JP2002132614A - データ配信システム - Google Patents

データ配信システム

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JP2002132614A
JP2002132614A JP2000318149A JP2000318149A JP2002132614A JP 2002132614 A JP2002132614 A JP 2002132614A JP 2000318149 A JP2000318149 A JP 2000318149A JP 2000318149 A JP2000318149 A JP 2000318149A JP 2002132614 A JP2002132614 A JP 2002132614A
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Yuji Niwa
祐史 丹羽
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NEC Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S707/99941Database schema or data structure
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 無線データ通信環境等の所定の通信環境でデ
ータの配信を要求してからその再生までの時間を短縮し
たり、配信サーバの負荷の集中を軽減することのできる
データ配信システムを実現する。 【解決手段】 サービス提供者側装置101G内の課金
サーバ113Gはプログラムの一部を使用開始時期の到
来前に送信し利用者がその購入を決定すると、そのプロ
グラムの部分がゲーム端末116Gに送られてプレイで
きる状態となる。このプログラムの残りの部分を利用者
が要求すると、利用者の購入のための残高を確認して、
後続する部分のゲームに間に合うように配信サーバ11
2Gから無線端末115Gに残りの部分が送られる。こ
れにより配信データの再生までの時間の短縮化と配信サ
ーバ112Gの負荷の軽減が図られる。使用開始時期の
制限を設けない配信データにも本発明を適用することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ、テキス
トデータ、ソフトウェアあるいは音楽情報等の各種デー
タを配信するデータ配信システムに係わり、特に携帯電
話機等の無線端末を介してデータの配信を行うデータ配
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機やPHS(Personal Handyph
one System)あるいは電話やデータの通信機能を備えた
小型のパーソナルコンピュータ等の無線端末が普及して
いる。これらの無線端末を使用して、通話だけでなく、
電子メールや各種データの通信も活発に行われている。
このような無線データ通信環境を利用して有料データの
配信も開始されている。配信サーバによるデータの配信
については、たとえば特開2000−184087号公
報や特開平10−269078号公報あるいは特開平1
1−096237号公報等に開示がある。
【0003】有料データはその取得者あるいは利用者が
料金を支払うので、データそのものが経済的な価値を持
っていることを前提としている。このようなデータとし
ては、ある種の画像データや楽曲データ、テキストデー
タ、ビデオゲーム等のプログラムのデータを一例として
挙げることができる。これらのデータの多くは従来では
紙やCD(compact disc)等の記録媒体に記録した形で
郵送あるいは店での販売といった形で利用者が取得して
いたが、すでに説明したように通信環境が整ってくる
と、たとえば無線データ通信環境を利用してこれらを有
料データとして取得させるシステムが商業的にも十分可
能になってきている。無線データ通信環境を使用してこ
れら有料データを利用者に届ける際には、データの確実
な配信と対価としての課金処理が問題となる。
【0004】有料データの配信と課金処理に関するデー
タ配信システムについては、従来から多くの提案が行わ
れている。このような提案は大きく分けて2つの基本的
なタイプに分類することができる。第1のタイプは、有
料データを暗号化し、利用者は対価を支払って鍵データ
を受け取るものである。第2のタイプは、予め対価を支
払った利用者に対してのみ、有料データに対するアクセ
ス権を認めるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
提案は有料データの配信側と利用者の間が有線の通信路
で結ばれていることを前提としている。有線データ通信
環境では通信経費の引き下げが活発に行われており、ま
た専用線や常時接続の環境も整いつつある。更に単位時
間当たりのデータの通信速度は無線通信の場合よりも遥
かに高速となっている場合が多い。
【0006】これに対して無線データ通信環境の場合に
は通信速度が有線データ通信環境に比べると低い場合が
多く、また通信費も高価である。このため、電話回線や
CATV(cable television)等の有線の伝送路を使用
した通信機器で行われている有料データに対するデータ
配信システムが無線データ通信の分野では普及しにくい
実状となっている。無線データ通信環境における問題点
を次に具体的に説明する。
【0007】まず第1の問題点は、利用者が有料データ
の取得のための操作を開始してから、目的のデータを入
手して再生あるいは利用するまでに多くの時間を要する
点である。有料データを送信して鍵を使用して解読する
従来の第1のタイプのデータ配信システムの場合には、
初めに暗号化された、まとまった1単位の有料データを
利用者側にすべて送信することが前提条件となる。これ
は、少なくとも暗号化されたデータの1単位が利用者側
に存在しないと、正しくデータの復号が行えないからで
ある。
【0008】一般的な有料データは、たとえば楽曲デー
タの1曲分を取得する場合を考えてみると、1つの有料
データが約2M(メガ)バイトから3Mバイト程度の大
きさとなっている。このような有料データをたとえば6
4K(キロ)ビット/秒のPHSによるデータ通信を使
用して取得すると、10分程度の時間が必要になる。こ
のダウンロードに要する時間の他に、鍵を発行する手続
きおよび鍵の送付に要する通信時間が更に必要となる。
【0009】予め対価を支払った利用者に対してのみ、
有料データに対するアクセス権を認める第2のタイプの
システムの場合でも、有料データの取得操作を開始して
から取得が終了するまでの時間は通信環境が同じなので
第1のタイプのシステムと同じである。すなわち、双方
のシステムともデータ通信の速度が遅いために平均的な
1つのデータに対してかなりの通信時間がかかり、通信
時間が課金の基準となっている場合にはその超過分だけ
通信費が嵩んでしまう。また、データ量に応じた課金が
行われる場合には、通信時間が長くなる分だけ通信のエ
ラーが発生する可能性が高まるので、データの受信に対
する信頼性が低下する場合があるという問題があった。
【0010】無線データ通信環境における第2の問題点
は、有料データの配信が開始される時期との関係で配信
サーバの配信処理が集中する傾向があるため、配信サー
バはこの一時期に発生する負荷に耐えられるだけの性能
を備える必要があることである。このような一時的な負
荷に対応するために、配信サーバへの負荷が均等に分散
したと仮定した場合に必要とする性能に比べて、冗長な
性能とそのための設備コストが要求されることになる。
【0011】もちろん、配信サーバに十分な性能を用意
しなかった場合には、利用者が有料データの配信を要求
してから配信が完了するまでの時間を大幅に遅らせるこ
とになる可能性がある。一例としては、楽曲データやゲ
ームのプログラムの発売日あるいは発売時刻に利用者の
各端末から集中的に有料データの送信要求が発生する傾
向がある。配信サーバは先の楽曲を例にとると1つの要
求に対して2Mバイトから3Mバイトのデータを要求先
の利用者に連続して送信する必要がある。しかしながら
配信サーバに接続されている通信回線の数や通信路の帯
域幅を超過するような送信データの処理が存在するとき
には、各利用者に対する処理が滞り、データ配信処理自
体が遅れることになる。
【0012】そこで本発明の第1の目的は、無線データ
通信環境等の所定の通信環境でデータの配信を要求して
からその再生までの時間を短縮することのできるデータ
配信システムを提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、無線データ通信環
境等の所定の通信環境でデータの配信の要求が集中して
も配信サーバの負荷を軽減することのできるデータ配信
システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)配信データの一部からなる一部データを、各
利用者側にそれぞれ用意された記憶領域に配信データの
価格等の属性データと共に配信する一部データ事前配信
手段と、(ロ)この一部データ事前配信手段によって配
信された一部データあるいはその配信データの未配信の
残りの部分のデータの購入が利用者側で決定されたとき
前記した一部データのうちの属性データを除いた部分を
早くともその決定の時点から再生可能にする一部データ
再生解除手段と、(ハ)利用者側から前記した一部デー
タに対応する未配信の残りの部分のデータの配信が要求
されたときその要求した利用者に対してこれら残りの配
信データを配信する配信データ残部配信手段とをデータ
配信システムに具備させる。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、配信デ
ータの一部からなる一部データを各利用者側にそれぞれ
用意された記憶領域に取りあえず配信しておいて、購入
者に対してこの再生を解除することで、配信データのす
べてを一度に配信する事態を避けるようにし、配信サー
バの負荷を軽減している。また、配信する一部データの
中の属性データについては購入決定前に利用者が見たり
聞いたりすることができるので、トライアル版としての
性格を持たせることができ、その配信データの販売の促
進を図ることができるだけでなく、間違った内容の購入
を防止するといった効果も持たせることができる。
【0016】請求項2記載の発明では、(イ)配信デー
タの一部からなる一部データを、各利用者側にそれぞれ
用意された記憶領域に配信データの価格等の属性データ
と共に配信する一部データ事前配信手段と、(ロ)この
一部データ事前配信手段によって配信された一部データ
あるいはその配信データの未配信の残りの部分のデータ
の購入が利用者側で決定されたとき前記した一部データ
のうちの属性データを除いた部分を早くともその決定の
時点から再生可能にする一部データ再生解除手段と、
(ハ)利用者側から前記した一部データに対応する前記
未配信の残りの部分のデータの一部または全部について
配信が要求されたときその要求した利用者がその配信デ
ータに対する対価の支払いが可能であるか否かを判別す
る支払い可否判別手段と、(ニ)この支払い可否判別手
段が支払いが可能であると判別したときこれら要求され
たデータを該当する利用者側に配信する要求データ配信
手段と、(ホ)この要求データ配信手段によって要求デ
ータが利用者側に配信されたことが確認されたときその
配信データに対してその利用者に課金を行う課金処理手
段と、(へ)この課金処理手段によって課金処理が完了
したとき要求データ配信手段で利用者側に配信した未配
信の残りの部分のデータをその利用者に対して利用可能
にする要求データ再生解除手段とをデータ配信システム
に具備させる。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明と同様に配信データの一部からなる一部デ
ータを各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域に取り
あえず配信しておいて、購入者に対してこの再生を解除
することで、配信データのすべてを一度に配信する事態
を避けるようにし、配信サーバの負荷を軽減している。
また、配信する一部データの中の属性データについては
購入決定前に利用者が見たり聞いたりすることができる
ので、トライアル版としての性格を持たせることがで
き、その配信データの販売の促進を図ることができるだ
けでなく、間違った内容の購入を防止するといった効果
も持たせることができる。しかも一部データに対応する
未配信の残りの部分のデータの一部または全部について
配信が要求されたとき支払い可否判別手段によって利用
者がその配信データに対する対価の支払いが可能である
か否かを判別することにし、この支払い可否判別手段が
支払いが可能であると判別したとき要求されたデータを
該当する利用者側に配信するので、配信したデータに対
する対価の支払いを確実にすることができる。しかも現
実に支払った後に配信データを利用者側に送信するので
はなく、利用者への送信を確認してから課金処理を行
い、その後にその配信データを利用者が利用できる状態
にするので、利用者の利益を確保することができるだけ
でなく、一部データ以外の残りの部分のデータの送信を
支払い前の早期に行うことができ、送信の時期が限定さ
れないので、同様に配信サーバの負荷を軽減することが
できる。
【0018】請求項3記載の発明では、(イ)使用開始
時期の定まった配信データの一部からなる一部データ
を、各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域にこの使
用開始時期が到来する前に配信データの使用開始時期や
価格等の使用開始時期が到来する前に開示できる属性デ
ータと共に配信する一部データ事前配信手段と、(ロ)
この一部データ事前配信手段によって配信された一部デ
ータあるいはその配信データの未配信の残りの部分のデ
ータの購入が利用者側で決定されたとき前記した一部デ
ータのうちの属性データを除いた部分を早くともその使
用開始時期から再生可能にする一部データ再生解除手段
と、(ハ)使用開始時期を経過した時点で利用者側から
前記した一部データに対応する未配信の残りの部分のデ
ータの配信が要求されたときその要求した利用者に対し
てこれら残りの配信データを配信する配信データ残部配
信手段とをデータ配信システムに具備させる。
【0019】すなわち請求項3記載の発明では、使用開
始時期の定まった配信データの一部からなる一部データ
を各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域に取りあえ
ず配信しておいて、使用開始時期以後に購入者に対して
この再生を解除することで、使用開始時期に配信データ
のすべてを一度に配信する事態を避けるようにし、配信
サーバの負荷を軽減すると共に各利用者がそのデータの
再生を開始するまでの時間の短縮化を図っている。ま
た、使用開始時期よりも前に配信する一部データの中の
属性データについては使用開始時期が到来する前に利用
者が見たり聞いたりすることができるので、トライアル
版としての性格を持たせることができ、その配信データ
の販売の促進を図ることができるだけでなく、間違った
内容の購入を防止するといった効果も持たせることがで
きる。
【0020】請求項4記載の発明では、(イ)使用開始
時期の定まった配信データの一部からなる一部データ
を、各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域にこの使
用開始時期が到来する前に配信データの使用開始時期や
価格等の使用開始時期が到来する前に開示できる属性デ
ータと共に配信する一部データ事前配信手段と、(ロ)
この一部データ事前配信手段によって配信された一部デ
ータあるいはその配信データの未配信の残りの部分のデ
ータの購入が利用者側で決定されたとき前記した一部デ
ータのうちの属性データを除いた部分を早くともその使
用開始時期から再生可能にする一部データ再生解除手段
と、(ハ)使用開始時期を経過した時点で利用者側から
前記した一部データに対応する未配信の残りの部分のデ
ータの一部または全部について配信が要求されたときそ
の要求した利用者がその配信データに対する対価の支払
いが可能であるか否かを判別する支払い可否判別手段
と、(ニ)この支払い可否判別手段が支払いが可能であ
ると判別したときこれら要求されたデータを該当する利
用者側に配信する要求データ配信手段と、(ホ)この要
求データ配信手段によって要求データが利用者側に配信
されたことが確認されたときその配信データに対してそ
の利用者に課金を行う課金処理手段と、(へ)この課金
処理手段によって課金処理が完了したとき要求データ配
信手段で利用者側に配信した未配信の残りの部分のデー
タをその利用者に対して利用可能にする要求データ再生
解除手段とをデータ配信システムに具備させる。
【0021】すなわち請求項4記載の発明では、請求項
1記載の発明と同様に使用開始時期の定まった配信デー
タの一部からなる一部データを各利用者側にそれぞれ用
意された記憶領域に取りあえず配信しておいて、使用開
始時期以後に購入者に対してこの再生を解除すること
で、使用開始時期に配信データのすべてを一度に配信す
る事態を避けるようにし、配信サーバの負荷を軽減する
と共に各利用者がそのデータの再生を開始するまでの時
間の短縮化を図っている。また、使用開始時期よりも前
に配信する一部データの中の属性データについては使用
開始時期が到来する前に利用者が見たり聞いたりするこ
とができるので、トライアル版としての性格を持たせる
ことができ、その配信データの販売の促進を図ることが
できるだけでなく、間違った内容の購入を防止するとい
った効果も持たせることができる。しかも一部データに
対応する未配信の残りの部分のデータの一部または全部
について配信が要求されたとき支払い可否判別手段によ
って利用者がその配信データに対する対価の支払いが可
能であるか否かを判別することにし、この支払い可否判
別手段が支払いが可能であると判別したとき要求された
データを該当する利用者側に配信するので、配信したデ
ータに対する対価の支払いを確実にすることができる。
しかも現実に支払った後に配信データを利用者側に送信
するのではなく、利用者への送信を確認してから課金処
理を行い、その後にその配信データを利用者が利用でき
る状態にするので、利用者の利益を確保することができ
るだけでなく、一部データ以外の残りの部分のデータの
送信を支払い前の早期に行うことができ、送信の時期が
限定されないので、同様に配信サーバの負荷を軽減する
ことができる。
【0022】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項4のいずれかに記載のデータ配信システムで、前記し
た残りの配信データは複数に区分けされており、利用者
の配信データに対する再生の進度によってその利用者に
対する区分けされた単位ごとの残りの配信データの配信
の間隔を調整する配信間隔調整手段を具備することを特
徴としている。
【0023】すなわち請求項5記載の発明では、前記し
た残りの配信データを複数に区分けすることによって、
利用者の配信データに対する再生の進度によってその利
用者に対する区分けされた単位ごとの残りの配信データ
の配信の間隔を調整できるようにして、配信データの送
信を分散し、同様に配信サーバの負荷を軽減することに
している。また、配信データを分割することで、配信デ
ータの一部分を希望する者に対して料金を軽減すること
も可能になる。
【0024】請求項6記載の発明では、請求項1〜請求
項4のいずれかに記載のデータ配信システムで、配信デ
ータは無線網を経て配信されることを特徴としている。
【0025】すなわち請求項6記載の発明では、無線網
を使用した場合には通信速度が比較的遅く通信経費が高
くつく場合があるので、一度に配信データの全部を送信
せず通信経費の割安な時間帯等を選択することを可能に
することによって、通信経費を軽減させることができ
る。ただし、有線網であっても回線が細く通信速度を高
速にできない環境が有り、このような場合には本発明を
同様に適用することができる。
【0026】請求項7記載の発明では、請求項2または
請求項4記載のデータ配信システムで、支払い可否判別
手段が支払いが可能であると判別したとき販売の処理中
であることを示す販売コードを発行し支払いの前提とな
るその利用者の残高をその支払い金額だけ減算した値を
残高とする販売処理中残高処理手段を更に具備すること
を特徴としている。
【0027】すなわち請求項7記載の発明では、残高か
ら支払い可能であると判別した時点から現実の支払いが
行われるまでの時間差を販売コードの発行で解決し、現
実の支払いが行われるまでの時間帯に配信データに対し
て時間的に重複した購入処理が行われた場合でも支払い
が確実に実行できるようにしている。
【0028】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
データ配信システムで、課金処理手段で課金処理が行わ
れたとき販売コードを破棄して残高を確定させる課金処
理完了時残高確定手段を更に具備することを特徴として
いる。
【0029】すなわち請求項8記載の発明では、課金処
理手段で課金処理が行われたとき、その役目が終了した
販売コード自体を破棄することにしている。
【0030】請求項9記載の発明では、請求項7記載の
データ配信システムで、販売コードには有効期限が付け
られており、有効期限を経過した際には発行された販売
コードに対応する支払いがなかったものとして減算した
残高を元に戻す未課金時残高確定手段を更に具備するこ
とを特徴としている。
【0031】すなわち請求項9記載の発明では、販売コ
ードが存在する限り正確な残高が確定しないので、有効
期限を設けて課金処理までの手続きが長引くような場合
には購入金額として一度差し引いた額を元に戻すことに
している。
【0032】
【発明の実施の形態】
【0033】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0034】図1は本発明の一実施例におけるデータ配
信システムの概要を示したものである。このデータ配信
システムは、サービス提供者側装置101とサービス利
用者側装置102とから構成されている。これらサービ
ス提供者側装置101とサービス利用者側装置102は
必要な数だけ存在するが、ここでは図示を簡単にするた
めに1つずつ表示している。サービス提供者側装置10
1は有料データ103をサービス利用者側装置102に
提供し、サービス利用者側装置102はサービス提供者
側装置101に対して対価104を支払うことになる。
【0035】図2は、図1に示した本実施例のデータ配
信システムの装置構成の概要を示したものである。サー
ビス提供者側装置101は、有料データを格納した磁気
ディスク等のデータ格納部111と、これに接続された
有料データ配信用の配信サーバ112と、有料データの
配信に際して課金を行う課金サーバ113とを備えてい
る。サービス利用者側装置102は配信サーバ112か
ら配信される有料データの一部(以下、一部データとい
う。)を無線で受信して格納する無線端末115と、有
料データの再生を行う操作端末116とを備えている。
サービス提供者側装置101とサービス利用者側装置1
02の間には無線網117が配置されている。
【0036】図3は、本実施例のデータ配信システムで
ゲームのソフトウェアのサービス提供者側装置がゲーム
端末を有する利用者にゲームのプログラムを配布する場
合を例にとって、図2に示したシステムの各部分の構成
を具体的に示したものである。サービス提供者側装置1
01Gは、ゲーム会社に供えられたゲームデータベース
111Gと配信センタ内に設けられた配信サーバ112
Gおよび課金サーバ113Gから構成されている。配信
サーバ112Gは図示しないCPU(中央処理装置)等
を備えている他、磁気ディスク等の記憶装置121を備
えている。
【0037】このサービス提供者側装置101Gと無線
網117Gによって接続されたサービス利用者側装置1
02Gは、無線端末115Gとゲーム端末116Gとが
専用のコネクタ124、125によって接続された構成
となっている。ここで無線端末115Gは、携帯電話機
126と専用の記憶装置127とによって構成されてい
る。記憶装置127は、ゲームのプログラムが比較的大
容量である場合を想定して用意されたものである。小規
模のデータのみを扱うシステムでは、携帯電話機126
の内蔵の記憶領域を使用することで記憶装置127の配
置を省略することができる。もちろん、メモリの小型化
によって比較的大きなデータであっても携帯電話機12
6側が大容量のメモリを備えている場合には専用の記憶
装置127の配置を省略することもできる。
【0038】図4は、本実施例で用いられる配信データ
のデータ構造の一例を示したものである。配信データ1
30はその全体的なデータ量にもよるが、この例では1
つのゲームのプログラムを第1〜第5のデータブロック
1311〜1315に区分けしている。このうち第1のデ
ータブロック1311は配信データ130としてのデー
タのジャンルやゲームのプログラムの概要、データブロ
ック131の総数、対価の額等の属性情報を記した属性
情報領域132と、これに続いた有料データ領域st1
から構成されている。有料データ領域st1には、該当
するゲームのプログラムの最初の部分が格納されてい
る。これに続く第2〜第5のデータブロック1312
1315にはそのゲームのプログラムの残りの部分が順
に格納されている。
【0039】第1のデータブロック1311は、このデ
ータ配信システムに登録されたゲームのプログラムの配
信希望者全員に対してそのゲームのプログラムの発売あ
るいは使用開始時期よりも前の時点で配布されるように
なっている。この第1のデータブロック1311が配布
されると、その配布時点からそれぞれの利用者は属性情
報領域132の内容をゲーム端末116G(図3)で再
生することができる。そして属性情報領域132として
格納されたトライアル版のゲームをプレイしたりするこ
とで、そのゲームのプログラムを購入するかどうかを判
別させることができる。
【0040】図5は、属性情報領域の一例を示したもの
である。属性情報領域132は各種項目を記した領域1
32Aと内容を記した領域132Bに分けられている。
この例では「データ名称」(ゲームのプログラムの名
称)が「ボルジア家の陰謀」であり、「データの種類」
は「ゲームプログラム」となっている。また、このゲー
ムのプログラムの「使用開始日時」は「2000年6月
20日0時0分0秒」となっており、この日時まではた
とえゲームのプログラムに対する対価を支払った状態で
も使用ができないようになっている。
【0041】「使用終了日時」は「2020年12月3
1日23時59分59秒」となっており、これ以後はプ
ログラムの使用を禁止している。これは、ゲーム端末1
16Gの仕様変更が将来行われることを前提に、ゲーム
の制作者が本来の意味でのゲームとして動作可能な時期
を定義したものである。この期間内はハードウェア等の
設計変更に対応してプログラムの改良等が無線網117
Gで行われるが、これ以後はゲームのプレイ自体を禁止
することで責任の存在する期間を明確化するものであ
る。もちろん、ゲームのプログラムによってはこのよう
な「使用開始日時」や「使用終了日時」を設けないこと
も可能である。
【0042】日時の管理はゲーム端末116G側の時計
機構を使用して行うことを原則とするが、「使用開始日
時」のように他の利用者との公平性が重視される場合に
は、無線端末115Gが配信サーバ112Gに接続され
た時点で配信サーバ112G側の時計機構を用いて管理
が行われる。すなわち配信サーバ112Gは無線端末1
15Gが配信サーバ112Gに接続されるたびに無線端
末115G側の時計をチェックして、これが許容範囲を
越えて誤差を生じさせている場合には日時の訂正を指示
するデータを無線端末115Gに送出することができ
る。
【0043】「データ料金」は、この例の場合、ゲーム
のプログラムを使用期間内で使用する領域である。本実
施例の属性情報領域132には、「第1のデータ料金」
と「第2のデータ料金」の2種類の料金が定められてい
る。「第1のデータ料金」は、第1〜第5のデータブロ
ック1311〜1315のすべての配信に対する料金であ
り、この例の場合には日本円で4890円である。これ
に対して「第2のデータ料金」は、第1のデータブロッ
ク1311の有料データ領域st1に格納されている一部
のプログラムに限定してプレイを行う場合の料金であ
り、この例の場合には日本円で525円である。そのゲ
ームが面白く、第2のデータブロック1312以降のゲ
ームの部分についてもプレイを行う場合には、改めて第
2〜第5のデータブロック1312〜1315に対して使
用料金を支払うことになる。ゲームの種類あるいはゲー
ム会社によっては、配信されるデータの内容自体につい
ては制限を設けず、「使用開始日時」から「使用終了日
時」までを1日間とか3日間といった短時間に設定した
場合の料金を第2の料金として割安な対価に設定しても
よい。
【0044】「総データ量」は配信するゲームのプログ
ラムのデータ量を示している。このようなデータ量を示
す他に、第1〜第5のデータブロック1311〜1315
というようにデータブロック131の数でデータ量を示
してもよい。この図5に示した例ではデータ量が10進
数表記で2048000バイトであることを示してい
る。
【0045】このように本実施例のデータ配信システム
では、第1のデータブロック131 1を該当するゲーム
のプログラムの発売前あるいは使用が許可される前に購
入対象者の記憶装置127(図3)に配信しておくの
で、事前に利用者にその内容の概要やトライアル版をチ
ェックさせて購入の要否を決定させることができる。ま
た、発売日あるいは使用開始日時には購入の意思を伝え
た利用者に対してすでに配信している有料データ領域s
1の部分のデータを活用させることで、大量のデータ
を配信することなくゲームをとりあえず開始させること
ができる。配信サーバ112G側では、購入の意思を伝
えた各利用者のゲームの進行状況やこれらの者の使用す
る携帯電話機126との関係で定まる無線網117Gの
通信速度に応じて、第2〜第5のデータブロック131
2〜1315の内容を適宜間隔を置いて、あるいは各利用
者の進行状況に応じて送信の優先度を変えて送信するこ
とができ、負荷の分散を図ることができる。
【0046】図6は本実施例のデータ配信システムの配
信サーバの構成を示したものである。図3にも示した配
信サーバ112Gはその全体的な制御を行う処理管理部
141を備えている。処理管理部141は、図示しない
CPU(中央処理装置)や制御用のプログラムを格納し
た記憶媒体ならびに作業用のメモリとしてのRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)を備えており、バス142
を介して記憶装置121ならびに第1〜第3の通信手段
143〜145と接続されている。ここで第1の通信手
段143は図3の無線網117Gを介して携帯電話機1
26と通信を行う手段であり、第2の通信手段144は
図3に示したゲーム会社のゲームデータベース111G
と通信を行う手段である。第3の通信手段145は同じ
く図3に示した課金サーバ113Gと通信を行う手段で
ある。
【0047】一方、図7は図3に示した無線端末の構成
を示したものである。無線端末115Gはその全体的な
制御を行う処理管理部151を備えている。処理管理部
151は、図示しないCPUや制御用のプログラムを格
納した記憶媒体ならびに作業用のメモリとしてのRAM
を備えており、バス152を介して第1および第2の通
信手段153、154および操作パネル等の入力手段1
56および液晶ディスプレイ等の表示手段157と接続
されている。ここで第1の通信手段153はゲーム端末
116Gと通信を行う手段であり、第2の通信手段15
4は無線網117Gを介して配信サーバ112Gと通信
を行う手段である。
【0048】なお、図3に示す課金サーバ113Gなら
びにゲーム端末116Gも同様に図示しないCPUや制
御用のプログラムを格納した記憶媒体ならびに作業用の
メモリとしてのRAMを備えており、それぞれ予め定め
られた制御手順に従って作業を行うようになっている
が、これらの図示は省略する。
【0049】図8は、このようなデータ配信システムの
全体的な制御動作を示したものである。図3に示したゲ
ームデータベース(ゲームDB)111Gはゲームのプ
ログラムが完成すると、これを図4に示したような第1
〜第5のデータブロック1311〜1315に区分けした
ものを配信サーバ112Gに送信する(ステップS20
1)。配信サーバ112Gは第1〜第5のデータブロッ
ク1311〜1315を受信すると、そのうちの第1のデ
ータブロック1311を使用開始日時以前であっても、
予めゲームの購入の可能性がある者として登録された各
利用者の無線端末115Gに送信する(ステップS20
2)。この送信は使用開始日時に間に合うように行えば
よいので、通常の配信処理が行われていない時間のよう
な時間帯を選んで行うことができる。第1のデータブロ
ック1311が無線端末115Gに送信されると、配信
サーバ112Gに対して受信が完了したことを示すアク
ノリッジ(ack)信号が配信サーバ112G側に返さ
れる(ステップS203)。
【0050】この状態で無線端末115G側は属性情報
領域132を基にしてそのゲームのプログラムの内容を
示すリストを液晶ディスプレイ(図示せず)等に表示す
る(ステップS204)。利用者はこれを見て携帯電話
機126を操作して(ステップS205)、気に入った
ゲームプログラムであればこれを購入する操作(決定)
を行う(ステップS206)。これを基にして、無線端
末115G側は第2〜第5のデータブロック1312
1315の購入の要求を配信サーバ112G側に通知す
る(ステップS207)。そして、使用開始日時になる
と第1のデータブロック1311における有料データ領
域st1を対応するゲーム端末116Gに送信する(ス
テップS208)。ゲーム端末116Gは有料データ領
域st1を受け取ると、これに対してアクノリッジ信号
を無線端末115G側に返す(ステップS209)。
【0051】一方、第2〜第5のデータブロック131
2〜1315の購入の要求を受けた配信サーバ112G側
では、課金サーバ113Gに対してその利用者の残高確
認を要求する(ステップS210)。課金サーバ113
Gは残高を確認し(ステップS211)、残高がある場
合には販売コードを発行する(ステップS212)。配
信サーバ112Gはこの販売コードを受け取ると、該当
する無線端末115Gに対して第2〜第5のデータブロ
ック1312〜1315を送信する(ステップS21
3)。無線端末115Gは全データブロック1312
1315の受信を確認すると、アクノリッジ信号を配信
サーバ112G側に返す(ステップS214)。ただ
し、第2〜第5のデータブロック1312〜1315を無
線端末115Gに間欠的に送信することは可能であり、
この場合にはそれぞれの受信が行われるたびに無線端末
115Gがアクノリッジ信号を配信サーバ112G側に
返すようにしてもよい。
【0052】図8に示したように第2〜第5のデータブ
ロック1312〜1315が連続して、あるいは間隔を置
きながら無線端末115G側に送信された場合には、す
べての送信が終了した時点で無線端末115Gがゲーム
端末116Gとの接続を確認する(ステップS21
5)。接続が正常に行われている場合には、ゲーム端末
116Gがアクノリッジ信号を無線端末115G側に返
す(ステップS216)。そこで、無線端末115Gは
すでに受信して専用の記憶装置127に格納しておいた
第2〜第5のデータブロック1312〜1315をゲーム
端末116Gに送信することになる(ステップS21
7)。ゲーム端末116Gはこれに対してアクノリッジ
信号を無線端末115Gに返す(ステップS218)。
これまでの期間は、ステップS209でアクノリッジ信
号を無線端末115Gに返した時点から第1のデータブ
ロック1311の利用が可能であるが、ステップS21
8でアクノリッジ信号を無線端末115Gに返した時点
からそのゲームについての全プログラムの利用が可能に
なる。
【0053】一方、配信サーバ112GはステップS2
14で第2〜第5のデータブロック1312〜1315
ついての配信が終了したことが確認されたら、課金サー
バ113Gに対して販売コードを示して課金要求を行う
(ステップS221)。課金サーバ113Gはこれに基
づいてその利用者に対する課金処理を行うことになる
(ステップS222)。課金が完了したら、課金サーバ
113Gはこれを配信サーバ112Gに通知して(ステ
ップS223)、ゲームのプログラムの配信に関する全
処理を終了することになる。
【0054】次に本実施例のデータ配信システムの以上
説明した処理のうちの幾つかをそれぞれの担当部分の処
理として具体的に説明する。
【0055】図9は、無線端末の処理の前半部分を具体
的に示したものである。無線端末115Gは接続がある
と(ステップS241:Y)、その接続元を判別する
(ステップS242)。本実施例のデータ配信システム
では接続元が配信サーバ112G、自身のユーザインタ
フェース(I/F)あるいはゲーム端末116Gのいず
れかである。接続元が配信サーバ112Gである場合に
は(ステップS243:Y)それが第1のデータブロッ
ク1311に関するものか、それ以外のデータブロック
としての第2〜第5のデータブロック1312〜1315
に関するものかを判別する(ステップS244)。
【0056】第1のデータブロック1311に関するも
のである場合には(Y)、図8で説明したように配信サ
ーバ112Gから第1のデータブロック1311のデー
タを受信し(ステップS245)、アクノリッジ信号を
配信サーバ112G側に返し(ステップS246)、受
信した属性情報をリストで表示する(ステップS24
7)。そして再びステップS241の処理に戻る(リタ
ーン)。
【0057】これに対して第2〜第5のデータブロック
1312〜1315に関するものである場合には(ステッ
プS244:N)、第2〜第5のデータブロック131
2〜1315の受信を行い(ステップS248)、これら
の受信終了時点でアクノリッジ信号を配信サーバ112
G側に返し(ステップS249)、ゲーム端末116G
との接続を確認する(ステップS250)。そして再び
ステップS241の処理に戻る(リターン)。
【0058】図10は無線端末の処理の後半部分を示し
たものである。無線端末115Gに対する接続が自身の
ユーザインタフェースである場合には(ステップS24
3:N、S251:Y)、それがゲームのプログラムの
購入を指示する入力であるかどうかを判別する(ステッ
プS252)。ゲームのプログラムの購入を指示するも
のであれば(Y)、配信サーバ112Gに対して第2〜
第5のデータブロック1312〜1315の送信を要求し
(ステップS253)、すでに受信している第1のデー
タブロック1311を専用の記憶装置127(図3参
照)から読み出してゲーム端末116Gに送信する(ス
テップS254)。ゲーム端末116Gはこのデータを
受信すると、図示しない内蔵の記憶媒体にこれを格納す
る。これにより、ゲーム端末116Gは第1のデータブ
ロック1311に関するプログラム部分でのゲームのプ
レイが可能になる。自身のユーザインタフェースがこれ
以外の処理を携帯電話機126に対して行った場合には
(ステップS252:N)、該当する処理を実行し(ス
テップS255)、再びステップS241の処理に戻る
ことになる(リターン)。
【0059】ステップS251で無線端末115Gに対
する接続が自身のユーザインタフェースでもないと判別
された場合、すなわちその接続がゲーム端末116Gに
関するものであると判別された場合には(N)、要求内
容がアクノリッジ信号の配信サーバ112Gへの伝達要
求であるか、接続確認に対する肯定を示す返答であるか
を判別する(ステップS256)。前者である場合には
(Y)、アクノリッジ信号を配信サーバ112Gへ伝達
する(ステップS257)。これに対して後者と判別さ
れた場合には(ステップS256:N)、第2〜第5の
データブロック1312〜1315をゲーム端末116G
に送信する(ステップS258)。ゲーム端末116G
はこれらのデータを受信すると、内蔵の記憶媒体にこれ
を格納する。これにより、ゲーム端末116Gは第1の
データブロック1311だけでなく第2〜第5のデータ
ブロック1312〜1315に関するプログラムについて
もゲームのプレイが可能になる。
【0060】図11は、配信サーバの処理を具体的に示
したものである。配信サーバ112Gは接続があると
(ステップS271:Y)、これがゲームデータベース
111Gであるかどうかを判別し(ステップS27
2)、そうであれば(Y)ゲームデータベース111G
から送られてきたゲームのプログラムをその記憶装置1
21に格納する(ステップS273)。そしてこのうち
の第1のデータブロック1311を図8で説明したよう
に無線端末115Gに送信することになる(ステップS
274)。
【0061】一方、接続先がゲームデータベース111
Gではなかった場合には(ステップS272:N)、課
金サーバ113であるかどうかをチェックして(ステッ
プS275)、課金サーバ113であれば(Y)、要求
種別としてこれが販売コードの発行であるかどうかを判
別する(ステップS276)。そうであれば(Y)、ゲ
ームのプログラムが販売されたことになるので、第2〜
第5のデータブロック1312〜1315を該当の無線端
末115Gに送信する(ステップS277)。これに対
して要求種別が販売コードの発行ではなく課金応答であ
った場合には(ステップS276:N)、特に処理を行
うことなく再び接続を待機する処理に戻る(リター
ン)。
【0062】ステップS275で接続先が課金サーバ1
13でなかった場合には(N)、残りの接続先の無線端
末115Gなので、その要求種別がデータブロックの送
信要求であるかどうかを判別する(ステップS27
8)。そうであれば(Y)、第2〜第5のデータブロッ
ク1312〜1315を送るための前提となる金額に十分
な残高があるかどうかを知るために課金サーバ113に
対して残高確認要求を行う(ステップS279)。そし
て再び接続を待機する処理に戻る(リターン)。
【0063】一方、ステップS278で要求種別がデー
タブロックの送信要求ではなかった場合には(N)、有
料データ領域st1の送信に対する無線端末115Gか
らのアクノリッジであるかどうかを判別する(ステップ
S280)。この場合には(Y)、特に何も行うことな
く接続を待機する処理に戻る(リターン)。ステップS
280でこれ以外の第2〜第5のデータブロック131
2〜1315の受信に対するアクノリッジであった場合に
は(N)、無線端末115Gに対する該当するゲームの
プログラムの受信が確認されたので、課金サーバ113
に対して課金の要求を行うことになる(ステップS28
1)。
【0064】ところでステップS279の配信サーバ1
12Gから課金サーバ113に対する残高確認要求のデ
ータは、残高の確認を要求する信号と該当する利用者を
特定する識別子と、この利用者が購入を指示したゲーム
のプログラムの対価を示すデータとを含んでいる。この
残高確認要求によって、配信サーバ112Gは課金サー
バ113に対して利用者の認証と、この利用者の利用可
能な金額の残高から該当するゲームのプログラムの購入
の可否の判断を要求することになる。課金サーバ113
は有効な販売コードを配信サーバ112Gに返すこと
で、その利用者が該当のゲームのプログラムを購入可能
であることを通知することになる。
【0065】したがって、課金サーバ113はその利用
者が該当のゲームのプログラムを購入できない場合に
は、たとえば“00000”で示される無効な販売コー
ドや、予め定められた“−1”等のエラーコードを返す
ことになる。
【0066】本実施例では、有効な販売コードにその有
効期限を設定することにしている。そして、この有効期
限内にゲームのプログラムとしての配信データの送信完
了が通知されたときに、課金サーバ113は販売コード
を破棄して正規の課金処理を行うようになっている。ま
た本実施例では販売コードの有効期間中は該当の利用者
は配信データを受け取る処理を行っている状態であると
いう扱いをする。したがって、この期間中に同一の利用
者が配信サーバ112G以外の図示しない配信サーバを
通じて配信データを要求し、課金サーバ113に対して
同様の残高確認要求が発生した場合には、先の配信デー
タに対する対価が差し引かれたものとして残っている金
額を残高として扱い、残高が十分存在するかどうかの判
別が行われることになる。これにより、1つ分の配信デ
ータに対する残高で二重に購入可能通知が発行される事
態を防止している。
【0067】これに関して一例を挙げて具体的に説明す
る。利用者Aについて、ゲームのプログラム等の配信デ
ータを購入するための金額の残高が100円であったと
する。1つ目のゲームのプログラムの購入操作で、対価
が90円の第1の配信データを購入するとする。利用者
Aによるこの購入処理で、配信サーバ112Gは課金サ
ーバ113に対して利用者Aが90円の支払能力がある
かどうかを調査依頼することになる。この調査時点で課
金サーバ113は配信サーバ112Gに対して90円の
支払能力があることを通知する。
【0068】この直後に、すなわち第1の配信データの
データ配信が未完了の状態で、利用者Aが更に対価が8
0円の第2の配信データの購入操作を行ったとする。配
信サーバ112Gはすでに説明した第1の配信データの
場合と同様に課金サーバ113に対して利用者Aが80
円の支払能力があるかどうかを調査依頼することにな
る。このとき、課金サーバ113が管理する利用者Aの
購入可能な金額の残高が100円のままであると、課金
サーバ113は前の第1の配信データの場合と同様に8
0円の支払能力があることを通知してしまうことにな
る。この結果、第1の配信データと第2の配信データの
双方の支払が行われる状態で残高が足りなくなり、いず
れか一方の支払が滞る危険性がある。
【0069】このような事態の発生を防止するため、課
金サーバ113は残高確認要求を受けると、現実の残高
から配信処理中の配信データの対価を差し引いた金額
を、処理中の残高として記憶するようにしている。そし
て、販売コードの発行に基づく配信データの配信(たと
えば図8のステップS213による第2〜第5のデータ
ブロック1312〜1315の送信)の完了による課金要
求(同図ステップS221)を受けた時点で、販売コー
ドを破棄した上で正式な課金処理を行い、残高を新しい
額に確定させる。このような処理により、第1の配信デ
ータと第2の配信データの双方に対して支払能力がある
ことを通知するような事態を防止することができる。
【0070】更に本実施例では販売コードに有効期限を
設けている。残高確認要求があったにも係わらず、その
要求に対応した課金要求(図8のステップS221参
照)が期限内にこないような場合には、配信処理が中断
した場合も含めて、課金サーバ113はその販売コード
を破棄することにしている。この場合には、前記した処
理中の残高としての10円(100円から第1の配信デ
ータの対価の90円を差し引いた額)を、購入処理中の
金額を差し引かなかった残高確認要求前の金額としての
100円に戻すことにしている。
【0071】図12は、課金サーバの処理の一部を具体
的に示したものである。課金サーバ113は配信サーバ
112Gの接続の監視を行っている(ステップS30
1)。接続が行われていない状態で(N)、課金サーバ
113はその内部の図示しないメモリに格納されている
販売コード中に時間切れのコードが存在するかどうかを
チェックする(ステップS302)。そして該当する販
売コードがあれば(Y)、その販売コードを破棄する
(ステップS303)。この場合にはその利用者の残高
を該当するゲームのプログラムを購入しなかった場合の
金額に戻すことになる(ステップS304)。
【0072】一方、配信サーバ112Gが接続されると
(ステップS301:Y)、課金サーバ113はその接
続先が予め登録された配信サーバ112Gであるかどう
かを認証によって確認し(ステップS305)、登録さ
れた配信サーバ112Gでない場合には(N)エラー表
示を行って(ステップS306)、処理を再びステップ
S301の状態に戻す(リターン)。
【0073】その配信サーバ112Gが登録された正規
のサーバであることが確認された場合には(ステップS
305:Y)、ゲームのプログラムの購入者としての利
用者が自己のサーバに登録された者であるかどうかを確
認する(ステップS307)。この確認は、図示しない
購入者データベースを検索することによって行う。当人
の確認が取れない場合には(N)、エラー表示を行って
(ステップS306)、処理を再びステップS301の
状態に戻す(リターン)。
【0074】課金サーバ113が課金対象としての利用
者の確認が取れた場合には(ステップS307:Y)、
要求内容が残高確認であるかどうかの判別が行われる
(ステップS308)。残高確認の要求である場合には
(Y)、その利用者の残高の参照が行われる(ステップ
S309)。そして購入するゲームのプログラムの対価
と残高が比較されて購入が可能であるかどうかの判別が
行われる(ステップS310)。このときの残高は、前
記したように購入処理中の金額を差し引いた額である。
たとえば残高が10000円で、消費税を含んだ購入金
額が4890円であれば購入が可能であると判別され
る。この場合には(Y)、販売コードを発行して残高確
認完了通知が行われる(ステップS311)。
【0075】これに対して購入金額が残高を上回った場
合は購入が不可能であると判別される。この場合には
(ステップS310:N)、販売が不可能である旨の通
知が行われることになる(ステップS312)。この通
知は、予め定めた無効な販売コード(前記した“−1”
等の販売コード)を配信サーバ112Gに返送すること
によって行われる。
【0076】図13は、ステップS308で配信サーバ
112Gからの要求が残高確認でない場合、すなわち課
金要求である場合のそれ以降の処理の流れを表わしたも
のである。課金要求である場合には(図12ステップS
308:N)、これに含まれる販売コードが発行済みの
有効なものであるかどうかをチェックする(ステップS
313)。有効な販売コードであれば(Y)、課金処理
を行い(ステップS314)、課金処理の完了通知を課
金応答として行って(ステップS315)、処理をステ
ップS301に戻す(リターン)。ステップS314の
課金処理は、たとえば当該利用者の預金口座あるいはク
レジットカードの番号に対する料金の請求である。
【0077】ステップS313で販売コードが無効であ
ると判別された場合には(N)、改めてその利用者の残
高を参照する(ステップS316)。クレジットカード
を支払い先に指定している利用者の場合には、そのカー
ドの月間利用額の制限に0.3等の所定の比率を掛けた
金額のうち、その月に課金サーバ113が支払いを確認
した額を差し引いた額を残高とするようにすればよい。
この結果、そのゲームのプログラムの購入が可能である
と判別されれば(ステップS317:Y)、ステップS
314に進んで課金処理が行われる。これに対して、購
入が不可能であると判別された場合には(ステップS3
17:N)、販売が不可能であることを示す販売不可通
知を発行して(ステップS318)、処理を終了する
(リターン)。なお、この販売不可通知はステップS3
12の通知と同様のものであってもよい。
【0078】第1の変形例
【0079】図14は本発明の第1の変形例におけるデ
ータ配信システムの全体的な制御動作を示したものであ
る。この図は先の実施例の図8に対応する。そこで、図
8と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。この変形例のデータ配信システムで
は、利用者が携帯電話機126を操作してゲームのプロ
グラムの内容を点検し(ステップS205)、気に入っ
た場合にはこれを購入する操作(決定)を行う(ステッ
プS206)点まで先の実施例と全く同一である。先の
実施例ではこれに基づいて無線端末115G側は第2〜
第5のデータブロック1312〜1315の購入の要求を
配信サーバ112G側に通知することにしている(図8
ステップS207)。
【0080】これに対して図14に示した第1の変形例
の場合には、ステップS206の購入決定に基づいて、
使用開始日時になっていれば無線端末115Gが直ちに
第1のデータブロック1311における有料データ領域
st1を対応するゲーム端末116Gに送信する(ステ
ップS401)。ゲーム端末116Gは有料データ領域
st1を受け取ると、これに対してアクノリッジ信号を
無線端末115G側に返すことになる(ステップS40
2)。この後、ゲーム端末116G側で後続する第2〜
第5のデータブロック1312〜1315の購入の要求が
無線端末115Gに送られてきたら(ステップS40
3)、無線端末115Gはこの時点で初めて第2〜第5
のデータブロック1312〜1315の購入の要求を配信
サーバ112G側に通知する(ステップS207)。こ
れ以降の処理は先の実施例と全く同一である。
【0081】したがって、先の実施例の場合には利用者
がそのゲームのプログラムの全体を一括して購入するこ
とを前提としたが、本発明の第1の変形例の場合には利
用者が第2〜第5のデータブロック1312〜1315
購入の要求を出さねば、これらの部分に対して課金が発
生しないことになる。
【0082】第2の変形例
【0083】図15は本発明の第2の変形例におけるデ
ータ配信システムの全体的な制御動作のうちの要部を示
したものである。この図15でも図8と同一部分には同
一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第2の変形例では、無線端末115G側が属性情報
領域132を基にしてそのゲームのプログラムの内容を
示すリストを表示する(ステップS204)ところまで
は実施例と同一である。
【0084】利用者はこれ以後、第1のデータブロック
1311についてとりあえず購入を決定することができ
る(ステップS501)。この場合、無線端末115G
はこの購入に際しての残高確認要求を配信サーバ112
Gに送出し(ステップS502)、配信サーバ112G
はこの要求を課金サーバ113に送出する(ステップS
503)。課金サーバ113Gはこれを基にして残高を
確認し(ステップS504)、残高がある場合には販売
コードを発行する(ステップS505)。この販売コー
ドが無線端末115Gに受信されると(ステップS50
6)、無線端末115Gはこれに基づいて記憶装置12
7に格納されている第1のデータブロック1311をゲ
ーム端末116Gに送信する(ステップS507)。こ
の時点より、第1のデータブロック1311に基づいた
ゲームのプレイが可能になる。
【0085】ゲーム端末116Gは第1のデータブロッ
ク1311を受信するとこれに対するアクノリッジ信号
を無線端末115Gに返す(ステップS508)。この
アクノリッジ信号は無線端末115Gから配信サーバ1
12Gに転送される(ステップS509)。配信サーバ
112Gはこれにより第1のデータブロック1311
配信が確認されたので、課金サーバ113Gに対して販
売コードを示して課金要求を行う(ステップS51
0)。課金サーバ113Gはこれに基づいてその利用者
に対する課金処理を行うことになる(ステップS51
1)。課金が完了したら、課金サーバ113Gはこれを
配信サーバ112Gに通知する(ステップS512)。
【0086】配信サーバ112Gはこの通知があると、
ゲーム端末116G側が第2〜第5のデータブロック1
312〜1315についての配信要求を行うことを予想し
て事前にこれらの送信を行う(ステップS513)。こ
の第2〜第5のデータブロック1312〜1315につい
ての送信は、無線端末115Gに対して一度に行うよう
にしてもよいし、システムによってはまず第2のデータ
ブロック1312のみを送信し、ステップS507で第
1のデータブロック1311の配信が行われた時点から
次に説明する第2のデータブロック1312の送信が要
求されるまでの経過時間を測定しておいて、ゲームの進
行速度を予測し、これに応じて残りの第3〜第5のデー
タブロック1313〜1315についての送信を行うよう
にしてもよい。この第2の変形例では第2〜第5のデー
タブロック1312〜1315を配信サーバ112Gの負
担がかからない時間帯を選びながら一度に無線端末11
5Gに対して送信するようにしている。
【0087】配信サーバ112Gから無線端末115G
へのこのような事前送信が行われると、通常の場合には
その後にゲーム端末116Gからこれら第2〜第5のデ
ータブロック1312〜1315の購入要求が発生する
(ステップS514)。この要求が無線端末115Gに
到達したら、無線端末115Gは再び残高確認要求を配
信サーバ112Gに送出する(ステップS515)。配
信サーバ112Gはこの要求を課金サーバ113に送出
する(ステップS516)。課金サーバ113Gはこれ
を基にして残高を確認し(ステップS517)、残高が
ある場合には販売コードを発行する(ステップS51
8)。この販売コードが無線端末115Gに受信される
と(ステップS519)、無線端末115Gはこれに基
づいて記憶装置127に格納されている第2〜第5のデ
ータブロック1312〜1315をゲーム端末116Gに
送信する(ステップS520)。この時点より、ゲーム
端末116G側では第1〜第5のデータブロック131
1〜1315に基づいたゲームのプレイが可能になる。こ
の第2の変形例におけるこれ以降の制御は先の実施例と
実質的に同一なのでその説明を省略する。
【0088】以上説明した実施例および変形例ではゲー
ムのプログラムを例にとって有料データの配信について
説明したが、これ以外の有料データの配信についても本
発明を同様に適用することができることは当然である。
【0089】また実施例では配信データについて使用開
始時期の定まったものを例として説明したが、これに限
るものではない。すなわち、特に使用開始時期が定まっ
ていない配信データでも適宜その一部を属性データと共
に最初に配信しておくことで、購入者の購入時期を分散
すると共に、一度にすべての配信データを配信する場合
よりも配信サーバの負荷を軽減することができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2記載の発明によれば、配信データの一部からなる一
部データを各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域に
取りあえず配信しておいて、購入者に対してこの再生を
解除することで、配信データのすべてを一度に配信する
事態を避けるようにしたので、配信サーバの負荷を軽減
することができる。また、配信する一部データの中の属
性データについては購入を決定する前に利用者が見たり
聞いたりすることができるので、トライアル版としての
性格を持たせることができ、その配信データの販売の促
進を図ることができるだけでなく、間違った内容の購入
を防止するといった効果も持たせることができる。
【0091】また請求項3〜請求項9記載の発明によれ
ば、使用開始時期の定まった配信データの一部からなる
一部データを各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域
に取りあえず配信しておいて、使用開始時期あるいはこ
れ以後に購入者に対してこの再生を解除することで、使
用開始時期に配信データのすべてを一度に配信する事態
を避けるようにしたので、配信サーバの負荷を軽減する
と共に各利用者がそのデータの再生を開始するまでの時
間の短縮化を図ることができる。また、使用開始時期よ
りも前に配信する一部データの中の属性データについて
は使用開始時期が到来する前に利用者が見たり聞いたり
することができるので、トライアル版としての性格を持
たせることができ、その配信データの販売の促進を図る
ことができるだけでなく、間違った内容の購入を防止す
るといった効果も持たせることができる。
【0092】更に請求項2または請求項4記載の発明に
よれば、一部データに対応する未配信の残りの部分のデ
ータの一部または全部について配信が要求されたとき支
払い可否判別手段によって利用者がその配信データに対
する対価の支払いが可能であるか否かを判別することに
し、この支払い可否判別手段が支払いが可能であると判
別したとき要求されたデータを該当する利用者側に配信
するので、配信したデータに対する対価の支払いを確実
にすることができる。しかも現実に支払った後に配信デ
ータを利用者側に送信するのではなく、利用者への送信
を確認してから課金処理を行い、その後にその配信デー
タを利用者が利用できる状態にするので、利用者の利益
を確保することができるだけでなく、一部データ以外の
残りの部分のデータの送信を支払い前の早期に行うこと
ができ、送信の時期が限定されないので、同様に配信サ
ーバの負荷を軽減することができる。
【0093】また、請求項5記載の発明によれば、前記
した残りの配信データを複数に区分けすることによっ
て、利用者の配信データに対する再生の進度によってそ
の利用者に対する区分けされた単位ごとの残りの配信デ
ータの配信の間隔を調整することができ、配信データの
送信の分散化により、配信サーバの負荷を軽減すること
ができる。また、配信データを分割することで、配信デ
ータの一部分を希望する者に対して料金を軽減すること
も可能になる。
【0094】更に請求項6記載の発明によれば、無線網
で配信データの配信を受けるとき、一度に配信データの
全部を送信せず通信経費の割安な時間帯等を選択するこ
とを可能にすることによって、通信経費を軽減させるこ
とができる。
【0095】また請求項7記載の発明によれば、現実の
支払いが行われるまでの時間帯に配信データに対して時
間的に重複した購入処理が行われた場合でも支払いが確
実に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータ配信システム
の概要を示したシステム構成図である。
【図2】図1に示した本実施例のデータ配信システムの
一般的な構成をその一部について示したシステム構成図
である。
【図3】本実施例のデータ配信システムでゲームのソフ
トウェアのサービス提供者側装置がゲーム端末を有する
利用者にゲームのプログラムを配布する場合の具体的な
システムの構成を示したシステム構成図である。
【図4】本実施例で用いられる配信データのデータ構造
の一例を示した説明図である。
【図5】本実施例の属性情報領域の一例を示した説明図
である。
【図6】図2に示した配信サーバの構成を示したブロッ
ク図である。
【図7】図2に示した無線端末の構成を示したブロック
図である。
【図8】本実施例のデータ配信システムの全体的な制御
動作を示した説明図である。
【図9】本実施例の無線端末の処理の前半部分を具体的
に示した流れ図である。
【図10】本実施例の無線端末の処理の後半部分を具体
的に示した流れ図である。
【図11】本実施例の配信サーバの処理を具体的に示し
た流れ図である。
【図12】本実施例で課金サーバの処理の一部を具体的
に示した流れ図である。
【図13】ステップS308で配信サーバからの要求が
課金要求である場合のそれ以降の処理の流れを表わした
流れ図である。
【図14】本発明の第1の変形例におけるデータ配信シ
ステムの全体的な制御動作を示した説明図である。
【図15】本発明の第2の変形例におけるデータ配信シ
ステムの全体的な制御動作のうちの要部を示した説明図
である。
【符号の説明】
101 サービス提供者側装置 102 サービス利用者側装置 111 データ格納部 111G ゲームデータベース 112 配信サーバ 113、113G 課金サーバ 115、115G 無線端末 116 操作端末 116G ゲーム端末 117、117G 無線網 121、127 記憶装置 141、151 処理管理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配信データの一部からなる一部データ
    を、各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域に配信デ
    ータの価格等の属性データと共に配信する一部データ事
    前配信手段と、 この一部データ事前配信手段によって配信された一部デ
    ータあるいはその配信データの未配信の残りの部分のデ
    ータの購入が利用者側で決定されたとき前記一部データ
    のうちの属性データを除いた部分を早くともその決定の
    時点から再生可能にする一部データ再生解除手段と、 前記利用者側から前記一部データに対応する前記未配信
    の残りの部分のデータの配信が要求されたときその要求
    した利用者に対してこれら残りの配信データを配信する
    配信データ残部配信手段とを具備することを特徴とする
    データ配信システム。
  2. 【請求項2】 配信データの一部からなる一部データ
    を、各利用者側にそれぞれ用意された記憶領域に配信デ
    ータの価格等の属性データと共に配信する一部データ事
    前配信手段と、 この一部データ事前配信手段によって配信された一部デ
    ータあるいはその配信データの未配信の残りの部分のデ
    ータの購入が利用者側で決定されたとき前記一部データ
    のうちの属性データを除いた部分を早くともその決定の
    時点から再生可能にする一部データ再生解除手段と、 利用者側から前記一部データに対応する前記未配信の残
    りの部分のデータの一部または全部について配信が要求
    されたときその要求した利用者がその配信データに対す
    る対価の支払いが可能であるか否かを判別する支払い可
    否判別手段と、 この支払い可否判別手段が支払いが可能であると判別し
    たときこれら要求されたデータを該当する利用者側に配
    信する要求データ配信手段と、 この要求データ配信手段によって要求データが利用者側
    に配信されたことが確認されたときその配信データに対
    してその利用者に課金を行う課金処理手段と、 この課金処理手段によって課金処理が完了したとき前記
    要求データ配信手段で利用者側に配信した前記未配信の
    残りの部分のデータをその利用者に対して利用可能にす
    る要求データ再生解除手段とを具備することを特徴とす
    るデータ配信システム。
  3. 【請求項3】 使用開始時期の定まった配信データの一
    部からなる一部データを、各利用者側にそれぞれ用意さ
    れた記憶領域にこの使用開始時期が到来する前に配信デ
    ータの使用開始時期や価格等の使用開始時期が到来する
    前に開示できる属性データと共に配信する一部データ事
    前配信手段と、 この一部データ事前配信手段によって配信された一部デ
    ータあるいはその配信データの未配信の残りの部分のデ
    ータの購入が利用者側で決定されたとき前記一部データ
    のうちの属性データを除いた部分を早くともその使用開
    始時期から再生可能にする一部データ再生解除手段と、 前記使用開始時期を経過した時点で利用者側から前記一
    部データに対応する前記未配信の残りの部分のデータの
    配信が要求されたときその要求した利用者に対してこれ
    ら残りの配信データを配信する配信データ残部配信手段
    とを具備することを特徴とするデータ配信システム。
  4. 【請求項4】 使用開始時期の定まった配信データの一
    部からなる一部データを、各利用者側にそれぞれ用意さ
    れた記憶領域にこの使用開始時期が到来する前に配信デ
    ータの使用開始時期や価格等の使用開始時期が到来する
    前に開示できる属性データと共に配信する一部データ事
    前配信手段と、 この一部データ事前配信手段によって配信された一部デ
    ータあるいはその配信データの未配信の残りの部分のデ
    ータの購入が利用者側で決定されたとき前記一部データ
    のうちの属性データを除いた部分を早くともその使用開
    始時期から再生可能にする一部データ再生解除手段と、 前記使用開始時期を経過した時点で利用者側から前記一
    部データに対応する前記未配信の残りの部分のデータの
    一部または全部について配信が要求されたときその要求
    した利用者がその配信データに対する対価の支払いが可
    能であるか否かを判別する支払い可否判別手段と、 この支払い可否判別手段が支払いが可能であると判別し
    たときこれら要求されたデータを該当する利用者側に配
    信する要求データ配信手段と、 この要求データ配信手段によって要求データが利用者側
    に配信されたことが確認されたときその配信データに対
    してその利用者に課金を行う課金処理手段と、この課金
    処理手段によって課金処理が完了したとき前記要求デー
    タ配信手段で利用者側に配信した前記未配信の残りの部
    分のデータをその利用者に対して利用可能にする要求デ
    ータ再生解除手段とを具備することを特徴とするデータ
    配信システム。
  5. 【請求項5】 前記残りの配信データは複数に区分けさ
    れており、利用者の配信データに対する再生の進度によ
    ってその利用者に対する区分けされた単位ごとの残りの
    配信データの配信の間隔を調整する配信間隔調整手段を
    具備することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    かに記載のデータ配信システム。
  6. 【請求項6】 前記配信データは無線網を経て配信され
    ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のデータ配信システム。
  7. 【請求項7】 前記支払い可否判別手段が支払いが可能
    であると判別したとき販売の処理中であることを示す販
    売コードを発行し支払いの前提となるその利用者の残高
    をその支払い金額だけ減算した値を残高とする販売処理
    中残高処理手段を更に具備することを特徴とする請求項
    2または請求項4記載のデータ配信システム。
  8. 【請求項8】 前記課金処理手段で課金処理が行われた
    とき前記販売コードを破棄して残高を確定させる課金処
    理完了時残高確定手段を更に具備することを特徴とする
    請求項7記載のデータ配信システム。
  9. 【請求項9】 前記販売コードには有効期限が付けられ
    ており、有効期限を経過した際には発行された販売コー
    ドに対応する支払いがなかったものとして減算した残高
    を元に戻す未課金時残高確定手段を更に具備することを
    特徴とする請求項7記載のデータ配信システム。
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