JP2002132517A - 電子機器、カメラおよび視線入力装置 - Google Patents

電子機器、カメラおよび視線入力装置

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JP2002132517A
JP2002132517A JP2000318370A JP2000318370A JP2002132517A JP 2002132517 A JP2002132517 A JP 2002132517A JP 2000318370 A JP2000318370 A JP 2000318370A JP 2000318370 A JP2000318370 A JP 2000318370A JP 2002132517 A JP2002132517 A JP 2002132517A
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time
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JP2000318370A
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Yukihiro Matsumoto
如弘 松本
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在行われている動作に時間上の制約があ
り、その時間の制約がタスク切り換えに要する時間より
も短い場合には、前記タスクの切り換えを禁止し、誤動
作してしまうことを防止する。 【解決手段】 複数のタスクを切り換え、並列処理を可
能とするリアルタイムオペレーティングシステムを内蔵
するマイクロコンピュータを有し、前記リアルタイムオ
ペレーティングシステムによる前記タスク切り換えに要
する時間よりも短い時間間隔の処理が実行されている場
合は、前記タスクの切り換えを禁止する(ステータス切
り換え信号のHighの期間)構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイムオペ
レーティングシステムを具備したマイクロコンピュータ
を有する電子機器、カメラおよび視線入力装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば組み込み機器用のオペレー
ティングシステムとして、リアルタイムオペレーティン
グシステム(以下、リアルタイムOSとも記す)が用い
られてきている。
【0003】このリアルタイムOSは、ある事象の発生
からあらかじめ決められた時刻までに正確な答えを提供
することを可能にするOSであり、複数のタスク(リア
ルタイムOSが管理するプログラムの最小単位を意味す
る)を並列的に実行させるためのマルチタスク機能が不
可欠である。
【0004】複数のタスクを並列的に実行させるための
タスク切り換えとして、先ずタスク切り換えのための割
り込みを発生し、現行タスクが使用している動的変数を
退避し、現行タスクのアドレスを退避し、切り換わる次
のタスクを選択してタスクの実行時間を設定し、選択さ
れたタスクが使用していた動的変数を復帰させ、選択さ
れたタスクの復帰アドレスをスタックに設定し、割り込
みから復帰している。
【0005】このように、アプリケーションからタスク
切り換えの処理要求をOSに対してすることを、システ
ムコールを発行するという。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記システ
ムコールに対する応答時間(アプリケーションがシステ
ムコールを発行してから次のアプリケーションに処理が
戻ってくるまでの時間(=ディスパッチ時間))は有限
であることから、特開平7−141208号公報及び特
開平7−210400号公報の「マルチタスク処理装
置」に、マルチタスク処理におけるタスク切り換え時の
ディスパッチ処理時間、すなわち、あるタスクが処理要
求を発した時から、退避していたコンテキスト等を復帰
させて実行権を与えるまでの時間を短縮することを目的
として、各タスクに対応して占有される複数のレジスタ
バンクと、さらにはレジスタバンクの空き待ち手段とを
備え、これらの複数のレジスタバンクを各タスクに動的
に割り当てることが開示されている。
【0007】しかし、この種の技術をカメラに適用する
際、前記ディスパッチ時間をいくら短くしても、カメラ
にはその時間を無視できない処理があり、その時間によ
ってカメラが誤作動するという問題があった。
【0008】(発明の目的)本発明の第1の目的は、現
在行われている動作に時間上の制約があり、その時間の
制約がタスク切り換えに要する時間よりも短い場合に
は、前記タスクの切り換えを禁止し、誤動作してしまう
ことを防止することのできる電子機器を提供しようとす
るものである。
【0009】本発明の第2の目的は、現在行われている
焦点調節情報検出動作に時間上の制約があり、その時間
の制約がタスク切り換えに要する時間よりも短い場合に
は、前記タスクの切り換えを禁止し、焦点調節情報検出
動作が誤動作してしまうことを防止することのできるカ
メラを提供しようとするものである。
【0010】本発明の第3の目的は、現在行われている
視線検出動作に時間上の制約があり、その時間の制約が
タスク切り換えに要する時間よりも短い場合には、前記
タスクの切り換えを禁止し、視線検出動作が誤動作して
しまうことを防止することのできる視線入力装置を提供
しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、複数のタスクを切
り換え、並列処理を可能とするリアルタイムオペレーテ
ィングシステムを内蔵するマイクロコンピュータを有す
る電子機器において、前記リアルタイムオペレーティン
グシステムによる前記タスク切り換えに要する時間より
も短い時間間隔の処理が実行されている場合は、前記タ
スクの切り換えを禁止する電子機器とするものである。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2に記載の発明は、焦点調節情報検出用センサか
らの信号に基づいて焦点調節情報を算出する焦点調節情
報演算タスクを含む複数のタスクを切り換え、並列処理
を可能とするリアルタイムオペレーティングシステムを
内蔵するマイクロコンピュータを有するカメラにおい
て、前記焦点調節情報検出用センサに対する駆動用の信
号を出力する際、前記信号波形が厳密に時間規定されて
いる部分では、前記焦点調節情報演算タスクより他のタ
スクへの切り換えを禁止し、前記時間規定されていない
部分では、前記他のタスクへの切り換えを許可するカメ
ラとするものである。
【0013】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項4に記載の発明は、焦点調節情報検出用センサか
らの信号に基づいて焦点調節情報を算出する焦点調節情
報演算タスクを含む複数のタスクを切り換え、並列処理
を可能とするリアルタイムオペレーティングシステムを
内蔵するマイクロコンピュータを有するカメラにおい
て、前記焦点調節情報検出用センサに対して駆動用の基
準クロック信号を出力する際の、該信号の周波数が規定
されている期間は、前記焦点調節情報演算タスクより他
のタスクへの切り換えを禁止し、前記規定されていない
期間は、前記他のタスクへの切り換えを許可するカメラ
とするものである。
【0014】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項8に記載の発明は、焦点調節情報検出用センサを
用いて焦点調節情報を算出する焦点調節情報演算タスク
を含む複数のタスクを切り換え、並列処理を可能とする
リアルタイムオペレーティングシステムを内蔵するマイ
クロコンピュータを有するカメラにおいて、前記焦点調
節情報検出用センサを制御する際、その制御時間が厳密
に時間規定されている部分では、前記焦点調節情報演算
タスクより他のタスクへの切り換えを禁止し、それ以外
の期間は、前記他のタスクへの切り換えを許可するカメ
ラとするものである。
【0015】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項12に記載の発明は、視線検出センサからの信号
に基づいて視線情報を算出する視線検出演算タスクを含
む複数のタスクを切り換え、並列処理を可能とするリア
ルタイムオペレーティングシステムを内蔵するマイクロ
コンピュータを有する視線入力装置において、前記視線
検出センサに対する駆動用の信号を出力する際、前記信
号波形が厳密に時間規定されている部分では、前記視線
検出演算タスクより他のタスクへの切り換えを禁止し、
前記時間規定されていない部分では、前記他のタスクへ
の切り換えを許可する視線入力装置とするものである。
【0016】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項14に記載の発明は、視線検出センサからの信号
に基づいて焦点調節情報を算出する視線検出演算タスク
を含む複数のタスクを切り換え、並列処理を可能とする
リアルタイムオペレーティングシステムを内蔵するマイ
クロコンピュータを有する視線入力装置において、前記
視線検出センサに対して駆動用の基準クロック信号を出
力する際の、該信号の周波数が規定されている期間は、
前記視線検出演算タスクより他のタスクへの切り換えを
禁止し、前記定されていない期間は、前記他のタスクへ
の切り換えを許可する視線入力装置とするものである。
【0017】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項18に記載の発明は、視線検出センサを用いて視
線情報を算出する視線検出演算タスクを含む複数のタス
クを切り換え、並列処理を可能とするリアルタイムオペ
レーティングシステムを内蔵するマイクロコンピュータ
を有するカメラにおいて、前記焦点調節情報検出用セン
サを制御する際、その制御時間が厳密に時間規定されて
いる部分では、前記視線検出演算タスクより他のタスク
への切り換えを禁止し、それ以外の期間は、前記他のタ
スクへの切り換えを許可するカメラとするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の実施の第1の形態に係るカ
メラの主要部分の構成を示すブロック図であり、詳しく
は、カメラを制御する、破線で示すマイクロコンピュー
タ(以下、マイコンとも記す)に内蔵されるリアルタイ
ムOSと各タスクの相関関係の概略を示すものである。
【0020】図1において、1は以下の全ての基本タス
クを管理するリアルタイムOSである。2はスイッチの
監視や異常検知時の処理等々を主に行うメインタスク、
3は焦点検出センサ4を制御して被写体にピントを合わ
せるための情報、つまりデフォーカス量を算出する焦点
検出演算タスクである。5はフィルム駆動部であり、フ
ィルムタスク6によって不図示のフィルムの自動装填や
1駒巻き上げや巻き戻しなどの制御を行う。7は測光セ
ンサであり、測光演算タスク8によって被写体やその周
辺の明るさを測定する。
【0021】9は前記測光演算タスク8で求められた露
出値に基づいて、シャッタ駆動部10を制御するシャッ
タタスクである。11はズーミングタスクであり、不図
示のズームスイッチの操作に応じて、不図示のカメラ鏡
筒を駆動するズーミング駆動部12を制御する。13は
フォーカスタスクであり、焦点検出演算タスク3によっ
て求められたデフォーカス量に基づいて不図示のフォー
カスレンズを駆動するフォーカスレンズ駆動部14を制
御する。
【0022】図2は、図1の焦点検出演算タスク3によ
り制御される焦点検出センサ4の概略構成を示す図であ
る。
【0023】この焦点検出センサ4は、大別して、受光
センサ部21,22、電荷転送部23,24、電荷蓄積
部25,26の三つで構成される。
【0024】受光センサ部21,22は複数の光電変換
素子から構成され、該光電変換素子にて光電変換された
電荷は電荷転送部23,24によって電荷蓄積部25,
26へ転送される。該電荷蓄積部25,26では、所定
間隔で転送されてくる電荷の加算蓄積が行われ、出力端
子27より所定のクロックに同期してマイコンへ出力さ
れる。
【0025】図3は、上記焦点検出センサ4を駆動する
のに必要なクロックの種類と、そのクロックによって、
該焦点検出センサ4の動作タイミングを説明するための
図である。
【0026】焦点検出センサ4では、受光センサ部2
1,22で光電変換された電荷の電荷転送部23,24
への転送や、電荷転送部23,24の電荷の電荷蓄積部
25,26への転送は、基準クロック1に同期して行わ
れる。
【0027】具体的には、基準クロック1の1周期31
の期間に、受光センサ部21,22で受光された光が光
電変換されて電荷となり、次の1周期32の期間内に、
前記受光センサ部21,22から電荷転送部23,24
に転送される。そして、次の1周期33の期間に、前記
電荷転送部23,24にある電荷が電荷蓄積部25,2
6へ転送され、ここで加算蓄積される。このように、焦
点検出センサ4内の受光センサ部21,22、電荷転送
部23,24、電荷蓄積部25,26の各部間を電荷が
転送する際は、この基準クロック1に同期して行われ
る。
【0028】そして、電荷蓄積部25,26で蓄積され
ている電荷がマイコンへ出力される際は、基準クロック
1よりも速い基準クロック2に同期して出力される。
【0029】前記基準クロック1と前記基準クロック2
は、焦点検出センサ4に入力される、不図示のマスター
クロックを分周して作られており、必要に応じてマスタ
ークロックを変化させると、それに比例して変化する。
【0030】このように、電荷蓄積部25,26より電
荷が出力されるタイミングは、基準クロック2、ひいて
は、焦点検出センサ4に入力されるマスタークロックの
周波数によって一義的に決まる。つまり、焦点検出セン
サ4で蓄積した信号を読み出す読み出し時間は、この基
準クロック2の周期によって決まる。
【0031】次に、焦点検出演算タスク3による焦点検
出シーケンスの概略を、図4のフローチャートにより説
明する。
【0032】ステップ#101より焦点検出を開始し、
まずステップ#102において、焦点検出センサ4によ
り外光の輝度を測定して蓄積条件を決定し、次のステッ
プ#103において、像信号の蓄積を行う。続くステッ
プ#104においては、蓄積した像信号を読み出し、次
のステップ#105において、その像信号から焦点検出
情報(デフォーカス量)を求め、ステップ#106にて
焦点検出動作を終了する。
【0033】ここで、上記ステップ#104での像信号
読み出しの時間は、前述したように、図3に示す基準ク
ロック2の周期を変えることで、その読み出し時間を増
減することができる。しかし、その時間を短くできる上
限は、信号読み出し時のA/D変換の時間によって決ま
る。つまり、画素の出力間隔である基準クロック2の周
波数は、焦点検出センサ4から出力される電荷をA/D
変換するのに要する時間よりも短くすると、画素の読み
飛ばしが起き、得られた像信号は信頼性の低いものとな
ってしまう。
【0034】図5は、上記焦点検出センサ4での信号読
み出し時の概略を示すタイミングチャートと、タスク切
り換えを許可/禁止している期間を一緒に表した図であ
る。
【0035】信号読み出しの開始は、基準クロック1に
同期して行われ、基準クロック1に同期する開始タイミ
ングで像信号は基準クロック2に同期して出力される。
【0036】ここで、基準クロック2同期して出力され
る像信号を読み飛ばしてしまうと、その画素のデータは
欠落し、誤検出の原因となるので、不図示のマスターク
ロックの周波数を切り換えて、前記基準クロック2の周
波数が、A/D変換に要する時間よりも低速になるよう
に設定されている。しかし、A/D変換に要する時間の
マージンをとって基準クロック2を低速にし過ぎると、
信号読み出しにも余分な時間がかかり、焦点検出シーケ
ンスとして使い勝手の悪いもの(レリーズタイムラグの
長いもの)となってしまう。
【0037】上記の点に鑑み、読み出し時間をできるだ
け短くするために、読み出し時の基準クロック2を、A
/D変換に要する時間よりも短くすることはできないの
で、ほぼその時間に等しくなるように設定することが従
来では行われていたが、このように設定した際、システ
ムコールの発行(タスク切り換え)を許可していると、
この焦点検出演算タスクよりも優先度の高いタスクに対
してシステムコールの発行(タスク切り換え)がなさ
れ、リアルタイムOSにより、上記焦点検出演算タスク
から該焦点検出演算タスクよりも優先度の高いタスク
(例えば、メインタスク2)への切り換えがなされる場
合がある。
【0038】もし、タスク切り換えが起こると、タスク
切り換えによるディスパッチ時間が発生して、基準クロ
ック2に同期して出力される画素信号の読み飛ばしが発
生してしまい、焦点検出センサ4からの出力信号の欠落
が発生し、精度の高い焦点検出を行うことができない。
【0039】そこで、実施の第1の形態では、図5に示
すように、信号波形が厳密に時間規定されている部分、
換言すれば、基準クロック2の周波数が規定されている
期間、つまり信号読み出し時には、システムコールの発
行を禁止(タスクの切り換えが行われないように)して
いる。よって、タスク切り換えによるディスパッチ時間
が発生して画素信号の読み飛ばしが発生してしまい、焦
点検出センサ4からの出力信号の欠落が発生してしまう
ことを確実に防止することができる。つまり、焦点検出
精度を低下させてしまうことが無くなる。
【0040】なお、ここでは焦点検出センサの駆動用信
号が厳密に時間規定されている構成について説明した
が、不図示の測距センサや不図示の視線検出センサにつ
いても、その駆動用信号が厳密に時間規定されていた場
合には、同様に適用できるものである。
【0041】(実施の第2の形態)図6は本発明の実施
の第2の形態に係る視線検出機能を具備したカメラシス
テムの主要部分の構成を示すブロック図であり、詳しく
は、カメラシステムを制御するリアルタイムOSと各タ
スクの相関関係の概略を示すものである。
【0042】このカメラシステムは、カメラ本体と該カ
メラ本体に接続されるレンズより構成され、カメラ本体
に内蔵されるマイコン41によりカメラの各種制御が行
われ、このマイコン41内にリアルタイムOS1や各種
タスクが実装されている。また、レンズ内にもマイコン
42が内蔵されており、各種タスクが実装されている。
【0043】図6において、リアルタイムOS1やメイ
ンタスク2、そして、フィルム駆動部5からシャッタ駆
動部10までは、上記図1の同様の機能を有する部分で
あるので、その詳細説明は省略する。
【0044】カメラ本体側において、51は視線検出演
算タスクであり、視線検出センサ52からの信号に基づ
いてファインダを覗く撮影者の視線位置を検出する。5
3は焦点検出演算タスクであり、焦点検出センサ54を
制御して被写体にピントを合わせるための情報、つまり
デフォーカス量を算出する。また、この焦点検出演算タ
スク53は、上記デフォーカス量を求める他に、レンズ
に内蔵されたマイコン42内のレンズタスク55と通信
をして、レンズ側での各種制御のための情報をレンズ4
2側へ出力する。
【0045】レンズ側において、55はレンズタスクで
あり、通信によって送られてきた絞り値やレンズ駆動量
といった情報を受け、それぞれの制御情報に応じてタス
クの割り振りを行う。具体的には、通信で送られた情報
がレンズ駆動量であれば、フォーカスタスク58で、フ
ォーカ駆動部を制御する。また、通信によって送られた
情報が絞り値であれば、絞りタスク56を起動して、絞
り駆動部57により不図示の絞りを前記絞り値になるよ
うに制御する。
【0046】次に、視線検出センサ52の制御時の概略
を、図7に示す、タイミングチャートとタスク切り換え
を許可/禁止している期間を一緒に表した図を用いて説
明する。
【0047】視線検出センサ52は、視線検出演算タス
ク51からのシリアル通信と画素制御クロック、そし
て、センサ制御信号によって制御される。
【0048】このシリアル通信と画素制御クロックによ
って、状態切り換え後の視線検出センサ52の各画素の
蓄積開始や終了といった制御が行われる。
【0049】また、視線検出センサ52については、そ
のセンサの仕様(センサを使う際の約束事項)として、
センサ制御信号を、正確に規定された時間間隔のパルス
で視線検出センサ52に送る必要がある。そのパルス波
形は、図7に示すように、±5μsec の精度で、最初に
20μsec のHighの期間があり、その後、10μsecのL
ow 期間の後に、再び、40μsec のHighの期間が必要
となる。
【0050】このセンサ制御信号の時間タイミングが守
れない場合には、視線検出センサ52の動作が保証され
なくなってしまう。
【0051】したがって、このセンサ制御信号を送信し
ている期間に、システムコールの発行を許可している
と、リアルタイムOSによるタスクの切り換えが起こる
場合があり、もしこの期間にタスク切り換えが起こる
と、タスク切り換えによるディスパッチ時間が発生して
しまい、この制御信号の時間間隔が守れなくなってしま
って、視線検出センサ52が誤動作してしまう。
【0052】なお、上記タスクの切り換えが起こる場合
としては、焦点検出演算タスクによる焦点検出センサ4
の制御や、焦点検出演算タスク53とレンズタスク55
との通信によるフォーカスタスク制御、測光演算タスク
による測光センサ7の制御などがある。更には、視線検
出中でも、焦点検出結果に応じてピント調整をしたり、
レンズタスク55からの通信が不定期にやって来るの
で、それを受けたりする必要があり、そのためにタスク
切り換えが起こる場合がある。
【0053】そこで、この実施の第2の形態では、視線
検出センサ52を使う際の約束事項(その動作を保証す
る為の)として予め決められている部分、つまり上記の
ように制御信号であるパルスの時間間隔に時間的規定が
ある期間は、図7に示すように、そのパルス信号を送信
している間に関しては、システムコールの発行を禁止
(タスクが切り換わることを禁止)して不用意に制御信
号の時間間隔が変化することを防ぎ、ファインダ内を覗
く撮影者の視線の検出精度が低下してしまうことの無い
ようにしている。
【0054】なお、ここでは視線検出センサの制御信号
が厳密に時間規定されている構成について説明したが、
焦点検出センサや測光センサについても、その制御信号
が厳密に時間規定されていた場合には、同様に適用でき
るものである。
【0055】(変形例)上述の実施の各形態では、銀塩
フィルムを使用するカメラを例にしているが、これに限
定されるものではなく、例えば、デジタルカメラやビデ
オカメラ等のカメラに適用してもよく、その他の電子機
器に対しても同様に適用できるものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、現在行われている動作に時間上の制約が
あり、その時間の制約がタスク切り換えに要する時間よ
りも短い場合には、前記タスクの切り換えを禁止し、誤
動作してしまうことを防止することができる電子機器を
提供できるものである。
【0057】また、請求項2、4、8、14又は18に
記載の発明によれば、現在行われている焦点調節情報検
出動作に時間上の制約があり、その時間の制約がタスク
切り換えに要する時間よりも短い場合には、前記タスク
の切り換えを禁止し、焦点調節情報検出動作が誤動作し
てしまうことを防止することができるカメラを提供でき
るものである。
【0058】また、請求項12に記載の発明によれば、
現在行われている視線検出動作に時間上の制約があり、
その時間の制約がタスク切り換えに要する時間よりも短
い場合には、前記タスクの切り換えを禁止し、視線検出
動作が誤動作してしまうことを防止することができる視
線入力装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの主要
部分の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の焦点検出センサの構成の概略図である。
【図3】図1の焦点検出センサの駆動タイミングを示す
図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態における焦点検出時
の動作を示すフローチャートである。
【図5】図1の焦点検出センサの駆動タイミングチャー
トとタスク切り換え禁止期間を説明する為の図である。
【図6】本発明の実施の第2の形態に係るカメラシステ
ムの主要部分の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の視線検出センサの駆動タイミングチャー
トとタスク切り換え禁止期間を説明する為の図である。
【符号の説明】
1 リアルタイムOS 2 メインタスク 3 焦点検出演算タスク 4 焦点検出センサ 7 測光センサ 8 測光演算タスク 41 カメラ本体内のマイコン 42 レンズ内のマイコン 51 視線検出演算タスク 52 視線検出タスク 53 焦点検出演算タスク 54 焦点検出タスク 55 レンズタスク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタスクを切り換え、並列処理を可
    能とするリアルタイムオペレーティングシステムを内蔵
    するマイクロコンピュータを有する電子機器において、
    前記リアルタイムオペレーティングシステムによる前記
    タスク切り換えに要する時間よりも短い時間間隔の処理
    が実行されている場合は、前記タスクの切り換えを禁止
    することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 焦点調節情報検出用センサからの信号に
    基づいて焦点調節情報を算出する焦点調節情報演算タス
    クを含む複数のタスクを切り換え、並列処理を可能とす
    るリアルタイムオペレーティングシステムを内蔵するマ
    イクロコンピュータを有するカメラにおいて、前記焦点
    調節情報検出用センサに対する駆動用の信号を出力する
    際、前記信号波形が厳密に時間規定されている部分で
    は、前記焦点調節情報演算タスクより他のタスクへの切
    り換えを禁止し、前記時間規定されていない部分では、
    前記他のタスクへの切り換えを許可することを特徴とす
    るカメラ。
  3. 【請求項3】 前記信号波形が厳密に時間規定されてい
    る部分とは、前記焦点調節情報検出用センサより信号の
    読み出しが行われている期間であることを特徴とする請
    求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 焦点調節情報検出用センサからの信号に
    基づいて焦点調節情報を算出する焦点調節情報演算タス
    クを含む複数のタスクを切り換え、並列処理を可能とす
    るリアルタイムオペレーティングシステムを内蔵するマ
    イクロコンピュータを有するカメラにおいて、前記焦点
    調節情報検出用センサに対して駆動用の基準クロック信
    号を出力する際の、該信号の周波数が規定されている期
    間は、前記焦点調節情報演算タスクより他のタスクへの
    切り換えを禁止し、前記規定されていない期間は、前記
    他のタスクへの切り換えを許可することを特徴とするカ
    メラ。
  5. 【請求項5】 前記信号の周波数が規定されている期間
    とは、前記焦点調節情報検出用センサより信号を読み出
    す期間であることを特徴とする請求項4に記載のカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 前記規定されている周波数は、前記リア
    ルタイムオペレーティングシステムによる前記タスク切
    り換えに要する時間よりも短いことを特徴とする請求項
    4又は5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記規定されている周波数は、前記焦点
    調節情報検出用センサより信号を読み出す際の、A/D
    変換速度とレリーズタイムラグを考慮した読み出し時間
    とに基づいて定められていることを特徴とする請求項4
    〜6の何れかに記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 焦点調節情報検出用センサを用いて焦点
    調節情報を算出する焦点調節情報演算タスクを含む複数
    のタスクを切り換え、並列処理を可能とするリアルタイ
    ムオペレーティングシステムを内蔵するマイクロコンピ
    ュータを有するカメラにおいて、前記焦点調節情報検出
    用センサを制御する際、その制御時間が厳密に時間規定
    されている部分では、前記焦点調節情報演算タスクより
    他のタスクへの切り換えを禁止し、それ以外の期間は、
    前記他のタスクへの切り換えを許可することを特徴とす
    るカメラ。
  9. 【請求項9】 前記時間規定されている部分は、前記焦
    点調節情報検出用センサの動作を保証する為に予め時間
    規定されている部分であることを特徴とする請求項8に
    記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記焦点調節情報検出用センサとは、
    被写体までの距離を測定する測距センサであることを特
    徴とする請求項1〜9の何れかに記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 前記焦点調節情報検出用センサとは、
    撮影レンズのデフォーカス量を検出するのに使用する焦
    点検出センサであることを特徴とする請求項1〜9の何
    れかに記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 視線検出センサからの信号に基づいて
    視線情報を算出する視線検出演算タスクを含む複数のタ
    スクを切り換え、並列処理を可能とするリアルタイムオ
    ペレーティングシステムを内蔵するマイクロコンピュー
    タを有する視線入力装置において、前記視線検出センサ
    に対する駆動用の信号を出力する際、前記信号波形が厳
    密に時間規定されている部分では、前記視線検出演算タ
    スクより他のタスクへの切り換えを禁止し、前記時間規
    定されていない部分では、前記他のタスクへの切り換え
    を許可することを特徴とする視線入力装置。
  13. 【請求項13】 前記信号波形が厳密に時間規定されて
    いる部分とは、前記視線検出センサより信号を読み出す
    期間であることを特徴とする請求項12に記載の視線入
    力装置。
  14. 【請求項14】 視線検出センサからの信号に基づいて
    焦点調節情報を算出する視線検出演算タスクを含む複数
    のタスクを切り換え、並列処理を可能とするリアルタイ
    ムオペレーティングシステムを内蔵するマイクロコンピ
    ュータを有する視線入力装置において、前記視線検出セ
    ンサに対して駆動用の基準クロック信号を出力する際
    の、該信号の周波数が規定されている期間は、前記視線
    検出演算タスクより他のタスクへの切り換えを禁止し、
    前記定されていない期間は、前記他のタスクへの切り換
    えを許可することを特徴とする視線入力装置。
  15. 【請求項15】 前記信号の周波数が規定されている期
    間とは、前記視線検出センサより信号を読み出す期間で
    あることを特徴とする請求項14に記載の視線入力装
    置。
  16. 【請求項16】 前記規定されている周波数は、前記リ
    アルタイムオペレーティングシステムによる前記タスク
    切り換えに要する時間よりも短いことを特徴とする請求
    項14又は15に記載の視線入力装置。
  17. 【請求項17】 前記規定されている周波数は、前記焦
    点調節情報検出用センサより信号を読み出す際の、A/
    D変換速度と読み出し時間とに基づいて定められている
    ことを特徴とする請求項14〜16の何れかに記載のカ
    メラ。
  18. 【請求項18】 視線検出センサを用いて視線情報を算
    出する視線検出演算タスクを含む複数のタスクを切り換
    え、並列処理を可能とするリアルタイムオペレーティン
    グシステムを内蔵するマイクロコンピュータを有するカ
    メラにおいて、前記焦点調節情報検出用センサを制御す
    る際、その制御時間が厳密に時間規定されている部分で
    は、前記視線検出演算タスクより他のタスクへの切り換
    えを禁止し、それ以外の期間は、前記他のタスクへの切
    り換えを許可することを特徴とするカメラ。
  19. 【請求項19】 前記時間規定されている部分は、前記
    視線検出用センサの動作を保証する為に予め時間規定さ
    れている部分であることを特徴とする請求項18に記載
    のカメラ。
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