する。

【０１７６】Ｓ（ＳＴＥＰ）１０；商品流通仲介サーバ
は、回答入力欄に入力された回答を受信し、選択された
相談に対する回答としてデータベースに登録する。

【０１７７】１９：マーケティング等の情報閲覧 ここでは、会員画面のサービスメニューから「マーケテ
ィング等の情報閲覧」というサービスを選択したときに
なされるマーケティング等の情報閲覧処理の流れを、図
１９のフローチャートに従って説明する。この「マーケ
ティング等の情報閲覧」というサービスは、供給者、バ
イヤー、仲介者が、データベースに登録されているマー
ケティング等の情報を閲覧するためのものである。

【０１７８】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；会員が、端末にて、端
末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメニ
ューから「マーケティング等の情報閲覧」というサービ
スを選択すると、端末は、商品流通仲介サーバにマーケ
ティング等の情報の検索条件を入力するマーケティング
等の情報用検索条件ページを送信するよう指示する。

【０１７９】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、商品流通仲介サーバが備える補助記
憶装置からマーケティング等の情報用検索条件ページを
読み出し、端末に送信する。

【０１８０】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、マーケティン
グ等の情報用検索条件ページを受信し、このページをＷ
ＷＷブラウザで表示する。会員は、端末にて、端末が備
える入力装置を用いて、マーケティング等の情報の検索
画面の入力欄に検索条件を入力する。会員が、端末に
て、端末が備える入力装置を用いて、入力した検索条件
を送信するよう端末に指示すると、端末は、検索条件を
商品流通仲介サーバに送信する。

【０１８１】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、検索条件を受信し、この検索条件を満たすマーケテ
ィング等の情報のリストを表示するＨＴＭＬファイル
を、データベースを検索することによって生成し、端末
に送信する。

【０１８２】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、マーケティン
グ等の情報のリストを表示するＨＴＭＬファイル受信
し、マーケティング等の情報リストをＷＷＷブラウザで
表示する。会員は、端末にて、端末が備える入力装置を
用いて、閲覧しようと思うマーケティング等の情報を、
リストの中から選択する。会員は、端末にて、端末が備
える入力装置を用いて、どのマーケティング等の情報が
選択されたかについての情報を送信するよう端末に指示
すると、端末は、どのマーケティング等の情報が選択さ
れたかについての情報を、商品流通仲介サーバに送信す
る。

【０１８３】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；商品流通仲介サーバ
は、どのマーケティング等の情報が選択されたかについ
ての情報を受信し、データベースから選択されたマーケ
ティング等の情報を読み出して、選択されたマーケティ
ング等の情報を表示するＨＴＭＬファイルを生成し、端
末に送信する。

【０１８４】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；端末は、マーケティン
グ等の情報を表示するＨＴＭＬファイルを受信し、選択
されたマーケティング等の情報をＷＷＷブラウザで表示
する。

【０１８５】尚、マーケティング等の情報は、仲介者が
端末からデータベースに登録、更新、削除することによ
り、最新の状態に保つ。これにより、会員がマーケティ
ングに不慣れな点があっても、専門の仲介者によりマー
ケティングの方法を学んだり、指示を受けることによ
り、商品の売込みや企画、さらには販売について強化す
ることができる。

【０１８６】２０：重要情報閲覧 ここでは、会員画面のサービスメニューから「重要情報
閲覧」というサービスを選択したときになされる情報閲
覧処理の流れを、図２０のフローチャートに従って説明
する。この「重要情報閲覧」というサービスは、供給
者、バイヤー、仲介者が、データベースに登録されてい
る情報の中で重要と思われる情報を簡便に閲覧するため
のものである。

【０１８７】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；会員が、端末にて、端
末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメニ
ューから「重要情報閲覧」というサービスを選択する
と、端末は、重要情報の要約リストを送信するよう商品
流通仲介サーバに指示する。

【０１８８】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、重要情報収集要約ルールをデータベ
ースから読み出し、読み出した重要情報収集要約ルール
に従って、データベースに登録されている情報を収集
し、さらに要約したものをリストとして表示するＨＴＭ
Ｌファイルを生成して、端末に送信する。

【０１８９】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、要約リストを
表示するＨＴＭＬファイルを受信し、要約リストをＷＷ
Ｗブラウザで表示する。会員は、端末にて、端末が備え
る入力装置を用いて、要約リストの中から詳細な情報を
閲覧したいものを選択する。会員が、端末にて、端末が
備える入力装置で、要約リスト中からどの情報が選択さ
れたのかを送信するよう端末に指示すると、端末は、要
約リスト中からどの情報が選択されたのかを商品流通仲
介サーバに送信する。

【０１９０】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、要約リスト中からどの情報が選択されたのかを受信
し、選択された情報の詳細を表示するＨＴＭＬファイル
を、データベースを検索することによって生成し、端末
に送信する。

【０１９１】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、選択された情
報の詳細を表示するＨＴＭＬファイルを受信し、選択さ
れた情報の詳細をＷＷＷブラウザで表示する。

【０１９２】尚、重要情報収集要約ルールは、各会員ご
とに、各会員が重要と考える情報の収集の仕方と、収集
した情報の要約の仕方を定めたもので、各会員が端末か
らデータベースに登録したものである。重要情報の例と
しては、新しい情報、他の会員からの供給提案、返答、
伝言、回答などのメッセージ、仲介者からの連絡事項が
挙げられる。これにより、各々の会員により自由度の高
い優先度をつけることで、常に会員によって知覚しやす
いように情報を確認することができる。

【０１９３】２１：サポート ここでは、会員画面のサービスメニューから「サポー
ト」というサービスを選択したときになされるサポート
処理の流れを、図２０のフローチャートに従って説明す
る。この「サポート」というサービスは、仲介者が、供
給者やバイヤーの各サービスの利用動向を簡便に把握し
て、供給者やバイヤーをサポートするためのものであ
る。

【０１９４】Ｓ（ＳＴＥＰ）１；仲介者が、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、会員画面のサービスメ
ニューから「サポート」というサービスを選択すると、
端末は、利用動向の要約リストを送信するよう商品流通
仲介サーバに指示する。

【０１９５】Ｓ（ＳＴＥＰ）２；商品流通仲介サーバ
は、指示を受信し、利用動向情報収集要約ルールをデー
タベースから読み出し、読み出した利用動向情報収集要
約ルールに従って、データベースに登録されている情報
を収集し、さらに要約したものをリストとして表示する
ＨＴＭＬファイルを生成して、端末に送信する。

【０１９６】Ｓ（ＳＴＥＰ）３；端末は、要約リストを
表示するＨＴＭＬファイルを受信し、要約リストをＷＷ
Ｗブラウザで表示する。仲介者は、端末にて、端末が備
える入力装置を用いて、要約リストの中から詳細な情報
を閲覧したいものを選択する。仲介者が、端末にて、端
末が備える入力装置で、要約リスト中からどの情報が選
択されたのかを送信するよう端末に指示すると、端末
は、要約リスト中からどの情報が選択されたのかを商品
流通仲介サーバに送信する。

【０１９７】Ｓ（ＳＴＥＰ）４；商品流通仲介サーバ
は、要約リスト中からどの情報が選択されたのかを受信
し、選択された情報の詳細と連絡欄とを表示するＨＴＭ
Ｌファイルを、データベースを検索することによって生
成し、端末に送信する。

【０１９８】Ｓ（ＳＴＥＰ）５；端末は、選択された情
報の詳細と連絡欄を表示するＨＴＭＬファイルを受信
し、選択された情報の詳細をＷＷＷブラウザで表示す
る。

【０１９９】Ｓ（ＳＴＥＰ）６；仲介者は、選択した情
報の詳細を閲覧して、選択した情報を登録した会員に、
支援が可能であるか否かを判断する。可能なら、ＳＴＥ
Ｐ７に進む。不可能なら、ＥＮＤに進む。

【０２００】Ｓ（ＳＴＥＰ）７；仲介者は、端末にて、
端末が備える入力装置を用いて、選択した情報を登録し
た会員への助言を、連絡欄に入力する。仲介者が、端末
にて、端末が備える入力装置を用いて、連絡欄に入力し
た助言を送信するよう端末に指示すると、端末は、連絡
欄に入力された助言を商品流通仲介サーバに送信する。

【０２０１】Ｓ（ＳＴＥＰ）８；商品流通仲介サーバ
は、連絡欄に入力された助言を受信し、選択した情報を
登録した会員に電子メールで送信する。

【０２０２】尚、利用動向情報収集要約ルールは、各仲
介者ごとに、各仲介者が供給者やバイヤーをサポートす
るのに必要不可欠と思われる情報の収集の仕方と、収集
した情報の要約の仕方を定めたもので、各仲介者が端末
からデータベースに登録したものである。供給者やバイ
ヤーをサポートするのに必要不可欠と思われる情報の例
としては、供給者が登録した商品に関する情報、バイヤ
ーが登録した希望商品に関する情報、供給者やバイヤー
が登録した相談に関する情報が挙げられる。

【０２０３】この様に、仲介者が存在するので、バイヤ
ーと供給者との折り合いがつかない。また、お互いに見
落としがある場合なども、スムーズな交渉や、新たな相
手を見つけることができる。

【０２０４】２２：商業活動 ここでは、本発明方法に用いるシステムを利用して、ど
のような商業活動がなされるのかを、いくつか例を挙げ
て説明する。

【０２０５】供給者は、端末にて、「商品登録」サービ
ス、「商品企画の登録」サービス、特に「商品登録」サ
ービス又は「商品閲覧」サービスの中の「売込ボタン」
を利用することで、供給希望商品に関する情報をデータ
ベースに登録することができる。バイヤーは、「商品閲
覧」サービス、「商品企画の閲覧」サービス、「売込商
品の閲覧」サービスを利用することで、供給希望商品に
関する情報をデータベースから検索閲覧し、供給希望商
品に興味が湧けば、その供給希望商品について、問い合
わせ、商談の持ち掛けなどのメッセージを、電子メール
で供給者に伝えることができる。

【０２０６】バイヤーは、端末にて、「希望商品登録」
サービスを利用することで、仕入希望商品に関する情報
をデータベースに登録することができる。供給者は、
「希望商品の供給可能表明」を利用することで、仕入希
望商品に関する情報をデータベースから検索閲覧し、供
給可能であれば、その仕入希望商品について供給できる
とのメッセージを電子メールでバイヤーに伝えることが
できる。

【０２０７】供給者は、端末にて、「商品閲覧」サービ
ス、「商品企画の閲覧」サービスを利用することで、他
の供給者の供給希望商品に関する情報をデータベースを
検索閲覧することにより、他の供給者との協業を検討す
る際の参考にできる。また、供給者は、端末にて、「コ
ラボレーション希望の登録」サービスを利用すること
で、他の供給者との協業希望をデータベースに登録でき
る。また、供給者は、端末にて、「コラボレーション希
望の閲覧」サービスを利用することで、他の供給者の協
業希望をデータベースから検索閲覧できる。さらに、供
給者は、端末にてこれら閲覧を参考にして、電子メール
で、他の供給者に協業希望のメッセージを伝えることが
できる。

【０２０８】仲介者は、端末にて、「商品閲覧」サービ
ス、「商品企画の閲覧」サービス、「売込商品の閲覧」
サービスを利用することで、供給希望商品に関する情報
をデータベースを検索閲覧できる。また、仲介者は、端
末にて、供給者は、「希望商品の供給可能表明」を利用
することで、仕入希望商品に関する情報をデータベース
から検索閲覧できる。また、仲介者は、「コラボレーシ
ョン希望の閲覧」サービスを利用することで、供給者同
士の協業希望をデータベースから検索閲覧できる。さら
に、仲介者は、端末にて、これら閲覧を参考にして、電
子メールで、商品供給や商品開発などのついてバイヤー
と供給者を仲介したり、或いは供給者同士の協業を仲介
するためのメッセージを伝えることができる。

【０２０９】

【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明は、以下のような効果がある。

【０２１０】請求項１及び請求項９の発明は、供給者、
バイヤー、仲介者が、商品流通情報を登録し、また登録
されてている商品流通情報を閲覧できるので、消費者に
魅力的で多様な商品の開発及び流通を促進する。

【０２１１】請求項２及び請求項１０の発明は、供給
者、バイヤー、仲介者が、商品流通情報を登録し、また
登録されている商品流通情報を閲覧でき、さらに、商品
流通情報を閲覧しながら、その商品流通情報を登録した
供給者或いはバイヤー若しくは仲介者にメッセージを送
ることができるので、供給者、バイヤー、仲介者相互の
コミュニケーションを活発にし、より一層、消費者に魅
力的で多様な商品の開発及び流通を促進する。

【０２１２】請求項３及び請求項１１の発明は、供給者
が自分の商品情報を登録し、他方、供給者、バイヤー、
仲介者が、登録されている商品情報を検索し閲覧でき
る。このため、供給者は、自分の商品を他の会員に知っ
てもらうことができるだけでなく、他の供給者の商品情
報を閲覧することにより、協業や商品企画の参考にでき
る。また、バイヤーは、仕入れの参考にすることができ
るだけでなく、異なる供給者の商品を組み合わせて新規
商品にする参考にすることもできる。さらに、仲介者
は、供給者とバイヤーとの間の仲介、供給者同士の仲介
の参考とすることができる。

【０２１３】請求項４及び請求項１２の発明は、供給者
は、バイヤーを選びそのバイヤーに商品を売込め、他
方、バイヤーは、売込まれた商品の商品情報を検索閲覧
でき、さらに魅了ある商品の供給者に即座にメッセージ
を送ることができる。このため、供給者は、自分の商品
をバイヤーに売り込める機会が与えられる。また、バイ
ヤーは、売込まれた商品の中から消費者にとって魅力あ
るものを効率良く選び、その供給者に即座に商談を持ち
掛けることにより商機を逃すことがなくなる。

【０２１４】請求項５及び請求項１３の発明は、供給者
は、協業希望情報を登録できると同時に、他の供給者が
登録した協業希望情報を検索し閲覧できる。このため、
供給者は、自分に適する協業者を探すことが容易にな
り、消費者にとって魅了的な商品の開発が促進される。

【０２１５】請求項６及び請求項１４の発明では、供給
者が自分の商品企画情報を登録し、他方、供給者、バイ
ヤー、仲介者が、登録されている商品企画情報を検索し
閲覧できる。このため、供給者は、自分の商品企画を他
の会員に知ってもらうことができるだけでなく、他の供
給者の商品企画情報を閲覧することにより、協業やより
良い商品企画の参考にできる。また、バイヤーは、仕入
れの参考にすることができるだけでなく、異なる供給者
の商品企画を組み合わせて新規商品を開発する参考にす
ることもできる。さらに、仲介者は、供給者とバイヤー
との間の仲介、供給者同士の仲介の参考とすることがで
きる。

【０２１６】請求項７及び請求項１５の発明では、バイ
ヤーは希望商品情報を登録し、供給者は登録されている
希望商品情報を検索し閲覧し、供給可能ならば、その供
給可能表明をバイヤーに送り、バイヤーは希望商品に対
する供給可能表明を閲覧できる。このために、バイヤー
は、希望商品を供給可能な供給者を募り、最も有利な条
件を提示する供給者を選ぶことが、容易に行なえる。他
方、供給者は、バイヤーに商品を供給する機会がより多
く与えられる。

【０２１７】請求項８及び請求項１６の発明では、供給
者、バイヤー、仲介者は、相互にメールを送受信できる
ので、供給者同士で協業を持ち掛けたり、或いは供給者
とバイヤーの間で商談を持ち掛けたりするだけでなく、
仲介者は、商品流通に役立つ情報を閲覧して、取引する
ことが有益と思われる供給者とバイヤーとの間の仲介、
或いは協業することが有益と思われる供給業者同士の仲
介を持ち掛けることができる。

【０２１８】以上の結果、本発明は、消費者に魅力的で
多様な商品を提供することを可能にするという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明方法に用いるシステムのハードウェア構
成を例示する説明図。

【図２】端末又は商品流通仲介サーバのハードウェア構
成を例示する説明図。

【図３】ユーザ登録処理の流れを示すフローチャート。

【図４】ユーザ登録画面を例示する説明図。

【図５】ログイン処理の流れを示すフローチャート。

【図６】商品登録処理の流れを示すフローチャート。

【図７】商品閲覧処理の流れを示すフローチャート。

【図８】売込処理の流れを示すフローチャート。

【図９】売込商品処理の流れを示すフローチャート。

【図１０】コラボレーション希望登録処理の流れを示す
フローチャート。

【図１１】コラボレーション希望閲覧処理の流れを示す
フローチャート。

【図１２】商品企画登録処理の流れを示すフローチャー
ト。

【図１３】商品企画閲覧処理の流れを示すフローチャー
ト。

【図１４】希望商品登録処理の流れを示すフローチャー
ト。

【図１５】希望商品の供給可能表明処理の流れを示すフ
ローチャート。

【図１６】希望商品供給可能表明の閲覧処理の流れをを
示すフローチャート。

【図１７】相談登録処理の流れを示すフローチャート。

【図１８】相談閲覧回答処理の流れを示すフローチャー
ト。

【図１９】マーケティング等の情報閲覧処理の流れを示
すフローチャート。

【図２０】重要情報閲覧処理の流れを示すフローチャー
ト。

【図２１】サポート処理の流れを示すフローチャート。

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも何
   れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
   末と、ネットワークを介して接続されているサーバを利
   用して商品流通を仲介する方法であって、 前記サーバが、端末にて商品流通情報を登録する環境を
   ユーザに提供する工程と、 前記サーバが、端末にてユーザが登録した商品流通情報
   を記憶する工程と、 前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する商品流通情
   報を閲覧する環境をユーザに提供する工程と、 を含むことを特徴とする商品流通仲介方法。
2. 【請求項２】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも何
   れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
   末と、ネットワークを介して接続されているサーバを利
   用して商品流通を仲介する方法であって、 前記サーバが、端末にて商品流通情報を登録する環境を
   ユーザに提供する工程と、 前記サーバが、端末にてユーザが登録した商品流通情報
   を記憶する工程と、 前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する商品流通情
   報を閲覧する環境をユーザに提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、閲覧している商品流通情報に
   対してメッセージを作成し、この商品流通情報を登録し
   たユーザに作成したメッセージを送る環境を、閲覧して
   いるユーザに提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、この商品流通情報を登録した
   ユーザが、送られたメッセージを受け取って、メッセー
   ジを閲覧する環境を提供する工程と、 を含むことを特徴とする商品流通仲介方法。
3. 【請求項３】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも何
   れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
   末と、ネットワークを介して接続されているサーバを利
   用して商品流通を仲介する商品流通仲介方法であって、 前記サーバが、端末にて商品情報を登録する環境を供給
   者に提供する工程と、 前記サーバが、端末にて供給者が登録した商品情報を記
   憶する工程と、 前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する商品情報を
   検索し閲覧する環境をユーザに提供する工程と、 を含むことを特徴とする商品流通仲介方法。
4. 【請求項４】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤーの少なくとも何れかであるユーザが操作する
   １つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して
   接続され、ユーザ情報を記憶するサーバを利用して商品
   流通を仲介する商品流通仲介方法であって、 前記サーバが、端末にてバイヤーを選ぶ環境を供給者に
   提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、選んだバイヤーに商品の売込
   みのために商品情報を送る環境を、供給者に提供する工
   程と、 前記サーバが、端末にて、売込まれた商品の商品情報を
   バイヤーが検索し閲覧する環境を提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、閲覧している商品情報に対し
   てメッセージを作成し、この商品を売込んだ供給者に作
   成したメッセージを送る環境を、閲覧しているバイヤー
   に提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、この商品を売込んだ供給者
   が、バイヤーが送ったメッセージを受け取って、メッセ
   ージを閲覧する環境を提供する工程と、 を含むことを特徴とする商品流通仲介方法。
5. 【請求項５】商品を供給する供給者であるユーザが操作
   する１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介
   して接続されているサーバを利用して商品流通を仲介す
   る方法であって、 前記サーバが、端末にて協業希望情報を登録する環境を
   供給者に提供する工程と、 前記サーバが、端末にて供給者が登録した協業希望情報
   を記憶する工程と、 前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する協業希望情
   報を検索し閲覧する環境を供給者に提供する工程と、 を含むことを特徴とする商品流通仲介方法。
6. 【請求項６】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも何
   れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
   末と、ネットワークを介して接続されているサーバを利
   用して商品流通を仲介する方法であって、 前記サーバが、端末にて商品企画情報を登録する環境を
   供給者に提供する工程と、 前記サーバが、端末にて供給者が登録した商品企画情報
   を記憶する工程と、 前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する商品企画情
   報を検索し閲覧する環境をユーザに提供する工程と、 を含むことを特徴とする商品流通仲介方法。
7. 【請求項７】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤーの少なくとも何れかであるユーザが操作する
   １つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介して
   接続されているサーバを利用して商品流通を仲介する方
   法であって、 前記サーバが、端末にて希望商品情報を登録する環境を
   バイヤーに提供する工程と、 前記サーバが、端末にてバイヤーが登録した希望商品情
   報を記憶する工程と、 前記サーバが、端末にて、サーバが記憶する希望商品情
   報を検索し閲覧する環境を供給者に提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、閲覧している希望商品情報に
   対して供給可能表明を作成し、この希望商品情報を登録
   したバイヤーに作成した供給可能表明を送る環境を、閲
   覧していている供給者に提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、この希望商品情報を登録した
   ユーザが、送られた供給可能表明を受け取って、供給可
   能表明を閲覧する環境を提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、閲覧している供給可能表明に
   対してメッセージを作成し、この供給可能表明を送った
   供給者に作成したメッセージを送る環境を、閲覧してい
   ているバイヤーに提供する工程と、 前記サーバが、端末にて、この供給可能表明を送ったユ
   ーザが、送られたメッセージを受け取って、メッセージ
   を閲覧する環境を提供する工程と、 を含むことを特徴とする商品流通仲介方法。
8. 【請求項８】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも何
   れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
   末と、ネットワークを介して接続されているサーバを利
   用して商品流通を仲介する商品流通仲介方法であって、 前記サーバが、端末にてメールを送信する環境をユーザ
   に提供する工程と、 前記サーバが、端末から送信されたメールを受信し、端
   末にて、そのメールの宛先となっているユーザが、その
   メールを受信する環境を提供する工程と、 を含むことを特徴とする請求項１〜７の何れか１項記載
   の商品流通仲介方法。
9. 【請求項９】商品を供給する供給者或いは商品を購入す
   るバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも何
   れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側端
   末と、ネットワークを介して接続されているサーバであ
   って、 端末にて商品流通情報を登録する環境をユーザに提供す
   る手段と、 端末にてユーザが登録した商品流通情報を記憶する手段
   と、 端末にて、サーバが記憶する商品流通情報を閲覧する環
   境をユーザに提供する手段と、 を具備することを特徴とする商品流通仲介サーバ。
10. 【請求項１０】商品を供給する供給者或いは商品を購入
    するバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも
    何れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側
    端末と、ネットワークを介して接続されているサーバで
    あって、 端末にて商品流通情報を登録する環境をユーザに提供す
    る手段と、 端末にてユーザが登録した商品流通情報を記憶する手段
    と、 端末にて、サーバが記憶する商品流通情報を閲覧する環
    境をユーザに提供する手段と、 端末にて、閲覧している商品流通情報に対してメッセー
    ジを作成し、この商品流通情報を登録したユーザに作成
    したメッセージを送る環境を、閲覧しているユーザに提
    供する手段と、 端末にて、この商品流通情報を登録したユーザが、送ら
    れたメッセージを受け取って、メッセージを閲覧する環
    境を提供する手段と、 を具備することを特徴とする商品流通仲介サーバ。
11. 【請求項１１】商品を供給する供給者或いは商品を購入
    するバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも
    何れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側
    端末と、ネットワークを介して接続されているサーバで
    あって、 端末にて商品情報を登録する環境を供給者に提供する手
    段と、 端末にて供給者が登録した商品情報を記憶する手段と、 端末にて、サーバが記憶する商品情報を検索し閲覧する
    環境をユーザに提供する手段と、 を具備することを特徴とする商品流通仲介サーバ。
12. 【請求項１２】商品を供給する供給者或いは商品を購入
    するバイヤーの少なくとも何れかであるユーザが操作す
    る１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介し
    て接続され、ユーザ情報を記憶するサーバであって、 端末にてバイヤーを選ぶ環境を供給者に提供する手段
    と、 端末にて、選んだバイヤーに商品の売込みのために商品
    情報を送る環境を、供給者に提供する手段と、 端末にて、売込まれた商品の商品情報をバイヤーが検索
    し閲覧する環境を提供する手段と、 端末にて、閲覧している商品情報に対してメッセージを
    作成し、この商品を売込んだ供給者に作成したメッセー
    ジを送る環境を、閲覧しているバイヤーに提供する手段
    と、 端末にて、この商品を売込んだ供給者が、バイヤーが送
    ったメッセージを受け取って、メッセージを閲覧する環
    境を提供する手段と、 を具備することを特徴とする商品流通仲介サーバ。
13. 【請求項１３】商品を供給する供給者であるユーザが操
    作する１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを
    介して接続されているサーバであって、 端末にて協業希望情報を登録する環境を供給者に提供す
    る手段と、 端末にて供給者が登録した協業希望情報を記憶する手段
    と、 端末にて、サーバが記憶する協業希望情報を検索し閲覧
    する環境を供給者に提供する手段と、 を具備することを特徴とする商品流通仲介サーバ。
14. 【請求項１４】商品を供給する供給者或いは商品を購入
    するバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも
    何れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側
    端末と、ネットワークを介して接続されているサーバで
    あって、 端末にて商品企画情報を登録する環境を供給者に提供す
    る手段と、 端末にて供給者が登録した商品企画情報を記憶する手段
    と、 端末にて、サーバが記憶する商品企画情報を検索し閲覧
    する環境をユーザに提供する手段と、 を具備することを特徴とする商品流通仲介サーバ。
15. 【請求項１５】商品を供給する供給者或いは商品を購入
    するバイヤーの少なくとも何れかであるユーザが操作す
    る１つ又は複数のユーザ側端末と、ネットワークを介し
    て接続されているサーバであって、 端末にて希望商品情報を登録する環境をバイヤーに提供
    する手段と、 端末にてバイヤーが登録した希望商品情報を記憶する手
    段と、 端末にて、サーバが記憶する希望商品情報を検索し閲覧
    する環境を供給者に提供する手段と、 端末にて、閲覧している希望商品情報に対して供給可能
    表明を作成し、この希望商品情報を登録したバイヤーに
    作成した供給可能表明を送る環境を、閲覧していている
    供給者に提供する手段と、 前記サーバが、端末にて、この希望商品情報を登録した
    ユーザが、送られた供給可能表明を受け取って、供給可
    能表明を閲覧する環境を提供する手段と、 前記サーバが、端末にて、閲覧している供給可能表明に
    対してメッセージを作成し、この供給可能表明を送った
    供給者に作成したメッセージを送る環境を、閲覧してい
    ているバイヤーに提供する手段と、 端末にて、この供給可能表明を送ったユーザが、送られ
    たメッセージを受け取って、メッセージを閲覧する環境
    を提供する手段と、 を具備することを特徴とする商品流通仲介サーバ。
16. 【請求項１６】商品を供給する供給者或いは商品を購入
    するバイヤー若しくは仲介を行なう仲介者の少なくとも
    何れかであるユーザが操作する１つ又は複数のユーザ側
    端末と、ネットワークを介して接続されているサーバで
    あって、 端末にてメールを送信する環境をユーザに提供する手段
    と、 端末から送信されたメールを受信し、端末にて、そのメ
    ールの宛先となっているユーザが、そのメールを受信す
    る環境を提供する手段と、 を具備することを特徴とする請求項９〜１５の何れか１
    項記載の商品流通仲介方法。